【A Broken Love Compass】 ... - バレ坊主 - 2005/08/10(Wed) 02:22:39 [No.12] |
【A Broken Love Compass】 ... - バレ坊主 - 2005/08/11(Thu) 00:55:28 [No.13] |
【A Broken Love Compass】 ... - バレ坊主 - 2005/08/12(Fri) 00:46:05 [No.15] |
【A Broken Love Compass】 ... - バレ坊主 - 2005/08/13(Sat) 02:43:39 [No.17] |
【A Broken Love Compass】 ... - バレ坊主 - 2005/08/18(Thu) 19:14:22 [No.21] |
【A Broken Love Compass】 ... - バレ坊主 - 2005/08/19(Fri) 02:26:58 [No.22] |
翌日、いつもと同じように撮影が行われていた。 「…はい、カット!」 淳平は大きな声で演じている皆に言う。 その言葉で一気にしまりのない顔に戻る一同。 【A Broken Love Compass】 〜第5話〜 「あっつ〜〜〜い!!」 だれた声でさつきが言う。 確かに、この夏に着物はきついだろう。 「ん?真中、今日いやに顔赤くない?」 淳平の顔を覗き込むさつき。 「え?そうか?別に俺は普通だけど…」 淳平は笑顔でさつきの疑問に答える。 「それならいいけど〜… あ!もしかして、演技してる私に見とれちゃってた!?」 さつきは自分の頬に指をつき、二カッと笑いながら冗談を言った。 「そ、そんなわけね〜だろ〜…」 また笑顔で答える淳平。 しかしその笑顔はどかこ苦しそうで、次第にだらだらと汗を流し始めた。 そして息も荒い。 「真中…なんかおかしくない?」 さつきが真剣に淳平に尋ねる。 「べ、別に普通だって! そ、それじゃ〜次のシーンを撮影…」 淳平が皆に呼びかけようとしたそのとき… 「真中先輩。」 「ん?」 美鈴が淳平の名前を呼び、振り返った瞬間、 ピタッ 「!?」 美鈴のひんやりと冷たい手が、淳平のおでこに触れる。 淳平のおでこは、そんな美鈴の手とは逆に熱くなっていた。 「あはは…は…は」 淳平が苦笑いをし、美鈴のほうを見る。 「やっぱり…熱、あるじゃん!!」 美鈴は淳平を見上げた。 「さっきからおかしいな〜って思ってたのよ。」 「やけに息が荒いし、顔も赤いし…」 美鈴はさきほどから思っていたことを淳平に言う。 「真中君、大丈夫?」 「おい、真中。休んどけよ〜!」 「そうよ!熱、結構あるんじゃないの?」 「大丈夫ですか〜〜?」 心配した一同は真中に言い寄った。 「だ、大丈夫だって!ちょっと微熱あるだけだし。」 「ほら…皆、はやく戻ろうぜ。」 そう言って、振り向いた淳平。 しかし、 「(あ…)」 ドシャ!! 淳平は地面に倒れこんだ。 「真中!」 一斉に淳平に駆け寄る。 「(ヤ、ヤバイ…マジで動けない…)」 「(俺…死ぬの…?)」 そんなことを思いながら、意識が消えて行く淳平なのであった… [No.21] 2005/08/18(Thu) 19:14:22 |