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   【 clessidra 第一話 】 - 龍 - 2005/08/25(Thu) 04:01:34 [No.25]
Re: 【 clessidra 第二話 】 - 龍 - 2005/10/01(Sat) 22:55:50 [No.34]
【 clessidra 第三話 】 - 龍 - 2005/11/05(Sat) 01:42:42 [No.42]
【clessidra 第四話】 - 龍 - 2005/12/08(Thu) 16:00:18 [No.47]
【clessidra 第五話】 - 龍 - 2006/05/31(Wed) 21:15:28 [No.80]



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【 clessidra 第一話 】 (親記事) - 龍

巡り逢えたことは。
必然でも偶然でもない・・。
キミと出会えたことは 忘れはしないよ。

やがて来る日マデ。

【 clessidra T 】








「・・・・ハイ。わかりました。・・・・それで、娘の命は・・・どれくらいなんでしょうか?」
大人の女性らしき人が医師に問いかけている。

「・・・・言いにくいことなんですが・・・・・・・・・・・・・くらいです。最善の医療は、しましたが・・・もう・・・・」
医師は、言いにくそうに答えた。

「・・・・それでは、ここでずっと入院をと?」
女性が悲しそうな顔をしながら言う。

「それが、一番良いかもしれません・・・もしかしたら・・・・・」
医師が少し考えながらいう。

「っ!?もしかしたら!?なんですか!?」
女性が驚き声を大きくあげた。

「おっ落ち着いてください。あなたが落ち着いていなければならないのですよ?」
医師が女性をなだめるように言う。

「あっ・・・ハイ。」
女性は、少しずつ落ち着きを取り戻しながら言う。

「もしかしたら・・なんで」
医師が女性に言う。

「ハイ。」
女性が答える。

「【ドナー】がいれば、もしかしたら  救える かもしれません。」
【ドナー】というところと【救える】というところだけ、ほんの少し強めていう。

「・・・・・【ドナー】ですか・・・」
女性は、また悲しい顔をして言う。

「ハイ。でも、それは、極めてまれなケースで殆どっと言っていいほど私のの患者さんは・・・・もう・・」
医師が悲しい顔をしながら言う。

「・・では、せめて!せめて!あの子の好きなように生きてはダメなのでしょうか?」
女性が【あの子】のために必死で説得をする。

「・・・日常生活に稀少をしたすことになりますが・・・」
医師が女性に言う。

「それでも、あの子に・・・最後マデ楽しく生きてもらいたい。悔いのないように・・」
女性が、言う。

「・・・・・わかりました。一応副作用が出るかもしれませんが薬の方をだしときます。」
医師は、まいったとばかりに言う。

「ありがとうございます。」
女性がさっきよりも少し明るそうな顔で言う。

「イエ。」
医師は、薬の手配を看護婦に伝えるように紙に書く。


=数分後=

〜ガラガラ・・・ガチャン〜
扉が開けられそして閉まる。

「おかえり、電話でもしに行ったの?」
病室のベツtドの上の少女が女性に尋ねる。

「えっ・・・あぁうん。そうよ(苦笑)ちょっと話が盛り上がっちゃってフフフ」
ダメダメ。あの子は鋭いから何でもわかってしまいそう。
少しでも笑顔ださなきゃ。
女性は、少しムリに笑顔を作って少女に答えた。

「アハハwそうなんだー。それでーさ、私明日くらいには帰れるよね?」
少女は、何気なく女性に聞いてみた。

「えっ・・・あっ聞き忘れてたわ。」
イヤ。チガウホントウハキイテキタ・・・ゼンブ。
ゴメンね。少し泣かせてね。だから、少しくらい嘘ついても許してね?


