恋時計 - バーツ - 2008/02/19(Tue) 00:16:10 [No.827] |
恋時計 プロローグ - バーツ - 2008/02/19(Tue) 00:20:02 [No.828] |
恋時計 第1話 - バーツ - 2008/02/19(Tue) 00:28:32 [No.829] |
恋時計 第2話 - バーツ - 2008/02/21(Thu) 00:24:30 [No.835] |
恋時計 第3話 - バーツ - 2008/02/22(Fri) 23:48:50 [No.845] |
恋時計 第4話 - バーツ - 2008/02/22(Fri) 23:53:53 [No.846] |
恋時計 第5話 - バーツ - 2008/02/24(Sun) 23:24:04 [No.849] |
恋時計 第6話 - バーツ - 2008/02/24(Sun) 23:28:17 [No.850] |
恋時計 第7話 - バーツ - 2008/02/27(Wed) 23:56:29 [No.869] |
恋時計 第8話 - バーツ - 2008/02/27(Wed) 23:59:27 [No.870] |
恋時計 第9話 - バーツ - 2008/02/28(Thu) 00:05:58 [No.871] |
翌日―――‥‥ 朝っぱらから俺の周りはウルサかった いくら女を追い返しても、その度にまた違う女がやってくる これじゃストレスが溜まっていく一方だ うーん‥‥何か女が寄ってこない良い方法はないものか‥‥ 頭を抱えて悩み込む そんな俺の様子を見てか、外村が話しかけてきた 「真中ー、そんなに女の子に近寄って欲しくなけりゃ彼女作ればいいじゃん」 か‥彼女!? 「なんでぇ!?」 外村のヤロウ、いきなり突拍子もないこと言ってくれるな‥‥ 「真中に彼女がいる→女の子は真中を諦めて近寄らなくなる→真中の周りは静かになる。どうよ、この流れは」 外村は人差し指を立てて語っている 「名付けて“真中に彼女を作ろう大作戦”」 ‥‥そのまんまじゃん まぁ確かに?外村の言う通り彼女を作れば女は寄り付かなくなると思うけど‥‥ 「でもなぁ‥‥」 俺に彼女なんて柄じゃないし 「何かを得るなら何かを犠牲にしなきゃいけねぇんだぞ!」 「いや、だけど‥‥」 どっちにしろ女は俺の側に1人はいるわけで それに犠牲にされる女もちょっと可哀想だし 「犠牲が彼女を作ることって俺らからしてみれば贅沢すぎるぞ!なぁ、小宮山!」 外村がそう言うと、いつの間にか俺の前にいた小宮山が答えた 「そうだそうだ!俺なんか何を犠牲にしても彼女なんて作れないんだからな!」 小宮山に彼女ができるってことは天と地がひっくり返っても絶対ないだろ 「真中、俺もその考えいいと思うぞ。もしかしたらお前の女嫌いを直すチャンスかもしれないしな」 小宮山の隣にいた大草まで‥‥ 「女嫌いは別に直さなくたっていいだろ!」 「誰かいい候補はいねぇかなぁ」 外村が呟いている 俺の話はスルーですか‥‥ 「候補‥ね‥‥」 そう呟きながらチラッと横を見る 西野はトモコちゃん?とかいう人と話している 昨日から西野のことが頭から離れないんだよなぁ 西野が彼女だったら‥‥どうなるのかな‥‥ 何も喋らないままかもな でも西野は‥‥無理だよ、うん 俺がどうとかの問題じゃなくて、あっちがそう思ってそうだし でも、あれだけ物静かだったら側にいてもウルサくないしいいんだろうな‥‥ ‥‥って何考えてんだ俺! 何で‥‥西野のことばっか‥‥ その時、この三人は何を思ったか、俺が西野と話しているトモコちゃんを見ていたと勘違いしたらしく、 「トモコちゃんかー。まぁ真中ならいけるんじゃね?」 「うん。いいと思うよ」 「じゃあ、後は俺達に任しとけ」 勝手に話を進めていた 「ちょっと待て!!」 これにはさすがに待ったをかけた 当の本人達は“えっ、何が?”といった顔をしてる 「何がどうなってお前らに任すんだよ!?」 「真中の告白の相手はトモコちゃんで、放課後のセッティングを俺らに任せとけってこと」 外村が説明した 俺が告白だぁ!? 絶・対・嫌・だ! 「俺そんなことしねぇぞ!大体放課後は委員会が‥‥」 そうだよ!俺には図書委員という黒川先生から託された大事な任務が‥‥ 「ダメ」 へ? 「絶対告れ」 えー!? 「さもなくばお前を殺す」 こ‥殺す‥‥? ってかコイツらの目が恐いよ‥‥ まるで“お前にトモコちゃんはやりたくねぇんだ、馬鹿野郎!”って言ってるみたいだよ 目は口ほどに物を言う‥‥ってこの場合使い方合ってるのかな? 「まぁ、場所は図書室にしてやるよ」 そう言い残して奴らはどこかへ行ってしまった 全く、何をしでかしてくれたんだお前らは‥‥ それよりだ!告白なんて俺は一体どうすればいいんだ!? したことないからわからん‥‥ “ずっと前から好きでした” いや、会ったの昨日が初めてだし “俺の女になれ” ‥‥なんて言えるはずないし “付き合って下さい” 外村たちに面白くないとか言われそうだし‥‥ てか時間止まれ!いや巻き戻れ! 俺の告白を無しにしてくれ! ――‥なんて願いも叶うわけがなく、とうとう放課後になってしまった あ、ちなみに昼休み俺の机の上は外村の言った通りに弁当で占領されたけど、全部小宮山が食べてくれました あいつの胃袋は宇宙だ‥‥ [No.849] 2008/02/24(Sun) 23:24:04 |