心の傷〜プロローグ〜 - カズクン - 2008/03/31(Mon) 15:08:25 [No.949] |
心の傷〜第1話〜 - カズクン - 2008/03/31(Mon) 16:14:31 [No.950] |
心の傷〜第2話〜 - カズクン - 2008/04/01(Tue) 17:55:42 [No.951] |
心の傷〜第3話〜 - カズクン - 2008/04/01(Tue) 18:54:16 [No.953] |
心の傷〜第4話〜 - カズクン - 2008/04/02(Wed) 19:59:49 [No.960] |
心の傷〜第5話〜 - カズクン - 2008/04/02(Wed) 21:04:56 [No.961] |
心の傷〜第6話〜 - カズクン - 2008/04/03(Thu) 20:51:33 [No.964] |
心の傷〜第7話〜 - カズクン - 2008/04/04(Fri) 11:13:48 [No.968] |
心の傷〜第8話〜 - カズクン - 2008/04/04(Fri) 21:30:31 [No.969] |
心の傷〜第9話〜 - カズクン - 2008/04/05(Sat) 19:49:27 [No.970] |
心の傷〜第10話〜 - カズクン - 2008/04/05(Sat) 21:02:51 [No.971] |
心の傷〜第11話〜 - カズクン - 2008/04/07(Mon) 22:04:36 [No.973] |
心の傷〜第12話〜 - カズクン - 2008/04/10(Thu) 18:54:22 [No.975] |
心の傷〜第13話〜 - カズクン - 2008/04/14(Mon) 18:33:16 [No.976] |
心の傷〜第14話〜 - カズクン - 2008/04/15(Tue) 18:19:24 [No.978] |
心の傷〜第15話〜 - カズクン - 2008/04/17(Thu) 14:04:12 [No.980] |
心の傷〜第16話〜 - カズクン - 2008/04/21(Mon) 20:05:42 [No.984] |
心の傷〜第17話〜 - カズクン - 2008/05/01(Thu) 11:11:05 [No.988] |
心の傷〜第18話〜 - カズクン - 2008/05/02(Fri) 17:45:08 [No.990] |
心の傷〜第19話〜 - カズクン - 2008/05/12(Mon) 21:59:30 [No.995] |
心の傷〜第20話〜 - カズクン - 2008/05/15(Thu) 20:47:12 [No.996] |
心の傷〜第21話〜 - カズクン - 2008/05/16(Fri) 21:18:05 [No.997] |
心の傷〜第22話〜 - カズクン - 2008/05/30(Fri) 20:41:18 [No.1001] |
心の傷〜第23話〜 - カズクン - 2008/06/06(Fri) 23:11:09 [No.1018] |
心の傷〜第24話〜 - カズクン - 2008/06/06(Fri) 23:49:15 [No.1019] |
心の傷〜第25話〜 - カズクン - 2008/06/09(Mon) 21:51:43 [No.1026] |
心の傷〜第26話〜 - カズクン - 2008/06/12(Thu) 20:22:59 [No.1032] |
心の傷〜最終回〜 - カズクン - 2008/06/13(Fri) 22:07:46 [No.1035] |
病室へ戻ると・・・先程とはうって変わって明るい表情の淳平が全員を出迎えた。 淳平「あ、お帰りなさい!」 無邪気な笑顔を振舞う淳平・・・つかさはそれを見て胸が痛くなった。 つかさ(淳平くん・・・記憶がなくなったって言うのに・・・) 淳平母「淳平・・・申し訳ないけどもう少し入院が必要だって言うからガマンしてちょうだいね・・・」 淳平「(・・・僕の名前・・・淳平って言うんだ・・・)うん!わかった!」 淳平母「その間ここにいるみんなができる限り淳平のこと世話するから心配しないでね?」 淳平「・・・この人たち・・・誰?」 淳平のセリフを聞いて、大草たち5人はまたもや泣きそうになった、しかし・・・ 『一番辛いのは他ならぬ真中さん本人です。』 医師のこの言葉が大草たちの胸を打ったのだろう。