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No.548に関するツリー

   今まで・・・ありがとう・・・ - りゅう - 2007/10/16(Tue) 20:51:46 [No.548]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第一話 - りゅう - 2007/10/16(Tue) 20:56:12 [No.549]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第二話 - りゅう - 2007/10/18(Thu) 16:08:05 [No.557]
[削除] - - 2007/10/18(Thu) 17:34:00 [No.558]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第三話 - りゅう - 2007/11/25(Sun) 22:52:11 [No.645]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第四話 - りゅう - 2007/10/20(Sat) 23:27:38 [No.568]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第五話 - りゅう - 2007/10/22(Mon) 15:56:02 [No.574]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第六話 - りゅう - 2007/10/26(Fri) 22:01:04 [No.593]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第七話 - りゅう - 2007/10/29(Mon) 22:14:45 [No.602]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第八話 - りゅう - 2007/11/17(Sat) 11:14:19 [No.630]
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第九話 - りゅう - 2007/12/02(Sun) 16:14:34 [No.662]



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今まで・・・ありがとう・・・ (親記事) - りゅう

初めて書くんで、題名と内容が一致しないかもしれませんが感想など書いていただくとありがたいです。

[No.548] 2007/10/16(Tue) 20:51:46
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第一話 (No.548への返信 / 1階層) - りゅう

真中淳平、彼は映画監督を夢見る高校3年生である。
とある朝、淳平は寝坊をして焦っていた。
「やっべ〜!! 完全に遅刻だぁ!!」
今日は大学受験のための大事なテストがある日だ。朝食も食べずに家を飛び出した淳平は全速力で学校へ走っていた。

・・・・ハァハァ、あと少し・・・・

キ〜ンコ〜ン・・・
無情にもチャイムが鳴り出す。
「間に合わね〜!」
「くそ〜、せっかく走ったのにぃ・・・」
淳平は、中学のときサッカー部だったが、運動神経はあまりよくなく、走るのは苦手だった。
しかも昨日の夜、アイドル級にかわいい、淳平には不釣合いな彼女、西野つかさと夜長電話をしてしまっていた(ってか勉強しろよ・・・)
「昨日西野と長電話しちゃったからかなぁ」

教室に着くとHRが始まっていた。
「遅い!今日はテストだろうが!!早く席に着け!」
担任にこっぴどく叱られる。
すると友達の外村が
外村「ま〜たつかさちゃんとラブラブ長電話かぁ?」
淳平「ほ、ほっとけ!」

そんなこんなでテストが始まった。

カリカリカリ・・・・・

キ〜ンコ〜ン
先生「よし、テスト終了!後ろから集めろ〜」
淳平は机にうなだれていた。
外村「真中どうだった〜?」
淳平「・・・聞くなよぉ」
淳平はあまり頭がよくなかった、それに加えて昨晩の長電話、でないのは当然である。
HRも終わり、
淳平「さぁて、部活行くかぁ」
外村「そうだなぁ」
部室まで歩いているとこれまたアイドル級にかわいい東城綾に会った。
淳平「よっ、東城」
東城「あっ、こんにちは真中くん」
淳平「一緒に部室行こうぜ」
東城「ごめんなさい真中くん、今日は文芸部に行かなくちゃいけないの・・・」
綾は映研のほかに文芸部にも入部していた。
淳平「そっか・・・がんばれよ!」
東城「ごめんね、真中くん」
そういうと東城は文芸部のほうへ歩いていった。

部活も終わり帰り道、
「お〜い、淳平くぅん!」
不意に名前を呼ばれて「えっ」と変な声を出してしまった。
「そんなにビックリすること無いでしょぉ!」
淳平「あっ、西野!」
西野「もう!そんなにビックリしちゃってさ!」
西野「さては女の子の事考えてたなぁ!」
淳平「えっ」
西野「やっぱり!誰?東城さん!?」
西野は嫉妬していた。
淳平「ち、違うよ!」
西野「じゃあ誰!?」
淳平「に、西野の事・・・」
西野「えっ・・・」
西野は顔を真っ赤にしてしまった
西野「へ、変なコト言わないでよぉ!」
淳平(西野、かわいい!)
西野「まぁいいや、一緒に帰ろ!」
淳平「うん!いいよ!」
二人は手を繋いで帰っていた。
しかし、このとき二人はまだ気づいていなかった。
黒い影に追われていることを・・・


