見えない明日・見える未来 第二部〜プロローグ〜 - シン - 2006/07/02(Sun) 01:42:59 [No.119] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第1話〜 - シン - 2006/08/02(Wed) 06:04:32 [No.134] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第2話〜 - シン - 2006/08/03(Thu) 05:08:06 [No.136] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第3話〜 - シン - 2006/08/05(Sat) 05:25:02 [No.140] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第4話〜 - シン - 2006/08/08(Tue) 04:37:04 [No.142] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第5話〜 - シン - 2006/08/09(Wed) 11:09:30 [No.145] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第6話〜 - シン - 2006/08/10(Thu) 05:05:38 [No.146] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第7話〜 - シン - 2006/08/13(Sun) 05:31:45 [No.149] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第8話〜 - シン - 2006/08/15(Tue) 04:59:52 [No.150] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第9話〜 - シン - 2006/08/18(Fri) 04:54:16 [No.151] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第10話〜 - シン - 2006/08/21(Mon) 04:19:06 [No.154] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第11話〜 - シン - 2006/08/24(Thu) 03:44:28 [No.159] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第12話〜 - シン - 2006/08/31(Thu) 03:05:16 [No.164] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第13話〜 - シン - 2006/09/07(Thu) 04:37:40 [No.172] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第14話〜 - シン - 2006/09/10(Sun) 04:24:07 [No.174] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第15話〜 - シン - 2006/09/11(Mon) 04:45:40 [No.175] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第16話〜 - シン - 2006/09/13(Wed) 03:47:38 [No.178] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第17話〜 - シン - 2006/09/17(Sun) 05:03:43 [No.183] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第18話〜 - シン - 2006/09/26(Tue) 04:55:02 [No.190] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第19話〜 - シン - 2006/10/22(Sun) 04:36:16 [No.210] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第20話〜 - シン - 2006/12/31(Sun) 06:03:08 [No.258] |
見えない明日・見える未来 第二部〜第21話(中断中)〜 - シン - 2007/01/13(Sat) 04:43:15 [No.272] |
見えない明日・見える未来 保守を兼ねたお知らせ - シン - 2007/06/11(Mon) 05:25:50 [No.329] |
