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君だけを・・・ 第二十九話 (No.397 への返信) - あーまん 

9月1日、夏休みが終わり学校に登校する日である。

淳平は、つかさと登校していた。

淳平「なーんか、あんまり夏休み!って感じしなかったよな〜」

淳平が少し残念そうに言った。つかさがクスっと笑い

つかさ「そだね〜 ずっと、塾と勉強だったもんね〜」

淳平「でも、そのおかげで泉坂高校が合格圏内に入ったんだぜ!!夏休みの終わりの模試で! 大変だったけど、やって良かったなぁ・・・」

淳平は感傷に浸っていた。

つかさ「ホント!?やったじゃん!! あたしも成績上がったんだ〜♪ これなら泉坂高校入れそうだね☆ でも、気を抜いたらダメだぞ?」

つかさは、淳平にデコピンしながら言った。

淳平「イテ! そうだな! 気を抜かずに頑張らなきゃな♪」

そうして、学校に着き、御互いのクラスに入っていった。

学校に入り、始業式が始まるというので体育館に行き、校長の長ったらしい話を終え、校歌を歌い、教室に戻ってきた。

淳平「大草〜 あいかわらず、校長の話長すぎだよ〜」

淳平は大草に文句を言っていた。

大草「んなこと、俺に言うなって・・ でも、確かに長すぎだよな〜」

久しぶりに会ったせいか、会話を楽しんでいた。 そこに小宮山が淳平の前に突然現われた。

淳平「でた!?妖怪!!!」

淳平は驚いてしりもちをついてしまった。 

小宮山「だれがぁ妖怪だぁぁぁぁ!!!!!!」

小宮山が淳平の胸倉を掴んで大声を出していた。 そんな小宮山を大草はなんとかなだめた。

大草「小宮山、落ち着けって!!」

小宮山も落ち着いたと・・・・思ったら、今度は興奮し出した・・・・忙しい奴だ。

大草「ど・・どうしたんだよ??」

淳平「気持ち悪いな・・・・」

淳平がまたもや皮肉を言ったが、今度は小宮山は無視し、

小宮山「聞けよ!! うちのクラスに転校生が来るらしいぜ?? しかも、女! 可愛い子かなぁ〜」

テンションが上がっていた。 

大草「ふ〜ん、だから教室もざわついてるのか。」

淳平は、どんな子かは気にはなったが、つかさが居るから特別期待も何もしてかなった。

そして、担任が入ってきた。

担任「静かにしなさい! 今日は転校生が来たので紹介する。 では、入ってきていいぞ。」

担任の言葉の後に、ガラっと、扉が空いた。 その瞬間、クラス中の男子も女子も騒ぎ出した。 

男子生徒「え!? あれって、芸能人の・・・」

女子生徒「嘘!? 北大路さつき!!!!!!」

もはや自己紹介をするまでも無かった。 特に小宮山なんか目がハート状態である。

さつきは、口を開いた。

さつき「どうも〜 北大路さつきで〜す♪ みなさん、仲良くしてね☆」

男子生徒はもはや小宮山状態だ。女子生徒も憧れの眼差しで見てる。 しかし、淳平はと言うと

淳平(あれが、北大路さつきか・・・ かわいいけど、西野の方がかわいいじゃん)

と、思って特別興味は湧かなかった。

担任「では、北大路には・・・・丁度真中の隣が空いてるからそこに座ってもらおう。」

真中(え!?俺!?)

さつき(あ、あいつは、あたしの事知らなかった奴じゃん。 よーし、あたしに惚れさせてやる!)

さつき「よろしくね?」

さつきは淳平にウインクした。 しかし、淳平は何とも思わずに

淳平「よろしく〜」

と言うだけで窓の方を向いてしまった。 さつきはそれが面白くなかった。

さつき(何で、あたしの事見ないのよ!!)

