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   一途な想い - ギムレット - 2007/10/17(Wed) 23:55:40 [No.552]
一途な想い 第1話 - ギムレット - 2007/10/18(Thu) 00:30:12 [No.553]
一途な想い 第2話 - ギムレット - 2007/10/19(Fri) 22:43:28 [No.563]
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一途な想い (親記事) - ギムレット

急に頭に浮かんだので書いてみます!!

できれば感想お願いします!!!

この話はつかさの身長が150cmくらいと考えてもらえれば読みやすいはずです


[No.552] 2007/10/17(Wed) 23:55:40
一途な想い 第1話 (No.552への返信 / 1階層) - ギムレット

俺の名前は真中淳平 今日から高校2年生

俺には西野つかさという1つ年下の幼馴染がいる。家も隣で小さい頃から家族ぐるみの付き合いだ。その西野つかさが俺と同じ泉坂高校に今日入ってくる、今日は入学式だ。

「ほら、遅れちゃうよ!!淳平くん!!!!」

「待てって、つかさ」

2人一緒に学校に行くようだ

「しかし、つかさも高校生か〜あんなに小さかったのにな〜」

「う〜また子供扱いして・・・」

「悪い、悪い、つかさはかわいくなったよ」

ポンポンとつかさの頭をなでる

「もう、またからかう・・・」

つかさは顔を赤くしている、だが嬉しそうだ。

「今日は入学式とHRだけだろ!?先帰ってていいよ」

「ううん、淳平くんと帰る〜待ってるね♪」

「遅くなってもしらないぞ!?」

「いいの!!」

つかさは笑顔で言う

そして学校につき新しいクラスに入った

「よう、真中!!また一緒だな」

こいつは外村、俺の親友だ

「それより真中〜お前が一緒に来てた女の子誰だ??」

「ああ、つかさのこと!?ただの幼馴染だよ」

「めっちゃ、可愛かったぞ!!」

「そうか〜俺からみればまだまだ子供だよ」

「・・・お前頭おかしいんじゃねぇの??」

「うるさい!!」

「まあ、でもあんなに可愛かったらさぞかし男もほっとかないだろうな〜多分騒ぎになるぜ」

「まさか、そんな訳ないだろ」

入学式も終わったのだろう、窓から1年生が帰ってるのが見える、淳平たちもあと1時間の授業で終わりだ。今は休み時間

なぜか廊下がざわついてる

「淳平く〜ん!!」

聞き覚えのある声だ

「つかさ!?なんでここにいるんだよ」

「へへ、来ちゃった♪」

案の定クラスが騒ぎになる

「おい、真中誰だよ!!紹介しろよ」などの声が聞こえてくる

「ただの幼馴染だよ」と何回言っただろうか

他のクラスからも集まってきた

「おい、なにやってる!!もう授業始まるぞ!!!!」

黒川先生の声でみんな散っていった

「じゃあ、教室の前で待ってるね!!」

「おう!!」

席に着くと

「あぁ〜これでつかさちゃんの名前は知れ渡ったな」

淳平を見ると何か考えているようだ

「どうした真中?」

「ん、いや、ホントにカワイイかなぁ〜て思って!?」

外村は呆れている

「お前、帰りにでもつかさちゃんの顔をよく見てみろよ・・・」

そして授業も終わり下校時間になった

「おつかれ〜」

教室を出るとつかさが待っていた

「待たせて悪かったな、じゃあ帰ろうか!?」

「うん!!」

2人は玄関まで歩いただけだがたくさんの注目を浴びた


[No.553] 2007/10/18(Thu) 00:30:12
一途な想い 第2話 (No.553への返信 / 2階層) - ギムレット

帰り道・・・

「で、学校はどうだった!?」

「うん、すごい楽しそうだったよ〜あ、それにねトモコと同じクラスだったの!!」

トモコとはつかさの小学生からの親友だ、当然トモコも淳平のことを知っている

「へぇ〜良かったな」

「それよりさぁ〜明日うちの親と淳平くんの親で旅行行くんでしょ??あたし淳平くんの家に泊まるからね」

「え、なんで、もう高校生なんだから一人でも大丈夫だろ!?」

「だって、一人より二人の方が楽しいでしょ?それに淳平くんの布団暖かいし」

淳平は気づく

「おまえ、俺のベッドで寝る気だろ・・・ダ〜メつかさには別の布団用意するから」

「え〜なんで〜?」

「相変わらず甘えん坊だな〜そういうとこは昔から全く変わってないな」

この後つかさをなだめるまで10分もかかった

「しかし、ひどい親だよな〜子供たち残していくなんて」

「ほんとだよね〜でも、いいや、淳平くんの家に泊まれるし、晩御飯はあたしが作ってあげるね」

「え、つかさ料理できんの!?」

淳平は本気で驚いている

「ひど〜い、あたし料理得意なんだよ」

「昔、ひどい料理食べさせられたからな・・・」

「あれは材料が悪かったんだよ!!」

「いや、味つけだろ・・・」

そんなたわいもない会話をしてるとあっという間に家の前だ

「じゃあ、また明日ね!!淳平くん」

「寝坊するなよ〜」

そして2人はそれぞれの家に入っていった。


[No.563] 2007/10/19(Fri) 22:43:28
一途な想い 第3話 (No.563への返信 / 3階層) - ギムレット

朝は淳平がつかさを迎えに行く、これは小学校からの約束事だ

昨日は淳平が寝坊してしまった、しかし今日は普通に起きつかさを迎えに行った

ピンポーン 出てきたのはつかさの母親だ

「あら、淳平くんおはよう、今日はつかさのこと頼むわね」

「はい、まかしてください、でつかさは!?」

「あの子、今起きたみたいなのよ、先行っててもらった方がいいわね」

そんな時慌てて準備しているつかさがきた

「ねぇ、待ってよ〜」

「昨日、寝坊すんなよって言ったじゃないか」

「そんなこといったって・・・」

「わかった、わかった、ほら、待ってるから早くしろ」

「ホント??じゃもう少し待ってね」

おばさんが申し訳なさそうな顔をしている

「本当にごめんね、昔から成長しなくて・・・」

