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またまたすいません↓ (親記事) - あーまん 

投稿する話の順番を間違えてしまったので、また、新しくツリーたてさせてもらいます。 迷惑かけてごめんなさい↓

[No.336] 2007/07/30(Mon) 01:29:00
君だけを・・・ 第一話 (No.336への返信 / 1階層) - あーまん 

淳平「遅刻だぁ〜〜〜〜〜!!!」

いつもの日常、いつもの朝、いつも通りの寝坊、

淳平「母さんなんで起こしてくんないんだよ?」

母さん「中学三年にもなったんだから自分で起きなさい!」

淳平「ま、とりあえず行ってきまーす!って、占いやってる!ナニナニ…俺の運勢は…一位じゃん!素敵な出会いがあるだと?ま、しょせん占いか(笑)あ、早く行かなきゃ!」


淳平「あぶねぇ〜ギリギリセーフ…」

ギリギリ間に合った真中だったが、全力疾走したために疲れて、授業中居眠りしてしまい、たっぷり絞られた俺であった。
そして昼休み

大草「まーなか、また今日はたっぷり絞られたな〜(笑)」

小宮山「どーせ、女のこと考えて寝坊したんだろ?」

淳平「んな訳あるか!!小宮山と一緒にすんなよ!!」

小宮山「なんだと!?どーいう意味だよ??」

淳平「いつもいつも、なんだっけ??西なんとかちゃんって騒いでんじゃねーか!!」

――――――――その頃―――――――――――――――

神崎「西野、放課後話あんだけどいいかな??」

西野(はぁ〜またかぁ〜でも、断る訳にはいかないし)
「分かった、放課後ね。」

トモコ「つかさ〜また、呼ばれたの〜??三年になってから何人目よ!全く…モテモテはいいね〜」

西野「ちょっと、からかうの止めてよ!トモコのバカ!!」
と、言って廊下に行ってしまった。それを追いかけながらトモコは話しを続ける。

トモコ「しかも、今度の相手はあの神崎君でしょー、勉強出来るし、野球部のエースピッチャーだし、顔は大草君と並ぶ泉坂中学二大イケメンの一人よ??いいよなぁ〜もちろん付き合うんでしょ??」

西野「う〜ん、あの人の事よく知らないし断るよ。てか、正直、うんざりなんだよね!もう…」

トモコ「つかさのタイプってよくわかんないんだよな〜って、ほら、あそこでもつかさの話題してるよ。」

西野(またか…)

小宮山「西野つかさちゃんだよ!!学年一のアイドルぐらい覚えておけよ!!」

淳平「そうそう。西…野さんね。で?どんな顔だっけ??」

一同「えぇ〜!?」

大草「おぃ…真中…マジで言ってんの??」

淳平「嘘ついてどーすんだよ!!」

真中淳平と言う男は女子の顔と名前を覚えるのが凄く苦手であった。

この言葉により、みんなは唖然としている。

トモコ「つかさのこと知らない男子なんて居たんだ…」
呆れ気味で言うと、さすがの西野もびっくりしていた。

小宮山「お前、いつも何を見てるんだよ…」

淳平「つか、人間、顔よりも性格だろ??別に性格が良ければ顔は別によくね??」

大草「お前のタイプって誰だよ?」

淳平「誰って人はいないけど、強いて言うなら俺の夢を隣りで応援してくれる人かな〜」

トモコ「あいつバカじゃないの??」
と、つかさに話しかけるがつかさは無視し、ただ淳平の事を見ていた。

大草「夢ってなんだよ??」

淳平「言ってなかったっけ??俺は映画監督になるのが夢なんだ!俺の作った映画でみんなを感動させたり、笑わせたりしたいんだよ!!!!」

一同「…アーハッハッハッハ(爆笑)」

男子生徒A「プッ!成れるわけ無いだろ〜」
男子生徒B「そうだよ!あんなのは真中には無理無理」
そこにはさっき、つかさに約束していた、神崎もいて、笑ってた。

大草「そーいえば、映画ばかだったなあいつ…」

真中「夢持って何が悪いんだよ!!頑張れば成れるかもしんねーじゃん??」

トモコ「あいつ、子供だね…夢ばっか見て…もっと現実見ろ!って感じだよね!」
つかさはなおも無視している。

トモコ「つかさ??どーしたの??」
と、トモコが言うと、つかさはハッとして、

つかさ「何でもないよ。本当だねー現実見ろ!って感じだよね(笑)」
と、話を合わせた。

あまりにも、馬鹿にされてるので、淳平は(言わなきゃ良かった)と思いつつ、話しを変えた。

淳平「ほら、その事は置いといて、ほら、さっきの西那さんだっけ?小宮山好きなんだろ?どーすんだよ?」

大草「西野ね…」

小宮山「うっ!……す…好きだけどさ…どうすればいいかなんて…」

そこで神崎が話しに入ってきた。

神崎「小宮山にはキツイだろ?それに、さっきからそこに西野いるし…」

真中「え!?どの人!?」

神崎「あの、ブラウンの髪の人だよ。」

真中(え!?すげー可愛いじゃん!?こんな人いたんだー)と、思いつつ、

真中「小宮山!チャンスじゃん!行ってこい!!」
と、小宮山を押した。

小宮山「おい!真中……って、つかさちゃん…」

つかさが小宮山の顔を見ている。つかさは(こーゆーの嫌なんだけどなぁ〜)と思っていた。
小宮山は勇気を出して

小宮山「西野つかさちゃん!俺と付き合ってください!」
と、言った…




つかさ「悪いけど!私、顔が怖い人ダメなの!」

みんな、一斉に笑いだした。

淳平(ドンマイ小宮山…よく頑張ったよ…でも、なんか西野つかさの態度むかつくな…)

淳平「ちょっとさ〜西野、その言い方酷すぎない?」

つかさ「は?何であんたにそんな事言われれなきゃいけないの?」

淳平「でも、もうちょっと、他の言い方出来なかったのか?あいつ、一生懸命だったし…」

つかさ「一生懸命なのはいいんだけど、ハッキリ言って迷惑なんだよね!キモイしウザイし!」

小宮山はショックで逃げてしまった…

この言葉に淳平はキレたそして、次の瞬間…

パチン!!…

乾いた音が鳴った…


淳平が、つかさの頬をビンタしたのだ。

周りも唖然とする。

淳平「ふざけんじゃねぇ!!」

淳平「絶対許せない!こいつは、許せない!」
と、言いながらまたビンタしようとする。

大草が止めに入って
大草「どーしたんだよ真中!!」
と言った

つかさは呆然としている…

淳平「離せぇ!大草!!こいつは人の気持ちを何だと思ってやがる!!一生懸命に好きになって告白してくれた相手をキモイしウザイって言ったんだぜ??しかも、本人の目の前で!人間は顔が全てじゃないんだよ!!そんな小宮山の気持ちを踏みイジったこいつは俺は許せない!!」
淳平は激怒している。

大草「気持ちは分かるけど、今は押さえて…な?」
と、言いながら、なんとかなだめると、周りが

「あいつ、本当に馬鹿じゃねぇの?」
とか、
「今時のセリフじゃないよね〜」
とか、
「しかも、西野さんに暴力ふりやがった」
「最低〜」
最後に
「小宮山の顔なんかじゃ、無理なんだよ。」
と、言ったのに対して、淳平は

淳平「俺の事はいくら悪く言われてもかまわない。だけど、小宮山の事を何で悪く言う?何で笑う?あいつは、一生懸命勇気出して、告白したんだ!!結果的には振られたけど、お前らにとやかく言われる筋合いはねぇよ!!」

淳平「俺、小宮山探してくる!」

と、言って、淳平は小宮山を探しに行った…大草も淳平を追いかけたがその前に

大草「西野、ごめんな、あいつが悪いんだから気にするなよ?」
と、一言、詫び言って淳平を追いかけた。

見ていた女子は、「最悪〜」とか言いながら教室に入って行く。

他の神崎を含む男子は、ここぞ!とばかりつかさに優しくする。

「西野さん、大丈夫?」
「最低だよな!あいつ、西野さんに暴力ふるなんて」
などの言葉が飛び交う中、つかさはそんな言葉は耳に入っておらず、ビンタされたのも忘れ、ただ無言で立っていた。 頭の中では、淳平の言葉がぐるぐる回っていた。


[No.337] 2007/07/30(Mon) 01:32:14
君だけを・・・ 第二話 (No.336への返信 / 1階層) - あーまん 

淳平は、小宮山をひたすら探していた。

淳平(冷静になって考えてみると、俺があそこでキレたり、小宮山をせかさしたりしなかったら、こんな小宮山を傷つけることはなかったのかもしれない・・・・・・口ではあんな事言ったけど、俺のせいだ・・・)

そう思いながら、教室に行ってみると、小宮山が1人呆然としていた・・・・

淳平(やっぱり・・・)

淳平「ごめん。小宮山・・・全部俺のせいだ・・・」

小宮山「・・・・・・・・」

淳平「本当に悪いと思ってる。俺があんなでしゃばった真似をするから・・・」

小宮山「屋上いかね??」

突然の誘いに戸惑う真中。

淳平「へ・・・??いいけど??授業は??」

小宮山「サボっちゃおうぜ!!よし、じゃあ、行くぞ!!」

無理して元気出してるのは分かったが、俺は、だまって着いてくことにした。

大草「おぉーい、真中〜どこ行くんだ??」

大草が来た。

淳平「授業サボって屋上に行くんだ。」

と、言うと

大草「じゃあ、俺も行くよ。」

と、大草も一緒に行く事になった。

一方、つかさは、うじゃうじゃ、集まってくる男から逃げ出して、教室の自分の席に座って、トモコと話してた。

トモコ「さっきの男子、最低だね↓↓女の子に暴力振るなんてさ!!!つかさの事何にも知らないくせに!あぁ〜腹立つわ!!!」
トモコは怒っていた。

つかさ「うん・・・・」

トモコ「いつか、絶対に仕返ししてやらなきゃね!!あんな男とは関わっちゃダメだよ??」

つかさ「うん・・・・」

つかさは、生返事ばっかりしている。

トモコ「ちょっと、どーしたの??あんなことされたのに・・」

つかさ「でも、あれは、私も悪かったし・・・それに、あの人、今までの男とはちょっと違うね。」

トモコ「つかさは全然悪く無いわよ!! でも、確かにね〜 つかさを前にしてあんな怒る人とか始めて見たよ。」

つかさ(名前なんて言うんだろ??)

女子生徒「何々?さっきの男、屋上に行ってるよ?? もうすぐ授業なのに〜」

つかさ(え?屋上・・・・か・・・)
つかさは、まだぼーっとしている。

トモコ「ちょっとちょっと、本当に大丈夫??」
トモコが本気で心配してる。

つかさ「あ、大丈夫大丈夫♪」
と、元気そうに言った。
(屋上・・・か・・・)


――――――――――――屋上――――――――――――――――
淳平「本当にごめん!!!」

尚も、淳平が謝ってると、小宮山が口を開いた

小宮山「何で、真中が謝るんだよ???」

淳平はちょっとびっくりしたが、

淳平「だって、俺のせいで、小宮山に恥ずかしい思いをさせちゃったし・・・」

小宮山「そんなの、気にするなって!!! それに俺、うれしかったんだぜ??周りがみんなして、俺の事笑って馬鹿にしてるのに、真中だけが本気で怒ってくれて、まぁ、つかさちゃんをビンタしたのはやり過ぎだけど・・・・ でも、俺は、嬉しかったんだよ!!」

大草「俺もお前の事見直したよ!周りから見れば、お前は馬鹿に見えたかもしれないけど、俺は、小宮山のためにあんなになるなんて、すごいと思ったぜ?? それに、言ってることは決して間違っちゃいないと思うし。」

淳平「小宮山・・・・・大草・・・・ありがとう・・・・」

淳平は少し泣けてきた。

大草「でも!!」

大草が強く言ったので、淳平は思わず反応してしまった。

淳平「へ??」

大草「考えてもみろ??お前はあの西野つかさをビンタしただろ?? 西野つかさは、女子からも男子からも人気がある訳で、その人をビンタしたとなると、お前の立場が狭くなるぜ???」

大草の言う通りだった。

淳平「そうだよな・・・ビンタはまずかったよな・・・ハハ、どうしよう↓↓」
淳平は、落ち込んでしまった。自分のした事に、これからの事に、多分、クラスに居ずらくなるだろう。 そう考えてたとき

小宮山「大丈夫だよ!!どんなに、おまえが他のやつらから嫌われようが、俺はお前の親友だぜ??」

淳平「小宮山・・・・」

大草「そうだよ!!少なくとも、俺と小宮山は、お前の親友なんだから!!何があっても、俺等はお前の味方だよ!」

淳平は感動していた。この二人に感謝してもしきれないぐらいだった。

淳平「ありがとう・・・小宮山・・・大草・・・持つべき者は友達だな!!!!」

そして、午後の授業をサボって、三人はいつまでも楽しくしゃべっていた。


[No.338] 2007/07/30(Mon) 01:35:33
君だけを・・・ 第三話 (No.337への返信 / 2階層) - あーまん 

キーンコーンカーンコーン・・・・・・6時間目終了のチャイムが鳴り、放課後が始まった。

大草「じゃあな!真中!!」

小宮山「あばよ!」

真中「じゃあなぁぁ〜」

屋上の大草は、サッカー部があり、小宮山は家の用事があるので、屋上から、帰っていった。

小宮山「真中、まだ屋上に居る。って言ってたけど、いつまで居るつもりなんだろ??」

大草「さぁな〜 でも、あいつは昔からあそこがお気に入りみたいだし、しばらくいるんじゃない???」

小宮山「ま、そんな気にする事でもないか・・・・じゃ、大草部活頑張れよ!!」

そう言って、二人とも別れた。



つかさは、偶然にも神崎の所へ行く途中、その会話を聞いていた。

(まだ、屋上にいるんだ・・・ってか、なんであたし、こんなに気になるんだろう??)

と、いろいろ考えながら、神崎の所へ向い、そして着いた。

神崎「よ!西野!!今日は大変だったな??大丈夫か??」

つかさ「こんにちは、ありがとう。大丈夫だよ。で、用事ってなに??」

神崎「うーんとな、俺さ、前から、西野の事気になってて・・・・ でさ、西野の事遠くからでも見てると、どんどん好きになってく自分がいて・・・だから、俺と付き合ってくれない??」
つかさ「・・・・・ごめんなさい。私、キミの事、良く知らないし。それに・・・・今、好きな人いるから・・・・」

神崎「え!?」

草むらに隠れてる連中(え〜!?!?!?!?)

つかさ「だから、ごめんなさい、キミとは付き合えない。」
と、言うと、神崎は強引につかさを抱きしめた。

神崎「誰だよ!?そいつは!? 俺じゃダメなのか!? 俺はお前が好きなんだ!!」

つかさ「ちょっと、止めてよ!!!!!!!」
つかさ、神崎を蹴り、神崎から離れた。

神崎「そっか、分かったよ・・・でも、俺は諦めないからな!!」

そう言って、神崎は消えていった・・・・

トモコ「あちゃ〜また振ったのね・・・もったいない・・・いい男だったのに・・・ って!!それより誰よ!?好きな人って!?そんなの全然知らなかったわよ!!!」

つかさ「あ・・・えーっと、あれはね。そう言った方が、楽かな〜って思ったから。」

他の友達「嘘だーーーーー!!あの言い方は絶対本当だよ!!」
みんながつかさに質問攻めしてくると、つかさは、

つかさ「ごめーん。今日これから用事があるんだ。だから、もう帰るね♪ じゃ、バイバーイ♪」
と言いながら、走って何処へ行ってしまった。



――――――――屋上―――――――――――

真中は、偶然にも屋上から、一部始終を見てしまった。
淳平「え??抱き合ってる!? ふぅ〜ん、神崎と西野さん、付き合う事にしたんだ。」

淳平は勘違いしていた。

淳平「ま、俺には関係無いけどね。」

それから、淳平は物思いに更けていた。 この屋上というお気に入りの場所で。

つかさは、屋上に向っていた、そして、屋上のドアの前まで来て、少しドアを開けて、覗いてみた。

つかさ(居た!!! でも、泣いてる??」

そう、淳平は泣いていた。

淳平「俺、本当に馬鹿だな・・・ 俺が、小宮山に告白を促した結果、小宮山は振られてみんなから馬鹿にされて・・・ 小宮山はあぁ言ってくれたけど、俺のせいだもんな。 俺があんな事言わなかったら・・・・ 小宮山・・・ごめんな・・・そして、ありがとう。」

つかさ「・・・・・・・・・・」(友達想いなんだ・・・)

淳平「後、西野にも悪い事したよな・・・いくら、カチンと着たからって、そこで熱くなって、挙句の果てに女の子に暴力振って・・・・ ハハ、俺情けないや、最低だね。」

つかさ(そんなこと無い!悪いのは私なのに・・・叩かれて当然の事しただけなのに・・)

淳平「明日、ちゃんと謝ろう!!じゃないと、彼氏の神崎にも怒られちゃうよな???」

つかさ(え??どういうこと??私、神崎君とは付き合ってないのに・・・・・)

淳平「でも、付き合った瞬間に抱き合うなんて、やっぱ学校No1美男美女カップルってゆーのは違うんだな〜 でも、小宮山の事も合ったし、神崎も友達だけど・・・・今は祝福できそうにないや・・・・」

淳平「なーんか、俺、疲れちゃったな・・・・・ そうだ!明日、朝早く屋上来て、この景色を映像に残すか!!ビデオカメラはばれないようにしないとな・・・笑」
そう言うと、淳平はドアに向ってくる。 つかさは、急いで隠れた。 そして、淳平が下に行ったのを確認して、自分も下に行った。

つかさ(もしかして、抱かれたとこ見られて、それで誤解してる???)
   (でも、明日の朝屋上居るんだ!!)


そういって、下駄箱に向い、外に出て、ちょっと、歩きながら携帯いじっていると、携帯を落してしまい、転がってしまった。そして、嫌な気がした。なんと、前から走ってきた、野球部がつかさの携帯に気づいてなく、踏んでしまいそうなのだ! つかさは、急いで、取りに行くが、間に合いそうも無い

つかさ(ダメ!間に合わない!!!)





そう思った瞬間、野球部が突然転んだ。つかさは、びっくりして、携帯の方を見てみると、淳平が腕を伸ばして、間一髪、携帯を踏まれないように右手を出していたのだ。

野球部「なんだよーーーー!?げっ!?真中だ・・・最悪だわ↓↓」

淳平「ハハ・・・ゴメンゴメン。ちょっと転んじゃって・・・」

野球部は何も言わずに走って行ってしまった。

淳平「やっぱり、嫌われ出したな・・・俺(笑)ま、しょうがないか・・・」

と、言いながら、携帯を拾い、顔をあげると、そこには呆然とするつかさが居た。

淳平「・・・西野さん・・・・ あ、これ、携帯。」

と、言って、とっさに右手を隠しながら、つかさに携帯を渡し、

淳平「あの・・えっと・・・・昼休みは、ごめん。許してくれなくていいから・・・全部俺が悪いんだから」

と、言い残し、走って帰ろうとすると、

つかさ「待って!」

つかさ「名前・・・なんて言うの・・・??」

突然名前を聞かれて、びっくりする淳平だったが、まぁ、名前ぐらい・・と思って

淳平「えっと・・・真中淳平です。」

と、言い残し、今度こそ走って帰った。




すいません、第一話と第二話の位置が逆になってしまいました。 何分始めてなので勘弁してください〜


[No.339] 2007/07/30(Mon) 01:40:32
君だけを・・・ 第四話 (No.339への返信 / 3階層) - あーまん 

ある程度走り、家が近くなりだした頃に、

淳平「びっくりした〜、急に名前聞かれるんだよな〜・・・ ま、ビンタしたやつの名前ぐらいは知っときたいよな普通・・・ って、それにしても、右腕痛いな・・・・すんげぇ腫れてるし、帰ったら病院行ってみるか。」

そして、家に帰り、親に怪我の事を話し、病院に行くと、なんと・・・・捻挫していた。

淳平「ハハハ、占いって当たらないなぁ・・・・・ 素敵な出会いどころか、凹むことばっかだ・・・」

淳平「ま、明日、朝の屋上行って、朝の景色を撮るぞ!!楽しみ楽しみ♪」

そして、淳平は深く眠りについた。


その頃、つかさは・・・・

つかさ「はぁ〜 今日はいろいろ合ったなぁ・・・・・ でも、{真中淳平君}か・・・今まで、告ってきた男にはあんな人いなかったな・・・ いい人・・なんだろうな。」

そう言って、ベッドに倒れこむと、

つかさ「でも、携帯助けてくれたり、謝ってきてくれたり・・・・許してくらなくてもいいからなんて・・・そんな・・・許すも何も、真中君は何にも悪い事してないのに・・ あたしも、謝らなきゃ! でも、もうちょっと、話したかったな。何も走って行かなくてもいいのにさ!!笑  そういえば、なんで、とっさに右腕隠したんだろう?? 怪我でもしたのかな???心配だな〜 それに、嫌われ出したって・・・・・」

つかさ「そういえば、明日、朝早く屋上に居るって言ってたよね!! あたしも行ってみよう!! でも、なんで・・・こんなにドキドキするんだろう・・」

そう言いながら、つかさも深く眠りに落ちていった。



――――――――翌日、屋上で


ガチャ! ドアが開いた。

そこに居たのは・・・・・







つかさだった。


つかさ「ふぅ〜 まだ来てないんだ〜 でも、ちょっと安心した・・・かも?笑」

つかさ「でも、ここって、こんないい景色だったんだ〜!? ちょっとびっくり!!」

そんなこんなで、つかさが景色を見ていると、後ろでドアが開いた。

つかさ(真中君!?)
と、思いながら期待していると、 そこに現われたのは思ってもみなかった人・・・・・





神崎だった。


神崎「よう!西野!!」

神崎が近寄ってくる。

つかさは(なんで??なんで??君がここに居るの??)

と、思いながら

つかさ「何で、キミがここに居る訳??」

と、聞いてみた。

神崎「何でって・・・・西野に会いに来たに決まってるじゃん!!」

神崎が笑いながら言う。

つかさ「キミとは付き合えないって言ったよね??」

神崎「でも、俺は、西野を諦め切れない!!!!!!!!」

と、言いながら、またしても強引につかさを抱きしめた。

つかさ「止めてよ!!放してよ!!!」

必死に言いながら抵抗するものの、野球部の力には勝てない。
つかさは、なす術が無かった・・・

ちょうどその時、淳平は、学校に着いていた。

淳平「今日は、天気がいいなぁ♪ いい景色が撮れそうだ♪ 校則違反だけど、大丈夫だよな??笑 屋上の景色を撮って撮りまくるんだ!!・・・って、俺捻挫してるのに上手く撮れるかな??」

そう言いながら、屋上に向いそして、勢いよくドアを開けた。
その瞬間、淳平の目に飛び込んできたのは、抱き合ってる、二人の姿・・・・・・・

つかさと神崎だった・・・・・・

ドアの開いた音に気づき、つかさと神崎が淳平の方を見た。

つかさ「真中・・・君??」
今、一番会いたい人に、一番見られたくない光景を見られてしまった・・・・

淳平「西野さん・・・・神崎・・・」

淳平は、突然の事だったので動揺している・・・

神崎「よう!真中!!おかげさまで俺たちこういう関係になったんだ♪♪」

と、笑顔で真中言った。

淳平「そっか・・・ごめんな〜邪魔しちゃって、じゃ、俺は消えるよ。でわ、お幸せに!!」

つかさ「違うの!!!!待って!!!行かないで!!!!」

つかさは、必死で叫んだが、それもむなしく、淳平は逃げるように屋上から消えていった。


つかさ「何で・・・・何でよ・・・」
つかさは泣き出してしまった。

さすがに、神崎もつかさが泣き出してしまったのに動揺し、抱きしめるのを止めた・・・

つかさ「話したかったのに・・・ただ、真中君と話したかっただけなのに・・・」
つかさは、涙が止まらない。

神崎は「真中と!?なんで、真中なんだよ!? あいつ、昨日西野に暴力振ったんだぜ??? それなのに・・・」

つかさ「帰って!!!!!!もう、あんたとは話したくない・・・・」

神崎は、言う通りにするしかなかった。

神崎は(何で!?俺じゃなくて真中なんだよ!!!)
と、思いながら屋上から姿を消した。
つかさは、ただ、ただ泣くしかなかった・・・・・


登校時間になり、みんな続々と教室に集まってくる。 そんな中、淳平は朝の事を思い返していた。

淳平(なんで、あの時間にあの二人が屋上に居たんだろう??? まぁ、考えても仕方が無いか・・・ 昼休みまた行ってみよっと。)
そんな風に考えてるうちに、

小宮山「よう!真中!! って!!!!!!!!どうしたんだよその右腕!!!!!!!


