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No.611へ返信

all My Precious ! はじめに - バーツ - 2007/10/31(Wed) 21:38:48 [No.606]
My Precious ! 第1話 - バーツ - 2007/10/31(Wed) 21:45:45 [No.607]
My Precious ! 第2話 - バーツ - 2007/11/05(Mon) 21:25:05 [No.611]


My Precious ! 第2話 (No.607 への返信) - バーツ

淳平は自分の教室へとむかっている。

その途中、不意に後ろから声をかけられた。

外村「お〜い!真中!!」

淳平「ん?あっ、外村じゃん!」

こいつは外村。中学が一緒で、高校では同じクラスである。

外村「なぁ、お前朝っぱらから女と来てたろ?」

淳平「へっ?あぁ、まぁな」

外村「2人はどういったご関係で?」

淳平「ただの幼なじみだけど?」

外村「幼なじみ〜?朝から2人で登校ってのは周りから見ればカップルだぜ?」

淳平「なっ!?俺とつかさ・・・西野先輩はそんな関係じゃないわ!!」

外村「へ〜、あの人西野つかさっていうんだ?」

淳平「あぁ、そうだよ。あいつは俺の幼なじみで、家が近いもんだから一緒に登校してるわけ。納得したか?」

外村「まぁな。にしてもつかさちゃんめっちゃ可愛かったぞ?ありゃ男子にモテまくりだろうな〜」

淳平「そうか〜?てかなんでお前つかさちゃんって呼んでんだ!?」

外村「ん〜、気分?」

淳平「なんだそれ・・・」

そうこうしているうちに教室へつく。

その頃つかさはというと・・・

トモコ「おっはよ〜、つかさ!」

つかさ「あっ、トモコ!おはよう」

つかさの親友のトモコ。彼女は淳平とつかさの関係を知っている。

トモコ「にしても・・・まったく、朝から男と登校とは、やるね〜つかさ!」

つかさ「ちょっ・・・トモコ!」

トモコ「わかってるって〜。にしても淳平くんが泉坂入るとはね〜」

つかさ「ほんとだよ。前はあんなに馬鹿だったのに」

トモコ「あははっ!まぁよかったじゃん?」

つかさ「なにが?」

つかさは不思議な顔をしている。

トモコ「べっつに〜?あ、そういえば美鈴の弟も泉坂らしいよ?」

つかさ「ホント?後で見に行ってみようか?」

すると近くから声がした。

美鈴「見に行っても無駄よ、無駄!」

2人は視線を横に向けるとそこには美鈴が立っていた。

トモコ「美鈴〜、無駄ってことはないっしょ?」

美鈴「あんな馬鹿弟見る価値ないわよ」

つかさ「まぁまぁ、別に見るくらいいいじゃん。ね、トモコ?」

トモコ「そうだそうだ!」

美鈴「はぁ・・・じゃ勝手にしな〜。確か1年2組だから。でもあんま期待するなよ?」

「「りょ〜かい!」」

そして昼休み・・・

トモコ「さて、じゃあ見に行きますか!」

昼食を食べ終えたつかさとトモコは、美鈴の弟がいるクラスへとむかった。

そして教室へつき中を見る。

しかしそれらしき人物が見当たらない。

一方、クラスの男子は美少女が来たと騒いでいる。

つかさ「おっかしいな〜、見あたらないよ?」

トモコ「美鈴わざと違うクラス言ったんじゃ・・・」

するとつかさの肩を誰かが叩いた。

淳平「こんなとこで何やってんのかな〜?西野先輩?」

つかさは後ろに振り向く。

すると、そこにはいかにもあなた邪魔ですよと言わんばかりの顔をした淳平がいた。

つかさ「淳平!?」

淳平「ったく、教室入れねーだろ!?」

つかさ「後ろから入ればいいじゃない」

淳平「俺の席は前なの、前!」

2人を見て、トモコは話に割って入る。

トモコ「淳平くん、久しぶり!」

淳平「あっ、トモコさん!お久しぶりです」

トモコ「うちら、友達の弟の外村くん見に来たんだけどさ〜、どこにいるかわかる?」

淳平「あ〜、外村なら・・・」

するとむこうから外村が走ってきた。

外村「真中〜!!お前俺を置いてくとはどういう・・・」

淳平に置いていかれたのか、外村は少々ご立腹であったが、2人の美少女を前にそんな気持ちはすぐに吹っ飛んでしまった。

淳平「こいつが外村」

淳平に言われ、2人は外村のことをジロジロと見ている。

外村「真中・・・このお二方は?」

淳平「あぁ、こっちがさっき話した西野つかさで、そっちが友達のトモコさんだよ」

トモコ「よろしくね〜!いや〜、美鈴の弟って聞いてたけど全然違うね〜」

外村のことを上から下まで順に見た後にトモコが言った。

外村「姉貴のこと知ってるんですか!?」

素直に驚く外村。

つかさ「まぁ、友達だからね」

淳平「あれ、外村って姉ちゃんいたっけ?」

外村「あぁ、一つ上にな。それが恐いのなんのって・・・」

すると、後ろから声がした。

美鈴「誰が恐いって?」

外村の背中に急に冷たい視線が刺さる。そしてゆっくり振り返ると、そこには腕組みをした美鈴がいた。

外村「あ・・・姉貴!?」

つかさ「あれ?美鈴、どうしたの?」

美鈴「なんとなく見に来たんだよ。それより、アンタ誰が恐いって?」

そう言いながら弟に詰め寄る美鈴。

外村「いや、それは・・・その・・・」

そう言いながら後退りする外村。

その行動を見て美鈴の中で何かが切れた。

次の瞬間・・・

美鈴「天誅〜!!」

そう言って弟に襲いかかっている。

外村「ぎゃあぁぁぁ!!!お助けを〜!!!」

襲いかかる美鈴を振り切ろうと走り出す外村。

美鈴「待て〜〜!!」

そして2人はどこかへ走って行ってしまった。

残された3人はその光景にただ呆然としていた。

つかさはこの雰囲気に耐えきれず、何か話さなければと思い、淳平に一つ質問をした。

つかさ「そっ、そういえば、淳平はなんで泉坂に入ろうと思ったの?」

淳平「あ、あぁ。ここにある映像研究部に入ろうと思ってさ。だから俺一生懸命勉強したんだぜ?」

そう言って、エッヘンと言わんばかりにちょっと胸を張る淳平。

つかさ「映像研究部・・・」

つかさはその言葉にあることを思い出し、顔の表情が変わっていった。

淳平「ん?どした?」

その変化に気付き、つかさに聞いたが何も答えない。

そしてトモコに言われる。

トモコ「淳平くん・・・ドンマイ」

淳平「へっ?何が?」

淳平は2人の表情と言動の意味がわからなかった。

しかし次のトモコの言葉ですべてがわかることとなる。

トモコ「映像研究部の部長・・・美鈴なんだよね・・・」

淳平「えっ・・・」

淳平は先ほどの美鈴の外村に対するの行動が頭をよぎる。そして段々と顔が曇りだした。

淳平を見るに見かねてトモコは言葉をかける。

トモコ「まぁ、悪い子じゃないから。ねっ、つかさ?」

つかさ「そ、そうだよ!きっと大丈夫だって!」

2人はそう言って淳平を安心させようと笑ってはいるが、顔は引きつっていた。

淳平(俺・・・大丈夫かな・・・)


[No.611] 2007/11/05(Mon) 21:25:05

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