「もう!お母さんちゃんとしてよ〜。(笑)」
少女が、からかいながら(?)女性に言う。

「ゴメンね。ちょっと聞いてくる。」
本当にゴメンなさい。
女性は少女に言った。

「うん。わかった。」
少女は、笑顔で答えた。





〜ガラガラ・・・ガチャン〜
扉が開かれそして閉じる。

コツ

コツ

コツ

女性が歩く。
そして、中庭までくると人気のない所へ行った。
そして・・・

「・・・・うっ・・・・つか・・・・さ・・うっ・・・・・」
ポタポタと女性の涙は、止まらない。
止まることをしらないように・・・・

(「・・・・言いにくいことなんですが・・・・・・・長くて5ヶ月くらいです。最善の医療は、しましたが・・・もう・・・・」)
女性が医師のコトバを思い出していた。

少女の名前は、「西野 つかさ」
女性は、西野つかさの母親。



そうこれから始まる、小さな・・・そう小さな物語。




・・・・NEXT


[No.25] 2005/08/25(Thu) 04:01:34
Re: 【 clessidra 第二話 】 (No.25への返信 / 1階層) - 龍

「ふぁーあ。・・・暇だなぁ・・ここ数日、西野バイトに出てなかったし・・」
少年は、小さな映画館のイスに座りながら欠伸をした。

「こーりゃぁ!ぼうず!何さぼっとんじゃ!」
年老いた(?)おじいさんが少年に怒鳴って言う。





【 clessidra U 】

少年の名前は、真中 淳平 どこにでもいる普通の男子高校生。
そしてドリーマー。

「うっやべっ・・・って、館長〜人いないのに・・・掃除したって意味ないでしょ。」
淳平は、館長に向かって言う。

「いやっ!くるんじゃい!」
館長は、強気で言い返す。

「・・・・・・・ふぅ・・・わかりましたよ。」
淳平は、呆れながら言う。





=数十分後バイトが終わる=





「・・・西野バイトきてないよな・・・」
淳平、思いに耽りながら言う。

ザッ
ザッ
ザッ


(淳平家路マデの道のりを帰る。)



「西野に何かあったんじゃ!?・・・・イヤイヤ・・・そんなこと・・・あるー・・わけ・・・・ないと思いたいし。」
淳平考えを口に出しながら歩いていく。




「とりゃぁー!」

=ダキッ=

突然暗闇から少女らしき人が淳平へと抱きつく。

「うぉわっっ!?wxlhqwx★!?」
淳平、驚きながら前のめりになる。

「ハハハッ!淳平君ダイジョウブ?言葉になってないよ?」
淳平の後ろ(背中)から声がくる。

「にっっ・・・・・西野!?」
あぁー・・・あぶない。さっき考えていた人がイキナリ前触れもなくくるから・・ビックリしちゃったよ。
淳平が驚きながら少女の名前を呼ぶ。

「よいしょっ・・・・うん♪オヒサーw」
西野と呼ばれた少女が、淳平の背中から降りつつ返事をする。

「おっ・・おう。久しぶり、元気してたか?ココ最近バイトきてなかったみたいだし。
唯も学校で会ってないっていうし・・」
ホントにそうだ。唯も心配してたし・・。

(ねーねー。淳平。西野先輩、まだきてないみたいなんだけど・・・どうしたのかな?淳平しらない?)

(俺が知るかよ。学校違うだろ!?)

(そうだけど・・・淳平に連絡きてるかと思って・・)

淳平、唯との会話を思い出す。

「ハハっ、そんな一気に質問攻めされても・・」
心配するのは、わかるけど・・。
つかさ、苦笑しながら言う。

「あっスマン。」
淳平、つかさに誤る。

「うううん。良いよ。事実だしね。えっとー・・・元気だったよ、そうだねバイト休んでたから会えなかったしね・・それに学校も・・」
うん。事実〜だしね。まさか病院なんて言ったら〜・・・ね。。
つかさ、ゆっくりと淳平の質問に答えていく。

