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   Fantasista 〜プロローグ〜 - コウ - 2008/02/02(Sat) 00:10:10 [No.751]
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Fantasista 〜プロローグ〜 (親記事) - コウ

ここはイギリスロンドンの郊外。
ある家族が自分達の家を出発しようとしていた。
エレン「淳平〜早く行くよ〜」
淳平「ちょい待って!もうすぐ出れるからさぁ〜」
彼の名前は真中淳平。高校1年生。小学校卒業と同時に日本から親の転勤でロンドンに行っていた。
そして、彼女の名前はエレン。純イギリス人。淳平の一つ下の中学3年生。淳平の両親が養子として彼女を引き取った。実際エレンの方がしっかりものではある。
空港に向かう途中...
エレン「淳平〜。泉坂ってどんな所なの?」

淳平「知らんなぁ。まっ、着けば分かるやろ。ほら、はよ行くで」

エレン「待ってよ〜」

淳平「日本かぁ...。14歳の時サッカーの試合で行ったきりやな」

こうして真中一家は日本へ旅立った。



その頃日本の泉坂高校では早くも淳平のこと、泉坂高校の中等部でもエレンのことが話題となっていた。

小宮山「大草〜。転校生来るらしいじゃん。」
彼は小宮山。サッカー日本代表DF。女の子好き。
大草「知ってる〜。イギリスからでしょ。なんでもサッカーやってるとか。まっ日本代表クラスの俺らの敵じゃないっしょ。」
彼は大草。才色兼備。サッカー日本代表MF。
小宮山「それもそうか。イギリスかぁ…。14歳の時を思い出すなぁ。イングランド代表にボコボコにされたよな。」
大草「あぁ…。しかも相手の7番は日本人だったし…。確か名前は…」
『真中淳平』
女子生徒は…
トモコ「つかさぁ〜。またフったんだって〜!これで何人目ぇ〜。相手かっこよかったのに…」
つかさ「いいじゃん。別に。つか見た目より中身でしょ!なんなら、トモコ付き合いなよ〜。」
彼女は泉坂高校のアイドル西野つかさ。今までフった男は数知れず。
まさかこれから自分が恋に落ちることも知らずに…


[No.751] 2008/02/02(Sat) 00:10:10
Fantasista 〜1st〜 (No.751への返信 / 1階層) - コウ

真中一家が日本に来てから数日が経ち9月1日の朝。いよいよ淳平とエレンの学校生活が始まる。
淳平「うわぁ〜。オレって学ラン似合わへんなぁ〜。髪の毛はゴムで纏めとくか。」
エレン「淳平〜。学校行くょ…。………。淳平はブレザーの方が似合うね。」
淳平「何や!今の間は。どうせ学ランは似合わんよ。」
淳平父「淳平、エレン。早く行くぞ。」
淳平「おぉ」
エレン「はぁ〜い」


淳平たちが学校に向かって歩いていると何か探し物をしている女子高生がいた。そう、その彼女は西野つかさ。
つかさ「やっばぁ〜。家の鍵なくしちゃったよ〜。これじゃおもいっきり叱られちゃう。」
と軽く泣きながら探していた。そこに淳平たちが来た。明らかに困ってる様子の西野に淳平は話しかけた。
淳平「君泉坂高校の生徒みたいやけどどないしたん?」
つかさ「家の鍵をなくしちゃって…。あれないと家に帰れないし…。」
その時淳平はひらめいた。3人で歩いてる際に鍵らしきものがあったということを。
淳平「エレン、彼女を頼む。お父ん。」
淳平父「わかっとる。探しに行くんやろ。」
淳平「流石!大体の場所は分かっとるから。」
淳平父「ほな、行こか。」
淳平と淳平父は探しに行った。
エレン「私の名前はエレンって言うの。あなたは?」
つかさ「遅れてゴメンね。私は西野つかさ。宜しく。」
エレン「こちらこそ宜しく。つか西野さんて眩しいくらい可愛いよね。尊敬しちゃいます。」
つかさ「そぅ?エレンちゃんも充分可愛いよ。そういえば探しに行ってくれてる彼の名前は…?」
エレン「あぁ!淳平って言うの。何でも器用にこなせてサッカーも上手いし…。自慢の兄貴だよ。」
つかさ「淳平くんかぁ…。」エレン「西野さぁ〜ん。聞こえてますか?どうしたんですか?」
つかさ「いやぁ〜何でもないよ。」
エレン「あっ、淳平たち帰ってきましたよ。」
淳平父「よっしゃあ!オレの勝ち!!淳平後でジュース奢れよ。」
淳平「マジ速いなぁ。かなわんわ。」
淳平父「はっはぁ〜魔人と呼べや!」
エレン「パパ〜早く行こう。」
淳平「はい。これじゃない?」
鍵を手渡す。
つかさ「ありがとう。淳平くん。」
淳平「いいよ。気にすんな。学校、こりゃ遅刻やな。」