大草「ホントどうしたんだよ!!!!!」

本当に心配してくれている。 心配してくれているのはこの二人だけだ、他の人は淳平と、話すどころか目線も合わせないようにしてる。

淳平(まぁ、しょうがないんだけどね)

だが、今の淳平にとっては、この二人の存在が大きかった。

淳平(ありがとう!大草、小宮山・・・)

淳平「ちょっと、昨日、階段から転んじゃってねww それで、捻挫って訳」

大草「ドジだな〜気を付けろよ!! 大事な映画監督の腕が台無しになっちゃうだろ??」

淳平「ハハ ありがとう。本当に気をつけなきゃな〜ま、小宮山は怪物だから、捻挫なんかすることはないだろうけどww」

小宮山「なんだと〜!?」

三人「アハハハ!!」

そして、授業が始まった・・・
――――――――――――昼休み

つかさは、耐え切れなくなり、親友・トモコに今日の一部始終を話した。 真中の事も含めて・・・ 

トモコ「最悪だね!!神崎のやつ・・・・そんな人とは思って無かったんだけどな。」

トモコ「つかさを泣かせるなんて信じられない!!!」

つかさ「うん・・・」

トモコ「ま、それは後で考えるとして 真中と話すために屋上行ったの!?」

つかさ「うん・・・昨日から気になってるの・・・誰にも言わないでね??トモコだから話してるんだから!」

つかさ「昨日は、あの叩かれた時に、あたし、叩かれた事なんて気にしてなかったんだ。真中君のすごい友達を人間を思いやる気持ちが伝わってきて、感動してたの・・・ 酷い事言ったあたしが、どう考えても悪いのに、謝ってくれたり、全部俺が悪いんだって! すごい、優しかった。 そして、あたしが携帯落として、踏まれそうになったときにとっさに右手を出してかばってくれたの。多分、踏まれたみたいなのに、必死に隠しちゃってさ・・・あたしの心にグッときたんだ。 それに、ちゃんと夢を持っててステキだな〜ってさ♪」
さっきまで泣いてたはずのつかさが、今度は、嬉しそうに話す

トモコ「ふ〜ん、ノロケてるね〜  でも、だから、あいつ今日、右腕に包帯してたんだ。」

つかさ「包帯??」

トモコ「見てないの??? あいつ、なんか怪我してるみたいだよ??」

つかさ「怪我!? そんな・・・」
見る見る、つかさの顔が不安に染まっていく・・・

トモコ「本人は、見られたくないんでしょーねぇ〜 でも、もうあいつとは関わらない方がいいんじゃない??」

つかさ「え・・・?」

トモコ「今、あいつ相当嫌われてるらしいんだ。やっぱ、昨日、アンタを叩いたのが原因らしいけどね。」

つかさ「そんな・・・・・ あたし、行ってくる!!」
つかさがそう言って、席を立った。

トモコ「つかさ!!!頑張ってこいよ!!神崎との誤解もといてこいよ!」

つかさ「サンキュ☆トモコ!」

つかさは、走っていった 


[No.340] 2007/07/30(Mon) 01:45:23
君だけを・・・ 第五話 (No.340への返信 / 4階層) - あーまん 

淳平は、屋上にいた。

淳平「昼休みに教室に居るのも気まずいしなぁ〜 あんまり、小宮山も大草も俺と関わってると、寒い目で見られるだろうし。」

淳平は、撮影しに屋上に来たのだが、とりあえず、屋上で昼ごはんを1人で食べていた。

淳平「でも、ホントいい天気だなぁ〜こんな中で飯を食べるのも、なんかいいな♪♪」

その頃、つかさは4組の前に来ていた。

つかさが四組の前に来ただけで、ほとんどの男子が見てくる。

つかさ(あれ??いないなぁ・・・・ あ、大草君がいる!!大草君に聞いてみよ)

そう思い、つかさは呼んだ。

つかさ「大草くーん!!ちょっと来てくれない??」

その言葉に回りは騒ぎ始めた。
そりゃーそうだろう。今まで男子の事あまり呼んだこと無いつかさが呼んだんだから・・・

大草「何?西野?」

つかさ「あのさ・・真中君、何処にいるか知らない????」

大草「あぁ、あいつか、あいつなら屋上行くとか言ってたよ。」

つかさ「ありがとう!!じゃ!!」
つかさは嬉しそうに言って、屋上に向った。

大草はだいたい分かったらしく
(ふーん)
と、思っていた。

周りから見れば、すぐ会話が終わったので、そんな重要な話しでは無いと思い、騒ぎも収まった。


―――――――屋上では、淳平がビデオカメラを回していた。

淳平「まじ、すげーー!この景色!!!!いい感じに川があって、木があって・・・・ ほんと、最高だぜ!!俺の監督魂が燃えている!!!!!!!! てか、映画作るときは、この景色は外せないな。」

淳平は、かなり自分の世界に入っていた。

つかさは、屋上に着き、ドアを開けた・・・・

淳平は、ドアが開いたことに気づいて無く、夢中でカメラを回している。

淳平「お、小鳥じゃん!! 幸せそうに飛んでんな〜 よし!俺が、撮ってやる。」

そう言って、小鳥を追っていると、ドアの前に人が立っているのが見えた。淳平は焦った。

淳平(何で人が居るんだよ!!!カメラばれちゃった・・・・?)
そう、慌てて。

淳平「あぁ、ごめんなさいごめんなさい!!あまりにもいい景色だったんで、ついつい撮りたくなっちゃって・・・・・ どうか、先生には言わないで、ホントお願いします!!」

淳平は焦っていた。ビデオカメラが没収されるかもしれない恐怖に。 先生に怒られる恐怖に。

一方、つかさはクスッと笑って、

つかさ「大丈夫、言わないよ。」

と、優しく言った。

(え?この声は???)
淳平は顔を上げた。

淳平「西野・・・・・さん・・・・?」

つかさ「ちょっと、君と話したかったんだ。」

淳平はまたまた焦っていた。
(そりゃーそうだよな・・・あんな事したんだから、俺を攻めるのは当たり前だよな。とりあえず、謝ろう)

淳平「あのさ・・・昨日は、本当にごめん。冷静になって考えてみると、勝手に俺等が西野さんの事で騒いでいただけで、西野さんに迷惑かけてたのに・・・さらに、怒鳴り散らして、叩いて・・・ 謝って許されることじゃないと思うけど、ごめん。 それに、今日の朝も邪魔しちゃったし・・・」
淳平はもう謝るしかなかった。

つかさは(やっぱり、誤解してるんだ・・・)と、思い、口を開いた。

つかさ「あたしの方こそごめんなさい。」

淳平はびっくりした。
淳平「え!?何で、西野さんが謝るの???」

つかさ「真中君は悪くないよ。あたしが叩かれて当然の事言ったんだし。小宮山君の気持ちを考えないであんなこと言って・・・・ だから、全部あたしが悪いの。ごめんなさい。」

つかさからの思ってもみなかった言葉に淳平は動揺して

淳平「そんな!!西野さんは悪くないよ・・・・」

つかさ「そんな・・あたしの方こそ・・・」

このままじゃ、永遠と続きそうだ。

淳平「じゃぁさ、おあいこということで??」
淳平は少し笑いながら言った。

つかさも笑顔で
つかさ「うん!!」と言った。

淳平「でも、俺に謝らなくていいから小宮山に一言声かけてやってくれないかな???あいつ、強がってるけど、ショック受けてるのは俺には分かるんだ。」

つかさ「分かったよ! 友達想いなんだね、真中君は」

淳平「そんなこと無いよ!普通でしょ??」
と、笑顔で言う淳平の事を見てると、右腕を見せないようにしていたのをつかさは分かった。

つかさ「あのさ・・・その・・右腕、怪我したんでしょ????もしかして・・昨日の・・」
つかさは、心配そうに言った。

淳平「あぁー大丈夫大丈夫! それに、携帯の時じゃないよ。 家で階段から落ちたんだ。ダサイよな俺(笑)だから、気にしなくていいよ。」
淳平はつかさに心配かけないように言った。

(どうして、そんなに優しいの??)
つかさ「嘘!!!あたしには分かるよ!昨日のスパイクで踏まれたときに折ったんでしょ?? どうしてそんな嘘つくの??」

淳平は(やっぱばれちゃったか・・・)と思いながら
淳平「だってさ、あれは別に俺が勝手にやった事だから、それで怪我しただけだもん。だから、西野さんが責任感じること無いよ。」

つかさは感動していた。
つかさ「どうして?そんなに優しいの??」

と、ついつい口に出してしまった。

淳平は赤くなり
淳平「べ、別にそんな優しいだなんて・・・・」

つかさは(この人は、今までの格好だけの男子とは違うんだね。)
と、思った。

淳平「でもさ、今、俺なんかと二人きりで話してると、神崎が怒るんじゃないの???」
つかさは忘れていた・・・神崎の事を・・・・・

つかさ「別に、怒られる筋合いないよ??あの人彼氏でもなんでもないもん!!」

淳平は驚いた。

淳平「だって、昨日だって朝だって・・・・抱き合ってたし・・・・」

つかさ「あれは・・・・告白断ったら、いきなり抱きしめられただけ・・・朝だって、急に・・・あたしは、嫌だったのに・・・」

悲しげにつかさは言う。

淳平「そうだったんだ・・・・大変だったね・・・」

淳平が同情すると、

つかさ「そんな事は置いといて!!! 真中君はよくここに来るの??」

淳平「うん!!結構来るかな〜 昼休みとか朝とか・・・だってさ〜ここの景色すごいきれいじゃん?? お気に入りの場所なんだ♪それに・・・最近は教室にもいづらいしさ・・」

と、話す淳平を見て

つかさ「そうだね〜綺麗だね!!  いづらいって・・・・もしかして、昨日の事で??」

淳平「う〜ん、なんだかそう見たい(笑) ほら、西野さんてみんなから人気あんじゃん?? その西野さんを叩いちゃった訳だしさ・・・ だから、みんな怒ってるみたい。アハハ 、まぁ、自業自得だよなww」

寂しげに笑いながら淳平は言っていた。
そんな淳平を見て、つかさは悲しくなった。

つかさ「そんな!!真中君は悪くないのに・・・・」

淳平「まぁ、西野さんのせいじゃないし、気にするなよな!」
淳平はニコっと笑い、続けた

淳平「それに俺はには、大草と小宮山っていう最高の友達がいるんだ!!だから、寂しくないし大丈夫だよ♪ でも、あんまし俺と話してると迷惑かかるから、昼休みとかは屋上にいる訳なんだけどね。 そんなこと大丈夫だよ!!って言ってくれるのは嬉しいんだけど。」
つかさは淳平のその優しさに見とれていた。

そんな時、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

淳平「いけね!!授業が始まる。 じゃ、俺と一緒に出るとこ見られると西野さんに迷惑かかるから先行くな!!」
と、言って、淳平は行こうとした時

(迷惑なんて・・・)

つかさ「待って!!!!」

淳平はびっくりして

淳平「どうしたの??」
と、聞いた。

つかさ「うん・・・えっとさ・・・・あたしも、また屋上に来ていいかな???」

淳平はちょっと焦ったけど、笑顔で

淳平「いいよ!てか、屋上は俺だけの物じゃないし笑 でも、俺と話してるところ見られると西野さんまで迷惑かかるよ?変な目で見られるだろうし・・・」

つかさ「そんなことない!!!迷惑なんて・・・・ それに、変な目で見られたっていいよ。」

(それって、どーいう・・)

つかさ「あと・・・真中君じゃなくて・・淳平君って呼んでいいかな???」
淳平は(恥ずかしいなぁ・・・・でも、いっか)
そう思い。

淳平「・・・・いいよ! じゃあ、俺も西野さんじゃなくてみんなが呼んでるみたいに西野って呼んでいいかな??」
と何気なく聞いてみたところつかさは

つかさ「うん!!」
と、笑顔で言った。それが淳平には嬉しかった。

淳平「じゃ、俺は、結構屋上にいるから!!さすがに今日みたいに朝早くはいないけどね〜また今度!」
と、言って、屋上から降りて行った。

つかさはその途端、嬉しくなった。 神崎との誤解も解けたし、淳平と仲良くなれたし、なにより、「淳平君」って呼べる事に本当に喜んでいた。

つかさ(やっぱり、あの人はうわべだけの人じゃないんだ。)
つかさ(あたし、やっぱり・・・淳平君が好きなんだ・・・)

と、思いながら、教室に向って行った。


そんな会話を神崎は悔しそうに見ていたのを知らずに・・・・・・

 


[No.341] 2007/07/30(Mon) 01:52:14
君だけを・・・ 第六話 (No.341への返信 / 5階層) - あーまん 

トモコ「つかさ〜 何にやけてるのかなぁ〜???」

その日の帰り道、つかさはトモコと一緒に帰っていた。

つかさ「べ・・・別ににやけてなんかないよ!!」

トモコ「顔に出てるわよ!! 昼休みに帰ってきたと思ったら、ずーっと、ニコニコしちゃってさ〜 何何?? 何があったの??」

そうなのだ。つかさは昼休み話した時から、ずっとニコニコしているのである。いくらつかさが否定しても顔は嘘つけないのだ。

つかさ「ちょっと〜 トモコにはかなわないなぁ〜もぅ!」

つかさは昼休みの出来事を話した。

トモコ「ふぅ〜ん、結構いい奴みたいだね〜 でも、つかさだったら、もっとかっこいい男子見つかると思うんだけどなぁ〜 でも、つかさは顔じゃないんんだよね??」

つかさ「うん! 上辺だけのかっこよさなんて、私はいらないよ。 淳平君は、ちゃんといい物を持ってるんだ。」

トモコ「それは、彼に言われた事だしね。笑 てか、つかさ、もう、名前で呼んでるの!?」

つかさは、ハッ!!としたが、時既に遅し・・・トモコから家に着くまで、からかわれたのは言うまでもなかった。

その頃、淳平は淳平で、大草、小宮山と一緒に帰ってた。

大草「まーなかくん〜 昼休みは何してしてたのかなぁ〜??」

淳平はビデオカメラの事かと思い、ギク!っとしたが

(ばれるわけにはいかない!)
と思い

淳平「何もしてなーよ。ただ、屋上に行って弁当食べてただけだよ。」

大草「まなかくーん? 親友に隠し事かなぁ〜???」
小宮山「え??何何??なんだよ???言えよ!真中ぁ〜」

淳平「何も無いって!!」

淳平は焦っているが、さらに大草が釘を刺す。

大草「昼休み、西野に真中の居場所聞かれたんだけどなぁ〜」

小宮山「なーにーーーーーー!!!!!!!!!つかさちゃんが!!!!!!!!!どういうことだよ!!!!」

淳平はホッとした。

淳平「なんだ、その事か・・・・」

大草「なんだとはなんだよ!!! 何があったか、詳しく話そうねぇ〜真中くーん??」

小宮山「そうだ!話せよコラァ!!!!!」

小宮山は、少し怒り気味だ。どうやら、まだ好きらしい。淳平は、親友の二人だし話してもいいかと思い、全部話した。 つかさが謝ってきたこと、神崎のこと、怪我を心配してくれたこと、淳平君って呼んでいいか聞かれた事、などを話した。

大草「それって、西野、お前の事好きなんじゃねーの??」

淳平「んなことあるわけ無いだろ!! 俺は叩いたんだぜ?? それに、学年ナンバー1アイドルが、目立たない俺のこと好きなわけ無いじゃん! 大草とかならともかく・・・」

淳平は言ってて自分が情けなく思えてきた・・・

小宮山「そーだよな!つかさちゃんがこんな奴のこと好きになるわけ無いよな!!」

淳平「そうそう!そんな可能性は100%無いわ!!」
淳平「でも、今日話してみて、西野って性格もいいんだな〜って思ったよ。てっきり顔ばっかりの人間だと思ってたのに、失礼な事言っちゃったな・・・」

小宮山「そうそう!いい人だよな♪ だって、さっき帰ろうとしたら、つかさちゃんに呼びとめられて、酷い事言ってごめんなさい って、謝ってくれたんだぜ?? 俺、感動しちゃってよーー それで、付き合うのは無理だけど、友達になろ??って言ってくれたんだ!! とりあえず、進歩したぜーーーーーーつかさちゃーーーーん!!!」

淳平「そっか、ちゃんと声かけてくれたんだ。」
淳平は、改めてつかさに感謝していた。

大草は(好きでもないのに、名前で呼んだり、また来てもいいかなんて聞かないよな?普通・・・)
内心そう思ってたが、話題を変えた。

大草「でも、その話からすると神崎はまだ西野の事あきらめてないぜ??多分」

淳平「そうなん??」
淳平は極度の鈍感である。

小宮山「どっから聞いてもそうだろ!? 振られたのに抱いてくるってのは諦めきれない証拠だろ!!」

淳平「まー、恋愛は自由だから、しょうがないんじゃない??俺等にはどうすることも出来ないっしょ。」

大草は、(ほんと鈍感だな〜)と、思いながら

大草「真中〜 考えてみろよ。お前と西野が二人で仲良くしてるのを見たら、神崎はどう思うと思う??? あいつ、執念深いだろうから、真中に嫌がらせしてくるぜ???」

真中「大丈夫だろ?? 例え、嫌がらせしてきたとしても、俺には大草と小宮山がいるから大丈夫だよ!! それに、西野とはまだそんな仲良くないし。」

大草も小宮山も(真中なら大丈夫か・・・)と思いながら、交差点で別れ、それぞれ帰っていった。



 

またまた、すいません、一つ上は第5話です。


[No.342] 2007/07/30(Mon) 02:01:43
君だけを・・・ 第7話 (No.342への返信 / 6階層) - あーまん 

――――――――――――――翌朝

淳平は、気分最高だった。なぜかと言うと、尊敬している映画監督が作った最新映画の完成披露宴試写会の券が当たったからだ!! 
1組2名様までだったので、淳平は、誰を誘うか考えていた。

淳平「誰誘おうかなぁ〜 っても、大草か小宮山ぐらいしかいないけどね・・・・」
我ながら寂しかった。

そして、学校に着き、さっそく大草と小宮山を誘ってみた。しかし

大草「ごめん!!その日部活だ。」

小宮山「あぁ〜俺も用事があるんだよなぁ〜」

と、言われ、内心落ち込んでいた・・・・

昼休みになり、いつものように屋上に行き、(今日は秘密の場所に行くか)と、思い、屋上にある柵を越えてはしごを登り、学校で一番高いとこまで行き座って弁当を食べていた。 ここは、周りの景色が一望できる素晴らしい眺めがある所だ。
そして、淳平は(残念だなぁ〜 ま、しょうがないか・・・・親と行くのはさすがに嫌だし、一人で行くか・・・)っと、考えていた。

ちょうどその時、つかさは屋上のドアを開けたが、誰もいなかったので

つかさ「なんだ、淳平君いないんだ・・・・」

と、残念そうにぼやいて、ふと上を見上げてみたら、・・・・そこには、淳平がいた。

(なんで、あんなとこにいるんだろう??)と、つかさは思ったが、(あたしもあそこに行ってみよう!) と、思い、柵を越えてはしごを登っていった。 

淳平はチケットを見ながら難しい顔をしていた。

淳平「げ!?他県じゃん!!結構遠いなぁ・・・・・金大丈夫かな??親くれっかなぁ〜??」

と、1人でぼやいていると、後ろから

つかさ「淳・平・君!」

突然呼ばれ、淳平は驚いてしまった。

淳平「うわぁ!!っと・・と・・・に・西野かぁ〜 今日も来たんだ!」

つかさは、クスっと笑い

つかさ「そんなにそんなに驚かなくても・・・笑 うん!一緒にお弁当食べようと思ってさ♪♪ てか、ここ屋上よりも、景色を見渡せるね〜!!すごい綺麗・・・」

淳平「だろ??? ここは、学校で一番好きな場所なんだ!! 俺だけの秘密基地ってやつ??」

淳平は目を輝かせながら言った。

つかさは頬を赤らめ、恥ずかしそうに笑いながら

つかさ「じゃあ、今度からは二人だけの秘密基地だね!!」

淳平は、照れながら

淳平「アハハハ・・・そういうことになるね・・・笑」

と、笑っていた。

つかさ「ところでさ・・・淳平君って、今度の日曜日、暇だったりする???」

淳平「え!?何で???」

つかさ「あたし達、受験生じゃない?? だから、いろんな高校を見学しに行きたいんだ! でも、友達はみんな用事あるみたいだし、あたし1人だと、言いにくいんだけど、男に話し掛けられるんだよね↓↓ だから、淳平君に付き合って欲しいなぁ〜って思って!」

つかさは、また頬を赤らめていた・

淳平は(え??何で?俺??俺なんか誘ってどーするんだ?? ってか、日曜日って、映画の日じゃん。)

淳平「ごめん!西野!! 日曜日は用事あるんだ。」

つかさ「そっか・・・ううんいいの、無理なお願いだったし・・・」

つかさはとても残念そうだった。

つかさ「用事って何なの??」

淳平「実はさ〜俺の尊敬する映画監督の最新作の映画の完成披露宴試写会の二人一組券が当たったんだよね!! それが日曜日にあってさ。」

つかさ「そっか〜よかったじゃん!!! 二人一組ってことは、誰かと行くの??」

淳平「ううん、小宮山か大草のどっちか誘おうかと思ってたんだけどさ、二人ともダメみたいで・・・他に俺が誘える人はいないしさ。親と一緒ってのも嫌だし、だから、1人で行こうかと思ってたところ。」

つかさ「あの・・さ・・・ あたしが行ったりしたら・・・ダメかな・・・??」

突然のつかさの言葉にびっくりしたが、

淳平「え?でも、高校見学は???」

つかさ「いいのいいの! 高校見学なんていつでも行けるし、それにその映画見たいと思ってたし・・・ ダメかな??」

淳平は一瞬迷ったが

淳平「そっか、いいよ!! じゃあ、一緒に行こうか?? あ、でも、この会場、他県なんで遠いんだ、お金もかかるし、それも夜なんだ、それでもいい??」

つかさは(やった!!)と、思い。

つかさ「やったー!!ありがとう〜!!!全然いいよ♪ それに夜からだったら、せっかく他県に行くんだから、早めに行って、遊ばない??」

淳平「こっちこそ、よかったよ♪ 1人は寂しかったんだ〜 そうだね!そうしようか!!!」 

つかさ「うん! でも、高校見学行けなくなっちゃったなぁ・・・・ じゃあさ、淳平君!別の日に、一緒に高校見学行ってもらえないかな???」

淳平「そっか、いいよ!!映画に付き合ってもらう訳だし、俺も付き合わなきゃな!!」

つかさ(そんな、優しすぎるよーーーー淳平くーん(>_<))
つかさ「ありがとう!! 楽しみにしてるね!」

淳平「西野は行きたい高校あるの???」

つかさ「今は、特に無いんだぁ・・・恥ずかしながらww淳平君は??」

淳平「俺は、あるよ! ずっと泉坂高校入りたいと思ってるんだ!! そこで、映像研究部に入って、映画作って上映するのが、夢への第一歩!!」

つかさ「そっか、淳平君、映画監督に成りたい!って、言ってたもんね♪」

淳平「あぁ〜あの時ねwwみんなに笑われた時か・・・」

つかさ「あたしは、ステキだなぁ〜って思ったけど??夢を持つことはいいことじゃん!!」

(何だろう、この気持ち・・・ 西野と話しるとすっげー楽しいし・・・俺、西野の事好きなのかな?? まだよく分からないけど・・)

淳平「西野・・・」

つかさ「じゃあ、泉坂高校行こっか!!」

淳平「え??いいよいいよ、俺に合わせなくたって。 西野が行きたいととこでいいよ??」

つかさ「んじゃー、あたし、泉坂高校行きたい!! これでいい??」

淳平「西野・・・ありがとう・・・」

つかさ「んーん、こっちこそありがとう!」

その後も、いろいろな話題で盛り上がり、電話番号を交換したりして、昼休みが終わった。

―――――――――――――夜

淳平は、つかさと電話していた。

淳平「んじゃあ、日曜の午前9時に泉坂駅の近くの公園でいいかな??」

つかさ「いいよ〜 じゃあ、楽しみにしてるね☆ じゃ、おやすみ〜」

ピッ 電話を切った。

淳平「これって、デートとって思っていいのかな?? しかも、学年1のアイドルと・・・ でも、なんで俺なんだろう??俺なんかより、いい男なんていっぱいいるだろうに・・・」

そう、思ってたら、電話が鳴った。

大草「おう!真中!!」

淳平「大草〜 どうしたの??」

大草「いや、今日の昼休みはどうだったのかなぁ〜?っと思いましてww」

淳平「大草には勝てないなぁ・・・」

淳平は、あらいざらい大草に話した。

大草「すげーじゃん!? それって、西野とデートって事だろ??」

淳平「そうなのかな?? ただ単に映画見たい!ってだけかもしれないし・・・」

大草「そんな事ねぇよ! いくら、完成披露宴でも、男と二人きりなんて、好きでも無い奴と行かなぇよ! ましてや、あの西野だろ?? 多分お前の事好きなんだよ。 お前はどうなの??」

淳平「好きなのか分からないけど、なんとなく気になってるってゆーか、自然と西野の事考えてるってゆーか・・・」

大草「それは、好きって事だよ。大丈夫自信持てよ!! それじゃ、日曜頑張れよ!!」

淳平「おぅ!大草、さんきゅうな!」

そして、電話を切り、淳平は床に着いた。


[No.343] 2007/07/30(Mon) 02:10:36
君だけを・・・ 第八話 (No.343への返信 / 7階層) - あーまん 

なんだかんだで日曜日

淳平「楽しみだな〜 西野ともいっぱい話せるだろうし♪」

淳平「お?もうこんな時間!?早めに行って待ってるかな♪」

そう行って、公園に向った。
そして公園に着いた。

淳平「まだ、来てないんだ、えーっと、今の時間は8時50分か、ま、気長に待つかな〜 早く来ないかなぁ〜」

その頃、つかさは

つかさ「楽しみだな〜 淳平君とデート出来るなんて☆ 今日はいっぱいいっぱい遊んじゃおう!!」

と、思いながら、家から出ると、そこには・・・・・神崎が居た。

神崎「よう!西野!!」

つかさ「どーしたの??何しに来たの??」
ちょっと、怒り気味で言うつかさ。

神崎「実はさ、ちょっと頼み事があるんだ!!そんな時間かからないからさ!ちょっと付き合ってくれない??」

つかさ「ごめん。今日は、約束が合るから無理。」
冷たく言うと

神崎「10分ぐらいで終わるからさ、な?お願い!!」

つかさ(よく分からないけど、まだ時間あるし、このまま行かせてくれそうにもないし、10分で終わるならいっか。)

つかさ「しょうがないなぁー 10分だけだよ??」

神崎がニヤリと笑った。

神崎「サンキュー!! じゃ、車に乗ってくれ!!」

つかさは言われるままにした。

そして、車に乗ってると、10分なんて時間はとうに過ぎてる、事に気づいた。

つかさ「ねぇ、もうとっくに10分過ぎてるんですけど・・・どこ行くの?」

神崎「あれ?言ってなかったっけ?? 今日は、うちの会社が大規模なパーティやるんだよ。 それで、西野には、俺の彼女として出席して欲しい訳。 パーティだから上手い物とかたらふく食えるぜ??」

つかさ「ちょっと!!話が違うじゃない!!!! あたしにだって、約束があるんだから!!! 帰してよ!!!!!!!!!」

神崎「それは、無理だよ。 もう着いちゃったし。  それに、一度入ったら、もう終わるまで出れないからね??」

つかさ(そんな・・・・淳平君・・・・・・)

つかさ「そんな・・・・・ヒドイよ・・・ お願い・・帰らして・・・」

神崎は、つかさの言葉を無視すると、車を降りてしまった。

神崎「さぁ、降りて。 せっかくだから、パーティを楽しもうよ!!」

つかさは、もう言う通りにするしか無かった・・・・

つかさ(淳平君・・・ごめんね・・・)


その頃、淳平は

淳平「もう、とっくに時間過ぎてるのに・・・・西野遅いなぁ・・・」
淳平「でも、絶対来るよな!!」


しかし・・・・10時、11時、12時、1時、2時・・・・いくら待ってもつかさは来ない・・・

淳平「どうしたんだろ??心配だな・・・・まさか!?なんかあったのかな?? それとも、ボイコットされた?? いや、西野に限ってそれはないよな・・・」

丁度、その時、雨が降ってきた。

淳平「げ!?雨かよ・・・傘持ってきてないし・・・ 雨宿りできる場所は・・・・無いな↓ でも、今はここを離れるわけには行かない!! 西野は絶対来るんだから。」
淳平はそう自分に言い聞かせていた。


淳平が待っている間、つかさは

つかさ(雨が降ってきた・・・ 淳平君、さすがに帰ってるよね???待ってないよね??)