「いいんですよおばさん、ああいうとこがつかさらしいって言うか、とりあえず今日は楽しんできてください」

「あら、悪いわね、じゃあお言葉に甘えて楽しんできちゃうね♪」

「淳平くん、お待たせ〜」

つかさが玄関にきたがまだ寝癖が見えた

「ハハハ、髪はねてるぞ♪」

「え〜直したのに・・・」

しかしもう時間がない

「ほら、走れば間に合うぞ!!」

「もう、しょうがないか・・・」

俺はつかさと朝から全力疾走した。つかさは俺より足が速いので俺の前を走ってた

「ほら、早く早く、遅れちゃうよ!!」

「お前、誰のせいでこうなったと思ってるんだよ・・・」

キンコーンカンコーン

2人はギリギリ間に合ったようだ

淳平は疲れて机に伏せている

「どうしたんだ真中、朝から汗だくで」

外村が話しかけてくる

「つかさのせいで朝から全力疾走だよ・・・」

「お前らほんと仲良さそうだよな〜」

そんなたわいもない会話をしてると授業が始まった。

そして昼休み

「淳平く〜ん♪」

つかさが教室にきた

「どうしたんだ!?」

「お昼一緒に食べようと思って、トモコも連れてきたよ!!」

「お久しぶりです、真中先輩」

「おう、トモコちゃんか、久しぶり!!」

「じゃあ、食べよ!!」

弁当を広げてると外村がきた

「お、つかさちゃんじゃない!!ん、隣にいるのは?」

「つかさの友達のトモコちゃんだよ」

「へぇ〜この子もカワイイな〜よし俺もここで弁当食お〜と!!」

「淳平くん、この人は??」

「あれ、紹介したことなかったけ、こいつは外村」

「よろしくね、つかさちゃん、トモコちゃん」

「よろしく〜外村君って呼んでいいのかな?」

「はい、ぜひ!!」

「じゃあ、私は外村先輩って呼びます!!」

4人は楽しそうに弁当を食べていた。淳平と外村は美少女2人といるので男子ににらまれた

そして放課後・・・


[No.564] 2007/10/19(Fri) 23:06:50
一途な想い 第4話 (No.564への返信 / 4階層) - ギムレット

つかさとは玄関で待ち合わせることにした。つかさが教室に来ると騒ぎになるのだ

しかし・・・つかさを玄関で待たせたのは失敗だった

「つかさちゃん、俺と帰らない!?」

「いやいや、俺と帰ろうよ!!」

などの声が聞こえてくる。つかさは困っているようだ

「ごめんなさい、待ってる人がいるの・・・」

「誰だよ、つかさちゃんが待ってる人って」

「それは・・・」

「お〜い、つかさ!!」

「淳平くん!!!」

つかさは淳平のもとに走って行き抱きつく

「おいおい、急になんだよ・・・」

「ん〜別に♪」

そんな様子がそばにいた男子にはおもしろくなかったようだ

「つかさちゃん、こいつはつかさちゃんの何だよ!?」

「え・・・」

つかさは固まる

淳平との関係・・・幼馴染??

(あたしと淳平くんの関係って何??淳平くんはあたしのことどう思ってるの??あたしは好きだけど・・・)

「・・・つか・・・さ・・・」

(やっぱ妹みたいなのかな〜・・・)

「つかさ!!」

ビクッ!!とするつかさ

「あ、ごめん」

「どうしたんだボーっとして熱でもあるのか!?」

淳平がつかさのおでこに手をあてる

途端に赤くなるつかさ

「う〜ん、熱はないみたいだな、でも顔赤いぞ!?」

「だ、大丈夫だよ!!ってあれ、ここにいた男の人たちは??」

「ああ、何か≪あっちにもカワイイ子がいるぞ〜≫とか言って去ってったよ」

「ふ〜ん」

「男には気をつけろよ!?特に上級生は・・・力じゃ勝てないんだから」

「そんな時は淳平くんが助けにきてくれるも〜ん♪」

(お気楽なやつ・・・)

帰り道・・・今日はつかさが晩御飯を作るので一緒にスーパーに向かっていた。

淳平は外村に言われた事を思い出す、そしてつかさの顔をじぃーと見てみた

(確かにそこらへんの女の子よりはカワイイかも・・・でもやっぱりつかさはつかさだな・・・)

「ん、何、淳平くん」

淳平の視線に気づいたつかさが話しかける

「いや、何でもないよ、ところで今日は何作るんだ!?」

「ん〜とね、ハンバーグ!!」

「え〜難しそうだな〜大丈夫か?もっと簡単な物にしたらどうだ!?」

「あ〜またバカにしたな!!淳平くんの晩御飯はなし!!!」

「え、ちょ、待って、どんなにまずくても食べるから作ってください!!」

「はは、冗談だよ♪この前のお返し〜」

そして買い物も終わり2人は淳平の家に着いた


[No.567] 2007/10/20(Sat) 23:13:41
一途な想い 第5話 (No.567への返信 / 5階層) - ギムレット

「じゃあ晩御飯作るから1時間くらい待っててねぇ〜」

つかさはいそいそと準備し始めた

「なんか手伝うか!?」

「いいよ、淳平くんはテレビでも見てて!!」

トントン

グツグツ

ジュー

いいにおいがしてきたので台所に行ってみる

そこには一生懸命料理をしているつかさの姿があった

(こんなつかさ初めて見た・・・)

「はい、できたよ!!」

テーブルには見事な料理が出来上がっていた

「うまそ〜じゃあいただきます!!」

一口食べ驚く淳平

「・・・」

「あれ、おいしくなかった・・・??」

「逆だよ、めっちゃ美味い・・・つかさがこんなに料理できるなんて知らなかった!!」

「ほんと?よかったぁ〜」

つかさはほめられて上機嫌だ

「はい、淳平くん、あ〜ん♪」

「ん、何でだよ!?」

「料理作ったのはあたしだぞ!!いうこと聞かないと食べさせないぞ」

「へいへい・・・」

「はい、あ〜ん」

パクっ

「はい、じゃああたしにもして」

「しょうがないな」

パクっ

「うん、おいしい!!」

二人の食事は進む

「あ、淳平くんほっぺたにごはんつぶついてる〜子供みたい♪」

つかさは笑う

「な、どっちが子供だよ!!」

楽しい食事もおわり風呂の時間

「淳平くん〜お風呂わいたよ!!」

「ああサンキュー」

つかさは少しもじもじしている

「ん、どうしたつかさ?」





「・・・昔みたいに一緒に入ろうか・・・?」

「バ、バカじゃねえの!!」

「あはは、冗談だよ♪」

そして淳平は風呂に入った

「つかさ〜風呂上がったぞ〜」





返事がない

(あれおかしいな〜)

