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all 『 いちご100% Second Story 』 ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:18:45 [No.107]
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:25:26 [No.108]
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Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/10/12(Thu) 21:50:33 [No.197]


『 いちご100% Second Story 』 プロローグ - シード

プロローグ

高校を卒業して4年後、再び真中淳平と西野つかさは付き合い始める。
二人はお互いの夢を追いかけ始めたばかり、すれ違う心と心が二人をSecond Storyへと導く。

『 夢に向けての第一歩 』

俺、真中淳平、映画監督になりたいという理由から、兼ねてから誘われていた角倉事務所に勤める事になった、しばらくはアルバイトだけど… 。
事務所までは自宅から車で二十分と、それほど遠くはないが、まだ車の免許を持っていない、バスや電車の通勤も可能だが、俺はあえて歩いて行く事に決めた。
なぜかって?ただ単純にお金が無いだけ。

歩き初めて数十分、ようやく事務所の前へ辿り着いた。
「やっぱり、歩きはキツイかも、次はバスで来よう」
階段を上がったその先が事務所の入り口だ。
事務所の扉に立ち大きく一回深呼吸。
「失礼します」
扉を開け中に入った。
辺りを見渡していると、一人の女性が俺に話しかけてきた。
「あら、見かけない顔ね、新人さん?」
「はい、真中淳平と言います」
「今日からこちらでお世話になります」
突然話しかかけられせいか口調が少し上向きに。
「ああ、話は聞いているわ、とりあえずそこ座っていて」
女性は何かを思い出したかのように話した。
俺は、不意をつかれたような顔をして席に座った。

しばらくすると、奥の扉からこちらに向かってくる人がいるのが見えた。
あの人は…角倉周ここの社長であり若手有名監督。
この人と会うのは、以前一人で作った作品を、ボロカス言われた以来会っていない。
ちょっと苦手かも。

「よう、久しぶり、元気にしていたか」
「早速だけどそこの荷物、裏に止めてある車に載せといてくれ」
指差した先には映画に使われる機材が山のように積まれていた。
「え、俺は引越し屋か?」
わざと聞こえるように声にした。
「何か言ったか」
「い、いえ何でもありません」
「それじゃよろしく頼むよ」
やっぱ苦手かも…。

荷物を運び終わる頃、ふと机の上に置いてある雑誌に目がいった、そこには東城綾の名前が。
『美人作家東城綾』と題した記事が書かれていた。
東城か… 元気にしているかな〜、俺も頑張らなくちゃ。
「待っていろよ!東城、必ずお前が書いたシナリオで映画を作ってみせるからな!」
「よ〜し、早くこの荷物運んじゃおう」
俺は、東城に元気を分けてもらったような気がした。

…ようやく荷物を積み終えた。
「監督、荷物積み終わりました」
「ご苦労さん」
「これから撮影現場に行くから早く車に乗れ」
俺は後部座席に、体を丸めるように座った。
撮影現場か、なんか楽しみだな。
角倉事務所を後にした。


[No.107] 2006/06/20(Tue) 22:18:45

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