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見えない明日・見える未来〜番外編1〜 (親記事) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編1〜



これは、新米二次小説作家のシンが

本編では書ききれないことなどを

ぶちまける(?)番外編である。


ちなみに、これは削除されることを覚悟の上で

書いている。(笑)





そもそも、なぜ『見えない明日・見える未来』

を書くことになったかと言うと、

(インターネット上で『書く』という表現は正しいのか?)

それは、まず俺自身の『いちご100%』と言う作品に対する

見方というものが挙げられる。


俺は「『いちご100%』は二次小説を作るためにある素材だ」

と考えている。

(もっとも、普通に漫画としても見ているので

勘違いしないでほしい)

と、言うのもそもそも作品の性質上、

二次小説が書きやすいと言えると俺は思う。

(ifストーリーなどが他のタイプの漫画に比べて作りやすい)

そのため、『いちご』の二次小説はかなり種類が多い

と思っている。

(余談だが、東城ファンである俺にとって東城エンドの作品が

少々少ないのは悲しいかぎりである。)

そして、本題である「なぜ、シンは二次小説の投稿を始めたのか」

と言うことだが、それははっきり言うとtakaciさんの作品の

『HEART』を読んだことがきっかけであると言える。

俺はもともと二次小説の構想は一応あったが、

投稿するのは少々気が引けてた。

(もっとも、今の『見えない明日・見える未来』とは少し違うが。)

だが、『HEART』を読んで感動した俺は

迷いを一気に捨て去り、『見えない明日・見える未来』の

構想を一気にまとめ、今このOVER DRIVEさんに

投稿をしているわけである。

(また余談だが、『HEART』は俺の一番のお気に入りの

作品である。)



さて、SSも無しで意見をぶちまけるのもさすがに悪いので

今回はここまでにしてSSを一つ入れることにしよう。







SS「迷い」




いつ見ても本気に見えるこの告白のシーン。



だけど君は本音を打ち明けてはくれない…







東城……あのセリフはただの演技なのか?



それとも…本当に本音を言っているのか?






ただ一言本当のことを言ってくれるだけで



俺の迷いは無くなるのに………





結論・SSは難しい…連載のほうがなんだか楽な気がする…

というよりも、これは

SS(ショートストーリー)ではなく

SSS(スーパーショートストーリー)のような気がする…


[No.71] 2006/05/26(Fri) 00:20:12
見えない明日・見える未来〜番外編2〜 (No.71への返信 / 1階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編2〜



これは、自称『極端なまでの東城派(以下極東派)』である

新米二次小説作家のシンによる

番外編である。





え〜またまた番外編と言うことで…





「シン・ア●カ、デステ●ニー行きます!」







…今回はおふざけが過ぎましたね。いくら『シン』だからって…

『いちご』なのに…(反省)

注・これは本編第8話までのネタバラシと

『THE ANOTHER STORY』

の今後の内容のあらすじ(?)を含みます。




今回はオリジナルキャラについて話そうと思う。

今作ではかなりの数のオリジナルキャラが登場する。


その中でもまずは、主人公である(真中はどうした)

火野修平についてだ。

彼は家での会話を見る限り少々消極的な感じがするが、

実際には人付き合いがいい。

(第5話で東城が普通に真中のことを話しているのがいい例)

なら、どっちが本当なのかと言うと、どっちも本当である。

と言うのも、修平はただ単にハイテンションな人物が苦手な

だけである。

ただ、それだけの話だ。


次にこちらもプロローグより登場している中間健治だ。

まず、いろいろな所に顔が利くという設定になっている。

(これは中盤から終盤にかけてよく出てくる設定である)

そして、何か裏があるということになっているが、

これも中盤から終盤でよく出てくる設定である。

では、真矢という人物は何者かということになるが、

これまでの健治達の言動ですでに死亡している人物だと分かる。

(と、言うよりもプロローグで死亡が確認されている)

彼女については現時点ではまだ何も言うことはできない。

ただ、東城にかなり似ているということだけ言っておこう。

これが、何につながるかということもやはりここでは言えない。


さて、プロローグに出てきた人物でまだ登場していないのが

黒笹という老医師である。

やはりあまり言うことはできないのだが、ただ一つ

終盤にしか出てこないということをここでは言っておこう。



さて、『THE ANOTHER STORY』の方だが、

これはかなり内容が危険だ。

なにしろこっちでは容赦なくレギュラーメンバーが死んでいく。

脇役だろうが4大ヒロインだろうが関係なく死んでいく。

…もはや、『ever free』状態である。

(冗談は一切言ってない)

おまけに、いきなりバトル漫画化してしまう。(おい)

「こんなので大丈夫か!?」って言う人もいるだろう。

だが、俺はあえてこのような作品を作っていこうと思う。


実は別の意味でこの『THE ANOTHER STORY』以上に

ヤバイ作品を作る予定がある。

はっきり言って、西野ファンの比率が高めのこのサイトで

公開すればブーイングの嵐となることは間違いない。

(もっとも、西野ファンの比率はどのサイトでも高いと思うが)

だが、新米二次小説作家のシンのプライドにかけて、

この作品も投稿しようと思う。

(正確には東城ファンのプライドにかけてかもしれないが)

…完全に東城ひいきな俺って一体…




…今回はSSはありません…(現在ネタ切れ)


[No.77] 2006/05/30(Tue) 22:53:22
見えない明日・見える未来〜番外編3〜 (No.77への返信 / 2階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編3〜




これは、『種運命』及び『Z』のファンでもある

最近暴走気味な新米二次小説作家のシンによる

番外編である。





さて、今回も…






(自主規制)






え〜さすがに今回は西野ファンの皆様に失礼だったので

自主規制しました。

皆様ごめんなさい、おふざけが過ぎました。



注・今回は本編第16話までのネタバラシを含みます。





さて、今回はストーリーについて語ろうと思う。

第16話の時点で東城が暴走している。

その結果、真中との決別と言う結果になっている。



…あまりにも東城をいじめすぎである。




が、俺はまだ東城をいじめる気だ。

(俺はド外道か、サディスティック星の王子か)



…まあそれはさておき、実は本編の中では紹介できない

裏設定がある。



それは修平と一馬そしてさつきに関するものだ。

なぜ、驚異的な身体能力を得たのかと言うと、北大路家の家訓に

「生きる力を得よ」

というものがある。

これは結局思いっきり食べ、力いっぱい動けということである。

それにより、自分の体力を高めよということである。

その結果、あのすさまじい身体能力となったのである。

さらに、修平と一馬の場合はいかなる状況にも対応できるように

ありとあらゆるサバイバルの知識を得ている。

その中には料理も含まれており、

2人の料理の腕はかなりすごいものがある。

ちなみに、この料理の腕に関しては

第一部の最終話直前の話で明らかになる。

(つまり、第二部があると言うことである)





さて、今度は新作の話である。

ここからは東城ファンの戯言だと思ってくれても構わない。



前回、『ブーイングの嵐になることは間違いない』

と言ったあれである。



これは、原作の最終話以降の話だが、

「……人は…同じ過ちを繰り返す……!」

といったストーリーである。




実は、俺は『いちご100%は未完成だ!』

と思っている。

もちろんいい意味で言っている。

なにしろ、原作で消化し切れていない伏線があるからだ。

例・『ラブ・サンクチュアリ』の『1508』事件

なら、これをどうするのかと言うと、




「俺たち(二次小説作家)がやらなきゃだれがやる!?」





まさにその通りである。

だから、俺はやるのだ。

いくらブーイングを浴びようとやらなければならない。



それが、俺のやるべきことである。







確かに『ラブ・サンクチュアリ』の話を見る限り

真中の相手は東城である。

これは、運命だったはずだ。







だが、『運命』は『正義』にやられた。





『伝説』も『自由』にやられた。





…って、何か話がずれているが…







だが、俺はこの運命についても、

きっちりと決着をつけるつもりである。

それが、俺のこの作品に対する決着である。




…結局、ただの東城ファン(極東派)の戯言だが…………

それにしても、手抜きしすぎた…(やっぱり反省)


[No.91] 2006/06/05(Mon) 18:58:51
見えない明日・見える未来〜番外編4〜 (No.91への返信 / 3階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編4〜




これは、いろいろと問題ばかり起こしそうな作品ばかり

作り上げようとしている新米二次小説作家のシンによる

番外編である。





え〜今回も番外編ということで…









「アンチ東城…!お前は生きていてはいけない人間なんだ!」



「暗黒の世界へ戻れ!アンチ東城!」







…今日は『Z』で行きました。

どのキャラにしても、アンチは論外ですよ。(当然です)

…まあ俺も『ガ●ダム』ネタを入れる時点で論外か。

あ、そうそう、真中アンチは例外でアリですよ。(笑)

注・これは本編18話までのネタバラシを含みます。



さて、今回は前回の番外編の補充である。

と、いうのも説明をかなり手抜きしているためである。(おい)



まず、原作と角倉の年齢に関する設定が実は微妙に異なっている。

もっとも、なかなか気づきにくいと思うが。

ついでに言っておくと、健治たちは26歳(25歳)という設定に

なっている。

これを覚えておいてほしい。




あと、第12話で修平と一馬が「オラオラオラ(以下略)」や

「無駄無駄無駄(以下略)」と叫んでいるが、彼らには

スタ●ドとかいう能力は無いので誤解しないように。

ちなみに、一馬が吸血鬼なんてことも無いので。

(だが、「WRYYYYY!」って叫ぶ可能性はある)




ところで、第15話で真中が正確に東城の手から

ナイフを落とさせるが、いつもの様子からするとありえない

話のはずだ。(東城ほどではないがかなりトロい)

だが、どうも真中にはかなりの反射神経と空間認識能力が

あるようだ。

と、言うのも原作の第21話と第53話で真中はありえないほどの

スピードで東城をかばっている。

しかも、21話の話に至っては普通ならあのタイミングで

跳び箱が崩れるはずが無いのにその危険を察知している。

53話の場合はどう見ても東城を抱きかかえた直後に

進行方向と直角に動いている。



普通ならこれは構成のミスだ。

もっとも、河下水樹先生が真中にそういう設定を入れていた

可能性も高いが。

(注・真中はいわゆる『ニュータ●プ』ではないはずだが)

しかし、二次小説ならそれさえ問題はないのだ。(ネタにできる)

(結局、俺は河下水樹先生を批判しているわけでは無く、

むしろそのあたりの設定を想像できるので感謝している)



あ、そうそう『体育館倉庫の乱』はよかったですよー!

(実はあの話が俺の『いちご』との出会いでもある)






…ドサクサ紛れに『ガ●ダム』ネタをまた入れてしまいました。

ごめんなさい。(そこかよ)










さて、今回も問題の新作について話そう。



ストーリーは、原作の最終話(西野の帰郷)の直後から始まる。

とりあえず原作通りに真中と西野が再び付き合いだすが、

そのころ真中のことを吹っ切ったはずの東城と北大路に

再び真中への恋心が蘇り、それがとてつもない苦しみとなり、

(そもそも真中はもう西野しか見ていないため)

そこから再び戦いが始まる!?



…と、言うようなストーリーです。

もっとも、北大路に関してはすぐにある事情により

脱落というか真中から完全に手を引きますが。





…まあ、どう考えてもこんなことをやれば、

絶対に西野ファンの皆様によって俺は酷い目に遭わされます。



なにしろ、終わったはずの戦いが再び始まってしまうのです。

しかも、この手のストーリーの場合………






いくら極東派の俺もここから先は言えません。

言えば確実に俺は帰る場所を失うでしょう。

そして、実行に移しても…




だが、前回宣言した通り、俺は何があろうとこの過去最悪の作品を

完成させなければならないのである。



それが俺のやるべきことだ。






と、いうわけで新作の予告SS 「苦しみ」







……………何で…?



何でまた真中くんを見るとこんな気持ちになるの…?




…忘れたはずなのに…



完全に吹っ切ったはずなのに…



でも、もう真中くんはあたしを見てはいない





苦しい…






真中くんの事を考えるだけで苦しい…








…やだな…








あたし…








真中くんのことを好きにならなかった方がよかったのかな…












ちなみに、この新作はまだ出しません。

時が来るまで待つつもりです。

それにしても、削除されるなんて事は無いよな…?


[No.94] 2006/06/06(Tue) 22:43:29
見えない明日・見える未来〜番外編5〜 (No.94への返信 / 4階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編5〜




これは、東城萌えの感情が極限まで高まることにより

いわゆる『種割れ』を起こす新米二次小説作家のシンによる

番外編である。(おい、人間としてそれでいいのか?)









今回は…












いい加減『ガ●ダム』ネタを使うのも飽きました。



あ、でも最初に使ってたっけ。(笑)




完全に廃人ですね…俺…





注・これは本編第23話までのネタバラシを含みます。







え〜まず言っておくべきことは…



『THE ANOTHER STORY』の更新はかなり遅れます。

と、言うのも、実は大まかなストーリーは決まっているのだが、

肝心の第1話ができないからである。



ラストが決まっていてもそこまでの道のりで

止まってしまっているのである。




……なんて馬鹿なんだ…俺…





まあ、それはさておき、

今、本編は終盤に入っている。

それと同時にいろいろな秘密が暴露され始めている。

そして、ようやくプロローグに出ていたキャラが勢ぞろい

しようとしている。

さらに、西野ファンの方々には不安要素が出てきている。

………しっかりしろよ真中!(作者なのに他人事)

これはまさに…

「アンタって人はーっっっ!」

……ですね……(あ、また『ガ●ダム 種運命』ネタが…)

………大丈夫か? 俺………

















話は変わって新作の方になるが、

とりあえずタイトルは決定した。

タイトルは、『真の運命へ』です。






…はい、西野ファンの方々にはまたもや不安要素ができましたね。

…………あああ、夜の一人歩きは注意しないと……………………







実はこの作品のタイトルは当初、

本編が『いちご100%ファイナル』

最終話の別名が『いちご100%ピリオド』

エピローグの別名が『いちご100%アフター』

になる予定だったが…………















明らかに『武●錬金』のパクリじゃん!!!!!!

そのまんまじゃん!!!!!!

……ってことになったので、この作品の原型(?)となった

ある友人にのみ公開した二次小説の最終話のタイトルを

そのまま取ったわけである。

(もっとも、ストーリーはこれとは全く違う。どちらかといえば、

『THE ANOTHER STORY』の展開に近く『THE ANOTHER STORY』の

原型であり、オリジナルキャラの名前もこれから取った)






もっとも、『いちご100%』の名前を使う時点で論外か。

冷静に考えればそうだよな。

原作でもないのに…







まあ、とにかく俺は何を言われようとこの作品を完成させる。

それが俺の……って、前回と同じじゃん!!!!