男子生徒は騒いでいる。

男子生徒「何で、真中の隣なんだよ!」

男子生徒「真中!席替われ!!」

あまりにも男子生徒がうるさいので、淳平は替わってやろうと思い、ちょうど大草の隣の人が替わりたがっているので

淳平「いいよ。 じゃあ、後藤替わろうぜ。」

と、言った。

後藤「真中・・・おまえいい奴だな・・・」

そうして、淳平は大草の隣に行った。 当然、他の男子は納得出来る訳無く、北大路さつきの隣席、争奪戦を激しく展開していた。 

当の本人、北大路さつきは

さつき(なんなの・・・あの男子・・・せっかく、あたしの隣になれたっていうのに、すぐに譲っちゃうなんて・・・)

さつきには理解不能だった。 しかし、周りは騒いでいるので、気分は少し良くなった。

淳平はというと、大草と話していた。

大草「お前、もったいないことしたなぁ〜」

大草が苦笑しながら言ってきた。

淳平「そうか? 別に北大路も同じ女の子でしょ? それに、俺は西野の方が可愛いと思うし・・・」

大草「真中は本当に人とは違うよなぁ・・・・ そうだな、真中には西野がいるもんな〜」

淳平「おう!それに、やっぱ性格だよ性格! 西野は性格もいいんだよ!!」

そう言いながら淳平は浮かれている。 大草は笑いながら

大草「幸せなやつだな〜」

と、言った。 そして、休み時間になるまで二人で話していた。

そして、昼休み、淳平のクラスは他のクラスから北大路さつきを見に来る人達を見に来る人達でいっぱいいっぱいだった。

男子生徒「すげー!!本当に北大路さつきだよ!!」

女子生徒「お友達になりたいなぁ…」

もはや北大路さつきは大人気だった。なんとか友達になろうとメールアドレスを聞こうとしてる奴もいる。

淳平と大草は苦笑しながら見ていた。

淳平「ついていけねぇよ…」

大草「まぁ、芸能人だからな…しかも北大路さつきだろ?しょうがないでしょ〜」

淳平「ふ〜ん、俺は別に興味ないや、大草は行かないの?」

淳平が苦笑しながら言うと

大草「俺は興味はあるけど、あんなに騒ぐほどじゃないよ。」

と、すかしながら言った。

大草と淳平が話してる間にも人はどんどん増えていき、淳平はだんだん居づらくなってきた。

淳平「なぁ、図書室で勉強しない?」

と、大草を誘った。大草もさすがに居づらくなったので、

大草「そうだな。ここに居るのも嫌だし… てか、真中やる気だな〜」

淳平「おう!聞いてくれよ!!俺、泉坂が合格圏内になったんだぜ??」

そう言いながら荷物を持って歩きだした。

大草「すげーじゃん!!頑張ったんだな〜」

大草も席を立って歩き出した。

そんな二人のやりとりをさつきはみんなに騒がれてる中面白くなさそうに見ていた。

さつき(あの男子、本当に興味ないの!?)

そう思っていたら、二人は突然立ってさつきの方に歩きだした。

さつき(なんだ、やっぱあたしに興味あんじゃん!)

と、思いながら満足していたのだか、さつきをの横を止まるどころか素通りしたのだ。さつきは思わず淳平を呼び止めた。

さつき「真中!!」

淳平はびっくりしつ振り返った。

淳平「ど…どうしたの…?」

さつき「あのさ、少し話さない?」

さつきは淳平が自分の事に興味にが無いのが許せなかった。 他の生徒も驚いて淳平を見てる。

淳平「ごめん。俺、これから大草と勉強するからまた今度な!それに話し相手ならいっぱい居るじゃん!」

そう言って、淳平は前を向いた。そしたら、つかさが居るのを見つけた。

淳平「あ!西野!!図書室で一緒に勉強しない??」

つかさ「うん!いいよ!じゃあ、用意してくるから先行ってて!」

そう言って三人はさつきの視界から消えていった。


[No.399] 2007/08/13(Mon) 21:05:32

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