君が好き 〜part2〜 - バーツ - 2007/11/27(Tue) 21:31:17 [No.648] |
君が好き 第31話 「発覚」 - バーツ - 2007/11/27(Tue) 21:34:40 [No.649] |
君が好き 第32話 「つかさの過去@」 - バーツ - 2007/11/27(Tue) 21:41:37 [No.650] |
君が好き 第33話 「つかさの過去A」 - バーツ - 2007/12/01(Sat) 21:45:11 [No.657] |
君が好き 第34話 「つかさの過去B」 - バーツ - 2007/12/01(Sat) 21:48:30 [No.658] |
君が好き 第35話 「関わらない」 - バーツ - 2007/12/01(Sat) 21:51:15 [No.659] |
君が好き 第36話 「とぼけんな」 - バーツ - 2007/12/01(Sat) 21:54:09 [No.660] |
君が好き 第37話 「最悪な誕生日」 - バーツ - 2007/12/02(Sun) 20:35:59 [No.667] |
君が好き 第38話 「彼氏」 - バーツ - 2007/12/03(Mon) 20:45:16 [No.674] |
君が好き 第39話 「気になること」 - バーツ - 2007/12/03(Mon) 20:48:21 [No.675] |
君が好き 第40話 「付き添い」 - バーツ - 2007/12/04(Tue) 21:17:48 [No.680] |
君が好き 第41話 「大事なのは今」 - バーツ - 2007/12/05(Wed) 21:12:07 [No.686] |
君が好き 第42話 「運命の日」 - バーツ - 2007/12/06(Thu) 21:13:24 [No.688] |
君が好き 第43話 「電話」 - バーツ - 2007/12/06(Thu) 21:16:21 [No.689] |
君が好き 第44話 「対面」 - バーツ - 2007/12/08(Sat) 23:42:33 [No.691] |
君が好き 第45話 「つかさの答え」 - バーツ - 2007/12/08(Sat) 23:50:31 [No.692] |
君が好き 第46話 「淳平の存在」 - バーツ - 2007/12/10(Mon) 17:36:33 [No.694] |
君が好き 第47話 「悪夢再び」 - バーツ - 2007/12/10(Mon) 17:39:42 [No.695] |
君が好き 第48話 「淳平の容態」 - バーツ - 2007/12/10(Mon) 17:44:34 [No.696] |
君が好き 第49話 「信じがたい事実」 - バーツ - 2007/12/10(Mon) 17:47:27 [No.697] |
君が好き 第50話 「強がり」 - バーツ - 2007/12/11(Tue) 17:11:25 [No.698] |
君が好き 第51話 「信じること」 - バーツ - 2007/12/11(Tue) 17:15:20 [No.699] |
君が好き 第52話 「闇の中の誓い」 - バーツ - 2007/12/11(Tue) 17:20:43 [No.700] |
君が好き 第53話 「奇跡の患者」 - バーツ - 2007/12/12(Wed) 21:38:11 [No.701] |
君が好き 第54話 「光希の話」 - バーツ - 2007/12/12(Wed) 21:40:08 [No.702] |
君が好き 第55話 「つかさから」 - バーツ - 2007/12/12(Wed) 21:42:23 [No.703] |
君が好き 第56話 「あなたのことが」 - バーツ - 2007/12/13(Thu) 17:13:31 [No.704] |
君が好き 最終話 「幸せはキミのもとに・・・」 - バーツ - 2007/12/13(Thu) 17:18:15 [No.705] |
君が好き あとがき - バーツ - 2007/12/13(Thu) 17:23:16 [No.706] |
