合宿 第1話 - ユートピア - 2007/04/24(Tue) 21:46:19 [No.299] |
合宿 第2話 - ユートピア - 2007/04/25(Wed) 21:26:53 [No.300] |
合宿 第3話 - ユートピア - 2007/04/26(Thu) 22:30:41 [No.301] |
合宿 第4話 - ユートピア - 2007/04/29(Sun) 20:49:15 [No.302] |
第5話 - ユートピア - 2007/04/30(Mon) 14:04:05 [No.303] |
第6話 - ユートピア - 2007/04/30(Mon) 18:51:14 [No.304] |
第7話 - ユートピア - 2007/04/30(Mon) 22:12:09 [No.305] |
第8話 - ユートピア - 2007/05/04(Fri) 16:16:52 [No.306] |
第9話 - ユートピア - 2007/05/04(Fri) 22:27:10 [No.307] |
第10話 - ユートピア - 2007/05/05(Sat) 17:21:52 [No.310] |
第11話 - ユートピア - 2007/05/05(Sat) 22:17:10 [No.311] |
第12話 - ユートピア - 2007/05/13(Sun) 12:14:20 [No.317] |
第13話 - ユートピア - 2007/10/21(Sun) 15:29:43 [No.569] |
第14話 - ユートピア - 2007/10/23(Tue) 21:27:49 [No.585] |
第15話 - ユートピア - 2007/11/29(Thu) 18:04:23 [No.653] |
第10話「好きな人」 真中が西野のバイト先に来た。目的は台本を渡すという名目だが真中は正直西野と話がしたかった。 真中「あ・・・あの・・・西野居ます?」 鶴屋のばあちゃん「あ〜、居るよ居るよ。おーい、つかさちゃん!いつものボーズが来たよ〜!」 トモコ「いつものボーズ?誰なの?」 西野「え・・・っと・・・お、御得意さんなの!ここのケーキおいしいおいしいって言ってくれて・・・」 女子1「何でそんなに動揺してるの〜?」 女子の一人が意地悪っぽく言った。 西野「べ、別に・・・」 鶴屋のばあさん「お〜い、つかさちゃん!聞こえなかったかい?」 西野「じゃあ、アタシ呼ばれてるから・・・」 西野は向かった。真中の下に。 真中「あ、西野!今日ちょうど台本が出来たから早く渡した方がいいかなって思ったから・・・」 西野「あ、ありがと、淳平君・・・あの〜、これに大草君は出るの?」 真中「大丈夫。断っておいたから。」 西野「ありがと、淳平君。」 真中「あのさ・・・バイト、何時に終わるの?」 西野「何で・・・?」 真中「いや・・・一緒に帰らない・・・?」 西野「あたしはいいけど・・・今日終わるの遅いけど・・・いいの?」 真中「いいよ、俺も今からバイトだから!そっちで時間つぶすよ!じゃあ、俺が終わったら迎えに来るから!」 西野「うん!待ってるね、淳平君!!」 真中「じゃあ、また後で!」 西野「また後でね、淳平君!」 真中は鶴屋から出て行った。そしてバイト先に向かっていった。 トモコ「ふ〜ん、つかさはあの男子しか目に入って無いんだね。」 女子2「何でかね?別にかっこいいわけでも無いのに・・・」 女子3「あたしらには分からないんじゃない?」 西野「何コソコソ話してるの?」 トモコ「別に♪」 その時、一人の男が店に入ってきた。 大草「あの・・・西野います?ここで働いてるって聞いたんですけど・・・」 ばあさん「またか・・・つかさちゃん!またつかさちゃんにお客じゃぞ!」 西野「は〜い、今行きます!」 西野は呼ばれていって、その場に固まった。 大草「よっ、西野!」 西野「・・・何しに来たの?」 大草「西野に会いに来た。」 西野「アタシはもう会いたくなかったんだけど・・・」 大草「なあ西野。今日何時にバイト終わるの?」 西野「何時でもいいでしょ?」 大草「じゃあ、待ってるから!」 西野「えっ!?」 大草はトモコたちが座っている席の近くに座った。 西野のバイト時間終了。 大草「西野、バイト終わったんだな?これからどっかに行かない?」 西野「悪いけどあたしこの後、用があるから・・・」 大草「かたい事言うなよ、どうせ大事な用じゃないんだろ?」 西野「あんたとどっか行くよりは大事よ。」 大草「いいじゃないか、ちょっとぐらい・・・」 大草は西野の肩に手を回して強引に西野を連れてった。 トモコ「ちょっと、何あの男?」 