[No.549] 2007/10/16(Tue) 20:56:12
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第二話 (No.549への返信 / 2階層) - りゅう

週末、淳平は西野とデートをしていた。

西野「久しぶりのデートだね!」

淳平「俺がテスト期間中だったからなぁ」

テストも終わった淳平は、こうして休みの日には毎日西野とデートをしていた。

(しっかしこの視線、いつになってもいやだなぁ・・・)

淳平は西野と一緒に歩くと、必ずまわりの男達に睨まれていた。

デパートに来た西野と淳平は、特設の占いコーナーへ来ていた。

西野「面白そう! 入ってみようよ、淳平くん!」

淳平「でもなんかあやしくないかぁ?」

西野「大丈夫だって、さあ、いこっ」

淳平は手を引かれて中へと入っていった。

「いらっしゃいませ〜」

不気味な声が響いた。

西野・淳平「わぁ!!」

前を見ると、奇妙なマントに身をつつんだ人が立っていた。

「いらっしゃいませ〜、どの運勢を占いますかぁ・・・?」

西野「う〜ん・・・、やっぱ恋愛運かなっ」

淳平「じゃあ二人の相性を調べてください」

「かしこまりましたぁ・・・」
   ・
   ・
   ・
   ・
10分後

「これで占いは終了です、ではこちらがお二人の相性と今後の運勢でございます・・・」

そう言われて紙を受け取った。

西野「どうかなぁ?」

淳平「相性ばっちりに決まってるじゃん」

西野「そうだよねぇ!」

しかし、神様は残酷な審判を二人に与えた・・・。

西野・淳平「えっ・・・」

























西野つかさ 真中淳平

相性 ★☆☆☆☆

今後どちらかに不慮の事故が襲い、いずれ別れねばならぬときが来る。

西野「そんな・・・」

・・・ビリビリっ

西野「淳平くん!?」

淳平「こんなの嘘嘘、信じちゃダメだって^^」

西野「でも・・・」

淳平「大丈夫だって!ありがとうございました〜!」

淳平は西野の手を引き出て行った

「・・・ククク」

このときは二人とも信じていなかった。

あんな悲劇が二人を襲うことを・・・


[No.557] 2007/10/18(Thu) 16:08:05
[削除] (No.557への返信 / 3階層) -

この記事は投稿者により削除されました

[No.558] 2007/10/18(Thu) 17:34:00
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第四話 (No.558への返信 / 4階層) - りゅう

西野「淳平くん!!」

病院に着いた西野は手術室の前で叫んだ。

それと同時に手術中のランプが消えた。

西野「淳平くんはどうなったんですか!」

医師「一命は取り留めました」

西野「よ、よかった・・・」

この手術を担当したのは、日本で外科手術で彼の右に出るものはいないくらいの名医だった

西野はその場に座り込み泣いてしまった。

淳平が運ばれてくる。

西野「淳平くん!淳平くん!」

西野はなんども淳平の名を呼び続けた。

淳平「に、しの・・・」

淳平はそういうと目を閉じてしまった。

西野「淳平くん?!」

医師「大丈夫です、疲れて眠っているだけですよ」

西野「そうですか、・・・あの」

医師「どうしました?」

西野「ほ、本当にありがとうございました!」

医師「私達は当然の事をしただけですよ」

そういうとその医師は笑って去っていった。

西野は医師に向かってもういちどお辞儀をした。


次の日


西野は学校をサボってお見舞いに来ていた

ドアの前に立つと淳平の叫び声が聞こえた。

淳平「だから・・・・んだよ・・・・?!」

西野(淳平くん、もうこんなに元気になってる♪)