リビングに行くとソファーでつかさは眠っていた

スースー

(疲れたのかな〜しょうがないから布団まで運んでやるか)

つかさを抱き上げる

「う、う〜ん、淳平くん??」

「あ、悪りぃ、起こしちまったか、お前ソファーで寝てたからさ〜」

「ねぇ淳平くん・・・明日ヒマ??」

つかさが眠そうな顔で話しかけてくる

「ああ、別に用事はないけど・・・」

「じゃあ・・・どっか連れてってよ・・・」

「どっかってどこだよ・・・」

「ん〜遊園地〜」

(やっぱ子供じゃん・・・)

「わかったよ、じゃあ早く寝ろよ」

「はぁ〜い♪」

淳平は自分の部屋に布団をひきそこにつかさを寝かせた

「おやすみ〜♪」

「ああ、おやすみ」

布団に入って5分つかさが話しかけてきた

「寒い・・・」

「寒い?じゃあ毛布でもだすか・・・」

「ううん、こうすればいいの〜」

そういうとつかさは淳平の布団に入ってきた

「こうすれば暖かいよ〜」

淳平は何か言おうとしたが

(今日は料理頑張ってくれたし大目に見てやるか・・・)

「今日だけだからな」

「ん〜ありがとう・・・」

そういうとつかさは淳平の腕に抱きついてきた

「もう寝るぞ」

「・・・スースー」

(もう寝たのかよ・・・)

夜は更けていった


[No.595] 2007/10/26(Fri) 22:32:55
一途な想い 第6話 (No.595への返信 / 6階層) - ギムレット

今日は土曜日・・・現在時刻8時

「ほらぁ〜淳平くん起きてよ〜」

「ん〜なんだよ、まだ8時じゃねえか・・・」

ガバッ

つかさが布団をはぎとる

「今日遊園地連れてってくれるって言ったじゃん!!」

(やべ、忘れてた・・・)

「ほら、朝ごはん作ってあるから急いで準備して!!」

「へいへい・・・」

そして朝ごはんを食べ9時に家をでた

「フンフン〜♪」

つかさは鼻歌を歌っている

「機嫌よさそうだな!?」

「だって淳平くんと二人で休日にでかけるなんて久しぶりなんだもん」

「そういや、久々な感じがするな〜」

いっつも学校は2人で行っているが休日はあまり一緒に過ごさない

二人がたわいもない会話をしているとあっという間に遊園地についた

「ひょっとして俺が金払うの・・・!?」

「あれ〜あたしはそうだと思ったけど?」

(はぁ〜これで今月の小遣いぶっ飛んだな・・・)

淳平は2人分の1日フリーパス券を買った

「ほら〜じゃあまずあれ乗ろうよ!!」

(・・・ジェットコースター・・・・・・・!?)

淳平は絶叫系が苦手だった

「どうしたの??」

つかさが顔をのぞきこむ

(しょうがねえ、我慢するか・・・)

「キャー!!!」

「ウオー!!!!!!!」

「楽しかったねジェットコースター!!」

「・・・ああ・・・・そうだな・・・・」

案の定具合が悪くなったがつかさは全然淳平の様子に気づかない

「じゃあ〜次あれ〜」

(また絶叫系・・・死んだな・・・俺・・・・・・)

そして3回も絶叫系が続きようやく落ち着いた乗り物に乗った

(ふぅ〜コーヒーカップなら大丈夫だ・・・)

つかさは無邪気にはしゃいでいる

「なあ、もう昼飯にしないか!?」

「うん、いいよ!!どこにする?」

淳平たちは遊園地内の屋外カフェに入った

「じゃあ、俺はサンドウィッチセットでつかさは??」

「ん〜とね、同じやつ!!」

店員が行ってしまった

「・・・お前違うもの頼めよ、いろんなもん食べたかったのに・・・」

「いいのいいの♪」

注文が来るのを待っている間カフェを3人組の女の子が通った

「あれ、ひょっとして真中さん??」





「・・・東尾さんだっけ・・・!?」

「わぁ〜覚えててくれたんですね〜まゆ嬉しい!!でその子は誰ですか?ひょっとして彼女・・・?」

「違う違う、こいつは俺の幼馴染・・・彼女じゃないよ」

「良かった〜」

「何が!?」

「え、な、何でもないです」

繭子は前に遊んで以来もう一度淳平に会いたいと思っていた

他の二人がひそひそ話している、そして繭子に何か耳打ちする

「ほら、チャンスだよ、今のうちにアドレス聞いちゃえって!!」

「うん、わかった!!」

そして再び淳平に話しかける

「あの〜真中さんアドレス教えてもらえますか??」

「え、別にいいよ」

淳平はあっさりOKした

「ありがとうございます〜じゃあ夜メールしますね〜」

そして3人は消えてしまった

この一部始終をつかさはおもしろくなさそうに見ていた

(なんかつまんない・・・)

「おまたせしました〜」

「お、きたきた、食おうぜ!!」

「うん・・・・」

(なんかつかさ元気無くなった気がするけど・・・!?)

(ダメダメ、今日はせっかく遊んでるんだから楽しくしなきゃ!!)

その後二人は楽しんで遊び最後に観覧車に乗った

「わぁ〜夜景キレ〜イ・・・」

「ほんとだな・・・」

2人はいい雰囲気だった

(今がチャンスかも・・・)

「ねぇ、淳平くんはあたしのことどう思ってる??」

「え、どうって・・・」

「だからその〜・・・」

淳平はニブかった

「やっぱ、いいや!!何でもない!!!」

(変なつかさ・・・)

そして二人は家路についた


[No.601] 2007/10/29(Mon) 21:57:57
一途な想い 第7話 (No.601への返信 / 7階層) - ギムレット

今日は月曜日

つかさと淳平は相変わらず一緒に登校している

「淳平くん、今日は一緒に帰れないの・・・ゴメンね」

「何かあるのか!?」

「ん〜クラスの子と遊ぶ約束あるの〜」

「そうか、じゃあ俺もどっか遊んで帰ろうっと」

時間がすぎるのは早い

放課後・・・

「外村〜どっか寄って帰ろうぜ〜」

「あれ、今日はつかさちゃんと帰らないのか!?」

「ああ、友達と遊んで帰るだとさ」

「ふ〜ん、じゃあゲーセンでも行こうぜ〜」

3時間後・・・

「じゃあ〜ね〜つかさ」

「バイバイ♪」

(やっば〜すっかり遅くなっちゃった、急がなきゃ・・・)

