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No.223へ返信

all DESTINY 第1話 - hiro - 2006/10/17(Tue) 17:36:04 [No.200]
DESTINY 第2話 - hiro - 2006/10/18(Wed) 21:46:37 [No.204]
DESTINY 第3話 - hiro - 2006/10/19(Thu) 15:00:14 [No.206]
DESTINY 第4話 - hiro - 2006/10/25(Wed) 19:52:33 [No.220]
DESTINY 第5話 - hiro - 2006/10/25(Wed) 20:50:46 [No.221]
DESTINY 第6話 - hiro - 2006/10/26(Thu) 19:15:11 [No.223]
DESTINY 第7話 - hiro - 2006/10/27(Fri) 18:26:44 [No.225]


DESTINY 第6話 (No.221 への返信) - hiro



「・・・・・・・・うん分かった・・・・・・・うん、ありがとうそれじゃ」


ピッ







「いま連絡つけた・・・・・・・これから会ってくれるって・・・・・」


西野が助手席から運転席の隼人に伝える




「分かった・・・・・・・・それにもうすぐ着くぜ」


5分後、小西の家の前に到着した












「つかさ!それに隼人さん!!」


友美は家の前で二人を出迎えた



「ごめんね友美・・・・・・・・無理なこと言って・・・・・・」



西野はそう言ったが隼人は何も言わずズカズカと家に上がりこんだ














「・・・・・・・あなたが小西悟さん・・・・・・・ですね?」


和室に居た小西の父親らしき人物に隼人が声をかける






「話は聞きました・・・・・・・・・確かに私は3年前まで天地建設の社員でした・・・・・・」



小西の父親が二人に座るようにうながす


西野は座ったが隼人は何もいわず立ったままだった










「小西悟さん・・・・・・・・・・・あなたが天地建設を辞めた真相を教えていただきたいのですが・・・・・・・」














「・・・・・・・・残念ですがあなたにお話できることはありません・・・・・・・・」



小西の父親がきっぱり言う




しかし隼人にはこれが計算済みのことだった











「それじゃあ僕の話を聞いてください・・・・・・・・・・・なんなら無視されてもかまいません」





そういうと隼人が一枚のチラシを取り出した





「これは去年駅前に建てられたマンションです・・・・・・・・・・・見覚えがあるでしょう・・・・?」




隼人が小西の父親にそのチラシを見せる





すると西野には小西の父親の表情が一瞬変わったことを見逃さなかった





ニヤリ・・・・・・・




隼人はそれを見て少し笑みを浮かべながら話を続ける













「・・・・・・・・あなたが会社を辞められた理由はこのマンションに関係している・・・・・・・・・違いますか?」






隼人の問いにただ小西の父親は黙秘を続けていた






西野が不安そうに隼人の顔を見上げる






しかし隼人の顔は自信に満ち溢れているようだった














「これはあくまでも僕の推測ですが・・・・・・・・・」











「あなたはこのマンションの建設に反対した・・・・・・・・・・そしてそれにより天地建設での立場を失った・・・・・・・・・・そう考えています」




























「・・・・・・・・そうだ。確かに私はあのマンションの建設に反対した・・・・・・・・」




ついに小西悟が重い口を広げた





「何があったんですか?出来ればそのことを教えていただけませんか?」




西野が口をはさんで問いかける





「それこそ言うことができない・・・・・・・・・・・・・・」













「じゃ僕の意見を聞いてください・・・・・・このマンションについてある噂を聞きました」




(本当はなにも聞いていないくせに・・・・・・・)