考えてみれば、『THE ANOTHER STORY』って名前も論外だな…

センス無いにも程があるな……orz


[No.100] 2006/06/12(Mon) 23:07:57
見えない明日・見える未来〜番外編6〜 (No.100への返信 / 5階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編6〜






これは、普段は『シン・ア●カ』だが、ときどき発言が


『カ●ーユ・ビ●ン』になってしまう新米二次小説作家のシンによる


完全に崩壊した番外編である。







と、言うわけで、


「シン・ア●カ、デステ●ニー逝きます!(違)」


(これは、本編第32話までの内容を含みます)


ちなみに、この話では東城のキャラが崩壊します。


もっとも、想像通りかもしれませんが………





















第32.5話「妄想はほどほどに!?」








12月29日……綾の病室………


「(はあ………あたし……真中くんの…恋人になれたんだ……)」


「(退院したらデートはいっぱいしたいな……)」





「(あっ……………!あたしたち……デートの後はひょっとして……」


「(……そうよね…………そうなっても……不思議じゃないよね…………」


「(もう………あたし……そういうことを………想像するだけじゃないんだよね………)」


綾はかなり過激な妄想をしているようだ。


恐らく、こずえとほぼ同等かそれ以上である。


現在、綾の顔は完全に崩れている。









「綾ちゃーん、入るよ〜」


「あ、青木さん?」


青木が入ってきたので綾はすばやく妄想を振り払った。


だが、浮かれきった顔はまだ少し崩れている。





「調子はどう?」


「ちょ、調子はいいです……」


「そう……それはそうと、綾ちゃん……」


「なんですか?」


「さっきまで真中くんのことを妄想してたでしょ〜」


「え、えええっ!?ちょ、ちょっと青木さん!?」


綾は耳まで真っ赤になった。


「あ、やっぱり図星か〜」


「顔が完全にデレデレになってるから分かりやすいわよ〜!」


「ちょ、ちょっと!」


「いいのよ〜、退院したらいつだって真中くんを襲えるんだから〜」


「青木さん!?」


青木の言葉についていけない綾。


「でも実際綾ちゃんってずっと欲求不満だったんでしょ?」


「だ、だから青木さん!!!」


「でも事実でしょ?ずっと好きだったのに振り向いてくれなかったんだからさ」


「た、確かにそうだけど………ヤッ、やだ……!あたしったら何を…………」


「ほらね〜やっと本性を出した〜」


綾は完全に青木のペースに乗せられてしまった。


「綾ちゃんみたいな何も知らなさそうな子に限って毎日××××とかしてそうだもん」


「ちょ、ちょっと!青木さん!そんな言葉は…………!」


「それにあたしはそんなに××××はやってない……って、な、何言ってんだろ……あたしったら……」


「え?いいじゃない別に〜」


「それにやっぱり綾ちゃんエッチな子だったのね〜」


「ちょっと!青木さん!!!」


「でもいいじゃない〜退院したらホントにいつでも襲えるんだからさ〜」


「だ、だから青木さん!!!」


「まあまあ……それはそうとちょっと話をしない?」


「もちろんエッチな話よ〜!」


「だから青木さん!!!」















だが、その後………



非常に卑猥な言葉を連発する青木に釣られて綾もかなり卑猥な話を始めた……





















































病室の外に誰がいるのか知らずに………………

















それから数分後……


「さてと……今日は綾ちゃんの本音をいっぱい聞けたわ〜」


「こ、これは秘密ですからね!!!」


「………あら……残念………実は秘密でもなんでもないのよ………」









「………え?」


青木の言葉の意味が分からない綾。










「入っておいで〜」


すると、扉より2人入ってきた。


「ふっふっふ………しっかりと聞いたぞ……東城の本音………」


「と……東城先輩………ちょっとアレは………」


「え…………!?」


「そ、外村くんに…美鈴ちゃん!?」


綾はまた一気に顔が赤くなった。


「き、聞いてたの!?と、言うよりなんでここに!?」


「いや〜実は、見舞いに来たらたまたま青木さんに会って……」


「少し話をした後に東城先輩の本音を聞いてみるって言い出したんですよね!」


「そうそう、一度綾ちゃんの本音を聞いてみたかったからね〜」


「え……!?じゃ、じゃあ…………」








「お、お願い!!!このことは真中くんにだけは秘密にして!!!」


「いいえ、さすがにこれは真中先輩に報告させてもらいます!」


「最近の東城先輩は浮かれすぎです!!!」


「そ、そんな…………」








「それに……実は俺……さっきの会話を全部録音してたんだよね〜」


「え………えええっ!?」


「本当にバラしちゃおっかな〜」


「お兄ちゃん!容赦なんかいらないから!!!」


「ちょ、ちょっと美鈴ちゃん!?」


いつもの美鈴からは想像もできないような言葉に本気でビビる綾。


(もっとも、この様子だと本気でバラしかねないが)
















『NFP』の一件以上の窮地に追い込まれた綾。
































だが、さらに状況は悪化する…………













「東城、入っていいか?」


「え!?真中くん!?」


なんとこのタイミングで淳平が来てしまった。


「ん?どうしたんだ、東城?」


「う、ううん、なんでもないから!!!」


「それじゃあ入るぜ」


そして淳平が入ってきた。


「あれ?外村もいたのか」


「あ、ああ」


「そ、そうなのよ!あたしたちも見舞いにね……!」


「(おい美鈴!いつバラす!?)」


「(あ、やっぱりそれはあたしに任せて!!)」


必死で笑いをこらえる2人。









対して青ざめる綾。


「(お、お願い!秘密にして…………!!!)」


必死で願う綾。


淳平にこのことがバラされれば……綾はどうなってしまうだろう………


それこそ精神崩壊してもおかしくは無い…………
















そんな綾の願いは美鈴には…………









































































届かなかった……………








「あ、そうだ真中先輩!これを聞いてくれませんか?」


そう言って美鈴は外村が持っていたテープ………………


そう、綾の非常に恥ずかしい本音が詰まった悪魔の品を出した。


「え?いいけど…………」


何も知らない淳平。


「み、美鈴ちゃん!!!」


「あれ?どうしたんですか東城先輩?」


「これに何か心当たりでも?」


わざとらしく尋ねる美鈴。


その美鈴の表情でさらに追い詰められる綾。


「あ、そんなことは………」


「では流しますよ〜」


「(お、お願い!!!やめて〜!!!!)」


顔を真っ赤にする綾。


そして笑いを限界までこらえる外村兄妹&青木。

















そして………悪魔は解き放たれた…………

















そしてそれから数分もすると………


「な、なんじゃこりゃ〜〜〜〜〜っ!!!???」


淳平、絶叫…………


「も、もうやめて〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」


綾、同じく絶叫…………
















そしてテープに入っていた会話は…終わった………


淳平は……固まっていた…………


「(ま……まさか東城がこんな事を考えていたなんて……………)」







綾は………精神崩壊していた………


簡単に例えるとパプ●マス・シ●ッコに特攻した後のカ●ーユ・ビ●ン並に…………


(映画じゃ精神崩壊しなかったらしいけど)






まあ、それはさておき。

















「でも……東城先輩がこんな事を考えるようになったのはあんたの責任でもあるんだからね!」


「え!?俺の!?」


突然の美鈴の一言に驚く淳平。


「だってそうでしょう!?」


「あんたがさっさと東城先輩に決着をつけていればこんな事にはならなかったのよ!」


「「あ…………なるほど…………」」


淳平と外村は妙に納得した。





















この後どうなったかあやふやなまま話は終わりである。














だが……


綾が退院した後の淳平がどうなってしまうかについては……大体想像がついてしまうだろう……









結論!!!襲うのはいいが襲われるな!!!


(これでいいのか!?)










まだまだ続くぞ!


同時刻・綾の部屋……


正太郎は綾の部屋に忍び込んだ……


「(さーて…ねーちゃんの部屋ってどうなってんのかな〜?)」


「(最近入ってないし……気になるよな〜)」






そして正太郎は部屋を物色し始めた。


「……相変わらず小説だらけだな〜」


「……ひょってしてこの中に××小説とかあったりして………」











「……………あったよ…………」


正太郎もまたとんでもない秘密を見つけてしまった。


「ねーちゃん……やっぱりか…………」








さて、それはさておき。






再び物色する正太郎。


「……ん?何だ……このノート………?」


正太郎は妙なノートを見つけた……


そして正太郎はそのノートを見た。


「………これは……小説!?」


「確か数学ノートのやつは見た事があるけど……でもこれは見た事がねぇ………」


(数学ノートの小説も盗み見しただけである)


「……これ……………あいつに教えてやろうぜ………」


この日……正太郎は淳平に会ってこのノートを渡した…………


[No.114] 2006/07/01(Sat) 00:34:49
見えない明日・見える未来〜番外編7〜 (No.114への返信 / 6階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編7〜






これはもう冒頭のネタが尽きてしまい


非常に焦っている新米二次小説作家のシンによる


内容が破綻した番外編である。








(これは本編第一部エピローグまでの内容と第二部の内容を含みます)











ようやく見えない明日・見える未来の第一部が完結した。


まあ、もっとも第33.5話がまだできてはいないが…









ちなみに第33.5話はバレンタインの話になる予定です。


ただ設定に無理がありなかなかできません。





まあ完成すればこの番外編に載せます。






あと、オリジナルキャラの設定集も作る予定です。



また、その際に本編で回収できなかった伏線を回収します。






























さて、第二部だが、これはエピローグの2年後で修平が映研の部長になってます。





主人公はエピローグにちょこっと出てきた青い目の少年です。









この第二部では旧メンバーも出ますが基本的にオリジナルキャラがメインです。





そのため、設定を練っている途中でまだまだできそうにはありません。












とりあえずこれからもシンの作品をよろしくお願いします。


[No.118] 2006/07/02(Sun) 01:32:29
見えない明日・見える未来〜番外編8〜 (No.118への返信 / 7階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編8〜






これは、やっぱりネタ切れ中のため


非常に焦っている新米二次小説作家のシンによる


論外な番外編である。











今回はオリジナルキャラの設定集です。


(これは本編第二部のネタバラシなどを含みます)












(この番外編での時間軸は第一部エピローグと同じです)


火野修平(15歳)


今作の主人公。性格は物事に少々冷めているところがあると言ったところか。


(これは一馬の家族が原因である)


いつもは冷静な所もあるが、一度キレると止まらない。(第16話参照)


ちなみに、情に篤いところもある。(そのため、綾の恋を応援する事になった)


出生の秘密については今作では明かされなかった。


ちなみに、第二部では彼女ができている。





北大路一馬(15歳)


修平と兄弟のように育ってきた。性格は熱血といったところか。


はっきり言って、修平よりも主人公には向いている。(ただ、修平曰く、単細胞)


修平と共に料理が意外に上手でその腕はつかさと勝負ができるほどらしい。(さつき談)





中間健治(26歳)


いわゆる8年前の主人公。昔と今では性格が変わっている…というよりどこか枯れている。


もともとは一馬の性格に似ていたとか。


(『種』の序盤と『種運命』ではキ●・ヤ●トの性格が全然違うが、それと同じようなものである)


恋人である真矢の死後、映画監督になる夢は諦めた。


ちなみに、交通事故に遭った際、唯一即死を免れた健治を手術したのが広男である。


また、健治が肩こりと思っている物は本人は気づいていないがその事故の後遺症である。


余談だが、原作第28話の中に出てきた映画に中間という少年が出ていたが関係は一切無い。


ちなみに、角倉や黒川は一年後輩である。





石原裕紀(26歳)


健治の友人の一人で映研の副顧問になっている。性格はどこか行き当たりばったりといったところか。


特技などは不明。




一ノ瀬広樹(26歳)


健治の友人の一人。性格は冷静で冷徹。


かなり工学関係(電気情報も含む)に精通しており、バズーカなどは彼が造った。


また、ハッキングの技術を持っているが、どういうわけかそれを咎められた事は無い。


ちなみに、脅迫、盗聴などのアンダーグラウンドのテクニックもある。


敵には回したくない奴である。


余談だが、健治の脅迫に使ったディスクの中身は………


少々ハードな『プレイ』が入っていたらしい。


(その話の後で広樹は淳平に「健治と同じ事はするなよ」と、釘を刺したらしい)





松井英雄(26歳)


健治の友人の一人。性格は裕紀にどこか似ているため事実上広樹だけがツッコミである。


(真矢は綾と性格も似ているため、天然ボケである)


元・エースピッチャーだったが、左肩を故障し掛け持ちだった映研に専念した。


ちなみに、映研メンバーで一番身体能力が高くアクションシーンは基本的に彼の出番だった。






東堂真矢(享年18歳)


健治の恋人で映研の脚本家であり精神的支柱でもあった。なぜか非常に綾に似ている。


(文芸部には入っていなかったらしい)


小説の才能は美鈴曰く綾と同等かそれ以上らしい。


彼女の死は少なからず映研メンバーに影響を与えており、広樹に至ってはそれ以降笑った事が無いらしい。


余談だが、やはり原作第28話の中に東堂という少女がいたが関係は無い。





黒笹広男(64歳)


泉坂総合病院院長で通称、ブラックジャック。


健治が事故に遭った時に手術をして以来、健治たちと親しくなっている。


手術の腕が世界的に認められている事もあり、その名を汚す事が無いようにしている。


真矢の死後、一度退職し世界を旅する流浪の医者になった。


ちなみにこの頃からブラックジャックという名がつき始めた。


もちろん、名前の元ネタは『ブラックジャック』である。





青木(27歳)


健治の頼れる姉貴的存在であるが、問題発言が目立つ。


現在は泉坂総合病院の看護師である。


ちなみに広男や綾とも仲がいい。(広男とはやはり昔からの知り合いである)




上田(45歳)


泉坂署の刑事で、健治とは何か因縁がある。健治曰く『とっつあん』


部下からの信望は厚いようだ。


ちなみに、銃撃戦は警視庁で最強らしいが、(意味があるかは不明)説得は苦手。


どうやら警察の中に太いパイプを持っているらしい。





中島(24歳)


上田の元・部下で綾の母とは知り合い。


綾の相談によく乗っていることなどから考えて彼女も部下からの信望は厚いと思われる。





下村(23歳)


上田の部下の巡査。


ちなみに今作品中ではで警官3人の苗字には上・中・下の漢字が入っている。





おまけ


天地(18歳)


今作品では第二部より『優也』という名前が付く。(仮定だが)


実はかなりの切れ者というより腹黒い。


と、言うのも綾の手術の後淳平が、


「天地、確か俺と西野の仲を引き裂くような真似はしないって言ったよな?」


「なのに何で全校生徒を俺の敵に回させたんだ?」


と、尋ねたところ天地は、


「別に僕は何も手を下してはいない」


と、答えたとか………


そう、「僕は」なのである。


そう、自分が手を下しているわけではないのだ。(単なる屁理屈)


[No.120] 2006/07/02(Sun) 21:50:50
見えない明日・見える未来〜番外編9〜 (No.120への返信 / 8階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編9〜




これは、諸事情で更新が遅れすぎなため、


非常に焦っている新米二次小説作家のシンによる


危険な?番外編である。







まず一言、


手抜きしすぎたーーーーっ!!!


