『 いちご100% Second Story 』 ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:18:45 [No.107] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:25:26 [No.108] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/06/29(Thu) 22:34:24 [No.111] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/07/05(Wed) 21:37:00 [No.121] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/07/24(Mon) 23:04:26 [No.123] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/09/04(Mon) 22:00:27 [No.169] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/10/12(Thu) 21:50:33 [No.197] |
プロローグ 高校を卒業して4年後、再び真中淳平と西野つかさは付き合い始める。 二人はお互いの夢を追いかけ始めたばかり、すれ違う心と心が二人をSecond Storyへと導く。 『 夢に向けての第一歩 』 俺、真中淳平、映画監督になりたいという理由から、兼ねてから誘われていた角倉事務所に勤める事になった、しばらくはアルバイトだけど… 。 事務所までは自宅から車で二十分と、それほど遠くはないが、まだ車の免許を持っていない、バスや電車の通勤も可能だが、俺はあえて歩いて行く事に決めた。 なぜかって?ただ単純にお金が無いだけ。 歩き初めて数十分、ようやく事務所の前へ辿り着いた。 「やっぱり、歩きはキツイかも、次はバスで来よう」 階段を上がったその先が事務所の入り口だ。 事務所の扉に立ち大きく一回深呼吸。 「失礼します」 扉を開け中に入った。 辺りを見渡していると、一人の女性が俺に話しかけてきた。 「あら、見かけない顔ね、新人さん?」 「はい、真中淳平と言います」 「今日からこちらでお世話になります」 突然話しかかけられせいか口調が少し上向きに。 「ああ、話は聞いているわ、とりあえずそこ座っていて」 女性は何かを思い出したかのように話した。 俺は、不意をつかれたような顔をして席に座った。 しばらくすると、奥の扉からこちらに向かってくる人がいるのが見えた。 あの人は…角倉周ここの社長であり若手有名監督。 この人と会うのは、以前一人で作った作品を、ボロカス言われた以来会っていない。 ちょっと苦手かも。 「よう、久しぶり、元気にしていたか」 「早速だけどそこの荷物、裏に止めてある車に載せといてくれ」 指差した先には映画に使われる機材が山のように積まれていた。 「え、俺は引越し屋か?」 わざと聞こえるように声にした。 「何か言ったか」 「い、いえ何でもありません」 「それじゃよろしく頼むよ」 やっぱ苦手かも…。 荷物を運び終わる頃、ふと机の上に置いてある雑誌に目がいった、そこには東城綾の名前が。 『美人作家東城綾』と題した記事が書かれていた。 東城か… 元気にしているかな〜、俺も頑張らなくちゃ。 「待っていろよ!東城、必ずお前が書いたシナリオで映画を作ってみせるからな!」 「よ〜し、早くこの荷物運んじゃおう」 俺は、東城に元気を分けてもらったような気がした。 …ようやく荷物を積み終えた。 「監督、荷物積み終わりました」 「ご苦労さん」 「これから撮影現場に行くから早く車に乗れ」 俺は後部座席に、体を丸めるように座った。 撮影現場か、なんか楽しみだな。 角倉事務所を後にした。 [No.107] 2006/06/20(Tue) 22:18:45 |