[No.755] 2008/02/02(Sat) 07:29:10
Fantasista 〜2nd〜 (No.755への返信 / 2階層) - コウ

「つかさぁ〜。遅刻なんて珍しいじゃん!何かあったの?」
「家の鍵無くしちゃってさ...。あっ!でも、淳平くんたちが見つけてくれたの。」
「淳平くん?つかさから男の名前が出たぁ〜。誰誰?」
「同じ高校の生徒みたいだったけど初めて会ったからさぁ...。トモコ知ってる?」
「知らないなぁ...。でも良かったじゃん。感謝しなきゃね。」
「うん。」
「あっ、授業始まるよ。黒川先生の数学じゃん!」
ガラガラ〜
「授業始めるぞ...と言いたいところだが今日は転校生が遅刻して来てるから自己紹介から〜。じゃ入ってきて」
そこに居たのは...
『あぁ!』
淳平だった。
「ウィース。おっ大草・小宮山やん。真中淳平っす。イギリスから来た帰国子女です。」
「なんだ?大草・小宮山知り合いか?」
「U-14の日本代表の時に戦ったんすよ。ユニフォームも交換して。」
つかさは少しドキドキしていた。トモコはそんなつかさを見逃さなかった。
「じゃ真中にはえぇ〜と西野の横に座ってもらうか。いいかな?」
「えらいべっぴんさんの横なんて幸せやわ。ほな座らせてもらいますわ。」
「じゃ、授業始めるか」
淳平の学校生活が始まった。


[No.757] 2008/02/02(Sat) 16:41:50
Fantasista 〜3rd〜 (No.757への返信 / 3階層) - コウ

授業も終わり今は放課後...
淳平の回りには女子生徒が...「あら?あそこにいるのはフィアンセじゃないですか?」「ちょっ...トモコ!!聞こえるじゃん。」
そうこうしてるうちに小宮山がきた
「真中〜。サッカーの練習あるけど行くんだろ?」
「悪い。今行くわ。」
「私達も見に行こっ。」
「待ってよ、トモコ〜。」
つかさたちがグラウンドに着くと淳平は先輩と言い争いをしていた。
「これは部活だ!!年功序列なんだよ!」
「まぁまぁ抑えて抑えて。つかさちゃんが来てる。」
「あれつかさに告ってきた先輩じゃない?」
「あっ、ホントだ」
「じゃあ新入り!PK対決で白黒つけようぜ!」
「はぁ〜まっええか」
大草・小宮山は「真中だな」と一言。
つかさのところにエレンが来た。
「淳平〜早く終わらせてよねぇ〜」
「待っとき」
PK対決が始まり先輩は軽くゴールしていた。
次は淳平の番。つかさは無意識に手を合わせていた。(入りますように)
淳平が蹴った。
.........カーン
蹴ったボールはバーに当たって淳平の手の中に。
「俺の勝ちだな!」
周りでは落胆の声がしている中大草たちは淳平のところへ行った。
そのときの淳平の一言は…


[No.758] 2008/02/02(Sat) 18:04:15
Fantasista 〜4th〜 (No.758への返信 / 4階層) - コウ

「えっ...真中、今なんて...」「だからワザと当てたんだよ!先輩、西野のこと好きみたいだし...」
「理解できない!」
エレンも少し呆れている。
近くで聞いていたつかさは
「そんなことしなくても...」と思っていた。
翌朝、つかさがいつも通りに学校に着くと淳平がいた。
しかも手には作りかけのマフラーが。すると...
「はい。ここはこんな感じにアレンジしてみたから。彼氏きっと喜んでくれるよ。」
「ありがとう。真中くん。」女子生徒は行ってしまった。「西野さん。おはよう。」
つかさは器用で優しい淳平に完全に持ってかれてしまっていた。と、そのとき
「生きてまっか?」
「わあぁ!」
つかさは驚いて倒れてしまった。
「大丈夫?」
と差し延べる手を掴むとドキドキしてきた。顔も真っ赤だ「手〜握っちゃったね〜。つかさ。」
「あっ!トモコ〜。淳平くんいるじゃん!」
「まぁまぁ抑えて。そういえばつかさの誕生日もうすぐだよね?」
「うん〜そうだよ。」
「今年は何人来るのかなぁ?去年は57人だったし...」
「さぁ...ぶっちゃけ迷惑なんだよね!今年、どうやって逃げよっかなぁ...」
「何ならまたアタシと帰る?」
「ゴメンね〜」
ガラガラ〜
先生がきて授業が始まった


[No.760] 2008/02/02(Sat) 23:34:48
Fantasista 〜5th〜 (No.760への返信 / 5階層) - コウ

家庭科の授業。男子にはあまり縁のない授業である。只一人を除いては...
「真中〜こっからどうすりゃいいんだよ〜」
「あぁ〜ここはこうすりゃ上手くいくで」
女子生徒の中では
「真中くんってなんでもできるよね〜。裁縫とかすごかったもん」
とか言ってる人もいる。
「淳平くんホント凄いなぁ」つかさも少し憧れていた。
時は過ぎて今日はつかさの誕生日!!親友トモコは放課後淳平と調理室にいた。プレゼントのケーキを作ってるらしい。
「真中くん、クリームはこんな感じ?」
「ええ感じやな。スポンジも焼けたで。」
着々と進んで漸くプレゼントケーキが完成した。
「淳平くんホントにありがとう!!」
「いいって。作ったのトモコさんだし...。肝心の主役は?」
「まだいると思うけど...」
外を見て沢山の男子高校生がいるのに気付き
「あれ何?」
「あぁ〜あれはつかさ新援隊。最近はあまり来てなかったけど...」
「あっ!あれ西野さん。」
「ホントだ!やっぱし捕まってる。」
その瞬間淳平は門に向かっていった。


