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No.687へ返信

all 赤い糸 はじめに - バーツ - 2007/12/04(Tue) 21:20:59 [No.681]
赤い糸 序章 - バーツ - 2007/12/04(Tue) 21:24:18 [No.682]
赤い糸 第1章 - バーツ - 2007/12/05(Wed) 21:16:05 [No.687]
赤い糸 第2章 - バーツ - 2007/12/15(Sat) 22:05:05 [No.711]
赤い糸 第3章 - バーツ - 2007/12/16(Sun) 19:07:33 [No.713]
赤い糸 第4章 - バーツ - 2007/12/17(Mon) 20:47:20 [No.714]
赤い糸 第5章 - バーツ - 2007/12/19(Wed) 20:51:34 [No.716]


赤い糸 第1章 (No.682 への返信) - バーツ

「ヤバい!寝坊した〜!!」

街の中を走るひとりの少年。

彼の名は真中淳平。

今日は親友の大草、小宮山と出かけるらしい。

「お〜い、真中!こっちこっち!!」

駅につくと大草が手を振っている。

その隣には図体のデカい小宮山が腕を組んでいた。

「わりぃ、寝坊しちゃって・・・」

「ま〜た夜遅くまで映画観てたんだろ?」

「うっ・・・はい、その通りです・・・」

「ったく、この映画バカは・・・」

「映画をバカにすんじゃねぇよ!」

「いや、映画はバカにしてねぇよ・・・」

「で、今からどこ行くんだっけ?」

「昨日聞いてなかったのか?サッカーの試合見に行くんだろうが」

「そういやぁ真中は運動音痴なのにサッカー部入ってたもんなぁ」

「うるせ〜よ」

「ほら、さっさと行くぜ?」

3人は駅の中へと歩いていった。

その光景を見ていたひとりの男性・・・

「俺があいつの運命を見守る・・・ってか?」

何か呟いている。

「ったく、しゃあねぇなぁ。一つ忠告でもしといてやっか・・・」

パチッ・・・

その男性は指をならすと、突如消えてしまった・・・

所変わって電車の中・・・

「やっぱプロの試合を見るってのはいいもんだよな〜」

「そりゃあプロだからな!早く見てぇよ!」

大草と小宮山は2人で盛り上がっていた。

(はぁ〜。俺は映画が観てぇよ・・・)

淳平はそんなことを思っていた。

するとどこからか声が聞こえた。

「午後5時頃、交通事故に気をつけた方がいいぜ」

「へっ・・・?」

淳平は当たりをキョロキョロ見回した。

しかし、淳平に喋りかけた人は誰一人としていない。

「ん?真中・・・どした?」

大草が淳平に話しかけた。

「いや・・・今誰かが俺に話しかけたような・・・」

「何言ってんだお前?俺ら以外誰もこの車両乗ってねぇだろ」

「だよなぁ・・・」

「どうしたんだ真中?」

「いや、別に・・・」

(やっぱ空耳だったのかなぁ・・・)

淳平はそう思っていた。

この後にあんなことが起きるまでは・・・

一方その頃・・・

「つかさ〜、アンタまた男振ったでしょ〜?」

「えっ、なんの話?」

「とぼけたって無駄よ!トモコ様にはすべてお見通しなのだからね」

つかさとトモコはとある喫茶店で話をしていた。

「だって私に告ってきた人のことよく知らないし〜」

「アンタねぇ・・・。あの男は今まで以上に顔良かったじゃない?」

「顔なんていいんだよ〜。あたしは中身の方が大事だと思うな。あと優しければさ」

「だ〜から今までの男振ってきたってわけ?」

「まぁね〜」

「まぁつかさらしいと言うかなんというか・・・」

「それより!この後どうする?」

「そうだね〜。カラオケでも行く?」

「う〜ん、じゃあ行こっか!」

そして2人は喫茶店を後にした。

つかさはこの後、運命の男に出会うとも知らずに・・・


[No.687] 2007/12/05(Wed) 21:16:05

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