神崎父「いやいや、ホントかわいいな西野さんは!!」

神崎「だろ??おまけに性格もいいし、俺の自慢の彼女だよ!!」

神崎母「西野さん、これからも息子をよろしくね??」

つかさ「・・・はい・・・」
最低限の受け答えしか出来ない状態だった。

6時になった。

淳平「ハハハ、もう始まっちゃってるよ・・・・」

淳平「どうしたのかなぁ??西野・・・ 事件なんて巻き込まれて無いよな??」

7時、8時、9時・・・
いくら待ってもつかさは来ない。

淳平「寒い・・・・濡れ過ぎたかな??  頭クラクラする・・・・」

ドサ!!!!


そうして、淳平は倒れてしまった。

その時、丁度近くのコンビニへ買い物に行ってた、大草が公園を通った。

大草「誰か倒れてる!!・・・・・真中!?」

大草「おい!おい!真中!!!大丈夫か??? 何でこんなところにいるんだよ???」

返事が無い・・・・ただ、聞こえてくるのは

淳平「西野・・・大丈夫か・・・に・・しの・・」

大草「西野と何かあったのか!?」

額に手を当ててみると・・・

大草「すげー熱い!!とりあえず、救急車だ!」

そうして、救急車を呼び、病院へ淳平を送って行った。

大草「でも、どういうことだ?? 今日は、真中は西野と映画のはず・・・」

そう考えなら、大草は帰った。

その頃、

つかさ「もう、これっきりにしてよね!!」

神崎「そう言うなって、楽しかっただろ?パーティ それに親公認の仲に成った訳だし♪」

つかさ「勘違いしないでよ!!あんたが強引に連れて来たんだろ!!!!」

神崎「でも、来てくれたじゃん。」

つかさ「最低だよ、君・・・もう降ろして!!」

神崎「え?最後まで送ってくよ。」

つかさ「いいから降ろしてよ!!!!!!!!!」

と、言うとつかさは半ば強引に車から降り、帰った。

つかさ「淳平君・・・ごめんね・・・ホントにごめんね・・・・明日、謝らなきゃ。」

そうして、日曜日が終わった・・・・・・


[No.344] 2007/07/30(Mon) 02:24:45
君だけを・・・ 第九話 (No.344への返信 / 8階層) - あーまん 

次の日、大草は学校をサボって、淳平のいる病院に来ていた。

大草「まーなか!大丈夫か???」

淳平は、大草が来た事にびっくりして、

淳平「え!?大草!?学校は???」

大草「サボった!!それより本当に大丈夫か??」

淳平「ありがとう・・・ 大丈夫だよ!三日ぐらい入院だってさ〜」

大草「そっか・・・ それより、昨日何があったんだ!? 西野と映画じゃなかったのか???」

淳平「・・・・昨日、朝の9時公園に集合で、8時50分ぐらいに着いてずっと待ってたんだけど、来なかったんだ・・・ 雨降ってきて、帰ろうかと思ったんだけど、もしかして西野の身になんかあったのかって思って心配になって探しに行こうかと思ったりもしたんだけど、入れ違いになったら嫌だから、ずっと待ってたんだけど・・・・結局来なかったみたいだな・・・西野大丈夫なのかな???西野の身に何か起きたりしてないよな?? 」

大草(真中・・・・お前って奴は・・・・)

大草「きっと大丈夫だよ!! 今は、真中の体を治すことだけ考えろよ!な?」

淳平「サンキューな! 本当に感謝してるよ。 大草には迷惑かけまくってて・・・ありがとう。」

大草「着にすんな! 俺は、お前の親友だから!」

淳平「ありがとう・・・本当にありがとう・・・」

大草(西野・・・もし、来なかったことに正当な理由が無かったら、俺は絶対に許さないからな!)

その頃、学校では、つかさと神崎の話題で持ちきりになっていた。

男子生徒A「え??西野さんって、神崎とパーティ行ったの!?」

男子生徒B「神崎〜 いいなぁ〜」

神崎「いいだろ??すっげー楽しかったよ!! 親も俺達の仲認めてくれてさ♪」

もちろん、神崎がデマを流しているだけである。

女子生徒A「いいなぁ〜西野さん、神崎君となんて・・・」

女子生徒B「でも、お似合いよね♪」

その話題で持ちきり状態になっている。

トモコ「ちょっと、つかさ!! 真中はどーなっちゃったのよ??好きって言ってたくせに・・・」

つかさ「神崎君の事は、あれは嘘だから!!!!実は・・・・」

トモコには全部話した

トモコ「ひどい!!!! なんてこと・・・・ あいつは許せない!!!」
そう言って、トモコは立ち上がると、

つかさ「待って!!今は、それより淳平君に謝りたい・・・」

トモコ「だったら、さっさと行ってくる!!」

トモコはつかさの背中を押した。

つかさは、4組の前まで来たが、そこには淳平の姿は無い・・・

大草に聞こうと思ったが大草もいない。

つかさは小宮山を呼んだ。

つかさ「小宮山君!!ちょっと来て」

小宮山「どうしたの??」

つかさ「淳平君はどうしたの?? あと、大草君は??」

小宮山「ここだけの話、朝、大草から連絡があって、真中が入院したらしいんだ、 それで、大草は学校サボってお見舞いに行ってる。」

つかさ「入院!? 何で???」

小宮山「どうやら、凄い高熱だしちゃったらしいんだ。」

つかさ「場所、分かる???」

小宮山「確か、東泉坂総合病院って言ってたよ。」

つかさ「そっか、ありがとう!」

と、言って、つかさは教室に戻った。

つかさ(淳平君が入院・・・しかも高熱・・・・)

トモコ「どう?真中には言えたの??」
 
つかさ「なんか、淳平君、高熱出して入院してるらしいんだ・・・」

トモコ「え!? 入院・・・・どうしたんだろう?? じゃあ、学校終わったら、お見舞い行かなきゃね!!」

つかさ「うん!」

そして、放課後になり、つかさは急いで病院に向った。

途中、神崎に呼ばれたみたいだが、そんなのは無視して走っていった。

つかさが病院に着き、淳平がいる病室に入ってみると、淳平は寝ており、隣には大草が本を読んでいた。

つかさ「淳平君・・・・」

その声に反応した大草が

大草「西野、話があるんだけど。」

つかさ「うん・・・・」

大草「ここだと、真中起こしちゃうから、談話室行こう。」

そう言って、談話室に行き、大草が口を開いた。

大草「西野さ、昨日、何処で何をしていたの??」

真剣な顔で大草は話しを続ける。

大草「真中がこうなったのは、昨日、西野をずっと待ってたからなんだ。 雨が降ってきても、西野の身に何かあったんだと思うと、帰れなかったんだってさ、いい奴だよな。 映画だって、尊敬している映画監督を生で見れるチャンスだったのに西野の事が心配で、ずっと待ってたんだぜ??? 実は、あのチケット、応募してももらえるのは行ける権利だけで、1枚5000円もしてたんだよ? それを、真中は自分の小遣いから出しちゃってさ・・・チケットもらったなんて嘘ついて、行く日を楽しみにしてた。あいつ、西野の事好きなんだよ。だから、映画も見ないで、ずっと西野の事待ってたんだよ。  俺は、正当な理由がなくちゃ、西野を許さないし、真中にも会わせないからな!!!!」

大草は怒っているのをなんとか抑えているようだった。

つかさ「淳平君・・・・あたしのせいで・・・・淳平君・・・」

つかさは泣きそうになる。

大草「泣くのはちょっと待って、先に理由を聞かせてくれ。」

つかさ「うん・・・・実は・・・」

昨日の一件を大草に全て話した。

大草はキレた・・・・

大草「神崎の野郎・・・多分、西野と真中が映画行く事を知ってて、わざとやりやがったな!!! 許せねぇ!あいつは許せねぇ!!!!!」

いつもクールな大草が、すごい熱くなってる。
そうして、少し冷めて

大草「でも、西野も悪いよ?? 断ろうと思ったら、母親呼んだりして断れたはずでしょ??」

つかさ「うん・・・ごめんなさい。考え方が甘かった・・・」

大草「でも、一番悪いのは神崎だから!! このままじゃ、済まさねぇぞあいつ!!            でも、今は、真中に会ってあげてな??」

つかさ「え??会っていいの??」

大草「理由がそれならしょうがない、って言ったら嘘になるけど・・・ でも、このままじゃ真中が可愛そうだから・・・」

つかさは、笑顔になり

つかさ「ありがとう。大草君」

大草「いいんだよ。俺は、真中の親友だから! じゃ、俺はそろそろ帰るな。」

と、言って、帰っていった。

つかさは、急いで淳平の所まで行き、まだ寝てる淳平の側まで行った。そして、

つかさ「ごめんね・・・淳平君・・・」

と、小声で言うと、淳平が目を覚ました。

淳平「に・・・し・・・・・・・・・の??? 西野!!」

淳平は思わず西野を抱き寄せた。

淳平「心配したんだぞ!! 大丈夫だったか???? はぁ〜良かった・・・・西野が無事で・・・・ 西野の身になんかあったらと思うと俺は・・・俺は・・・・・とにかく無事で良かった。」

淳平は、泣いていた。

(淳平君・・・こんなに心配してくれて・・・・ 本当にずっと、待っててくれたんだ・・・・なのにあたしは・・・・ごめんね・・本当に・・)

淳平は自分がつかさを抱き寄せている事に気づき、はっとして・・

淳平「ご・・ごめん。」

つかさ「んーん、大丈夫だよ・・・ それに、あたしの方こそごめんなさい・・・せっかくのチケットだったのに・・・しかも、大金払ったんでしょ?? 無駄になっちゃったね・・あたしのせいで・・」

淳平「大草に聞いたのか〜 言わなくていいっていったんだけどな。」

淳平「まぁ、確かに無駄になっちゃったのは、残念だったけど、それより西野が無事でいてくれたことの方が嬉しいから!! 金なんてまた貯めればいいしさ!」

つかさ「淳平君・・・・ありがとう・・・でも、何で理由聞かないの??」

そうなのだ、淳平はさっきから理由を聞こうとしないのだ。

淳平「別に、西野は用事があった訳だろ?? 出来れば連絡欲しかったけど、俺、早めに出ちゃったし、携帯も持ってないし・・・ それに、連絡して来ないって事は、急ぎの用事だったんでしょ?? 俺に、詮索する権利はないし、言いたくなければ、聞かないよ。 何より、俺は西野を信じてるからさ!!」

ニコっと、笑いながら話す淳平を見て、つかさは淳平に抱きついた。

つかさ「馬鹿・・・・優しすぎるんだよ!淳平君は、本当に優しすぎるよ・・・・
      
       でも、そんな淳平君が大好き!!!!」

淳平は、顔が真っ赤になって困ってる・・・でも、つかさは放そうとしない。
でも、淳平はそれが嬉しかった。

淳平「俺も、西野のこと・・その・・・大好きだよ!!」

そして、お互い見つめ合い・・・・唇が重なった・・・・


[No.345] 2007/07/30(Mon) 02:38:41
君だけを・・・ 第十話 (No.345への返信 / 9階層) - あーまん 

淳平が退院するまでの間、つかさは毎日お見舞いに来てくれた。大草、小宮山も時々、お見舞いに来てくれた。淳平にはそれが嬉しくて、つかさが来てくれるたびに(好きなんだ・・・)と、実感していた。

そして、入院生活最終日

つかさが、日曜日来なかった理由については、淳平は聞こうとしなかったが、つかさが聞いて欲しいと言ったため、淳平は知っている。 淳平も神崎に対して怒りを感じていた。何せ、つかさを泣かせたのだから・・・・ それに、対して、大草も怒っていた事を聞いて、
つかさ「いい親友を持ったね。 あんなに淳平君の事を大事にしてくれる友達なんてなかなかいないんじゃない??」

淳平「うん!大草は、自慢の親友だよ!!かっこいいし、頭いいし、運動出来るし、非の内所が無いってやつ??小宮山も自慢は出来ないけど、いい人だし親友だよ!!笑」

つかさ「確かにね〜 いい人だよね〜」

淳平「もしかして、惚れた??」

つかさ「惚れたかも!!?」

淳平「え!?・・・やっぱり・・・・でも、大草とだったら・・・」

淳平が少しスネ気味に言うと

つかさは、クスっと笑って

つかさ「うっそだよーん♪ あたしが好きなのは淳平君だからね♪♪ ずっとずっと大好きだから!!」

淳平は顔がタコみたいに赤くなり、

淳平「だ・・・騙したな〜!!!この〜!! 本気で焦っちゃったじゃないか!!」

つかさ「アハハハハ〜 かわいいなぁ〜」

淳平はつかさには勝てないのである。

そして、退院の時間になり、病院を後にした。

つかさと一緒に帰り、淳平の家に入ると、大草、小宮山、トモコが待っていた。

トモコが自己紹介すると、淳平をまじまじ見て、

トモコ「君が、つかさの彼氏かぁ〜 つかさも物好きだね〜」

淳平は固まってる。

つかさ「ちょ・ちょっと止めてよ〜 淳平君困ってるじゃん!!」

みんな「アーハハハハ笑」

つかさと淳平が付き合い出したのは、この三人しか知らない、まぁ、小宮山は最初はショックだったみたいだけど、今は淳平を応援している。

大草「とりあえず、真中、退院おめでとう!! で、そろそろ本題に入ろうか。」

そう、みんなは、ある事を話し合うために集まったのだ。 それは、神崎の事である。

大草「今、真中と西野が付き合ってる事を知ってるのは、ここに居る人だけ。それ以外の人は、西野と神崎が付き合ってると思い込んでいる。 これをなんとかしなきゃ・・・・」

淳平「別に、俺と西野が付き合ってることをみんなに言えばいいんじゃない??」

トモコ「それだと、君だけじゃなく、つかさも変な目で見られるんだよ?? 考えてみな?? 君は、いろんな人から嫌われてる。まぁ、原因はあのせいだどね。 つかさはつかさで、今更、真中と付き合ってるって言っても、神崎は、つかさと付き合ってる事を主張してくるでしょ?? そうなると、つかさは、二股かけてんの??みたいに思われるじゃん・・・しかも、付き合ってる相手が、つかさの事叩いた奴だと知ったら、みんな変な目で見るでしょ?」

小宮山「確かにそうだねーー みんな大騒ぎするに違いない。」

淳平「そっか・・・堂々と付き合えないのか・・・」

つかさ「ほんと、メーワクだよなぁ・・・」

大草「とりあえず、神崎の事が終わるまではでは友達として付き合っていった方が、しばらくはいいね。」

つかさ「つまんないなぁ・・・・」

みんな「どうしたらいいんだろーなぁ・・・・・」

小宮山「とりあえず、高校では、神崎と違う高校に行かなきゃね!!」

小宮山が口を開いた。

トモコ「そうだ!!とりあえず、今すぐの解決策ではないけど、こういうのどうかな??
もう、二人とも行きたい高校決まってるの??」

淳平「これから、高校見学するつもりだけど、ほとんど泉坂に決めてるよ。」

トモコ「つかさは??」

つかさ「私は、決めて無いけど、淳平君と同じ高校がいいと思ってる。だから、結果的には泉坂高校かな??」

トモコ「だったら、受験終わるまで、泉坂高校の名前は出さないで、誰に志望校聞かれても、別の高校を答えるの! そうすれば、情報は漏れないし、先生が、漏らすはずもないし・・・ だから、高校は別々になれんじゃない??」

大草「いいね! それで行こう!! でも、せっかくだから、みんなで泉坂行かない?? ちなみに、俺はもうサッカー推薦で受かってるし。」

一同「えぇ〜!?」

淳平「そ・そんなの初耳だぞ??大草??」

小宮山「そうだよ!なんで教えてくれなかったんだよ!!」

大草「だって、結果届いたの昨日だったし・・・ ま、それは置いといて、どうかな??みんなで泉坂行くっていうのは??」

トモコ「なんか、楽しそう!! つかさも行くんだったら、あたしも泉坂目指そうかなぁ〜」

小宮山「俺も俺も! みんな行くんだから俺も行く!!!」

大草「小宮山は泉坂行けるような頭じゃないだろ??」

みんな大笑いwwww

淳平「なんか、高校も楽しくなりそうだな!!」
と、西野に笑いながら話す。

西野「そうだねぇ〜 楽しみになってきたよ!!」
ニカっと笑い返す。

そこを見逃すトモコでは無かった。

トモコ「おぅおぅおぅ!! お二人さん熱いねぇ〜微笑み合っちゃって〜」

つかさ「ちょ!!トモコの馬鹿〜ww」

二人とも、顔が赤くなった。

またしても、みんな大笑い。

そんなこんなで、この話は終わり、元に戻った。

大草「話戻るけど、とりあえず現段階は、真中と西野が付き合ってるのは隠しといて、なんとかして、みんなに、神崎と西野は付き合ってない って事を分からせるのが先決だな。」

トモコ「そうだね、ちょっとずつ話していけば、いずれ、収まるでしょ!!」

淳平「みんな・・・ありがとうな・・・・」

そう言って、残りは、みんなで世間話をして、時間になり解散した。

淳平はつかさを、家まで送った。

つかさ「ねぇ、淳平君?」

淳平「ん???」

つかさ「あたし達、学校ではあんまり話せないかもしれないけど、あたしは淳平くんしか好きじゃないから!! だから、淳平君も・・・・」

淳平「分かってるよ。俺も西野が大好きだから♪ それに、休みの日とか遊べるっしょ??」

つかさ「そうだね♪ でも、みんなで泉坂入るんだから、ちゃんと勉強もしなきゃダメだぞ!!」

淳平「はぁーい。頑張りまーす。」

つかさ「なんだ?そのやる気の無い返事は!!!」

淳平「す・すいませんでした!頑張ります!!!」

つかさ「クスクス・・・よろしい! では、さらばだ!!」

と、言って家の中へ入っていった。

淳平「俺も、勉強頑張るか!!!」

と、言いながら、淳平も帰ったのであった。


[No.346] 2007/07/30(Mon) 02:45:01
君だけを・・・ 第十一話 (No.346への返信 / 10階層) - あーまん 

――――――――――――――翌日

淳平は1人、眠たい目を擦りながら、登校していた。

淳平「うげぇ〜眠ぃ〜 勉強頑張りすぎた〜 似合わない事するもんじゃないな・・・でも、頑張らなきゃ!」

淳平はあくびをしながら、トボトボ学校に向っていた。

淳平「でも、俺、本当に西野と付き合ってるんだよなぁ〜♪♪ あの学年1のアイドルと・・・ しかも、キスまでしちゃったし・・・・  でも、西野は顔だけじゃなくて性格もいいし、俺にはもったいない人だよなほんとww笑  俺も、もっと頑張らなきゃ!!」

そう言って、学校に着き、(教室に入るの気まずいなぁ・・・・)と、思ったが、教室に入った。  入った途端、

いろんな人から

「真中!大丈夫か???」

「入院してたんだろ??? 退院おめでとう!!」

「今までごめんな。 俺、考えてみたんだけど、真中が言った事は正しいと思う。それに、小宮山の事笑っちゃったりして・・・」 

等の詫びの言葉とねぎらいの言葉が飛び込んできた。

淳平は何が何だか分からずに、大草の方を見たら、大草と小宮山がピースしてる。

淳平は(大草〜小宮山〜 ありがとな・・・)

そうして、みんなと話してると

男子生徒A「そういえば知ってるか?? 真中が入院してる間、神崎と西野さん、付き合う事にしたらしいぜ??誰が告っても付き合わなかった西野さんがね〜」

淳平は(その話か・・・) と、思いつつ

淳平「へぇ〜!?そうなんだぁ〜 でも、ま、お似合いだよな??」

と、言いながら話を軽く話しを合わせた。

―――――――――――――――――――――昼休み

淳平は、またあの場所にいた。 そう、秘密の場所である。

淳平「ふぅ〜 なんか入院してたせいか、ここに来るのもずいぶん久しぶりに感じるな〜」

そう思いながら景色を見ていると

淳平「やべ・・・またしても眠気が・・・・」

淳平は寝てしまった。

その時、つかさが屋上にやってきた。

つかさ「淳平君いないなぁ〜 もしかして、あそこにいるのかも!!」

そう思って、柵を越えて、はしごを登ると、案の定、淳平が居た。 でも、すやすや眠ってた。

つかさ「なんだぁ〜 眠ってるのかよ・・・ でも、淳平君、気持ちよさそうに寝てるなぁ・・・」

つかさは、微笑みながらずーっと、淳平の寝顔を見ていた。

淳平「西野〜 好きだ〜 西野〜」

淳平が寝言を言ってる。

つかさは頬を赤くして、

つかさ「あたしも好きだよ。淳平君!」

と、小声で言った。

つかさ「でも、そろそろ起きろよなぁ〜!!えい!!」

つかさは、淳平の鼻をつまむと、

淳平「ふんが!! 息が・・息が出来ない!! ふんご!?」

淳平が飛び上がって起きた。

つかさ「おはよう♪」

淳平「え!?西野??? いつから居たの!?」

つかさ「大分前から。」

淳平「もしかして、俺、寝言言ってた???」

つかさ「うん。」

淳平「西野〜好きだ〜 とか、言ってた??」

つかさ「うん。」

淳平は、真っ赤になって、

淳平「やっぱり〜 夢に西野が出てきてさ・・・  って、恥ずかしいなぁ・・・・」

つかさ「アハハ 夢にあたしが出てきたんだ、でも、淳平君の夢に出れて嬉しいな♪♪」

と、言うと、つかさは淳平に抱き付いてきた。

淳平「ちょっ・・・西野〜・・・・」

つかさ「寂しかったんだぞ!!! 学校で話せないから、せめて今ぐらいはハグハグさせて!!」

淳平「ちょっと・・・照れるなぁ・・・・」

そうして、話しに戻ると、

淳平「そういえばさ、なんか俺、みんなとの関係が戻ったみたい!! なんか、入院してる間、大草と小宮山が上手くやってくれたらしいんだ!」

つかさ「そっか〜 良かったじゃん☆ あたし達の関係も上手くいくといいのにね〜」

淳平「まぁ、いつかそういう日が来るよ!!」

つかさ「うん!!」

淳平「でさ〜 高校見学の事なんだけど、今週の日曜日に行かない??」

つかさ「いいよ!行こう行こう!でも、二人で行って、大丈夫かなぁ・・・??」

淳平「そこで、提案なんだけどさ、また、トモコさん、小宮山、大草と一緒に行かない?? それなら別に見られても平気だし、何せ、みんな泉坂志望だし!!」

つかさ「そうだね♪ 大人数の方が楽しいしね♪♪ じゃあ、あたしトモコ誘っとくね☆」

淳平「よろしく!! あ、そろそろ時間だ。教室戻らないと・・・ じゃ、先行ってるな〜」

そう言って、つかさと別れた。

そして、教室に行ったら、何やら、騒がしかった。

大草「おぅ!真中、いいとろに来たな!」

淳平「どうしたんだよ?? 何があったん??」

大草「実はな、まぁ〜俺と小宮山が男子に、トモコさんが女子に、いろいろ工作して、西野と神崎は付き合ってない、って噂を昼休みに流した訳、最初はちょっとずつ広まっていくのかと思ってたんだけど、なんか、一気に広まったんだよ。ってか、今更だけど考えて見れば、一緒に帰ったりもしないし、デートしたりもしない訳だからいずれはバレることだったんだよなww」

小宮山「それで、神崎も付き合ってないって認めたらしいんだよ。」

淳平「そっか!!!! ありがとな♪西野のために・・・・」

大草「いいっていいって! でも、まだ、しばらくは付き合ってることは言うなよな??もう少し落ち着いてからの方がいいよ?」

淳平「分かったよ。 でさ、二人に話しがあるんだけどいいかな???」

小宮山「いいぜ??何だよ?」

大草「何何??」

淳平「実はさ、さっき西野と今週の日曜日に泉坂高校に見学しに行くことになったんだけど、せっかくなら、大草と小宮山とトモコさんも誘って、行かないかなぁ〜??って思って。」

大草「お!!いいねいいね!!俺も、入学決まってるけど、一度じっくり見ときたいし!! 行くよ!!」

小宮山「もちろん!!俺も行くぜ!! なんせ、つかさちゃんにトモコちゃんも一緒なんだからなぁ・・・」

淳平&大草「おいおいおい・・・・」

二人とも苦笑していた・・・・・


[No.350] 2007/07/31(Tue) 23:27:04
君だけを・・・ 第十二話 (No.350への返信 / 11階層) - あーまん 

トモコ「良かったね〜みんなから誤解解けてさ♪」

つかさ「うん!ありがとう!! トモコと大草君と小宮山君のおかげだね♪ 感謝してます!!」

トモコ「こんなのトモコさんにかかれば軽い軽―い♪でも、こんなに早く片づくなんて思ってなかったなぁ〜」

つかさ「アハハハ そうだね〜ありがとね!」

つかさ「で、ちょっと話があるんだけど」

トモコ「何?」

つかさ「日曜暇???」

トモコ「何で??」

つかさ「実は、淳平君と、高校へ見学しに行くつもりなんだけど、どうせなら、みんな一緒にどうかな?って話しててさ、トモコも行かない??」

トモコ「え?行くよ行く〜 楽しそうじゃん♪♪」

つかさ「良かった〜 じゃあ、日時とかまた連絡するから!」

そんな感じでトモコと話していた時・・・ ふいに男から声を掛けられた。

男子生徒A「西野さん・・・ちょっと放課後いいかな???」

つかさ「はい??」

男子生徒A「うんと、話があるから、放課後、体育館裏に来てくれない??」

つかさ「別にいいけど・・・」

男子生徒A「ホント!?じゃあ待ってるから!!」

と、言ってどっかへ言ってしまった。

トモコ「神崎の事が終わった途端にこれか・・・ ホントモテるよな〜つかさは。」

つかさ「はぁ〜でも、嫌だなぁ〜 あたしには淳平君がいるのに・・・・」

トモコ「なんか、あの男子が少しかわいそうだね・・笑 彼氏がいる人に告白かい!!」

つかさ「淳平君と付き合ってることみんなに言えればいいのに・・・・」

つかさは、ムスっとしていた。トモコは、少し考えていたが、急に表情が明るくなって、

トモコ「じゃあさ!こういうのはどうかな??? 真中が、つかさを人の居る場所に呼び出して、告白すんの!!それで、つかさがOKしちゃえば、晴れて堂々と付き合えるんじゃない???」

つかさは、驚いていたが、名案だと思い。

つかさ「それ、いいかも!!さっそく淳平君に夜電話しよっと!!」

そう言ったところで、昼休みが終わった。

――――――――――――――――――――――――放課後

男子生徒A「おい!西野つかさが、体育館裏に立ってるぞ??」

淳平(え??)