以上。









第33.5話(パートA)「アンタは一体何なんだー!?」






2月某日 パティスリー鶴屋


「あっ、さつきちゃん、美鈴ちゃん、修平くん、一馬くん!」


修平たちがやってきた。


「西野さ〜ん、何かケーキ……俺、腹減った〜」


「俺も〜」


修平も一馬も様子がおかしい。


(何があったのかは知らないが)


「…ちょっとさっきまで東城さんのお見舞いに行ってきてたのよ…」


「……でも何でこんな事に……?北大路先輩、分かりますか?」


「分かんないわよ………」


「と、とにかく出すから!」


つかさは店の奥へ行った。














同時刻 泉坂総合病院


「黒笹先生…俺の左肩……どうですか?」


英雄がそこにいた……


「…だから言っておるじゃろう……もう大丈夫じゃと……」


「……そうなのか?」


「そうじゃ、元々それほどひどい話じゃないと言っておったじゃろう……」


「なのになぜ野球に戻らなかったのじゃ?」


「………………………………(俺が……また野球をする……)」


「………まあいいじゃろう………」


「とりあえずその左腕はもう大丈夫じゃ」


「……そうですか…………」












さて………


「ふ〜生き返る〜」


「やっぱりおいしいな〜」


「やれやれ……このバカ2人は……」


「(……学力的にバカな北大路先輩が言っても説得力が………)」


「…何か言った?」


「い、いえ!なんでも!」








「ところで、東城さんの調子はどうだった?」


つかさが綾の様子を尋ねた。


「いいかんじよ、それになんだか元気になってる気がするし」


「ふ〜ん……そっか………」


「やっぱり真中先輩の存在なんですかね…………?」


「ま、そうじゃねーの?」


「だよな」






「そーいえば、もうすぐバレンタインだけど、西野さんはどうするの?」


1年に一度の大イベントの話になった。


「あたしはやっぱり淳平くんにあげるけど?」


つかさはあっさりと答える。


「あ、やっぱり?」


「でも、それって彼女がいる人にあげていいものなんですか?」


美鈴がある意味ごもっともな疑問を口にした。


「え?でも言われてみれば美鈴の言うとおりよね……」


「でも……いいんじゃないか?」


「修平?」


修平が会話に割り込んだ。


「だって実際に結婚している人にプレゼントする人だっているし問題ないでしょ」


「あ、そっか…確かに修平くんの言うとおりだね……」


納得するつかさ。


「それじゃああたしも作ろうかな………………あ!」


「どうしたんだ?さつき姉ぇ」


一馬が尋ねる。


「ちょっとね…東城さんはどうするのかなって………」


「あ……東城先輩………ですか………」


「うん……やっぱり東城さんが一番真中にプレゼントしたいはずなのにね……」


「そう………だね………」


「………あ、そうだ!一馬、修平!」


「「え?(嫌な予感が………)」」


「13日にあたしも行くからちょっと東城さんのために手伝ってやりなさいよ!」


「「え!?(だろうと思った………)」」


「でも、入院中にできるの?」


「そこは中間さんになんとかしてもらうのよ!」


「(他力本願!?)」


思わず心の中で突っ込む美鈴。





と、ここでつかさがあることに気づいた。


「ん?さつきちゃん、『手伝って』って事は一馬くん達ってこういう事できるの?」


「あ、言ってなかったっけ?」


「この2人はものすごく料理が上手いのよ」


「「え!?」」


驚く美鈴とつかさ。


「多分西野さんと互角かな?」


「…………そんな特技が…………」


「人って見た目じゃないんだね………さつきちゃん………」


驚きのあまりリアクションがローテンションになる2人だった。


                    パートBへ続く


[No.122] 2006/07/23(Sun) 14:41:15
見えない明日・見える未来〜番外編10〜 (No.122への返信 / 9階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編10〜





これは、今年の1月某日(日曜日)の朝の某アニメを


暇つぶしに見ていた際に「いちご」のDVDの宣伝が入り、


「道徳的にヤバイだろ!」と思わず大声で突っ込んだ


新米二次小説作家のシンによる


何の変哲も無い番外編である。










今回は33.5話ではなく俺の連載作品の


見えない明日・見える未来の第一部を振り返ってみようと思う。







まず一言で表すと「手抜き&駄作」である。(自分で言うな)


なにしろキャラのセリフに所々矛盾点があり、


それの修正のために後の話で無理矢理な修正を加えている。


例・第8話で天地が「お前(真中)とつかさ君の仲を引き裂くような真似はしない」と、言っているが実際には限りなく近い事をしている。


結果・単なる屁理屈で片付けられる。


……あまりに無茶苦茶である。








また、どうしても他の作品と似てしまったところも多くあった。


エピローグのラストシーン(真中と東城のキスシーン)があまりにtakaciさんのHEARTの最終話に似てしまったので後日変更をしたぐらいである。












また、かなり複雑な内容になっているともいえる。


なにしろ、オリジナルキャラが多数登場したためである。


なおかつ、作中に出てきた病気の「NFP」についてあまり説明を行っていない。


そのため、後ほど説明する予定である。











今作ではこずえとちなみの出番が皆無であったが、理由は登場すると雰囲気を一発で壊してしまうからである。


故にシリアスな展開の多かった今作では登場させる事ができなった。(もっとも、ギャグも非常に多かったが)


まあ、これは仕方の無い事である。









とりあえず、今回はここまでにする。


[No.131] 2006/07/31(Mon) 16:15:39
見えない明日・見える未来〜番外編11〜 (No.131への返信 / 10階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編11〜




これは「もう伏字を使うのがめんどくせーーーっ!!!」


と、半ば自棄を起こしている新米二次小説作家のシンによる


著作権法ギリギリな番外編である。









え〜マジでこれ以降伏字はもうほとんど使わないことにします!








第33.5話(パートB)「一人じゃない」


「あ……今なぜか思い出したんだけど……」


「何だ?修平」


「中間さんの言ってることっていつも矛盾しているなって……」


「「「「………確かに!!!」」」」


(これについては本編第33話を見てください)





「何か……あの時の感動が一瞬で消えたな………」


「一馬くんの……言うとおりね…………」


「あたしも美鈴ちゃんと同じ…………」


テンションがさらに下がる一行であった………










さて、問題の2月13日………


駄菓子屋にて………


「おーい、健治、広樹、久しぶりにキャッチボールでもしねーか?」


「ん?分かった」


「(何でまた………?)」


疑問に思う広樹だった。











一方、泉坂総合病院………


「東城さん、入っていい?」


さつきの声がした。


「あ、いいよ…」


「東城さん、ちわっす」


「こんちわ〜」


「修平くんと一馬くんも?」


「それにその袋は……?」


「それについての説明は後でするわ」


「え?」


「しばらくは青木さんを待つしかないしな」


「一馬くん、どういうこと?」


「まあすぐに分かるさ…っと、やっと来たか」


青木が入ってきた。


「綾ちゃん、それじゃあいくわよ」


「え?どこに?」


「いいから車椅子に乗って!」


「え?だから青木さん!?」


「それじゃあ行くか」


「おうよ!」


「だからどこに〜?」


綾は強制連行されてしまった………








「ここは?」


綾はある部屋に来ていた。


「調理室よ」


「?何でこんなところに………?」


「それじゃあ東城さんに問題!」


「北大路さん?」


「明日は何の日でしょう?」


「え!?明日は…バレンタインだけど………え!?まさか!」


「そ、今日は東城さんのためにここの調理室を貸しきったって訳さ」


「え、えええっ!?」


「でも実際東城さんが一番真中さんにチョコをあげたいだろ?」


「そ、それはそうだけど………」


「で、今日は一馬と修平が東城さんの手伝いをするってわけよ!」


「え………?」





「でも………なんだか…嬉しい………」


「北大路さんも一馬くんも修平くんもあたしのことをそんなに想ってくれてるなんて………」


「このくらい当然さ」


「だな、一馬」


「よーし、それじゃあ始めるわよーーー!」


さつきが掛け声をかける。


「「「「おーっ!」」」」


「何で青木さんも一緒なんだよ!」


「一馬……それを言うなよ…………」





































その頃………


「ホント久しぶりだな〜こうやってキャッチボールするのは」


「そうだな……」


「で、英雄……腹は……決まったのか?」


「健治?」


「肩は治っているんだ……球界復帰も可能だろ?」


「!!!健治…それは………」


「分かるんだよ……俺には………」


「まずは四国だ……行ってきな…………四国アイランドリーグに…」


「!健治………それって……」


「ああ、お前の好きにすればいいさ」


「どのみち東真は解体する予定だったんだ、問題はねーよ」


「そうか………」


「……英雄………お前は……どこにいても一人じゃない」


「……広樹………サンキュ」


「それじゃこっからは本気で行くぜ………」


「よーし、本気で投げて来い!」





「うおりゃぁぁぁぁぁっ!」








英雄にもまた……未来が見えたようだ………


[No.132] 2006/08/01(Tue) 04:50:09
見えない明日・見える未来〜番外編12〜 (No.132への返信 / 11階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編12〜




これは、ついにネタ解禁を行った


新米?二次小説作家のシンによる


ただの?番外編である。


(これはいろいろとネタバラシを含みます)










ついに、『見えない(以下略)』の第二部、そして『真の運命へ』が本格始動である。






と、ここでいきなり問題発生。


『真の運命へ』プロローグの最後の英文が正しいかわからねぇ!


むしろ間違った!?









シン死んだ


チーン(死)orz










と、まあいきなり死んでますが(爆)先へ進みます。





それにしても一度に連載を複数抱えているのは俺ぐらいなのでは?









さて、『見えない(以下略)』の第二部は主人公中岡一樹とそのまわりの『東西南北』の皆さんが中心となって話が進みます。


今作はかなりきわどいシーンもあると思います。(爆)


あ、でも原作第154話よりはマシかな?


…いや、やっぱり淳平×綾のシーンを入れるか……?


と、まあ爆弾発言はここまでにして、


正直、今作はいつ終わるか分かりません!


(「爆弾発言じゃん!」ってツッコミは無しの方向で)

















さて、ここからはまたしても爆弾発言を投下します!






其の1!


『いちご』の2大シスコンは外村(兄)&東城(弟)だが、それを言うなら外村(妹)はブラコンだぁぁぁぁぁぁぁっ!


高校2年で「お兄ちゃん」は無いだろっ!


結果・ま、兄離れしたからいいか。








其の2!


真中は宇宙世紀にいたならパプテマス・シロッコに「ニュータイプのなり損ない」と言われるだろう!


これについては番外編4と『Zガンダム』を見てくれ!


結果・真中は粛清される運命に………







其の3!


東城はどう考えても真中への依存心が強すぎた結果、真中への隷属願望を持ったドM女になっている!


だってそうじゃなかったら普通は(服を乾かすためだが)真中の前で「脱いでもいい」なんて言わねーぞ!!!


結果・「アンタって人はーーーっ!!!」(意味不明)







其の4!


んなモンあるかーーーーっ!!!










以上、シンでした。


[No.139] 2006/08/05(Sat) 04:30:44
見えない明日・見える未来〜番外編13〜 (No.139への返信 / 12階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編13〜





これは……………


冒頭のネタが無えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!










さて、しばらくの間は第一部と第二部の間の空白の2年間の話をいろいろ出していきます。







PHASE1「退院、そして……」






2005年7月7日


泉坂総合病院……


「綾ちゃん、退院おめでとう」


青木が綾に声をかける。


「綾…おめでとう」


淳平が綾に優しく声をかける。


今日は綾の退院の日だ。





さて、病院の外に2人は出た。


そして2人を待ち受けていたのは大勢のマスコミ関係者だった。


注・綾は5月に某文学賞を獲っている。


「退院おめでとうございます!」
「作家デビュー作はいつ出るのですか?」
「恋人の真中さんとの結婚はいつに!?」
「真中さんより私はどうですか!?」
「綾さん!愛してます!」
「お前らがいなければ、こんな事にはならなかったんだ!」
「見えるぞ…私にも敵が見える!」
(以下略)


注・多少おかしい質問(?)が混じっているが気にしない。


そしてカミーユ・ビダンらしき人物がいるような気がするがやはり気にしない。(シャア・アズナブルもいるけど気にしない)


まあ、それはさておき。


「う…うわぁ………こりゃ予想以上だ……いろんな意味で………」


「ど、どうしよう真中くん……」


困惑する2人。


と、そこに一台の車がやってきた。


そして窓から健治が顔を出した。


「真中、東城!乗れ!!」


「「え!?」」


「いいから早く!」


そして2人が乗り込むと健治が運転する車は走り去っていった。











それから数分後


健治の車は綾の家に到着した。


「さて、到着だ。ここまではさすがにこないだろ」


「はい、ありがとうございました」


「健治さんありがとう」


「あ〜別にいいから」


「それより早く家に入って親を安心させてあげな」


「どっちにしても俺はもう一仕事あるからな」


「では健治さん、また今度」


「ありがとうございました」


そして2人は家へと向かった。





「………さてと……修平くん、一馬くん、聞こえるか?」







「ただいま〜」


「綾……おかえり」


「帰ってきたか…綾……」


「ねーちゃん、おかえり!……って何でテメーもいるんだ!?」


「まあまあ……正太郎……」


「「はは………」」


どうやら東城家は相変わらずのようだ。(特に正太郎)


ちなみに淳平と綾の交際はあっさりと認められた。


それも去年の12月のうちに……


いや、正確には手術の日に………


さて、それはさておき。


「さて、綾、真中君…ちょっとデートにでも行ってこないか?」


「「え、ええぇっ!?」」


「な、何でまた!?」


「そ、そうよ!何で『今』なの!?」


「「「(ギクッ!!!)」」」


「え、えっとね、ちょっと今日は家で用事があるからなのよ!」


「そ、そうだぜ!だから行ってこいよ!」


「し、心配はしなくていいからな、思う存分楽しんできてくれ!」


「「は、はぁ………」」


何か引っかかるものを感じながら2人はデートに行く事となった。






「ふう……何とかごまかせた………さて急ごう……」


するとどこからとも無く外村兄妹や小宮山たちが出てきた。









さて、何か引っかかるものを感じていた淳平と綾だがやはりデートとなると心が躍る。


なおかつ今日は今までのように制約が無いので思いっきり楽しむ事ができた。


ただ、すでに大規模な作戦が動いていた。


なぜなら健治や修平たちがマスコミを足止めしていたからだ。


そのため2人のデートに邪魔は入らなかった。






そして2人は夕方までずっと楽しんでいた。


(夕方には2人一緒に帰るように言われていた)


そして2人は綾の家まで帰ってきた。


[No.147] 2006/08/11(Fri) 16:10:29
見えない明日・見える未来〜番外編14〜 (No.147への返信 / 13階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編14〜









では早速…


PHASE2「2人の絆」








淳平と綾が帰宅(綾の家に)する数分前……


綾の家


「おーい!まだ帰ってきてないよな!?」


修平と一馬が入ってきた。


「ああ、まだだ」


先に戻っていた健治が答えた。


「よし修平、急ごうぜ!」


「OK!」


そして2人は台所に入った。








ほぼ同時刻…


「じゃあそろそろ帰ろうか」


「うん、そうだね」


「いや〜今日は楽しかったな〜」


「うん!」


「(……それにしても……綾ってこんな表情見せるんだなぁ……)」


「(それにデートってだけですごく喜んで……なんかかわいいなぁ)」


淳平はそんな事を考えていた。










それから数分後


「ただいま〜」


「……あれ?返事が無い?」


淳平と綾は家に入ったが異変に気づいた。


「おかしいな……どこにいるんだろう……?」


「……ん?あそこかな……?」


綾が何かに気づいた。


「………なんか……人の気配がするな…………行ってみよう」


「そうね」


そしてその部屋の扉を綾が開けた。





「「ん?」」


「東城
「東城さん  
「東城先輩    退院おめでとう!!!」」」」」(かなり大勢)
「綾さん
「綾ちゃん


「「え、えええっ!?」」


突然の事に2人は驚いた。


何とそこには外村やさつき、唯、天地などといった友人、


いつも綾を気遣っていた修平と一馬、


そして健治、広樹、裕紀もいた。


注・英雄は現在四国にいるはずです!