「そうか・・元気でよかった。」
淳平、微笑みながら言う。

「うん。アリガト。」

「いやっ・・・あっ立ち話もなんだし」
久々だから、話さないか?といいたかったが・・・

「えっイヤ!いいよ、淳平君帰らなきゃいけないしねw」
つかさ、淳平の言葉をふさいで言う。

「ぇ!?あぁー・・・まぁー・・・だけど・・・」
イキナリ、西野に言葉をふさがれたので驚きながら言う。

「んじゃ。時間が時間だし私、帰らなきゃ。また親から携帯に電話くるし〜・・・・ね☆」
電話は・・・くるかわからないケド。一応ね。

「あぁ・・・わかった。」
淳平返事をする。

「んじゃまたね。」
笑顔で言う。

「あぁ。またなー。」
なんだろう・・・この胸騒ぎ・・・・気持ち悪いな・・・。


・・・・NEXT


[No.34] 2005/10/01(Sat) 22:55:50
【 clessidra 第三話 】 (No.34への返信 / 2階層) - 龍

俺は、この気持ち悪いキモチを抱いたまま帰宅した。

「ただいまー。」





【 clessidra V 】

「あら、おかえりー。西野さんに会った?さっきこんな遅い時間にうちに来てくださったのよ?」
淳平母、時計を見ながら淳平に言う。

「あれ?ここにきたの?ってかオレは、バイトの帰り道で会ったけど・・」
ん?ってことはー・・・・・先にオレの家にきたんだ・・・。
淳平、少し考えながら言う。

「そうなの?」
淳平母、淳平に質問をする。

「あぁ。んじゃ風呂入ってくる。」
淳平返答をする。

「ハイハイ。・・・・・あら?今たしかぁー・・・・まっいいわ(笑」
淳平母は、めんどくさそうにして淳平に言う。







「ふぃー・・・・・・入るか・・。」
ふぅー・・・今日は、疲れたからナァ・・・・。
ため息を吐きながら言う。

=モゾモゾ=(※着替えを脱ぎ中・・・。)



=ガラガラ=

「ん?・・・・!?」

「うおぉ!?淳平か!?」

「なっなんで親父が!?」

二人ともイキナリのことでビックリする。


「ハハハ。母さんがいってなかったのか。まぁーいいじゃぁないか。いつものことだし(笑」
淳平父、事情を聞いて笑いながら言う。

「あんっっのバカ母さんが・・(怒」
少々怒りつつも言う。

「ハハハwまぁー、こうして何年ぶりかで一緒に入れたんだし気にするな。」
本当に、何年ぶりかねー・・(笑
なつかしながら言う。

「そりゃー・・・まぁー・・・ココ最近バイトとか、塾でいなかったし・・」
そう・・・だよな・・・親父と入るなんて何年ぶりなのか・・・
淳平少し考えながら言う。

「そーいえば、淳平は好きな子とかいるのか?」
うん。聞いてみたいものだ。
父、好奇心らしきもので聞いてみる。

「ぇ!?あぁー・・・・まぁー・・・いるといえばいるし・・・」
ビックリしたなぁ・・・イキナリ親父何言い出すんだよ(汗
淳平、最初はビックリするが途中から考えながら言う。

「そうか・・・まぁー青春してるな。まぁなるべく女の子を泣かせないように、それだけはなんとしてでもなしとげろよ?」
ハハ。淳平も青春してるのか・・・まぁー・・・オレの時は色々あったからなぁー。。。
それだけに、淳平には成功して欲しいものだw

「ぇっ?あぁわかってる!」
・・?親父?