あくまで優しく接しよう・・・そう思わせたのだ。 大草「俺は大草っていうんだ。よろしくな、ま・・・あ、いや、淳平!」 小宮山「俺は小宮山力也っていうんだ。力也でいいぞ!」 淳平「大草兄ちゃんと力也兄ちゃんだね!」 トモコ「あたしはトモコでいいよ♪」 淳平「うん、トモコ姉ちゃん!」 唯「あたしは南戸唯っていうの。唯でいいからね、じゅんぺー♪」 淳平「よろしく、唯姉ちゃん!あとは・・・この・・・すごく綺麗な人・・・」 記憶を失ってはいても他の4人と何かが違う・・・淳平はとっさに感じ取ったのだろう。明らかに違う反応を示した。 つかさ「あたしは西野つかさ・・・つかさって呼んでね、淳平くん♪」 淳平「うん・・・よろしく!つかさ姉ちゃん!」 記憶を失くし年上に見られているとはいえ・・・淳平から『つかさ』と呼ばれたのははじめてであるがゆえ・・・つかさは一瞬顔を赤くした。 淳平「つかさ姉ちゃん・・・どうしたの?」 つかさ「えっ!?あ、いや、なんでもないよ。」 トモコ「つかさ、おぬし・・・名前で呼ばれたのが嬉しかったな?」 つかさ「ちょ、ちょっと!こんなときにそんなこと・・・」 トモコ「隠すな隠すな♪」 つかさ「・・・バカ・・・」 久しぶりに訪れたやすらかなひととき・・・その場にいた全員が柔らかな笑顔に包まれた。 大草「さて・・・そろそろ行くか。またな、淳平!」 小宮山「しっかり寝てろよ!」 淳平「うん!バイバイ、大草兄ちゃん、力也兄ちゃん!」 トモコ「つかさ、あたしたちも行こう。」 つかさ「そうだね・・・じゃあまたね、淳平くん♪」 淳平「バイバイ、つかさ姉ちゃん、トモコ姉ちゃん!」 こうして4人は病室を後にした。 大草「・・・やりきれねぇ・・・」 小宮山「ああ・・・」 トモコ「なんで・・・なんで真中がこんな目にあわなきゃいけないの・・・」 つかさ「うっ・・・うっ・・・淳平くん・・・」 病室を出た直後・・・4人はそれまで抑えていた感情があふれてしまった。 そのときだった。 淳平母「・・・ちょっといいかしら4人とも・・・」 淳平の母が4人のあとを追ってきた。 大草「おばさん・・・どうしたんですか?」 淳平母「ええ・・・実は淳平の今後のことについてなんだけど・・・あなたたちには話しておこうと思って・・・」 小宮山「・・・今後・・・ですか?」 淳平母「・・・あくまで黒川先生と相談してからだけど・・・休学届を出して・・・記憶を取り戻すことに専念させてみようと思うの・・・」 トモコ「え・・・でも・・・それはまずいって・・・」 淳平母「ええ・・・わかってる・・・でも今の状態では学校になんか行けないし・・・記憶が戻らないにしてもせめて学校に行ける状態だけにはしてあげたい・・・」 淳平の母は真剣な顔つきで4人に告げた。 つかさ「・・・わかりました。そのほうが・・・淳平くんにとって一番いいでしょうから・・・」 淳平母「・・・ごめんなさいね・・・みんなをこんなことに巻き込んでしまって・・・」 大草「いえ、謝るのは俺たちのほうです。アイツのこと守ってやれなかった・・・」 小宮山「俺・・・アイツのためなら何でもします。たとえ記憶が戻らないにしても・・・親友ですから!」 トモコ「・・・ひどいことをしちゃったあたしが言えたことじゃないですけど・・・真中くんはいい人です。あたしも彼の力になってあげたいです・・・」 淳平母「・・・みんな・・・」 つかさ「あたしも・・・淳平くんのために一生懸命がんばります。淳平くんとの約束もあるから・・・」 淳平母「・・・約束って?」 つかさ「・・・ごめんなさい・・・今は言えません・・・でも・・・いつか淳平くんが全てを思い出したら・・・」 つかさは真剣な表情で淳平の母に告げた。 淳平母「・・・わかったわ。今はムリに聞かない。」 つかさ「すいません・・・」 淳平母「いいのよ。淳平にとって4人は希望だから。あたし自信自身淳平が記憶を取り戻すにはあなたたちの力が絶対に必要だと思うから。」 4人「・・・」 淳平母「お願い・・・どうか・・・あの子の力になってあげて・・・淳平を・・・助けてあげて・・・」 そういうと淳平の母は泣きながら深々と頭を下げた。 4人「もちろんです!」 淳平母「ありがとう・・・ホントに・・・ありがとう・・・」 そういうと淳平の母は病室へと戻っていった。 4人は改めて決意した。 淳平の力になると・・・そして・・・必ず記憶を取り戻させてみせる、と・・・ [No.988] 2008/05/01(Thu) 11:11:05 |