男子生徒B「あ、男が来た。」

大草が真中に近づいてきた。

大草「神崎の事が終わるとすぐこれだもんなぁ・・・・」

大草は苦笑した。

淳平「まさか付き合ったりしないよな??」

淳平が不安そうに言うと。

大草「まさか!」

と言って、笑っていた。

男子生徒A「あ・・・やっぱり振られたみたいだな〜」

男子生徒B「まぁ、当たりまだよな、笑  でも、考えて見れば、西野さん、今はフリーなんだよなぁ・・・俺も告ってみようかな・・・・」

男子生徒A「無理無理! あの神崎だってダメだったんだから。」

大草は話を聞きながら(そうだ!)と、思い、大声で

大草「え!?真中、西野に告白すんの!?」

と、言った。その言葉を聞いた、周りの人間が淳平の所へ集まってきた。

淳平「ちょ!!大草、突然、何言って・・・・」

大草はウィンクしている。

さすがの鈍感な淳平でも、大草の言いたい事は分かったらしい。

淳平「そうだよ!!告白するぜ俺は!!しちゃ悪いか??」

と、言うと、大草は、もう一度ウィンクして、OKサインを出した。

みんな笑っている。

男子生徒A「えぇ〜真中〜  大草ならともかく、お前じゃ無理だよ無理!!」

淳平「んな、無理どうかやってみないと分からないじゃん!」

男子生徒B「ま、せいぜい頑張って、振られてこい。」

大草「じゃあ、真中、明日、告れよ!」

淳平「分かったよ。告ってやるよ!!」

周りの人は、その後もずーっと笑っていた。


そして、夜、淳平はつかさと電話していた。

淳平「大草、小宮山、大丈夫だって♪」

つかさ「こっちもトモコにOKもらったよん♪」

淳平「楽しくなりそーだなぁ!!」

つかさ「そうだね♪」

淳平「てか、西野、放課後告白されてたの??」

つかさ「うん・・・神崎君の事が終わったと思ったら、今度は告白だよ・・・」

淳平「まぁ、しょうがないよ。だって、西野凄いかわいいから、付き合いたい男子なんていっぱいいるんだよ。」

つかさ「・・・ありがと!淳平君にカワイイなんて言ってもらえるなんて嬉しいなぁ♪ でさ、淳平君?」

つかさが話そうとした瞬間、淳平が言葉を遮った。

淳平「西野さ〜明日、放課後、体育館裏に来てくれないかな??」

つかさは自分が言おうした事と淳平が言ってきた事が同じでびっくりした。

淳平はさっきの出来事を、全て話した。

つかさ「そうなんだぁ〜 てかね、あたしもその事言おうとしたんだ!! 凄い偶然〜 トモコと大草君って凄いねぇ〜」

淳平「ハハハ そうだな〜」

と、淳平が笑っていると、

つかさ「明日は、淳平君からの告白かぁ〜楽しみだな♪」

淳平「そ・・そんな期待しなくていいからさ・・・」

つかさ「そりゃー期待するよ!だって、好きな人からの告白だもん♪」

つかさ「じゃあ、放課後待ってるね〜 おやすみ♪」

淳平「もう寝よう・・・・」

そして、翌日になった・・・・


[No.351] 2007/07/31(Tue) 23:29:17
君だけを・・・ 第十三話 (No.351への返信 / 12階層) - あーまん 

そして、翌日、運命の日・・・・

淳平は登校するやいなや、

「逃げんじゃねーぞ??」
とか
「男に二言は無いよな??」
とか
「ま、振られるのは確定だけどなww」

などと、すごいイジられていた。そこには神崎も加わっていた。

大草「もう、学校中の話題だぜ???笑 まぁ、俺としては安心して見てられるけどさ♪ でも、みんなもひどいもんだなぁ・・・・ 西野の人気ってすげぇな。」

淳平は軽く落ち込んでいた。(こんなに言われるって事は、俺と西野は不釣合いなのかな・・・・)

大草「まぁ〜 頑張ってこいや!」

淳平「おう・・・」

そして、放課後になった。

つかさはるんるん気分で体育館裏に向っていた。
(やっと、淳平君と学校でも話せる♪それに、登下校も一緒にしていいんだ!!)と、思いながら向っていた。

トモコ「まったく〜 顔に出てるよ〜 分かり易いんだからあんたは!!」

つかさ「だって、嬉しいだもん♪ 楽しみ楽しみ♪」

そう言いながら、体育館裏へと向った。

体育館裏へと行くと、すでに淳平が居た。 その他にも、いろんな人が隠れてるのは分かったけど、あえて気づかないふりをしていた。

つかさ「で?話って何かな???」

つかさは、ニコ!っと笑いながら、淳平に尋ねる。

淳平は(うわぁ〜 やっぱ、西野ってすっげーかわいいよなぁ〜)

淳平がそう思いながらも、なかなか言えずに居ると、

(もう!!頑張ってよね!!)と、思いながら

つかさ「早くしないと帰っちゃうぞ??」

と、ちょっと怒り気味で言った。

淳平は、(やべ、西野ちょっと怒ってる・・・早く言わなきゃ!!)

淳平「えっと、その・・・・実は、西野を一目見たときから、好きでした。俺は、かっこよくないし、頭も良くないし、運動神経も良くないけど、西野を想う気持ちなら誰にも負けません。 だから・・・その・・・・俺と、付き合ってください!!!!」

淳平は(ついに、言ってしまった・・・)と、思っていたら、

つかさ「・・・どのくらいあたしの事想ってくれてるの??」

淳平(え!?ちょ・・・うん、って言ってくれないのかよ!!なんて、言えばいいんだ??)

淳平「えーっと・・・・や・・山よりも高く、海よりも深いぐらい!!!」









みんなは必死に笑いを堪えていた。






大草&小宮山(あいつ・・・やっぱ面白れぇわww)

つかさ「・・・・ぷ・・・アーッハッハッハッハッハッハッハ・・・・いいよ、君となら・・・アーッハッハッハ・・」

一同(大草・小宮山・トモコ以外)「えぇ〜!?!?!?!?!?!?!?」

さすがにみんな驚いている。だって、淳平がOKされるなんて微塵も思って無かったから・・・ 神崎は、すごい悔しそうだ。てか、みんな悔しそうである。
(何で、真中なんかと・・・・)

つかさ「じゃあ、さっそく一緒に帰ろ??」

淳平は背中に痛い視線をズキズキ感じていた・・・

淳平(ははははは・・・)

そう思いながらつかさと一緒に学校を後にした。

つかさ「作戦成功だね☆やっと、堂々とカップルになれたね〜♪ 嬉しいなぁ〜 これから、学校でも人目気にせずに話せるし、登下校も一緒に出来るし♪ 幸せだよーーー淳平君!!」

つかさは、とびっきりの笑顔ではしゃいでいる。

淳平「俺も嬉しいよ!!! でも、俺的には男子の視線が・・・・・・ てか、さっきの笑いすぎだろ!!!」

つかさ「だって、本当に面白かったんだもん!! 淳平君の気持ち知りたいなぁ〜って思って聞いたら、今時あんな台詞言ってくるんだもん!! そりゃーおかしいさぁww」

淳平「悪かったな!!どうせ、俺はかっこいい台詞なんか言えない時代遅れの奴ですよーだ!!」

淳平はちょっとスネてしまった。
淳平がスネて歩いていると、つかさは、急に淳平の手をギュっと握ってきて、

つかさ「かっこいい台詞なんていらないよ。 あたしは、素直な淳平君の気持ちが聞けて嬉しかったんだ♪」

そう言うと、つかさは、エヘヘ と、照れながら笑っていた。

そう言いながら、しばらく手をつないで歩いていた・・・・・そして、いつのまにか公園のベンチで座っていた、すると、淳平が突然

淳平「西野!!!」
と、言った、つかさはびっくりして、

つかさ「何!?どうしたの??」
と、聞いた。

淳平「俺、西野の事が大好きだ!! 俺・・・ずっと西野と一緒に居たい・・・ 俺なんかじゃ釣り合わないかもしれないけど、俺、分かったんだ、西野が居なきゃダメなんだ・・・だから、迷惑だと思うけど、西野の側に居させてください!」

つかさは、(こんなにあたしの事思ってくれてる・・・あたしもそれに応えなきゃ!!)

つかさ「あたしも、淳平君が大好き!!!あたしも、ずっとずっと淳平君と一緒に居たいです・・・・・ 淳平君はあたしにはもったいなぐらいの人です。 あたしも、淳平君と釣り合うように頑張る。だから、あたしを絶対離しちゃだめだからね??あたしも側に居たいから・・・・・」

つかさは、泣き出してしまった。
淳平は焦って

淳平「どうしたの!?大丈夫???」

つかさ「うん・・・こんなに淳平君から想われてて、世界一の幸せ者だな〜って思って・・・」

淳平は、つかさが愛しくなり、つかさを抱きしめ、

淳平「西野!!! 絶対離さないから!!!!」

つかさ「うん・・・・絶対離さないでね…」

そうして、月明かりに照らされた、二人の影は、御互いを見つめあい、そして一つになった。


[No.352] 2007/07/31(Tue) 23:30:33
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ツリーの消し方分かったんで、これから、こっちにまとめてちゃおうと思います。

[No.355] 2007/08/01(Wed) 18:51:22
君だけを・・・ 第十四話 (No.352への返信 / 13階層) - あーまん 

二人は公園を出て、つかさを送るために家まで歩いていた。
真っ暗な夜の中、淳平が口を開いた。

淳平「なぁ、西野??」

つかさ「何?淳平君??」

淳平「さっきは、あんな事言ったけど本当に俺でいいのか?? 西野だったら俺なんかより全然かっこいい人からも告白されてるだろうし… 俺なんかで…」

淳平は、少し落ち込んでるようだった。

つかさは、両手で淳平の頬をつねって

淳平「イテテテ!!」

つかさ「あのねぇ〜 好きだから付き合うの!!それじゃダメ??」

そう言って、つねるのを止めた

淳平「そんな…俺は、凄い嬉しいよ! でも、俺の何処が好きになったんだ?? 俺たち最初に会った時なんて最悪な形だったし…」

つかさは空を見ながら、淳平よりも少し前を歩きながら、口を開いた

つかさ「きっかけは、それだよ。淳平君。」

淳平「それって、俺が叩いたこと??」

淳平は考え込んでいる。(どういうことだ???)

つかさは、クルっと淳平の方を向きなおして話を続けた

つかさ「うん。あたしね、淳平君に叩かれるまでは正直、男が嫌だったんだ、しょっちゅう呼び出されて、告白されてさ、しかもみんな、あたしの事、顔でしか判断していように思えてさ〜 男も男で、上辺だけかっこよく見せてて… だから、男なんてみんな同じに見えちゃって…」

つかさ「そこで、淳平君に出会って、叩かれて、怒られて、気付いたんだ。この人は、今までの男とは違うんだ!って…それで、淳平君と話してみて、どんどん惹かれてく自分が居た!って訳!!」

つかさ「淳平君、何で俺なんか…って言ってたけど、あたしからしてみると、魅力だらけだよ!!他の男子には無いものをいっぱい持ってるよ♪」

つかさ「それに、淳平君の周りの友達もいい人だ!って事も分かったしね☆」

それを聞いた淳平は、嬉しさが込み上げて来た。 

淳平「西野・・・ありがとな!! 俺、実は、自分に自信が無かったんだ・・・・ 俺なんかが西野の彼氏でいいのかな??って、考えれば考えるほど、自信無くなっちゃって・・・・ でも、今の西野の言葉ですっごく自信付いた!! ありがとな!! 俺、もっと頑張るよ!!」

淳平の声にだんだんと、力がこもってきた

淳平「それに、俺、音が単純だからおだてられると、立ち直り早いんだ〜♪」

と、言って、たちまち元気を取り戻し、そして、少しかけあしで前の方にいるつかさに追いついた。

つかさ「じゃー、淳平君がこれから、どんな男になっていくか期待してるね♪」

淳平「任せとけ!! 軽―く、大草以上の男になってやるよ!!」

淳平は、もはや止まらず、大声で言っている。

つかさ「さすがにそれは、無理じゃない???」

悪戯っぽく、つかさが言うと、

淳平「確かに・・・ちょっと言いすぎたかも・・・・」

と、言ってから、二人で笑いながら帰って行った。



そして、翌日・・・・

晴れて、堂々とカップルになった二人は、一緒に登校する事にした。淳平がつかさの家の前まで行くと、既につかさが家の前で待っていた。

つかさ「おはよ♪ 淳平君!!」

なにやら、つかさはご機嫌なようだ。

つかさがご機嫌な事も分からずに、淳平はまだ寝ぼけてる。つかさは少しムッとして、両手で淳平のほっぺたを軽く叩いて、

つかさ「起きろ〜!!!  あたしと一緒に登校出来るんだぞ?? 嬉しくないのか!?」

頬を赤らめながら言ったのだが

淳平「イテテテ・・あれ、西野?おはよう!!」

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つかさ「淳平君の馬鹿〜 鈍感〜!!」

淳平は、しばらくつかさキック、つかさパンチを浴びていた・・・・・


そうして、二人は学校に向った。

淳平「に〜しのぉ〜 ごめん!!本当にごめん!!!」

つかさは、まだ怒っていた。

つかさ「ふんだ!!淳平君なんて、どーせ、あたしなんかより睡眠のほうが大事なんだろ!!!」

淳平「そ・そんなこと無いって〜  ごめん!!何でもするから許してよ〜」

その言葉を聞くと、つかさは止まった

そして、淳平の顔をまじまじと見て、

つかさ「何でもしてくれるの???」

と、聞いてきた。 淳平は、許してもらえるチャンスだと思い。

淳平「俺が出来る範囲なら・・・・・」

と、言ったものの、(え??何言われるんだろ・・・・ 俺、金持ってないしなぁ・・)と思いながらドキドキしていた。しかし、

つかさ「じゃあ、これから毎日、一緒に登下校すること!!!」

淳平はもっと無理難題なお願いをされると思ってたので、えらく拍子抜けしてしまった。

淳平「え?? も・・もちろん!!!お安い御用だよ!!」

つかさ「本当だね?? 約束だよ??」

淳平「うん・・・約束する!!」

つかさはニカっと、笑って

つかさ「じゃあ、許してあげる♪」

つかさの機嫌も治ったようだった。

淳平「ほんと!!良かった〜」

淳平は、心底安堵した。

そんなこんなで、学校に着き

つかさ「じゃ、また後でね!」

と、言って、御互い違う教室に入っていった。

淳平が教室に入ると、案の定、淳平とつかさの事で話題が持ちきりだった。

男子は男子で、

「何で、真中なんだよーーーーーー!!!」

「真中の何処がいいんだよーーーーーーー!!」

「でも、羨ましいよな・・・・ 真中が告ってOKだったんだから、俺が告ったって・・・・」

などの野次が聞こえてくる。

女子は女子で

「西野さんも物好きだよね〜 あんな男の何処がいいんだろ??」

「私が西野さんだったら、絶対、大草君か神崎君と付き合うのに・・・・」

などとの野次が飛んでくる。

淳平は(ハハハ・・・・ 本人居るっつの!! 好き勝手言ってくれるな・・・)と、思っていたが、昨日のつかさの言葉を思い出したら、そんなに気にしなかった。 そして、いろいろな視線を感じる中、人を書き沸け自分の席に座った。





つかさもつかさで大変だった。 

教室入った途端、

「西野さん!! なんであんな奴なんかと!!」
とか

「絶対、あんな奴より俺と付き合った方が楽しいよ??」
とか、いろいろ言ってくる男子に囲まれてしまった。

女子も女子で、「なんで?なんで?」と、言ってくる・・・

つかさは、怒ってた。(なんで、淳平君をこんなに悪く言うの???)

つかさ「うるさいなぁ〜 もうあっち行ってよ!!!」

と、言うが、なかなか行ってくれない。 つかさは困っていると、

「お前ら!!もう止めろよ!! 西野が困ってんだろ!!」

みんな、いっせいに声のする方へ向いた。 そこに立っていたのは、身長が高く、誰が見てもかっこいいと思われるぐらい顔立ちが整っている男・・・・神崎だった。
周りの女子は、神崎に見とれている。

神崎は、そんな女子からの視線を無視しながら、

神崎「さっさとどいてやれよ!」

と、言うと、周りに居た人は物足りなさそうに席に戻って行った。

神崎は、つかさに近寄って、手を差し伸べた。

神崎「大丈夫か?? 大変だな〜真中のせいで・・・西野が苦しんでる・・・」

神崎は、優しい言葉を掛けながらも、淳平を非難した。
つかさは、神崎がつかさと真中を別れさせようとしていることが分かった。

つかさ「ありがとう。 でも、あたし、君の事は許すつもりないから。 それに、淳平君のこと悪く言わないでよ。」

神崎は、つかさの「君の事は許すつもりは無い」、と言う言葉に、整っている眉毛を顰めながら

神崎「その事は・・・ごめん。謝って済む問題じゃないと思うけど・・・・俺は、西野を諦め切れないんだ・・・・・だから、絶対振り向かせてみせる!」

つかさは、すごくイライラしていた。

つかさ「悪いけど! あたし、平気で嘘ついたり、自分飾ってる人って嫌いなの!!! それに、あたし、淳平君と別れるつもりないから! もう、諦めてね?? じゃ。」

と言って、つかさは席へ行ってしまった。

神崎は悔しそうに、

神崎「俺は、絶対に諦めないからな!」

と言って、神崎も自分の席に戻って行った。

トモコ「ありゃりゃーありゃーやっかいだねぇ〜」

トモコが声を掛けてきた。

つかさ「ホントだよ・・・ 困ったものだな〜」

つかさは、目線を下げて、机にうなだれるように言った。周りは、まだざわついている。

トモコ「じゃあさ、その事も含めて話し合いするから昼休み屋上ね♪」

つかさは、びっくりして、飛び上がった。そして、もともとぱっちりとした目をさらにぱっちりして

つかさ「え!? 屋上??」

と、聞き返した。

トモコ「うん♪ だって、日曜の事とかも話したいし〜 それに、大草君、小宮山君 淳・平・君♪ も来るからさ〜」

つかさは、トモコが呼んだ「淳平君」に反応し

つかさ「ちょ!!淳平君って呼んでいいのはあたしだけだぞ!!!!」

つかさは、少し熱くなって、言った。

トモコ「そんなに、熱くなるなって☆ 大丈夫、もう呼ばないから 笑  じゃ、そういうことで昼休み屋上ね〜」

つかさ「もう・・・トモコったら・・・」

そう言ってるうちに、先生が入って来て、一時間目が始まった。


[No.358] 2007/08/01(Wed) 21:39:21
君だけを・・・ 第十五話 (No.358への返信 / 14階層) - あーまん 

その日の昼休み、屋上には、淳平、大草、小宮山、つかさ、トモコが集まっていた。

大草「それじゃー、日曜日は泉坂駅に9時集合なぁ〜」

何の話をしているかと言うと、日曜日に行く泉坂高校への学校見学について話し合ってるのである。

みんな「はーい。」

大草は、ニヤっと笑って、悪戯っぽく、

大草「真中は、8時30分集合な!!」

と、言った。 淳平はすごい驚いた顔して

淳平「なんで俺だけ〜!!!」

と、反論した。

大草「だって、お前いっつも遅刻すんじゃん。 だから、保険だよ保険!!」

大草が済ました顔で言うと、淳平はがっくりとして

淳平「そんなぁ〜 西野〜助けてよ〜」

すると、つかさは

つかさ「遅刻するのが悪いんだぞ!!」

と、言って、軽くあしらった。 淳平は開き直り

淳平「あぁ〜分かった!絶対遅刻しねぇからな!!」

と、言うと小宮山が

小宮山「期待しないで待ってやるよ。」
と、言うとみんな笑い出した。

笑いが収まったところで、トモコが口を開いた。

トモコ「あのさぁ〜 神崎の事で話しがあるんだけど・・・・」

淳平が即座に反応して

淳平「神崎!?また、何かやったのか??」

と、聞いたところ

トモコ「実はね・・・・・」

トモコは、朝に起こった出来事をみんなに話した。

大草「神崎の奴もしつけーなぁ〜 まだ、西野の事諦めてないのかよ・・・・」

大草は呆れていた。

小宮山「しっかし、つかさちゃんも大変だなぁ〜。」

小宮山が言うと、

つかさ「うん・・・本当に困っちゃうよ・・・・・」

つかさは、本当に困ってるようだった。 淳平はそんなつかさを見て、自分が何もしてやれないことに怒りを感じていた・・・・

大草「真中と西野が付き合ってることを言っても、諦めないって事は、現段階で解決するのは難しいな・・・・」

大草「ま、お姫様の事をしっかり守ってやれよ!!真中!!」

と、言いながら、淳平の肩を叩いた。

淳平「お・・・おう!」

と、応えたが

トモコ「まったく〜頼りないなぁ〜」

と、言われ、みんなに笑われてしまった・・・・・

そんな時、屋上の扉が開いた。

みんな、いっせいに扉の方を見たら、そこにいたのは・・・・・・・・神崎だった。
神崎は、ニコニコしながら

神崎「よう!!みんな何の話をしてるんだ??」

と、言ってきた。 大草が呆れ気味に

大草「別にお前には関係ないだろ。 だいたい何で来たんだよ??」

冷たい言葉を浴びせたが、神崎は受け流して

神崎「つれないなぁ〜 いいじゃん!俺も話に入れてくれよ。 それに、俺は西野と話しに来たんだよ!!」

と言いながら、淳平とつかさの間に座ってきた。 つかさは悲しそうな顔をしている。 淳平はそんなつかさの顔を見て、押さえきれなくなり、

淳平「神崎!!西野から離れろよ!!!!」

淳平はかなり怒っていた。 しかし、そんな淳平に神崎は鼻で笑いながら

神崎「は???」

と、言ってきた。 そんな神崎の態度に淳平はさらに怒り

淳平「お前さっさと帰れよ!!! お前、西野が好きなんだろ??だったら何で困らせるようなことするんだよ!!!!!! はっきり言って、邪魔なんだよ!! もうこれ以上西野に悲しい顔をさせるんじゃねえ!!」

みんなは驚いて固まっていた。 しかし、神崎は

神崎「あぁ、好きだよ!大好きだ!!! だから、諦めきれないんだよ!! なぁ、西野??なんで真中なんだよ?? 俺の方が、顔もいいし、頭もいいし、運動神経もいいし、金持ちだぜ??? 俺の方が全然真中より釣り合ってるだろ!!!」

神崎は、熱くなっている。 つかさは、淳平の事を言われ、腹が立ち

つかさ「分からないの??? あたし、君にそういうところが大嫌いなんだよ???」

と、冷たく言った。 神崎は、その場に立ち

神崎「絶対、真中から奪ってやるからな・・・・」

と言いながら、屋上から帰って行った。

みんなも、何をしていいか分からず、とりあえずお開きという事で教室に帰って行った。 

淳平は、まだ少し時間があったので屋上に残って物思いひ更けていた。

淳平「神崎の西野に対する想いは、凄かったな・・・・ 確かに、神崎は俺なんかより何もかもが勝ってると思うけど・・・・  西野だけは・・・」

淳平が手すりに身を預け空を見ながら一人ごとを言っていると、隣につかさがやってきた。

つかさ「淳平君、さっきはありがとね♪」

つかさは、淳平の顔を見ながらニッコリ笑っていた。

淳平「べ・・別に俺は・・・・」

淳平が否定しようとすると、つかさがそれを遮って、

つかさ「あたし、嬉しかったんだ!淳平君があんなに怒ってくれて・・・・ トモコは
淳平君のこと頼りないって言ってたけど、あたしは凄い頼りになると思ってるし、頼りにしてるから!!」

と、淳平の腕に手を回してきた。そして続ける

つかさ「それに言ったでしょ??あたしは、淳平君しか好きじゃないって!! どんなに神崎君に優しくされたとしても、あたしのこの気持ちはずっと変わらないよ!  それに、
神崎君みたいな上辺だけのかっこよく見せてる奴なんて好きになれれないよ。」

つかさは、そう言いながら淳平から少し離れた。 しかし、淳平の顔は曇っていき

淳平「不安・・・だったんだ・・・」

つかさは、びっくりしたように

つかさ「え??」

と聞き返した。

淳平「不安・・・だったんだ、神崎を見てたら、西野が俺からどんどん離れていく様な気がして・・・」

淳平の顔がどんどん曇っていく・・ つかさは、心配になってしまった。

つかさ「淳平君・・・・」

しかし、次の瞬間淳平は笑顔になり

淳平「でも・・・・ 西野のこと信じるよ!! 何があっても、俺達は一緒だよな???」

つかさもそれに乗じて笑顔になり

つかさ「うん!!」

と言った。

淳平「そういえば、そろそろ時間だなぁ〜 戻るか??」

淳平は聞いた

つかさ「そうだね。戻ろっか!!」

そう言って、二人は屋上を後にした。

そうして・・・・・・

午後の退屈な授業が終わり、つかさと一緒に帰り、別れて、淳平は家のポストを調べていた。

淳平「何か俺宛に届いているぞ・・・・  進○ゼミと塾の夏期講習の案内書だ。」

淳平はそれを片手に、家に入り、自分の部屋へ行って、ベッドに寝転がりながら、最初に進○ゼミの案内書を見ていた。

淳平「考えてみれば、もう夏休みなんだよなぁ・・・・・ このままの状態で行ったら、絶対夏休みだらけるな。  進○ゼミかぁ〜 こんな風に合格出来たらどれだけ楽な事か・・・・・」

そう、言って、ゴミ箱に進○ゼミの案内書を投げ入れた。 そして、次に塾の案内書を見ていた。

淳平「塾ね・・・・ 何々、夏休み、週5日で一日8時間勉強!? こりゃーすげぇな・・・・ でも、今の俺の実力だと、このぐらいやらないと泉坂に入れないかもな・・・・  よし!!悩む前に行動に移せ!!だ!! 夏期講習、母さんに頼んでみよう!!」

そう言いながら、淳平は母親の所まで行き

淳平「母さぁ〜ん、俺、ここの塾の夏期講習に行ってみたいんだけど!!」

そう言うやいなや、

淳平母「淳平・・・・やっとやる気になってくれたのね!!! まさか、淳平からそんな言葉が出るなんて、夢にも思って無かったわ!!! もちろん良いわよ!! 行ってきな行ってきな!!」

母親は、感激しながらあっさりOKしてくれた。淳平は、ポカーンとして、

淳平(母さんにとっての俺の見方って・・・・・・)