真っ暗な闇の中、そこに淳平は立っていた。 辺りを見回しても何もない、ただただ闇が永遠に広がる世界。 (ここは・・・) そんなことを思っていると、不意に背中を叩かれる。 (誰だ?) 後ろを振り返るが誰もいない。 (おっかしいな〜) そして前に目を戻すと、数メートル先に1人の少年が立っていた。 「や〜っと気づいたかぁ」 そう言いながら少年は笑っている。 「・・・俺がいる!?」 淳平が見たのは、淳平そっくりの少年だった。 「いや、お前じゃないし」 その少年はそう言いながら少し微笑んだ。 「ここは・・・どこだ?」 淳平は疑問に思っていたことを少年な尋ねた。 「そうだなぁ、生と死の境目ってやつかな」 「そっか・・・。俺死ぬのか・・・」 「まぁあんな交通事故にあったなら普通は死ぬわな。俺だってそうだったし」 「お前・・・もう死んでんのか?」 「俺はな。ちょうど一年半前くらいにお前と同じ場所で死んだよ」 「そっか・・・」 「大好きだった人に会いに行く途中だったんだよ。あと少しだったのに・・・」 「俺もだよ。覚悟を決めて会いに行く途中だった。けれど交通事故にあっちまった」 そして2人とも俯いてしまい、会話がなくなった。 数分して、淳平が少年に話しかけた。 「・・・お前、後悔してるか?」 「今はもう後悔なんてしてないよ。そいつには俺以外に好きな人ができたからな」 「そっか・・・そりゃ残念だったな・・・」 「ホントだよ。全くどうしてくれんだ、真中淳平!」 「はっ?」 「俺の初恋の人を奪いやがって・・・」 「お前何言ってんの?てかなんで俺の名前知ってんだよ!?」 「まだわかんねぇのか?俺に似て頭悪いなぁ」 「お前は俺だろ?」 「だから俺はお前じゃないって言ってんだろ!!」 そう言って少年はクスクス笑っている。 「全っ然わけわかんねぇし・・・」 「じゃあ・・・お前の好きな人は俺の好きな人。これでもうわかるよな?」 「だからさっきから・・・」 「しつこいぞ!同じこと何度も言わせんなよな!!」 淳平はう〜んと少し唸って考えた後、一つの答えに行き着いた。 「なっ・・・!?お前まさか・・・」 「そういうこった。それと、さっきは墓参りに来てくれてありがとな!」 「いや、それよりお前がここにいるってことは・・・やっぱ俺も死ぬのか?」 「・・・死にたいか?」 「はっ?そんなわけないだろ!?俺にはまだやるべきことがたくさん残ってんだ!!」 「へぇ〜。例えば?」 「夢の映画監督になってないし・・・それにまだまだ遊びたいし・・・」 「・・・」 少年は淳平に冷たい目線を送っていた。 「なっ、なんだよ!?」 「はぁ・・・。な〜んでそうなっちゃうかな〜」 「へっ?」 「もっと大事なことがあるだろ!?このバカ!!」 「バカって言うな!!そりゃあ少しはバカだけど・・・」 「お前俺に似ておもしれぇなぁ」 少年は腹を抱えと大きな声を上げて笑っている。 「そこまで笑うことねぇだろ!?」 「わりぃ、マジでおもしろかったからよ。で?今度は聞かせてくれるな?一番のやるべきことを・・・」 淳平は思った。 今一番何がしたいのか・・・。 それは・・・ 「俺はもう一度西野にちゃんと自分の気持ちを伝えたい」 「・・・よし」 「何がよしだよ?」 「俺だってまだお前に死なれちゃ困るからな」 「あっそ」 少年は淳平に近づいてきた。 「西野のこと・・・任せたぞ!」 そう言って、少年は淳平の手を握ってきた。 「おう・・・任しとけ!」 淳平も握り返す。 数秒間握手した後、少年は手を放し歩き始めた。 「あ〜あ、結局勝負は俺の負けかぁ」 「まっ、そういうことだな」 「そうそう、西野に変なことしたら俺が呪ってやっからな〜」 「えっ・・・マジで!?」 「バ〜カ、冗談に決まってんだろ?お前最後までおもしれぇなぁ」 そう言ってふり返った。 その時の少年は・・・笑顔だった。 「じゃあな、淳平。西野のこと・・・幸せにしてやってくれ」 そう言いながら、少年は闇に消えていった。 「絶対幸せにしてみせるから・・・。見ててくれよ・・・優希」 ―――――――――― 病室に明るい夕陽の光が差し込んできた。 「んっ・・・ここは?」 淳平はその眩しさの為か目を覚ました。 さっきとは違う白い世界。 「あれ?・・・俺どうしてここにいるんだ?」 淳平はそう思い体を起こそうとすると頭に激痛が走った。 「いって〜!!」 その大きな声に気づいたのか、先生やら看護婦さんやらが走ってやってきた。 「目が覚めたのか!?真中くん!!」 「えっと・・・はい」 淳平が交通事故にあってから2週間がたった日の出来事だった。 [No.700] 2007/12/11(Tue) 17:20:43 |