二つの初恋〜はじめに〜 - 湖畔 - 2007/12/04(Tue) 12:49:41 [No.677] |
第一話 - 湖畔 - 2007/12/04(Tue) 22:54:44 [No.683] |
第二話 - 湖畔 - 2007/12/05(Wed) 13:02:10 [No.685] |
第三話 - 湖畔 - 2007/12/08(Sat) 14:55:39 [No.690] |
Re: 第三話 - 湖畔 - 2007/12/10(Mon) 17:36:18 [No.693] |
第五話 - 湖畔 - 2007/12/14(Fri) 16:26:43 [No.707] |
勝手に体が動いていた。西野を助けることしか淳平は考えていなかった。 淳平「てめぇー!なにしてやがる!」 バキッボコッドカッ__________________________________________________________ 淳平「ん?どこだろうここ???ベッド?病院?俺は確か・・・・・ 西野さんを助けようとして・・・・・・・・・・」 そう言った淳平の顔はどんどん青くなっていく。 淳平「そうだ!西野は!?助かったのか!?」 東城「落ち着いて!真中君!あの女の人は大丈夫だから!」 淳平「と、東城!?な、何でここに?いや、それよりあの子は助かったのか!?」 東城「うん。大丈夫だったみたいだよ。真中君のおかげでね。でも、とりあえず落ち着いて?ねっ。」 東城の一言で淳平は我に帰った。 淳平「そ、そっか、ご免な東城。取り乱して・・・・・・・・・それに付き添ってくれてたんだな・・ありがとう。」 東城「いいよいいよ。おばさんに頼まれたっていうのもあるけど、真中君が心配だったし。またあの時のようなことになってないかって」 東城は泣いていた あのときのことと言うのは、今は言わないでおこう。 ただ、その事件で東城は真中のことが好きになったと言うこと、 そして、本当はそのときから運命は動き出していたこととだけ 言っておこう。 話は病室に戻る。 淳平はあの事件を思い出しながらも、目の前で自分のために泣いている東城に心から感謝していた。だがそれは、一人の女性としての 東城にではなく、幼馴染としての東城への気持ちだが。 淳平「ありがとう。東城。」 素直に淳平はそう言った。 東城は涙を拭きいつもの可憐な顔に戻り口を開いた 東城「うん。ねぇ真中君・・話変わるけどね・・・・・・あたしね・・・・・・・好きな人がいるの。」 淳平「そうなんだ。おれは応援するぜ。お前だったら絶対いけるって!自信もて!でもなんで俺にそんなことを・・・・・・?」 東城「真中君だから・・・・・・・・」 東城はしたを向き、頬を赤らめて言った。 淳平「へ?それどういう・・・・・」 淳平が質問しようとするが、東城の声でさえぎられた。 東城「その人はね、優しくて、素直で前向きで、大きな夢を持っていて・・・・・いつも私を笑顔で励ましてくれた・・・・・・・」 病室に静寂が流れた。鈍感な淳平もこれからなにがあるのか感づいたのであろう。 東城「その人は・・・・・真中淳平・・・・・いま目の前にいる、 私の初恋の人・・・・・・」 突然の告白に淳平は唖然としていた・・・・・・・・・・・・・ 病室にはさわやかな東からのかぜが窓から入り、二つの体に やさしく吹きつけていた。 [No.690] 2007/12/08(Sat) 14:55:39 |