「え、これはどういう事!?」


綾が父に尋ねる。


「黙っていてすまなかったな…ただ一つ言えることはみんな綾の帰りを待ち続けていたという事なんだ」


「え……?」


「そうですよ!みんな待ってたんですよ先輩!」


「そうそう、俺たちみんな東城さんを待ってたんだぜ!」


まず美鈴と修平が言った。


「……な、だから前に言ったろ?みんな東城の帰りを待ってるって」


健治が綾に言った。


「……みんな……ありがとう……」


綾は自分の事を真剣に思ってくれるみんなの優しさに涙を流していた。


「泣くには早いぞ、綾。さて今日はパーティだぞ!みんな楽しもうじゃないか!」


綾の父が声を上げた。


「(……あれ!?さっきまでと口調が違う!?)」


修平は何よりもそのことに驚いた。






さて、そんなこんなで……


「おーい!みんなたくさん食ってくれよー!」


「そうだぜ!俺と一馬が作ったんだぜ!」


「やっぱり一馬も修平も料理うまいね〜」


2人の料理の腕に感心するさつき。


「おーい!もう一本焼酎を出せーーっ!!」


「黒川先生……もう酔ってるし……」


対して黒川に呆れる美鈴。





「それにしても英雄は遅いな〜」


裕紀が言った直後、


「ふ〜お待たせ〜 それと東城、退院おめでとう!」


英雄がやってきた。


「あれ、松井さん!?四国にいたんじゃ……」


淳平が英雄に尋ねた。


「ああ、今日はデーゲームだったからさっさと試合を終わらせて急いで来たんだよ」


「へ〜……」


「何かある意味すごいな……さっさと終わらせるって……」


感心する淳平と修平だった。


「それにしても東城さんはホントに元気になったよな」


一馬が言った。


「ま、その最大の理由はやっぱり真中さんの存在でしょ」


「え?」


修平の言葉の意味が分からない淳平。


「実際、クリスマス前の東城さんは正直見ていられなかったけど、
クリスマスを境にかなり変わったぜ」


「なんと言うか、幸せそうな表情を見せるようになったぜ」


「……確かに…そうだよな………」


「実際どうなんですか?東城さん」


修平が綾に尋ねた。


すると綾は顔を赤くして、


「だって……あたしもうどうしようもないくらい真中くんが好きなんだもん………だから……」


……と言った。


「……だってさ」


修平が半ば呆れながら淳平に言った。


どうやら最近修平は、綾が病的なほどに淳平にべったりである事にある種の危機感を持っているようだ。














さて、それから時は過ぎ……


9時になる頃にはほとんどの者が帰っていた。


「そうだ綾、家の掃除もあるから今日は真中くんの家に泊まりなさい」


綾の父が言った。


「え?真中くんの家に?」


「ああ、ちなみに今日は真中くんの両親も片付けの手伝いをするからここに泊まることになるだろうな」


「え……それってひょっとして………?(ふ、2人っきり!?)」


「ああ、そうだ。では真中くん、綾を頼むぞ」


「(………え?まさかこのパターンは……)……はい!」


「あ、そうそうこれに今日の着替えが入ってるからね」


そう言って綾の母が鞄を綾に渡した。


「では後は2人でごゆっくり〜」


綾の母が少し茶目っ気を含ませて言った。


「「はは…………」」

















淳平の自宅……


「ふう……(何か変な事になってきたなぁ)」


「(でも……これはチャンスかもしれない……俺たちが先に進むための………)」


「真中くん、じゃあ先にお風呂に入ってね……」


「あ、ああ分かった……」






淳平、入浴中……


その頃……


「(……今日は真中くんと2人っきり……)」


「(どうしよう……あたし……ずっとドキドキしてる………)」


「(真中くん………あたしたち……そろそろ……いいんだよね?)」


綾はこの先に起こる事を期待していた……








それからしばらくして……


「綾……お、お先に……」


淳平が風呂から出てきた。


その声は少し上ずっている。


「じゃ、じゃああたしが入るね……」


綾の声も少し上ずっていた……










綾、入浴中……


その頃……


「(な、何かものすごく順調に話が進んでる………)」


「(で、でも……いいんだよな!?少なくとも綾のお父さんやお母さんはいいみたいだし……)」


やはり淳平もこの先の事を期待しているようだ……







さて、綾は風呂から出て着替えていた…


「…あれ?浴衣……?」


鞄にはパジャマの代わりに浴衣が入っていた。


綾はこれまでいろいろな小説を読んできた。


その中には当然(?)官能小説も混じっている。


それらを読んだ経験からか、どうしても浴衣という物が気になって仕方ないようだ。


「(………いいんだよね……?真中くん……)」


綾はわざと浴衣の胸元を少しはだけさせていた。











「出たか綾……って、ゆ、浴衣!?」


「うん……」


「すごく似合ってる……(む、胸!胸元がはだけてるし!)」


そう言いながら淳平は胸元に目が行きっぱなしだ。


もっとも実際に似合ってると思っているが。


「ほ、ほんと?」


「うんうん」


「よかった………」


綾は淳平に笑顔を向けた。


「(ホントかわいいなぁ……)」


「あ、そういえば……綾って病院にあった七夕の短冊には何て書いたんだ?」


淳平が気になっていた事を尋ねた。


「え!?えっと……それは……」


綾は顔を赤くした。


「ん?教えてよ」


「『真中くんといつまでも一緒にいられますように』って………」


綾は顔を真っ赤にしながら言った。


「え!?」


「だって……あたし、真中くんのことがもうどうしようもないくらい好きなんだもん……」


「あ、綾……」


淳平はすぐにでも綾を抱きしめたい衝動に駆られていた。


「……ってやだ……あたしったら何を……」


綾はさらに顔を赤くしてうつむいた。





「でも……」


「でも?」


「あ、あのね…好きな人とその……そういうことしたいって思うのは………男の人だけじゃ……真中くんだけじゃないんだよ……?」


綾はうつむいたまま言った。


「え………?」


その言葉に衝撃を受ける淳平。


その時、淳平の頭の中に去年の暮れの綾と青木の会話が浮かんだ…


『退院したらいつだって真中くんを襲えるんだから〜』


『綾ちゃんってずっと欲求不満だったんでしょ?』


「(ま、まさか……本当に綾は………!?)」


「あ、あたしって欲張りなのかな……?真中くんと一緒にいられるだけでも幸せなのに………その先を望んでる……」


「や、やだ……ホントにあたしったら何を言ってるんだろ……」


「へ、変な事言ってごめんね真中く………ん!?」


その先の言葉は淳平の唇によって遮られた。





しばらくして淳平は唇を離して言った。


「あ、綾……俺……もう……止まれそうに……無いや……」


「うん………いいよ……真中くんなら………」


その言葉で淳平は綾を押し倒した……














その後何が起こったかは皆さんの想像に任せる事にする。


ただ、間違いなく言えることは、この後2人が愛を確かめ合ったという事である。














同時刻


修平、一馬、さつきの3人は、一馬の家の屋根に上がって見えない星空を見ていた。


「なあ、東城さんも真中さんも…幸せになれるかな………?」


「どうした?修平……」


「今更何言ってるのよ…あの2人なら絶対に幸せになれるって……」


「そう……だな………」





「ま、それにしても一馬と修平って仲いいよね……」


「真中と東城さんの関係もこんな感じなのかも……」


「どーゆー事だ?」


一馬がさつきに尋ねる。


「あの2人はお互いを信頼し合ってるでしょ…で、一馬と修平には固い絆がある……そのあたりが似てるのよ……」


「……そう…かもな………」


「だな……一馬………」








「(真中さん…東城さんを…幸せにしてやってくれよ………!)」


修平は心の底からの願いを淳平に放っていた……

































あとがき的な物


これで淳平と綾の初夜(爆)の話は終わり!


注・ここが某いちご100%ファンサイト『蒼きま●ろば』ならR指定作品として『この先』を書けるのだが、さすがにこのサイトでR指定はマズイのでここで終わりです。
もっとも、俺には『この先』を上手く書く自信がありません!!!


さて、次は何の話を書くか考えている途中です。


以上、シンでした。


[No.148] 2006/08/12(Sat) 17:25:12
見えない明日・見える未来〜番外編15〜 (No.148への返信 / 14階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編15〜






冒頭のネタは無しで行きます。






PHASEX1「全ての始まり」


7月7日


この日の10時を過ぎた頃……


綾の自宅……


「やっと片付けが終わりましたね……」


「ああ、すまなかったな健治君たちまで巻き込んで…」


「いやいや、そんなことは…」


「ではとりあえず俺たちはここで…」








それからしばらく後…駄菓子屋の屋根……


4人は修平たちと同じく見えない星空を見ていた……


「で、2人は今頃何をやっているかな……?」


淳平たちが気になった英雄が言った。


「簡単だ。今頃は名実共に1つになっているんだろ」


広樹がさらっととんでもない事を口にした。


「「「……………」」」


固まる3人。


「まぁ…あの2人を見てると昔を思い出すよなぁ……」


健治は記憶を辿っていた……












約20年前、ある夏の休日の昼





健治は家族そろってドライブに出ていた。


「ねぇ、今日はどこ行くの?」


健治(幼年時代)が尋ねた。


「うーん、どこにしようかなぁ?」


「そうね……」


「親父、お袋、健治の言う事は無視していいから」


健治の兄の健斗(15歳)が横から口を出す。


「お、お兄ちゃんのいじわる〜!」


「健治、調子に乗るな!」


「それは健斗もだろう?」


「お、親父……」


これが健治の日常だった。


ただ、その日常は今日で終わることになる………


もちろん、だれもそんな事は知らないが……















ある交差点に差し掛かった。


信号待ちをした後に健治の乗る車は動き始めた。














その直後、


「!?横から車が………!?」


それが健治の父の最期の言葉だった。


ただ、この時の事は健治自身記憶に残っていない。















翌日の新聞…


これはその概略である。


休日の惨事 親子4人死傷


信号無視をしたトラックが乗用車に激突、激突した乗用車は原型をとどめないほどに大破。


大破した車に乗っていた中間健さん(42歳)他2人が即死、残った息子の仲間健治君(6歳)は意識不明の重態で現在も治療が続けられている。













そして、健治が事故の後はじめて見た物は病院の天井だった。






















あとがき的なもの


今回の『Xナンバー』のストーリーはこの作品の原点となる話です。


それ以上でもそれ以下でもありません。


以上、シンでした。


[No.152] 2006/08/18(Fri) 05:03:53
見えない明日・見える未来〜番外編16〜 (No.152への返信 / 15階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編16〜






冒頭のネタは………


???「オイ!それ以上ガンダムネタを使うのはやめろ!!」


???「これは『いちご100%』の二次小説の番外編だろうが!」


アンタ誰ですかー!?


行けっ!ファンネ………






しばらくお待ちください。










???「え〜シンが死んだので今回は代理の…」


人を勝手に殺すなーーーっ!!!







しばらくお待ちください。










はい、今度こそ始まります。


『いちご100%SEED DESTINY』番外編!


???「だから違うだろうがぁ!!!」


???「何で種死なんだよ!」


???「ZとかWとかXとかあるだろーーーー!」


誰かさん「次元が同じだーっ!!!」








しばらくお待ちください。


















???「以上、シンでした」

















































































コラーーーーーー!!!何やってんだーーーー!!!


???「うるせーよ!テメーがガンダムから頭を離さないから連載がストップしたままの作品ができるんだよ!」


誰かさん「違うっ!シンの頭の中はガンダムと東城綾でできているんだ!!!」


何言ってんだよ!!!


結局誰だよアンタ達はーーーっ!?


誰かさん「お前はどうせ現実でも「綾タン萌え〜」とか言ってるんだろーーっ!!!!」


人の話聞けーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!























以上、本当にシンでした。


[No.155] 2006/08/21(Mon) 05:43:44
見えない明日・見える未来〜番外編17〜 (No.155への返信 / 16階層) - シン

見えない明日・見える未来〜番外編17〜






前回、あまりにもふざけすぎた事を深くお詫び申し上げます。








PHASEX2「広男」






「何だって!?交通事故だと!?」


「は、はい!その事故で3人が即死、残る1人も意識不明のようです!」


「そうか、それならその『1人』を移送してくれ!」


「私が手術する!!」
















それから数分後


「!何てことだ………」


移送された子供は見るも無残な姿だった。


もはや生きている事が奇跡と言える状態だった。


これが後に屈指の名監督となる中間健治と後にブラックジャックと呼ばれることになる黒笹広男の出会いである。


「こりゃひでぇな………」


「い、生きているの……?」


「い、いくら黒笹先生でもこれは……」


その姿を見た者は口をそろえて言った。


「……すぐに手術台へ」


「先生!?」


「手術をするぞ!」


「む、無理ですって!」


「諦めてどうする!?医者が諦めてどうするんだ!」


「いいか、完全に死亡が確認されるまで諦めるな!何としてもそれまでは諦めるな!」


「……!」


「……黒笹先生……私は地獄の果てまでついていきますよ……」


「そうね……私もできる限りの事はします!」


「よし、やろうではないか!」








それから長い手術が始まった………













数時間後……


「術式……終わり……」


「な、長かった〜」


「まだ……油断はできない…何しろ文字通り手足がバラバラだったからな……」


「そう……ですね……」


「まあ、手足がつながっただけでも奇跡としか言いようが無いからな……」


「(……問題は……後遺症だな………)」


広男は一抹の不安を抱えていた………












あとがき的なもの


今回の話にはドサクサにまぎれてネタバラシが入ってます。


[No.157] 2006/08/23(Wed) 02:56:22
見えない明日・見える未来〜番外編18〜 (No.157への返信 / 17階層) - シン

番外編18!






これは「追伸」を意味する「PS」を


ときどき「フェイズシフト」と間違えるガンダム狂なシンによる


いろんな意味で問題外な番外編である。


(「フェイズシフト」の意味は各自調べてください)








え〜…言うのが遅かったですが見えない(以下略)の第二部はギャグ路線で行きます!





ちなみに、今気づいたのだが、「初夜」の意味間違えたーーーっ!!


シン死んだ


チーン(死)










PHASEX3「怪童健治」


事故から2日が過ぎた……


健治(幼少時代)「う…ん……う〜ん……」


裕紀(幼少時代)「あ、健治くんが起きた〜!」


健治(幼少時代)「あれ……ここは……?」


広男(中年)「ここは………病院だよ……」


健治(幼少時代)「病院……………あ……ああぁあぁぁっ!」


健治は突然泣き出した。


青木(幼少時代)「け、健治くん!?」


健治(幼少時代)「あああ……お父さん……お母さん……お兄ちゃん…………何で………いなくなったの………?」


広男(中年)「(……!?まさかこの子……みんながもういないことを分かっているのか!?)」


健治はそれからしばらくすると泣き止んだ。


そしてこれが青木の言う「残酷なほど鋭い直感」の原点でもある。









それから数日が経ち、健治はリハビリを始めたのだが……


広男(中年)「(……何て回復力だ………手足がぼろぼろだったというのに……)」


健治は凄まじい回復力であっという間に前のように歩けるようになった。








そして、健治が退院するのにそう時間は掛からなかった………


[No.163] 2006/08/28(Mon) 04:23:00
見えない明日・見える未来〜番外編19〜 (No.163への返信 / 18階層) - シン

番外編19!







