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君だけを・・・ 第四十九話 - あーまん - 2007/09/24(Mon) 02:25:36 [No.516]
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君だけを・・・ 第五十二話 - あーまん - 2007/10/14(Sun) 01:02:28 [No.547]
君だけを・・・ 第五十三話 - あーまん - 2007/10/28(Sun) 01:23:16 [No.597]


君だけを・・・ 第四十九話 (No.510 への返信) - あーまん

淳平は依然として口を開けたままである。

それはそうだ、つかさとの二人きりで一夜を過ごすということだ。

淳平はふと、隣に居るつかさを見てみたが、つかさも驚いた顔をしている。

淳平「ちょ・・・・おじさん!! それってまずくないですか??」

そんなつかさを見た淳平は少し残念な気持ちもあったがさすがに焦りつかさ父に訴えた。

しかし、つかさ父は鼻で少し笑いながら

つかさ父「別に大丈夫だろ? 淳平君とつかさは付き合ってるんだし、それに淳平君はつかさに変なことしないと分かってるし・・・」

つかさ父「それともなんだ??? 変なこと・・・」

つかさ父は意地悪く笑いながら淳平に言ってくる。

淳平「そ・・・そんなことありませんよ!!」

淳平はついつい反射的に否定してしまう。

淳平「でも・・・・」

そう言いながら、再度隣にいるつかさの方へ助けを求めた。

しかし、つかさは思ってもみなかった言葉を発する。

つかさ「あたしは・・・・大丈夫だよ・・・」

淳平「へ!?」

思わず、間の抜けた声を出してしまう淳平。

その言葉を聞いただけで、体が熱くなるのが分かる。

つかさ「淳平君は・・・変なことしないって・・・あたし・・信じてるし・・・」

その言葉を聞いたつかさ父は

つかさ父「つかさもそう言ってるし、じゃあ決まりだな!!」

つかさ父「今日はもう夕方だし部屋でゆっくりしていなさい。 あと、ここ露天風呂あるから好きなときに入るといいよ。」

そう言い残し、つかさ父は部屋に入っていった。

残された二人は、しばらくお互いを見詰め合っていた。

さすがに淳平は思ってもみなかった展開に頭がついていけていなかった。

しかし、何か声を発しなきゃと思い

淳平「と・・・とりあえず、部屋に入ろうよ。」

とだけ、言って二人とも部屋に入った。

部屋にはベッドが二つ並べてあり、特別広くも無いが十分居心地が良さそうである。

ただし、淳平はとても落ち着いてられない。

淳平「つ・・つかさ・・?」

つかさ「何??」

つかさは、思ったよりも冷静になっており、というよりもいたって普通だ。

そして、つかさは淳平の言いたいことを察したのか

つかさ「あたしは、淳平君とだったら何所に居たって大丈夫だよ?」

淳平(・・・そっか、つかさは俺のことを信用してくれているんだ。)

つかさ「それに・・・あたしだって淳平君と二人きりが良かったし・・・」

ここでようやくつかさの顔が赤く染まった。

なんだか淳平も恥ずかしくなってきた。

淳平「あ・・・ありがとな!! 俺もつかさと二人きりで良かったよ!!」

そう言うと、つかさはニコっと笑って、荷物の整理はし始めた。

淳平(とは言ったものの・・・・実際、俺・・大丈夫なのかな??)

そう思うことは当然である。

もうじき高校生にもなる男女が夜を共にする・・・ ましてや、かなりの美少女・・・

とても、淳平にとっては刺激的である。

理性を保てるかどうか・・・ とても不安になる淳平であった。




そうして、しばらく時間が過ぎた。

つかさ「淳平君。 先、お風呂入ってきていいかなぁ〜?」

淳平(お風呂!?)

淳平は想像してしまった・・・・つかさの入浴シーンを・・・

つかさは、淳平が考えていることが分かったのか

つかさ「こら!!何想像してんだよ!!」

と、言ってデコピンをしてきた。

淳平「イテテ・・・ どうぞ・・どうぞ・・行って来て下さいませ〜」

つかさは、少し呆れた様子で

つかさ「はぁ〜 じゃあ、行って来るね〜」

と、言って露天風呂に向かっていった。

淳平はテレビでも見ようかと思ったが

淳平(喉が渇いたな・・・)

と、思ったので、自動販売機に行こうと思い、ドアを開けた。

その瞬間・・・・



ドン!!



「キャ!!」



誰かとぶつかった様である。

淳平は倒れずにすんだが、相手の方は倒れてしまった。

淳平「す・・・・すみません・・大丈夫ですか!?」

「えぇ・・・私の方こそすみません・・・」

そう言うと、その相手は立ち上がり淳平に顔を向けた。

淳平は思わず見とれてしまった。

長い黒髪、凛とした顔立ち、つかさに負けず劣らずの美少女である。

外見からして淳平と年齢が近いことは容易に想像出来た。

「あの〜・・・」

淳平が見とれているのに気づいてか声をかけてきた。

淳平はすぐに我に返った。

淳平「は・・・はい!」

そうしたら、女の方が淳平のことをまじまじと見つめて

「あの〜何所かで会ったことありませんか??」

淳平「へ!?」

思わず奇声をあげてしまう淳平。

しかし、淳平もよく見ると、何所かであったような気がしてきた・・・・

淳平「確かに・・・俺もそんな気が・・・・」

そう言って、二人はしばらくその場で考え込んでいた。

そうしていると、女の方が思い出したのか、

「あ!!多分、○○塾のクラス分けテストで隣に座っていた人ではないですか??」

その言葉を聞いた淳平は、みるみる思い出してきた。

淳平「あぁ〜!! 確か、隣の人は長い黒髪の人でしたね!!」

淳平「すごい偶然ですね〜 こんなところで会うなんて・・・」

二人ともとても驚いているようだ。

「これも何かの縁なのかもしれませんね。 ちなみにお名前は何と言うのですか??」

淳平「真中淳平って言います! 君は??」

「東城綾です!!」

その名前を聞いた淳平は何か頭に引っかかるものがあった。

淳平(東城綾・・・ どっかで聞いた事ある名前だな・・・)

そうしている内に

綾「あの〜、同い年なんですから敬語止めませんか??」

淳平もそれに同意し

淳平「そうですね・・・・じゃあ、ため口で!」

そう言うと、淳平は『東城綾』という名前が引っかかるものの、しばらくそこで会話を楽しんでいた。


[No.516] 2007/09/24(Mon) 02:25:36

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