『 いちご100% Second Story 』 ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:18:45 [No.107] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/06/20(Tue) 22:25:26 [No.108] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/06/29(Thu) 22:34:24 [No.111] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/07/05(Wed) 21:37:00 [No.121] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/07/24(Mon) 23:04:26 [No.123] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/09/04(Mon) 22:00:27 [No.169] |
Re: 『 いちご100% Second Story ... - シード - 2006/10/12(Thu) 21:50:33 [No.197] |
『 変わらない自分 』 終電近くになり俺たちは店を出て駅に向かった。 「真中君、今日は誘ってくれてありがとう、楽しかった」 「い、いや、そんなに喜んでくれると……、 俺も東城誘って良か ったと思うよ」 「じゃあ、また誘ってくれる」 「あ、ああ、もちろん」 にしても東城ってこんなに積極的だったっけ?なんか昔の東城想像 していたから意外だなぁ。 そうだよな、あれから四年も経つんだから当たり前か。 歩きながら独り言をブツクサ言っていると、背中の方からどこかで 聞いたことのある声がした。 「淳平君――」 足を止め振り向くと、こっちに向かってくる女性が見えた。 「ん、に、西野!!どうして」 ま、まずい、西野に東城と一緒にいるとこ見られたら… が、時すでに遅く目の前まで来ていた。 「………東城さん」 「に、西野!違うんだこれは」 「淳平君、なんで東城さんと………」 突然の出来事で、言い訳も思いつかず黙り込んでしまった。 「…………」 西野は何も言わず振り返り、駅とは逆方向へ走り出した。 「西野――」 さっきまでの楽しい時間が、まるで無かったかのように頭の中が真 っ白になった。 「東城、ごめん、また連絡するから」 そう言い残し、すぐに西野の後を追った。 東城の顔色を伺う余裕などまるでない。 どこいったんだ!「西野!西野!西野!」 思い当たる場所をすべて探したが西野は見つからない。 俺はいったい何をしてるんだ! もう二度と西野の悲しい顔、見たくなかったのに、俺は……俺 は…… 結局、俺は昔とかわらないじゃないか! これほどまでに歯痒い自分に腹が立ち、遣る瀬無い想いが込み上げ た。 「………もうだめなのかなぁ」 ぽつりと声にした。 その夜、何処かへ行くのでもなくふらふらと町を歩いた。 [No.197] 2006/10/12(Thu) 21:50:33 |