『 いちご100% Second Story 』 ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:18:45 [No.107] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:25:26 [No.108] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/06/29(Thu) 22:34:24 [No.111] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/07/05(Wed) 21:37:00 [No.121] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/07/24(Mon) 23:04:26 [No.123] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/09/04(Mon) 22:00:27 [No.169] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/10/12(Thu) 21:50:33 [No.197] |
『 思い出の場所で 』 撮影現場に到着、車を降りるとそこは、どこかで見覚えのある風景が。 「ん、高校?」 「泉坂高校だ!」 「なつかしーなー」 ここに来るのは思い出せないくらい前の事だった。 物思いに耽っていると、背中のほうから俺を呼ぶ声がした。 「真中君…」 後ろを振り向くと、そこには東城がいた。 「東城!!? 」 「な、何でここに」 びっくりした顔で東城を見つめた。 「真中君こそ、なんでここに」 東城に訳を話した。 「へー、真中君も頑張ってるんだ」 「ところで、東城は何でここにいるの?」 「わたしは監督に呼ばれて、撮影現場を見てほしいと頼まれたの」 「撮影現場って? 東城、まさかこの映画のシナリオってお前が書いたのか?」 「うん、そうだよ」 「相変わらず、すごいな、東城は」 俺は、改めて東城の才能を実感した。 「ねえ、真中君、久しぶりにあそこの場所、行ってみない」 東城の言う、あそこの場所が俺には、すぐに分かった。 「ああ、行ってみるか」 そう、俺たち、二人の思い出の場所、そして始めて出会ったその場所。 立ち入り禁止のチェーンを越え重い扉を開けた。 その瞬間、始めて東城と出会った日の事が、走馬灯のように駆け巡った。 「東城、覚えているか、俺との約束を」 東城は軽くうなずいた。 「もう少し待っていてくれ、何年かかるか分からないけど、俺とお前の映画作ろうな」 東城に向かって話しかけた。 「うん、わたし楽しみにしてる」 俺は、夢中になって東城と映画の話をした。 こうして東城と話をしていると、とても楽しい、なぜなんだろう? 忘れかけていた思いが込み上げて来た。 その瞬間、突然、東城と話が出来なくなった。 西野… 「そろそろ戻ろうか」 俺たちは、思い出の場所を後にした。 撮影も終わり、帰り支度をしていると、東城から一枚のメモを渡された。 「真中君、それじゃーまた」 そう言って東城は去っていった。 メモを開くと、そこには、東城の携帯番号とメールアドレスが書いてあった。 これって、どういうことなのだろう… まさか、東城は今でも俺のこと… 俺は、西野と… 西野に会いたい… 突然そんな気持ちがわいてきた。 俺はただ、東城の事を、無理やり忘れたいだけなのかもしれない。 [No.108] 2006/06/20(Tue) 22:25:26 |