少しショックを受けならも、夏休み勉強付けにするぞ!と堅く誓う淳平であった。


[No.360] 2007/08/03(Fri) 00:28:02
君だけを・・・ 第十六話 (No.360への返信 / 15階層) - あーまん 

何日か日が過ぎて、日曜日になった。

淳平は朝目覚めると、「うぅ〜ん」と、腕を伸ばしながら時計に目をやった。

淳平「確か、今日は8時30分駅前集合だったはず・・・・・・現在時刻8時25分・・・・!?」

淳平は、一気に顔が青ざめて、急いで、準備して、ご飯も食べずに慌しく家を後にした。

淳平「またしても、遅刻しちまったよーーー 何で、朝起きられないんだろ・・・」

そう考えなら走る事15分・・・・現在時刻8時55分・・・・集合場所に着いた。

そこには、すでに全員集合しいた。

淳平「ゴメン!!寝坊しちゃいました・・・・」

淳平が謝ると、みんな笑い出し、つかさが口を開いた。

つかさ「すごーい、大草君の言ってた通りだね!!!」

つかさが楽しそうに言ってるのを見て、淳平は(え??怒ってないの??)と、思いながらアタフタしていた。

大草「だろ?集合時間の30分前に集合って事にしとくと、丁度いいぐらいに来るんだよなこいつ。」

大草が笑いながら話している。 淳平は全て思い出した。(あ、俺だけ8時30分って言われてだんだっけ・・・) 

淳平がぼーっとしていると、つかさが

つかさ「コラ!遅いぞ!!」

と言ってきた。淳平は

淳平「9時までには間に合ったじゃん!!」

と、開き直った

小宮山「それとこれとは話が別だろーが!!」

小宮山がツッコミを入れると淳平は何も言えなくなってしまった…

トモコ「ほらほらほら〜早くしないとみんな遅刻するぞー!!」

トモコが腰に両腕を当てながら言ったので、みんな泉坂高校へ向かった。






そして、泉坂高校に着いた。 淳平はすごく挙動不審になっていた。それを見かねた大草は、

大草「おぃ!! 少しは落ち着けよ!!」

苦笑しながら淳平に言った。

淳平「だって、ここが俺の第一志望の高校だと思うと、ワクワクして・・・・」

淳平はすごいはしゃいでいた。

つかさ「そろそろ校舎に入って、説明受けなきゃ!!!」

そう、つかさが言ったので、みんなは校舎に入り説明を受けに行った。










説明が終わり、校舎を自由に見学して良いとの事だった。

淳平は、早く映像研究部のところへ行きたかった。しかし、みんなそれぞれ見たい所があるようなので、玄関に集合場所を決め、自由行動を取る事にした。

大草「じゃあ、俺は、サッカー部のところ見てくるな!!」

トモコ「じゃー、あたしはこれと言ってみたい所無いから大草君に着いてこっかな♪」

小宮山「俺は・・・・人間ウォッチングしてくる!!!」

そう言い放ち、三人は、それぞれの場所へ行ってしまった。

淳平「俺は、映像研究部の所へ行くけど・・・・西野はどうする??」

つかさ「もちろん淳平君に着いて行くよ♪」

と、言って、つかさと淳平は一緒に行動することにした。

淳平とつかさは映像研究部の部室の前に居た。淳平はドアに手を掛けた、しかし、カギがかかってるようで、入れなかった。

淳平「ちぇ・・・入れなかったか・・・今日休みなのかな??」

と、残念そうにつかさに言うと

つかさ「きっとそうなんじゃない?? それに、合格したらの楽しみ!!って事で♪」

つかさは、ニコっと笑った。

淳平「そーだな!! じゃあ、そろそろ時間だし集合場所に行こう!!」

そう言って、集合場所に向った・・・・・・・

集合場所に着いたとき、何やら小宮山が興奮していた。

小宮山「おい!!聞いてくれよ!!!俺見ちゃったんだ!!」

すごい、興奮している。 大草が

大草「何を見たんだよ??」

と、聞くと、

小宮山「あの北大路さつきだよ!!! いろんな人を見てたら、偶然に北大路さつきが学校見学してるのを見ちゃったんだ!!」

小宮山のテンションがどんどん上がっている。トモコもテンションが上がり、

トモコ「え〜まじ〜!?スゴーイ!!!」

と、興奮していた。大草もつかさもすごい驚いて居る。 淳平は、何がなんだか分からなくなり、

淳平「北大路さつきって誰?」

と、みんなに聞いた。 さすがのつかさもこれには驚いて

つかさ「・・・淳平君・・・マジ??」

と、聞いてしまった。他の3人も呆れて居る・・・・ 小宮山はさらにテンションが上がり、

小宮山「おぃ!! お前本当に知らないのかよ!! あの、北大路さつきだぜ?? 今、No1アイドルとして有名じゃねぇかよ!! CMにも出てるしドラマにも出てるし・・・」

小宮山が熱弁している。 淳平は

淳平「んなこと言われたって、知らないもんは知らないんだよ!! 別に、俺、芸能人とかあんま興味ないし・・・・」

四人は苦笑するしか無かった。

四人(ま、真中らしいな・・・・)

そう思いながら、帰りに着いた。




時間を少し遡る。

この5人の会話を隠れて聞いている人物が居た・・・・・・・北大路さつきである。 さつきは、この会話の冒頭を得意げに聞いていた。

さつき(よしよし、ちゃんとあたしを見て興奮してるな!さっきの男子♪)

さつきは、満足していた。自分が注目されていることに。しかし、淳平の言葉で唖然とする。

淳平「北大路さつきって誰?」

さつき(・・・・・あたしの事知らない男子なんて居たの!? 何??あの男子??? こんなカワイイ、今をときめくアイドルを知らないなんて、頭おかしいんじゃない??)

さつきは、怒っていた。自分が知られて無い事に、そして、淳平達が帰った後に、

さつき「最悪だわ〜 でも、ま、あんな顔も良くない男子なんて、どーでもいいか♪ しょせんあたしの範囲外だし♪  まー、隣に居た人は・・・・かっこよかったけどね。」

さつきは、背伸びをしながら、

さつき「そんなことより、転校の準備しなくちゃな・・・・確か九月から、泉坂中学だっけ・・・ ま、あたしが入ったら、どれだけ騒がれるか楽しみだな♪」

そう言いながら、さつきも帰って行った。


そして、時間は、淳平達に戻る。


[No.363] 2007/08/04(Sat) 01:28:03
君だけを・・・ 第十七話 (No.363への返信 / 16階層) - あーまん 

北大路さつきがさっきの会話を聞いていたとはいざ知らず、5人は仲良く家に向っていた。

トモコ「泉坂高校、気に入った!! あたし、本格的にここ志望校にする!! それに・・・あの北大路さつきと友達になれるかもしれないし♪」

トモコが満面の笑みで話している。小宮山もそれに乗じて

小宮山「絶対に泉坂は入ってやる!! それで、北大路さつきちゃんとお友達になるんだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

小宮山が燃えていた。 大草は、苦笑しながら

大草「おいおいおい〜 まだ、北大路さつきが入るなんて決まって無いだろ〜 それに、例え一緒の高校に入ったとしても、小宮山じゃ・・・・・」

それを聞いた途端小宮山が、鬼の形相になり、大草の胸倉をつかんで

小宮山「なぁ〜にぃ〜!? それはどーいう意味だよ!!」

大草は、少し焦った顔をし、手を小宮山の前で振りながら

大草「ジョーダンだよ冗談!! だから、離してくれ!!」

と言うと、みんな笑っていた。

大草は、ふぅ〜っと、安堵の息をついて、気を取り直し

大草「とりあえず、それぞれの目的に向って、みんなで泉坂高校に絶対合格するぞ!!」

と、コブシを上げて言った。それに乗じて、

みんな「おぉ〜!!!!!!」

と、コブシを上げて言った。  そして、途中で、みんなと別れ、つかさと二人きりになった淳平は、

淳平「泉坂高校はどうだった??」

と、つかさに聞いた。

つかさ「うん♪ 思ったよりもいいとこだったね!! 正門から入れば、桜並木もあるし、校舎もなかなか綺麗だし! 気に入っちゃった☆」

つかさは、はしゃいでいた。 淳平はホッとすると、

淳平「良かった〜 気に入ってくれなかったらどーしようと思ってたんだ・・・・」

つかさ「大丈夫大丈夫☆  それにしても、あたしも北大路さつきを見てみたかったなぁ〜」

つかさが目をキラキラさせて言っている。淳平は、(俺には分からないなぁ・・・)と、思いつつ、

淳平「まぁ、一緒の高校になったら会えるでしょ!」

と、軽く言った。

つかさ「淳平君は、会ってみたくないの?? テレビとかにもバリバリ出てるアイドルだよ?? それに、男の子だったら、会いたいものなんじゃないのかな??」

と、つかさが冗談まじりで淳平に聞くと。

淳平「別にぃ〜  さっきも言ったけど、俺、別にアイドルとか興味ないし、芸能人って言われてもピンと来ないし・・・・てか、アイドルってしょせん顔だけでしょ?? それに、俺には・・・俺の隣にはいつも、すごい可愛くて、優しくて、性格がめっちゃいい人がいるし! その人の方が、よっぽど俺にとってのアイドルだよ!!」

淳平は、言った後に恥ずかしくなり、顔を赤くして

淳平「って、ちょっとキザだったかな?」

苦笑していた。 つかさは、顔がものすごく赤くなり、

つかさ「もう・・・・淳平君のバカ・・・・・  でも、ありがと・・・・」

と、恥じらいながら言っていた。 

しばらく、御互い恥ずかしがって、会話をしないで歩いていた。 そしたら淳平が口を開き、

淳平「…今日さ、まだ、時間あんじゃん?? だから、俺ん家で勉強しない??」

と、何気なく誘ってみた。 しかし、つかさはびっくりしたらしく、

つかさ「え!? 淳平君家で!?」

と、思わず聞き返してしまった。

淳平「えっと・・・ 嫌ならいいんだ嫌なら・・・・」

淳平が落ち込みながら、言うと、つかさは

つかさ「嫌じゃないよ!! その・・・突然だったから、びっくりしただけ・・・ それに、考えてみたら、あたし淳平君家に行ったこと無いし、行きたいかも!!」

淳平は笑顔になり

淳平「ホント!?良かった〜 じゃあ、行こうぜ!!」

つかさ「うん!!」

と、言って、二人で淳平家まで歩いて行った。


そして、淳平の家に着き、中に入った。

淳平「だだいまぁ〜」

つかさ「おじゃましまーす。」

と、言うと淳平の母親が

淳平母「お帰り〜どうだった???・・・・・って、誰よその子!?!?!?!?」

すごい驚いた様子で出てきた。

淳平が(このおばさん、こーゆことめんどくさいんだよな・・・・)と、思いながらもちゃんと紹介した方がいいと思ったので、

淳平「紹介するよ。俺の彼女の西野つかさ。」

この言葉を聞いた、母親は、心底びっくりした顔をしていた。

つかさ「えっと、淳平君とお付き合いさせてもらっている西野つかさです。ふつつかものですがよろしくお願いします!!」

と、ニコっと笑いながら、元気良く言った。

母親は、しばらく呆然としていたが、すぐに笑い返して

淳平母「あらあら、こちらこそ宜しくね〜 淳平がお世話になっています〜 随分かわいらしい彼女だわね〜 淳平にはもったいないぐらいだわ!!」

と、言ったので、つかさは顔が真っ赤になり

つかさ「そ・・・そんなことないです・・ あたしの方こそ、淳平君はもったいないぐらいの人で・・・」

つかさは恥じらいながら言っていると、淳平が

淳平「もーいいだろ!!母さん!! 俺達、勉強しに来たんだから!!」

と、遮った。

淳平母「あらそうだったの〜 じゃあ、上がって上がって、後で淳平の部屋にお茶菓子持っていくわね、」

と、言いながらニヤニヤしていた。

淳平「こんなおばさんほっといて、行こうぜ!西野!!」

そう言って、二人は淳平の部屋へ行った。

淳平「とりあえず、その辺に座ってて!今、机とか用意するから!!」

そう言って、準備にと入りかかっていた。淳平は準備しながら(考えて見れば、俺の部屋に西野と2人きりなんだよな…もしかして…あんなことやこんなけと…)妄想していた。

つかさは辺りを見回しながら、

つかさ「男の子の部屋って初めて入ったけど、以外と綺麗なんだね〜 もっと汚いかと思ってた。」

つかさが悪戯っぽく言うと、淳平は、ハッとして我に返り苦笑して

淳平「どーいう意味だよ〜それは〜?」

つかさ「べっつに〜♪♪」

と、笑っていた。 そんな時につかさは、あるものを発見した。

つかさ「これ何???」

と、聞くと、淳平もそれを見て、

淳平「あー、それは塾の夏期講習の案内書だよ。 俺、このままだと夏休みだらけそうな気がしてさ、ちょっとハードだけど夏期講習に行くことにしたんだ!!」

つかさは資料を読みながら、

つかさ「ふぅーん、週5日で1日8時間もやるんだ〜 大変そうだけど、力付きそうだね!!あたしも入ろうかなぁ〜」

と、考えていた。

淳平「マジ!? 西野が入ってくれるなら、俺もっとやる気出せるよ!!」

素直に淳平は喜んだ。 そんな淳平を見てつかさも嬉しくなり、

つかさ「うん!じゃあ、あたしも親にお願いしてみる! 一緒に頑張ろ☆」

淳平は、(やったー)と思った。そして机の準備ができた。

淳平「準備出来だぞ!! じゃあ、勉強始めよ?」

つかさ「うん!」

二人の勉強会が始まった。


[No.374] 2007/08/05(Sun) 02:17:46
君だけを・・・ 第十八話 (No.374への返信 / 17階層) - あーまん 

カリカリカリ、シャーペンの音がだけが響いていた・・・・・・・・

淳平「ふぅ〜結構勉強したなぁ〜」

淳平は少しつかれた様子だった。

つかさ「そうだね〜2時から勉強したから4時間は勉強したね〜」

つかさも、少し疲れていた。 そんな時、淳平の部屋のドアが開き、

淳平母「淳平、もう六時よ?? お腹空いたでしょ??? これから買い物行って夕飯作るけど、どうせならつかさちゃんも夕飯食べて行ったら??」

いきなりの提案でびっくりしたが、淳平も賛成して

淳平「そうだよ!食べて行ったら??」

つかさ「でも、そんな悪いよ・・・」

と、つかさは遠慮したが、母親は

淳平母「いいのよ♪ 是非食べて行って!! そんな美味しくはないと思うけど・・それにいろいろ話しもしたいし♪」

つかさは少し悩んでいたが、うんとうなずき

つかさ「では、お言葉に甘えさせて、ご馳走になります。 でも、その前に親に連絡したいので、電話貸して頂けますか???」

淳平母「全然いいわよ♪ じゃあ、電話貸すからついてきてもらえるかしら?」

つかさ「はい!」

と、言って、淳平の部屋を出て行った。ついでに、淳平もつかさ達を追ってった。

つかさ「・・・うん。そういう訳で、淳平君家で夕飯ご馳走になるから・・・・・・・・分かった・・・じゃあ・・」

ガチャ と、電話を切った。

淳平は少し驚いていた、何故かと言うと、親に淳平君と言っていたからだ。淳平は気になり、

淳平「西野の親って、俺達が付き合ってること知ってるの???」

と、聞いた。

つかさ「うん!お父さんにはまだ言ってないけど、お母さんには言ったんだ。お母さんは応援してくれてるんだよ。」

淳平は嬉しかった。(もしかしたら、これって、親公認の仲・・・)そんな風に思ってたところ、

淳平母「つかさちゃ〜ん、ご両親は大丈夫だって??」

つかさ「はい!大丈夫でした!!」

つかさは、嬉しそうに言った。

淳平母「良かった♪ じゃあ、大した物は出来ないけど、腕によりをかけて作るわね!!」

そう言うと、つかさは

つかさ「あたし、手伝います!!」

と、言ってきた。淳平母は遠慮して、

淳平母「いいのいいの、つかさちゃん達は、そこでテレビでも見てて。」

と遠慮したが、つかさは

つかさ「御夕飯までご馳走させて頂くんですから、それぐらいやらせてください!! それに、あたし料理得意なんですよ〜♪」

と、声を弾ませながら笑顔で淳平母を見ている。 淳平母は(な・・・何ていい子なのかしら・・・)と、思いながら

淳平母「じゃあ、お願いしようかしら、これからお買い物行くんだけどつかさちゃんも行く??」

つかさ「はい!!」

と、元気良く返事した。 そして、淳平に

淳平母「じゃあ、つかさちゃんと買い物行って来るから、留守番よろしくね〜」

つかさ「じゃ、淳平君待っててね!帰ってきたら、おいしいものいっぱい食べさせてあげるから♪」

淳平「おぉ〜期待してるよ!!」

と、言って、二人は買い物に出掛けた・・・淳平はテレビを見ながら、

淳平「西野って料理も出来るんだ・・・・あんな可愛くて、性格もバッチシで料理も出来るなんて・・・・神様って不公平だなホント・・・」

と、言いながらもつかさの手料理が食べれると思うとワクワクしながらテレビを見ていた。



30分後、二人が帰ってきた。 淳平は

淳平「お帰り〜」

と、出迎えに行った。

つかさは

つかさ「ただいま〜 お腹空いたでしょ??さっそくおばさんと作るから待っててね??」

と、言ってキッチンに行った。

キッチンでは、淳平の母親とつかさが楽しそうに話しながら料理している。 淳平は(もう、あんなに楽しそうに話してる。 母さんも西野の事気に入ってくれたんだな・・・)と、思いながらテレビを見ていた。

そして、20分後、淳平の父親が帰ってきた。 淳平の父親は帰るや否やつかさを見てびっくりしたが、淳平の母親から事情を聞き、

淳平父「こちらこそよろしくね。 うちのバカ息子がお世話になってます。」

と、言ってから淳平の横に座ってきた。

淳平父「おぃ! お前よくやったな!! あんな可愛くて、明るくて、性格も良くて、お手伝いもしてくれる子なんてなかなかいないぞ??? 父さんはつかさちゃんは大賛成だからな!! それにしても、ほんといい子だし、アイドルみたいにかわいいな・・・・」

淳平父が熱くなっていた。 淳平は少し誇らしげになり

淳平「西野は、俺の最高の彼女だよ!!」

と、ついつい言ってしまった。 そして、しばらく話していると、

つかさ「ご飯出来たよ〜♪♪」

つかさが呼んで来た。 淳平と父さんは、待ってました!と言わんばかりに、駆け足でテーブルに向い、そして座った。

そして、みんなで頂きますをして、食べ始めた。 そして、淳平父がから揚げを食べた時、

淳平父「おい、母さん、このから揚げ、いつもより美味しくないか???」

と、言った。淳平はどれどれ・・・と思い、食べたところ、いつものから揚げより全然美味しかった。

淳平母「実はね、そのから揚げは全部つかさちゃんが作ったんだよ。」

淳平は感動して、

淳平「すげーよ!!西野!!! ホント、母さんのから揚げより全然うめぇ!!」

淳平は本心からそう思った。

つかさは、エヘヘと笑いながら

つかさ「ありがと! お口に合ってうれしいです♪」

と、喜んでいた。 淳平父は

淳平父「これなら、毎日つかさちゃんの料理が食べたいな〜」

淳平母「ちょっと、それは私の料理が不味いって意味かしら??」

ちょっと、怒った様に、責めると。

淳平父「そ・・・そう言うわけじゃなくて・・・・」

淳平父があたふたしていたのを、つかさや淳平は、笑っていた。

淳平母「それにしても、いい嫁さんになるよねつかさちゃんは〜」

淳平父「つかさちゃんの相手が、淳平だったらいいんだけどな!! ま、それは無理か。」

二人とも、いやらしい目で淳平を見てくる。

淳平「ちょ!!それ、どーいう意味だよ!!!」

淳平は、あたふたしながら反抗した。 つかさは、赤くなり下を向いていた。

その後も、話題が尽きることなく、楽しい夕飯の時間を過ごした。

そして、いつのまにか9時を過ぎており、さすがにそろそろ帰る、と言うことで、淳平はつかさを送りに行った。

つかさ「遅くまで、御迷惑をおかけしました。お邪魔しました〜」

淳平母「こちらこそ、ありがとう!! また来てね♪つかさちゃんならいつでも大歓迎よ!!」

淳平父「そうそう!いつでも、遊びに来てね♪それと、家のバカ息子を宜しく!! あと、またから揚げ作ってね〜」

淳平母「あんたはそれしかないんかい!!」

と、言って淳平父の頭を殴った。

そんな光景を、淳平とつかさは笑いながら見て、淳平の家を後にした。二人は真っ暗な帰り道を笑顔で歩いていた。

淳平「今日はありがとな!! 母さん、父さんも喜んでたし!!」

淳平はつかさの顔を見ながら笑顔で言った。

つかさ「ううん、あたしの方こそありがとう!! あんなにあたしの事暖かく受け入れてもらえるなんて思って無かったよ。 いい両親だね♪」

つかさも笑顔で淳平の顔見返す。

淳平「そうか〜??だだ、騒がしいだけの親だと思うけど・・・  でも、ま、単純に西野の事、すごいいい子だって、言ってたから俺も嬉しいよ!! また、俺んちに来てくれよな??」

つかさは、ちょっと驚いたがすぐに満面の笑みになり、

つかさ「嬉しいなぁ〜 淳平君の両親にそんな風に言ってもらえて♪♪ 淳平君のご両親、あたし好きだし、また遊びに行かせてもらうね☆」

淳平は、(ホント、西野最高!!!!)と、思いながら

淳平「これで、親公認の仲だね♪」

と、冗談まじりに言った。これに対してつかさは

つかさ「うん!でも、まだあたしん家には来てないでしょ?? お母さんも会いたがってるし、今度はあたしん家にも来てね!!」

そう言って、少し淳平よりも前に歩き出した。 淳平は駆け足で追いつきながら

淳平「うん! 今度は俺がお邪魔させてもらうな!」

と、言った。 

そんなこんなで、つかさの家の前まで着き、つかさは家に入る直前

つかさ「淳平く〜ん、今日はありがとねぇ〜 ホントにホントに楽しかったです!!  淳平君!大好き☆」

と、言って家の中に入って行った。 淳平も照れながら、帰りそして家に着いた。

淳平母「お帰り〜 私、つかさちゃん、気に入っちゃった!!娘が出来たみたいだったわよ! ホントいい子よね〜 淳平!!あの子を手放すんじゃないよ??」

淳平父「そうだそうだ! あんないい子はなかなかいないからな!!」

淳平は(うるさいなぁ〜)と思いながも、顔がにやけ

淳平「分かってるよ!!」

と、言って、自分の部屋に行った。

その日、淳平はこれ以上勉強に手がつかなくなり、淳平はベッドに入り、深い眠りに落ちて行った。


[No.375] 2007/08/05(Sun) 02:28:17
君だけを・・・ 第十九話 (No.375への返信 / 18階層) - あーまん 

日曜日が終わり、そして月曜日になった。淳平は珍しく早く起きた。

淳平「ふぁ〜あ、良く寝た〜 今何時だ?? ・・・・・え!?6時!? 俺、何でこんな早く起きたんだ??」

自分でも、理解が出来なかったが、何故か目が冴えていた。

淳平「もう一度寝る気は無いしな〜 せっかく早く起きたんだから、早めに学校行って勉強でもするかな!!」

学校はいつも7時に開いているので、7時に着く様に準備をしていた。 しかし、淳平はふと

淳平「どうせなら、大草も誘って勉強教えてもらおう!!」

と、閃き、まだ朝6時という迷惑な時間帯なのにそんなことおかまいなしに淳平は大草に電話した。

これから、淳平の電話の被害にあう大草は、やっぱりまだ寝ていた・・・・ そして、自分の携帯電話が鳴り

大草「・・・・誰だよ・・・・うるせーなー こんな朝早くに・・・」

そう思いながら、電話に出た。

淳平「おーーーーーーっす!大草、起きてるか〜??」

淳平は元気だった。

大草「な・・・・なんだよ!真中!! こんな朝早くに・・・・」

淳平「俺、なんか今日朝早くに起きちゃってよー 気分いいんだ♪ でさ、7時に学校行って、勉強しようと思ってるんだけど、大草も来てくれない?? 俺1人じゃ分からないとこ多すぎて・・・・ 教えてくれよ!!」

大草はため息をつきながらも少し笑い

大草「・・・・別にいいけどさ〜 もっと、前もって言ってくれよ・・・朝早くに電話されても困る・・・」

淳平「まーいいじゃんいいじゃん♪ じゃ、7時に学校な♪」

と、言って、強引に電話を切った。

大草「・・・あいつらしいなぁ〜」

そう苦笑し大草は準備に取りかかった。


そして、7時になり淳平も大草も学校に着いた。

淳平「よ!大草♪ 今日は頼むぜ!!」

大草「はいはい・・・ けど、俺が教えてやるからには泉坂絶対受かれよな!!」

淳平「任せろ!大草に教えてもらえるなら、俺は無敵だ!!」

そう言いながら図書室へ入り、勉強を始めた・・・

淳平「大草〜 ここワカンネェ〜 」

大草「どれどれ???? あ、ここはだな・・・・」

淳平「おぉ!!すげーな!! さすが大草・・・次は・・・」

そんなこんなで時間が過ぎて行った。

大草「そろそろ時間だな・・・今日は、切り上げようぜ!!」

大草がそう言って、荷物をしまっていると、

淳平「ほんと、サンキューな!!やっぱお前凄いな〜  てか、これから夏休みまで毎日朝教えてくんねーか??」

大草「えぇ〜!? 毎日早起きしなきゃいけねーの!?!?!?・・・・」

大草は、びっくりして、教科書を床に落してしまった。

淳平「頼む!!大草様!!!」

大草は、淳平が必死になって頼むので

大草「分かったよ・・・ 今度何かおごれよ??」

淳平「さすが大草様!! ありがとうございます〜 喜んでおごらせて頂きます!!」

そう言って、二人は図書室を出た。

大草「毎朝、勉強するのはいいけど、西野は誘うなよ??」

淳平はつかさも誘うつもりだったので、びっくりした、

淳平「な・・・なんで??」

大草「西野が毎朝図書室で勉強してることが知れ渡ると、男がいっぱい来るだろ?? 特に神崎なんか・・・・  いくら真中と付き合ってると言っても、西野はまだまだ人気があるからなぁ〜」

淳平は、少しがっかりしたように顔を落とした。

淳平「確かにそうだな・・・じゃあ、西野は誘わないよ。」

そう言った、途端、後ろから声を掛けられた。

つかさ「何に誘わないの??」

つかさだった・・・・ 淳平はびっくりして、

淳平「な・・・何でもねーよ・・ ただ・・・」

つかさ「ただ・・・?」

淳平が何を言ったらいいか困っているところを大草が

大草「あれだよ!今度、俺等の小学校時代の友達と遊ぶ約束があるんだけど、それに西野を誘おうかと思ったんだけど、さすがに気まずいだろから、誘わない、って話してただけだよ。」