西野「淳平くん!」

そういって勢いよくドアを開けると、そこには最愛の彼氏がいた。
淳平の母親も看病に来ていた、

淳平はビックリした顔をしている。

西野「あはっ、ごめ〜ん、驚かせちゃった(笑)?
どうしたんですか?おばさん、いきなり喧嘩ですか〜?」

淳平母「あら、西野さん・・・」

しかし次の瞬間、西野は衝撃の一言を聞いてしまう























































































淳平「・・・・あんた誰?」


[No.568] 2007/10/20(Sat) 23:27:38
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第五話 (No.568への返信 / 5階層) - りゅう

淳平「・・・あんた誰?」

この言葉が西野の心に突き刺さった。

西野「・・・じゅ、淳平くん?」

淳平「え?何で俺の名前知ってんの?」

淳平母「淳平、ホントに覚えてないの・・・?」

淳平「覚えてるもなにも、俺あんた達に会ったことあるっけ?」

西野「・・・・」

西野は何が起こっているのかわからず病室を飛び出してしまった。

     どんっ

西野「きゃっ」

誰かとぶつかってしまった。

西野「す、すい・・ま・・・せん・・・」

医師「真中君のお知り合いですか?」

西野「え・・・?あ、はい」

医師「今からお母様にお話しようと思ったんですが、あなたも聞いたほうがよさそうですね」

そういうと医師は、淳平の母を呼びにいった。

医師と一緒に母も出てくる。

淳平母「大事な話があって西野さんにも聞いて欲しいってお医者さんが・・・」

西野「は、はい・・・」

医師に診察室へと案内された。すると医師は深刻な顔をして話し始めた。

医師「真中さん、西野さん、落ちついて聞いてください」

西野・淳平母「・・・・」

二人は無言のままだった。

医師「淳平くんは・・・・


















   









記憶喪失です・・・」













西野「う、うそ・・・いやぁぁぁぁ!」

西野は泣き出してしまった

淳平母「ど、どういうことですか!先生!」

医師「車にはねられた際に、頭を強く打っていて・・・出血が多かったのもそのせいでしょう」

淳平母「そんな・・・・」

西野も淳平母も愕然としていた

生きているのに自分達のコトを一切知らないのは、つまり自分の中での淳平が死んだのと同じである。

西野「ど、どうすれば記憶が戻るんですか?!記憶が戻るなら、あたしどんなことでもします!」

医師「大変申し上げにくいのですが・・・おそらく、記憶が戻ることは・・・二度とないと思われます・・・」

西野は、耐えられなくなって部屋をとびだした。

医師「西野さん?!」

母「つかさちゃん!!」

母もあとを追った。

西野は談話室で泣いていた。

西野「ひ、ひどいよぉ、ひっく、ひっく」

西野は大声で泣いていた。

西野と淳平の思い出は最悪の形で消え去っていった・・・


[No.574] 2007/10/22(Mon) 15:56:02
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第六話 (No.574への返信 / 6階層) - りゅう

三日後・・・・

西野「淳平くん・・・」

西野「淳平くんが・・・記憶喪失・・・」

いまだにこの事実を受け入れられない西野は、淳平との思い出を思い出していた。

そんなことをぼーっと考えてながらテレビに目をやると、記憶喪失のドキュメンタリー番組がやっていた。

西野(こんなの見たくないよっ!!)

そう思い、テレビを消そうとしたとき、興味深い一言が聞こえてきた。

キャスター「ではあなたは親友の記憶を取り戻そうと努力したんですね?」

A「はい、最初は何も考えられなくなりましたが、あるときふと思ったんです」

A「僕は彼にしてあげられることは無いのか?って」

これを聞いたとき西野は思った。

西野(私が淳平くんを助けなきゃ!)

