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No.144へ返信

all 熟れたトマト第一話・サボテン - ニア - 2006/06/03(Sat) 23:12:27 [No.84]
熟れたトマト第二話・別れというサウダージ - ニア - 2006/08/04(Fri) 22:10:37 [No.137]
熟れたトマト第三話・キミとの思い出らいおんハート - ニア - 2006/08/08(Tue) 23:03:33 [No.144]


熟れたトマト第三話・キミとの思い出らいおんハート (No.137 への返信) - ニア

俺は非常にまずい格好をしているように思えた。泉坂の制服に、黒い翼。

俺はなぜ復活したんだろう?

ワカラナイ。自問自答しても答えは出てこない。ただ、俺のこの姿は東城がかつて書いていた小説とよく似ていた。

「その男の子はね、女の子を守るためだけに生き返るの。声、姿を認知できるのは守りたいと思う人にだけ。彼はね、学ランを着て、黒い翼が生えているの。」
「へぇ。」

そのときは軽く受け流したが、俺はその話が現実になったことが少し怖かった。

「淳平くん?」
「・・・西野?」

俺と西野のときが一瞬で止まった瞬間だった。もし仮に俺が西野を守りたいという願望がこの姿形にしたのであれば、俺は西野を守る。ということになる。

葬儀が終わった後、おれはそのことを一部始終西野に話した。

「じゃあ、淳平くんは私を守るために生き返ったようなものなの?」
「まあ、そういうことになるかな。」
「・・・」
「・・・ごめん。そんなこと言ったって信じないよな。」
「クスッ」
「どうしたの?」
「何か、『キミを守るため』ってところSMAPのらいおんハートに似てない?淳平くんからはじめて貰ったCD。」
「そういえば、そうだったね。」

キミを守るためそのために生まれてきたんだ・・・
この僕に愛を教えてくれたぬくもり・・・

「これからは呆れるほど、側にいるのか。淳平くん。」
「・・・たぶんね。」

二人で、帰りは電車に乗った。

「ふあ〜。何か眠くなっちゃった。」

西野は座席に着くと、すやすやと眠りに落ちていった。そして、震えるのは俺の胸のLion heart。俺は、いつまでも西野を守ろう。寝顔を見ながらそう誓った。


[No.144] 2006/08/08(Tue) 23:03:33

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