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No.18へ返信

all 【おいしい苺】 第一話 - 麻奈実 - 2005/08/11(Thu) 10:00:19 [No.14]
【おいしい苺】 第二話 - 麻奈実 - 2005/08/12(Fri) 12:21:45 [No.16]
【おいしい苺】 第三話 - 麻奈実 - 2005/08/16(Tue) 18:43:41 [No.18]
Re: 【おいしい苺】 第四話 - 麻奈実 - 2005/08/21(Sun) 13:11:54 [No.24]
Re: 【おいしい苺】 第三話 - わたり - 2005/08/18(Thu) 13:15:13 [No.19]


【おいしい苺】 第三話 (No.16 への返信) - 麻奈実



ピッ…


「今、外村に連絡とったから」


「で…どうすればいいの?俺たち…」


「数分歩けば『光ノ海公園』っていう看板があるんだって」


「ふ〜ん…ってどこにだよ、それ」



【おいしい苺】

 第3話



草が青々と茂り、蝶々がヒラリ ヒラリと舞っていた。
本当に"自然"という名が似合う場所だった。




「えっとね。」


西野が地図を広げる。


「ここから少し歩けば川があると思うの」


地図を指で指し、そして行くべき道をたどりだす。


「その川通りに歩けばつくと思うよ」


西野は真中の方を見て、少し微笑んだ。



「そっか、じゃあブラブラと行くか」


と言いながら真中は自分のリュックから、
ビデオカメラを取り出した。


ジー…



周りの景色を撮り、
カメラを西野とさつきに向けた。


「ほら、笑って!」


真中が言う。




そしたら、さつきがニコッと笑い
セクシーなポーズを決める。



「どう?自然とセクシー美女!」


キャッキャッとはしゃぎながら、
次々にポーズを変えている。


やがてカメラは西野に視点が変わった。



「西野」


真中が呼ぶ。


「……」



西野はゆっくりこちらを見て、
ニコッと軽く笑った。



その笑顔は疲れた愛想笑いって感じだった。


― 西野に…悪い事したな、…さつきにも。 ―



なんとなく、撮るのは悪いような気がして、
カメラをバックにしまった。



「真中、川!」


さつきが突然声をあげ、
それに指をさした。


「本当だ」



思っていたのより、ずいぶんと小さな川があった。
周りに草がボーボーと生えていて、
川もそこまで綺麗ではなく、逆に汚さを感じた。



「この川でいいの?西野さん」


さつきが問う。


「うん、前行った事あるんだ。私」


西野はすでにその川にそって歩きはじめた。
それに慌ててついていく2人。




西野を信じて歩く事 数分。




前方に『光ノ海公園』の看板を発見した。
そこには、ヒロシ、小宮山、綾やらと映研メンバーがそろっていた。





「遅い!」



ヒロシが真中に喝を入れる。



「本当に遅い!」



そこに美鈴がにょっと入ってきた。



「だいたい言いだしたのは 真中先輩じゃないですか!」


「事前にこうなる事を予測できなかったんですか?!」


「だいたい 真中先輩はー…」


美鈴もずいぶんとイライラしてるみたいで、
痛い所をつきまくってきた。


グサグサと刺される真中。



「まぁまぁ。美鈴ちゃん」


「真中くんも、わざと寝坊したわけじゃないんだし…」


「いろいろと疲れてたのよ…ね」


綾が優しく微笑み そう言った。



「…先輩は…真中先輩に甘いんですよ…」


美鈴は綾の意見に納得がいかないようで、
誰にも聞かれないぐらいにつぶやいた。


「まぁ〜まぁ!そんな事よりはやく遊ぼうよっ」



さつきが退屈したのか、
グイグイと皆の背中を公園の方へと押した。


「ちょ、ちょっとさつき…」


「いいから」


さつきに押されるままに公園へと入っていく。
公園の奥へ行けば行くほど 景色が広がって綺麗だった。



Next...


[No.18] 2005/08/16(Tue) 18:43:41

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