今回はネタ切れにつき通常のストーリーで行きます。





PHASE3「ムカツク………!!!」


2005年7月9日(月曜日)


「へ〜…もう脚本はできたのか……」


「ああ、そうみたいだぜ」


「外村部長、これです……」


修平に促され紗耶が美鈴に脚本を渡した。


「へ〜……やっぱりすごいな……」


美鈴が賛辞の言葉を述べた。











さて、今回はどのようにして修平が紗耶と出会ったのかについて語ろう。












4月某日(入学式の前)


「あれ?今日は東城さんいないな……」


「ありゃ?」


修平と一馬は見舞いに来ていた。


しかし、病室はもぬけの殻だった……


「修平くんに、一馬くん…どうしたの?」


青木がタイミングよく通りかかった。


「俺と一馬で見舞いに来たんだけど………」


「なぁ、東城さんがどこにいるか知らないか?」


「綾ちゃんなら今日は真中くんとデートよ」


「「………やっぱりか………」」












それからしばらく後………


「なぁ、あの2人を見てたら……なんとなく腹立たないか?」


修平が一馬に尋ねた。


「……なんとなく分かるな……」


「だろ?あれじゃバカップルも真っ青だぜ………」


「……なんとなく分かるな……」


「だろ?はっきり言ってムカツクよな」


「……なんとなく分かるな……」


「でもやっぱりあの2人には幸せになってほしいよな」


「……それは分かるな……」
















2人の話し合いはまだまだ続く………


[No.165] 2006/08/31(Thu) 03:41:36
見えない明日・見える未来〜番外編20〜 (No.165への返信 / 19階層) - シン

この記事はガンダムネタが暴走しすぎたためシンによって削除されました。


「すまんな……みんなの命をくれ!」


注・意味はありません。


[No.166] 2006/09/03(Sun) 04:16:37
見えない明日・見える未来〜番外編21〜 (No.166への返信 / 20階層) - シン

この記事はガンダムネタが暴走しすぎたためシンによって削除されました。


「左舷!弾幕薄いぞ!何やってんの!」


注・意味はありません


[No.167] 2006/09/03(Sun) 05:20:05
見えない明日・見える未来〜番外編22〜 (No.167への返信 / 21階層) - シン

番外編22!








今回は弾幕を厚くしておきました!


と、いう訳で総員、ブライト艦長に敬礼!


そして1ヶ月以上も過ぎていますが鈴置洋考さんのご冥福をお祈りいたします。


注・「ここでやるな」って突っ込みは無しでお願いします。


(だって3回連続ブライト艦長ネタだよ!)
















さて、今回はやっぱり裏事情を語ることにする。


まず、『THE ANOTHER STORY』の方だが、これが更新されない理由としてはネタが無いという事が挙げられる。


さらに言うと、やっぱり東城を殺したくないんです!


実は構想の中では各キャラの死亡確率は……


真中        5%(死ななくても精神崩壊の可能性はあり)


西野        100%(死亡確定)


さつき        99%


唯          85%


外村         90%


美鈴         100%(個人的には生かしておくのもいいのだが……)


小宮山        95%


天地         100%(絶対に殺します)


ちなみ(出す予定)   100%(一番最初に死ぬ確率75%)


こずえ        75%(ヒロイン、サブヒロインの中では一番生存率が高い)


舞          100%


大草         95%(あ、でも出るかな……?)


真紀         100%(出た場合)


黒川         75%


修平         50%(最終決戦で死ぬ可能性もあり)


一馬         65%


健治         100%(真矢のところへ逝ってこい!)


裕紀         95%


広樹         90%


英雄         95%


青木         ???(出るかどうかも不明)


上田         80%(かませ犬として死ぬ可能性もあり)


中島         75%


下村         95%





では、東城は?


答えはこちら


東城綾        100%の確率で死亡


内、主人公サイドのキャラに殺される確率95%


また、主人公サイドのキャラの誰かを殺す確率90%





……となっています。


………殺したくないよ〜!!!


でも展開上絶対に殺さなくてはならないんだよ〜!!!


しかも、死に方が悲しいよ〜!!!


ウワーン!!








ちなみに、マジでこの作品はtakaciさんの『ever free』を彷彿とさせる内容です!(パクリじゃないよ〜)


ただ、バトルの内容をどのようにするかが問題となっています。


結果としてはしばらくお待ちくださいという事です。








以上、シンでした。


あ、「まず」って言っておきながら1つしか無かった………


[No.176] 2006/09/11(Mon) 05:21:01
見えない明日・見える未来〜番外編23〜 (No.176への返信 / 22階層) - シン

番外編23!







PHASE4「その名は沙耶」






4月○日


修平と一馬は泉坂高校に入学した。


入学式も終わり、2人は教室に入った。


そして、2人はくだらない話をしていた…







そんな時、教室に一人の少女が入ってきた。


その少女は控えめな印象を与える美しい顔立ちをしていた。


修平はその少女に目が釘付けとなっていた。


「(………あいつ……東城さんにどこか似てるな…………)」


一馬はそんな事を考えていた。






修平は本当は綾に惚れていた。


修平が淳平と綾の二人を見て「ムカツク……」と思うのは淳平に対するちょっとした嫉妬でもある。


ただ、現時点では修平は自分の気持ちに気づいてはいないようだ。






「(………どうなることやら………)」


一馬はそんな事を考えていた。







それから後、自己紹介となった。


そして、その少女の番となった。





そしてその少女は自分の名をこう名乗った。


「あたしは東出沙耶です」


[No.179] 2006/09/13(Wed) 04:15:42
見えない明日・見える未来〜番外編24〜 (No.179への返信 / 23階層) - シン

番外編24(緊急)







しまったぁぁぁ!


弾幕が薄かったから20と21が削除扱いだったーーーーー!!!





「左舷、弾幕薄いぞ!何やってんの!」


結果・ラー・カイラム撃沈





ゼフェール「
アラン「     撃沈!?何故に!?」」」
リベッツ「






以上、orzなシンでした…………
















































































なーんてな!


今回はまだまだ続くぞ!









これは、「いちご」の原作を黒歴史化したいシンによる恐怖の番外編である。






言葉の通りです。俺にとっては原作はもう黒歴史です。


月光蝶で砂と同化させたいです。





それはさておき、


今回は俺のメイン作品である「見えない(以下略)」とその別バージョンのストーリーの構想においてボツとなった設定をいくつかあげようと思う。















































































めんどくせ〜


やっぱりやめよっと。


以上、シンでした。


一同「コラー!!!!!!」







あ、そうだ


やっぱりもう少し続けよう。


と、いう訳で…





「シン」を河下水樹・桃栗みかんキャラ成分分析してみた。





シンの42%は日暮龍一で出来ています
シンの40%はつかさの父で出来ています
シンの9%は東城遥で出来ています
シンの6%は外村美鈴で出来ています
シンの3%は北大路さつきで出来ています





!?


………何故だ!?


シンをキャラ分析したのに東城綾が含まれていない!?何故だ!?


シャア・アズナブル「…坊やだからさ……」





シン死んだ。


チーン(死)


この後「本名」を使ったが東城綾は出ない……


そこで、さらにネタをいろいろ使ってみた…





出ない!


何故東城だけが出ない!?


左舷、東城が出ないぞ!何やってんのー!!!


…てな訳でブライト・ノアでやっても出ない……


結果


左舷、東城が出ないぞ!どうなってんのー!!!


異常、シンでした。( orz )


[No.180] 2006/09/14(Thu) 03:28:22
見えない明日・見える未来〜番外編25〜 (No.180への返信 / 24階層) - シン

番外編25







PHASEX4「哀・日暮」








2004年某月某日


[西野か……あーゆー娘って俺のタイプなんだよな……]


「ほへ〜そうかいな〜」


[これは冗談抜きの話だけど、マジで嫁にするならあーゆー娘だよ]


「そうかいそうかい……なら今度つかさちゃんとちょっと話してみるとするかね……」


そこでは電話でこんな会話をしていた。


そう、電話の向こうにいるのは日暮龍一である。







だが、実は彼にはとんでもない過去があった……






































13年前……


健治たちは中学生となっていた。


(小学校時代はスルー)


そして、日暮もまた中学生となっていた。





この頃すでに健治と真矢の交際は始まっていた。





ちなみにこの頃になると真矢はその容姿故に男子の注目の的となっていた。


だが、健治という絶対的な存在の前にはそこらの男子は撤退せざるを得なかった。


健治は淳平とは違い、容姿もそれなりに良い。(こんな事を言ったら淳平に失礼だが)


そして、健治は「真矢を守る」という意思もあり、常に真矢のそばについていた。


他の連中にはそこまでの覚悟が無かったのだ。








だが、覚悟を持った漢(笑)がいた。


それがなんと日暮なのだ。


故に、日暮は健治に真矢をめぐっての戦いを挑んでいた。









………が、結果は日暮の惨敗…と、言うより完敗。


何しろ当時の日暮は今のように腕っ節が強くなかった。


そして、元々健治にアドバンテージがあったため、日暮は学校の男子生徒大勢(不良含む)を健治にけしかけた。





………が、それでも健治が圧勝。(祐樹たちは介入していない)


さらには真矢本人に日暮が生徒をけしかけた事がバレてしまい、さらに状況は悪化。















そして、日暮はこう言われた。


「日暮くん、最低!」


そう、中学の頃に真中が「真中くん、最低!」と綾に言われたように………(自業自得)

































結果として、この事がトラウマになり日暮の好みのタイプは真矢とはほぼ正反対であるつかさのようなタイプの女の子となった。


また、この一件以降、日暮は体を鍛え始めたという………


故に今では腕っ節が強くなっている。







































































































真矢と関わった人物は何かしら変化がある。


これはある意味悲惨な例だろう………








ちなみに、日暮のトラウマはまだ癒えていないそうだ………(哀)


[No.192] 2006/09/29(Fri) 15:52:12
見えない明日・見える未来〜番外編26〜 (No.192への返信 / 25階層) - シン

番外編26!





今回はPHASE5です。


Xナンバーと平行して進めているので複雑になってますが・・・






PHASE5「致命的」






物語は始業式の日のまま続く・・・





放課後


修平は放心状態だった。


「・・・修平、気持ちが分からないわけじゃないけど・・・」


「いつまでそうしているつもりだ?」


「・・・俺がどうかしたか〜?」


「だめだこりゃ・・・」


一馬は半ば諦めていた。





「まあいいや。今日は映研に行くぞ」


「映研に入るって公言したんだからな」


「へ〜い・・・」


「・・・・・・・・末期だな・・・・」


一馬は本当に諦めた。


















































































「え〜っと・・・確かこのあたりだよな・・・・」


半年前に映研の部室を訪れたときの記憶を頼りに歩いていた。


「あ、そうだ修平」


一馬が放心状態の修平に話しかけた。


「何だ〜?」


「ずっとそんな調子だったら美鈴さんにぶっ飛ばされるぞ」


「・・・・・・あ・・・・・ヤバッ・・・・・!」


脅しによって修平は元に戻った。





ズドーン!


「冷やかしは出てけーーーっ!!!!」


同時に映研の部室から怒号が飛んだ。


そして、数人の男子生徒が扉から吹き飛ばされてきた。


「「・・・・・・いきなり吹き飛ばされてるな・・・・・・」」


2人は思わず突っ込んだ。




「全く・・・ロクな奴が来ないんだから・・・」


ブツブツ言いながら美鈴が出てきた。


「さっさと失せろーーーーっ!!!!!!」


そして、意識を取り戻した者から順に逃げ出した。





「「・・・・・・・・・・・・・・」」


「あ、美鈴さん」


「こんちわ〜」


とりあえず平静を装いながら2人は声をかけた。


「・・・あれ?修平くんに一馬くん?」


美鈴は修平と一馬の存在にようやく気づいた。





































「・・・美鈴さん。あれはやり過ぎでは・・・?」


部室に入った後、修平が言った。


「・・・・いや、でも実際冷やかししかいなかったからな・・・」


「そう・・・なんですか・・・・・・」


会話がローテンションな3人。












その後、映研が深刻な部員不足であることが分かった。


「まあ実際あれを見たらそれは分かるよな・・・」


「そうなのよ・・・これで部員は3人」


「だから最低でもあと2人は必要なの・・・」


「・・・・・・・・・」


「おい、修平」


無言の修平に一馬が声をかけた。


「・・・・・・・・・」


どうやら、また放心状態になってしまったようだ。


「だめだこりゃ。やっぱり末期だ」


「・・・・・・何があったの?」


心配になった美鈴が一馬に尋ねた。


「実は・・・・・・」






















































「3組の美少女・・・・そういえばあたしのクラスでも何か言ってたっけ・・・・」


「あ、もう噂になってたんだ・・・・・」





「それにしても修平くんが東城先輩を好きなのは知ってたけど・・・」


「まさかそんな事になっちゃうなんて・・・・」


「どうにかしないとアイツは廃人になっちゃうぜ・・・」


「(あ、もう廃人か・・・)」


「そうよね・・・・・・」


「(てゆーか、もう廃人じゃ・・・)」


「「はあぁぁぁぁぁ〜・・・・・・」」








ため息しか漏れない2人であった。


続く


















































































おまけ


俺を成分分析してみた。


(ノーマルです)


(本名)の92%は怨念で出来ています
(本名)の7%は白インクで出来ています
(本名)の1%はミスリルで出来ています


俺は怨念だらけかーーーーっ!!!!(死)


[No.199] 2006/10/15(Sun) 18:33:47
見えない明日・見える未来〜番外編27〜 (No.199への返信 / 26階層) - シン

番外編27!








今回はPHASEX5です





PHASEX5「夢へ」







健治たちは中3となっていた。


そう、進路を考える時が来たのだ。





そして、健治たちはテアトル泉坂で話をしていた。






「・・・健治、それは本気か!?」


広樹が叫んだ。


「ああ、本気だ! 高校になったら作るんだ!映画を!」


「へ〜・・・じゃあ俺はその話に乗った!」


「おっ!裕紀!」


「ま、大学に行ければ問題ないからな・・・」


「で、真矢は当然俺と同じだし・・・」


健治が同意を求めると真矢はうなずいた。




「・・・俺もその話に乗るか・・・」


「広樹?」


「ま、一生に一度の人生なんだろ?それなら一度くらいバカな事をやってもいいだろ?」


「バカな事って・・・・」


健治はガックリと頭を下げた。


「でも、英雄くんはそういうわけにはいかないでしょ?」


真矢が英雄に尋ねた。


「あ、英雄ってもう全国からスカウトが来てるんだろ?」


「そうだぜ。PLとか明徳義塾とか(以下略)」


「でも・・・俺の夢はそういう高校に行かなくても叶うものだろ?」


「確かに・・有名高校に行かなくてもプロになることはできる・・・って英雄!?」


広樹が何かに気づいた。


「ああ、俺も健治の話に乗ったぜ!」


「やってやろうじゃないの!映画作り!」


「おっ!英雄もか!」


そして、5人は志を同じくした。





「やってやるぞ!映画作り!」


「うん!やろう、健治くん!」


「ああ!やるぞ、健治!」


「まあいいんじゃないか・・・?」


「へっ・・・!どこまででもやってやる!」





















彼らは改めて一致団結した。


そして、彼らは泉坂高校に進学することになる。


・・・もっとも、英雄の学力ではそこが限界だったという裏があるが・・・









彼らの夢は動き出した。


その先にあるはずの未来に向かって・・・


[No.213] 2006/10/24(Tue) 03:06:10
見えない明日・見える未来〜番外編28〜 (No.213への返信 / 27階層) - シン

番外編28!