「そか・・・じゃぁ父さんは出るからな・・・」
フフ・・・それだけ聞ければ安心だな。。淳平は、優柔不断だが女の子は大切にすると信じているからなぁ・・・。

=ガラガラ=

「あっあぁ。そーいやー親父の、恋愛話聞いたことないなぁ・・・母さんは知っているのか?まぁー今度聞いてみるか。」
・・?何かここを出て行くとき親父、微笑んでなかったか?・・・・・それはいつものことか・・・。




・・・・そして、翌日・・・・・

「淳ぺーーーーーーーーーーーーーーい!!!!学校に遅刻するわよーーーー!!?(怒」
淳平母どなりながらいう。

「・・・・(ガバッ!)!?・・・ふぅ・・・ふぁーーー・・・・んーー・・ふぁ」
・・・あぁー・・もうちっと寝たいのに・・・・・・
淳平、飛び起きそして欠伸をする。

「淳ーーーーーーーーーーーー平ーーーーーー!!!!!!(怒」
また淳平母どなりながら言う。

「わぁーーーーーったよ!(怒」
ったく・・・何度言えばわかるんだよ・・・

・・・・NEXT


[No.42] 2005/11/05(Sat) 01:42:42
【clessidra 第四話】 (No.42への返信 / 3階層) - 龍

とある晴天の朝

住宅街から、一人の男子生徒が走っている。

「ハァッ・・ハァッ・・・あんのー・・・ババー・・・遅刻するっての・・・・!(怒)」

=キンコンカーンコーン=
鐘の音が聞こえる

「・・・っっっやべっ!!」
男子生徒があせりながら走る。

=ガラガラ=
教室のドアが開く。

「セーフっっうわぁ!?!?!?」
男子生徒に女子生徒が抱きつく。







【clessidra W】

「おっっはよーvv!!!(ダキッvv)」

=ギュム&ボフッ=

「!?・・っっさつき!?・・!ぐっ・・ぐる・・・じぃー・・・・ギブ!ギブ!」
男子生徒がさつきと言われた女子生徒に向かって、一瞬驚くが苦しそうに言う。

「ぇー・・やだー!(笑)真中から言われても私が離れるとでも?」
さつきが真中と言われた男子生徒に向かって、抱きつき(なおかつ胸を押し付け)ながら言う。

「あいかわらず。ずるいなぁー・・・真中は・・・(苦笑」
クラスの男子生徒が羨ましそうに淳平に向かって言う。

「・・・・いいもん!ちなみちゃんがいるから!(涙ながら」
男子生徒が泣きながら淳平に言う。

「小宮山・・・・文化祭の時のアレはいったい・・」
その隣にいた男子生徒が小宮山と言われた男子生徒に言う。

「そ・・と・・む・・ら・・・・良いから・・だ・・ずげ・・で」
淳平が、外村と言われた男子生徒に向かって助けを求める。

「おっとスマンスマン。北大路・・流石に・・真中を殺すのか?」
外村と言われた男子生徒がさつきに向かって、言う。

=キンコーン♪カーンコーン♪=

タイミングが良いのか、悪いのかさつきは渋々といった感じで真中を自分トコロから離す。

「おっ鐘がなったみたいだな・・・」
外村が言う。

=ガラガラ=

「おはよー。」
黒川先生が教室に入ってくる。







そして、時間が過ぎていき授業。。

(ん?どうしたんだ?真中のやつ・・ため息なんかついちゃって・・
・・ってやべっ!先生がきてるのに気付かないのか!?)
外村が、ふと真中の方を見ながら思う。


(・・・ハァー・・・なんでこんなにもきになるんだろー?・・・ココまで気になったことないんじゃないか?
西野のこと・・・あの時のなんか、気のせいでなければ疲れたような顔してたなー・・・)
淳平が、今【青春中ですよー】っとでも言いたいような顔つきで外を見ている。

