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all 永遠にともに - バーツ - 2007/12/19(Wed) 20:55:18 [No.717]
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永遠にともに 第11話 - バーツ - 2008/02/06(Wed) 15:16:35 [No.785]
永遠にともに 第12話 - バーツ - 2008/02/14(Thu) 00:02:23 [No.805]
永遠にともに 第13話 - バーツ - 2008/02/17(Sun) 00:16:41 [No.819]
永遠にともに 第14話 - バーツ - 2008/02/19(Tue) 00:14:56 [No.826]
永遠にともに 第15話 - バーツ - 2008/02/21(Thu) 00:19:06 [No.834]


永遠にともに 第11話 (No.744 への返信) - バーツ

一向にあの手紙の主がわからないまま時間は巡る巡る過ぎて4月。

あれ以来、つかさのバイト先に行くたびに淳平と大翔は会話するようになり、いつの間にか2人は仲良くなっていった。

そして淳平たちは3年になった。

クラスは持ち上がりなので去年と一緒である。

今は朝の教室。

淳平とつかさは机を挟んで向かい合わせの格好で話しをしていた。

「淳平くん聞いた?」

「何を?」

「うちのクラスにね、転校生が来るんだって!」

「転校生?また?」

「またって?」

「いや、だってつかさも転校生じゃん」

「あっ、言われてみればそうだね」

そう言ってつかさは笑った。

(そうか…もうつかさと出会って一年経つのか…)

「おーい?淳平くーん?」

「あ…なに?」

「どうしたのポーッとして…。まぁいつものことだけど」

(いつものことって…)

「考え事だよ」

「なんの?」

「いや…つかさがこっちきて一年経つんだなぁと思ってさ」

「…そっかぁ。もう一年か…」

するとつかさは窓の方に顔を向けて空を眺め始めた。

「一年で俺の人生は劇的に変わったな」

「どんな風に?」

「うーん、どんな風にって言われても…。まぁ一番はつかさの彼氏になれたことかな」

「じゃあ私は淳平くんの彼女になったことだね」

互いに照れる2人。

そして物思いに耽った。

本当にこの一年は色々あった。

つかさの転校。

映研の夏合宿。

文化祭の苦い思い出。

淳平の交通事故。

そして晴れて結ばれた2人。

時に楽しく時に切なく、さらに寂しくもあり、そしては嬉しくもあり。

そんなことが思い出される。

「おーい!早く席に着けー!」

先生の声で現実に引き戻される。

「みんな気付いていると思うが、うちのクラスに転校生がやってきた」

転校生ということで、周りは騒ぎ始めた


「静かに!じゃあ、入っていいぞー!」

教室のドアがガラッと勢いよく開き、そして転校生が入ってきた。

「キャーー!!かっこいいー!!」

教室の中は女子の悲鳴にも似た黄色い声が飛び交っている。

そんな中、淳平とつかさは目が点になって固まってしまっていた。

そこにいたのは…

「おっ!淳平!つかさちゃん!一緒のクラスか〜!」

あの榛原大翔だった。

「おまっ…大翔!?何でここに…?」

「あれ?言ってなかったっけ?俺今日からここの生徒なんだよ」

「そんなこと聞いてねーよ…」

淳平と大翔が2人で話していると、

「ん?お前ら!知り合いか?」

先生に尋ねられた。

「まぁ知り合いですけど…」

「そうか!じゃあまずは自己紹介をしてくれ」

「えー、榛原大翔っす。皆さんよろしくお願いします!」

教室は拍手で包まれた。

「それで席は…真中、お前の隣だ」

「あっ…はい」

そして大翔が歩いて隣に来て、

「よろしくな〜、淳平!」

と明るい笑顔で言ってきた。

「おう」

こんな形で、淳平たちの高校最後の生活が始まっていった。


[No.785] 2008/02/06(Wed) 15:16:35

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