[No.761] 2008/02/03(Sun) 00:27:33
Fantasista 〜6th〜 (No.761への返信 / 6階層) - コウ

淳平は走っていた。困ってるつかさを放っておけなかったみたいだ。下駄箱で靴を履いてゆっくりと近付いて行き、そして...
「おい!あんたらつかさちゃんが困ってるやろ!はよ、帰れよ!」
「あぁん?テメェ誰だよ?」
「良い高校生が女の子一人に...。あんたら相当暇やな〜。こないなことして犯罪に等しいわ!」
「テメェにこやかく言われる筋合ねぇよ!!」
新援隊の一人が淳平に殴りかかってきた。
「もう、止めて!!」
つかさが叫んだ瞬間...
バタッ...
新援隊の方が倒れていた
「悪い!俺、武道やっててさ...。だから、怪我しとうなかったらはよ帰れや!!!!」
新援隊は今まで見たこともないような鋭い目を見てしまい急いで帰っていった。
つかさはそんな淳平をただただ見ていた。


[No.764] 2008/02/03(Sun) 20:49:33
Fantasista 〜7th〜 (No.764への返信 / 7階層) - コウ

「西野大丈夫やった?」
呆然としていたつかさはハッと我に帰り
「うん。...ありがとっ。」
つかさは初めて助けてもらいドキドキしていた。
「つかさ〜。大丈夫だった?」
「トモコ〜!!」
「はいっ!お誕生日オメデトッ!」
「ありがとっ!あっ、可愛いケーキ!!」
「真中くんが手伝ってくれたの」
「ホントに?淳平くん」
「あぁ...殆どトモコはんやけど...。ほな先帰るわ。」
「つかさ、早く行きなさいよ!好きなんでしょ?」
「うん.........。淳平くん!!あのさ、今日うちでご飯食べてかない?御礼もしたいし...」
「...じゃ、お邪魔になろうかなぁ...」
「良かったじゃん!つかさ!頑張りなさいよ〜」
「うん!!!!じゃ、淳平くん行こっ!早くぅ〜」
「(可愛い〜)おっ...おぉ〜行こか」
こうして二人はつかさの家に向かって行った。


[No.765] 2008/02/03(Sun) 21:12:02
Fantasista 〜8th〜 (No.765への返信 / 8階層) - コウ

つかさの家の前。流石の淳平も緊張気味。
「ただいま〜!お母さん〜。淳平くん連れてきちゃった。」
「このこが噂の淳平くん?やさしそうな子ねぇ。つかさが惚れるのも...。」
「ちょっ!そこまで言わなくても...。」
「淳平くん。さっ上がって。」
「おっ、お邪魔します」
リビングにはつかさより明らかに年下の男の子がいた。
「姉ちゃんが男連れてきた〜!......あっ俺、コウキって言います。これからも姉を宜しくお願いします!」
「俺、淳平。今、コウキがやってるゲームってサッカーゲームやろ?俺、めっちゃ好きやねん。コウキはサッカーやってんの?」
「部活でやってます。淳平さんってイングランド代表何でしょ?今からフットサルしません?俺、人集めるんで...」
「コウキ!淳平くん疲れてるじゃない!」
「ええって。ほな行こか。コウキ。」
淳平たちは行ってしまった。


[No.768] 2008/02/04(Mon) 09:08:02
Fantasista 〜9th〜 (No.768への返信 / 9階層) - コウ

「ハァ〜。コウキに淳平くん取られちゃった。」
「帰ってくるからいいじゃない。そういえばその箱は何?」
「あぁ。これ、トモコからのプレゼントみたい。中は…可愛い!!」
「ホントだ!どう?美味しい?」
「凄いよ…。淳平くん…」
「作ったのトモコちゃんじゃないの?」
「そうなんだけど…。淳平くんがサポートしてたから…………あたし決めた!パティシエになる!」
「影響されちゃったみたいね…。頑張りなさいよ!応援してるから」
「ありがとっ!お母さん」
ガチャガチャ…
コウキと淳平と偶然会ったお父さんが帰ってきた。


[No.772] 2008/02/04(Mon) 20:37:23
Fantasista 〜10th〜 (No.772への返信 / 10階層) - コウ

「あははっ。淳平くん面白い〜!!」
「ホントだな!なんか本当の家族みたいだな。」
淳平の持ち前のトークで今、つかさの家はすごく明るい。そして...時は過ぎて...
「お邪魔しました。めっちゃ楽しかったです。」
「いや、こちらこそいつでもおいで。またサッカーについて語ろうじゃないか!」
「そうっすね。じゃまたな。西野。」
バタン.........
「ちょっと淳平くんに用があるから今から、行ってくる!」
バタン......
「淳平くん。」
「ん、どないしたん?西野。」
「ちょっと話したいことあるから公園行かない?」
「かまへんよ。つか西野さむない?ハイッ、ジャージ。あとコーヒーでもこうてくるわ。」
.........
「ハイッ、西野。で、お話は?」
「ありがとっ。あのさ、今淳平くんって彼女とかいる?」
「えっ...別におらへんけど...何で?」
「じっ...実はさ...」


