「はぁ〜、今年もまた一人で過ごすのか・・・」 つかさはかなり落ち込んでいた 最近仕事がうまくいっていないのだ・・・ そして、最愛の人にも会えていない だから、最近はすぐに落ち込んでしまう・・・ 現在 9月15日 11時15分 (一昨年は淳平君と過ごせたんだよね・・・ 去年は電話をもらった・・・ でも、やっぱり誕生日くらい一緒にいたいな・・・) そう思いながらつかさは自分のアパートへ帰っていった 淳平とつかさが離れてから2年目になる 二人は恋人同士であった・・・しかし、自分たちの夢を追うために二人は別れた そして、お互いの夢が叶うまで連絡は取らないと約束した・・・ でも、記念日は連絡すると約束した・・・ それでも、やっぱり寂しくなり淳平が愛しくなる 一年に一回限りの誕生日なのだから・・・ (淳平君、今年も電話してくれるのかな?) ふと時計を見る 時計は23時59分を指している・・・ そして、1分後・・・ トゥルルル・・・ 電話が鳴る (淳平君かな?) そう思いつかさは自然と笑顔になる 「もしもし?」 「あっ、つかさ? 誕生日おめでと〜♪」 「なんだ・・・トモコか・・・」 「悪かったわね、あんたの彼氏からじゃなくて!」 「な、なにいってんだ!」 「そんなにあわてなくてよいよい♪ じゃあ、彼からの電話待ってるみたいだから電話切るね〜 最後に、誕生日おめでと〜」 「ありがと、トモコ!」 そういって、電話を切った (もうすぐ淳平君から電話かかってくるよね 楽しみだな〜) つかさは待った しかし、電話がかかってくる様子はない (淳平君、もしかしてあたしの誕生日忘れちゃったのかな・・・) そう思うと涙がこぼれてきた・・・ (今日は帰ったらすぐ寝よ・・・) そう思いつかさは自分のアパートに入っていき、部屋に向かった しかし、そこにはつかさが待ち望んだ人が座っていた 「じゅ・・・淳平君?」 「・・・うん」 「な、なんでここにいるの?」 「それはつかさに会いたかったから・・・」 「だって、ここフランスだよ?」 「どんなに離れててもつかさに会うためならどこまでも行くよ! それに・・・なんかつかさが心配になったから・・・」 「えっ・・・」 「つかさは強がりだからな・・・ 俺が時々来てあげないと壊れちゃうだろ?」 (やっぱり・・・やっぱり、あたしの心は淳平君に読まれてるんだ・・・ なんでこんなに優しいんだろ? あたしは、こういう淳平君に惚れちゃったんだよね・・・) 「ありがと・・・」 つかさはそういうと淳平の胸に頭を預けた つかさは泣いていたのだ・・・ 堪えていたものが堪えきれなくなったかのように・・・ 「オレはずっとつかさの味方だから・・・ だから、今日ぐらいもっと甘えろよ?」 「うん・・・」 淳平はつかさが落ち着くまでずっと優しく抱きしめていた・・・ そして、つかさが落ち着くと二人はつかさの部屋へ入っていった そこで、何が起きたのかは二人だけの秘密・・・ ただひとつ言えることは、次の日からつかさは悩みがなくなったのかとても清々しい笑顔をしていた (ありがとう・・・淳平君・・・ あたし、がんばるからね・・・絶対一流のパティシエになって日本に帰るからね 待っててね・・・淳平君・・・ そして、世界中で誰よりもキミを愛してる・・・) [No.1156] 2008/09/16(Tue) 00:00:50 |