PHASEX6「恋人の条件 − 混迷の泉坂」







とりあえず健治たちは泉坂高校に入学した。




「そーいえば・・・映画を作るにはまずそのための部を作らねーと・・・・」


「あ、そうだよね」


健治と真矢は改めてその事に気づいた。








この時、健治ですら気づかなかったのだが、


真矢の顔には悲しみが浮かんでいた・・・












ある日の放課後


屋上で健治たちは書類を見ながら話をしていた・・・


ちなみに、屋上で話をするのはこの頃から受け継がれている。


「え〜っと・・・部員は最低でも5人っと・・・」


「じゃあ、俺と健治、真矢、広樹、英雄でちょうど5人じゃん!」


「そうだな。とりあえず第一関門はクリアというわけだ」


「で、後の項目も・・・問題ないな・・・」


「おっ! っていうことは・・・・」


「ああ、書類を提出してくる!」


「行ってこい!健治!」


健治は校長室へ向かった。












「そういえば、健治のヤツ・・・最近バイトして金を稼いでいるみたいだけど何をやってるんだ?」


裕紀が真矢に尋ねた。


「健治くんね、最近一人暮らししてるの」


「は!?健治が!?」


広樹が叫んだ。


「うん。『あんまり迷惑ばかり掛けられない』って言ってるの」


「そっか・・・そういえばアイツは居候だったもんな・・・」


英雄が改めて気づいた。








「そういえば・・真矢ってずっと・・・」


裕紀が何かを思い出した。


「うん・・金場(きんじょう)くんでしょ・・・?」


「今もアイツに言い寄られてるんだろ?」


「うん・・でもあたしは・・・・」


「・・・ま、あんな金持ちのガキは正直ウザイけどな」


「いいかげん諦めろっての・・・」


裕紀が『金場』を罵った。


「アイツは一応やさしいところもあるけどな」


とりあえず弁明する英雄。


もっとも、弁明する理由は『もし聞かれていたら厄介なことになる』というだけの話なのだが・・・










金場とは中学からの同級生だ。


親は大会社の社長である。


そんな彼は真矢にずっとアプローチをかけている。


もっとも、真矢の気持ちは揺るがないが・・・


ちなみに、本人は後の天地にそっくりである。










「まあ、アイツは懲りないよね〜」


「・・青木さん・・いつの間に・・・?」


青木がいつの間にか真矢の横に来ていた。




「・・でも注意して・・・・」


突然青木の表情が真剣になった。


青木の表情が真剣になるときは決まって何か大きなことがある。


「金場だけど・・アイツの親の会社が真矢ちゃんのお父さんがやってる会社を買収しようとしているって噂よ・・・・」


「・・買収!?」


広樹がまたしても叫んだ。


ちなみに、真矢の親も社長である。




「でも・・・そんな事をしたからって何になるんだ?」


裕紀が尋ねた。


「・・反対して、他のところから融資を受けようとするのなら・・・多分、交換条件を出してくるわ・・・」


「ど、どういうことだ!?」


「そもそも、買収とか融資って・・・何が起こってるんだよ!?」


英雄がさらにたずねる。


「・・実は真矢ちゃんのお父さんの会社はもう・・・・」









「な・・何だって!?」


「倒産寸前!?」


「よりによってバブル崩壊に巻き込まれたのか・・・!」


三者三様の答えが返ってきた。


真矢はずっとうつむいている。


「断ったら・・・下手をすると倒産よ・・・・」


青木は次の言葉を言うのを少しためらった。


「・・それだけじゃないの。多分、出される交換条件は・・・」


「・・・・・真矢ちゃんと金場の婚約よ・・・!」


青木はやりきれない顔で言った。


「「なっ・・・!?何だって〜!?」」


「チィィッ!」


裕紀と英雄は思いっきり驚き、広樹は怒りを顔に出していた。


「ちょ、ちょっと待ってくれ!いくらなんでもそれは飛躍しすぎだって!」


「それに、真矢も金場もまだ15歳だろ!?」


裕紀が慌てて叫んだ。


そこには真矢と健治に対しての気遣いもあった。


「さ、さすがにそんな事は無いと思うよ!」


青木が慌てて否定する。





「・・・・・・実は・・・・・」


ここまで黙っていた真矢が口を開いた。


その美しい顔に悲しみを浮かべながら真矢は次の言葉を言った。




「もう・・・・その話は来てるの・・・・・」






「「「「う・・・ウソだろ(でしょ)・・・・!?」」」」


その言葉に4人は言葉を失った。







「き・・金場のヤツ・・・・・!」


「人の弱みにつけこむなんて・・・!!許せねぇ!!!」


「これが経済か・・・・やってられねーな・・・・!」


3人は怒りをあらわにした。


広樹も珍しく本気で怒っている。


「で、でも真矢ちゃんのお父さんは・・・・!?」


青木が慌てて尋ねる。


さすがの青木でもここまで話が進展しているとは思わなかった。


「うん・・最初は買収も・・・・『コレ』も反対だったんだけど・・・」


「でもやっぱり生活には代えられないからって買収を受け入れたの・・・・」


「まあ・・・賢明な判断だな・・・・」


広樹が客観的に言った。


「で、でもそれならもう終わりだろ!?」


英雄が尋ねる。





「・・・・・実は・・・・・」


真矢はその次の言葉を言うのを少しためらった。


「買収された後の経営資金を出すための交換条件をまた出してきたの・・・・・・」


そこで真矢の話は終わった。


いや、それ以上言えなかった。


真矢の目からは光るものが流れていた。


それは夕日に輝いて、美しく・・・悲しかった・・・





そして、真矢の話をこれ以上聞かなくてもこの先の話の内容は簡単に分かった。














「何なんだよそれはぁぁぁぁっ!!!!」


裕紀の絶叫がこだました。




























恋人の危機、


そんな事を知る由も無い健治は、


創部が認められたので浮かれていた・・・・


[No.214] 2006/10/24(Tue) 04:18:23
見えない明日・見える未来〜番外編29〜 (No.214への返信 / 28階層) - シン

番外編29







PHASEX7「あんなに一緒だったのに − ゆれる想い」









「・・・やってくれたわね・・・・!」


青木が吐き捨てた。


「野郎・・・・!」


「もう我慢できねぇ!今すぐぶち殺す!」


そう言うと裕紀は屋上を出ようとした。


「裕紀、やめろ!」


広樹がすぐに裕紀を止める。


「離せよ!お前はあれでいいのか!?」


「いいのかって・・・・・」


「よくねぇって事ぐらいは分かってるんだよ!」


「だけど・・・!俺たちが騒いだところで何ができる!?」


「あ・・・・・そ・・・ん・・な・・・・」


そう呻くと裕紀はその場にへたり込んだ。





「・・・・で、真矢は・・・・どうするんだ?」


英雄が真矢に尋ねた。


「・・・あたしは・・・・この話を・・・・・受けるつもりなの・・・・」


「でも・・・今はその事を隠してあと少しの間だけは健治くんの恋人としていたいの・・・・」


「でも・・・もうそういうわけにもいかないんだけどね・・・」


「そう・・・・か・・・・・・・・・」




「・・この事は・・・真矢の言うとおりに健治には内緒にしよう・・・・」


「ハァ!?」


英雄の言葉に裕紀が反応した。


「悔しいけど・・広樹の言うとおりだ・・・!」


「もう俺たちにどうこうできる問題じゃないんだよ!」


「・・そうだ・・・・もう俺たちにできる事は無い・・・」


今度は広樹が口を開いた。


「それに・・・健治がこの事を知ったら何をすると思う?」


「・・・・殴りこみ・・・・か?」


「そうだ。そうなったらどうなる?」


「・・・ま、まさか!?」


広樹の言葉に思い当たる節があった。


金場の母親はPTAの会長なのだ。


「退学・・・か・・・・・」


「ああ。そうなれば本当に止められなくなる」


「それに嫌な噂もあるしな・・・」


「噂・・・?」


「・・・気にするな。それより退散するぞ」


「・・・何で?」


広樹に青木が尋ねた。


「・・健治に知られるわけにはいかない」


「なんとしてもごまかすぞ」


「・・・そう・・するしかないか・・・・」


裕紀は諦めの表情を見せた。


「・・・・帰ろう。健治には悪いけどな・・・・」


広樹の言葉で一行は屋上を後にした。


























その頃


「ふぅ・・・これで映研始動か・・・」


校長室から健治が出てきた。


「さてと・・・戻るか・・・」


健治は屋上へ向かって歩き出した。





と、そこで健治は金場の姿を見た。


「・・・?」


健治は金場が笑っているように見えた。


「・・・・何だ・・・・?」


健治は嫌な胸騒ぎを感じた。
































「あれ?誰もいない・・・・?」


健治は屋上に誰もいないことに気づいた。


「・・・ドッキリか・・・?」


健治はそう思ったが、直後に『何か』を感じた。


「・・・嫌な予感がするな・・・・・!」


健治は急いで屋上を後にした。















健治は家路を急いだ。


すると、広樹に追いついた。


「広樹!」


「!健治・・・!どうしたんだ?そんなに慌てて・・・」


「何で帰ったんだ!?」


「!(知られる訳には・・・!)い、いや・・ちょっとな・・・・」


「ちょっと・・・何なんだ!?」


「さっき俺は金場を見たんだ!そしたら金場の奴・・・笑ってたんだ!」


「何が起こってるんだ!?金場に・・・真矢に!」


「・・何でもねぇよ・・・」


「・・・・まあ、恋人にあんまり心配を掛けるなよ・・・」


「・・・広樹・・・・・・」


健治は追及をやめた。


なぜならこれ以上言っても何も出てこないと判断したからだ。

























































「ん?電話・・・?」


健治の家(アパート)に電話がかかってきた。


「はいもしもし・・・」


[健治くん・・・あたし・・・]


「真矢か!?どうしたんだ!?」


真矢の声は今にも消えそうだった。


[・・・健治くん、ごめん・・・あたしと別れてほしいの・・・]


「・・・へ!?おい!何を言ってるんだ!?」


「いきなりどうしたんだよ!」


[ごめんなさい・・・理由はまだ言えないの・・・]


「お、おい!?どういうことだよそれは!」


「何があったんだよ!?」


「・・・ってオイ!?」


電話は切れていた・・・


「・・・何なんだ・・!?何が起こっているんだ・・・!?」






























































健治は夢を見た。





『健治君!助けて!』


『ふはははは!真矢さんは僕のものだ!(天地を想像してください)』


真矢が健治からどんどん離れていく。


『真矢!真矢!真矢ぁーっ!』


健治は真矢を追いかけるが身体が進まない。


そして、そのまま真矢は姿を消した。





「う、うわあぁぁぁっ!!」


健治は目を覚ました。


「・・・何なんだよ・・・・あの夢は・・・・」


その瞬間、健治の中である仮説が立った。


「(!まさか・・・・金場が真矢に何かを・・・!?)」


「(待てよ!確か真矢の親父さんの会社は経営難だったはず・・・)」





「・・・そういう事かよ・・・・!」


今、点と点が線でつながった。




健治はまず時計を見た。


7時30分ぐらいだ。


「ちっ・・・寝坊してたか・・・!」


それを見た健治は急いで支度をし、アパートを飛び出した。




























いつも健治たちが集まる場所へ到着するとみんな来ていた。


「よ・・・よぉ健治・・・」


まず裕紀が声を掛けた。


健治はそれに答えると周りを見渡すと一人いないことに気づいた。


「・・・真矢は!?」


「あ、ああ・・・今日は休みみたいだぜ・・・・」


英雄が平静を装いながら言った。


「休みか・・・・チッ!コイツは・・・マジで面倒な事になってるかもな・・・」


「健治くん・・・?」


青木が心配する。


「実はな・・・


健治は話を始めた・・・








「なるほどね・・・・」


「真矢から別れ話か・・・奇妙だな・・・・」


とりあえず平静を装いつつ裕紀と広樹が言った。


「・・・で、お前ら・・・・」


「本当の事を言え」


健治はただそれだけを言った。


「「「「!!!」」」」


「俺の中ではもう結論は出ている・・・!」


「金場が何かをやったってな・・・!」


「・・・・やれやれ・・・健治はそういう事をすぐに見破るからな・・・」


広樹がやれやれといった様子で答えた。


「・・・・真矢は・・・・・・・




























「やっぱりか・・・・!」


「・・・・行くぞ」


「ってどこに!?」


裕紀が尋ねる。


「真矢の家だ・・・!」


健治はただそれだけを言った。


「って、学校をサボる気なの!?」


青木が突っ込んだ。
































「健治です!真矢と話がしたいんですけど!」


健治は真矢の家の前に来ていた。


裕紀たちもついてきていた。







「一体どういう事なんですか!?」


「ちゃんと本人の口から説明してくださいよ!」





すると、扉が開いた。


「健治・・・くん・・・・」


真矢の父親だった。


「・・どういう事なんですか・・・・!無理矢理婚約って・・・!」


健治が怒りを顔に出していた・・・


「知っていたのか・・・・」


「なら・・・・詳しく・・・説明しよう・・・・・!」


真矢の父はそれだけ言った。










応接室で健治たちは話をしていた・・・


そばには真矢の姿もある。


しかし、いつものような気力は全く感じられない。





そして、健治はさらに詳しく話を聞いた。







「つまり・・・・どの道、真矢と金場の婚約は避けられない・・・と・・・」


「そういうことだ・・・・」


「完璧な政略結婚ですね・・・・!」


健治が皮肉った。




「・・・・真矢は・・・これでいいのか?」


「(・・・あたしは・・・健治くんと一緒にいたい・・・)」


「(でも・・・・そんな訳には・・・いかない・・・・)」


真矢はただ黙って頷いただけだった・・・











「やってられねーな・・・!」


突然広樹が口を開いた。


「・・・アンタはそれでいいんですか・・・・?」


「自分たちが安穏とした生活を維持するために自分の娘を差し出すなんて真似をして・・・!」


「はっきり言って真矢が生贄同然じゃないか!」


「それで真矢が幸せになれるとでも思っているのか!?」


「アンタのやってることは何千年も前の人間と同じだ!」


「自分の娘すら大切にできない奴が社長を名乗るな!」


「・・・ひ・・広樹・・・・お前・・・・」


広樹が自分の激情をあらわにした。


健治は広樹の意外な一面に驚いていた・・・


「な・・・!? そんな事は無い!」


「健治くんには悪いが・・・・将来を考えると金場くんの方が真矢のためになると思っている!」


「それに、君にそんな事を言われる筋合いは無い!」


この時、健治の頭の中で何かが切れた。


「・・・悪いが、俺はアンタの本性を見た」


「・・・・どうやら9年前の優しさは偽りだったみてーだな」


「なっ・・・・!?」


「それとも、俺みたいな孤児は東堂家の格を下げるからもう必要ないのか?」


「な・・・私はそんな事は一度も・・・・」


「なら、広樹に『君にそんな事を言われる筋合いは無い!』なんて言えないよなぁ!」


「・・・・・・・」




「・・・・・俺は勝手にやらせてもらうぞ・・・!」


「あと・・・最後にひとつだけ言わせてもらう・・・・!」


「アンタは・・・・人間としてはクズだ・・・・!」


「・・・健治くん、君は・・・いつの間にそんな人間になったんだね?」


「・・・・減らず口を叩くんじゃねぇよ!」


健治は真矢の父に殴りかかった。


もはや、育ての父として見ていなかった。





「・・・・やめろ・・・・健治・・・・!」


広樹がその拳を止めていた。


「広樹・・・何でお前が止める・・・?」


「・・・・いいからやめろ・・・・」


そう言うと広樹はどこからともなく鈍器のようなものを取り出して健治を殴っていた。


「・・・・しばらく黙ってろ・・・」


「・・・やれやれ・・俺としたことが・・・・熱くなりすぎたぜ・・全く・・・」


「・・とりあえず・・・・・・これで失礼します」


そう言って広樹が健治を引きずりながら出て行った。




























「ここは・・・・」


健治はしばらくして目を覚ました。


「・・・公園だ・・・・!」


「・・・広樹・・・何で止めた・・・!」


「お前だって相当怒ってたくせによ!」


「・・・・あそこで争っても何も変わらない・・・!」


「広樹・・・てめぇもか・・・!」


「こうなったら直接殴りこんでやる!」


「「ま、待てよ健治!」」


裕紀と英雄が必死で止める。


「うるせぇ!これ以上ふざけた真似をさせられるか!」


「・・・落ち着け健治・・・」


「落ち着けるか!」


「とにかく落ち着け・・・!」


「無策のままでは勝てる戦も勝てないぞ・・・!」


「そうかもしれねぇけど・・・・って無策!?勝てる戦!?」


「ひ、広樹くん・・・・?」


思わぬ言葉に4人の視線が集中する。








「・・・俺をなめるなよ」


広樹はただニヤリと笑っていた。


[No.218] 2006/10/25(Wed) 04:59:06
見えない明日・見える未来〜番外編30〜 (No.218への返信 / 29階層) - シン

番外編30!






