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君だけを・・・ 第三十五話 (No.413 への返信) - あーまん 

修学旅行の前日、淳平は家で準備をしていた。

淳平「えーっと、これと・・・これもいれてっと・・・」

淳平「あ〜、やっぱ買い物行かないとダメだなぁ・・・・」

そう言いながら、買い物に行こうとすると、不意にインターフォンが鳴った。

淳平母「じゅんぺーい、ちょっと出てて〜」

淳平(なんで、俺が・・・)

と、思いながら玄関のドアを開けた。

そこには、小さな少女が立っていた。

少女「泣き虫じゅんぺー」

淳平は理解が出来なかった。

淳平「えっと、何で俺の名前知ってるのかな? で、君誰?」

少女は、目をまん丸くした。

少女「分からないの!?」

淳平は、頭の中をフル回転するがまったく分からない。

淳平「うん・・・・」

少女はため息をついた。

少女「はぁ〜、いつも公園で1人で泣いていたじゅんぺーを励ましていたのはだれっだたかな?」

その言葉により、淳平の頭には一気にその少女の事でいっぱいになった。

淳平「もしかして・・・・唯か・・?」

その少女は、ニカっと笑った。

唯「だ〜いせいか〜い♪」

淳平は驚きを隠せなかった。

淳平「・・・久しぶりだな!!! てか、なんで来たんだよ!!」

ちょうど淳平母がやってきた。

淳平母「そうそう、今日は唯ちゃんが来る事になってるんだ・・・・・って、もう来てるのね〜」

淳平「遅えよ・・・」

唯「今日は、たまたまお母さんとお父さんが泉坂に用事があってそれで着いてきたんだ♪ お母さんとお父さんは夜まで用事があるから、唯は淳平家にお世話になろうと思った訳。」

淳平は、久しぶりに会ったので、もっと話したかったのだが、買い物にいかなければならなかったので、

淳平「ふ〜ん、でも、悪いんだけど、俺、明日の修学旅行の買い物行かなきゃいけないんだ〜」

唯は、少し残念そうな顔をしたが、すぐに笑って

唯「じゃあ、唯も行く!! 久しぶりにここの町歩きたいし〜」

と、声を弾ませながら行った。

淳平母「そうだね!淳平!唯ちゃんと一緒に行って来なさいよ?」

淳平も了承した。

淳平「そうだな! じゃあ、一緒に行くか!」

そう行って、二人は町に出掛けた。


二人仲良く話しながら歩いていた。 唯は挙動不審で、周りをキョロキョロ見ていた。

淳平「おい! 不審者に思われるぞ?」

淳平は笑いながらからかった。

唯「だって〜 懐かしいんだもん♪ 全然変わってないね〜この辺!!」

淳平「そうだな〜 唯が引っ越してから工事とかあんまなかったし・・・・」

そうしているうちに店に着き、買い物を始めた。

唯「じゅんぺーこれ買って!!」

そう言って、唯は大きなクマのぬいぐるみを持ってきた。

淳平「アホ! 大きすぎるわ!てか、高い!」

淳平は軽くあしらうと

唯「ケチ・・・ じゃあ、こっちの小さいのでいいから!!」

そう言って、小さいほうを出してきた。 淳平は、買うしかないと思い、

淳平「じゃあ、これだけな・・・他は絶対に買わないからな!!」

そう言うと唯が笑顔になり

唯「さすが淳平♪」

と、言って喜んでいた。

淳平はため息をつきながらも

淳平(はぁ〜 でも、なんか懐かしいや・・・)

と、思いながら鼻で笑っていた。




そうしていると、不意に声を掛けられた。

つかさ「じゅ〜んぺ〜くぅ〜ん!!!」

つかさだった。 どうやらつかさも買い物に来ていたようである。

淳平「お!西野!!」

と、言う前に唯が出てきた。

唯「じゅんぺー!この人すっごく可愛い!! え?誰なの??」

唯が出てきて、つかさもびっくりした様子だった。 つかさは、淳平と見知らぬ少女が二人で買い物をしてるところを見て、膨れっ面を見せた。

つかさ「淳平君? このかわいい女の子は誰かな??」

淳平(うわぁ〜 西野なんか怒ってる・・・)

