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all 君だけを・・・・お知らせ - あーまん  - 2007/08/14(Tue) 00:10:24 [No.402]
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君だけを・・・ 第四十三話 - あーまん  - 2007/08/26(Sun) 14:46:13 [No.490]
君だけを・・・ 第四十四話 - あーまん  - 2007/08/29(Wed) 23:49:58 [No.495]
君だけを・・・ 第四十五話 - あーまん  - 2007/08/31(Fri) 19:06:34 [No.498]
君だけを・・・ 第四十六話 - あーまん  - 2007/09/05(Wed) 01:11:36 [No.505]
君だけを・・・ 第四十七話 - あーまん  - 2007/09/09(Sun) 01:02:23 [No.507]
君だけを・・・ 第四十八話 - あーまん  - 2007/09/13(Thu) 06:34:37 [No.510]
君だけを・・・ 第四十九話 - あーまん - 2007/09/24(Mon) 02:25:36 [No.516]
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君だけを・・・ 第五十一話 - あーまん - 2007/10/08(Mon) 02:09:14 [No.541]
君だけを・・・ 第五十二話 - あーまん - 2007/10/14(Sun) 01:02:28 [No.547]
君だけを・・・ 第五十三話 - あーまん - 2007/10/28(Sun) 01:23:16 [No.597]


君だけを・・・ 第四十五話 (No.495 への返信) - あーまん 

ガラ!! 教室のドアが勢いよく開いた。

先生「こぉら!!! 真中は受験が終わった途端に遅刻かぁ!!!!!」

先生はたいそうご立腹である。

淳平「ぜぇ・・ぜぇ・・す・・・すいま・・・・せん・・・ハァ・・ハァ・・」

淳平はかなり走ってきたので上手く喋ることが出来ない。

先生「まあいい! 早く座れ!!」

淳平「・・は・・・い・・・」

淳平は何とか息を整えながら、ふらふらと自分の席に着いた。

そんな淳平を横目で笑いながら大草が話しかけてきた。

大草「ま〜なか〜昨日騒ぎ過ぎたのが原因か??」

淳平「多分・・・でも、嫌な夢見てさ・・・」

大草「嫌な夢??」

大草は淳平が疲れているから、表情が暗いのかと思っていたのだが、どうやら違っていた。

淳平「うん・・・・ 西野と別れる夢・・・」

さらに淳平の顔が暗くなる。

大草「ちょ・・・どういう事だよ??」

授業中だったため、なんとか声を抑えながら聞いた。

淳平「なんか・・・夢の中で、白いコックスーツを着ているすんごいかっこいい奴が俺に『つかさと別れてくれ。 こんなことを言うのは難だけど、両親が居ない君につかさを幸せに出来るのか?? 俺ならつかさを幸せに出来る。 夢も一緒だし。 君の存在が・・・つかさのためにならないんだ・・夢の邪魔をしているんだ・・・』って言った途端、場面が切り替わって、俺が西野に別れ話を言っていたんだ・・・」

淳平「それに・・・両親が居ないって・・・」

淳平の顔が更に暗くなる。

大草(何で、今そんな夢を見るんだ・・?)

と、しばらく考えて居たが、

大草「そんな気にするなよ!! たまたま悪い夢見ただけだって!! ただの夢だろ?」

大草が励ますものの

淳平「そうなんだけど・・・・ 正夢って言うじゃん・・・・」

大草「そんな事ないって!! それに、今のお前と西野はどっからどう見てもお熱いカップルだぜ? 別れる気がしねーよ!!」

淳平は『お熱いカップル』と言う言葉に顔を赤くした。

大草「それに、お前がそんなんだと本当に夢の通りになっちゃうかおしれないぜ?」

淳平「そうなんだけど・・・」

淳平は少し気が楽になったがまだ気にして入るようだった。

そして、しばらく黙り込んでしまった。

大草はこれ以上はかけて上げる言葉が見つからず

大草「ま! そんなに気にするな!!」

と、言って黒板に視線を戻した。






5分後・・・・






先生「こぉらぁ!! 真中ぁ!!! 寝てるんじゃねぇ!!!」

淳平「すいませ〜ん!!!」

淳平は寝てしまっていた。

そして、クラスは大爆笑・・・・・

大草(この調子なら大丈夫・・・・・かな??)