[No.774] 2008/02/04(Mon) 22:59:21
Fantasista 〜11th〜 (No.774への返信 / 11階層) - コウ

「俺、西野のこと好きやわ。」
「えっ。今何て…。」
「だからぁ好きなの!」
つかさはその場で泣いてしまった。
「どないしたん?迷惑やった?」
「ううん。すっごく嬉しい。あたしも同じこと言おうとしてたの。答えはもちろんいいよ!!ふつつか者ですがこれからも宜しく。」
「あっ…あぁ〜これからも宜しくです。はい。」
そしてつかさはおもわず
「淳平く〜ん。」
ガバッ!淳平に抱き付いてしまった。これには淳平も驚いて
「おっとっと〜。びっくりしたで。じゃ夜も寒いし帰ろっか〜」
「うん!!」
こうして二人の恋は実った。
それから少し時が流れ文化祭と淳平たちはサッカーの大会がある時期になった。


[No.779] 2008/02/05(Tue) 17:26:47
Fantasista 〜12th〜 (No.779への返信 / 12階層) - コウ

「真中。ちょっと来てくれ。頼みたいことがあってな」
「何すか先生?」
「真中にクラスの文化祭のリーダーになってもらいたい。お前のそのカリスマ性を生かして欲しいんだ。頼む。」
「わかりました。そのかわりあと一人俺にください。」
「わかった。候補者を募ろう。頼んだぞ。」
〜昼休み〜
淳平は最近お気に入りの屋上でリフティングをしながら考えていた。
そのころクラスでは…先生が文化祭について話し、候補者を募っていた。そして
「じゃあ頼んだぞ。みんな1位を狙うぞ!」だれか候補者がいたようだ。
一方屋上では…
淳平は誰も来ないので寝ていた。
「zzz」
と、そこに…淳平のパートナーが…


[No.781] 2008/02/05(Tue) 21:50:37
Fantasista 〜13th〜 (No.781への返信 / 13階層) - コウ

...ガチャ
「あれっ?淳平くんどこ?」
「ふあぁ〜。ついウトウトしちまった。あれっ、そこにいるのは...気付くまで黙ってよ。」
............
「あぁ!あんなとこに。いつからいたのさ?」
「えっ、最初からやけど...」
「もぅ〜教えてよ〜」
「いいじゃん!でさ、何する?」
「何か食べ物作りたいね〜。この前のケーキ美味しかったし...。あと、あたしの夢でもあるし...」
「それってパティシエ?わぁ〜西野にあっとるやん!じゃあ、バイトとかしとるの?」「まだしてないんだぁ〜見つけなきゃ」
「俺、知り合いにパティシエおるから行ってみない?あとデートしよ。カレカノなんだし...」
「淳平くんから誘ってくれるなんて嬉しい!じゃ週末行こっ!早く週末になんないかなぁ〜」
そして時は週末...


[No.782] 2008/02/05(Tue) 23:18:59
Fantasista 〜14th〜 (No.782への返信 / 14階層) - コウ

「西野遅いなぁ〜。まぁ女の子なんやし、しゃあないけど...。日暮さん元気にしとるかなぁ...。フランスで会った以来だからな...」
とまぁこんなことを考えてると...
「淳平く〜ん。ごめ〜ん。待ったぁ?」
「いや今来たとこやから。ほな行こか。主役も来たことだし...」
「うん!!そういえばそのバッグなぁに?」
「後でわかるから。はよ行こっ!デートできなくなってまう。」
ちょっと顔を赤らめながらも二人は歩き始めた。
そして...
「ここなの?淳平くん。」
「そや。『パティスリー鶴屋』中行こか。」
中に入ってみると店内は綺麗にケーキが並べてあり女の子受けしそうだ。
「日暮さんおります?」
「あいにく今は......」
『あぁ〜!!!!』
店員と淳平の声が揃った。
果たして誰なのか...


[No.783] 2008/02/06(Wed) 10:36:41
Fantasista 〜15th〜 (No.783への返信 / 15階層) - コウ

「外村か?」
「じゃあお前は真中かぁ〜。久し振りだなぁ。何年ぶりだっけ?」
「2年ぶりくらいかな…つかやっぱり日暮さんについてったんやな。」
「ねぇ、淳平くん。この人だぁれ?」
「あぁ〜こいつは外村ヒロシ。同い年でさぁフランスで日暮さんとケーキ作ってたんだよ。めっちゃ美味いで。」
「宜しく〜。真中〜この娘誰さ?まさかカノジョか?」
「ハイッ!あたし、西野つかさ。宜しくネ。外村くん。」「あっちゃ〜。可愛いわぁ〜。真中やったな!」
「俺には勿体ないよ。ところで日暮さんは?」
「今日オフ。つか今から忙しくなるから真中手伝えよ。」
「はっ?最近作ってねぇし…。」
「でも毎年エレンちゃんには作ってるだろ?さっ早く着替えて。」
「わかったよ。西野、ここでバイトしたいみたいだから中いれてええよな?」
「つかさちゃんくんの?ヤル気出てきた〜。」
「じゃ西野これに着替えてくれへん?」
「わかった。」
「ごめんね。つかさちゃん。終わったら真中のケーキ奢るからさ。」
そしてピーク時を過ぎて…


