永遠にともに - バーツ - 2007/12/19(Wed) 20:55:18 [No.717] |
永遠にともに プロローグ - バーツ - 2007/12/19(Wed) 20:58:27 [No.718] |
永遠にともに 第1話 - バーツ - 2007/12/20(Thu) 22:10:36 [No.719] |
永遠にともに 第2話 - バーツ - 2007/12/23(Sun) 23:57:06 [No.723] |
永遠にともに 第3話 - バーツ - 2007/12/23(Sun) 23:58:58 [No.724] |
永遠にともに 第4話 - バーツ - 2007/12/28(Fri) 00:31:52 [No.730] |
永遠にともに 第5話 - バーツ - 2007/12/28(Fri) 00:34:47 [No.731] |
永遠にともに 第6話 - バーツ - 2008/01/04(Fri) 16:23:27 [No.733] |
永遠にともに 第7話 - バーツ - 2008/01/04(Fri) 16:27:11 [No.734] |
永遠にともに 第8話 - バーツ - 2008/01/08(Tue) 21:17:20 [No.735] |
永遠にともに 第9話 - バーツ - 2008/01/31(Thu) 20:47:23 [No.743] |
永遠にともに 第10話 - バーツ - 2008/01/31(Thu) 20:54:36 [No.744] |
永遠にともに 第11話 - バーツ - 2008/02/06(Wed) 15:16:35 [No.785] |
永遠にともに 第12話 - バーツ - 2008/02/14(Thu) 00:02:23 [No.805] |
永遠にともに 第13話 - バーツ - 2008/02/17(Sun) 00:16:41 [No.819] |
永遠にともに 第14話 - バーツ - 2008/02/19(Tue) 00:14:56 [No.826] |
永遠にともに 第15話 - バーツ - 2008/02/21(Thu) 00:19:06 [No.834] |
一向にあの手紙の主がわからないまま時間は巡る巡る過ぎて4月。 あれ以来、つかさのバイト先に行くたびに淳平と大翔は会話するようになり、いつの間にか2人は仲良くなっていった。 そして淳平たちは3年になった。 クラスは持ち上がりなので去年と一緒である。 今は朝の教室。 淳平とつかさは机を挟んで向かい合わせの格好で話しをしていた。 「淳平くん聞いた?」 「何を?」 「うちのクラスにね、転校生が来るんだって!」 「転校生?また?」 「またって?」 「いや、だってつかさも転校生じゃん」 「あっ、言われてみればそうだね」 そう言ってつかさは笑った。 (そうか…もうつかさと出会って一年経つのか…) 「おーい?淳平くーん?」 「あ…なに?」 「どうしたのポーッとして…。まぁいつものことだけど」 (いつものことって…) 「考え事だよ」 「なんの?」 「いや…つかさがこっちきて一年経つんだなぁと思ってさ」 「…そっかぁ。もう一年か…」 するとつかさは窓の方に顔を向けて空を眺め始めた。 「一年で俺の人生は劇的に変わったな」 「どんな風に?」 「うーん、どんな風にって言われても…。まぁ一番はつかさの彼氏になれたことかな」 「じゃあ私は淳平くんの彼女になったことだね」 互いに照れる2人。 そして物思いに耽った。 本当にこの一年は色々あった。 つかさの転校。 映研の夏合宿。 文化祭の苦い思い出。 淳平の交通事故。 そして晴れて結ばれた2人。 時に楽しく時に切なく、さらに寂しくもあり、そしては嬉しくもあり。 そんなことが思い出される。 「おーい!早く席に着けー!」 先生の声で現実に引き戻される。 「みんな気付いていると思うが、うちのクラスに転校生がやってきた」 転校生ということで、周りは騒ぎ始めた 。 「静かに!じゃあ、入っていいぞー!」 教室のドアがガラッと勢いよく開き、そして転校生が入ってきた。 「キャーー!!かっこいいー!!」 教室の中は女子の悲鳴にも似た黄色い声が飛び交っている。 そんな中、淳平とつかさは目が点になって固まってしまっていた。 そこにいたのは… 「おっ!淳平!つかさちゃん!一緒のクラスか〜!」 あの榛原大翔だった。 「おまっ…大翔!?何でここに…?」 「あれ?言ってなかったっけ?俺今日からここの生徒なんだよ」 「そんなこと聞いてねーよ…」 淳平と大翔が2人で話していると、 「ん?お前ら!知り合いか?」 先生に尋ねられた。 「まぁ知り合いですけど…」 「そうか!じゃあまずは自己紹介をしてくれ」 「えー、榛原大翔っす。皆さんよろしくお願いします!」 教室は拍手で包まれた。 「それで席は…真中、お前の隣だ」 「あっ…はい」 そして大翔が歩いて隣に来て、 「よろしくな〜、淳平!」 と明るい笑顔で言ってきた。 「おう」 こんな形で、淳平たちの高校最後の生活が始まっていった。 [No.785] 2008/02/06(Wed) 15:16:35 |