そして、放課後になり、淳平とつかさは一緒に帰っていた。

つかさ「淳平くん、なんか今日面白かったらしいねぇ〜」

つかさは笑いながら淳平をからかってくる。

淳平「全然面白くないよこっちは・・・・」

ふと、寂しい顔を見せた。淳平はまだ夢を気にして入るようである。

つかさは、その淳平の表情を見逃さなかった。

つかさ「どうしたの・・?淳平くん?? なんか、暗いよ?」

淳平(つかさに心配かけてる・・ 明るく行かなきゃ!!)

淳平はつかさに心配かけちゃダメだと思い

淳平「な・・何でもないよ!! 全然大丈夫♪」

と、強がってみせた・・・・が、つかさにはすぐばれてしまう。

つかさ「嘘!! 淳平くん、何か気にしてる・・・辛そうなんだもん・・・」

つかさの表情も暗くなる・・・

淳平「そ・・・そんなこと・・・」

つかさ「話してみれば楽になるかもよ? あたしにも淳平くんの辛さを分けてよ!」

さっきの暗い表情から一転して笑顔で淳平の顔を見た。

淳平(つかさ・・・・)

淳平はつかさの優しさにやられてしまった。

淳平「うんとな・・・辛いって訳じゃないんだけど・・・実は今日・・・」

淳平は、今日見た夢の話を全てつかさに話した。

つかさは、表情を変えずにその話を聞いていた。

そして

つかさ「そんな夢見ちゃったんだ・・・」

つかさがボソっと、口に出した。

淳平「うん・・・ 俺・・どうしても気になっちゃって・・・」

そして、つかさが物寂しげな顔をして

つかさ「淳平くんは・・・あたしと別れたいの??」

淳平「そんな訳あるかよ!! 俺はつかさとずっと一緒に居たい!!!」

条件反射的に声を荒げてしまう。

つかさはそれを聞いて、ニコって笑い

つかさ「ならいいじゃない!」

つかさ「あたしだって、淳平くんとずっと一緒に居たいし、別れるつもりなんてさらさら無いから!! その夢に出てきた男が誰であろうと、あたしは淳平くんが好き!この想いは変わらないよ!」

つかさ「だから、気にしなくていいんじゃない??」

淳平(つかさ・・・・そうだよな! 俺とつかさはこんなにも想い合ってるんだもんな!!)

淳平は大分心が晴れていた。

淳平「ありがとう!つかさ・・・」

つかさ「どういたしまして♪ だから、笑顔笑顔♪♪」

そうして、二人とも笑顔になった。

淳平「ところでさ〜」

淳平が声を発した。

つかさ「何?」

つかさが首を傾げなら答える。

淳平「つかさの夢って何??」

淳平は、夢に出てきた男が言っていた、『つかさの夢』というものがふと気になった。

つかさ「う〜ん、まだ決まってないけど、料理作ったりとかお菓子作ったりする仕事なんかいいなぁ〜って思ってる。」

淳平(ふぅ〜ん、だから、夢に出てきた男はコックスーツみたいなの着ていたのかな?)

淳平がそう思っていると、

つかさ「さては、まだ夢の事を気にしているな?」

グサ!! 淳平の心に刺さる。

つかさは、そんな淳平の心を読み取ったのか

つかさ「やっぱり〜夢の中の男は格好が料理人とかそっち系だったもんね〜 でもね、あたし、ひとつ決まっている夢があるんだ!」

笑顔で話す。

淳平は、興味深深で

淳平「そうなんだ〜 何??」

つかさ「淳平くんのお嫁さんになること!!」

淳平は顔が赤くなってしまった。

淳平「え!?!?!?」

困っている淳平を見ながら

つかさ「あはは〜冗談だよ〜」

意地悪そうに見てきた。

淳平は少し落胆した。

淳平(やっぱり・・・ちょっと嬉しかったのに・・・)

そんな淳平を見て

つかさ「でも、いつかはそうなったらいいなぁ〜と思ってるよ!」

つかさが恥かしそうに言った。

淳平「つかさ・・・・」

つかさ「だからさ! そうなれるまでよろしくね??」

軽く恥かしそうに笑いながら、つかさは手を差し出してきた。

その手を淳平はしっかりと握り

淳平「こちらこそ!!」

と、言った。 

淳平(そうだよな!! 俺達、こんなに仲が良いんだから!! 今はずっとつかさの事を信じられるよ!! 俺には、つかさが絶対に必要なんだ・・・別れるなんて考えられない!!)

つかさの手から伝わってくる温もりが淳平の心を穏やかにした。


[No.498] 2007/08/31(Fri) 19:06:34

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