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all 永遠にともに - バーツ - 2007/12/19(Wed) 20:55:18 [No.717]
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永遠にともに 第13話 - バーツ - 2008/02/17(Sun) 00:16:41 [No.819]
永遠にともに 第14話 - バーツ - 2008/02/19(Tue) 00:14:56 [No.826]
永遠にともに 第15話 - バーツ - 2008/02/21(Thu) 00:19:06 [No.834]


永遠にともに 第15話 (No.826 への返信) - バーツ

只今午後6時。

もうすぐつかさが家に来る時間だ。

淳平は唯から誕生日プレゼントとしてもらったある物を身に着けていた。

「淳平案外似合ってるね」

唯は楽しそうに淳平を見ている。

「これでつかさに嫌われたら唯のせいだからな!」

「大丈夫だって!唯自信あるから!」

(なんでそんなこと軽々と言えるかなぁ…)

「それより西野さん来たらこう言うんだよ」

唯は淳平に耳打ちした。

話を聞いた途端、淳平の顔は真っ赤になった。

「無理!絶対無理!」

淳平は唯に怒鳴った。

「ダメ!それを言わなきゃ雰囲気出ないでしょ!?」

「雰囲気の問題じゃねぇし!てか今日は俺の誕生日だぞ!?これじゃまるで俺が罰ゲーム受けてるみてぇじゃん!」

すると唯はケロッして言った。

「罰ゲームだよ?」

「はぁ!?」

唯の言葉に驚く淳平。

「だって淳平、私の誕生日にプレゼントくれなかったじゃん」

「ケーキ買ってあげただろ!」

「ケーキはプレゼントの内に入りません!よって淳平は罰としてその格好でいること!」

「ううっ…」

(これは罰ゲーム通り越していじめになってるだろ…)

そして淳平は思った。

(唯の誕生日にはちゃんとプレゼントあげなきゃ後でヒドい目に遭うな…)

ピンポーン…

チャイムが鳴った。

どうやらつかさが来たらしい。

「淳平!行ってこい!」

「はぁ…」

淳平は立ち上がった。

(もうこうなりゃヤケクソだ!)

ある意味吹っ切れた感じで玄関に向かう。

「淳平くーん?入っていいー?」

「どうぞー」

「おじゃましまーす…」

玄関のドアが開く。

淳平が言う言葉、それは…

「いらっしゃいませ、ご主人様!」

淳平はそう言って頭を下げる。

唯が持ってきたプレゼント。

それは、真っ白なメイド服だった。

「……は?」

つかさの声が聞こえる。

(つかさ…これには深い事情があるんだ…)

頭を下げながら淳平が思っていると、違う声がした。

「お前…そんな趣味あったんか?」

(ん?この声は…?)

淳平が顔を上げると、そこには呆然としたつかさと隣でケラケラと笑っている大翔の姿があった。

(大翔が来るなんて聞いてねぇよ…)

淳平は泣きたい気分だった。

「笑うな大翔!」

「笑うなって方が無理!アハハハハッ!」

(最悪だ…)

「だって!だって唯が…」

淳平が言い訳をしようとすると、

「唯ちゃんがどうしたの?」

つかさに聞かれた。

(唯のこと言ったらますます唯に何かされそうだな…)

「…いやっ、何でもない」

「とりあえず上がっていいかー?」

大翔はそう聞きながらすでに淳平の横を通り過ぎていった。

「大翔!テメェあとでぶっ飛ばす!」

「やれるもんならやってみー?」

大翔の余裕そうな声が聞こえる。

(あームカつく!)

するとつかさが淳平に近づいてきた。

「淳平くん?今日は泊まっていってもいいかな?」

つかさは小声でそう言うと、淳平のメイド服姿をジーッと見ている。

「お…おう。それよりあんまり見るなよな」

淳平は照れている。

「だってちょっと似合ってるんだもん」

「誉められてもちっとも嬉しくねぇぞ?」

「アハハッ。じゃあ中入ろう?ケーキも作ってきたし!ねっ?」

「あぁ、そうだな」

そして淳平の誕生日会は楽しく?終わっていった。

唯と大翔は帰り、そして後は寝るだけとなり、今はつかさと淳平の部屋で2人っきりになった。

「淳平くん!はい、プレゼント!」

つかさは淳平に小さな袋を差し出してきた。

「おお!サンキューな!中開けていい?」

「うん!どうぞ!」

中を開けるとそこに入っていたのは…

「ブレスレット?」

「そう!私とお揃いのね!」

そう言ってつかさは自分の右腕を淳平に見せた。

「マジ!?ペアリングみたいなやつ?」

「まぁ、そんなとこかな?」

「そっか。大事にするよ」

「それと…後もう一つプレゼントがあるんだけど…」

「ん?まだ何かあるの?」

「うん…」

つかさは頬が紅くなっている。

「つかさ?顔赤いけど大丈夫?」

心配そうに見つめる淳平。

すると、つかさはベッドに横になった。

「淳平くん…きて?」

「…?」

淳平は言われるままにベッドに近づくと、いきなりつかさに抱きしめられた。

そしてそのままベッドに倒れ込む2人。

淳平はつかさから少し離れた。

淳平がつかさに跨っている状態。

「つかさ…?」

つかさの行動に少し戸惑い気味の淳平。

つかさはゆっくりと口を開いた。

「プレゼントは…あたし」

「えっ…」

「淳平くんに…あたしをあげたいの…」

そう言うつかさの顔は真っ赤だ。

「いい…の…?」

淳平の問いに対しコクッと首を縦に振るつかさ。

淳平はつかさに優しくキスをした。

「つかさ…」

「淳平…くん…」

そしてその日、2人は一つになった。


[No.834] 2008/02/21(Thu) 00:19:06

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