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君が好き 第32話 「つかさの過去@」 (No.649 への返信) - バーツ

今から遡ること約一年前。

神奈川県坂上市坂上高校にて・・・

つかさは親友のトモコと廊下を歩いていた。

すると、不意に後ろから誰かに声をかけられた。

「お〜い!西野〜!」

2人は声のする方へ振り返る。

そこには2人と仲がいい神田優希がいた。

つかさ「あれ?優希くん、どうしたの?」

つかさは優希に尋ねる。

優希はとても目をキラキラさせながら言った。

優希「聞いてくれよ〜!!俺今度の試合でレギュラーになったんだぜ!?」

つかさ「ホント!?確かうちのサッカー部ってかなり強いって聞いてたけど・・・」

優希はサッカー部に所属しており、坂上高校は毎年全国大会に出場するほどに強かった。

優希「やっぱ俺は才能あるからな〜」

つかさ「そうやってすぐ調子乗るんだから〜」

つかさと優希はとても仲がよかった。

そのため周りからは2人は付き合っていると思われていたが、当の本人たちはそうは考えてはいかった。

そう、この時までは・・・

トモコ「あんたらホント仲良いよね〜。この際だから付き合っちゃえば?」

優希「だな〜。西野、俺と付き合ってみっか?」

つかさ「えっ?」

いきなりのことにつかさはビックリした。

トモコ「あれあれ?さては今の本気にしたな〜!?」

つかさ「なっ!?トモコ!からかわないでよ!!」

すると優希は突然真剣な顔つきになって言った。

優希「・・・からかってねぇよ」

つかさ「えっ・・・?」

つかさはその言葉に驚きを隠せなかった。

優希「まぁそれはそうと、今度の県大会の決勝2人で見に来いよ!」

トモコ「そうだね〜、つかさ!どうせ暇なんだから行ってみよっか!!」

つかさ「えっ・・・う、うん」

優希「マジ!?西野が来てくれるなら俺はりきっちゃおっかな〜!!」

つかさ「何よそれ〜」

そしてその日の夜・・・

つかさ(はぁ・・・優希くんに言われたことが頭から離れないよ・・・)

そんな時、

プルルルッ・・・プルルルッ・・・

つかさの携帯が鳴った。

つかさ「もしもし〜?」

優希「あっ、西野?俺、優希だけど・・・」

つかさ「えっ!?優希くん!?」

つかさは今の今まで優希のことを考えていたため優希からの電話に驚いた。

優希「何驚いてんだよ〜?」

つかさ「べっ、べつに驚いてなんかないよ!」

つかさは大きな声を出して言った。

優希「む〜、大きな声を出して否定するところがますます怪しいな〜」

つかさ「コラ〜!!からかわないでよ!!」

優希「はいはい、わかりましたよ〜。それより、今ちょっと時間あっか?外出てきてほしいんだけど・・・」

つかさ「えっ、外?」

つかさは携帯を耳に当てながら自分の部屋のカーテンを開け外を眺めた。

すると、玄関前に自転車にまたがりながらこちらに手を振っている優希の姿が見えた。

つかさ「ちょっと待ってて!」

つかさは急いで玄関へ向かい外に出た。

優希「よっ!」

つかさ「こんな時間にどうしたの?」

優希「うん・・・ちょっと話があって・・・」

つかさ「話?」

優希「あぁ。ここじゃなんだから公園でも行こうぜ」

そして2人は公園へとむかった。


[No.650] 2007/11/27(Tue) 21:41:37

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