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No.635へ返信

all TSUKASA100% - 隠れみのhide - 2007/10/07(Sun) 20:55:39 [No.540]
[削除] - - 2007/11/22(Thu) 17:12:02 [No.634]
ストロベリー王国物語 序章 - 隠れみのhide - 2007/11/22(Thu) 18:22:03 [No.635]
ストロベリー王国物語 第一章 - 隠れみのhide - 2007/12/01(Sat) 17:17:11 [No.654]


ストロベリー王国物語 序章 (No.634 への返信) - 隠れみのhide

時は、AYA70年。隣国ケイクとの戦い、クリム(砂漠)戦争が終わり、ストロベリー王国にも平和が戻ってきた。しかし、争いによる死者の「怨念」「怒り」「憎悪」は連鎖され、新たな争いを起こす・・・
そして今、悪夢への鍵が解き放たれる・・・

ストロベリー王国、西区。
西区には、ストロベ城がある。国中から集められた戦士が今、城内で王に命令を下されている。
「ソトムラ様!只今戦士どもが集いました!」
「うむ、ご苦労・・・さぁ、戦士どもよ我にぬしらの決意を示せ。まずは・・・ん?」
王は一人の男に違和感を感じ、兵にひっとらえるよう命じた。
「戦士にまぎれてタコがおるではないか!処分せい・・・いや、今晩のおかずにしろ!」
その男は、俺の友人で口びるが ぶ厚く デカイ ので、よくタコに間違われる。
「んなぁ!!タコではございません!私はコミヤーマと申します。このたびの出兵に加戦しようとここに参りました」
王は疑わしげに了承した。
「うむ、まぁよい。そのような顔は見たものを圧倒させる武器になりそうじゃ。かーっかっかっかっか!!」
「うぅ、ひどぃ・・・」
あまりに顔のことを言われたので、ついには泣き出してしまった。
コミヤーマがあまりに大泣きするので、集められた戦士たちは・・・こんな奴と一緒に戦うと巻き添えを喰らいそうだ・・・と、城を後にして去っていってしまった。残ったのは俺とタコ、そして、イケメンの戦士が二人。
「なんじゃ、なんじゃ。みんな帰ってしまったわい・・・さて、ソナタは?名を名乗れ」
と、王は金髪の少年を指した。少年はスクッと立ち上がり、口を開いた。
「はい、私はオークサーンと申します。東区のイズミザカ道場から派遣され、参りました。王のためなら命も惜しまず戦います」
少年はハキハキと自己紹介をし王に忠誠を誓った。
「ほう・・・なかなか。それでソナタは?」
今度は、茶髪の少年を指した。
「私はアーマッチと申します。剣術6段、体術4段、魔術少々に、気術を使えます。」
「ほほう、おまえもなかなかやるのう・・・では、そこの貧弱ボーイ、名乗れ!」
王はにやけた表情と怒った口調で俺を指した。
「え、あ、えーと、俺は・・・」
「『俺は』ぁ!?」
王はにやけた表情を消し、完全に怒りの表情に変わった。実は、俺はコミヤーマに誘われて、無理やり連れてこられたのだ。クソッ、このタコめ!!俺はチラッとコミヤーマを見た。
「うえぇぇぇぇっ」
まだ泣いている。
「あ、私は・・・ジュペインと申します」
「で?特技は?」
「え?あ、特技は・・・・・・ない・・・です」
このまま追い返してくれ〜!俺はそう願った。しかし、王は・・・
「ふ〜ん、あっそう・・・。」
かる〜受け流されてしまった。
「ゴホンッ・・・それでは、本題に入る。実は娘のツカサが何者かに連れ去られてしまったんじゃよ。それでな、おぬしらに連れ戻してもらおうと思う。」
「捕われている場所はわかっているのですか?」
金髪の少年が王に問いかけた。
「あぁ、連れ去った奴は西の大神殿、ツキノ城に行ったようだ。なんにしろ部屋に残っていた粉が西の砂漠の砂だったんでな。さぁ行きたまえ!諸君の健闘を祈る。」
王はそう言って俺たちを見送った。俺はまだ泣き止まないコミヤーマを引きずりながら、出て行った。

こうして、俺たちの戦いは始まった。

作;HIDE


[No.635] 2007/11/22(Thu) 18:22:03

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