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   二つの初恋〜はじめに〜 - 湖畔 - 2007/12/04(Tue) 12:49:41 [No.677]
第一話 - 湖畔 - 2007/12/04(Tue) 22:54:44 [No.683]
第二話 - 湖畔 - 2007/12/05(Wed) 13:02:10 [No.685]
第三話 - 湖畔 - 2007/12/08(Sat) 14:55:39 [No.690]
Re: 第三話 - 湖畔 - 2007/12/10(Mon) 17:36:18 [No.693]
第五話 - 湖畔 - 2007/12/14(Fri) 16:26:43 [No.707]



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二つの初恋〜はじめに〜 (親記事) - 湖畔

はじめまして。湖畔と申します。誤字、脱字もあるかと思いますがどうぞよろしくお願いします。

[No.677] 2007/12/04(Tue) 12:49:41
第一話 (No.677への返信 / 1階層) - 湖畔

今日は泉坂高校入学試験結果発表の日。

淳平「行くか・・・・あぁ合格してっかなぁ・・・落ちてたら・・・どうしよう・・・・」
この自信無さげな中学三年生の名は真中淳平。どこにでもいるような中学生である。ただ、少し違うところはあるが・・・・・・・・

そして淳平は中学校の友達と一緒に見に行くため、集合場所の
公園に向かった。

小宮山「よぉ真中!さ、いこーぜ。」

この男は小宮山。中学校の親友である。無類の女好きで背が高い、
いかにも肉体労働が似合いそうな男である。しかし、他人のことを
思える、やさしい男だ。

大草「冷やかしに来たぜ!」
淳平「来なくっていいっつの!」
大草「ま、いいじゃん♪落ちたらなぐさめてやるからよ♪」

この男は大草。すでに泉坂にサッカー推薦で入学が決まっている
真中の親友である。ちなみになんでもできて異様にモテる。

淳平「演技でもないこと言うんじゃねえよ!!」
三人「ハハハハハ」

この三人はとても仲がよかった。

そしてその後、三人は他愛のない話をしながら泉坂高校へ向かった

そして現地に到着した。

淳平「うぅ緊張すんなぁ・・・・・・・・」

大草「大丈夫だって!お前頑張ってたじゃん!」

淳平「そだな。見に行こうぜ。小宮山!」

小宮山「おぉーーーーーーー!」

淳平「ええっと・・・・253番・・・・・・あっ!あった!
受かったあ!」

小宮山「俺もうかってたぜ!やったーーーーーーーーーー!」

大草「よかったじゃん。お前ら♪」

淳平「二人とも高校でもよろしくな!」

大草・小宮山「おお!」

淳平「ちょっとトイレ行って来るわ。なんかホッとしたらいきたくなった・・・・・・・」

大草「はは。真中らしいや。行って来いよ。」

淳平「おお!先行っといて!」

淳平はダッシュでトイレに向かった。

ドンッ

途中で人にぶつかってしまった。相手は金髪のとびっきりの美少女だった。

???「いったぁーい!もう!気をつけてよ!」

淳平「ご・ごめん。て、手伝うよ。(うっわ。可愛い・・・)

淳平は拾いながらその美少女を見て、すなおにそう思った。

???「もういいよ。手伝ってくれてアリガト♪」
淳平がぶつかったのにその美少女は感謝の気持ちを言っていた
そして、その美少女は口を開いた

???「あたし、西野つかさ。あなたは?」

淳平「ま、真中淳平です。よ、よろしく」

西野「ふーん。淳平君か。いい名前だね。じゃあね!」
そういうとつかさは走って去っていった。

そしてこの時二つの運命が動き始めた・・・・・・・・・・・・・


[No.683] 2007/12/04(Tue) 22:54:44
第二話 (No.683への返信 / 2階層) - 湖畔

淳平はしばらくその場に立ちつくしていた。

淳平(今の子誰なんだろう・・・・メチャクチャかわいかったし・・・また、会いたいな・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でもなんでドキドキしてるんだろう・・・俺今までこんな気持ちなったこと無い・・・・・・もしかして・・恋なのか・・・?)

淳平はそんなことを考えながら、フラフラと大草たちの所に戻った

大草「おそかったなー。・・・・・ん?どうした真中、ボーっとして?」

淳平「なあ大草・・・・おれさ、恋してしまったかもしんねぇ」

大草・小宮山「はぁ!?」

二人は露骨に驚いていた。それもそのはず。淳平は今まで一度たりとも恋愛感情を持ったことが無いことを二人は知っていたからだ。

二人は興味深深のようで、淳平に洗いざらいそのことを吐かせた。

大草「へぇー金髪の美少女ねえ?でも真中が恋するってことは
相当可愛いのかもな。だってお前、あの東城にも恋しねえぐらいだからな。」

大草の言っている人物は、東城綾。泉坂中学のヒロインのような存在で、男子の視線を一斉に浴びていた。
容姿端麗 頭脳明晰の非のうちどころの無い美少女である。
そして同時に、淳平の幼馴染でもあった。そして東城が淳平のことが好きなことも、大草は知っていた。だが淳平は、ただの幼馴染としか東城のことを見てはいなかった。