助け舟を出してくれた。つかさは腑に落ちない感じで

つかさ「淳平君??ほんと??」

淳平の顔をじっと見てきた。淳平は、心では動揺しながらも、顔には出さないように

淳平「ほ・・本当だよ!!」

と、言った。

つかさ「ふーん、ま、いっか。じゃあ、また後でね!淳平君!!」

そういって、教室に帰っていった。 淳平は、安堵して

淳平「あ・・危なかった・・・・大草サンキューな・・・」

大草「おう・・・それにしても、いきなしだったな・・・」

そう言いながら教室に戻って行った。


しかし、この二人は忘れていた・・・・ つかさはカンが良いのだ。

つかさ「う〜ん、絶対淳平君と大草君嘘ついてるな!! 二人して何してるんだろ!!」

やはり、嘘がばれていた・・・・・

そうして、一週間が過ぎた・・・・・

二人はいつものように朝、図書館で勉強していた。

大草「お、真中、お前出来るようになってきたんじゃね???」

淳平「これも、大草のおかげだな♪」

そんな感じで続けていると、図書室のドアが開いた。 女子生徒が何人か入って来た・・・手に持っているのは教科書・・・ そして、ズカズカと淳平と大草の机まで来て、

女子生徒A「あの・・・大草君、ここの問題教えてくれないかな??」

女子生徒B「ずるーい!!あたしだって、大草君に教えてもらいたいわよ!!」

後の数人も同じような感じだった。大草は困りながらも、問題を教えていた。

淳平はポカーンとその光景を見ていた。

そして、予鈴が鳴り、淳平と大草は図書室を出た。

淳平「な・・・なんだったんだ今の・・・」

淳平はまだ、キョトンとしていた。

大草「迂闊だったな・・・ こりゃーばれてるぞ??俺らが早朝勉強してんの。」

考えて見ればそうだったのだ、淳平と大草はここのところ毎日朝、図書室から教科書を持って出てくる。 それを見られていたのだ。 大草が図書室で勉強してるとなれば、女子が来るのは目に見えていた・・・・

大草「この分だと、西野にもばれてるかも・・・・」

そう言いかけた時だった・・・・

つかさ「じゅーんぺーくーん!!」

つかさは、怒っていた。淳平は、ビクビクしていた。

淳平「は・・・はい・・」

つかさ「何で、早朝勉強のこと言ってくれなかったのかな〜??」

つかさは、頬をプクっと膨らませながら、淳平に迫ってきた。

つかさ「誘ってくれたっていいんじゃないのかな〜??だいたい、最近は一緒に登校してくれなくなったし・・・・変だと思ってたんだよね!!」

淳平は動揺して

淳平「・・ごめん・・ごめん・・ ほら、朝早いしさ、西野を無理に来させるのも悪いな〜っと、思ってさ!!」

淳平は必死に言い訳を言っていたが、つかさには効果が無く

つかさ「ふ〜ん、そーなんだー。」

怒っていた・・・・・

つかさ「だいたいさ〜、何で大草君も嘘つくわけ〜?? そんなにあたしが居たら嫌なの?」

大草「ごめん!ごめん!! そうじゃないんだって・・・・・・ じゃあ、明日から西野も一緒に勉強しよう!!」

大草は観念したように、つかさを誘った。

つかさ「ふ〜ん、淳平君はどーなのかなぁ??」

淳平「も・・・もちろん!! 一緒に勉強しよう!!」

つかさ「最初からそう言えばいいのに・・・ じゃ、明日からあたしも参加するね♪」

そう言って、つかさは教室に入っていった。 

今の会話をどれほどの人間が聞いていたのだろうか・・・・ 周りの男子はつかさ、女子は大草が早朝勉強することについての話題で持ちきりになっていた。

淳平「・・・どーすんの・・これ・・・」

大草「もう、成る様に成るしかないだろ・・・・・」

そう言って、二人は落ち込んでいた。


[No.376] 2007/08/07(Tue) 19:24:56
君だけを・・・ 第二十話 (No.376への返信 / 19階層) - あーまん 

次の日の朝・・・・・・

校門前に淳平・大草は居た。

淳平「よぅ・・・」

淳平は元気が無かった。大草も元気が無かった。

大草「・・・・図書室行くか・・」

そう行って、二人は図書室に向った。 その途中、

つかさ「あ!二人ともおはよ〜♪」

二人の気持ちを知るはずも無いつかさが笑顔であいさつして来た。

そして、三人で図書室に向い・・・・・・ ドアを開けた。



















淳平「なんじゃこりゃ〜!?!?!?!?!?!?!?!?!?!」




















淳平は、思わず叫んでしまった。大草もつかさも呆然としていた・・・ なにせ、図書室は満席状態、しかも、男も女も居た。 そして、大草、つかさを見るや否や・・

女子生徒「大草くーん!!あたし達にも勉強教えて〜!!」

大草「あ・・・ちょっと!!困るって!!」

大草は、反論したものの、抵抗で出来ずは女子生徒の軍団にさらわれていった。

男子生徒「あ、西野さんだ!!」

そう言いながら近寄って行き、

男子生徒「勉強なら俺が教えてあげるよ!!」

男子生徒「俺も!!俺も!」

その中には神崎も居た。 神崎も他の女子生徒を教えていたが、つかさを見るとすぐにつかさの方へ寄って来たのだ。

つかさ「ちょっと!!大丈夫・・・」

つかさも、有無を言わさず男子生徒に連れて行かれた・・・・

残された淳平は

淳平「・・・・俺は?・・・・」

と、悲しげに言ってみたが、誰も反応せず、しょうがないから、空いてる席に座って、勉強を始めた。 

10分ぐらい経って、淳平は分からない問題にぶつかり、大草に聞きに行こうとしたが、

大草「すまん!! 忙しくて・・・」

大草は、絶えず女子の質問に答えていた。 淳平も観念して、つかさの方にたかってる男子の誰かに聞こうと思い、聞きに行こうとしたところ、

男子生徒「なんで、お前に教えなきゃ行けないんだよ。」

と、言われ、仕方なく席に戻った。 ふと、つかさの方を見ると、神崎に勉強を教わっていた・・・・

(何で、神崎に教わってるんだよ・・)

つかさ「おぉ〜すごいな神崎君は、頭良いんだね〜」

神崎「まぁな♪ 西野のためだったら、何でも教えてやるよ。」

つかさと神崎が楽しそうに話していた。 淳平は分からずにいた。

(西野、神崎の事が嫌いじゃなかったのか・・・?)

淳平は不安になり、もう一度つかさの方を見たがやはり、神崎と楽しそうだった。

淳平「はは・・・俺、今すっげー孤独だな・・・」

そうボヤキ、淳平は絶えられなくなり、鞄に荷物を入れて、図書室から出て行った・・

途中、つかさが淳平が鞄を持って出て行くのに気付いて、淳平の方へ行こうとしたが、男子生徒がそれを許さなかった。

つかさ(淳平君・・・・・)

淳平は、図書室から出て行き、屋上に向った。 そして、柵を越え、いつもの場所に行き、物思いにふけれていた・・・

淳平「西野のこと信じるって言ったけど・・・・やっぱり、言葉だけじゃ不安だよ・・・」

その頃、つかさと大草は、やっと解放され、図書室を出ていた。

つかさ「・・・・大草君・・・大変だったね・・・」

大草「うん・・・すっげー疲れた・・・・」

大草は、疲れ果てていた・・・

つかさは、淳平の事が気になり、

つかさ「淳平君、何処へ行ったのかな???」

つかさ「あたし、探してくるね!」

そう言って、探しに行った。

大草「真中・・・・お前の気持ちは分かるよ・・・」

つかさは、一直線に屋上へ向っていた。 なぜなら、淳平と言えば屋上なのだ。 嫌な事があったりした場合は、いつも屋上にいるからだ。 つかさは、屋上に行った。 やはり、淳平は居た・・・・・

つかさ「淳平君!」

そう呼ぶと、淳平は驚いたように反応して

淳平「に!?西野か・・・」

淳平「勉強お疲れ様!!」

そう言うと、出来るだけ笑顔を作った。

つかさはその笑顔を見て心苦しくなり

つかさ「ごめんね・・・あたしが行かなかったら、勉強出来たのにね・・・」
 
つかさは、少し泣きそうだった。

淳平「そ・・・そんなことないよ!! 俺はここで勉強出来たし!!!! 西野も勉強はかどっただろ??あの神崎とかにも教えてもらってたし・・・・」

淳平は無理して強がっていた。つかさは、つらくなった

つかさ「・・・・ごめんね・・・気を回せば良かったね・・・・あたし、早朝勉強止めよっか??それに神崎君は・・・・・ただ・・」

淳平が言葉を遮った

淳平「だ・・大丈夫だよ!俺の事は気にするなって!! 西野はせっかくなんだから教えてもらえよ??な?? 俺は・・・・ここで1人で勉強するからさ。俺が図書室に居ても誰も教えてくれないしな・・」

淳平は寂しそうに笑った。つかさは(あたしが行かなかったら・・・)と、思っていた。 そんなつかさの表情を見た淳平は

淳平「そんな顔すんなって!! 今は泉坂に受かるためにも勉強しなくちゃいけないんだからな!」

淳平は出来るだけつかさを元気付けようと思ったが、その淳平の表情は固いままだった・・・

つかさ「うん・・・」

淳平「あ、もうこんな時間!? じゃあ、俺、先行くな!! だから、西野、俺の事は気にするなよ???」

そう言うと、淳平は屋上から出て行った。そんな淳平をつかさは見ながら、

つかさ「淳平君・・・・ どうして、自分をここまで犠牲にしてくれるの?? あたしにはそれが辛いよ・・・ あたしは、ただ淳平君と笑って一緒に居たいだけなのに・・・・・」

そう言って、つかさもその場で少し泣き、そして屋上を出た。


[No.380] 2007/08/09(Thu) 00:09:29
君だけを・・・ 第二十一話 (No.380への返信 / 20階層) - あーまん 

翌日の朝、淳平は屋上で1人勉強していた。

淳平「だぁああああああ! 分かんねぇ!! ・・・やっぱ、1人じゃキツイよな・・・」

そう言って、勉強道具を放り投げ、その場に大の字に仰向けになった。

淳平「こんなんで、泉坂行けるのかな・・・・」

淳平「西野は、今ごろ勉強はかどってるんだろうな・・・」

淳平は、つかさのことを信じているが、やはり、心のどこかで引っかかってしまう、つかさは学年No1アイドルである。それに比べて、淳平は何処にでもいる普通の少年、はたからみれば釣り合っていないのは誰が見ても思うだろう。つかさの相手が淳平だから、奪おうとしている人はいっぱいいる。 しかし、淳平は誰よりもつかさの事を想っている。それだけに淳平は余計に不安になってしまうのだ。 

淳平は空を見ながら

淳平「ははは・・・俺、何やってんだか・・・」

そう、ぼやいた。


突然、バン!と、屋上のドアが開いた。淳平は驚いてドアの方を見た。

淳平「西野・・・・・」

つかさだった。つかさは、ハァハァ っと、切れている息を整えてから

つかさ「淳平君・・・・」

と言った。

淳平「図書室に行かなくていいの??」

淳平が驚いたように聞くと

つかさ「・・・・あたしもここで勉強する。」

淳平はさらに驚いて

淳平「でも・・・・教えてもらわなくいいの・・?」

つかさは、目を細めながら淳平の方へ行き

つかさ「あたし、淳平君がいない早朝勉強会なんてやりたくない!淳平君と一緒に居たいよ・・・・」

淳平「でも・・・・それじゃ、西野が・・・」

つかさは、そんな淳平の言葉を遮り、

つかさ「淳平君さぁ〜 自分を犠牲にしすぎだよ? もっと言いたい事言っていいんだよ?? あたしのためにそんな無理しないで!!」

つかさは、淳平の顔を見つめていた。 淳平は、自然と涙が出てきて

淳平「西野・・・ごめんな・・・・ありがとう・・・」

そう言いながら、思わずつかさに抱き寄せた。そして、そのまま泣いていた。 つかさもそっと優しく淳平を抱き返した・・・





「もしも〜し」

声が聞こえてきた。 二人は恥ずかしくなり、急いで離れると、声のする方へ顔を向けた。

トモコ「朝から何やってんだよ君達は?????」

ニヤニヤしながら近づいてきた。 後ろには大草も居た。

淳平「お・・大草にトモコさん!? 何でここに・・・」

淳平は顔が真っ赤である。

大草「何言ってんだよ!? 家庭教師を頼んだのはお前だろ?? トモコさんも頭いいから家庭教師を頼んだんだよ。」

淳平「え、でも・・・・・図書室は・・・」

大草は苦笑して

大草「俺だって、あんな大勢に迫られるのは嫌だよ。 それに俺以外にお前の勉強を見る奴って居るのか??」

淳平は頭をかきながら

淳平「ははは・・・ そーだな!ありがとうな!」

そう言って、二人に感謝した。

トモコ「じゃーそろそろ勉強始めようよ!!」

そうして、みんなで勉強を始めた・・・・・・ 途中、淳平はある事に気付いた。

淳平「あのさ・・・ 俺達、誰か忘れてないか???」

つかさ「うん・・・あたしもそう思った。」

トモコ「えっと・・・・誰だっけ??」

みんな必死になって考えていた。 そんな中、大草が気付いた。

大草「思い出した!! 小宮山だよ小宮山!! あいつも泉坂行くんだっけ・・・」

みんな「あ・・・・そうだった・・・」

みんなすっかり忘れていたらしい。

つかさ「なんだか、悪い事しちゃったかな・・・?」

トモコ「確かに・・・」

淳平「あいつも誘うか??」

みんな同意した。

そして、勉強が終わり、みんなで小宮山の所へ行く事にした。 

小宮山は、机にうなだれていた。そして、顔が凄くやつれていた・・・

小宮山「真中ぁ〜大草ぁ〜 お前ら、何で俺を誘ってくれなかったんだよぉ〜」

小宮山は相当ショックを受けてるらしい。小宮山も当然のごとく早朝勉強会の事を知っていた。 

小宮山「真中と大草だけならまだしも、つかさちゃんも居るなんて・・・・」

どうやら、つかさが居た事が余計にショックだったらしい。淳平は(あちゃ〜)と、思いながら

淳平「こ・・小宮山・・その、悪気は無かったんだ・・・・その・・」

淳平は当然、忘れていた なんて言えるはずがなく、大草に助けを求めるように見たが、大草も困っていた。

小宮山「どうせ・・俺は・・・」

小宮山はすねている。  そんな時

つかさ「じゃあ、明日から小宮山君も一緒に勉強しよ?」

ニコ! 小宮山に笑いかけた。

小宮山「つ・・・つかさちゃん!!! うをぉぉぉぉぉ!!」

小宮山は叫んで嬉しそうに廊下へ走って行ってしまった。

つかさスマイルの効果は抜群である。一発で小宮山のテンションを最大まで上げてしまった。 そりゃーそうだ、大抵の男はこんな可愛い子にあんなふうに誘われたら誰だってテンションは上がるだろう。 特に小宮山なら・・・

淳平と大草はポカーンとしていた。大草は口を開いた。

大草「・・・・・ある意味凶器だな・・あの笑顔は・・・」

淳平「確かに・・・・俺、あの子の彼氏なんだよな・・・?」

そう言いながら、二人ともつかさを見ていたら

つかさ「何??」

と、言ってきたので、二人とも

二人「な・・・何でもないよ!!!!」

と焦って答えた。

そして、次の日から、早朝勉強会に小宮山も加わった。 さすがに毎日やると、また大騒ぎが始まるので、日にちを決めてやった。



そうして、受験生とって、最も過酷な夏休みが始まるのであった・・・・・


[No.381] 2007/08/09(Thu) 10:06:40
君だけを・・・ 第二十二話 (No.381への返信 / 21階層) - あーまん 

夏休みになった。淳平は夏期講習に行くために準備していた。

淳平「確か初日はクラス分けテストだったよな…頑張っていいクラスに入りたいな〜」

そして淳平は準備が終わり、

淳平「行ってきまーす」

淳平母「頑張ってくるのよー」

淳平はつかさの家に向かった。何故かと言うと、つかさも淳平と一緒に夏期講習に行く事になったからだ。それで、塾まで一緒に行く約束をしたからどある。


淳平がつかさの家に着くとすでにつかさが家の前で待っていた。


つかさ「お〜い、じゅ〜んぺ〜くぅ〜ん〜」

そう言いながら笑顔で手を振りながら近寄ってきた。淳平はその場で固まってしまった…つかさは私服だったのだ。淳平は思えば、つかさの私服を見たことが無かった。家に来たときも、お見舞いに来てくれたときも制服だった。
つかさは、ジーンズに、シャツというラフな格好だったが、淳平には新鮮に見えた。

つかさは、淳平が固まっているので

つかさ「おーい、淳平君ー起きてるか〜」

と、言ったが淳平には聞こえてなく

淳平(西野の私服姿、めっちゃカワイイ…)
淳平「西野の私服姿、めっちゃカワイイ…」

思った事を口にしていた。
つかさは赤くなり、

つかさ「もう…何言ってんだよ…」

と、照れながら淳平をポンと叩いた。
淳平は我に返った。

淳平「今、思った事、口にしてた!?」

つかさ「うん…」

淳平も赤くなり

淳平「お世辞じゃないから…」

と、モジモジしながら言った。

つかさ「・・・・ありがと・・・・」

恥ずかしそうに答えた。

つかさ「は・・・早く行かないと遅刻するぞ!」

そう言って、2人は歩きだした。

淳平「テスト・・・緊張するなぁ〜」

淳平は、少し不安そうな顔で言った。

つかさ「そうだね〜 でも、最近結構勉強してるし、そんなに悪い点は取らないんじゃない??」

淳平「それでも、やっぱ緊張するわ〜」

つかさ「まぁ、やるだけやってみよう!! それに、同じクラスになれたらいいね〜」

淳平もうなずいて

淳平「うん! 俺も、同じクラスになりたい!! ま、とにかく頑張ろうな♪」

そんなこんなで、塾に着いた。 そして、中に入ると教室には多くの人達が居た。淳平は少し驚いて

淳平「うわ〜 いっぱいいるなぁ〜」

つかさも驚いた顔をして

つかさ「こんなに居るとはちょっと予想外だったな・・・ まぁ、とにかく座ろうよ淳平君! 席無くなっちゃうぞ〜」

そうして、二人は空いている一番後ろの席に座った。 そうしてテストが始まるまで待っていると、何やら男達が後ろを見ながら話している。 淳平は気になり耳をすませた。

男「うわぁ〜 後ろの子めっちゃ可愛いよ。」

男「あの男うらやましいなぁ・・・ あんな可愛い子二人にはさまれて・・・」

こんなような会話が聞こえてきた。 淳平は、1人はつかさだと思い(さすがだなぁ〜)と、思い優越感に浸りながら、もう1人はの方をチラッと見たが、横を向いていたため、顔は分からなかった。 ただ、綺麗なセミロングの黒髪だった。

そして、教官が入ってきた。

教官「これより、実力テストを始める。このテストは夏期講習に置けるクラス分けも含めているので、1つでも上のクラスに入れるように頑張って欲しい、なお、クラスは下から順に、基礎、標準、上級、選抜、特訓、となっている。結果は、3日後の月曜日に配布されるので、配布物を受け取り、そのクラスに行く事。 では、これから問題用紙を配る。」

そうして、問題用紙が配られた。


つかさ「頑張ろうね!」

と、ガッツポーズをして淳平を見た。淳平もガッツポーズをして

淳平「おう!」

と、言って、テストが始まった。
















昼休みになった。

淳平「ふぅ〜 一休みだ〜」

淳平は、腕を伸ばして体を伸ばした。

つかさ「どうだった、淳平君??」

淳平「う〜ん・・・ 英語、国語は結構出来た感じがするけど、数学がなぁ・・・・」

淳平「西野は?」

つかさ「あたしは結構出来た感じがする!!」

つかさは少しうれしそうだった。 それだけに、淳平の顔が曇ってしまった。

淳平「まじ・・・? 一緒のクラスになれるかなぁ・・・」

つかさは、そんな淳平に笑顔で

つかさ「大丈夫だよ! 午後のテストで挽回すればいいじゃん!」

と、励ました。淳平も笑顔になり

淳平「そーだな! まだこれからだ。」

と、元気良く言った。

淳平「お腹空いたなぁ〜 ご飯食べようぜ??」

そう言うと、つかさがはっと、何かを思い出したような顔をして

つかさ「そうだね♪ てか、あたし淳平君の分までお弁当作ってきたんだよ〜♪ 食べてくれますか??」

そう言いながらお弁当を二つ出した。

淳平「ま・・まじで!? 俺、今日、親作ってくれなかったからさ〜 コンビニ行こうと思ってたんだよね。 うれしいなぁ♪ 是非、食べさせてください!!」

つかさはニッコリして、

つかさ「はい、どうぞ!」

淳平「うわ〜 うまそ〜 頂きまーす!!・・・・・・・・・・ うま!!! ほんと、おいしいなぁ〜 特にから揚げ!!」

淳平は、とても笑顔でおいしそうに食べている。 つかさはそんな淳平を見ながらクスっと笑い、

つかさ「良かった〜 から揚げは、淳平君家で大好評だったからね♪ また作っちゃった!」

淳平「マジ、最高! 西野、サンキューな!!」


周りの男が、羨ましそうな視線を送る中、淳平は少し気にしながらもガツガツ食べていた。




そして、昼休みが終わり、午後のテストが始まった。












教官「止め! では、後ろから前に送ったら、今日は解散!! お疲れ。」

淳平「終わった〜 西野、どうだった??」

つかさ「まぁまぁかな?? 淳平君は??」

淳平「俺も、まぁまぁ・・・・ ま、後は結果待ちかな??」

そう言って、二人とも苦笑した。

つかさ「ねぇ、淳平君・・・ちょっとトイレ行って来ていいかな??」

つかさは恥ずかしそうに言ってきた。

淳平「いいよ!じゃあ、座って待ってるな♪」

つかさ「ありがとう!! すぐ戻ってくるから!」

そう言って、つかさはトイレに向った。 

淳平は、さっき、つかさと共に騒がれていた女子の事が気になり、隣を見たが、もう居なかった。 しかし、何やらノートが落ちていた。 淳平はそれを拾い上げた。

淳平「ん? 隣の人の忘れ物かな?? 名前は・・・・・・ 東城綾・・・・」

そう言いながら、淳平は何気なくノートを開いてみた。

淳平「こ・・・これは・・・・・」

淳平はノートに引き込まれていった。













つかさが戻ってきた。

つかさ「遅くなってごめんね・・・・ 変な男達にからまれちゃって・・・」

しかし、淳平の反応は無かった。つかさは疑問に思い、淳平に近寄ってみると、淳平はなにやらノートを必死に読んでいた。 つかさが、声をかけようとすると、突然淳平がノートを閉じた。

淳平「・・・・すげぇ!!」

淳平は興奮していた。 つかさは、(どうしたんだろ?)と思いながら声をかけた。

つかさ「淳平君?どうしたの??ノート読んで興奮して。」

淳平はつかさに気付いて、

淳平「あぁ、西野、 いやね、隣の人がこのノート忘れてみたいなんだよ。 それで、ついパラパラとめくってたら、なんと、小説が書かれたんだ!まだ、書き途中みたいで少ないけど、それが、面白くて面白くて・・・西野も読んでみ?」

そう言って、淳平はノートをつかさに渡した。 つかさも、ノートを開き、小説を読み始めるとすぐに引き込まれた。



そうしてつかさも小説を読み終え

つかさ「凄い!!! 中学3年生が書いた小説とは思えないぐらい面白い!! たったこれだけの短さなのにドキドキハラハラして・・・」

つかさも興奮していた。

淳平「だろ??? どんな人なんだろう?? 会ってみたいなぁ・・・ でも、ノートどうしよっか?」

つかさ「うん、これだけの小説書く人に会ってみたいね! ノートは、持ってればいいんじゃない?? 夏期講習の時に探して渡せば!」

淳平「そうだね! じゃあ、帰ろうか??」

そう言って、淳平は立った。

つかさ「うん!」

二人は塾から出て行った・・・


丁度、すれ違い様に、黒髪の少女が塾に急いで戻ってきた。 少女は、さっき自分が座っていた席まで走り、いろいろと探してみたが、目的の物は見つからなかったみたいで、肩を落とした。

