二心 プロローグ - クロ - 2006/11/04(Sat) 16:29:22 [No.231] |
二心 1 - クロ - 2006/11/04(Sat) 22:30:26 [No.233] |
二心 2 - クロ - 2006/11/05(Sun) 21:24:43 [No.235] |
二心 3 - クロ - 2006/11/05(Sun) 23:31:29 [No.236] |
二心 4 - クロ - 2006/11/06(Mon) 23:07:40 [No.238] |
二心 5 - クロ - 2006/11/07(Tue) 18:26:23 [No.241] |
二心 6 - クロ - 2006/11/11(Sat) 20:53:19 [No.243] |
二心 7 - クロ - 2006/11/12(Sun) 20:43:44 [No.247] |
二心 8 - クロ - 2006/11/13(Mon) 23:51:19 [No.249] |
二心 9 - クロ - 2006/11/15(Wed) 14:48:14 [No.250] |
二心 10 - クロ - 2006/11/22(Wed) 17:32:09 [No.251] |
二心 11 - クロ - 2006/11/25(Sat) 17:04:18 [No.252] |
二心 12 - クロ - 2006/12/07(Thu) 15:16:45 [No.253] |
二心6 翌日 つかさは6時半に目覚めた いつも自分が寝てるベッドと違うせいか、ぐっすり眠れなかった 無論、緊張が続いているというのもある つかさはゆっくりとベッドから起きてクローゼットを開けた 中には男物の服やパンツなどがハンガーにかけてあった (以外に綺麗にしてるんだなぁ〜) そう思いながら黒いトレーナーとジーパンを穿いた 「ん・・・・・・・」 「あ、ごめん。起きちゃった?」 「ん〜ん・・・丁度目が覚めた〜」 唯は目をこすりながらふとんから出た つかさに気を使ってベッドを譲ったのである ふとんから出た唯を見たつかさは驚きを隠せなかった 「・・・・・・・!!ゆ、ゆ・・・・唯・・・ちゃ」 唯はパンツ一丁になっていた 「ほへぇ?」 唯はまだ寝ぼけているらしく、自分の状況に気づいていない 「唯ちゃ・・・・・パジャマは?」 『唯ちゃん』と言いそうになったのを意識して止めた そして、唯はやっと自分の今の格好を把握できたようだ しかし、唯はあまり慌てていない様子 いや、それどころかそのまま服を着替える行動にうつっていた つかさはあまりにも大胆(?)すぎる唯の行動に質問せずにはいられなかった 「いつも・・・そ、その・・・裸で寝ちゃうの?」 唯は普通に答えた 「寝るときはちゃんと着るんだけど、寝相が悪くて脱いじゃうんだ〜ww」 (まさか、淳平くんってば唯ちゃんが泊まってるとき変なことしてるんじゃ・・・) 淳平に対して変な疑問を抱いたつかさだったが、そろそろ作戦を決行しなくてはならない その作戦とは・・・・・・・・ その前に、淳平の様子をうかがってみることにしよう 淳平はつかさとうって変わってぐっすり眠っていた いや、眠りすぎていた 「つかさちゃーん!早く起きないと遅刻するわよ〜!」 1階から母の声が聞こえてくる 淳平は飛び起き、急いで制服に着替えた 「・・・・あっ!」 リボンを付けようとして手を止めた 昨日の唯の言葉を思い出したのである (今日は学校休んで図書館に行くんだっけ・・・) そう考えていたら階段をゆっくりと上がってくるような物音が聞こえてきた (やばいっ!西野の母さんが来る!!!) 淳平は瞬時にパジャマに着替え、制服を元に戻した ・・・と、同時に母がドアをノックした 「つかさちゃん?どうしたの?」 淳平はわざと応答せずにベッドにうずくまっていた 「つかさちゃん、入るわよ」 『ガチャ』 「つかさちゃん!?大丈夫!?」 淳平はわざとらしそうにお腹を抱え、苦しい顔をして見せた 「お腹・・・が・・・い、痛い・・・よぉ〜」 演技は人よりは少し上手い自信があったので、母はすぐに淳平を信じた 「今、救急車呼ぶからね!」 そう言うと、部屋にあった電話を手に取った (まずい!救急車なんて呼ばれたら・・・) 「あっ!いい!いらない!」 「どうして?」 「その・・・一人で病院いくから!」 「でも・・・・・・」 「ほら、着替えるから出てって!ね?」 淳平は無理やり母を追い出した 母は心配そうな顔をしていたが、1階に戻っていった 「・・・ふぅ〜危ないところだった〜」 なんとか誤魔化せた淳平。ふと時計を見ると8時半だった 「やべ!約束は9時だ!」 そういうと、適当に床に置いてあった服に着替えて家を飛び出してった 一方、つかさも・・・・・・・・・・ 「あいたたたたたたたたた!!!!!!」 「淳平!?どうしたの?じゅんぺ〜」 つかさと唯のお芝居真っ最中だった 慌てて淳平の母が部屋に入ってくる 「どうしたの!?」 「淳平が、お腹痛いって・・・」 こちらも淳平と同じ理由で仮病をつかっているようだ しかし、淳平の母の態度はあまりにも卑劣だった 「昨日変なもの食べたんじゃないの?学校くらい行けるでしょ!とっとと行ってきなさい!」 「でも・・・・母さん・・・・」 つかさは、あまりの反応にビックリしながらも必死で演技を続けた (うわぁ〜淳平くんのお母さんこわ〜) つかさず唯がフォローにはいった 「一応淳平を病院に連れてってもいい?唯も学校休む!」 「あら、そう?」 唯には優しい淳平の母であった 「あたしのお母さんだったら救急車呼ぶと思う・・・」 ずばり、つかさの勘的中!! 「淳平、早くしないと遅れちゃうよ!」 「あ、うん!」 2人も家を飛び出した つづく [No.243] 2006/11/11(Sat) 20:53:19 |