そんな東城を恋愛関係としてみない淳平が恋をしたぐらいだから、どんな美少女だろうと大草と小宮山は非常に興味があった。

そしてその話をしながら三人は、家に帰る道を進んでいった。

大草・小宮山「じゃあなーまた明日!」

淳平「おお!じゃあな〜!」

そういって三人は別れた。

淳平「あーあ それにしてもあの子かわいかったな・・・・・
また会いたいな・・・・」
淳平はつい、思ったことを口に出してしまっていた。

すると、向こうで何やらかわいらしいこえが聞こえてきた。

西野「じゃあね トモコ!」

それは間違いなく西野つかさであった。

運命であろうか。神様はもう一度二人を巡り合わせた・・・・・・

淳平は思った。

(これって運命!!?)と。

そして自分でも顔が笑顔になっているのがわかった。

しかし急にその顔は凍りついた。

不良「君可愛いねー。どうだい?俺と遊ばない?」

西野は連れて行かれそうになっていた

西野「だ 誰か・・・・助けて・・・」

淳平の体は勝手に動き 一直線にそこへ向かっていた・・・・・


[No.685] 2007/12/05(Wed) 13:02:10
第三話 (No.685への返信 / 3階層) - 湖畔

勝手に体が動いていた。西野を助けることしか淳平は考えていなかった。
淳平「てめぇー!なにしてやがる!」
バキッボコッドカッ__________________________________________________________

淳平「ん?どこだろうここ???ベッド?病院?俺は確か・・・・・
西野さんを助けようとして・・・・・・・・・・」

そう言った淳平の顔はどんどん青くなっていく。

淳平「そうだ!西野は!?助かったのか!?」

東城「落ち着いて!真中君!あの女の人は大丈夫だから!」

淳平「と、東城!?な、何でここに?いや、それよりあの子は助かったのか!?」

東城「うん。大丈夫だったみたいだよ。真中君のおかげでね。でも、とりあえず落ち着いて?ねっ。」

東城の一言で淳平は我に帰った。

淳平「そ、そっか、ご免な東城。取り乱して・・・・・・・・・それに付き添ってくれてたんだな・・ありがとう。」

東城「いいよいいよ。おばさんに頼まれたっていうのもあるけど、真中君が心配だったし。またあの時のようなことになってないかって」

東城は泣いていた

あのときのことと言うのは、今は言わないでおこう。
ただ、その事件で東城は真中のことが好きになったと言うこと、
そして、本当はそのときから運命は動き出していたこととだけ
言っておこう。

話は病室に戻る。

淳平はあの事件を思い出しながらも、目の前で自分のために泣いている東城に心から感謝していた。だがそれは、一人の女性としての
東城にではなく、幼馴染としての東城への気持ちだが。

淳平「ありがとう。東城。」

素直に淳平はそう言った。

東城は涙を拭きいつもの可憐な顔に戻り口を開いた

東城「うん。ねぇ真中君・・話変わるけどね・・・・・・あたしね・・・・・・・好きな人がいるの。」

淳平「そうなんだ。おれは応援するぜ。お前だったら絶対いけるって!自信もて!でもなんで俺にそんなことを・・・・・・?」

東城「真中君だから・・・・・・・・」

東城はしたを向き、頬を赤らめて言った。

淳平「へ?それどういう・・・・・」

淳平が質問しようとするが、東城の声でさえぎられた。

東城「その人はね、優しくて、素直で前向きで、大きな夢を持っていて・・・・・いつも私を笑顔で励ましてくれた・・・・・・・」

病室に静寂が流れた。鈍感な淳平もこれからなにがあるのか感づいたのであろう。

東城「その人は・・・・・真中淳平・・・・・いま目の前にいる、
私の初恋の人・・・・・・」

突然の告白に淳平は唖然としていた・・・・・・・・・・・・・

病室にはさわやかな東からのかぜが窓から入り、二つの体に

やさしく吹きつけていた。


[No.690] 2007/12/08(Sat) 14:55:39
Re: 第三話 (No.690への返信 / 4階層) - 湖畔

淳平(東城が俺の事好き!?そ、そんな・・・・・気付かなかった・・・で、でも俺には西野が・・・・・・いや、西野は俺のことなんてどうも思ってないだろうな・・・・・・東城のことは・・・
いいやつだと思ってる。でも俺は・・・・・・俺は・・・・・)

病室には沈黙が流れている・・・・・・・・

すると東城が口を開いた。

東城「あたしは・・・・・本気だよ・・・・・・・・・本気で
真中君が好き・・・・・真中君は・・・真中君はどうなの・・?」

淳平(東城・・・・本気なんだ・・・・・・俺は東城といる時間
は好きだ。東城と・・・付き合っても・・・・・)

だがその瞬間、合格発表の日を思い出した。

淳平(おれは・・・・西野が・・・・・・好きだ!)