女子1「強引過ぎない?」 女子2「ねー、つかさこの後あの人と待ち合わせしてたんじゃないの?」 女子3「どうしよう?もし、変な事されたら・・・」 トモコ「とにかく、女子1、2。あんたあの二人をつけて。私と3はここに残って淳平君を待つ。あの人なら何とかしてくれそうな気がする。」 女子1「分かった。どこか分かったら携帯に連絡するね。」 女子2「行こっか・・・」 その頃真中は・・・ 真中「ハァー、あんのじじぃ・・・今日に限ってこき使いやがって・・・西野待っててくれてるかな・・・」 真中はバイトを終え、西野のバイト先に向かっていた。ふと顔を上げると、心配そうな顔をしている女の子が2人居た。 トモコ「やっと来た!」 真中「あの・・・何ですか?」 女子3「つかさが知らない男子に連れて行かれちゃったの!」 真中「えっ?」 トモコ「場所も分かったから助けに行って!」 真中「分かった、で、どこなんですか?」 トモコ「この先の公園!先に行って!」 真中「分かった!」 真中は走り出した。 (西野!俺が行くまで・・・無事でいてくれ!!) その頃西野は・・・ 大草「それでさ〜・・・」 西野「・・・」 西野は大草を完全に無視している。 大草(何なんだよ・・・西野・・・真中より俺のほうがいいだろ?) 大草は西野の肩に回している手に力を入れた。その瞬間、西野を力強く抱きしめた。 西野「!?ちょ、何するの?」 大草「西野が・・・好きだから・・・」 西野「やめてよ!ねえ!!」 西野は大草から離れたいが大草の力が強くて動けない。 大草「西野・・・」 大草は目を瞑りながら西野の顔に自分の顔を近づけていった。 西野「やめてよ!やめて・・・」 (淳平君・・・助けて・・・) 大草の唇が西野の唇に触れようとしたとき・・・ 真中「西野〜〜〜!!」 大草「真中・・・」 西野「淳平君!」 西野の願いが通じた。 真中「西野・・・ハァ・・・大丈夫か・・・?」 大草から西野は離れた。 西野「うん・・・今度は・・・助けてくれたね・・・ありがとう・・淳平君・・・」 大草「何で来たんだよ・・・せっかくいい雰囲気だったのに・・・」 真中「大草、西野のこと、好きなのか?」 大草「ああ、大好きだよ。」 真中「嘘だな。大草は西野のことを本気で好きじゃない。」 真中は真剣な顔で言った。 大草「何だと?俺は本気で西野のことが好きなんだよ!お前に何が分かるんだよ!!」 真中「分かるよ。本当に西野のことが好きならまず第一に西野のことを考える。西野の笑顔を曇らせるような事はしない。」 大草「・・・」 西野「淳平君・・・」 真中「もう西野の前には姿を現さないでくれ。」 大草「・・・」 大草は何も言わずに帰っていった。 真中「ふぅ〜・・・西野、遅くなってごめん・・・」 西野「ううん、来てくれただけでうれしい・・・来てくれなかったらまた無理やりキスされてたから・・・何でここって分かったの?」 真中「西野の友達に聞いたんだ。明日お礼言った方がいいよ。」 西野「うん、分かった。」 (淳平君・・・ありがとう・・・何か私がピンチのときに助けに来てくれたヒーローみたい・・・) このとき、西野の想いは止まらなかった。 真中「じゃあ、帰るか?にし・・・」 “ギュッ” 西野が真中に抱きついた。 (えっ・・・何が・・・) 真中は頭の中が真っ白になった。 西野「淳平君・・・今日は本当にありがとう・・・」 真中「西野・・・」 西野「淳平君・・・」 二人はいい雰囲気に包まれていた。そんな雰囲気をぶち壊す声が放たれた。 トモコ「おーおー、お暑いことだね〜♪」 西野「ト、トモコ?」 西野はびっくりして真中から離れた。 西野「い、いつから見てたの?」 トモコ「全〜部♪」 西野「他の皆は?」 トモコ「帰った。時間も時間だし。」 西野「そ、そうなんだ・・・」 トモコ「今日はあんたの家に泊まるよ。」 西野「な、何で?」 トモコ「もっと聞きたい事があるから!今夜は寝かせないよ!」 西野「は、はーい・・・」 真中「西野・・・俺は・・?」 西野「ごめん、淳平君・・・今日はトモコと帰るからまた今度・・・」 真中「あ、そっか・・・しょうがないな・・・じゃ、また今度・・・」 西野「うん、ごめんね淳平君・・・」 真中「いいよ。じゃ、お休み、西野。」 西野「お休み・・・淳平君。」 真中は帰っていった。 トモコ「悪いね、彼氏帰られちゃって。」 西野「悪いと思ってるならこんなことしないでよ・・・」 トモコ「分かった、もうしないよ。あたし等も帰ろ?」 西野「うん。」 こうして、西野にとって長い1日が終わった。 第10話終わり。 [No.310] 2007/05/05(Sat) 17:21:52 |