新作 - あーまん - 2007/09/24(Mon) 08:28:15 [No.517] |
約束 プロローグ - あーまん - 2007/09/24(Mon) 08:32:37 [No.518] |
約束 第1話「出会い」 - あーまん - 2007/09/24(Mon) 08:36:39 [No.519] |
約束 第2話「過去」 - あーまん - 2007/09/24(Mon) 15:24:14 [No.520] |
約束 第3話「第3話「IN THE 真中」」 - あーまん - 2007/09/25(Tue) 02:19:54 [No.524] |
約束 第4話「思いがけないプレゼント」 - あーまん - 2007/09/27(Thu) 02:15:31 [No.525] |
約束 第5話「思わぬ再開」 - あーまん - 2007/10/06(Sat) 01:41:42 [No.537] |
約束 第6話「お礼」 - あーまん - 2007/10/09(Tue) 03:16:58 [No.543] |
約束 第7話「説得」 - あーまん - 2007/10/09(Tue) 16:34:45 [No.544] |
約束 第8話「二人の勉強会」 - あーまん - 2007/10/22(Mon) 01:30:37 [No.573] |
約束 第9話「大草の尾行」 - あーまん - 2007/11/12(Mon) 17:52:09 [No.621] |
約束 第10話「淳平の気持ち」 - あーまん - 2007/11/25(Sun) 21:29:32 [No.641] |
約束 第11話「焦る気持ち」 - あーまん - 2007/12/14(Fri) 22:06:57 [No.708] |
約束 第12話「変化」 - あーまん - 2008/03/16(Sun) 00:17:44 [No.916] |
第12話「変化」 「大草君・・・今・・・何て・・・」 「だから、俺は・・・西野のことがずっと好きだった!!」 つかさにとっての突然の告白。 つかさは大草を見る。 大草はとても真剣な表情をしている。 冗談とかそういった顔ではない。 「本気なの?」 つかさは聞く。 「もちろん!」 大草は強く答える。 「でも・・・大草君とは、今までだって・・仲がいい友達だったし・・・」 「その・・えっと・・・」 つかさは言葉が上手くでない。 つかさにとっては、大草は仲がいい友達。 今まではそう思っていた。 しかし突然の告白。 驚くのも無理は無い。 「西野はそう思ってるのかもしれないけど・・・」 「俺は本気だから!!」 そおいう大草はつかさに近づいた。 そして・・・・ ガバ!!! つかさを抱きしめた。 (!?) つかさはどうすることも出来ない。 が、しかし、不思議と嫌な感じはしなかった。 つかさの心臓の鼓動が早くなる。 ドキドキ・・・・ つかさ自身、体が熱くなっていくのが分かる。 何も考えられない。 大草の抱擁はつかさの思考能力を奪っていた。 しばらくして・・・ カンカンカン・・・・ 階段を登る音が聞こえてきた。 (淳平くん!?) ふと、頭が考える。 ドン!! それと同時に音が聞こえた。 大草の体が後ろの壁に突き飛ばされている。 とっさに大草を突き飛ばしていた。 「あ・・・・」 それだけしか言えなかった。 「イテテテ・・・」 大草が背中を軽くさすりながら体制を整える。 つかさはその場で固まっている。 そんなつかさに対して笑顔を向けて 「じゃあ・・・返事はいつでもいいから・・・」 そう言い残し玄関の方へ向かって行った。 ガチャ・・・ それと同時にドアが開く。 淳平が帰ってきた。 ちょうど玄関で二人は向き合う。 「あぁ、帰るの?」 淳平は笑顔で声をかける。 大草は、返事をせずにその場で少し淳平の顔を見ていた。 まるで、ライバルを見ているかのような眼。 鋭い目線が淳平に向けられていた。 「お邪魔しました。」 淳平を見終わると、それだけ言って淳平の家を後にする大草だった。 淳平は不思議そうな顔になる。 「俺、なんかしたかなぁ?」 そう独り言を言うと、バツが悪そうに頭をかいた。 そして淳平は部屋に入っていった。 淳平が部屋に入るとつかさは放心状態だった。 「西野?」 返事が無い。 「西野ぉ〜??」 またしても返事が無い。 「西野!!!」 「!?」 どうやら気づいたようだ。 「じゅ・・・淳平くん・・・」 ひどく驚いた顔をしている。 「お・・・お帰りなさい・・・」 「ただ帰ってきただけだけど・・・・」 淳平は苦笑していた。 そうして、淳平は洗面台へと消えていく。 消えていく淳平を目で追う。 それだけで、さっきとは違う胸が締め付けられるような胸の鼓動が襲う。 その度に『好き』という感情が増加しているのが分かった。 (やっぱり・・・あたしは淳平くんが好き・・・) (だって・・・いいとこいっぱい見てきたから・・・) しかし、つかさはあることが引っ掛る。 それは、大草に抱きしめられた時・・・・ (でも・・・・) (何で・・・?) (何で・・・大草君に抱きしめられた時・・・) (胸がドキドキしたの?) (こんなに淳平くんが好きなのに・・・) (何でだろう・・・・?) いくら考えても分からない答え。 淳平のことが好きなはずなのに、大草にもドキドキする自分・・・ 何故だろう・・・ 疑問ばかりが思い浮かぶ。 しばらく考えた後・・・・ (あたしは淳平くんが好きなんだ!) (これは変わらないよ!!) そう強く心に思う。 言い聞かせる。 思い込ませる。 しかし・・・ いくら思い込ませても、心の何所かで引っ掛っていた。 [No.916] 2008/03/16(Sun) 00:17:44 |