西野はそう思ったがただ黙って任せてみることにした


















「もしかしたらこのマンションの耐震基準が満たされていない・・・・・という噂をね!」



その言葉を聞いて明らかに動揺し始めた









「やっぱり・・・・・・・・・・」




その姿を見て隼人が確信の声をあげる










「さぁ答えてください!何があったのかを!」



「だっ・・ダメだ・・・・・・・何も言うことは・・・・・・」









「小西悟さん!!アンタだってここの社長がどれだけ卑怯な人間かアンタも分かってるだろ!!」



隼人が急に口調を荒げて言う








「オレの友人は理不尽な条件であの社長の息子と無理やり結婚させられようとしている・・・・・・・・」













「そしてそれをとめようとした仲間も俺も・・・・・・圧力によって退学させられた!」











「正義感の強いあんたなら分かるだろ!だから頼む!協力してくれ・・・・・・・・」






















「・・・・・・・・・私はあのマンションの建設に反対して会社をクビになった・・・・・・・そう、君の言う通りだよ・・・・・・」



小西の父親が口を開いた







「お願いします・・・・・・教えていただけますね?」


「私からもお願いします!」


つかさも頭を下げた









「本当は震災にでも耐えることのできる耐久性のある鋼材を使用しなければならなかった・・・・・・・」





「しかし、そんな鋼材は当然金もかかる・・・・・・・・・社長は少しでも安くするために設計図を偽造して耐久性が弱く値段も安い鋼材を使用するように命じた」








「そっそれじゃ・・・・・・・・詐欺じゃないですか!?それに倒壊でもしたらどうするんです!」


西野が激しく詰め寄る






「倒壊はしない・・・・・・ただこのチラシにあるような耐久性は望めないってことになるだろうね・・・・・・・・」





「なるほど・・・・・・・・最近流行りの耐震偽造詐欺ってやつですか・・・・・・・・」



「もちろん私は反対したさ・・・・・・・・・ただ私にはどうすることもできなく会社まで辞めさせられることに・・・・・・・」






「ということは警察に告発することができる・・・・・・・決まりじゃないですか!」






「ダメだな・・・・・・」



西野の意見に隼人が反対する








「証拠がない・・・・・・・・もしアンタが警察に言ったとしても会社を辞めさせられた腹いせだと思われるのが落ちだしな・・・・・・・」





「そうだ・・・・・・私も警察には相手にされなかった・・・・・・・・・・」



小西の父親が悔しそうに言った



















「・・・・・・・とても参考になりました、ありがとうございます・・・・・・・」



隼人はそれだけ伝えると立ち上がって帰ろうとした




「ちょっ・・待ってよ!」


西野も急いで後を追いかける





「待てっ!・・君はいったいこれからどうするつもりなんだ!?」



帰ろうとしている隼人に声をかける
















「・・・・・・・こっからはあなたには関係のないお話ですよ・・・・・・・・ご協力ありがとうございました」




それだけ言うと玄関からゆっくりと出て行った


































「せっかくだから家まで送ってやるよ・・・・・」


「いっいいよ・・・・・・それに悪いし・・・・」



「遠慮するな・・・・・・それにアンタには世話になったからな・・・・・・」


そう言って運転席に乗り込んだ









「ねぇマンションの耐震偽造のネタは掴んだけどいったいこれからどうするつもりなの?」


助手席から西野が話しかけた




「証拠は設計図だ・・・・・・・・設計図さえ手に入れられればどうにかなる・・・・・・・」



隼人は前から目も離さずに言った





「・・・・・手に入れるってもどうやって??」








「・・・・・・・まぁいろいろ策は考えてみるが・・・・・・・難しいだろうな・・・・・・」




「そう・・・・・・・」















「あっ!ここ家だから!!」


西野が隼人に車を停めるように促す



「それじゃわざわざ送ってくれてありがとう・・・・」


西野が助手席のドアを開けながら言う



「礼をいうのはこっちのほうだ・・・・・・・アンタがいなけりゃオレも気付かなかったよ・・・・・・」





「お役に立ててよかった・・・・・・・」





















「なぁ・・・・・・1つ聞かせてくれないか?」





「なに?」










「余計なお世話かもしれないが・・・・・・・・・・アンタにとってはこのまま東城が天地といっしょになったほうがいいんじゃねぇのか?」




西野はその言葉を聞いて少し黙っていたが











「それこそ・・・・・・・・・それこそ余計なお世話だよ?あなたが言った通りわたしもあの会社が許せないから・・・・・・・」



「そうか・・・・・・・・・見直したぜ。アンタのこと・・・・・・・・」





「じゃまた何か協力が必要になったら呼んでよね!」



そう言うと西野は勢い良くドアを閉めた






















「西野つかさか・・・・・・・・・・潔い女だな・・・・・・」




西野の帰る姿をバックミラーで見ながら隼人がつぶやいた


[No.223] 2006/10/26(Thu) 19:15:11

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