第1話「孤独の少年」 泉坂高校入学式の日…… 泉坂高校に向かって中岡一樹は歩いていた。 彼の外見は特に変わった所は無いがただ一つ他の人とは違うところがあった。 それは目である。 一樹の目は澄んだ青い目をしており、その色はどこか『孤独』を感じさせていた。 だが、それは事実だった。 一樹の父親は北海道日本ハムファイターズの4番打者として活躍している中岡一也だ。 しかし、一樹がまだ幼い頃多忙なスケジュールによる妻との不和が原因で離婚し3人いた子供の内一樹だけが残されていた。 小学校からはそれが原因でいじめの対象となり一樹は完全に心を閉ざしていた。 (正確には物事に冷めている) そうこうしているうちに泉坂高校の校門前に来ていた。 「………ここか………」 一樹は校門をくぐろうとしたが、何かを感じて上体をかがめた。 するとその直後に一樹の首があった所を腕が通り過ぎていった。 一樹は確認するまでも無かった。 なぜならこんな事をするのは一人しかいないからだ。 「………南原…………高校になってもまだそれをやるのか………」 「あちゃ〜今度こそ当たると思ったのにな〜」 そう言うのは一樹の家の隣に住む幼馴染の少女…南原美香だった。 美香は一樹が唯一心を許す人と言っていいだろう。 美香は不憫な一樹のためにいつも手を貸していた。 一樹自身家事などはできるのだがそれも限界がある。 そんな時は美香の家族を総動員して一樹の手伝いをしているのだ。 中学の時、一樹と美香が付き合っているという冗談には聞こえない噂がよく流れていたがその事実は無い。 少なくとも一樹の方にその気は無かったようだ。 ちなみに、最初のラリアットは美香が朝によく仕掛けてくる不意打ちの攻撃だが一樹には全く当たらないようだ。 ちなみに、一樹曰くあのラリアットは「よくあるベタな手だ………」 との事。 「で、お前が俺より遅い事なんて滅多に無いのにどうしたんだ?」 「いや〜ほら、緊張してちょっと寝坊しちゃってね〜」 「ふーん……あっそ」 「何よ!その反応は!」 「どうだっていいだろ。さっさと行くぞ」 「あっ、一樹!待ってよー!」 しかし、その頃校門がざわついていた………… 「お、おい!あの子……めちゃかわいいじゃねーかよ!」 「マジかよ……現実にあんな子がいるんだ……」 「な、何としても俺の彼女にしてやるーっ!」 そんな騒ぎには目も暮れずに2人は校門をくぐっていった。 入学式が終わり、一樹は同じクラスになった美香と共にクラスへと向かっていた…… 「8組か………校舎の端じゃねーか………」 「そんなこといってもどうしようにもないけどね………」 「おーっす!お2人さん仲よさそうだねぇ」 一人の少年が声をかけてきた。 「ちょ、仲よさそうって………」 「……やれやれ、俺と南原はそんな関係じゃねーよ」 「まあいいじゃん。それより俺の名前は平野浩太、仲良くしていこうぜ!」 「へ〜浩太ね……OK!あたしは南原美香よろしく!」 「あ〜はいはい……俺は…………ってーーー!」 ノリの悪い一樹の尻を美香がつねっていた。 「くそっ………まあいいか、俺は中岡一樹だ」 「美香ちゃんに一樹か……こっちこそよろしくたのむぜ!」 そして、3人そろって教室に入っていった……… 「まだ時間あるし何か話そうぜ!」 浩太が話を切り出した。 「へいへ〜い………」 「そうね、あたしも退屈だし………」 「あ、そうだ!この8組はあの東城綾と北大路さつき、そして天地優也が1年の時にいたクラスだって2人は知ってるか?」 「え!?そうだったの!?」 単純に驚く美香 「あ〜東城綾に北大路さつき、んでもって天地優也ね………」 一樹は記憶からその名をひきずり出していた…… 東城綾は2年前から話題の小説家である。 ずば抜けた文才とそのルックスから『天才美少女作家』として知名度が高い。 だが、さらに驚きなのが綾は不治の病と言われていた『NFP』の 元患者であったという事である。 綾が2年前ある文学賞を獲り話題になると同時に黒笹広男という医師が『NFP』の治療法についての論文を学会に提出し、同時に綾が『NFP』の患者であった事が公表された。 これにより各界は2度ビックリ。 結果、綾の知名度はさらに増すこととなった。 北大路さつきは綾が文学賞を獲った数ヵ月後から話題となった人気グラビアアイドルである。 ルックスも抜群だがやはり何といってもそのグラマラスなボディで世の中の男共を魅了している。 さつきは現在日本を代表するグラビアアイドルであるといえる。 で、天地優也はさつきと同時期にでてきたアイドルである。 その甘いマスクはそこらのアイドルとは一味違い、女性からの人気は凄まじいものがある。(もはや宗教的なものも感じられる) だが、さらに彼の人気に拍車をかけているのがさつきとの交際である。 普通ならマイナス要素だが、さつきとの凸凹コンビならぬ凸凹カップルぶりがバラエティ的にウケるため更なる人気の上昇につながっている。 現在では「優也とさつきをセットでテレビ出演させれば視聴率20%はほぼ確実」という伝説ができているぐらいである。 (もっとも、これは事実である) 浩太は話に取り上げなかったが、もう2人8組にいた有名人が存在している。 それがさつきと天地の所属事務所の社長である外村ヒロシと綾の恋人として話題の真中淳平である。 外村は大学に入って間もない頃に芸能プロダクションを設立し、 さつきと天地を看板として前面に持ち出して勢力を拡大している。 淳平は綾が文学賞を獲ると同時に話題となった。 だが、淳平と綾については本当の事を知っている者は皆無である… そう、高校3年生のクリスマスの事を知っている者は……… しばらくした後、全員が教室に入ってきた……… [No.134] 2006/08/02(Wed) 06:04:32 |