「おい!真中!!授業中になーーに考えてるんだー??」
突然目の前から少し怒りがこもっているような何か企んでいるような感じな
先生の声が聞こえた。

「・・!?(ビクッ!)」
先生の声を聞いて少し間を置いてから、ビクっと反応をする淳平。

「もしかしてー??(ニヤニヤ)・・・コレかぁ??」
先生が小指を立てながら。。

「んなっ!?////」
淳平がそれに反応して顔を赤くする。

「ハハハハハハッ(クラス全員)」
クラスがどっと笑が起こる。

「考えるのも良ーいーが!!!!受験勉強も!!しっかりなぁ??」
・・ったく今時の中年坊は。と小さくはきながら。

(頭を片方の拳でグリグリとやる)
=ゴリゴリ=

「いっ!?・・っっっあっ・・・はいぃ。(汗)」
痛いと言いたいが、痛すぎて言葉にならない。

「ハハハハハハッ(クラス全員)」
またクラスがどっと笑が起こる。

「・・・ハァー(ため息)・・・では、授業続けるぞー??寝ているやつはほっとけなー。」
ため息混じりでクラスの全員に向けて言う。

「ぇええええ!!!!!(クラス全員)」
今度は、クラスがブーイングの嵐になる。

「ぇえー!もナシ!ブーイングナシ!いいなー??今回の期末おとしたらー・・・しらないぞー?(ニヤ)」
最初は怒りながら、だけど最後は企んでそうな感じで言う。

=シーン=
クラスが一気に静まる。

「・・・・・ゴッホン(咳き込む)・・・・んじゃ次も問題はー・・・そうだなー・・杉村!」
嘘のような咳を込んで授業に戻る。

「あっハイ。」


(・・・いったい真中のヤツどうしたんだ?)
外村が、ついさっきと同じようなことを考えながら授業に取り組む。







「でわ、これでHRも終わる。日直!」
黒川先生が、いつものように言う。

「きりーつ!」

=ガタガタ=

「れい!」

「さよなら!」
今日、最後の黒川先生の号令を聞くと

「さよなら」
皆、バラバラで言いながらダッシュで帰る人もいれば廊下で隣のクラスの友達を待つ人、
未だに寝てる人、帰りに寄って帰ろうと言う人やこれから部活やら塾やらもいる・・・人それぞれで帰っていく。
その中で

「オイ。真中。」
外村が、淳平に向かって言う。

「・・・・・(いつもならこんなに気にしないのにな・・なんで今回に限って・・・なんだろ・・)」
淳平、考え込み中・・。

「真中!(少々怒り気味)」
・・・流石に気付けよ。
外村が少々怒り気味で言う。

「・・・(そう、いつもならそんな些細な事も気付かないのに・・・何かがひっかかるんだよな・・)」
そう何かが・・。
淳平、ますます考え中と悩み中の境目の顔をする。(←どんなだ)

「・・・・っ!?真中!!」
いい加減切れる寸前のトコロを抑えながら淳平に言う。

「・・・!?」
3度目の名前でやっと気付きながらビクッとする。

「ハァー・・・やっと気付いたか・・・」
・・・ったく・・。
やっとかっと言いたげにため息を混じりて言う。

・・・・NEXT


[No.47] 2005/12/08(Thu) 16:00:18
【clessidra 第五話】 (No.47への返信 / 4階層) - 龍

はぁー(・・・・結局、打ち明けられなかったなぁ・・・いや。これでいいのかもしれないし・・・ね。)

ただ・・・・ただ、このまま淳平君が知らないのも良いのかも知れない・・・



さわやかな風が来た。つかさは右手で髪を押さえながら空を見た。


【clessidra 第X話】


「・・い。・・・・ぱい・・・西野先輩!」
真後ろから、少女らしき人から呼ばれる。

=ビクっ!!=

「・・!?・・・・・あっ唯ちゃんか、ビックリしたよー。」
つかさが、ビックリしてその少女もとい唯に向かって言う。

「ふぇ?西野先輩、何回も呼んだんですけど・・・そのままだったら、そこにある電柱にぶつかってしまいますし・・。」
唯と呼ばれた少女がつかさに向かって電柱を指差しながら言う。

