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No.714へ返信

all 赤い糸 はじめに - バーツ - 2007/12/04(Tue) 21:20:59 [No.681]
赤い糸 序章 - バーツ - 2007/12/04(Tue) 21:24:18 [No.682]
赤い糸 第1章 - バーツ - 2007/12/05(Wed) 21:16:05 [No.687]
赤い糸 第2章 - バーツ - 2007/12/15(Sat) 22:05:05 [No.711]
赤い糸 第3章 - バーツ - 2007/12/16(Sun) 19:07:33 [No.713]
赤い糸 第4章 - バーツ - 2007/12/17(Mon) 20:47:20 [No.714]
赤い糸 第5章 - バーツ - 2007/12/19(Wed) 20:51:34 [No.716]


赤い糸 第4章 (No.713 への返信) - バーツ

「妖・・・精?」

・・・??

コイツ何言ってんだ?

頭おかしいんじゃねぇの??

誰ですか?って聞いていきなり妖精って・・・。

それに俺は死んでないって・・・

あっ、そうか!

やっぱ俺引かれた時に頭打って、それでこんな変な現象見てるんだ!

淳平は一人で勝手に納得している。

「コラコラ、勝手に一人で話を進めるなよ」

男・・・いや、妖精がなんか喋ってる。

こういうのは無視するのが一番だな。

「おい!聞いてんのか!?」

無視無視っと・・・

「・・・お前少しは信用しろよ!どっからどう見たってイカした妖精って感じだろ?」

そう言って手を大きく広げている男。

いや、どっからどう見たって変な人だって・・・

呆れて何も言えない。

「ハァ・・・ったく」

男はため息をついて一呼吸おいた後、話し始めた。

「午後5時頃、交通事故に気を付けた方がいいぜ」

「なっ!?」

聞き覚えのあるフレーズ。

これは・・・そうだ、あの時の!

サッカー観戦に行く時に電車の中で聞こえた言葉だ!

・・・待てよ?

なんでコイツが知ってんだ!?

「俺が言ったんだからな、あれは」

そう言って笑っている。

・・・マジ!?

「マジだよ」

・・・なんかムカつく。

でも何で未来に起こることを知ってんだ?

「だって俺運命を司ってるからな」

・・・はい?

「俺はお前の運命を司ってるの!」

イヤ、意味がわからないんだけど・・・

「じゃあいいよ・・・」

なんで悲しそうな顔してんだよ!?

「だって・・・お前が理解しないから・・・」

あ〜、わかったよ!理解すればいいんだろ!?

「さっすが〜!物わかりいい奴、俺好きだぜ!」

何がさっすが〜!だよ・・・

いきなり言われて理解できるわけないじゃん!

「全く、人の忠告はちゃんと聞いとくもんだぜ?交通事故なんて起こすなよな〜」

だってあれは・・・西野さんが危なかったから・・・助けたくて・・・

「うん。まぁ、お前の行動は正しかったよ」

さっきと言ってること矛盾してねぇか・・・?

「ゴホン。あ〜、細かいことは気にするな」

おいおい・・・

・・・ってちょっと待て!!

さっきっから俺喋ってないのに普通に会話してるのはなんでだ!?

「それはだな〜、俺がお前の心の中で思ってることを読めるからだ!」

へぇ、なるほどね〜。

・・・って納得しちゃだめだろ、俺!

明らかにおかしいだろ!?

現実的に有り得ない!

「残念ながらこれは事実だからな〜。まぁ、ドンマイ!」

なにがドンマイだよ・・・

コイツのせいで、俺が思ったことは全部バレバレかよ!?

「そういう運命なんだよ、お前は」

・・・そうなの?

「そうだ!」

・・・イヤだ。

「ダ〜メ!」

・・・。

「どした?」

・・・うるさい!落ち込んでんだから話しかけんな!

「・・・やだ」

はぁ!?

「ひとつ良いことを教えてやろう」

良いことぉ!?

ケッ!そんなの期待できねぇよ。

「じゃあ聞かないのか?」

うっ・・・そう言われると聞きたくなる・・・

「素直になれよ〜」

かなりムカつく・・・

「へ〜、そんな風に思ってんなら言わねぇぞ?」

・・・教えてほしいなぁ〜!

「よしよし、教えてやるぞ!」

扱いやすいっ、この人!

「・・・なんか言ったか?」

いえっ、何も!

「そっか」

で?良いことって?

「目が覚めた時、お前の隣にいるのが運命の人だ」

運命の人?

「そっ。要するに一生を共にする人だ」

・・・ホントに?

「ホントに」

・・・ホントのホントに?

「ホントのホントに」

・・・ホントのホントのホント・・・

「しつこいぞ、バカ!俺が言ってんだからそうなの!わかったか!?」

えぇ〜!?

「運命なんだから仕方ないだろ!?じゃあな!」

パチッ・・・

そう言って指を鳴らすと、男は消えてしまった。

あっ、ちょっと!お〜い!!

なんだよ、言いたいこと言ったらすぐに消えやがって・・・

・・・運命の人ね〜。

だいたい運命なんてそう簡単に決まるものなのか?

ハァ・・・相手ブスだったらどうしよう・・・

それより・・・なんでアイツ俺のところに来たんだろ・・・?

そして淳平は目を瞑り、そのまま眠りについていった・・・。


[No.714] 2007/12/17(Mon) 20:47:20

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