[No.784] 2008/02/06(Wed) 13:55:21
Fantasista 〜16th〜 (No.784への返信 / 16階層) - コウ

「淳平くんまだぁ?」
「あともうちょいやから外村と話しててくれへん?」
「真中の奴センスあるよなぁ〜。だからこんな可愛い娘がカノジョに...。いいなぁ。つかさちゃんはどんなとこに惹かれたの?」
「ん〜。人を外見で区別しないとこかな...。あと飾らない所も!」
「そっかぁ。まさにベストカップルだね。真中学校でモテるっしょ?」
「どうだろ...。あんまり派手じゃないから知ってる娘なら好印象じゃないかな...」
つかさと外村が話してると...「できた。真中淳平即興ケーキ!!召し上がれ。」
「うん。美味しい!」
「確かに。真中店においていいか?」
「構わんよ。あと西野のこと日暮さんに言っといて〜」
「任しとけぃ」
ケーキを食べおわり淳平はある場所へ西野を連れて行った。そこは............海だった
「わぁ〜。夕日が綺麗!!」
「西野も負けてないよ。」
「ありがと」
二人の顔は真っ赤だ。
つかさがもたれ掛かってきた。どうやら寝てしまったようだ。淳平はそっと肩をまわした。そしてつかさをお姫様抱っこしながら家まで送った。


[No.786] 2008/02/06(Wed) 23:16:41
Fantasista 〜17th〜 (No.786への返信 / 17階層) - コウ

つかさが夢に向かって歩みだし、その間行われた文化祭も一年生としては上々の結果を残せた。そして冬になり淳平たちのサッカーの予選が始まろうとしている。サッカー部がはりきって練習してる中…二人の女子生徒が来ていた。淳平は練習を抜け出して彼女らに近寄った。
「あの〜サッカー部のマネージャーをしたいんですけど…」
「二人だよね?」
「ハイッ!あっ私、北大路さつきって言います。えと彼女は東城綾ちゃんです。」
「よろしくお願いします。」「あぁ〜俺真中淳平。よろしゅう〜。じゃキャプテンに頼んでみるわ。キャプテン〜ちょっといいっすか?」
「なんだ?うわっ可愛い〜。また淳平のツレか?」
「ちゃいますよ。この娘らマネージャー志望みたいで…。良いっすよね?」
「大変だけど頑張ってくれ。淳平、マネージャーの仕事を説明しといてくれ」
「了解〜。ほな行きまっせ。」
『ハイッ』
淳平とさつき・綾は歩きだした。


[No.787] 2008/02/07(Thu) 10:57:40
Fantasista 〜18th〜 (No.787への返信 / 18階層) - コウ

新しいマネージャーを迎えいよいよ全国大会がはじまろうとしている。今日は直前の練習試合。グラウンドには大草への応援のための女子生徒がかなりの数を占めていた。勿論つかさも淳平の応援に来ていた。そして試合前…
「真中〜カノジョさんが来てるぜ〜。」
「おい!!言うなよ〜。」
「えっ?誰だよぉ〜」
「はやく行ってやれよ。真中」
「わかったよ。おぉ西野。バイトは?」
「休ませてもらったんだ。あっ淳平くん、そのシャツ貸して。早くぅ〜」
「あぁ〜はい。」
つかさはその場でシャツに何か書き始めた。
「ハイッ、淳平くん。頑張ってね。」
どうやらメッセージとつかさのサインとハートマークが書いてあるみたいだ。
「なんか恥ずかしいな…。“ファイト!!淳平くん。愛してるよ。TSUKASA”だって。じゃ今日、西野のためにゴール決めるよ。じゃミーティングあるから。」
そして今、試合が始まろうとしている


[No.788] 2008/02/07(Thu) 21:56:17
Fantasista 〜19th〜 (No.788への返信 / 19階層) - コウ

ピピ〜。今キックオフ!!
泉坂と試合しているのは同じく代表クラスのMF天地とGK高木がいる高校だった。前半は淳平がいないせいか2ー0で負けてしまっている。そして後半、監督は淳平に
「スマン。やっぱり依存してしまうわ。頼んだぞ。」
「ウィース。任せといてください。」
ピピ〜。後半が始まった。淳平がいるせいか相手のディフェンスは混乱している。そして...淳平がファールを受けた。痛がっている淳平を見てつかさは心配そうだった。そしてマネージャーの東城も...。淳平がボールをおいた。大草も来た。
「大丈夫か?俺が蹴るか?」
「いや、いける。今ゴールが見えとるからフェイントだけ頼むわ。」
「任せとけ」
ピピ〜。...サクッ。
ワァ〜〜〜〜!!!!!!!
歓声が響いた。淳平がFKを簡単に沈め、つかさの方を向いてシャツのハートにキスをした。時間は過ぎ.........
ピッピッピ〜。笛がなり3ー2。泉坂が淳平の圧巻のハットトリックで勝利した。試合後...淳平と天地が話していた。どうやら天地が東城に惚れちゃったらしい。
「俺がマネージャーの情報を流してやるさかい。天地、アドレス教えてぇな。」
「はい、これ。じゃまた全国でな。」
天地と別れ淳平は再びグラウンドに戻った。