つかさが歩いていると後ろから男に声をかけられた

「君カワイイね〜おじさんと遊ばない!?」

(え、なにこの人??怪しい・・・)

「ねぇいいでしょ〜」

グイっとつかさの腕を引っ張る

(やだ、怖い・・・)

「返事がないってことはいいんだね!?よ〜しじゃあおじさんがいいとこ連れてってあげる」

そう言うと男はつかさの手を取り歩きだした

(誰か助けて、淳平くん・・・)

つかさは恐怖で声もでず抵抗することもできずに時間が過ぎてった

「もうすぐだからね〜」

(誰か助けて!!!!!)

ちょうどその時

(やべ、外村のせいで遅くなっちまった!!)

淳平が走って帰ってると淳平の知らない男に連れられているつかさの姿があった

(あれ、つかさ!?誰だあいつ・・・つかさ震えてる!?)

淳平は一直線につかさの元に走って行った

それに気づいたのかつかさも手から離れ淳平のもとにかけよった

「淳平くん!!!!!」

「つかさ!!!」

つかさは思いっきり淳平に抱きついた

「ヒック、怖かったよ〜淳平くん・・・」

つかさは泣いている

思わず淳平もつかさを抱きしめた

「おい、お前この子のなんなんだよ!!」

男はいきなり出てきた淳平に怒ってる

(危ないな〜こいつ下手なこと言ったらなんかやられそう・・・)

淳平はためらうことなく言った

「この子は俺の彼女だ!!」

(え、淳平くん・・・?)

「ち、彼氏いたのかよ・・・」

そういうと男は去って行った

「大丈夫かつかさ!?」

「うん・・・でも淳平くん、彼女って・・・」

「ああ、そういった方がいいかな〜て思って」

(な〜んだ・・・でもここは甘えようっと♪)

「このまま手つないで帰っていい?」

(そうだよな〜こんなことあったら怖いよな〜)

「いいよ」

そして二人は家路についたがつかさは連れ去られそうになったことを両親に言わなかった

「心配かけたくないから言わないでね・・・」

(そんなこと言ったてなぁ〜大丈夫かな・・・つかさ)

案の定つかさはその時の恐怖心から一人で外を歩くことがきなくなった

次の日の夜つかさから電話がきた

「あのね・・・淳平くん、あたし一人で外歩くの怖いの・・・どうすればいい??」

つかさの声は震えている

(つかさ泣いてる!?俺がつかさの力にならなきゃ!!それにおじさんやおばさんに心配かけたくないし・・・)

「じゃあ、つかさが外でるとき俺が一緒にいるよ、それに手もつないでやる、これで心配ないだろ!?」

「グスッ・・・淳平くんホントにありがとう・・・」

それからというもの登下校はもちろんのことつかさが外に出るときは必ず淳平が手をつないでいた

(淳平くんの手握ってると安心するな・・・)

2人はいつも一緒であった


[No.618] 2007/11/08(Thu) 21:53:49
一途な想い 第8話 (No.618への返信 / 8階層) - ギムレット

つかさが一人で外を歩けるようになるまで1か月かかった

その間つかさは淳平にベッタリで、そのおかげで2人は付き合ってると学校中に勘違いされてしまった

「つかさ帰るぞ〜」

珍しく淳平がつかさの教室まで迎えに行った

「ごめ〜ん、ちょっと玄関で待ってて」

「早くしろよ〜」

10分後

「おまたせ〜帰ろ♪」

「何してたんだ!?」

つかさがめんどくさそうな顔をする

「ん〜ちょっとクラスの男子に呼ばれてさ・・・付き合ってくれって言われたんだ・・・」

淳平は驚く、そして恐る恐る聞いてみる

「で、どうしたんだ?」

「もちろん断ったよ!!だってその人のことよく知らないし・・・」

本当の理由は違う

(西野!!俺と付き合ってくれ!!!!)

(ゴメン・・・私好きな人いるの・・・)

(誰だよそいつって、いっつも一緒に帰ってる男か!?)

(・・・・・・)

当然淳平のことである

「なんかわかんないけどホッとしたよ」

「え?」

「だってつかさが男と付き合ったら俺帰る人いなくなるだろうし・・・」

「でも私ってけっこうモテるでしょ?」

「どうだかなぁ〜」

「あ、それよりさ〜今日家に来ない?宿題教えてほしいんだけど」

「そういえば、つかさの部屋ってだいぶ入ってない気がするな〜よし!!教えてやるよ!!!!」

意外な話、淳平は結構頭が良い

「ただいま〜お母さん、淳平くん来たから〜」

「あら、遊びに来るなんて久しぶりじゃない?」

「いや、つかさが宿題教えてくれって言うもんで・・・」

「そう、じゃあよろしくね」

「あたしの部屋行こ!!」

ガチャ

ドアを開くと淳平が見たこともない部屋になっていた

「こんな部屋だっけ!?」

「もう、変わってないよ!!あたしお菓子と飲み物持ってくるから待っててねぇ〜」

バタン

(なんか女の子っぽい部屋だな〜お、小学校のアルバム発見♪)

パラパラとめくるとつかさのクラスがあった

淳平は素直に思った

(かわいい・・・)

他の生徒と比べるとずば抜けてる

(こんなかわいかったけな〜)

さらにめくると文集のページがあった

(お、読んでやろうっと)

4年前・・・

「つかさ〜文集書いた??」

「ん〜何書いていいかわからないよ・・・」

「将来の夢とかないの??」

「夢・・・お嫁さんかな??」

「プ、今どき小学生でもそんなこと言わないよ、でもその相手は誰かな〜ひょっとしていつもベッタリの淳平くんかな??」

「ちょ、トモコやめろ!!」

小学生からからかわれるつかさ

「もういい!!あたし書いちゃう!!!!」

つかさはやけになり書いてしまった


6年1組 西野つかさ

あたしの将来の夢は大好きな人のお嫁さんになることです

あたしは今好きな人がいます、その人はとても優しくて

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

その後もびっしり書いてあった

そして卒業式の日アルバムをもらいつかさの文集を読んだ友達からからかわれたのはいうまでもない

しかしつかさが好きな人はトモコしか知らないので誰かは知られないですんだ

(なんだ、この文集・・・)

