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all SS 思わぬ再開〜はじめに〜 - カズクン - 2008/02/22(Fri) 09:31:05 [No.839]
Re: SS 思わぬ再開〜1〜 - カズクン - 2008/02/22(Fri) 10:28:03 [No.840]
SS 思わぬ再会〜2〜 - カズクン - 2008/02/22(Fri) 22:59:46 [No.841]
SS 思わぬ再会〜3〜 - カズクン - 2008/02/23(Sat) 00:19:55 [No.847]
SS 思わぬ再会〜4〜 - カズクン - 2008/02/25(Mon) 10:12:49 [No.851]
SS 思わぬ再会〜5〜 - カズクン - 2008/02/25(Mon) 10:59:08 [No.852]
SS 思わぬ再会〜6〜 - カズクン - 2008/02/25(Mon) 12:32:45 [No.853]
SS 思わぬ再会〜7〜 - カズクン - 2008/02/25(Mon) 23:32:01 [No.855]
SS 思わぬ再会〜8〜 - カズクン - 2008/02/26(Tue) 00:08:34 [No.857]
SS 思わぬ再会〜あとがき〜 - カズクン - 2008/02/26(Tue) 00:16:11 [No.859]


SS 思わぬ再会〜3〜 (No.841 への返信) - カズクン

つかさ「着いた!ここだよ、淳平くん。」

淳平「へぇ〜、いいところじゃん!」

西野の下宿先は洋菓子店から5分くらいのところにあった。

つかさ「いつもは管理人さんがいるんだけど、今日は用事で帰ってこないんだ〜♪」

淳平「え!?てことは…俺たち二人きり?」

つかさ「そ♪二人きり。」

お、俺の理性…もつかなぁ…

余計な心配をしつつも俺は西野の部屋へ案内された。

つかさ「淳平くん、おなかすいてるでしょ?」

グ、グウゥゥゥゥゥゥ〜

淳平「ハ、ハハ…マフラーのことでいっぱいいっぱいだったから何も食べてないや…」

つかさ「ちょっと待ってて、すぐ作るから!」

つかさ「よ〜し!淳平くんのために愛情たっぷりこめちゃうぞ♪」

に、西野…可愛すぎる…3年ぶりに会うとなおさらそう思うよ…

20分後…なんとも言えないくらいいい匂いと共に料理が運ばれてきた。

つかさ「おまたせ〜♪さっ、食べよ!」

淳平「うわっ!うまそ〜!ではさっそく…いただきま〜す♪」

久々に食べる西野の料理…

ぱくっ

つかさ「…ど、どうかな?」

西野もこのときばかりは緊張するらしい。ジッと俺の顔を見つめていた。

淳平「う…う…うまいよぉ〜!」

つかさ「ホント!?よかったぁ〜、喜んでもらえて!」

淳平「いやほんとうまいよ。3年前よりもっと腕上げたんじゃない?もちろん昔もうまかったけど♪」

つかさ「も、もぉ〜淳平くんったら!ほめすぎだよぉ…でも嬉しい!」

西野は顔を赤くさせながらも喜んでいた。

あまりにうまくてあっという間に料理を平らげてしまった。

淳平「ご馳走様!あ〜うまかった!西野、サンキュー♪」

つかさ「エヘヘ♪どういたしまして!」

食事も終わり、一瞬の沈黙が俺たちを襲った…口を開いたのはやはり西野だった。

つかさ「久々に会ったけど…大人っぽくなったね、淳平くん…体も大きくなって、顔つきもきりっとしてて…」

淳平「西野だって…3年前よりずっときれいになったよ…」

つかさ「アリガト♪ところで淳平くん、今更だけどなんでここに?」

淳平「ああ、急にいろんな世界を見たくなってさ…去年から世界を旅してるんだ…去年はアフリカを旅してた。」

つかさ「そうなんだ〜♪聞かせてほしいなぁ♪」

淳平「ホント?よーし、まずはなんといっても自然がすごかった!テレビで観るのとじゃぜんぜん違っててさぁ…」

つかさ「うんうん。」

淳平「それで…」

俺のこれまでの旅の話に西野は目を輝かせながら聞いてくれていた。

どれだけの時間がたっただろう…それも忘れるくらい熱中していた。ところが…

つかさ「ねぇ淳平くん?」

突然西野が俺に尋ねてきた。

淳平「どうしたの?」

つかさ「どうしてあのマフラーを必死に探してたの?」

淳平「そ、それは…」

俺は言葉をさがすのに少し苦労したが西野にこう答えた。

淳平「俺たちの関係を白紙に戻してからの唯一の接点だったから…」

つかさ「淳平くん…」

俺は言葉を続けた。

淳平「俺は1日だって西野のことを考えなかった日はなかった…西野のことが好きだから…どうしようもないくらい大好きだから…」

あれ?俺…泣いてるのか?少し西野がぼやけて見えるよ…それでも、伝えないと…

淳平「だから…マフラーがなくなるのはすごく嫌だったんだ…西野がいなくなっちゃうような気がして、さ…」

つかさ「…グスッ…ヒック…じゅ、淳平くん…」

西野が俺に泣きながら抱きついてきた。

つかさ「あたしだって…あたしだって淳平くんのこと考えなかった日はなかった!あたしも淳平くんの事が大好きだから…」

西野…そんなに俺のこと想っていてくれたんだ…

つかさ「ねぇ、淳平くん。これを見て…」

西野が指差す先には…いちごのペンダント…そして左の指には…

クリスマスのときにプレゼントしたハートの指輪…

あげてからだいぶ経っているのに、新品とまるで変わらない輝きを放っていた。

淳平「西野も…俺のプレゼントずっと使っててくれたんだ…」

つかさ「これをしてるとそばに淳平くんがついてくれてる気がして…すごく落ち着くんだ…」

淳平「西野…ありがとう…へへ、俺は幸せ者だよ…こんな素敵なコと一緒にいられて…」

つかさ「あたしも…こんな素敵な人と一緒ですごく幸せ…」

…もう言葉は要らなかった…俺たちはお互いを見つめあった…そして…

唇を重ね合わせた…


[No.847] 2008/02/23(Sat) 00:19:55

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