つかさは、気付かずにその目の前の電柱を見ようとして・・・・・

「えっ?・・っ!?」

=ゴツン!=

「・・・・ったぁー・・・(スリスリ)」
つかさ、おでこを手でこする。

「だっ!大丈夫ですか!?」
唯が慌てて、つかさに言う。

「あっ・・・(スリスリ)ゴメンね。唯ちゃんがせっかく呼んでくれたのに・・ね。」
あぁ・・・電柱にも唯ちゃんにも気付かなかったなんて・・・

おでこをこすりながらも唯に誤って言う。

「イエイエ。んでも先輩、後でちゃんと氷をたんこぶの上に当てたほうがいいですよ?」

「う・・ん。だね、アハハ(苦笑」

「そういえば・・・・」

「ん?」

「淳平とまた映画つくりをしないんですか?」

「えっ・・・・・あっ、んでも私たち受験だしさ・・・ね?」


「う・・ん。だけど!」
唯がまだ納得いかないような感じでつかさに何かを訴えようとして言うが・・
つかさの言葉にさえぎられる。

「あっ!ほら早く!鐘なっちゃうよ!」


その時、ちょうど・・・・そう、たまたま鐘が鳴った・・。

「あっ!西野先輩!まってくださいよぉー!!(汗」
唯もつかさを追いかけて慌てて学校へと向かう。

  =タッタッタッタッタ・・・=

その日の昼食時

  =キーンコーン カーンコーン=

「・・・で、あるからして・・・あら。それでは、ここまでをテストとします。」
先生が、クラスの全員に言うようにして言った。

「でわ、日直さん!」

「きりーつ・・・・礼」

「ありがとうございました」

クラス全員が先生に向けて言う。
そして、先生が立ち去る。


「はぁー!!やっと授業終わった! つかさ!一緒に食べよ!」
授業中に寝ていたであろうトモコが後ろの席のつかさに昼食を誘う。

「アハハw オッケー! あっトモコ。寝癖ついてるよ(笑」
トモコの反応が面白いので、笑ながらも返答するが途中で寝癖がついていることに気がついた。

「えっ!?マジ!? 鏡、鏡・・・」
つかさに言われて慌てて、鏡を探して直す。

「・・・(ガサゴソ)・・そういえばさ・・・あなたの彼氏、どう?進歩あり?」
トモコが購買で買ったであろう、パンを開封しながらつかさに言った。

「んな!?か・・・彼氏じゃないって! ///// しかも進歩って・・・(ガサゴソ)」
最初は、驚いていたがだんだんと赤くなっていく。
赤くなりながらも、教科書を鞄へ戻す。

「だってーw(ニヤニヤ&ぷにぷに)」
トモコがニヤニヤしながら、つかさの頬をつつく。

「んもー・・・・何にも、なんにもないですぅ。・・・あっ!」
トモコにつつかれながら、思い出したようにトモコに言う。

「なっ!何々!? 何か思い出したの??」
やっぱりあるじゃないのー(笑顔) と付け加えながらも興味津々そうにつかさに言った。

「ちッ違うって・・・お昼、食べなきゃ時間ないでしょ?」
興味津々そうに言うトモコを抑えながらお昼がまだだということを思いさしたので言った。

「・・・・・はぁ・・(ガックシ)」
なんというか・・・つかさらしいというか・・・
などと言いながらさっきとは、真逆の反応になるトモコ。

「アハw  良いじゃないv別に私のことはさw(ガサゴソ) トモコは、どうなのよ?」
お弁当をあけながら話を変えようとする。

「うっ・・・・あっあたしより!! つ・か・さ・あなたなのよw」
トモコは、一瞬的を射られたような顔をするがすぐに戻り、反撃する。

「そ・・・そんなこと言われても・・何もないってw」
・・・嘘だった。
      何もないなんて
         嘘だった・・・。

トモコには・・・教えたい。でも教えたくない自分もいる。
だから・・苦笑している自分が許せなかった・・・。
いや・・・許せるわけがない・・・。
ゴメンネ・・・トモコ。

せめて・・・トモコには、言っておきたかったかもしれないなぁ・・・・・

ただつかさは、トモコに気付かれないように笑顔を絶やさずにしゃべった。
秘めた思いをそのままに・・・・

・・・・NEXT


[No.80] 2006/05/31(Wed) 21:15:28
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