淳平は笑いが止まらなかった

そこへちょうどつかさが戻ってきた

「お待たせ〜♪」

そして淳平がアルバムの文集のページを開いてるのに気づく

「ダメ〜!!!!!」

つかさがアルバムを奪った

「なんだよ、もう読んじゃったぞ!!お嫁さんか〜」

つかさは今でもなんでそんな事を文集に書いたかわからない

「で、その人って誰だよ!?教えてくれよ」

つかさはしばらく黙ってたが口を開いた

「・・・淳平くんのことだよ・・・」

「は!?」

ビックリする淳平

「小学生が書いたことだから気にしないで!!それよりホラお菓子食べよ!!!!」

(つかさが俺のこと好きだった・・・!?)


[No.622] 2007/11/12(Mon) 21:57:58
一途な想い 第9話 (No.622への返信 / 9階層) - ギムレット

「ここはだからこうして・・・」

「あ、なるほど!!淳平くんって頭いいね」

「こんくらい普通だろ」

つかさに勉強を教え始めて2時間がたった

淳平はつかさが昔、淳平のことを好きだったといったことがまだ頭から離れなかった

(今はどう思ってるんだろ・・・)

「淳平くん!!ほら次教えて!!!!」

「あ、わりぃ、どれどれ」

ザァー

「あ、雨降ってきたね」

「こりゃ、本降りだな」

つかさの母の声が聞こえてきた

「つかさ〜ちょっと降りてきて〜」

「は〜い」

すぐにつかさは戻ってきた

「お父さん傘持っててないからお母さん駅まで傘持ってくんだって、だからお留守番しててだってさ」

「ふ〜ん、じゃあ俺も帰るかな」

「え、もう??お母さん帰ってくるまでいてよ〜」

「わかったよ・・・」

勉強も終わり2人はテレビを見ていた

「なんか暇だな〜」

「そうだね〜あ、マッサージしてあげようか、疲れたでしょ?」

「ああ、よろしく」

「じゃあ、うつぶせになって」

淳平がうつぶせになるとつかさは馬乗りに乗ってきた

「お、おい・・・」

「もう、動かないで!!マッサージできないじゃない・・・」

「ああ、ごめん・・・」

つかさは淳平の腰をほぐしてくれていた

その時・・・

ドカァーン!!!!!

カミナリが落ち停電になった

「キャー!!!!!」

つかさが抱きついてきた

「おい、つかさ!!!」

「あ、ゴメン、私カミナリと暗い場所苦手で・・・」

「いや、それは知ってたけど、もう高校生だろ・・・」

「ゴメンね、でも淳平くん居てよかった・・・私1人だったらどうなってたか」

「怖がりだな〜つかさは」

「もう、ほっといてよ!!」

「そんなこというと帰るぞ」

「え、ちょっと待って!!!せめて電気つくまで居て!!!!」

「はは、冗談だよ♪からかってみただけ」

(やっぱ、つかさといると心地いいな〜つかさとはこのままの関係が一番いいよな、変に意識したらこの関係が崩れそうだし・・・でも俺は・・・)

その後2人は肩を寄せ合ったまま5分が過ぎた

2人に会話はなかったがつかさが沈黙を破った

「ねぇ、淳平くん??」

「ん、どうした!?」

「私たちの関係ってなんなんだろうね??淳平くんは私のこと妹とか幼馴染としか思ってないんだろうけど・・・でも・・・私は・・・・・・・」

薄暗くてあまりよく見えないがつかさの眼にはうっすら涙が見えた

(つかさ・・・・・・)

そんなつかさを見て思わず抱きしめた

「淳平くん・・・・・?」

淳平は心の奥底にずっとあった想いを打ち明けた

「ごめんな・・・俺ずっとつかさのこと好きだったみたいだ、でもそんなこと言ったら俺たちの関係が崩れると思って・・・」

「そんなことないよ、私たちはずっと一緒だよ、これまでもこれからも・・・」

「つかさ・・・」

「淳平くん・・・」

2人の唇は重なった


[No.631] 2007/11/18(Sun) 22:50:25
一途な想い 第10話 (No.631への返信 / 10階層) - ギムレット

つかさと付き合い始めてから1週間がたったが今までずっと一緒に行動してたせいかこれといって進展はなかった

学校は朝一緒に登校し、お昼を一緒に食べ、帰りも一緒に帰る

ただ変わったことは2つ・・・

1つは行き帰りに手をつなぐようになったこと

これはつかさと1か月してたので特に恥ずかしさもなかった

ただもう1つの方が問題で甘えん坊だったつかさがさらに甘えん坊になったことだ

人目も気にせずベタベタしてくる

1番困るのは昼飯の時に・・・

「はい、淳平くん、あ〜ん♪」

「おい、つかさ!!」

「ん、いいからいいから♪」

このありさまだ、当然周りの視線が痛い

でも俺はこんなつかさが好きなんだと思う・・・

今日は土曜日

朝から具合が悪い、しかし今日は親もいない

(あ〜これは本格的にヤバイな〜風邪かな・・・)

しばらく我慢してたがめまいがしてきた

(あ〜誰かに助けてもらおう・・・)

俺は頭に1番につかさが浮かんだのでつかさに電話した

「・・・・・もしもし・・・つかさ・・・・・!?」

「淳平くん?なんか元気ないね」

「助けて・・・」

「え・・・?」

バタッ

淳平は倒れてしまった

「もしもし!!淳平くん!!!!!」

しかし反応がない

すぐにつかさは駆け付けた

玄関は鍵がかかっていたがつかさは鍵の隠し場所を知っていた

「淳平くん!!!」

「ハァハァ・・・」

「ひどい熱・・・救急車呼ばなきゃ!!!」

そして救急車で運ばれている間つかさはずっと寄り添っていた


[No.637] 2007/11/22(Thu) 21:53:05
一途な想い 第11話 (No.637への返信 / 11階層) - ギムレット

(・・・・・・・・ん、あれ、ここは!?)