う〜む・・・どうしてもhiroさんの作品と被る・・・






PHASEX8「天秤 − 反撃の広樹」









「勝てる戦だって!?広樹、それはどういうことだ!?」


健治が問い詰めた。


「そのまんまの意味だ・・・・まあ、ここで話すのも何だ・・・」


「とりあえず例の場所へ行くぞ」


「・・・分かった!」


健治は力強く答えた。





















道中


「そういえば、何であそこに行く必要があるんだ!?」


「あ?少し落ち着くためだよ・・・!」


「少なくとも、さっきの健治に話しても無駄だ」


「・・・そうかい・・・」


「落ち着く・・ねぇ・・・・・」


裕紀がなんとなくつぶやいた。


「・・・そうだ・・落ち着け・・・・・・・・・・」


健治もつぶやいた。


「ん!?」


健治は何かに気づいた。


「ど、どうした健治!?」


英雄が健治に問いかける。


「・・・国語と公民の問題だ・・・・!」


「「「「へ!?」」」」


4人が同時に妙な声をあげた。


「買収の場合、経営権はどっちにある?」


突然、健治が問いを出した。


「そりゃ・・・買収した方だろ?」


裕紀が答えた。


「・・・正解だ」




「じゃあ、融資の場合は経営権はどっちにある!?」


再び健治が問いを出した。


「・・・それは・・・融資を受けた方・・・・って、あれ!?」


青木がおかしい事に気づいた。


「どうした!?」


広樹が尋ねる。


「いいか、金場工業は東堂工業を買収するつもりのはずだ!」


「あ、ああ・・・」


「だけど、広樹の話だと真矢は『融資』とも言ったんだろ?」


「ああ。確かに融資って・・・・ハァ!?」


広樹も矛盾点に気づいた。


「おい、待てよ!おかしくないかソレ!」


英雄がさらに言う。


「ああ、おかしいんだよ」


「俺の考えだと、金場工業は買収という形をとって東堂工業の技術力を吸い取る大義名分を得るつもりだ」


「でも、実際の経営は融資するだけで全部丸投げするつもりだ!」


「それもとんでもない高利貸しだろうけどな!」


「なるほどね・・・・で、金場には美人の婚約者っておまけまであるのね・・・」


青木がさらに付け加えた。


「・・・そういうことだ・・・!」


「で、東堂の親父さんは真矢を取られるって事だけで気が動転してその矛盾に気づかなかっただろうしな!」


「やってくれたな・・・・!」


広樹の目に冷徹な光が灯った。


「・・・・やるぞ。のんびりしている暇は無い・・・!」


一行は足を速めた。




















テアトル泉坂


「館長さん!ちょっとここ借りますよ!」


健治がそういうと入っていった。


「・・・何が起こっているのじゃ?」


豊三郎は不穏なものを感じていた。


















「で、広樹・・・策って何だ?」


健治が尋ねる。


「・・・その前にひとつ訊きたい」


「・・・どうした?」


「健治、お前は真矢のために犯罪に手を染める気はあるか?」


「!?」


「さらに言うと・・・命を・・・・賭けれるか?」


広樹が問いかけた。




「俺は・・・奴らを許さない・・・!」


「あんな理不尽な話は認めさせない・・・・!」


「俺は・・・・真矢を守るためなら・・・救うためなら・・・」


「俺は・・・・命でも何でも賭けてやる・・・・!」


健治は決意を語った。


「・・・ま、愚問だったか・・・・」


広樹は最初から予想していたようだ。






「なら・・・話そう・・・・・お前らも聞きな・・・」







「「「「(ゴクリ)」」」」


「俺はバブル崩壊の前からずっと株価を見ていた」


「(おい、お前は何歳だ)」


健治はそう言いたかったが言わない事にした。


「で、これが東堂工業と金場工業の株価・・・あと、他の企業の株価をグラフにしたものだ・・・・」


広樹はグラフを取り出した。


4人は食い入るように見つめた。





「・・・で、これが何になるんだよ」


英雄が問いかけた。


「・・大抵の企業はバブル崩壊とほぼ同時に株価が急に下落している・・・」


「だが、東堂工業は下落するのがやけに遅くないか?」


「・・・確かにそうよね・・・・」


「しかも、これを見ろ。数ヶ月前から急に下落している・・・」


「ああ・・・何か不自然って言えば不自然だよな・・・・」


裕紀もおかしいところに気づいたようだ。


「さらに・・・金場工業だけはバブル崩壊の影響をほとんど受けていないんだ・・・」


「あれ!?ウソ!」


青木が驚く。


「とどめに、数ヶ月前からの株価の急上昇・・・・」


「・・・・・・何か臭わないか?」


「確かにな・・・・あまりにも都合がよすぎる・・・・」


「・・・だとすれば金場工業が株価を不正操作しているのか・・・?」


健治が疑念を述べた。


「考えてみれば金場工業は国内シェアのかなり多くを占めている・・・」


「・・・コイツは・・・・面白い事になってきたな・・・・!」


健治がさらに言った。




「どうだ?」


「確かにコイツは特ダネだな・・・!」


「じゃあ、コレを警察に出したらどうだ?」


英雄が広樹に提案した。


「無理だな。これに関しては証拠が無い」


提案はあっさりと蹴散らされた。





「で、もうひとつ・・・」


「まだ何かあるのか!?」


「当然だ」


「マジかよ・・・」


裕紀は派手に驚いた。


「金場工業はどうも暴力団や政府高官との癒着があるようだ」


「何だって!?」


健治も派手に驚いた。


「ああ、俺の調べでは政府の公共事業関連の談合と暴力団への資金提供があるみたいだ」


「完璧にOUTね・・・・」


「それに、談合も建設関連の事業もしてるから納得できるわね・・」


「で、俺の策ってのが、この2つの癒着の証拠を集めて警察に提出し、金場工業を潰す・・・ってとこだ」


「まあ、片方でも十分だがな」


「マジかよ・・・・!」


「確かにそれなら十分潰せるな・・・!」


裕紀と英雄は広樹の策に驚いた。


「だが・・・どうやって証拠を集めるんだ?」


「連中の事だ、証拠なんて抹消しているだろうしな」


「健治、俺は最初に何と言った?」


「・・・命を賭ける覚悟はあるかって・・・・・・・は!?」





「お、お前・・・まさか・・・・・!?」





「そうだ・・・・」


「潜入捜査だ・・・・!」






「「「「せ、潜入捜査ぁ!?」」」」






「ああ、それしかない」


「だから言ったんだ『犯罪に手を染められるか』『命を賭けられるか』ってな・・・」


「なるほどな・・・・」


「確かに犯罪になりかねんな・・・!」


「それに、下手をすれば『消される』な・・・・」


健治はやろうとしている事の重大さに気づいた。











「俺は正直、やめるべきだと思うぞ」


「何も、女1人のために警察のご厄介になったり、命を投げ出す必要は無い」


「それに、失敗すれば健治だけでなく他の連中まで巻き添えを食うぞ」





「・・・・・・・」


健治は黙って広樹の話を聞いている。





「今、健治は自分の色恋と自分やみんなの生活と命を天秤に掛けているんだ」















「・・・・・それでもやるか?」

































広樹は言うだけのことは言った。


確かに、天秤に掛けるにはあまりに不釣合いだ。

































「・・・何を天秤に掛けようと関係ない・・・・!」


「俺は真矢を助ける・・・!」


「それが偽善だろうが独善だろうが関係ない!」


健治は改めて決意を語った。








「・・・よく言った・・・それでこそ健治だぜ・・・!」


広樹は、やはり予想していた。


健治はそういう人間なのだ。












「なら、俺たちもやるか・・・・!」


「お前ら2人に任せられるかよ!」


「健治くんは相変わらずね・・・でもそれがいいところなのよ・・・だから、私もやるわ!」


裕紀、英雄、青木の3人も健治と同じ道を選んだ。


「お前ら・・・・」


健治は少し涙ぐんでいた。





「・・・いいのか?関わらない方が多少は安全だぞ?」


広樹が問う。


「「「知るか(知らないわ)そんな事!」」」


「「「俺(私)がやりたいことをやるだけよ!」」」


「・・・愚問だったか・・・・」


「そうみたいだな・・・」


「どうやら俺たちの中に頭のいい奴はいないみたいだぜ」


「やれやれ・・・全く・・・・・」


「まあ、いいじゃないの」


健治が広樹に言った。



































「やれる、やれないの問題じゃない!」


「やるんだ!俺たちは!」




「ああ!やるぞ健治!」


「金場をぶっ潰す!」


「こうなったらどこまでもやってやるわ!」


「金場を放っておくわけにはいかない・・・・!やるぞ!何としても!」










この時、彼らは東堂真矢という1人の少女を救うという目的だけで改めて結束した・・・


それが、偽善でも独善でも関係ない・・・


[No.222] 2006/10/26(Thu) 04:35:41
見えない明日・見える未来〜番外編31〜 (No.222への返信 / 30階層) - シン

番外編31








PHASEX9「偽善と独善と − 選びし道」







「で、作戦は?」


健治がもっとも重要な事を尋ねた。


「ああ・・・俺の考えではまず俺と健治の2人だけで入るつもりだ」


「・・・何で?」


裕紀が尋ねる。


「あんまり人数が多いとすぐに見つかるんだよ」


「あ、なるほど・・・」


裕紀は納得した。


「で、突入後は会議室に忍び込むなりどっかから資料を盗み出すなりして証拠を集める」


「あと、もしも会議の現場に遭遇したら・・・盗聴する」


「おいおい・・・本気かよ・・・」


英雄が広樹の言葉に呆れる。


「英雄、俺たちは本気だ」


「甘い事を言っている場合じゃない」


広樹は英雄を咎めた。


「潜入ね・・・でもバレたら面倒でしょ?」


青木が尋ねる。


「まあ何とかするが・・・あ、そうだ英雄、お前の親って・・・」


「俺の親? ・・・ってそうだ!俺の親父はあそこの警備員の班長だった!」


英雄がひらめいた。


「うまく行けば監視を無力にできる!」


「これは行けるぞ・・・・!」


「みんな!今日は親父が非番だから今のうちにちょっと話をつけようぜ!」


「よし、分かった!」


健治が同意し、5人はテアトル泉坂を出た。























松井家


「親父、邪魔するぞ」


英雄がそう言って部屋に入った。




「・・おや?英雄もみんなも何でここにいるんだ?」


「今日は学校じゃあないのか?」


英雄の父が尋ねる。


「実はその事でちょっと・・・」


健治が遠慮がちに言い出した。


























































「なるほど・・・金場工業を潰す・・・ということか」


「・・・はい」


「確かに噂にはなっていたが・・・本当に真矢ちゃんの親父さんの会社を・・・」


「それにしても無理矢理婚約させるとは・・・」


「ええ、許せません・・・!」




「俺たちの作戦が成功すれば確かに真矢は救えます・・・」


「そして、あなたが職を失う事も分かっています・・・・」


「それでも・・・俺たちの独善的な考えに力を貸してくれませんか?」







健治はダメもとで言った。










「・・俺はな・・・仕事柄いろいろな事を知っちまう・・・」


「それも知ってはいけない事ばかりだ・・・」


「でもな・・・・許すわけにはいかないって分かっていてもそれを黙認してしまうんだ・・・」


「確かに・・・・何となく分かります・・・」


健治は共感を示した。











「だけど気が変わった・・・」


「微力だけど・・・健治くんたちに力を貸したい・・・」


「え・・・ほんとうですか・・・!?」


「ああ、それに俺の仲間も俺と同じ考えを持っているから同意してくれるさ・・・」


「・・・ありがとうございます・・・・・!」








「ところで・・・いつ潜入するのかな?」


英雄の父が尋ねた。


「・・・明日だ」


広樹はあっさりと答えた。


「へ!?確かに明日から俺も勤務に入るけど・・・明日!?」


「ちょっと気が早いんじゃないか!?」


英雄の父はかなり驚いている。


「いや、俺は広樹の考えに賛成だ」


「あんまりのんびりできないからな」


健治は広樹の案に賛成した。


「・・まあ・・・当然といえば当然か・・・」


英雄の父も納得した。




























彼らは再びテアトル泉坂に戻っていた。


「さて、俺たち映研の最初の活動内容だ!」


「ちょっと!私は一応入ってないわよ!」


青木が健治に突っ込む。


「知るか!そんな事!」


健治は訴えを『知るか!』の一言で退けた。


「改めて言うが・・・」


「この度、映研メンバーの1人である真矢が金場の策略により強制的に婚約させられようとしている!」


「こうなった場合、真矢が俺たちに関わることが制限されるのは間違いない!」


「そうなればこちらの士気はガタ落ちだ!映研が崩壊するのは目に見えている!」


「それを避けるためにも金場工業の悪行を暴き真矢を助ける!」


「それが映研初の活動の内容だ!」


健治が芝居っぽく、そして正確に言った。







































































翌日


健治と広樹は金場工業本社前にいた。


[No.226] 2006/10/29(Sun) 04:45:13
見えない明日・見える未来〜番外編32〜 (No.226への返信 / 31階層) - シン

番外編32!