西野はすぐに家を飛び出した。

図書館に着くと、そこには驚きの光景が広がっていた。

西野「外村君?!東城さんに、、さつきちゃんまで!!」

そこには映研メンバーと唯がいた。みんなが記憶喪失についての本を読みあさっていたのだ。

外村「つかさちゃんもテレビ見たのか!?」

西野「外村君も?!」

外村「あぁ、他のやつも俺が呼んだ」

みんな、学校で淳平の状態を知り、西野と同じ状態になっていた。

しかし、外村の呼びかけによって、全員集まったのである。

西野「みんな・・・」

外村「みんな真中を救いたい気持ちは一緒だからな」


こうして映研メンバーと唯、そして西野の8人で、なにかいい方法はないかをさがした。



3時間はたっただろうか

東城が

東城「みんな!」

全員が東城のほうを向く。

東城「これを見て!」

そこにはこう書かれていた



記憶喪失の人間には、無理に以前の記憶をもどさせようとしてはいけない。今の記憶と前の記憶がからまり、パニックを起こしてしまうからだ。
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
というわけである。
そのため、もっとも効果的な治療は、無理をさせず、もっともその人が楽しかった思い出の人などと接しながら、徐々に記憶をもどすことだ。(全部憶測ですwww)

外村「真中のたのしい思い出・・・」

外村「・・・東城と北大路には言いづらいんだが・・・・」

東城「どうして?外村君?」

さつき「真中のためならなんだってやるよ!」

外村「・・・やっぱり真中の好きだった人と過ごした時間が一番の思い出だとおもうんだ」

さつき「その好きな人って・・・・」

東城「・・・西野・・・・さんだよね・・・」

さつきも東城も、西野と同じくらい淳平のことが好きだった。

しかし、この場合の好きな人はさつきでも東城でもないのだ。

外村「・・・そうなるな」

さつき「今のところそれしか方法が無いんだよね・・・?」

外村「ああ」

東城「それなら私達平気だよ、ね!北大路さん!」

強がってはいたが、誰がどう見ても無理をしていることがわかった。

さつき「うん・・・」

小宮山「あのさぁ」

急に小宮山がしゃべりだす。

小宮山「真中の最高の思い出の人って、俺が言うのもなんだけど俺たち全員なんじゃないかな?」

西野「そ、そうだよ!淳平くんが誰かだけと楽しそうにしてたなんて思えない!」

小宮山の意見に意義を唱えるものはいなかった。

小宮山「よーし!みんなで真中の記憶を取り戻そうぜ〜〜〜!!!」


・・・・し〜ん・・・・



外村「小宮山・・・ここ図書館・・・」

ハハハハww みんなが一斉に笑った。

このとき、全員の不安は一気にふきとんだ

こうして、真中のために、みんなが一つになった。

このことをみんなからきいた淳平の母と父は、

淳平母「こ、こんな友達に・・・淳平は本当に幸せものね・・・・」

淳平父「あぁ、ホントにありがとな、つかさちゃん・・・」

こうして、西野たちによる地道な治療が始まった。


[No.593] 2007/10/26(Fri) 22:01:04
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第七話 (No.593への返信 / 7階層) - りゅう