淳平はベッドの上にいた

「あ、気がついた!?よかった〜」

つかさは一安心したようだ

「つかさ、俺はいったい・・・」

「インフルエンザだって〜夏なのにねぇ」

「ごめんな・・・迷惑かけて」

「ほんとだよ!!もう、心配したんだからぁ〜ばかぁ!!もっと悪くなる前に私に教えてよ!!!」

つかさは泣いている

「おいおい、泣くことないだろ」

「でも、よかった〜気がついて、ところで家にだれもいなかったけどおじさんとおばさんは?」

「ああ、父さんはゴルフで母さんは婦人会の旅行だってさ」

「ふ〜ん、じゃあ携帯番号教えて、私が連絡しとくから」

「・・・俺、ひょっとして今日家帰れないの!?」

「当たり前でしょ!!3日間の入院だって」

「はぁ〜・・・」

そして両親の携帯番号をつかさに教えた

「じゃあ、ちょっとかけてくるね♪」

10分後つかさは戻ってきた

「なんか、2人とも夜中になるみたい・・・でも2人とも≪つかさちゃんがいるなら大丈夫!!≫だってさ〜」

「悪いな・・・でもそばにいたらうつるぞ」

「大丈夫♪私こう見えて丈夫だから!!!」

つかさは就寝時間までそばにいてくれた

そして次の日も1日中そばにいてくれた

「なぁ、することなくてヒマなんじゃない!?俺に気使わないで帰ってもいいよ」

「いいの!!私は淳平くんがそばにいるだけでいいんだから」

つかさは自分で言っといて顔が赤くなった

両親は昼にきたがすぐ帰ってしまった

どうやら2人とも忙しいようだ

そしてもう1人・・・

つかさと談笑していると一人の女の子が現れた

「あの〜失礼します」

2人は振り向く、そこには2人の知っている顔だった

「繭子ちゃん!?どうしてここに・・・」

「なんでって、昨日メールしても返してくれないし、外村くんから連絡してみてってお願いしたけど外村くんも連絡つかないみたいだから変だな〜って思って外村くんに住所聞いて家に行ってみたらおばさんが入院してるって言ってたから病院を聞いてきたんです」

繭子は一気に説明した

(繭子ちゃんって外村ともメールしてるんだ・・・)

「とりあえず、ゴメンね・・・」

「あたしこそゴメンナサイ・・・勝手に来ちゃって」

「へぇ〜淳平くんって繭子ちゃんとメールしてるんだぁ〜」

「つ、つかさ・・・」

つかさは怒っているようだ

確かに淳平は繭子とメールしていたがつかさと付き合ってからはほとんどしていなかった

そんな2人の雰囲気を察したのか

「あれ、もしかしてお二人って付き合っているんですか・・・?」

「うん、そうだよ!!」

淳平が答える前につかさが答えた

「あ、ゴメンナサイ、お邪魔してもう帰りますね」

淳平とつかさが何も言うまもなく繭子はでていった

「真中さん・・・彼女いたんだ・・・・・・前会ったとき彼女いないって言ってたのに・・・・・」

一方病室では

「淳平くん!!私以外の女の子とメールとか電話しないで!!」

「うん、でもあっちからきた場合はしょうがないだろ!?」

「・・・まぁ、それくらいならいいけど・・・」

つかさは嫉妬していた

「淳平くんだって私が男の子とメールしてたら嫌でしょ??」

(確かにそれはイヤだ・・・)

「イヤだな・・・」

「でしょ!?だからこれからはメールしないで!!」

「わかった」

夕方になり淳平は退院し家に戻った


[No.664] 2007/12/02(Sun) 17:21:03
一途な想い 第12話 (No.664への返信 / 12階層) - ギムレット

退院してはやいもので1か月が過ぎた

晩御飯が終わり部屋でくつろいでいると父親に呼ばれた

なんでも大事な話があるらしい

「で、何!?」

父親の顔は真剣だ

「実はな・・・父さん転勤することになってな」

「え!!どこに、北海道とか!?」

「イギリス・・・」

「・・・・・・・は!?」

淳平はものすごく驚いている

あいた口がふさがらない

「父さんの会社な、イギリスにもあるんだよ、だから行くことになった」

「へぇ〜」

「でな、お前はどうする!?別にここに残ることもできるけど家事とか大変だし、できればお前にもついてきてほしい・・・一家でイギリスに住みたいと思ってる」

淳平はつかさのことを考えた

しかし親の頼みである

そして淳平は優しいので親に気をつかった

「ふ〜ん、じゃあ俺も行くよ!!」

父親が申し訳なさそうな顔をする

「すまんな・・・」

「いいって、いいって、でいつ行くの!?」

「来週には行くと思う」

話も終わり自分の部屋に入って行った

(はぁ〜イギリスか・・・行くって言ったけどどうしよ・・・)

淳平はつかさのことを考えた

当然イギリスに行ったら会えなくなるのである

(つかさがいない生活とか考えられないな・・・)

12、3年も一緒の行動をしてきたのである

それはつかさにとっても同じことだ

(でも仕方ないか・・・明日つかさに言おう)

そして翌日

淳平はつかさの家に行った

「あれ、どうしたの?」

つかさは笑顔だ

「ちょっと話があるんだ、今からウチに来てくれ」

淳平の真剣な表情がつかさを不安にさせる

(まさか別れるとかじゃないよね・・・?)

淳平の家につき部屋に入る

重い雰囲気を淳平の口が割る

「あのさ、話って言うのはさ父さんのことで・・・」

「おじさんがどうかしたの??」

「実は転勤することになってさ・・・」

「え、何処に!?」

「・・・イギリス」

「え!?」

つかさはものすごく驚いている

「でさ、親に迷惑かけたくないし、俺も行こうと思うんだ・・・イギリス」

つかさははっとする

「そんなのヤダ!!!!!」

これまで聞いたことのないような大声だ

「仕方ないんだ・・・俺は残ってもイイらしいんだけどやっぱ迷惑かけたくないし」

つかさは半べそ状態だ

「淳平くんと会えなくなるなんてイヤだよぉ・・・」

「ゴメン・・・でも俺つかさのこと好きだし、俺もつらいんだ」

淳平もつかさのことが好きだがつかさの好きは比べ物にならない

淳平がつかさのことを100%好きだとしたらつかさは200%くらい好きなのだ・・・いや好きをとおりこして愛している

つかさにとって淳平はこの世でたった一人の男の人である

淳平がいない生活など考えられない

「ゴメン・・・帰るね」

つかさは泣きながら帰って行った

そして自分の部屋でベッドにうずくまりひたすら泣いていた

「ウッ・・・ウッ・・・・」

もう一生涙がでないんじゃないかというくらい泣いた

(淳平くん・・・)