[No.789] 2008/02/08(Fri) 13:12:50
Fantasista 〜20th〜 (No.789への返信 / 20階層) - コウ

淳平がグラウンドに戻って今日の試合を思い出しているといきなり後ろから抱き付かれた。無論つかさだ。
「うわっ!何や?西野か...」
「約束守ってくれてありがとう。でもあのパフォーマンスはちょっと恥ずかしかったなぁ。」
「ええやん。今日は西野のおかげで勝てた気がする。ありがとな。」
「............じゃあありがとうの印にキスしてほしいな.........。あたし何言ってんだろ。今の忘れて、淳平くん。」
淳平は振り向いてつかさをじっと見つめていた。つかさの顔はリンゴのように赤かった。そして......付き合っての初めてのキス。ほんの数秒のキスだった。それでもつかさは満足だった。淳平の初めてを貰えたからだ。そして帰り際「あたし、ずっとずっと淳平くんのこと好きだからね。」と淳平に囁いた。
「オレも西野のこと離さへんから。」
とつかさに言って互いは帰路に付いた。


[No.790] 2008/02/08(Fri) 23:27:34
Fantasista 〜21th〜 (No.790への返信 / 21階層) - コウ

淳平は今ある女の子系の小物店に来ている。そう、クリスマスが近いからだ。相手はつかさではなく東城とさつき。淳平は二人とも髪の毛が長いことから髪の毛を纏める髪飾りを買った。そして部活の終わり頃...マネージャーの仕事をしてる二人の近くに淳平が来た。
「東城・さつき。いつもごくろうさん。これ、いつものお礼!!受け取ってくれへん?」
「私に...。ありがとう。真中くん。」東城は感きわまって泣いてしまった。
「泣かんといて〜。俺、女の子の涙に弱いねん。はいっ、ハンカチ。」
「ありがとう。」
「真中、ありがとう。こういうの貰ったの初めて!!」
「さつき、モテるからあるやろ?ほな、待っとるから。」
「えっ?真中くん帰らないの?」
「女の子二人の夜道は危険やし...。今日特に遅かったからな」
「わかった。早く行こっ!」
数分後...
「おまた〜」
「ほな、行きましょか。」
三人は学校を後にした。


[No.791] 2008/02/09(Sat) 22:06:33
Fantasista 〜22th〜 (No.791への返信 / 22階層) - コウ

今日はクリスマスイヴ。それなのに何故か淳平はエレンと街を歩いていた。
「ねぇ、何で先輩と一緒に居ないの?今日イヴだよ?」
「バイトで忙しいんだよ。ほら日暮さんのケーキうまかったやろ。」
「うん。美味しかった。そういえばプレゼント買ったの?」
「悩んでんねん。買ってもええけど…何かツマらん。せやこのネックレスでもあげよかな。」
「大切なもの何でしょ?その指輪。」
「あぁ…イギリスで活躍してた選手が引退するときに“未来のFantasistaにこれを”って言って受け継いだものなんだけどさ。やっぱ止めるか。エレン、何がええかな?」
「ブレスレットとかは?」
「ええな。やっぱ頼りになるなぁ。」
「買いにいこうよ。淳平。」
「あっあぁ〜」
……………数時間後
「やられたぁ〜。おごらされちまった。まぁプレゼント考えてくれたからええけど。」「良いじゃん。良いじゃん。気にいってくれると良いね。」
「そやな。」
そしてエレンと別れ淳平はパティスリー鶴屋に向かった。


[No.794] 2008/02/10(Sun) 15:10:04
Fantasista 〜23th〜 (No.794への返信 / 23階層) - コウ

カランカラ〜ン
「いらっしゃい。おっ、淳平じゃないか。久しぶりだな。元気してたか?」
「日暮さん、お久しぶりっす。あの…西野はどうですか?」
「西野さんね。ヒロシが教えてるし筋はいいよ。ヒロシに負けてないよ。そういえばヒロシに聞いたぞ。今、付き合ってるんだって?お前はホントモテるよな。」
「そんなぁ…日暮さんには負けますよ。今でもサッカーやってるんすか?」
「まぁな。運動しなきゃいけないし海外でもやってるよ。流石に淳平には負けるけどな。」
「そうっすか…。続けてて良かったっす。」
「今日は西野さん待ちか?」
「まぁ…プランはありますよ…。まだかかりますよね?」
「上がらせても良いけど…」
「いやっ、いいっす。俺、本屋行きたいんで…」
「そうか…一段落したら呼び出すから。」
淳平は行ってしまった。
「日暮さん、誰か来てたんですか?」
「西野さんの大切な人がね…さぁ早いとこ西野さん解放しなきゃ。早く淳平のためのケーキ作らないとな。」
その頃淳平は本屋に着いて…