黒髪の少女「あたしのノート・・・・・何処行ったんだろう・・・・」

黒髪の少女「見られたら嫌だな・・・・」

そう言いながら、肩を落としながら塾を後にした。


[No.384] 2007/08/10(Fri) 23:01:37
君だけを・・・ 第二十三話 (No.384への返信 / 22階層) - あーまん 

帰り道、二人は歩きながら家へ向かっていた。

淳平「今日は、頑張ったな〜お疲れ!西野!」

淳平は、体を伸ばしながらつかさに言った

つかさ「頑張ったね!お疲れ!淳平君♪」

つかさも可愛らしく淳平に言った。そして、話題を変えた

つかさ「ところでさ、夏期講習は月曜日からじゃん?」

淳平「うん。」

淳平はキョトンとした顔だった。

つかさ「だからさ、日曜日デートしない??」

突然のつかさの誘いに淳平は驚いて

淳平「デートォォォォ!!」

と、叫んでしまった。

つかさ「もしかして嫌…だった…??」

つかさが目を細めて心配そうな顔で淳平を見てくる、淳平は焦って

淳平「そ…そんなことないよ!!うん!しようデート!」

淳平の言葉を聞いた途端につかさは笑顔になり


つかさ「うん!考えてみたら、あたし達、まだ一回もデートしてないんだよね〜だから、今回が記念すべき初デートなんだよ!!」

淳平「そーいえば、そうだな!!いろいろ、あって二人で遊ぶ機会がなかったからなぁ…」

映画の事や入院や受験勉強などで、なかなかデートする暇がなかった二人なのである。

つかさ「でしょ?でしょ?? だから、淳平君と一日中思いっきり遊びたいなーって思って・・・ だって、これからはさらに勉強で忙しいだろうし・・・」

淳平「そうだな!! じゃあ、日曜日は思いっきり遊ぼう!」

そう言いながら二人は笑顔になり、

つかさ「うん!じゃあ、楽しみにしてるね♪ それじゃ、ばいばい〜」

そう言って、二人は別れた。




土曜日、淳平は何をするか悩んでいた。 そうすると、下から母親から呼ばれた。

淳平母「じゅんぺーい!! ちょっと、来て〜」

淳平は(何だろう?) と、思いながら母親のところまで行った。

淳平「何〜?母さん??」

淳平母「あんた、これからずっと塾で遅くなるじゃない?? だから、これから携帯買いに行くわよ!!」

淳平は、携帯にはあんまり興味無かったのだが、あったら便利かな〜 と思ったので

淳平「分かった! じゃあ、用意してくるから待ってて」

そう言って、着替えて母親と一緒に家を出た。

そして、大型電気店に着き、携帯売り場に行くと、あまりにもたくさんあったので、淳平は困ってしまった。

淳平「母さ〜ん、携帯ってどういうのがいいの?」

母親に聞くが、母親も困っていた。

淳平母「たくさんあるわね・・・ 淳平の好きなのでいいわよ!」

淳平「・・・そういうのが一番困るんだよな・・・」

そうして悩んでいると、後ろから淳平を呼ぶ声が聞こえた。

つかさ「あ!!淳平く〜ん!!」

つかさだった。 つかさは、偶然の鉢合わせに驚いているようだった。 淳平も驚いた

淳平「西野!! どうしたの?こんなところで?」

つかさ「お母さんと買い物に来てるんだ!」

そう言って、隣に居る母親を指差した。 

つかさ母「あらあら、この子が淳平君ね〜 いつも、つかさがお世話になっています。」

と、挨拶してきた。 淳平もかしこまっていた

淳平「え・・・えっと、こちらこそ・・つかささんにはお世話になりっぱなしで・・・」

つかさ母はクスっと笑い、

つかさ母「そんなに、かしこまらないでいいわよ。」

と優しく言った。 そうしている内に後ろから

淳平母「淳平〜 決まった〜??」

と言いながら淳平母がやってきた。そしてつかさが居るのに気付き

淳平母「つかさちゃん!! どうしたのこんな所で? こちらの方は???」

つかさ「こんにちは!おばさん! この人はあたしの母親です。」

そう言うと、つかさ母が

つかさ母「つかさの母です。 つかさがお世話になってます。 この前は御夕飯まで頂いて、ありがとうございました。」

と、挨拶した。 淳平母も

淳平母「いえいえ、こちらこそ! 家のバカ息子がお世話になってます。 つかさちゃんは本当にいい子ですよね!! 淳平にはもったいないぐらいで・・・」

そう挨拶し、その場で談笑していた。 

淳平は(なんで、俺の親は、人前で俺の事バカバカ言うんだか・・・) そう思っていた。

つかさ「ところで、淳平君は何してるの?」

と、聞いきた。 淳平は目的を思い出し、

淳平「携帯を買いに来たんだよ! あんま興味無かったんだけど、親が塾で遅くなるからもっとけ!って言うもんだからね〜 でも、いっぱい種類ありすぎて、どれを買ったらいいのか決められなくて・・・」

淳平が再び困った顔をした。 つかさもそんな淳平を見て

つかさ「じゃあさ! あたしと一緒の携帯にしようよ!!」

そう言って、自分の携帯を取り出した。

淳平はつかさの携帯を少しいじってみて、

淳平「へ〜、じゃあこれにしようかな!…えーと、色はどれにしようかな…」

淳平が悩んでいると

つかさ「え!?色も一緒にしよーよ!」

可愛らしくお願いされたので

淳平「そ…そーだな!!じゃあ、白にするよ。」

と、言ったら、つかさは嬉しそうな顔をして

つかさ「やった〜!!淳平君とおそろいだ〜!!」

と、はしゃいでいた。そうしたら二人の母親が来て

淳平母「ごめんね、話が盛り上がっちゃって…ところで、淳平、決まった〜?」

淳平「うん!これにする!」

と、言って、淳平は淳平母に見せた、それを見たつかさ母は

つかさ母「つかさと同じ機種にしたんだ〜仲がいいのね〜」

と、笑いながら言ってきた。つかさは照れて

つかさ「ちょ…お母さ〜ん…」

と、顔を赤くした。淳平も赤くなった。

淳平母「まぁ、仲が良いことはいいことよね! 決まったんだったら買いに行くわよ。」

そう言って、手続きしに行った。




手続きが終わり、晴れて淳平は携帯を手に入れた。

つかさ「あ、来た来た!さっそく、電話番号とメルアド教えてよ!」

淳平「あ、そうだね……って、どうすりゃーいいんだ??」

淳平は携帯と悪戦苦闘していた。つかさはそんな淳平を見てクスッと笑い

つかさ「貸して淳平君♪」

と、言って、淳平から携帯を受け取り、二十秒ぐらいで登録してしまった。淳平は、あまりのつかさの指の動きの速さにキョトンとしていた。

そして、登録が終わり淳平に携帯を返し、

つかさ「じゃ、後でメールするね〜」

と言いながらつかさ母と買い物に行った。

淳平も淳平母と話しながら帰っていた

淳平母「すっかり、つかさちゃんのお母さんと仲良くなっちゃった♪いろいろ聞いたわよ〜あんた、つかさちゃんを叩いたんだって??」

淳平はすっかり忘れていた事、というよりも忘れたかった事を掘り返されて少しアタフタした。

淳平「う・・・・・その事は・・・・」

淳平がしゃべれないでいると

淳平母「まったく!! 女の子に手を出すなんて・・・ そんな子に育てた覚えはないんだけどな・・」

淳平母は少し怒り気味である。 淳平は何も言えずにどんどん暗くなっていった。

淳平母「でも!!」

淳平はキョトンとした。 そして、淳平母は優しい顔になり

淳平母「あんたが言った事は間違ってはないと思うよ。 それに、つかさちゃんのお母さんも怒ってなかったわよ。 むしろ、淳平を誉めてた。」

淳平「え??」

淳平は思わず声を出してしまった。

淳平母「よく出来た友達想いの息子さんだって。叩いた事は全然気にしていらっしゃらなかったわよ? つかさが叩かれて当たり前の事を言ったんだ。って」

淳平母「それに、これからつかさの事を宜しくお願いします! だなんて、お願いまでされちゃった。 後、淳平に家に来て欲しいだってさ。」

淳平はそれを聞いて嬉しくなった。 淳平は思わず笑顔になった。

淳平「そっか・・・」

そんな内心喜んでる淳平を見て

淳平母「でも! やっぱり、つかさちゃんを叩くのは良くないわよ!! だから、つかさちゃん家に行ってお母さんに謝って来なさいね!!」

と、釘を刺した。 淳平も自分の母だというのにかしこまってしまい

淳平「は・・・はい・・・・」

と、謝ってしまった。 そうして、二人は家に帰って行った。



一方、つかさとつかさ母は買い物をしていた。

つかさ母「淳平君って、素直そうでいい子みたいだね!」

つかさ母に淳平の事を誉められてつかさは嬉しくなり

つかさ「でしょ!? 淳平君はあたしにはもったいないぐらいの人だよ!!」

つかさは声のトーンを上げながら言った。

つかさ母「最初、つかさの事を叩いたなんて聞いて驚いたけど、その叩いた理由聞いて驚いちゃったわ。 自分の事ならまだしも友達の事であんなに怒ってくれる人なんてよっぽどいい性格してるんだね。」

つかさ母「ま、つかさがモテるのは知ってるけど、今までの男とは大分違うみたいね〜 なんたって、つかさが選んだ人なんだから。」

つかさ母は淳平に好感を持っているようだった。 またまたつかさは嬉しくなった。

つかさ「うん!あたしは、淳平君しか居ないと思う。あんなにいい人なんて他には居ないよ!! でも、ちょっと鈍感なのがね〜 ま、そこが良いとこでもあるんだけど。」

と言いながら、苦笑した。 そして、恥ずかしそうに

つかさ「あのね・・・お母さん、明日、淳平君と出掛けるんだけど、いいかな??」

と、聞いたところ

つかさ母「いいわよ! 楽しんでいらっしゃい!!」

つかさは笑顔になった。

つかさ「うん!」

つかさ母「そうだ!!  じゃあ、明日の夜、家に淳平君を連れてきなよ! いろいろ話してみたいし、夕飯のお礼もかねて、今度は夕飯をごちそうしてあげるから!!」

つかさはちょっと抵抗を覚え

つかさ「でも・・・お父さんは・・・」

つかさ母「大丈夫♪ 実は、お父さんにはつかさが付き合ってることを言ってあるのよ。 もちろん、叩いた事もね。 そうしたら、お父さんも会ってみたい。って言ってたし。」

つかさもそれを聞いて安心したように、

つかさ「良かった〜 じゃあ、連れて来るね!」

そう言って、二人は買い物を終え、家に帰って行った。


[No.387] 2007/08/12(Sun) 00:47:29
君だけを・・・ 第二十四話 (No.387への返信 / 23階層) - あーまん 

夜、淳平は携帯とにらめっこをしていた。 説明書を片手にいろいろ設定をしているのだが、なかなか分からずにいるのである。

淳平「これを押すとこーなって、あれをだな・・・・・ だぁーーー わからねぇ!!」

携帯は使っていく内に徐々に慣れていくしかないのだが、淳平はそんなことは知らずに、いっぺんに覚えてしまおうとしていた。 そんな時、淳平の携帯がいきなり鳴りだした。

〜♪♪〜♪〜〜〜♪♪♪〜

淳平は、びっくりしてしまい、反射的に携帯から離れた。 

淳平「な・・・なんだ・・・急に鳴り出したぞ・・・」

そう言いながら恐る恐る近づいて、画面を見てみると

―新着メール1件

と、書いてあった。 そして、説明書の手順通りに真ん中のボタンを押してみると、メール画面が開いた。

淳平「これがメールってやつか・・・お、西野から来てる!」

淳平は一気にテンションが上がった。ドキドキしながら、本文を読んでみた


「淳平君へ  
初メールだね☆ メール開通おめでとう!! これから、家でも淳平君と話せたり、メール出来ると思うと、とても嬉しいです☆ これから宜しくね!!

で、明日の事なんだけど、今から電話していいかな?? 返信待ってます★  

つかさ」

淳平は感動していた(メールってすげぇなぁ!)

淳平「あ、返事書かなきゃな・・・・・」



一時間後、つかさ宅では、つかさが返信を今か今かと待っていた。

つかさ「淳平君・・返信遅いなぁ〜」

そう思いながら、返事を待っていると、つかさの携帯が鳴り出した。

つかさ「あ、淳平君だ!!」

つかさは急いで携帯を開き、メールの内容を見た。

「西野え めーる、ありかとう! 携帯て、難しいよ・・・・ 返事、遅くなってこめん。

電話なら全然大丈夫たよ!! 淳平」

つかさは、苦笑した。

つかさ「淳平君・・・誤字脱字だらけじゃん・・・ まだ慣れてないんだね・・」

そう言いながら、電話をかけた。




丁度、淳平の携帯が鳴り出した。 淳平はさっきのようには慌てずに携帯を開いた。 画面を見ると着信が着ている。

淳平「あ、西野だ。えーっと、通話ボタンを押して・・・っと」

つかさ「もしもーし?? 淳平く〜ん??」

淳平は分かっていたことだったがやはりドキドキした。

淳平「あ・・西野・・・」

つかさ「まったく〜 返信遅いよ!!」

淳平「ご・・ごめん・・・ 慣れてないから1時間もかかっちゃって・・・」

つかさ「アハハ 一通送るのに1時間もかかったの!?」

淳平は少しムッとした。

淳平「しょ・・しょうがないだろ!! 慣れて無いんだから・・・」

つかさ「ごめんね。 でも、誤字脱字が多くて面白くて面白くて・・」

淳平はだんだんと恥かしくなってしまった。

淳平「そ・・・それよりさ! 明日、何時にどこ集合にする?」

つかさ「む〜 話をはぐらかしたな〜 ま、いっか♪ え〜と、朝の9時に家に迎えに来てよ!」

淳平「分かった! じゃあ、明日ね!!」

淳平は電話を切ろうとした。

つかさ「待って!!」

淳平「どうしたの?」

つかさ「えっとさ・・・デート終わったら、家に来ない??」

淳平は驚いた。

淳平「えぇ〜!?」

つかさもびっくりして

つかさ「そんなに驚かなくても・・ その、こないだのお礼もしたいって言ってたし・・それに、お母さんもお父さんも淳平君に会ってみたいんだって!!」

淳平は固まってしまった。

淳平(いつかは行こうと思ってたけど、急だもんな・・・・ それに両親が会ってみたいなんて・・・・・やっぱり、叩いたことかな・・・)

淳平が考えていると

つかさ「もしもーし、淳平君???」

淳平「あ、ゴメンゴメン。」

つかさ「ダメ・・・かな?」

淳平「いや、全然いいよ!! 俺の母さんも父さんもどーせOKしてくれるだろうし。」

つかさ「ホント!? 良かった〜 じゃあ、明日楽しみにしてるね☆ 遅刻するなよ!!」

そう言って、電話を切った。

淳平はポカーンとしながら、

淳平「・・・西野の両親に会うんだよな・・・ お母さんは優しそうだったけど、お父さんはなんか恐そうな気がする・・・・」

と、独り言を言っていた。 そして、淳平母の所へ行き、つかさの家に行く事を説明すると

淳平母「いいわよ。 もちろん行って来なさい!」

と、想像通りの言葉が返ってきた。 

淳平は、部屋に戻り、デートに遅刻したらまずいので早めに寝る事にした。
淳平「遅刻しないように、目覚まし2個かけとくか・・・ にしても、明日緊張するなぁ〜」

そう言いながら、いつの間にか眠る淳平であった。 


[No.388] 2007/08/12(Sun) 00:53:17
君だけを・・・ 第二十五話 (No.388への返信 / 24階層) - あーまん 

翌日、淳平は10分前につかさの家に着いていた。

淳平(人間、頑張れば遅刻しないもんなんだな・・・)

1人でそんな風に思っていると、つかさ家からドアが開き、つかさが出てきた。

つかさ「偉い! 10分前行動!!」

ニコニコしながら淳平の隣まで来た。そして並んで歩きながら、淳平も得意げになり

淳平「だろ!? 俺だってやれば出来るのさ!!」

そう言いながら胸に手をポンと当てた。つかさは苦笑しながら

つかさ「いつもそうなればいいのにねぇ〜」

淳平「たまにやるから価値がある!!」

つかさ「それとこれとは話が別でしょ!! えい!!」

そう言って、つかさは淳平の頭を軽く叩いた。

淳平「イテ!! ・・・そういえば、どこいこっか??」

淳平がつかさに聞いた。

つかさ「あたし、買い物したい♪ デパート行こうよデパート♪」

淳平「そうだなぁ〜 じゃ、行こっか!!」

そして、デパートに着き二人はいろいろ買い物を楽しんでいた。

つかさ「あ! このマスコットかわいいなぁ〜♪♪」

淳平「え〜 そっちよりもこっちの方がかわいくねぇ?」

つかさ「そっちもいいけど・・・・ あ!あれは??」

買い物はあまりしなかったが、それでも二人は楽しく過ごしていた。

そんな時、





ぐぅ〜






淳平の腹が鳴った。 つかさは思わず笑ってしまった。

つかさ「ぷ・・・・ 淳平君・・・大きいよ・・」

淳平は恥ずかしくなった。

淳平「・・・・か・・考えてみれば1時じゃん!! 昼ご飯食べようぜ??」

つかさ「そうだね〜 かく言うあたしもお腹空いちゃった。 誰かさんみたいにお腹は鳴らないけどね。」

つかさは意地悪く笑いながら言ってきた。淳平は顔が真っ赤になった。


二人は、中学生ということもあって、ファミレスに入り昼ご飯を食べながらもそこで話していた。」

そして、ファミレスから出る頃には4時になっていた。

淳平「ホント西野と話してると楽しいから、時間がすぐ過ぎていっちゃうな♪」

つかさ「そだね〜 あたしも、淳平君と居ると楽しいよ♪」

淳平(こんな事言ってもいいかな?? って、大丈夫だろ!!言っちゃえ!淳平!!)

淳平「つ・・・つかさが彼女で良かったよ!」

淳平は恥ずかしそうに言った。 つかさは、驚いたように目を丸くし、そして、顔を赤らめて淳平を見た。

つかさ「やっと、名前で呼んでくれたんだ・・・ あたしも淳平君が彼氏で良かった!!」

ニコッと笑った。 淳平はその笑顔を見て倒れそうになった。

淳平(か・・・・可愛すぎだろ・・・・)

つかさ「ねぇ、プリクラ撮りに行こうよ!!」

淳平「え!?でも、俺、プリクラなんて撮ったこと無いし・・・・写真写り悪いし・・」

つかさ「大丈夫♪ あたしに任せてくれれば♪ ね?行こう!」

そう言って、淳平の手を握り手を引っ張って行った。 淳平も観念したように

淳平「じゃあ、西野に任せます・・」

と、しぶしぶ言った。つかさは、「西野」と言う言葉を聞いて

つかさ(淳平君、呼び方戻っちゃったのか・・・ あたしは、つかさって呼んで欲しいんだけどな〜 ま、またいつか呼んでくれるかな??)

と、思いながら淳平を引っ張って行った。


そしてゲームセンターに着き、プリクラを撮りに行った。 つかさは慣れている手つきでプリクラの機械を動かしている。

つかさ「えーっと、こうして・・・こうしてっと。」

淳平はそんなつかさを見てだんだん楽しくなってきた。

つかさ「今から撮るよー カメラの方見て!!」

淳平がつかさからちょっと離れてカメラの方に顔を向けていると、つかさの頬が淳平の頬にピトっとくっついた。 つかさが寄って来たのだ。 淳平は恥ずかしくなり慌てた。

淳平「ちょ!!西野!!!」

つかさ「いいじゃん! あ、ほら!! カメラの方へ向いて!!」

淳平は観念し、そのまま写真を撮った。 そして、出てきた写真を見て、つかさは、エヘヘと笑いながら、

つかさ「淳平君〜 顔が引きつってるよ〜」

と、面白そうに言ってきた。 

淳平「だ・・・だって・・・・」

淳平が戸惑っていると

つかさ「ねぇ、携帯貸して!」

と、言ってきた。淳平は(何すんだろ?)と、思いながらつかさに携帯を渡した。 

そうしたら、なんと、今撮ったプリクラを、淳平の携帯に貼ったのだ。そして、自分の携帯にも同じ位置に貼った。

淳平「西野〜 恥ずかしいよ・・・」

淳平が恥ずかしがっていると

つかさ「エヘヘ、あたし達ラブラブだね♪」

と、顔を赤くして言いながら携帯を渡してきたので、淳平も恥ずかしがったが、「ラブラブ」と言う言葉にとても満たされていた。

淳平「しっかし、このプリクラ、西野可愛く撮れてるなぁ〜」

帰り道、というか、つかさの家に向う途中、淳平は、満たされてから、とても素直になっていた。つかさは、赤くなり

つかさ「あ・・・ありがと・・・ 淳平君だって,良く撮れてるよ!」

淳平「ハハ、でも、やっぱ恥ずかしいな〜 これを人に見られたら・・特に、小宮山とか・・・トモコさんとか・・・」

つかさは、トモコの事を思い出して、ばれた時の事を想像していた・・・ 確かに大変そうである。

つかさ「そ・・・そうだね・・・・・でも、いずれはバレるでしょ??」

つかさ「それに、カレカノ関係なんだから、別にプリクラ撮ったって・・・」

つかさ「だって・・・ほら!! その・・・」

つかさは恥ずかしそうにプリクラの事を肯定している。 淳平はそんなつかさが、とても可愛く思えてしかたがなかった。

そうして歩いているうちにつかさの家に着いた。 淳平はつかさの家を前にして緊張していた。

淳平(ついに・・・西野のお父さんとお母さんに会うのか・・・大丈夫かな・・・)

そんな淳平をつかさは見て、

つかさ「大丈夫よ♪ きっと淳平君なら歓迎してくれるって!!」

そう言いながら、淳平の手を取り、カギを開けてドアを開けた。

つかさ「ただいまーーーーーーーーー」

淳平も機械みたいに動き、つかさの家へ入っていった。


[No.389] 2007/08/12(Sun) 21:02:40
君だけを・・・ 第二十六話 (No.389への返信 / 25階層) - あーまん 

淳平「お・・お邪魔します・・」

声が裏返ってしまった。

つかさはクスっと笑った。

つかさ「アハハ 淳平君、声が裏返ってるよ?? そんなに緊張しないで〜」

と、ポンと肩を叩いた。

そして、つかさ母が出迎えに来てくれた。

つかさ母「あらあら、いらっしゃい。 今日はありがとね?? さ、上がって上がって♪」

機嫌良さそうに言って、淳平を居間まで案内した。 そこは、淳平の家とはまったく違い、綺麗に片付けられていて高級感溢れる所だった。

つかさ母「じゃあ、御夕飯の支度するから、そこら辺にくつろいでいて〜 あ、つかさも手伝って!」

そう言うと、キッチンへ入って行った。 

つかさ「ごめんね、淳平君。ちょっと手伝ってくるね〜」

そう言って、つかさも手伝いに向った。 淳平はとりあえず、ソファーを見つけたのでそこ座ろうと思いソファーの所まで行った。 そうすると、不意に後ろから名前を呼ばれた。

「君が淳平君かね?」

男の人だった。なんとも、厳しそうで威厳がありそうな人である。 淳平はすぐにつかさ父だと分かり、緊張しながらも挨拶した。

淳平「は・・はい! つかささんにお世話になっている、真中淳平と言います。 ご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした。」

淳平は出来るだけ元気良くかつ、丁寧に言った。

つかさ父「ちょっと、話がしたいんだが、そこのソファに座ってくれるかね?」

淳平「はい。」

淳平は、緊張しながらも言う通りにソファに座った。 ソファに座り落ち着かない中、つかさ父は口を開いた。

つかさ父「淳平君。君は、つかさの事を叩いたそうだね??」

淳平は、つかさ父が怒っているように見え、とっさに謝った。

淳平「そのことは・・・申し訳ありませんでした!!」

つかさ父「あやまらなくていいんだ。 私が聞きたいのは、何故つかさを叩いたのだね??」

つかさ父は真剣な顔で淳平を見てきた。 淳平は下を向いて答えられないでいると、

つかさ父「別に怒ったりしないから、言ってみなさい。」

淳平は、言うしかない! と思って、本当の事を全て言った。

淳平「実は、腹が立ったんです。」

つかさ父「腹が立った? つかさにか??」

淳平「はい・・・ その日、俺と親友がつかささんの事で騒いでたんです。 俺は、まだつかささんの事をよく知らなくて、つかささんのこと親友は好きだったんです。 そして、たまたまつかささんが現われて、俺が親友に告白を促して、その親友は振られてしまったんです・・・」

つかさ父はうなずきながら聞いている。

淳平「腹が立ったと言うのは、親友が一生懸命に告白したのに、ちょっと冷たい言葉で振られて、俺が、もっと他の言葉は無いか?って、聞いたら、つかささんが、ウザイ、キモイ って言ったんです。 その言葉を聞いてカッとなってしまって、叩いてしまったんです・・・・」

つかさ父は尚もうなずいている。

淳平「考えてみれば、つかささんは、毎日のように告白されてるのであって、男がウザイっと思うのは当然の事なんです。 それに、勝手に俺と親友がつかささんについて騒いでただけなんです。 だから、全て俺が悪いんです。 本当に申し訳ありませんでした!!」

淳平は深く頭を下げた。 

しばらく沈黙が続いた。













そして、つかさ父が突然笑い出した。

つかさ父「クックックック・・・・ハハハハ・・・」

淳平は何がなんだか分からなかった。

つかさ父「合格!! 合格だよ淳平君!!」

つかさ父はまだ笑っている。 淳平は何を言っているのかが分からなくなり

淳平「合格・・・?」

と、聞き返した。

つかさ父「いやね、大事な一人娘を叩いた男なんだから、どんな奴なのか知りたくてさ! つかさが選んだ人だから、大丈夫かとは思っていたのだが、一応、知りたくてね。 叩いた理由が自分勝手だったりわがままな理由だったら、私は認めなかったよ。 それが、友達を想ってのことだったのか・・・ 今の話を聞く限りでは嘘は無いようだし、どうやらつかさの方が悪いみたいだし。 君は合格だよ。 私は気に入った!!」

つかさ父「自分で言うのもなんだが、つかさはかなり可愛いよな?しかも、性格もいい、自慢の娘だ。 けど、だいたいの男はつかさの外見だけで寄ってくるだろう。」

淳平はまだキョトンとしている。

つかさ父「でも、淳平君は、つかさの顔だけで選んだ訳じゃないよな? それに、顔だけで決めるな!人間は中身なんだ!って、言ってつかさの事を怒ったぐらいなんだから!」

淳平は恥ずかしながらも

淳平「はい。もし、つかささんが顔だけの人だったら好きになってませんでした。」

しっかりと言った。つかさ父はうなずいて

つかさ父「よし!今時そんな事言う人なかなかいないよな! 君なら安心だよ。これから、つかさをよろしく頼む。」

つかさ父は笑顔で淳平に語りかけた。 淳平は思わず嬉しくなったが、

淳平「俺の方こそ…よろしくお願いします!」

つかさ父「君は謙虚で素直だね。」

淳平はそれを聞いて笑顔になり

淳平「はい!ありがとうございます!!」

と、言った。

つかさ父「まぁ、この話は終わりだ。」

つかさ父「それより、淳平君は映画が好きなんだよね? 実は私も映画が好きなんだ。 何かお勧めみたいなのは無いかね?」

淳平「はい。 そうなんですか!? えーっと、お勧めはですね・・・・」

意外にも、淳平とつかさ父は、早々に仲良くなり、二人で盛り上がって話しこんでいた。


[No.390] 2007/08/12(Sun) 21:03:31
君だけを・・・ 第二十七話 (No.390への返信 / 26階層) - あーまん 

二人が話しこんでいると、キッチンからつかさが現われて

つかさ「淳平君、お父さん、ご飯出来たよ!」

呼びに来た。 そして、二人とも食卓に着き、ご飯を食べ始めた。

淳平「!?!?凄い美味しい・・・ まるで、レストランみたいです・・・ うちとは大違い・・・」

淳平は素直に驚いて言ってしまった。 つかさ母はクスっと笑って

つかさ母「それは言いすぎでしょ〜??」

淳平に突っ込んだ。でも、淳平は本当においしかったので、

淳平「いや、ホントにおいしいです!!」

と、言いながら箸を止めなかった。 そんな光景をつかさ父は笑顔で見ていた。

つかさ父「母さん! 淳平君気に入ったよ! 話も楽しいし、意外としっかりしているし、何より素直だし!」

つかさ母「そう! 良かったわね、つかさ?」

つかさ母が笑顔をつかさに向けた。

つかさもうれしそうだった。

つかさ「うん!! でも、淳平君なら認めてくれる!って思ってた!」

淳平「はは・・嬉しいな・・」

淳平は喜んでいたが内心恥ずかしかった。

淳平父「とこで、淳平君、さっきの話の続きなのだがね? 淳平君の御両親はどんな方達なのかね??」

淳平「俺のですか!? なんというか・・・騒がしい両親です。 おじさんやおばさんみたいに落ち着いてくれるともっといいんですがね。」

と、冗談交じりで苦笑しながら言った。

つかさも話に入った。

つかさ「でも、淳平君のお父さんお母さんはとっても楽しい人達だよ!! 話し易いし、仲が良くていい夫婦だったな〜」

つかさ父も笑った。

つかさ父「そうかそうか! 随分と楽しそうな両親だろうな。 今度会ってみたいもんだなぁ〜」

淳平「あ、止めた方がいいですよ? 疲れますから?」

と、言いながら二人は意気投合していた。 そんな二人を、つかさとつかさ母は面白がって見ていた。






そうして、食事の時間が終わった。食事の時間が終わったのにも関わらず、つかさ父は淳平と話しこんでいる。

そんな二人を見ながらつかさ母は

つかさ母「かなり、淳平君を気に入っちゃったみたいだね? お父さんがあんなに人と喋るなんて・・・」

と、笑っていた。 つかさは、内心ホッとしていた。

つかさ(良かった・・・・ もし、ダメだったらどうしようかと思ってた・・・  でも、淳平君、お父さんに好かれすぎだよ!!)