淳平は、もじもじしながら焦っていた。

唯「ねぇじゅんぺー!」

つかさ「淳平君!!」

淳平は、さすがに説明しなきゃまずいと思い、説明した。

淳平「・・えーっと、こいつは俺の幼馴染で南戸唯って言うんだ。 引っ越してたんだけど、たまたま遊びに来たって訳。」

最初につかさに説明すると唯は笑顔で、

唯「南戸唯です! じゅんぺーの幼馴染です! よろしくです!!」

元気良くあいさつした。つかさもほっとしたような顔になった。

唯「で、この人は誰なの? まさか彼女!?・・・・んな訳ないよね〜 まさか、淳平にこんなアイドルみたいな可愛い人が彼女になってくれる訳ないよね〜」

唯が意地悪く淳平に言った。

淳平「そのまさかだよ・・・」

唯は驚いた・・

唯「え!?」

淳平「この人は、俺と同じ中学で彼女の西野つかさって言うんだ。」

淳平が言い終わると、つかさがあいさつした。

つかさ「淳平君の彼女の西野つかさです!よろしくね♪唯ちゃん♪」

つかさはニコっと唯に微笑んだ。 唯は信じられない顔をして

唯「えぇ〜!?!? こんな可愛い人が淳平の彼女〜!?ありえなーい・・・」

淳平は苦笑していた。

唯「西野さん! なんで淳平なんですか?? こんな男の何処がいいんですか???」

唯はつかさに質問攻めをした。 淳平が遮り

淳平「おいおい唯〜 聞いてて俺が辛くなるから止めろよ〜」

つかさは苦笑して

つかさ「本当だね! なんで淳平君が彼氏なんだろうね??」

意地悪く言ってきた。 淳平はがっくりして、

淳平「西野まで〜〜」

と、肩を落としてしまった。

二人は、その場で笑っていた・・・・


そして、三人で買い物をして、つかさはと別れ唯と帰り道を歩いていた。

唯「しっかし、淳平に彼女が出来るなんてなぁ〜」

淳平「そんなに以外かよ!!」

唯「だって、淳平にだよ! しかも、あんな可愛くて性格も良くて話して楽しい人が・・・」

淳平「俺だって、信じられないぐらいだよ! 西野はかっこいい奴からもいっぱい告白されてんのになぁ〜」

唯「でも、西野さんって本当に美人だよね〜 唯、憧れちゃうな♪♪」

なんか、淳平も照れてしまった。 そうしていると、前にさつきが現われた。

さつき「あ!?真中!!」

淳平「げ!!!さつき!!」

さつきは淳平の方へ寄ってきた。

さつき「何よ!!その反応は!!」

さつき「ま、いいや〜 あたし急いでるからまた明日ね〜 修学旅行楽しみにしてるから♪」

そう言って、さつきは帰って行った。 唯は固まってる。

唯「今のって・・・ 北大路さつき・・・だよね???」

唯は驚きすぎて言葉が上手く発せられないようだった。

淳平「そうだけど・・・」

唯「な・・・なんで知り合いなの・・?」

淳平「転校してきたんだよ。」

唯は、騒ぎ出した。

唯「えぇぇっぇぇっぇ!! いいなぁ!!!!! あたしも友達になりたぁい!!」

淳平「ちょ!!こんなとこで騒ぐなよ!!!」

こんな感じで二人は家に着き、家で何時間か話した後、唯の両親が迎えに来て、唯は帰って行った・・・・・

淳平も明日にそなえて早く寝る事にした・・・・・・


[No.415] 2007/08/17(Fri) 12:56:48

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