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all カランコエ 〜あなたを守る〜 - バーツ - 2008/01/31(Thu) 20:28:48 [No.742]
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カランコエ 〜あなたを守る〜 2 (No.748 への返信) - バーツ

「あーーぁ、やっぱかわいいよなぁ西野‥‥」

夜、部屋のベッドの上に寝っ転がりながらまた雑誌を読んでいた

「デートなんて夢のまた夢だろうな‥‥」

そう呟いたとき、昼に外村に言われた言葉が頭をよぎる。

【ひょっとしてつかさちゃんお前に気があったりして‥‥】

「‥‥‥‥」

気がある‥‥

「わけねぇよな‥‥」

【気があったりして‥‥】

「‥‥あり得ない事もないか‥‥」

ウンウンと首を縦に振りつい一人で納得してしまった

「はぁ‥‥」

それはそうと‥

西野のグラビア見た俺は明日どんな顔であいつと会えばいいんだ!

翌日‥‥

学校へつき教室に入ると

「ねぇどんなグラビアだったの!?」

「水着だよなぁ?」

「サインくれサイン」

案の定西野が持て囃されていた

こりゃアイドルだな‥‥

西野ってこんな騒ぎイヤじゃねーのかな‥‥

ふと西野に目をやった

「もういいでしょ?恥ずかしいからやめてよー」

‥‥ってそうでもなさそうか

否定しながらも少し照れてるし‥‥

「あれー?お前の初恋の相手が困った顔してるけど?」

肩にポンッと手を置かれた

見るとそこにはサッカー部の朝練終わりの眠たそうな大草がいた

「別に困ってるように見えねぇけどな」

「そんなこと言って本当は気にしてるくせに」

「誰が?」

「お前が」

入り口で喋っていると、俺と大草が来たことに気付いた友達が声をかけてきた

「おい真中!大草!西野がさぁ」

「もうっ!これ以上ひろめないでよ!」

「グラビアに出たんだってよ!」

そんなこと知ってるっつーの‥‥

ここは流れに乗っといたほうがいいのか?

俺が言おうとした時、西野がこっちを向いた

今出かかった言葉がかき消されて、真逆のことを言ってしまった

「‥‥だから?」

うわっ!俺のバカ!これじゃ反応薄いって!

完璧西野に興味ないって思われちゃうじゃんか!

「おい!ちょっと真中‥‥」

大草に呼ばれたけど、言ったことに後悔していた俺は無視して足早に自分の席に向かった

「思ったこと言えないどころか逆走してんじゃねぇか」

イスに座ると後ろの席の外村が嫌味ったらしく言ってきた

「うっせぇ」

そう返したと同時に担任の黒川先生が教室に入ってきた

「席に着けー」

騒がしかった教室が先生の声で一気に静まり返る

「えー、今年も恒例の新入生歓迎会を実施することとなった」

去年俺らがやってもらったつまんねーアレか‥‥

「各クラスひとつ出し物をするから、実行委員を男女1人ずつ決めるんだが‥‥」

先生はそう言いかけると教卓の中から箱を取り出した

「くじ引きで決めるからなー」

そしてみんながくじを引いている時、背中をツンツンッと指で押された

「つかさちゃんとなれたらいいな。なぁ真中?」

「奇跡でも起こらねー限り無理だよ」

‥‥‥‥で

「くじ引きの結果‥‥」

なんと‥‥‥‥

「実行委員は真中と西野に決まった」

奇跡が起こってしまった‥‥‥‥


[No.749] 2008/02/01(Fri) 20:46:34

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