[No.795] 2008/02/10(Sun) 23:15:51
Fantasista 〜24th〜 (No.795への返信 / 24階層) - コウ

「おっ、東城。どないしたん?こないな所で…」
「私はただ本を買いにきただけなの。真中くんは?」
「オレか、ただの時間潰しかな…。何の本買うつもりなん?」
「これなんだけど…」
「あぁ〜これ超おもろいよ。東城良いセンスしとるわ。そういえば東城って文才あるんやろ?今度読んでみたいわぁ〜。ええか?」
「真中くんに読んでもらえるなんて嬉しい!また新学期始まったら渡すね。」
「そうしてもらえると助かるわぁ。ケータイ鳴っとるわ。あっこれオレの番号。気軽に電話してよ。ほな、また。」
「うん。じゃあね。」
そして店を出た東城は…
「真中くんといっぱい話せたなぁ。すごく声が優しくて好きになっちゃったかも…」
すごく上機嫌で家に向かって行った。
その頃淳平は西野と合流してこれから先のスケジュールについて話していた。


[No.797] 2008/02/11(Mon) 22:52:09
Fantasista 〜25th〜 (No.797への返信 / 25階層) - コウ

「これから何処行く?西野は行きたい場所とかあるん?」
「あたしは淳平くんとなら何処でも良いよ。だってイヴの日一緒に居るだけでもう幸せだもん。」
「そう?ほならご飯はファミレスでもええか?オレは西野と行きたい場所あんねん。」
「うん!!じゃ早く行こっ!」淳平たちはファミレスに行き「お仕事お疲れさん。今日はイヴやしオレの奢りでええから。じゃ俺は…で。西野は決めたん?」
「じゃ…で。」
そして…
「乾杯〜。なんか初めてやね。一緒にご飯食べんの。お口に合います?」
「美味しい!そういえばこの後何処に行くの?」
「そりゃあ言えへんわ。お楽しみっちゅうことで。食べよ。」
そして…
「美味しかったで。おおきにな。ほな、西野行きましょか?」
淳平がつかさを連れて行った所は…


[No.798] 2008/02/12(Tue) 22:50:58
Fantasista 〜26th〜 (No.798への返信 / 26階層) - コウ

「わぁ〜綺麗!!」
「ホンマに?良かったぁ〜。気にいってもらえて。偶然見つけて...あっ、西野が初めてやから。やっぱ好きな娘に最初に見てもらいたかったんやな。俺。ん、どないしたん?」
つかさはその場で泣いてしまっていた。夜景もそうだが何より淳平の"好きな娘"の一言が大きかった。次の瞬間、淳平がつかさを抱きしめて
「スマンな。西野。カレカノなのに俺、つい困ってる娘助けてしまうんや。せやから西野不安やったんとちゃうかな?でも俺は西野が一番好きやから。ホンマにスマン。」
「ううん。淳平くんのせいじゃないよ。素直に感動しちゃってさ。でも嬉しかった。あたしも淳平くんのこと大好きだから。」
「おおきにな。せや、これクリスマスプレゼント。中開けてみて。」
「あっ、可愛いブレスレット!!ありがとっ。淳平くん。」
「裏にフランス語で"この恋を永遠に"って刻んでもらったから。これからもよろしゅうな。」
「こちらこそ宜しくネ」
こうして二人のイヴは終わった。


[No.804] 2008/02/13(Wed) 23:22:25
Fantasista 〜27th〜 (No.804への返信 / 27階層) - コウ

今日はバレンタイン前日の放課後。教室には大草・小宮山・淳平がいた。
「大草〜小宮山何やってんの?」
「あぁ〜毎年恒例のお掃除だよ。な?小宮山。」
「あたぼうよ〜。女の子のために綺麗にしとくんだよ。」
「ごくろうさん。大草は何十個やら…」
「さぁ…な。真中も隅にはおけないだろ?全国では大活躍だしな。ファン増えたぜ〜。」
「まっ明日になりゃわかるやろ。はよ、行くで」
『ちょっと待てよ』
淳平たちは部活に行った。
同じ頃…つかさはトモコと下校していた。
「つかさ〜明日バレンタインだよ〜。チョコ買ったぁ?愛しのカレに」
「そういうこと言わない!!」
「まぁまぁ。カレも一躍有名になっちゃったからね。ライバル増えちゃうよ〜。あたしも真中くんにあげるつもりだし…」
「えっ?何でよぉ〜?」
「教えな〜い。」
「教えてよぉ〜」
そんなこんなでバレンタインデーを迎える


[No.812] 2008/02/14(Thu) 15:14:23
Fantasista 〜28th〜 (No.812への返信 / 28階層) - コウ

ついにバレンタインがやってきた。朝、淳平が教室に入ると既に何個かチョコが置いてあり横にうなだれてる小宮山がいた。
「ウィース。あれ小宮山、どないしたん?」
「良いよな。モテるやつは。真中、また来たぜ。」
「真中くん、この前はありがとう。これ、お礼に。」
「うわぁ可愛いな。おおきにな。」
そして教室に沢山の女子生徒が来た。大草と淳平目当てらしい。
「食べきれんよな。真中。」
「いや、俺は頂くよ。みんなおおきにな。」
女子生徒は帰っていった。
「ふぅ〜疲れた。大草仰山貰ったなぁ。」
「でも、真中は本命貰えんじゃん。」
トモコも学校に着き、
「ハイッ、真中くん。誕生日のお礼。ありがとネ。そういえばつかさ来てないね?」
「おおきにな。確かに居てないなぁ。まぁ大丈夫やと思うけど…」
トモコと話してたらチャイムがなり授業が始まった。