次の日からのみんなの努力によって、一ヵ月後、淳平は少しずつではあるが、以前の記憶を取り戻しつつあった。

そして、検査の日・・・

医師「検査の結果ですが・・・」

そこには淳平の父と母が来ていた。

医師「すごいですよ!あの状態から記憶が戻るなんて!奇跡としか言いようがありません!」

淳平父「ということは!?」

医師「淳平くんは、すこしずつ快方に向かっています!」

淳平母「よかった・・・」

医師「ですがまだ油断はできませんよ?」

淳平父「ど、どういうことですか?」

医師「なんせ異例の回復ですから、ここから先は私達もなにが起こるかまったくわかりません、その点はよく理解しておいてください」

淳平父「わ、わかりました、では失礼します・・・。」

診察も終わり、淳平の病室に行くと、そこには西野と東城がいた。

西野「あっ、おばさん!」

東城「検査の結果はどうだったんですか?」

淳平はまだ戻ってきていない。

淳平母「実は・・・」
 ・
 ・
 ・
 ・
淳平母は、すべてを話した。

西野「そうですか・・・」

東城「じゃあこれからはあんまり来ないで、真中くんの記憶が戻るのをまったほうがいいんですか?」

淳平母「そうね・・・」

西野「わかりました・・・」

何が起こるかはわからないとはいっても、記憶が戻りつつあることがわかった西野は、すこし安心していた。

東城「じゃあ帰りましょうか、西野さん」

西野「そうだね、じゃあおじさん、おばさん、失礼します」

こうして二人は家に帰っていった。

2週間後・・・

西野たちは、久しぶりに淳平に会おうと、お見舞いに来ていた。

西野「もっとよくなってるかな〜?」

東城「多分大丈夫よ」

そういいながらドアを開けるとそこには・・・

西野「あなた、だれ!?」

そこには見覚えの無い女の子がひとり、淳平と二人で座って楽しそうにしゃべっていた。

淳平「よぉ、西野に東城!久しぶりだなぁ、2ヶ月弱ぐらい会ってなかったなぁ」

なんと淳平の記憶は完全に戻っていた。

東城「真中くん!記憶がもどっ・・・」

西野「記憶の事は言っちゃダメ!」

西野は小声で言った

東城「あっ、・・・ごめんなさい」

西野「それより・・・淳平くん・・・そのこは・・・?」

淳平「なにいってんだよ西野〜、俺の彼女の陽菜(はるな)じゃんか〜」

西野(か、彼女?!)

東城「真中くん、彼女って・・・」

淳平「東城まで何言ってんだよ〜」

陽菜「東城さんに西野さん、どうしたの〜?」

西野「西野さんって・・・あんただれよ!」

西野「勝手に淳平くんの病室に来て何言ってんのよ!」

淳平「・・・西野?」

東城「西野さん、落ち着いて・・・」

しかし、いままでの溜まりにたまったストレスが爆発していた西野をとめることは不可能だった。

西野「はやく出てってよ!泥棒猫!」

するとそのとき、病室に乾いた音が響いた

パシッ!

淳平「西野!いいかげんにしろ!いきなり来てなんだよその態度!」

淳平「そっちこそ出てけ!」

西野「・・・・うっ、うっ、淳平くんなんてしらない!」

そういって西野は病室を飛び出した。

東城「西野さん!」

東城も西野のあとをおった。

東城「西野さん!落ち着いて!」

西野に追いつくと、とりあえず談話室のいすに座らせた。

西野「ヒック、ヒック 誰よあの女・・・」

東城「わからない・・・でも彼女って・・・」

このときはふたりともわからなかった。このことが、すべてある一人の人物に仕組まれていることを


[No.602] 2007/10/29(Mon) 22:14:45
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第八話 (No.602への返信 / 8階層) - りゅう

2時間は経っただろうか・・・

東城は家の用事があるからと帰宅、西野は一人で陽菜のことを考えていた。

西野(誰?!あの女・・・淳平くんの彼女って・・・)

西野(淳平くんは記憶が戻ったんじゃないの?!)