[No.710] 2007/12/14(Fri) 23:48:54
一途な想い 第13話 (No.710への返信 / 13階層) - ギムレット

次の日の朝つかさは5時に目が覚めた

淳平のことを考え泣きながら寝てしまったのだ

(あれ、あたし寝ちゃったんだ・・・)

目が少し腫れているように見える

だいぶ泣いたようだ

そして再び淳平のことを考える

(淳平くん・・・)

淳平のことを考えるとまた涙があふれてくる

(やだよ・・・行かないでよ・・・・・淳平くん・・・・・)

しかしもう決まったことだ

だが離れたくない気持ちが大きい

つかさはある決断をする

(よし!!おじさんに頼んでみよ!!!!!)

今日は日曜日なので淳平の両親も休みだ

つかさは朝から淳平の家に電話をした

「もしもし、つかさですけどおばさんいますか?」

「あら、つかさちゃんどうしたの!?」

「ちょっと大事な話があるんで・・・おじさんいます!?」

「ええ、いるけど・・・」

「じゃあ、今から行きますから」

ガチャ

「え、つかさちゃ・・・」

電話は切れてしまった

(なんかつかさちゃんらしくないわね・・・)

そんなことを思っているとすぐにチャイムが鳴った

ピンポーン

今淳平の家の居間には4人がいる

「それで話ってなんだい!?と言っても転勤のことなんだろうけど・・・」

「はい、おじさんとおばさんはあたしと淳平くんの関係知ってますよね?」

当然淳平からいろいろ聞いていた

「もちろんよ!!」

「なら話が早いです」

「あたし淳平くんと離れたくないんです!!!!」

突然大声で言い放った

「つかさ・・・これはしょうがないことなんだよ・・・」

淳平は少し低めの声で言った

「まあ、待ちなさい、でも淳平一人を残してもねぇ、家事もできないし・・・」

「あたしが毎日来てします!!料理も洗濯も・・・なんてったってあたし淳平くんの彼女ですから!!!!」

つかさはどうにかして淳平を引き留められないか考えていた

その結果つかさが全てをするという結論にたどり着いたのだ

「つかさちゃんがそこまで思っているならしょうがないわね・・・あたしは賛成よ♪」

淳平の母は笑顔でいった、そしてつかさの表情が明るくなる

「ホントですか!?おじさんは??」

「私もつかさちゃんがそこまで言うなら仕方ないな・・・淳平のことよろしく頼むよ!!」

「任してください♪」

つかさは満面の笑みだ

一方淳平は困った顔をしていた

「淳平くん・・・!?」

つかさは少し不安になる

「なあ、父さん、母さんホントにいいのか!?」

「あら、だってあんたもつかさちゃんと離れたくないんでしょ!?」

(俺は・・・)

少し考える

「離れたくない・・・」

「じゃあ決定でしょ!?それからもっと笑顔になりなさい!!そしてつかさちゃんを支えてあげなさい!!!男の子なんだから」

「分かった!!俺ここに残るよ!!!!!」

来週から淳平とつかさのほぼ2人きりの生活が始まることが決定したようだ


[No.715] 2007/12/18(Tue) 23:33:59
一途な想い 第14話 (No.715への返信 / 14階層) - ギムレット

淳平の両親も出発しいよいよ2人きりの生活が始まった

「じゃあ今日からよろしくお願いしまぁ〜す♪」

「ホントに大丈夫か〜?」

「当然淳平くんも手伝うんだからね?」

「・・・へいへい」

朝、学校へ行く途中の会話である

学校はあと2週間で夏休みに入るようだ







放課後

「もう少しで夏休みかぁ〜淳平くんなんか予定ある?」

帰り道晩御飯の買い出しのためスーパーへ向かってる2人

「ん〜特にないかな、つかさは!?」

「あたしも特にないかな・・・」

つかさは淳平の顔を覗き込む

「どうした!?」

「へへ、じゃあ夏休みはずっと一緒にいられるね♪」

かわいらしい笑顔

いろんな男がつかさに惚れる理由がわかる

「どっか連れてってあげるか!?行きたい場所とかないの?」

「え〜淳平くんは!?」

「俺?俺はつかさの行きたいとこならどこでもいいよ」

少し恥ずかしそうにするつかさ

「あたしも・・・・・淳平くんと一緒ならどこでもいいよ・・・・・・」

淳平の心が揺れる

(ヤバい・・・カワいい・・・・・・・・・・・・)

自分では気づかないうちに男のツボをとらえている

「そ、そうか楽しみだなぁ〜夏休み・・・」

とっさに話題をそらした







買い物も終わり淳平の家についた

「ただいま〜」

元気いっぱいに言うつかさ

「ただいま〜てなんだよ(笑)」

「だってこれから毎日来るでしょ?だからただいまなの!!」

家に入りリビングのソファーに腰掛け一休みしようとする淳平

「じゃあ晩御飯つくるねぇ♪」

「よろしく〜」



トントントントン

包丁の音が聞こえてくる

「お待たせ〜」

今日のメニューはオムライス

オムライスにはケチャップでハートが書いてあった

「へへ、書いちゃった♪」

(なんか照れるな〜)

「いただきまぁ〜す!!」

一口食べ驚く

「・・・ウマい!!」

「ホント?良かったぁ〜」

パクパクとドンドン口に運ぶ淳平

その様子をじーっとみているつかさ

淳平はその視線に気づく

「・・・食べ方きたなかった?」

「ん〜ん、なんか新婚さんてこんな感じなのかなって思ったの」

「つかさ・・・」

2人はいい感じであった


[No.727] 2007/12/26(Wed) 23:08:34
一途な想い 第15話 (No.727への返信 / 15階層) - ギムレット

夏休みも半分が終わり夏休み中つかさは毎日来てくれていた

そしてこれからもずっと来てくれるだろう

淳平は自分の中であることを考えていた

「つかさ〜来週の日曜日あけといてな」

「え、どうしたの?」

「ん、つかさにお礼がしたくてさ」

そういってつかさの頭をなでる

ナデナデ

「そんな・・・別にいいのに・・・・」

頭をなでられれるせいか少し顔が赤い

そして日曜日・・・

2人は海に来ていた

「もう、海に行くなら行くって言ってよ!水着持ってきてないいじゃん・・・」

つかさは少し怒りモードだ

「別に泳ぎにきたんじゃねぇよ、ただ海が見たくなってさ」

(もう、あたしにお礼がしたかったんじゃないの!?)