淳平は心を決めた。

真中「俺は・・・・東城のことは幼馴染としか・・見れない・・
ごめん・・・・東城・・・・・・・・・」

その瞬間、東からの風は止み、一人の美少女は口を開いた。

東城「・・・・・・・そうだよね・・・・・あたしなんて・・・・
ごめんね・・・変な事言って・・・・・真中君には・・・・・
好きな人が要るって大体気付いてたんだ・・・・・・でも、
それを認めたくなくて、真中君を・・・離したくなかったんだ・・・・でも・・・・・ありがとう・・・素直に言ってくれて」

淳平「東城・・・・ホントにごめん・・・・・・・・」

東城「いいのよ真中君・・・謝らないで・・・・・・・でも・・・
ひとつだけいい?」

淳平「な、何?俺のできることならするから・・・・・」

東城「じゃあ・・私と今までどおり幼馴染でいてくれる・・・・・?」

淳平「そ・それでいいの・・・・?」

東城「うん・・・・それで十分・・・・」

淳平「うん、分かった。それじゃあこれからもよろしくな、東城」

二人は固い握手を結んだ。

東城「じゃ・・じゃあねっ!また学校で!早く直してね!」

東城は涙を淳平に見せないように、病室から出ていった・・・・

そのころ・・・・・・
〜西野宅〜

西野「あたし、お礼言ってくる!真中淳平君に!」

西野母「大丈夫なの・・・?」

西野「うん いつまでも怖がってても生きていけないし・・・・
それに早く淳平君に会いたいんだ!」

西野(淳平君・・・・君は覚えてるのかな・・・あの日のこと・・
あたしと君が始めてあったあの日のこと・・・・・
今行くからね。あたしの思い・・・・・伝えに・・・・・)

病室にはさっきまでと違った西からの風が静かに吹き始めていた。


[No.693] 2007/12/10(Mon) 17:36:18
第五話 (No.693への返信 / 5階層) - 湖畔

西野は歩きながら「あのこと」を思い出していた。

それは西野つかさと真中淳平が初めて出会った時のことであり、

東城が淳平に恋をした出来事でもある(西野はそのことは知らないが)

=四年前=

淳平「うわーここが京都かあーなんか・・・すごいな・・・
なあ大草、小宮山、すっげ−な!」

大草「はしゃぎすぎだっての。まあ気持ちはわかっけどさ」

小宮山「俺たちの住んでるとこと違っていい空気だしなぁ!」

淳平「うーん。修学旅行万歳!」

この時淳平たちは泉坂小学校六年生。奈良・京都に修学旅行に来ていたのだ。

そして淳平たちは京都の寺や神社を見て回っていた。

淳平は、(ビデオカメラ持ってくれば良かったな・・・・)と
後悔していた。

淳平がそんなことを考えている時・・

〜帯広小学校六年生〜

トモコ「つかさぁ、あんたこの修学旅行でまた告られるんじゃないのぉ。」

西野「ちょっトモコ!!!そんなことないって!!!」

西野とトモコはこの時は帯広に住んでいた。だが、親の会社が同じなため、転勤で今は泉坂に住んでいるのだ。

トモコ「ハハハ♪つかさちゃん怒ってかわいいでちゅねー」

トモコは今もこのころも西野をからかっていた。

西野「もう!いいかげんにしろよな!」

西野はほっぺたをぷうっと可愛らしく膨らまして怒っていた。
それがまたなんともかわいくて、話を聞いていた男子たちは
でれーっとしていた。もちろんつかさはこのころから可愛く、
モテモテだった。

トモコ「ハハハ♪かーわーいーいー♪」

西野「もう!トモコったら!」

そんな話をしながら京都をまわり、(このとき帯広小学校も修学旅行で京都に来ていた)夜になった。そして一同はホテルで楽しいときを過ごしていた。

〜そのころ淳平たち〜

淳平たちも旅館につき、楽しいひとときを送っていた。

淳平「ハハハ!おらー食らえ大草ぁー」

バシッバシ

淳平たちが枕投げにハッスルしていたその時、
一人の生徒が叫んだ。

生徒「おい!あれ火事じゃねーの!?」

みんなが外を見ると、ホテルらしきものが燃えていた。

淳平「あれやべーんじゃねーの!?」

このホテルは西野やトモコが泊まっているホテルだった。

(もちろん淳平たちは西野やトモコのことなどしっているわけがない。まだあってもいないのだから)

消防士「女の子が一人閉じ込められてます!!名前は
西野つかさ!帯広小学校六年生!」

西野は中で逃げ遅れてしまって閉じ込められていた。

そして何を思ったのだろう、淳平は旅館からとびだし
燃え上がる炎のほうへ向かっていた。

なぜかは本人も分かっていない。

だが淳平の体はまるで操られているように、

まだ名前も知らない西野のもとへ向かっていた

これが二人の本当の最初の運命の始まりだった・・・・・・・・


[No.707] 2007/12/14(Fri) 16:26:43
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