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all 心の傷〜プロローグ〜 - カズクン - 2008/03/31(Mon) 15:08:25 [No.949]
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心の傷〜第8話〜 (No.968 への返信) - カズクン

淳平が母に連れられてきた場所・・・その表の看板には・・・

『清水精神科』と書かれていた・・・

実は、淳平は週に1回カウンセリングを受けているのだ。そして今日はその日のため学校を休んだのだ。

『真中さん、どうぞ〜』

淳平母「がんばってきなさい!」

淳平「ああ。」

そして淳平は診察室のドアをあけ中へ消えていった。





カチャッ

清水「あら、真中くん、いらっしゃい!」

中にはここの院長である清水という女性がいた。

清水「それじゃはじめましょうか。」

淳平「よろしくお願いします。」

淳平はごく普通に清水先生と会話をする。触れられてもなんともない。

実はこの清水先生・・・淳平が完全に心を許している数少ない女性の1人である。

現在淳平が母親以外に心を許している女性は担任の黒川、幼馴染、そして・・・清水先生だけだ。

清水「真中くん、この1週間何かあったんじゃない?」

淳平「え!?」

清水先生の突然の質問にビックリする淳平・・・

清水「真中くんは顔に出るタイプだからね。何かがあったことくらいわかるわよ♪」

淳平「そうですか・・・実は・・・」

淳平は先生に全てを話す・・・いきなり女の子から告白されたこと・・・

それを断り殴られたこと・・・女の子に胸ぐらをつかまれたこと・・・

それによって・・・自分の理性が失われまわりに迷惑をかけたこと・・・

清水「・・・大体わかったわ。」

淳平「俺・・・正直不安なんです・・・ずっとこのままこの恐怖を克服できないのかもって思うと・・・」

清水「そうね・・・でもね、こういうのはすぐに結果を求めちゃダメ。少しずつ、少しずつ行くのがいいの。」

淳平「・・・そうですよね。」

清水「それにね・・・先生少し安心してるんだ♪」

淳平「・・・?」

清水「その告白してきた女の子・・・西野つかさちゃんだったわよね?」

淳平「はい。」

清水「その女の子を見たとき・・・それほどいやではなかったんでしょ?」

淳平「ええ・・・最初はビックリしてついひどいこと言っちゃいましたけど・・・」

淳平「でも・・・そのあと感じたんです。このコは・・・他のコとなにかが違うって・・・もしかしたら・・・このコならって・・・」

清水「それと・・・トモコちゃんだったわね?」

淳平「ええ・・・あのコとも・・・話すくらいなら・・・」

清水「それはね・・・キミがそのコたちを受け入れようとしているサインなのよ。」

淳平「サイン・・・ですか・・・」

清水「そうよ。それってすごいことよ!確実に前へ進んでるわよ♪」

清水「でも・・・決してあせらないでね?」

淳平「はい!俺・・・がんばります!」






こうしてカウンセリングを終えた淳平は家に向かった。

淳平母「・・・あら?家の前に誰かいるわね?」

淳平「ホントだ・・・あ・・・あれは・・・!」

淳平の家の前にいたのは・・・つかさだった。

つかさ「あ・・・淳平くん!」

淳平「西野・・・どうしてここに?」

つかさ「うん・・・淳平くんが学校休んで・・・すごく心配で・・・それと・・・渡すものもあるし・・・」

淳平「・・・渡すもの?」

淳平はわからないが・・・淳平の母はそれが何かを直感で感じ取ったようだ。

淳平母「あら〜かわいいコねぇ♪お名前は?」

つかさ「あ、はじめまして、淳平くんと同じクラスで西野つかさっていいます♪」

淳平母「つかさちゃんね♪せっかくだから上がっていきなさい。お茶出すわね♪」

つかさ「え・・・でも・・・」

つかさは気を使っていた・・・淳平のために・・・しかし・・・

淳平「そうしなよ。俺は構わないよ。」

思いがけない淳平からの誘い・・・

つかさ「・・・淳平くん・・・わかった!お邪魔します♪」

つかさは淳平の誘いに甘えることにした。

こうして・・・淳平の家に初めて女の子が入ることになった。


[No.969] 2008/04/04(Fri) 21:30:31

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