お互いの想い - りゅう - 2007/11/25(Sun) 21:11:11 [No.639] |
お互いの想い 第1話 - りゅう - 2007/11/25(Sun) 21:15:19 [No.640] |
Re: お互いの想い 第2話 - りゅう - 2007/11/25(Sun) 22:44:25 [No.644] |
合宿も終わり、映研部員は文化祭のための準備に明け暮れていた。 とある放課後、夜も遅くなり解散となった。淳平は映画の編集のため一人で残っていた。 淳平「ふーっ、今日はこれくらいにしてそろそろ帰るかなぁ」 そんなことを考えていると、 ペタ ペタ ペタ 誰もいないはずの廊下から足音がしてきた。 淳平「お、おい・・・嘘だろ・・・?」 足音はだんだんと近づいてきて、ドアの前で止まった。そして・・・ ガラッ 静かにドアが開いた。 淳平「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」 「きゃぁぁぁぁ!!」 淳平「すいませんすいません!もう悪いことはいたしません!だからどうかお許しを〜〜!」 「・・・クスッ」 淳平「・・・へっ?」 「真中くん大丈夫?」 淳平「と、東城?」 部室に入ってきたのは東城だった。いつもおそくまで残っている淳平を気遣い、夜食を持ってきてくれたのだ。 東城「真中くん驚きすぎてこっちもビックリしちゃったw」 淳平「ご、ごめん」 淳平(くっそ〜、かっこ悪いとこ見られた〜orz) 東城「はいこれ、お腹すくと思って」 そういって東城は、サンドイッチを作ってきてくれた。 淳平「ありがと〜!ちょうどお腹すいてたんだぁ♪」 東城「・・・じゃああたしはこれで」 淳平「えっ?もう帰るの?」 東城「真中くんの邪魔しちゃ悪いし・・・」 淳平「こんな時間に女の子が一人で歩いたら危ないよ、ちょっと待ってて。」 そういって淳平は急いでサンドイッチを食べ終え、 淳平「おまたせ〜、じゃあいこっか?」 東城「えっ?どこへ?」 淳平「どこって、帰るんじゃないの?」 東城「送ってくれるの?!」 淳平「もちろん!夜食のお礼も兼ねてさ。それとちょっと話もあるし・・・」 東城「そ、それじゃあよろしくお願いします・・・」 淳平「じゃあいこっか」 歩いている間、二人はずっと映画の話や小説の話をしていた。 すると淳平が、 淳平「ちょっと公園よってもいい?」 東城「う、うん、いいけど?」 ベンチに腰掛けると二人は編集が終わったテープを東城に渡した。 淳平「あとはこれに外村がCGを加えるだけなんだけど、一応東城にチェックして欲しくて」 東城「じゃあ家で見とくね」 淳平「ありがと、あと変なとこあったら遠慮なく言ってね?そしたらおれすぐ編集しなおすから」 その後は、東城の小説の話などで盛り上がった。 20分ほど話したとき、東城が、 東城「真中くん」 淳平「ん?なに?」 東城「ほんとは他に話あるんでしょ?」 淳平「えっ・・・」 実際に淳平は聞きたいことがあったが、どう切り出せばいいのかわからなかった。 東城「真中くんの部屋での話しの続き、でしょ?」 淳平「う・・・うん」 淳平「あのときは小宮山がきて途中だったけど・・・あの続き、聞かせてくれる・・・?」 東城「・・・うん、あのとき、天地くんは演技だって言ってたでしょ?」 淳平は黙って聞いていた。 東城「でも、実はあれ・・・」 そういって東城は深く息を吐いて、 東城「・・・演技じゃないの」 淳平「えっ・・・」 東城「あれは・・・あたしの・・・本当の想いなの・・・」 淳平「・・・?!」 東城「あたし・・・真中くんの事が・・・」 そこまで言ったとき、淳平は東城を抱きしめた。 東城「ま、真中くん!?」 淳平「俺も、東城の事好きだよ!!」 東城「・・・ほんと?」 淳平「でも・・・」 東城「えっ・・・?」 淳平「おれ、実は・・・この前西野と、さつきにも告られて・・・」 (このときの二人の告白は原作どおりです) 東城「・・・」 淳平「いますぐ返事はできないんだ・・・」 淳平「でも文化祭までには絶対に返事するから!!」 東城「・・・うん、待ってる。」 淳平「・・・帰ろっか?」 東城「うん・・・」 帰宅後、淳平はベッドの上で、考えていた。 淳平(もう、引き伸ばしちゃいけないんだよな・・・でも・・・) 淳平(三人のうち、誰を選んでも、誰かを傷付けることになるんだよなぁ・・・) いろいろ考えていたが、そのまま淳平は深い眠りについた。 [No.644] 2007/11/25(Sun) 22:44:25 |