そんなことを考えていると、一人の看護婦が目の前を通った。

西野「あ、あのっ」

看護婦「はい?」

西野「あの・・・」

西野は今淳平はどんな状態にあるのか、陽菜とは誰なのかを聞いた。

看護婦「あぁ、陽菜ちゃんね」

西野「あの人、誰なんですか?」

看護婦「実は・・・」

______________________________

一ヶ月前・・・・淳平は記憶を取り戻しつつあった。

もう両親の事は完全に思い出していた。

淳平「母さん、なんで最近あの金髪の女の子とかセミロングの子とか来ないんだろ?」

淳平母「あ・・・・な、なんでだろうね?」

淳平「まあ母さんが来てるから寂しくは無いんだけど〜。」

淳平母「嬉しいこと言ってくれるじゃない」

淳平「ハハハ」

そんな他愛も無いことを話していると

淳平母「じゃあそろそろ帰るわね」

淳平「お〜、着替えサンキュ〜」

そういって母は病室を後にした。

淳平「DVDでも見るかなぁ」

そう思っていると、

ガラガラガラ、ドアが開いて一人の女の子が入ってきた。

淳平「・・・君は?」

陽菜「陽菜、吉井陽菜っていいます」

陽菜「ちょっとお話いいですか?」

淳平「じゃあこんなところもなんだから談話室でも行こうか?」

陽菜「あ、ここで・・・いいです」

淳平「そう?じゃあそこにいすあるから」

陽菜「あ、ありがとう」

淳平「吉井さん、だっけ?話ってなにかな?」

陽菜「じ、実は・・・」

そういってもじもじと下を向いている

淳平「吉井さん?」

陽菜「私・・・真中さんの事好きなんです!!」

淳平「え、えぇぇぇ?!」


_____________________________

西野「そんなことが・・・」

看護婦「そのあと、どんどん仲良くなっていつの間にか付き合ってたのよ〜」

陽菜は、西野と淳平が付き合っていることを知っていたが、ずっと淳平に思いを寄せていた。

淳平が西野を忘れている隙に淳平に近づいていったのだ。

西野「そ、そんな・・・」


[No.630] 2007/11/17(Sat) 11:14:19
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第三話 (No.558への返信 / 4階層) - りゅう

翌日、淳平は西野と登校していた。

淳平「ふわぁぁぁ・・・むにゃむにゃ」

西野「いつまで寝ぼけてんだよぉ!!」

つかさが淳平の頬をつねる

淳平「いたいいたーい! あ、どうしたの西野?」

西野「・・・もう知らない!」

西野は怒って先に歩いていってしまった。

淳平「待ってよ〜、冗談だって〜」

西野「ふんっ!もうしらない!」

淳平「怒んないでってばぁ、うわっ」

ずてっ、淳平は小石につまずき転んでしまった。

西野「まったくも〜、なにしてるの〜?遅刻しちゃうよ〜!」

淳平「ははっ、ごめんごめ〜ん」

淳平は走って西野に追いつこうとした。が

ずてっ

淳平「ぎゃっ」

今度はほどけた靴紐を踏んでしまい転んでしまった。

西野「淳平くん転びすぎ〜、なんか不吉〜、今日なんかおこったして(笑)」

淳平「そんな〜、いつもはこんなに転ばないのになぁ」

西野「いつまでも寝ぼけてるからでしょ!さぁ、行くよ♪」

淳平「うん!」

このときは冗談のつもりだった。

このときは・・・・・



学校も終わり、帰り道、西野と歩いていると後ろから猛スピード車が突っ込んできた。

淳平「危ない西野っ!」

西野「キャッ」

幸い広い路地だったので助かった淳平たち。

淳平「あぶないなぁ」

西野「ホント!でも・・・ありがと、淳平くん!」

西野は淳平に抱きついた。

淳平「は、恥ずかしいよ西野」

淳平は顔が赤くなっていた。




淳平「それじゃあまた明日!」

西野「またね〜♪」

西野と別れて曲がり道を曲がった。




















・・・・キキー、ガシャーン!