PHASEX10「泉坂の午後 − 金場の嘲笑」





注意


この話では、ほとんど18禁の表現が出ます。















少し時間をさかのぼる。





決行当日の朝




「じゃあ、俺たちは普通に学校に行ってろ……と」


「そういうことだ」


「昼ごろに俺たちが潜入しておく。だから、お前らはできる限り情報を集めてくれ」


「……分かった!」


裕紀が力強く答えた。


「後は……健治、これを持ってろ」


「なんだこ……りゃ!?」


健治が広樹から渡されたのは拳銃によく似たエアーガンだった。


「おい、広樹……まさかこれって…………」


「そうだ。俺の親父が改造したエアーガンだ」


「専用の弾もあるから威力も抜群だ」


「「「「いや、威力の問題じゃないって……」」」」


4人が同時に広樹に突っ込みを入れた。


「……細かい事を気にしていると生きて帰れないぞ」


「……まあ確かにそうかもしれないけど……」


健治はそう答えるのがやっとだった。






















そして今、健治と広樹は金場工業本社前にいる。


「……入ろう」


「ああ」


そして、2人は裏口より潜入を開始した。







まず2人は、怪しまれないように警備員の服装に着替える事にした。


これは英雄が考えた作戦だ。





「さてと……まずはどうするよ?」


健治が広樹に尋ねる。


「……上だ。会議室に忍び込む」


「……分かった!」





そして、2人は上に向かう。











途中、数人の社員とすれ違ったが、体格的に大人とほとんど変わらないこともあり、気づかれる事は無かった。
















会議室


「さーて……ここに証拠が残ってればいいんだけどな……」


健治がブツブツ言いながら会議室を物色し始めた。


「……さすがに、簡単には見つからないと思うがな……」


広樹も物色を始める。














と、その時だった。


「ん?声……?」


健治が人の声に気づいた。


「……この部屋に向かってくるぞ!」


広樹がそう言うや否や、2人は棚の中に隠れた。





次の瞬間、会議室の扉が開いた。


入ってきたのは金場工業社長、そして、明らかに堅気ではない黒服の男たちだった。


「さて、今日も『会議』を始めよう」


社長の声で会議が始まった。






広樹はテープレコーダーのスイッチを入れ、録音している。


「(始まった……)」


「(面倒な事になったが……まあいい。証拠としては十分すぎる物が取れそうだ……)」











広樹の言葉の通り、次々と証拠が取れていく。


しかし、とんでもない事まで聞いてしまうことになろうとは思ってもいなかった。










「それにしても、東堂工業もあっさりと買収か……」


黒服が静かに言う。


「フン……買収ではない。融資だよ……」


「おっと、これは失礼………それはそうと、融資の暁には……」


「分かっている。約束は守るさ……お前たちとの約束ならな……」


「相変わらずですね……社長」


「フン……」


『会議』はどんどん進んでいく。





「(約束……何だ?)」


健治は『約束』について考えをめぐらせている。


「(……嫌な予感がするな……)」


そして、健治は『嫌な予感』という形の結論に達した。







「『約束』の件だが、東堂の娘はかなりの上玉と聞いているが……」


「ああ、私の息子が相当気に入っているが……」


「それも納得できるほどの上玉だ。滅多にいないぞ……」


「では……約束通り、融資後は我々で……」


「ああ、息子にも了解は取っている。『輪姦(まわせ)』」






「(!『まわす』……それってつまり……!)」


「(ああ。間違いない。このままでは真矢は……奴らの玩具(おもちゃ)にされる……!)」


2人は同じ結論に達した。


「(クソッ……真矢……!)」


健治は唇から血が出るほど強く噛み締めた。






突然、扉が開き来客が訪れた。


「ま、相変わらず父さんはエグイね……ま、僕も人のことを言えないけど」


「おお、帰ってきたのか!」


「ああ。今日は早く終わったからね」


来客、


それは金場……つまり、この騒動の諸悪の根源……


「ところでいいのか?あの真矢という娘を輪姦させても?」


社長が尋ねる。


「構わないよ。いくら真矢さんだと言っても、あそこまで拒絶されたら冷めてしまうよ」


「だから、拒絶したらどうなるか……教えてあげてほしいんだ」


「真矢さんが従順な奴隷になるまでね……」




「あ、でも最初に真矢さんを抱くのは僕だからね」


金場は何食わぬ顔で言った。







その言葉に健治の怒りが高まる。


「(野郎……!)」









「やれやれ、本当に人の事を言える立場じゃないじゃないか」


社長はやれやれ、といった様子で言った。




「まあいい。明日だな……正式にサインするのは……」


「じゃあ、僕はその時に別室で真矢さんを……」





「思う存分犯させてもらうよ……」








金場の言葉……


それはまさに外道である。







「(クソッ!俺には……何もできないのか!?)」


健治は自分自身への怒りも募り始めていた。








「さて、会議は終わりだ」


社長が会議の終わりを告げた。


「ところで……鼠が2匹ほどいるようだが……」


黒服が社長に進言する。


「何、構わん。所詮奴らには何もできない」


「金さえあれば何でもできる。警察はもう骨抜きだからな……」


それだけを言って社長たちは会議室から姿を消した。





























「(…………何も………できない………)」


健治には、その現実が重く圧し掛かっていた。





























それからしばらくして、テアトル泉坂の前で裕紀たちと合流した。


「……健治、どうした?」


様子がおかしい健治を心配して英雄が声をかける。


「…………俺は……」


「俺には、真矢を守る事はできないのか……?」


健治は声を振り絞ってそれだけを言った。


「健治くん……何が……あったの?」


青木が尋ねる。


「……俺が健治の代わりに話そう……」





そして、広樹は事の一部始終を語った。






「……相当……ヤバイな……」


裕紀はそれだけしか言えなかった。


「頼みの警察も骨抜きか……」


英雄がやれやれといった様子で言う。


だが、その目は真剣そのものだ。


「このままじゃ明日にも真矢ちゃんは奴らの慰み者ね……」


「何とかしてあげたいけど……何もできないわ……」


青木もお手上げだ。


「これまでか……!」


広樹も諦めようとしていた。





健治は絶望に打ちのめされている。








最早彼らに、真矢に「希望」は無い。












































はずだった。





「おい、どうしたんだ?シケた面してよ」


子連れの男の声がした。


「……上田刑事……」


健治がその男の名を呼ぶ。


「……!そうだ……まだ希望はある…………!」


健治の目に再び決意の火が灯る。








上田彰治


彼こそがこの状況を打開する救世主となる……のだろうか?








続く









あとがき的なもの


今回の話はかなり内容が……


18禁にどんどん近づいていますよ……


なんだかなぁ……


[No.242] 2006/11/08(Wed) 02:54:37
見えない明日・見える未来〜番外編33〜 (No.242への返信 / 32階層) - シン

番外編33







今回は通常ストーリーです。





PHASE6「思わぬ好機」






入学から数日が過ぎた。


沙耶は当然のごとく、人気者だった。


ただ、本人はこの空気が苦手なようだが……







一方、修平は……


「…………」


「「ダメだこりゃ……」」


どうやら相変わらずのようだ。









さて、それは放課後の事だった。


映研部室


「さーてと……んじゃ俺は勧誘にでも行ってくるぜ」


「あ、じゃあ頼んだよ」


一馬が部室を出る。


「……俺も……動くか……」


修平もゆっくりと重い腰を上げた。





「(ま……頑張りなさいよ!)」


美鈴は密かにエールを送った。


















さて、修平は屋上に上がった。


「(……まさかこんな所に……いるわけ無いよな……)」


そう思っていたのだが、


「ん?誰だ……?」


修平は屋上で座っている少女に気づいた。


その少女もまた修平に気づいた。


「あれ?確か……火野くん……だったよね?」


振り向いた少女が言う。


それは紛れも無く東出沙耶だった。





















その頃、泉坂総合病院


「よっ、綾」


「あ、真中くん……」


病室に訪れた淳平が何かを書いている綾に話しかける。


綾は淳平の姿を見ると幸せそうな表情になる。


「それ……新しい小説?」


「うん。最近はアイデアがすぐに浮かぶから、いろいろ書いてるの」


「へ〜……じゃあ読ませてもらおうかな」


「うん、いいよ」


淳平が綾からノートを受け取り、読みだした。





「あたしの……」


「ん?」


「あたしの小説……入選するかな?」


不意に綾が言った。


ちなみに綾はとある文学賞に出品(この表現……合ってるのか?)している。


「綾の小説なら受かるさ。俺は少なくともそう信じてる」


「でも……やっぱりちょっと……」


「やれやれ、綾っていつもマイナス思考だよな……」


「綾の小説なら絶対に評価してくれる。だから心配するなって」


いつまでも暗い表情をする綾に淳平はキッパリと言い切った。


「……うん、そうだよね……」


「真中くんが言ってくれると……なんだか本当の事のような気がする……」


「へへ……」


淳平は照れて笑っていた。







それからの2人の会話は少なかった。


だが、2人の間に「言葉」は必要なかった。


それほどまでに2人は強く結びついていた。























さて、話を戻す。




それから、修平と沙耶はしばらく話をしていた。


「そういえば……持ってるそれは何?」


沙耶が持っているノートについて修平が尋ねる。


「これは……一応、あたしが書いてる小説なの」


「でも……文芸部でやっていける自信は無いの……」


「ふ〜ん……(あれ?意外とフツーに話せてる?)」


修平は、沙耶と普通に話せていることに気づいた。


「自信がない……か……じゃあ、ちょっと読ませてくれないか?」


修平は、意を決して言ってみた。


「え!?でも……本当に全然上手くないし……」


「いいからいいから」


「それに、そーゆーのって自分が思っているよりも上手くできているもんだぜ」


「うーん…………じゃ、じゃあちょっと……」


沙耶は修平の熱意に押される形でノートを渡した。








それからしばらくして……


「……ど、どう?やっぱり……ダメだよね……」


「……やれやれ、本当に『あの人』に似てるよ……」


「俺はいいと思うぜ。もっと自分に自信を持った方がいいぜ」


「……え!?」


沙耶は予想外の言葉に驚いた。


「……ウソだと思ってるだろ……」


修平は沙耶の心の中を見透かしていた。


「別にいいけど……まあ、近い未来に天才作家と呼ばれる人の小説を読んだ俺が言うんだ、間違いないって」


「え?それってどういう……?」


「……近いうちに分かるさ」


修平はニヤリと笑った。


「あ、そうそう。俺は映像研究部に入ってるんだけど……今、部員不足で困ってるんだ」


「だから、自主制作映画の脚本担当で入ってほしいんだけど……どうかな?」


修平は、本題でもある勧誘を行った。


「映像研究部かぁ…………う〜ん……」


「まだ結論を出すには時間がかかるかな……だから、もうちょっと待ってもらってもいいかな?」


「ああ、いいぜ!」


「あ、それから今度、火野くんが言ってた人に会いたいけど……いい?」


「もちろんいいぜ。小説を書いているって聞いたら喜ぶと思うぜ!」


「じゃあ、また明日……」


「ああ。んじゃまた明日な!」


そう言うと、沙耶は屋上を後にした。




















それからしばらくして……


「ふう…………」


「東出…沙耶……か…………」


修平はまた元通りに戻ってしまった。





修平はどうやら、完全に沙耶の虜になってしまったようだ。


















一方、


「やっぱりダメか……」


「そう……なんです……」


「「ハァ……」」


どうやら、一馬の方は成功しなかったようだ。





































映研、そして修平の迷走はまだまだ続く。


[No.264] 2007/01/05(Fri) 05:28:19
見えない明日・見える未来〜番外編34(あと少し…)〜 (No.264への返信 / 33階層) - シン

番外編34






さて、1ヶ月振りの復帰である。


では早速PHASE6をどうぞ。







PHASE6「自信」







「え!?じゃあ、修平くんってあの娘……沙耶ちゃんと上手く行ってるの!?」


その日の放課後は美鈴の驚きから始まった。


「ああ、何があったかは知らねーけど、色々話をしてるみたいだぜ」


「それに、東出の方もまんざらじゃねーようだしな」


「そうか…………まあ、『こっち』の方にも精を出してほしいけどな」


「そりゃそうだけど……それ言ったら終わりでしょ」


美鈴の言う事はごもっともであった。












その頃、


「ねぇ火野くん、どこに行くの?」


「いいから着いてきて」


「ちょ、ちょっと待ってよ……」


修平たちはある場所に向かっていた。


もちろん、沙耶には目的地が何なのか分かるわけが無いのだが……



















それからしばらくして、


「ここって……病院?」


修平が来たのは紛れも無く病院だった。


「何で……こんなところに?」


「ああ、ちょっと先輩のお見舞いに来たんだ」


「ま、そーゆー訳で行くぞ!」


「え?だから、ちょっと待ってよ……」


沙耶は修平に置いて行かれないように慌ててついていった。











丁度その頃、


「で、修平くんは何をやってるんだ?」


部室では、美鈴が修平の所在について一馬に尋ねていた。


「さあな、俺にも分からん」


「ただ1つ言える事があるとすれば、修平が東出をどこかに連れ出していた事だな」


「……何でそんな重要なことを言わなかったんだーっ!」


ゴスッという音を立てて、美鈴の鉄拳が一馬の顔面にクリーンヒットした。


吹き飛ばされた一馬は立ち上がることが出来ない。


「ま、アイツはアイツで考えがあるんだろうし……あたしは東城先輩のお見舞いにでも行くか」


「どーせ、この調子じゃ今日も新入部員なんて期待できないし」


美鈴はさっさと部室を後にした。





一馬が立ち上がったのはそれから1分後の事である。





















「さーてと、ここだ」


修平はある病室の前で立ち止まった。


沙耶は咄嗟にその病室の入院患者の名前を見た。


「(東城…綾さん……?)」


「東城さん、入りますよ」


沙耶が何かを考えている横で、修平は扉をノックした。


すると、病室の中から「修平くんかい?入ってきて」と男の声がした。


「ありゃ?真中さんも来てたのか。まあいいや」


「じゃあ入りますよ」


修平は独り言をつぶやいた後、病室に入った。


沙耶も修平に続く。


病室に入って沙耶が最初に見たのは、ベッドのそばで椅子に座っている若い男だった。


そして、次に見たのはベッドに横になっている艶やかな黒髪が印象的な少女だった。


「(うわぁ……すごい美人……)」


その少女を見てすぐに沙耶から飛び出した感想はそれだった。


「よっ!修平くん、元気か?」


「修平くん、今日も来てくれたんだ」


2人は修平に声をかける。


沙耶はその様子から、修平と2人が親しい間柄であることを理解した。


「東出、紹介するよ」


「こっちが真中淳平さんで、こっちは東城綾さん。俺の先輩さ」


早速、修平が沙耶に淳平と綾を紹介する。


「初めまして、あたしは修平くんの同級生の東出沙耶です」


「初めまして、あたしが東城綾。沙耶ちゃんよろしくね」


「俺が真中淳平。よろしくな」


沙耶もまた、自己紹介をする。


「で、修平くんと沙耶ちゃんの関係って?」


「わざわざ2人で来るって事は……


「ちょ、ちょっと真中さん!」


「あ、あたしと火野くんはそんな関係じゃ……」


淳平の強烈な一言。


それに対する対応が少し慌てた感じになってしまう2人であった。











「…つまり、真中さんと東城さんは恋人同士なんですね……」


「へへ……まあそういう事だな」


沙耶の言葉に照れながらも答える淳平。


綾の照れ方は淳平の比では無いが。


「ところで、何でここに来たの?何か用事があるよね?」


綾が修平に目的を問う。


その顔は、まだ赤い。


「それなんだけど……東出、例のノートを出して」


「あ、うん……」


沙耶がノートを出し、修平に渡した。


「これなんだけど……是非、東城さんに見てもらいたいんだ」


「(……あたしと…同じだ……)うん、分かった。じゃあ読むから、その間はこれでも読んでてね」


じっくりとそのノートの表紙を見た後で、修平の申し出に答える。


そして、綾もノートを一冊取り出した。


どうやら、新しく書いた小説らしい。


「東出、これ…読んでみて。東城さんの……新しい小説みたいだ」


修平は、沙耶にノートを差し出す。


「(東城さんの小説…か……どんなのだろ……?)うん、読んでみるね」


沙耶もノートの小説を読み出した。


そしてその表情は、次第に真剣になっていった。























「沙耶ちゃん…すごいよ……これだけ書けるなんて、本当にすごいよ……」


「え……本当……ですか!?でも……東城さんの方がずっと凄いですよ……」


綾は、沙耶の腕に関心していた。


一方で、沙耶は綾の小説を読んで、感動していた。


(また中断……)


[No.284] 2007/02/21(Wed) 05:07:42
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