そう思いながら1人で苦笑していた。



なんだかんだで9時になり、そろそろ淳平が帰ろうと玄関まで行った。

淳平「すいません。遅くまでお邪魔しちゃって・・・」

淳平父「いやいや、邪魔なんかじゃないよ。 淳平君!是非また来てくれ!」

つかさ父は笑顔で力強く言った。

淳平「それじゃあ、またお邪魔します!! おじさん!! また、いろいろ話を聞かせてくださいね!」

淳平「それじゃ、今日はありがとうございました! お邪魔しました〜 西野!また明日な!!」

つかさ「うん! 今日は楽しかった、ありがとう!淳平君バイバイ!」

そう言って、手を振りながら淳平を送った。淳平も手を振りながらつかさ宅を後にした。



淳平は帰り道、ものすごく満たされていた。

淳平(西野のお父さんと仲良くなれて良かったなぁ・・・ てか、話が面白すぎだよ!! 勉強にもなるし、趣味も合うし・・)

そう思いながら、家に帰った。そして、帰るや否や、淳平の両親に質問攻めを喰らったので、適当に受け答えして、ベッドに入り、淳平は眠った。


一方、淳平が帰った後のつかさ宅では、テーブルにつかさ父とつかさが座りながら話しており、つかさ母は後片付けをしていた。

つかさ父「つかさ、いい子を見付けたな!!」

つかさ父は相当気に入ってるようだ。

つかさ「でしょ??良かった〜お父さんに気に入られて・・・」

つかさ父「あの子は、人の気持ちをよく分かってやれる子だね。 謙虚で素直だし、それに、人を外見だけで判断しない中身を見てくれる子だよ。」

つかさ「うん! そんな所があたし、好きになったんだ!」

つかさ父「つかさも外見では、判断しない子だもんな。 あの子は外見こそは良くも悪くも無いが、それ以上にいい物を持っている。  それに今日、一番凄いと思ったのが、お父さんの話を嫌な顔1つせずに、むしろ笑顔で聞いてくれてた事なんだ! 今時の子だったら誰だって、こんな中年の長ったらしい話なんて聞きたくないだろう。 でも、淳平君は本当に楽しそうに聞いてくれるんだ。 すごい感心したよ。」

つかさはとても淳平が誉められてるのを聞いて、満面の笑みになった。

つかさ「お父さん、ありがとう!」

つかさ父「淳平君と仲良くやれよ!! あんないい子はなかなかいないからな?? そして、また家に連れて来なさい。」

つかさは、クスっと笑いながら

つかさ「うん!分かった!」

と、最高の笑みで言った。

つかさ母が話に入ってきた。

つかさ母「お父さん、淳平君と話すのが楽しみになっちゃったんでしょ??」

つかさ母に見事的中されたので、淳平父は苦笑しながら

淳平父「どうやら、そうみたいだ・・・母さんにはかなわないなぁ・・・」

そして、三人笑いながら団欒の時間を過ごした。  

その家族から淳平の話題が消える事は無かった。


[No.392] 2007/08/13(Mon) 01:32:55
君だけを・・・ 第二十八話 (No.392への返信 / 27階層) - あーまん 

次の日の朝、月曜日

淳平は、つかさと塾へ向っていた。

淳平「昨日はありがとうな!!」

淳平は、昨日の事がよほど楽しかったらしく笑顔でいる。

つかさ「ううん、こっちこそありがとう! お父さんたら、淳平君の事気に入ちゃって、ベタ誉めするわ、また連れてこいって言うわ・・・」

淳平(そんなに気に入られたんだ!!)

と、思いながら嬉しくなった。

淳平「へぇ〜 それは光栄だね!」

つかさも嬉しそうだった。

つかさ「あたしも、淳平君の事気に入ってもらえて本当にうれしかったよ!!・・・ これで、本当に親公認の仲だね♪」

つかさが可愛らしく照れながら笑っていた。 

淳平「アハハ・・そうだね〜」

淳平も照れくさかった。

そして、塾に着いた。

二人は、受付で結果が入った封筒をもらい、その場で封筒を開けた。

淳平「緊張するな・・・これ・・・・」

つかさ「そだね・・・・ まぁ、早く見ようよ!!」

そう言って、二人は恐る恐る結果表を見た。



先に口を開いたのはつかさだった。

つかさ「あたし、選抜クラスだー!! 淳平君はどうだった???」

つかさが不安そうに聞いてくる。 淳平は、つかさの結果を聞いてがっくりし、

淳平「俺・・・・上級クラスだった・・・・」

と、言って肩を落してしまった。 つかさもがっかりしていた。

しかし、受験生はこんな事でくよくよしてはいけない! 淳平はすぐに笑顔になった。

淳平「ま! 西野凄いじゃん!! でも、俺も絶対基礎だと思ってたから、上級になれて嬉しいよ! それに、一緒のクラスだったら、西野の事意識しちゃって、勉強に手がつかなくなるし・・」

冗談交じりに淳平は笑った。 それを聞いてつかさも元気になった。

つかさ「アハハ、そうだね! あたしも、淳平君と同じクラスだったら、淳平君の事意識しちゃって勉強にならなくなっちゃうね!! でも、お昼は一緒に食べるのと帰りは一緒に帰ろうね??」

淳平「もちろん! じゃ、そろそろ時間だから御互いの教室へ行こう!」

つかさ「うん!じゃあ、淳平君、また後でね〜」

そう言って、二人はそれぞれの教室に入っていった。



淳平は教室に入って、三人がけのテーブルの左端に座ったら、隣の二人が話しかけてきた。

右島「よう!俺は右島って言うんだ。 あんたも上級クラスなんだな! これから宜しくな!」

この男は見た目はとても恐かったが、気軽に話し掛けてくれたこともあり、悪い人では無い事が分かった。

佐竹「初めまして! 俺、佐竹ね!」

この男も淳平はいい人だと思い。挨拶した。

淳平「俺は、真中淳平っていうんだ。よろしくな!」

そう言って、少し話していると、授業が始まった。










昼休み、右島と佐竹が昼ご飯に誘ってきた。

佐竹「真中?一緒に食べない??」

淳平はつかさとの約束があるのでその申し受けを断った。

淳平「ごめん!先に約束してる人がいて・・・・」

と、言った瞬間、後ろから声が聞こえた。

つかさ「おーい、淳平く〜ん、お昼食べよ☆」

手を振りながら教室に入ってきた。
つかさの登場に、佐竹、右島は驚いてしまった。 と言うより、つかさが可愛すぎて固まってしまったと言った方が正解かもしれない。 それ以外の男もみんなつかさをみて固まっている。

つかさはそれに気付いてなく、何で固まってるのが分からずにいた。そして、右島と佐竹を見て不思議な顔をした。

つかさ「淳平君? この人達は??」

淳平「あぁ、さっき出来た友達だよ!」

つかさ「そうなんだ! 淳平君、もう友達作っちゃうなんて凄いね!!」

そう言って、右島と佐竹の方へ顔をやり

つかさ「初めまして! 西野つかさです! よろしくね?」

ニカ! とつかさスマイルを向けた。 これが、佐竹と右島には効果抜群であり、二人とも顔が異常なくらい真っ赤になってしまった。

佐竹「真中・・・・ 西野さんとはどういう・・・・」

真中「ん? 俺の彼女だよ??」

それを聞いた途端に佐竹は騒ぎだした。

佐竹「そんなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!! なんで、真中にこんな可愛い彼女がぁ〜!!」

右島が、我を取り戻して、やれやれといった感じで

右島「うるせぇぞ!!」

佐竹を殴った。 

つかさの登場による騒ぎが一段落した。

淳平「お昼ご飯何処で食べる?」

つかさ「ここで食べようよ! 右島君と佐竹君も一緒に♪」

淳平「そーだな!!」

そして、四人で弁当を食べていた。 淳平が何かを思い出した顔になり

淳平「そういえばさ、西野のクラスに東城綾っていた??」

つかさ「あ〜、居なかった気がする・・・ 出欠で呼ばれなかったもん。」

淳平とつかさが話していると、佐竹が

佐竹「東城綾って?」

と、聞いてきた。

淳平「えっと、この前のテストの時に俺の隣に座ってた人みたいで、その人がノート忘れてみたいたんだ。 それで、返そうと探してるわけ。」

淳平が手短に説明した。

佐竹「ふ〜ん、俺は知らないな〜 知ってるか?右島?」

右島「俺も知らない。」

淳平は少しがっかりした。 そんな淳平を見てつかさは

つかさ「まぁ〜気長に探そうよ!」

そう言って、この話は終わった。その後もいろいろ談笑し、昼休みを楽しく過ごした。

そして、お昼休みがあと5分で終わるぐらいになり、つかさは選抜クラスに戻って行った。

佐竹「ホント、可愛すぎだろ!西野さん・・・ おまけに性格も良い! 料理も上手い! 真中にはもったいない・・・・」

佐竹が尚も落ち込んでいた。 淳平は苦笑しながら励ました。

淳平「まぁ、佐竹にもいい人が見つかるよ!」

佐竹「うるせぇ!! 西野さん以上なんて居る訳ねぇだろ!!」

佐竹は完璧にスネてしまった。 そして、右島が

右島「うるせぇぞ!!」

と、またもや佐竹を殴り黙らした・・・  

そして、授業が始まった・・・・・・・








午後の授業が終わり、淳平はつかさと帰っていた。

淳平「どうだった〜? 授業は??」

つかさ「結構分かり易かったよ! 淳平君は?」

淳平「うん! 分かり易かった! 学校より全然いいや。」

そんな他愛の無い会話を楽しみながら帰っていた。





そして、夏休みはこんな感じで、勉強!勉強!土日も、つかさ家か淳平家で一緒に勉強し、あっというまに夏休みは終わった。


結局、『東城綾』は見つからなかった・・・・・・
 


[No.397] 2007/08/13(Mon) 20:52:26
君だけを・・・ 第二十九話 (No.397への返信 / 28階層) - あーまん 

9月1日、夏休みが終わり学校に登校する日である。

淳平は、つかさと登校していた。

淳平「なーんか、あんまり夏休み!って感じしなかったよな〜」

淳平が少し残念そうに言った。つかさがクスっと笑い

つかさ「そだね〜 ずっと、塾と勉強だったもんね〜」

淳平「でも、そのおかげで泉坂高校が合格圏内に入ったんだぜ!!夏休みの終わりの模試で! 大変だったけど、やって良かったなぁ・・・」

淳平は感傷に浸っていた。

つかさ「ホント!?やったじゃん!! あたしも成績上がったんだ〜♪ これなら泉坂高校入れそうだね☆ でも、気を抜いたらダメだぞ?」

つかさは、淳平にデコピンしながら言った。

淳平「イテ! そうだな! 気を抜かずに頑張らなきゃな♪」

そうして、学校に着き、御互いのクラスに入っていった。

学校に入り、始業式が始まるというので体育館に行き、校長の長ったらしい話を終え、校歌を歌い、教室に戻ってきた。

淳平「大草〜 あいかわらず、校長の話長すぎだよ〜」

淳平は大草に文句を言っていた。

大草「んなこと、俺に言うなって・・ でも、確かに長すぎだよな〜」

久しぶりに会ったせいか、会話を楽しんでいた。 そこに小宮山が淳平の前に突然現われた。

淳平「でた!?妖怪!!!」

淳平は驚いてしりもちをついてしまった。 

小宮山「だれがぁ妖怪だぁぁぁぁ!!!!!!」

小宮山が淳平の胸倉を掴んで大声を出していた。 そんな小宮山を大草はなんとかなだめた。

大草「小宮山、落ち着けって!!」

小宮山も落ち着いたと・・・・思ったら、今度は興奮し出した・・・・忙しい奴だ。

大草「ど・・どうしたんだよ??」

淳平「気持ち悪いな・・・・」

淳平がまたもや皮肉を言ったが、今度は小宮山は無視し、

小宮山「聞けよ!! うちのクラスに転校生が来るらしいぜ?? しかも、女! 可愛い子かなぁ〜」

テンションが上がっていた。 

大草「ふ〜ん、だから教室もざわついてるのか。」

淳平は、どんな子かは気にはなったが、つかさが居るから特別期待も何もしてかなった。

そして、担任が入ってきた。

担任「静かにしなさい! 今日は転校生が来たので紹介する。 では、入ってきていいぞ。」

担任の言葉の後に、ガラっと、扉が空いた。 その瞬間、クラス中の男子も女子も騒ぎ出した。 

男子生徒「え!? あれって、芸能人の・・・」

女子生徒「嘘!? 北大路さつき!!!!!!」

もはや自己紹介をするまでも無かった。 特に小宮山なんか目がハート状態である。

さつきは、口を開いた。

さつき「どうも〜 北大路さつきで〜す♪ みなさん、仲良くしてね☆」

男子生徒はもはや小宮山状態だ。女子生徒も憧れの眼差しで見てる。 しかし、淳平はと言うと

淳平(あれが、北大路さつきか・・・ かわいいけど、西野の方がかわいいじゃん)

と、思って特別興味は湧かなかった。

担任「では、北大路には・・・・丁度真中の隣が空いてるからそこに座ってもらおう。」

真中(え!?俺!?)

さつき(あ、あいつは、あたしの事知らなかった奴じゃん。 よーし、あたしに惚れさせてやる!)

さつき「よろしくね?」

さつきは淳平にウインクした。 しかし、淳平は何とも思わずに

淳平「よろしく〜」

と言うだけで窓の方を向いてしまった。 さつきはそれが面白くなかった。

さつき(何で、あたしの事見ないのよ!!)

男子生徒は騒いでいる。

男子生徒「何で、真中の隣なんだよ!」

男子生徒「真中!席替われ!!」

あまりにも男子生徒がうるさいので、淳平は替わってやろうと思い、ちょうど大草の隣の人が替わりたがっているので

淳平「いいよ。 じゃあ、後藤替わろうぜ。」

と、言った。

後藤「真中・・・おまえいい奴だな・・・」

そうして、淳平は大草の隣に行った。 当然、他の男子は納得出来る訳無く、北大路さつきの隣席、争奪戦を激しく展開していた。 

当の本人、北大路さつきは

さつき(なんなの・・・あの男子・・・せっかく、あたしの隣になれたっていうのに、すぐに譲っちゃうなんて・・・)

さつきには理解不能だった。 しかし、周りは騒いでいるので、気分は少し良くなった。

淳平はというと、大草と話していた。

大草「お前、もったいないことしたなぁ〜」

大草が苦笑しながら言ってきた。

淳平「そうか? 別に北大路も同じ女の子でしょ? それに、俺は西野の方が可愛いと思うし・・・」

大草「真中は本当に人とは違うよなぁ・・・・ そうだな、真中には西野がいるもんな〜」

淳平「おう!それに、やっぱ性格だよ性格! 西野は性格もいいんだよ!!」

そう言いながら淳平は浮かれている。 大草は笑いながら

大草「幸せなやつだな〜」

と、言った。 そして、休み時間になるまで二人で話していた。

そして、昼休み、淳平のクラスは他のクラスから北大路さつきを見に来る人達を見に来る人達でいっぱいいっぱいだった。

男子生徒「すげー!!本当に北大路さつきだよ!!」

女子生徒「お友達になりたいなぁ…」

もはや北大路さつきは大人気だった。なんとか友達になろうとメールアドレスを聞こうとしてる奴もいる。

淳平と大草は苦笑しながら見ていた。

淳平「ついていけねぇよ…」

大草「まぁ、芸能人だからな…しかも北大路さつきだろ?しょうがないでしょ〜」

淳平「ふ〜ん、俺は別に興味ないや、大草は行かないの?」

淳平が苦笑しながら言うと

大草「俺は興味はあるけど、あんなに騒ぐほどじゃないよ。」

と、すかしながら言った。

大草と淳平が話してる間にも人はどんどん増えていき、淳平はだんだん居づらくなってきた。

淳平「なぁ、図書室で勉強しない?」

と、大草を誘った。大草もさすがに居づらくなったので、

大草「そうだな。ここに居るのも嫌だし… てか、真中やる気だな〜」

淳平「おう!聞いてくれよ!!俺、泉坂が合格圏内になったんだぜ??」

そう言いながら荷物を持って歩きだした。

大草「すげーじゃん!!頑張ったんだな〜」

大草も席を立って歩き出した。

そんな二人のやりとりをさつきはみんなに騒がれてる中面白くなさそうに見ていた。

さつき(あの男子、本当に興味ないの!?)

そう思っていたら、二人は突然立ってさつきの方に歩きだした。

さつき(なんだ、やっぱあたしに興味あんじゃん!)

と、思いながら満足していたのだか、さつきをの横を止まるどころか素通りしたのだ。さつきは思わず淳平を呼び止めた。

さつき「真中!!」

淳平はびっくりしつ振り返った。

淳平「ど…どうしたの…?」

さつき「あのさ、少し話さない?」

さつきは淳平が自分の事に興味にが無いのが許せなかった。 他の生徒も驚いて淳平を見てる。

淳平「ごめん。俺、これから大草と勉強するからまた今度な!それに話し相手ならいっぱい居るじゃん!」

そう言って、淳平は前を向いた。そしたら、つかさが居るのを見つけた。

淳平「あ!西野!!図書室で一緒に勉強しない??」

つかさ「うん!いいよ!じゃあ、用意してくるから先行ってて!」

そう言って三人はさつきの視界から消えていった。


[No.399] 2007/08/13(Mon) 21:05:32
君だけを・・・ 第三十話 (No.399への返信 / 29階層) - あーまん 

さつきは呆然としていた。 今まで自分が声をかけたら、どんな男でも言うことを聞くと思っていただけに、信じられなかった。

男子生徒「西野さんもホント可愛いよな〜」

その男子生徒の声を聞いて、さつきは我に帰った。

さつき「ねぇ、西野さんって、さっき居た子?」 

さつきは、すぐ近くに居た女子生徒に聞いた。

女子生徒「そうだよ。 すんごい可愛いでしょ? でも、なぜか知らないけど真中なんかと付き合ってるんだよねぇ〜」

その言葉を聞いてさつきもびっくりした。 さつき自身、さっきつかさを見て、いつも見ているアイドル達よりも可愛いと思ったからだ。 しかし、自分より可愛いとは思ってなかった。 それだけに、悔しかった。 さつきは、周りから話し掛けてくる連中の言葉は頭に入ってこなく、ただ、その場でコブシを握り締めていた。





その頃、淳平達は図書室に居た。 そこには、トモコも加わっていた。

トモコ「さっき、北大路さつきを見たけど、やっぱ凄い可愛いね!」

トモコ「それに、あの人だかりは・・・・すごいなぁ・・・」

トモコははしゃいでいた。

大草「やっぱ、芸能人って凄いんだな〜 実際見てみるとなんつうかオーラがあるよね?」

つかさ「うん。 あたしも、さっきちょっと見たけど、正にアイドル!って感じだったな♪」

大草「でも、真中? お前、もしかしたらこれから大変になるかもしれないぜ?」

大草が突然淳平に振ってきた。淳平は訳分からなかった。

淳平「へ??なんで?」

大草「まだ分からないけど、図書室に向う時、北大路に話さない?って言われただろ?」

その声につかさが反応した。

つかさ「そうなの!?淳平君?」

淳平「うん。 言われたけど、断っちゃった。」

トモコも興味津々な顔をしている。

大草「なんか、俺の勘だけど、ああいうタイプって自分の事を好きになってくれなきゃ嫌なタイプな気がするからさ。 ましてやアイドルなんだし。 それを真中が冷たくあしらったからさ・・・ まぁ、考えすぎなのかもしれないけど。」

淳平「えぇ〜!? 俺、そういう人嫌だな・・・」

淳平は、少し嫌な顔をしたが、すぐに笑顔になり

淳平「ま、大草ならともかく俺みたいなかっこよくない男なんてアイドルが興味持つ訳ないっしょ!! んなことより、勉強しようぜ勉強!」

大草(西野の事もあったし、絶対無いとは言い切れないんだけどなぁ・・・)

大草はそう思いながらも、みんなと勉強の続きをした。







昼休みが終わり、午後の授業も切り抜けた。 放課後になり、相変わらずさつきは人に囲まれていた・・・・

淳平は、お昼休み以来、ずっと、さつきからの視線を感じる気がしていた。 視線というよりは睨まれてる感じだった。

淳平(なんか、睨まれてる気がするけど・・・ 気のせいだよな・・・)

そう思っていると、つかさが迎えに来た。

つかさ「おーい、淳平く〜ん、帰るぞ〜!!」

淳平がつかさの所へ行こうとしたが、そよりも早くさつきがつかさの前まで来た。つかさは戸惑ってしまった。

さつき「西野さん・・・だよね??」

つかさ「えっと・・・そうだけど・・・」

さつき「友達になろ?」

そう言って手を出して握手を求めてきた。 つかさは何がなんだか分からなかったが

つかさ「えっと、いいよ。」

と、言って握手した。 淳平はポカーンとして見ていたが、周りの男は自然と見ている。 何せ、学年NO.1アイドルのつかさと、正真正銘のアイドルが向かい合って話しているからだ。


そんなやり取りも終わり、淳平とつかさは一緒に下校していた。

淳平「良かったじゃん!アイドルと友達になれて!!」

つかさ「うん・・・でも、突然だったからびっくりしちゃった!」

そう話しているうちにつかさの家の前まで着いた。つかさは、不安そうに話を変えた。

つかさ「淳平君さ、ちょっと聞いてもいい?」

淳平「何??」

つかさ「昼休み、どうして北大路さんから誘い断ったの??」

淳平は、ケロっとしていた。

淳平「ん? だって、大草と勉強しに行くつもりだったし、それに西野とも勉強したかったし・・・」

つかさは少し頬を赤らめた。 

つかさ「でも、アイドルと話せるんだよ??」

淳平「別に、アイドルって言っても普通の女の子でしょ?? それに、俺なんかあーゆータイプは苦手なんだ〜」

淳平は苦笑していた。 つかさも安心した顔になった。

つかさ「そうなんだ。 でも、良かった! アイドルなんか入ってくるから、淳平君あたしなんかより北大路さんの方へ行っちゃう気がして・・・」

淳平はまたもや苦笑した。

淳平「んなことある訳無いじゃん! アイドルなんて関係ないよ。それに、俺は顔じゃ選ばないもん。 俺がずっと好きなのはそんな西野なんだからさ! それに、北大路より、西野の方が俺は可愛いと思うけど・・・」

淳平は恥ずかしながら笑った。 つかさも顔を真っ赤にして

つかさ「あ・・ありがとう・・・ 嬉しい!!」

と、喜んで、

つかさ「淳平君! 浮気しちゃダメだぞ☆」

淳平の顔を覗きこんだ。 淳平も顔を赤くした。

淳平「浮気・・・なんて、するわけ無いじゃん!!」

つかさ「ホント?」

淳平「ホントホント!神に誓う!!」

つかさ「じゃあ、証拠を見して?」

そう言うと、つかさが顔を赤らめて目をつぶりながら淳平の前へ立った。

淳平は焦りに焦って、

淳平(これって、キ・・・キスのおねだりだよな?? でも・・・ここ、道路だし・・・)

淳平「に・・西野・・? ここ・・その道路だぜ・・?それに人が・・見てるかもしれないし・・・」

淳平は恥ずかしかった。

つかさ「いいじゃん!それぐらい! それに・・・さっき言った事は嘘なの・・・?」

つかさが寂しそうな声を出した。淳平はまたしても焦って

淳平「そ・・そんなことない!! 本当だよ本当!!」

と、慌てて言った。 つかさは再び目をつぶり

つかさ「なら早く〜」

とおねだりした。 淳平ももはや観念した。

そして、   


チュ・・・・・


短いキスをした。御互い顔が熱くなった。

つかさ「安心した!! じゃ、また明日ね!!」

そう言うと、つかさは手を振りながら家の中へ入って行った。 淳平もキスの余韻に浸りながら、帰って行った。










その少し前、さつきは神崎に呼び止められた。

さつき「君は・・・誰?」 

神崎「俺は、神崎っていうんだ。」

さつき「で、何の用?」

神崎はニヤリと笑った。

神崎「君、今日、真中に相手にされなくて、むかついてたでしょ?」

さつきは気にしてた事を言われたので腹がたった。

さつき「そんなこと君には関係ないでしょ!!!」

神崎は尚も笑った。

神崎「君は真中を自分に惚れさせたい? 違う?」

さつきは自分の思ってる事を見事に的中されて動揺してしまった。

さつき「・・・・だったら、何なのよ! あたしはただ、あたしの事を見ない男子が居るなんて信じられないの!」

神崎「俺と手を組まないか?」

さつき「え・・?」

神崎「俺は、西野の事が好きだ! だから俺の物にしたいと思ってる。それで、真中と別れさせたい。 北大路も北大路でそうなれば、真中を惚れさせるなんて簡単だろ?」

さつきは、少し戸惑ったが、さっきの事を思うとプライドが許さないので、

さつき「いいわよ。協力してやるわよ!!」

少し投げやりで言った。

神崎はまたしてもニヤリと笑い

神崎「交渉成立だな。 じゃあ宜しく・・・」

そう言うと、1人で帰って行った。

さつき(見てなさい!西野つかさ! 絶対真中を惚れさせてやるんだから!)

そう思いながら、さつきは1人で帰って行った。


[No.400] 2007/08/13(Mon) 21:06:16
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