西野は今の音に気づき、なんだろうと思い見に行った。

西野「すごい音がしたけど、なんだろ?」

このあと西野は愕然とする光景を見てしまう。

















西野「淳平くんっ!!!!」

車にはねられたのは淳平だった。さっき猛スピードで通り過ぎてった車だった。

西野「淳平くん!淳平くん!嘘でしょ・・・?」

淳平はすでに虫の息だった。

逃げようとしている車を見つけた西野は急いで運転手を車から降した。

その人物は、西野の親衛隊だった。

西野「どういうこと・・・?」

親衛隊A「つかさちゃんが変な男につけられているから懲らしめやりました!」

親衛隊B「これで安心だよ、つかさちゃん♪」

親衛隊C「つかさちゃんをストーカーするなんて図々しい男だ、んでお詫びしてもらわなくちゃなぁ、ハッハッハ〜」

西野はすでに我慢の限界をこえていた。

西野「いい加減にして!!!!!」

西野「こんなこと許されると思ってるの?!これは立派な犯罪なだよ?!」

西野「しかも淳平くんはストーカーなんかじゃない、私の彼氏なだよ!!!」

淳平はすでに救急車で運ばれていた。

西野「・・・ひどすぎるよ」

西野は泣くことも忘れて病院へと走った。

親衛隊たちはこの後、目撃者によって通報され逮捕された。

西野「淳平くん、無事でいて・・・」

 西野の目から、一粒の涙がこぼれた・・・。


[No.645] 2007/11/25(Sun) 22:52:11
Re: 今まで・・・ありがとう・・・第九話 (No.630への返信 / 9階層) - りゅう

あの日以来、西野は自分の部屋に閉じこもってしまった。

東城や外村で、毎日励ましに行ったが、まるで効果がなかった。

一方淳平は、リハビリも順調で、来月には退院できるほどにまで回復していた。


ある日、外村がお見舞いに行くと、やはり隣には、陽菜がいた。

陽菜「あっ、こんにちは外村さん♪」

外村「や、やぁ陽菜ちゃん」

陽菜の笑顔は、西野ほどではないが、それでも十分かわいかった。

外村「ちょっと真中と話があるから陽菜ちゃんは席はずしてくれるかな?」

陽菜「?わかりましたぁ。」

そういって陽菜は部屋を出て行った。

外村「調子よさそうだな」

淳平「おう!もうすぐ退院できるから撮影には間に合うかもなぁ
で?はなしってなんだ?」

外村「あぁ、実はこの写真・・・」

そういって外村は、去年の合宿での肝試しの淳平と西野の写真を見せた。

淳平「なんだ?西野じゃんか。これがどうかしたか?」

外村「この写真に見覚えあるか?」

淳平「あるよ、去年の肝試しのやつだろ?」

外村「じゃあつかさちゃんと付き合ってた頃の思い出は覚えてるか?」

淳平「おいおい、思い出もなにもおれは陽菜以外の女の子と付き合ったことないぜ?」

外村「そうか・・・」

淳平「どうした?外村」

外村「いや、なんでもない。じゃあそろそろ帰るな。」

淳平「お、おう。またな」


しばらくして陽菜が戻ってきて

陽菜「じゅんぺ〜、話ってなんだったの〜?」

淳平「なんか俺と西野が付き合ってるころの事おぼえてるか?だってさ」

陽菜「えっ?!」

淳平「一体なんの事だろうな?」

陽菜「・・・」


その夜


「うん、そう、外村ヒロシってやつを・・・」

「しっかりやってよね、でないとどうなるか・・・わかってるわよね?」

次の日、外村は学校を休んだ。東城たちは心配になって美鈴のところへ行った。

東城「美鈴ちゃん、外村くん学校休んでるみたいなんだけど、なんか知ってる?」

美鈴「それが実は・・・昨日から家に帰ってきてないんですよ・・・」

東城「えっ?それ本当!?」

美鈴「はい・・・携帯も繋がらないし、だから今日1日探して見つからなかったら警察に捜索願を出すって・・・」

東城「そうなんだ・・・」


その同じ頃、とある雑居ビルの3階では

ドコッ バキッ 

A「おい、今度同じようなまねしてみろ、今度はこんなんじゃすまさねぇからな・・・」

B「おい、そろそろ戻るぞ。」

「ま・・・まて・・・」

A「あ?」

「お前ら・・・一体なんの・・・つも・・・」

ドスッ

思い切りみぞおちを殴られ、最後まで言うことはできなかった。

男は気絶してしまった。

A「威勢だけか〜?このざこがぁ」

B「おい!早くしろ!」

A「わかってるよ・・・」

二人は去っていった。

この少年が発見されたのは、この2日後だった。


[No.662] 2007/12/02(Sun) 16:14:34
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