Re: つかさ 第三話 (No.280 への返信) - skp  |
早速パリ警察の車で事件現場へと向かった。 バタン・・・。 −ここか、事件現場は。ってこのビル・・・高!!− そうこうしている間に、この事件の指揮をしている 隊長さんが来た。 「私はここの指揮を任されているキャッスルといいます。 よろしくな、真中淳平君」 「こちらこそ。あそうだ、ところで犯人が要求しているものって いったい何なんですか?」 「それは・・・。君の身柄だよ」 「は?何で俺なんですか?」 −つかさのためだったら俺はどうなっても・・・− 「・・・中君?真中君?」 「は、はい」 「大丈夫かね?ボーっとしていたようだが・・・」 「大丈夫です。じゃあ、行きましょうか」 「いや、まだだ」 「なぜですか?」 −こうしている間にもつかさは・・・− 「こちらにも作戦がある。よーく聞いてくれ。 まず犯人は、君がエレベーターで20階に来ることを 要求している。そこで、君がビルに入る前に こちらの戦力をビル内に配置。目標と人質とが 離れたときが勝負だ。わかったね、真中君」 「隊長、全員配置につきましたいつでもいけます」 「よし、わかった。真中君も聞いたね。今から作戦を 開始する」 「キャッスル隊長。もし俺の命かつかさの命か どちらかを選ばなければならないときは、 迷わずつかさを助けてやってください」 「わかった。でもくれぐれも無茶だけはするなよ。 幸運を祈る!」 「ありがとうございます」
ガチャ・・・バタン 「それにしても暗いなここ。これか?エレベーターって」 ポチ・・・ボタンを押す。 なかなかエレベーターが下りてこないのは 高層ビルだからだろうか? ガチャン エレベーターのドアが開く。中に入った淳平は 20と書かれたボタンを押した。 エレベーターが上り始めてからが長く感じた。 −なんでこんなことになってるんだ?ただ、つかさは パティシエの勉強をするためにここにいるはずなのに・・・− そう思った後、淳平はつかさに告った時から 留学でここに来るまでのことを思い返していた。 とても大好きなつかさとすごした時間を・・・。
ガチャン再びドアが開く。 「真中淳平だ。人質を返してくれ」 かすかにだけど今確かに聞こえた。 二ヶ月ほど前にはいつも聞いていた声。 「淳平くん!こっち!ちょっ!放してどこ掴んでるんだよ!」 「余計なことを言うな!」 「つかさ!どこだ!?つかさ!」 ダッダッダッダッダ 淳平は走った。 そして見つけた。犯人と手錠をつけられた愛するつかさを。 「つかさ!」 「淳平くん!」 「早く放すんだ。俺がいれば人質は要らないだろ!?」 「いや、お前が先だ。早くこっちに来い!」 「淳平くん来ちゃダメ!」 「つかさ、俺なら大丈夫だから。心配するな」 そう言うと、淳平は犯人のほうへ歩み寄る。 「後ろを向いて手を頭の後ろで組むんだ。早く!」 ガチャ、ガチャ。淳平も手錠をされた。 そのときだった 「お前は包囲されている!おとなしく投降するんだ。 やむをえない場合は射殺の許可も出ているんだ」
[No.281] 2007/01/25(Thu) 15:31:58 |