「淳平くん、昔から海見るの好きだもんね♪」

淳平は昔から悩み事があったりしたら海にきていた

「じゃあ、あたしも見よっと♪」

そういって淳平の隣に座り込む

ザザー

周りは何の音もしなくただ波の音だけが聞こえる

2人の会話もない

そして1時間が過ぎた

つかさはいい加減場所を移動したかった

(いつまで見んの・・・?)

つかさがそんなことを思ってると淳平が沈黙を破る

「なあ、つかさ・・・」

「なぁに、淳平くん?」



・「俺と結婚しないか・・・?」







「えっ!?」

つかさはいきなりのプロポーズに驚く

「やっぱ、イヤか・・・!?」

淳平がうつむきながら言う

「そんなことないよ!」

しばしの沈黙

「うれしいよ、でも・・・まだ高校生じゃない?あたしたち」

「だからつかさが卒業したらだよ、別に今じゃなくていいんだ」

淳平はニコッと笑う

「俺さ〜つかさがウチにきて料理を作ってくれたり掃除してくれたりするのを見てさ、なんかずっとこんな状況が続けばいいなぁ〜て思ったんだ」

そしてつかさの目を見る

「俺、もうつかさがいなきゃダメだわ・・・これからもつかさ以外の女の子とかいないと思う」

ザザー

相変わらず波の音だけが聞こえる

「うれしい・・・ありがとう」

つかさは泣いている

「・・・あたしも・・・・淳平くん以外の男の人なんて考えられない・・・」

手で涙を拭き笑顔になる

「なんか変だね〜結婚の約束をしてる高校生なんて!!」

「ハハ、そうだな」

2人は立ち上がり海沿いの道を歩いて行った

2人のつながった手はこの先どんなことがあっても離れないだろう


[No.737] 2008/01/08(Tue) 23:45:52
一途な想い 第16話 (No.737への返信 / 16階層) - ギムレット

「え〜プロポーズ!?」

「バカ!声が大きい!!!」

夏休み明けつかさはトモコに海に行ったことを話した

「それでそれで受けるの?」

トモコは少し興奮気味だ

「うん・・・卒業したらね♪」

「いいな〜つかさはそういう相手がいて・・・」

「トモコだって彼氏作ればいいじゃん、トモコカワイイからすぐ彼氏できるよ♪」

「・・・あんたに言われても嫌味にしか聞こえないわ」

「なんでさ〜」





一方の淳平は外村にプロポーズのことを話していた

「プロポーズ!?」

「バカ!声がデカイ!!!」

このやり取りはつかさたちと同じだ

「お前・・・本気か!?」

「これは考えた結果なんだよ、後悔なんてしないし・・・」

「まあ、お前がいいならいいけどさ〜」

2人はホントにいい親友をもった

帰り道・・・

「トモコにプロポーズのこと話したんだ!!」

「え、俺も外村に話したよ!?」

「ホント〜やっぱ嬉しいことは話すよねぇ〜」

今日はつかさが寄りたいとこがあるというので付き添いだ

「なぁ、どこ行くんだ!?」

「ん〜秘密♪」

しばらくするとある店についた

「ここは!?」

「ここはね、アクセサリーの店だよ」

店内はカワイイアクセサリーでいっぱいで淳平にとってはアウェイな感じだ

「ペアリング買おうよ!!」

つかさは淳平となにか同じものが欲しかった

「あ、俺払うよ」

2人はペアリングを買った

店の外に出てお互い左手の薬指にはめた

「へへ〜お揃い♪」

「なんか結婚指輪みたいだな」

「結婚指輪は今度買ってねぇ〜」

2人はこの指輪がある限りつながっていける


[No.746] 2008/02/01(Fri) 19:39:45
一途な想い 最終話 (No.746への返信 / 17階層) - ギムレット

時が過ぎるのも早いものでつかさの誕生日は過ぎクリスマスも過ぎた

当然一緒にいる2人

そしてその後の時間もあっという間に過ぎ今日は淳平たちの卒業式

「はぁ〜淳平くんいなくなっちゃうのかぁ・・・淋しいなぁ〜」

学校に登校しながらのなにげない会話

淳平が卒業してしまうのでつかさは淳平のいない学校生活を1年送ることになる

「どうして同い年じゃないんだろうねぇ〜」

「まぁ、そう言うなって・・・俺も淋しいよ」

淳平は就職が内定している

本当は大学への進学を考えていたがつかさとの結婚を考え就職することにしたようだ

「別に毎日会えるんだしさ、大丈夫だろ!?」

「ん〜あたしは大丈夫だけど淳平くんがなぁ〜」

「え、俺?」

「だって就職先にカワイイ子がいるかもしれないじゃない?そしたら浮気しないかぁ〜て思って」

「あのなぁ・・・信用しろよ」

「あはは、冗談だよ♪」

卒業式も終わり2人は屋上に来ていた

2人は柵に寄りかかりながら夕日を見ている

「なぁ、つかさ?」

「ん、なに??」

振り向いたつかさの顔は笑顔だ

「俺、一生つかさの傍にいるから・・・」

「あたしも一生淳平くんの傍にいるよ♪」

「絶対約束する!!」

「じゃあ約束♪」

つかさは小指を突き出し、お互いの小指が交わった

「帰ろっか!?」

「うん!!」

屋上を後にし校門のところまでやってきたが淳平がそこで立ち止まった

「どうしたの淳平くん??」

「ん、いや、もうここに来ることもないなぁ〜て思って」

「じゃあ放課後あたしを迎えにくれば?」

「はは、そうだな、また何回か来ることがありそうだな・・・」

夕日が2人を照らすなか

お互いの手はしっかりと結ばれておりもう離れることはない

2人ならどんな困難でも乗り越え幸せになれるだろう


fin〜

最後の方焦ってしまい急展開になってしまいすいません・・・

自分なりにいい出来だったと思います


[No.773] 2008/02/04(Mon) 22:38:07
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