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君だけを・・・ 第四十四話 - あーまん  - 2007/08/29(Wed) 23:49:58 [No.495]
君だけを・・・ 第四十五話 - あーまん  - 2007/08/31(Fri) 19:06:34 [No.498]
君だけを・・・ 第四十六話 - あーまん  - 2007/09/05(Wed) 01:11:36 [No.505]
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君だけを・・・ 第五十一話 - あーまん - 2007/10/08(Mon) 02:09:14 [No.541]
君だけを・・・ 第五十二話 - あーまん - 2007/10/14(Sun) 01:02:28 [No.547]
君だけを・・・ 第五十三話 - あーまん - 2007/10/28(Sun) 01:23:16 [No.597]


君だけを・・・ 第五十二話 (No.541 への返信) - あーまん

翌日、つかさは目を醒ました。

まだ眠い目を手で擦る。

そして、一緒の布団で寝ているはずの淳平に抱きつこうと手をしのばせる・・・・

しかし、つかさの手が向かった先には何も無かった。

つかさ(!?)
つかさは不安にりまだ少し眠たい目を思いっきり開ける。

そして思わず周りを見渡す。

すると・・・

つかさ(淳平君・・・)

途端に笑顔になるつかさ。

つかさの視線の先には、隣のベッドで寒そうに寝ている淳平の姿があった。

つかさ(淳平君・・・紳士だったんだね・・・)

つかさは自分の布団から出た。

つかさ(もう少し・・・いいよね・・)

そして、淳平のベッドに静かに足を入れる。

起こさないようにちょっとずつ体もベッドの中に入れていく・・・

そして、あお向けで寝ている淳平の隣に張り付く形で寄り添った。

つかさ(えへへ・・・淳平君の隣だぁ・・・)

どこからともなくくる喜びと幸せをかみ締めながら淳平の寝顔を見ていた。

ふと、つかさは淳平の左胸に手を置いてみる。

ドクン・・・ドクン・・・

ゆっくりとしたペースで淳平の心臓が鼓動していた。

つかさ(いつもはもっと早いのに・・・・今はゆっくりなんだね・・)

つかさ(淳平君の心臓の音・・・ なんだか心地よいな・・・・)



そして、しばらくその状態が続くと・・・



淳平「うん・・・」

突然、淳平が寝返りをうった。

つかさ「淳平君!!ちょ・・・」

あろうことか淳平は隣で仰向けになっているつかさの方へ寝返ってきた。

自然と淳平はつかさの上に乗っかる。

つかさ(どうしよう・・・動けないよ・・・)

強引に動こうと思えば動けるのだがそれでは淳平を起こしかねない。

つかさは無理に淳平を起こしたくなかった。

つかさ(しょうがないか・・・・ でも、なんだか嬉しいし、もう少しこのままでいっか・・・)

そう思いながら、そっと淳平の背中に手を回した。

つかさ(暖かいね・・・淳平君!!)

ぎゅ〜っと淳平を抱きしめる。

それだけで幸せになれる。

この幸せのためなら他は何もいらないとさえ思えた。

外は快晴、まるでつかさの心を表しているかのようだ。



しかし、その幸せが大きすぎたのか・・・

淳平「うぅ〜ん・・・・」

淳平「なんか・・苦しい・・・」

淳平が起きてしまった。

つかさはつい力を入れすぎてしまったようである。

しかし、つかさは笑顔で

つかさ「おはよう♪」

と、言った。

淳平は未だ視点が合わない。

淳平「ん?おはよう・・・」

眠たい目を擦ってくと・・・・ようやく気づく。

淳平「つ・・・つかさぁ〜!?!?!?」

思わずびっくりしてしまう淳平・・・それはそうだ。

しかし、対照的につかさは微笑みながら淳平の顔を下から上へ見上げていた。

淳平「つ・・・つかさが何で俺の下になってるんだ・・・??」

状況が理解できない淳平。

淳平は確かにベッドを移動したはずである。

それはつかさを裏切らないために・・・

それが、何故、つかさが淳平のベッドにいるのか・・・

つかさ「あたしが淳平君のベッドに入ったんだよ!」

絶えず笑顔で言うつかさ。

淳平「は・・・入ったって・・・」

しどろもどろに答える淳平。

つかさ「夕べは紳士だったみたいだね♪淳平君♪」

淳平「ご・・・ごめん・・・」

思わず謝ってしまう。

つかさ「クスクス・・・何で謝るのよ〜」

そんな淳平が可笑しく、笑ってしまう。

淳平「だ・・・だって・・・・」

淳平「そ・・そんなことよりも、起きなきゃ・・」

そう言って淳平は強引にベッドから出ようとする。

そうしたら突然・・・

つかさ「待って!!」

淳平「え・・・??」

つかさ「もう少し・・・このままで居て・・・」

つかさは顔が真っ赤になる。

同じく淳平も真っ赤だ。

淳平「で・・でも・・重いだろ??」

つかさ「うーうん・・・大丈夫だよ・・・」

淳平「でも・・・・」

もはや淳平は何がなんだか分からない。

とりあえずなんとか分かったのは、この状況は淳平の理性を破壊させるには十分すぎるということだけだ。

しかし、淳平は昨日の事もあり我慢する力はついていた。

淳平(我慢・・・我慢・・・我慢・・・)

頭の中で念仏のように唱えていた。

淳平がそうしていると

つかさ「あたし・・・今、すっごい幸せなんだ・・・」

顔を赤くしながらも淳平の目をしっかり見てきた。

淳平「幸せ・・・?」

つかさ「淳平君がこうやって近くに居てくれて・・・淳平君の温もりを感じることが出来て・・・」

つかさ「すごく安心する・・・ もう、淳平君以外の人なんて考えられないよ・・・」

その言葉を聞いて淳平もとても幸せになっていた。

さっきまでの煩悩はもはやどこかに飛んでいってしまった。

淳平「俺も・・・何よりもつかさが一番大切だから・・・」

そう言うと二人はしばらく無言で抱き合いながら幸せを感じていた・・・・ 


[No.547] 2007/10/14(Sun) 01:02:28

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