[No.813] 2008/02/14(Thu) 22:10:45
Fantasista 〜29th〜 (No.813への返信 / 29階層) - コウ

昼休み…トモコはつかさにメールを送っていた。
“つかさ〜なんで来ないの?風邪ですか〜?”と。
その頃淳平は屋上で貰ったチョコを食べていた。
「うん。こりゃあ美味い。ホワイトデーのハードル上がって大変やな。そういえば西野はどうなんやろ?トモコはんがメールしてはるからええか。」
そして放課後…淳平はトモコから聞いてパティスリー鶴屋に行った。そこには女の人が沢山いた。日暮さん目当てみたいだ。しょうがなく裏口から中に入った。
「あっ、淳平くん!!!!わざわざ来てくれたんだ。」
「まぁ…な。それより外大変だな。まぁ日暮さんはモテるからな。」
「おっ真中じゃん!手伝ってくれよ。外の人達にケーキ分けるみたいだからさ。」
「わかったよ。外村。一つ貸しな。」
そして……時は過ぎてつかさのバイトも終わり今は公園に向かっている。


[No.817] 2008/02/16(Sat) 23:15:58
Fantasista 〜30th〜 (No.817への返信 / 30階層) - コウ

「ハイッ!!淳平くん。ハッピーバレンタイン!!早く食べてみて。」
パクッ……
「どうかなぁ?美味しくなかった?」
「………」
淳平は美味しすぎて言葉が出なくなっていた。そして
「めっちゃ美味い!!正直驚いたわ。西野、才能あるんちゃうかなぁ?オレ、こういう感じのケーキ好きやわ。ホンマおおきにな。」
「淳平くんに褒められちゃった。嬉しい!!!でも今日は疲れちゃったなぁ。」
「お疲れさん。確かに大変そうやったし…。ってあれっ西野…」
つかさは淳平にもたれ掛かったまま寝てしまっていた。
「気持ち良さそうやな。あと寝顔も可愛いし…。このままいさせてあげようかな。」
そして淳平はつかさをお姫様抱っこしながら家まで送ってあげた。
「淳平くん、ごめんなさいね。」
「いえいえ、別に構わないっすよ。一応彼氏なんで…それじゃあおやすみなさい。」
「ありがとね。おやすみなさい。」
こうしてバレンタインデーが幕を閉じた。


[No.818] 2008/02/16(Sat) 23:37:38
Fantasista 〜31th〜 (No.818への返信 / 31階層) - コウ

時が過ぎて季節は春。ある日の昼休み…
「大草くん。」
「あれっ、東城じゃん。もしかして真中に用?今、屋上で寝てると思うよ。」
「ありがとう。大草くん。」東城は行ってしまった。そんなやり取りを聞いていたつかさは急に不安そうな顔に…。するとトモコが
「行くよ!!つかさ。」
「えっ、う…うん。」
屋上では…
「zzz」
淳平は寝ていた。そこに…
「真中くん。」
「ん〜誰ぇ?あっ東城か…それ小説の続き?読んでもええ?」
「あっ、うん」
………
「良かったよ。また続きを読みたくなる様な終わり方が最高やね。流石!!東城。」
「そっ、そんなことないよ…」
二人の会話を聞いていたトモコは
「もしかして二股〜?もしそうなら絶対許さない。今日帰り絶対問いただしてやる!!気になるでしょ?つかさ」
「…うん。(淳平くん信じていいんだよね…)」
そして放課後になり…


[No.823] 2008/02/17(Sun) 14:17:40
Fantasista 〜32th〜 (No.823への返信 / 32階層) - コウ

「真中くんちょっと…聞きたいことあるから一緒に帰ろうよ。」
「あぁ…ええよ。」
そして下校途中…
「ところで聞きたいことって何?」
「ストレートに聞くけど綾ちゃんとはどういう関係?昼休み、二人でいるのを見かけたから…」
「綾ちゃん…あぁ東城な。関係ってマネージャーで今日は東城が書いてる小説を読ませてもろただけやけど…。」
「本当にそれだけ?」
「当たり前やん。オレは西野の彼氏やで。確かに東城も魅力的やけどそれでも西野が一番やし…。これからもずっと隣りで西野を守ってやりたいんや。でも西野には謝らんとな。」
「そうだね。あと疑ってゴメンね。」
「ええて。ほなこのまま行かさせてもらうわ。ほなまた明日。」
「うん!!じゃあね。」
淳平と別れた後…
(つかさ、あんたは幸せもんだわ。第一につかさのこと考えてくれてる。ホント、幸せもんだよ…)
トモコは心の中でそう感じていた。


[No.824] 2008/02/18(Mon) 22:52:55
Fantasista 〜33th〜 (No.824への返信 / 33階層) - コウ

季節も春に近付き淳平たちも高二になった。エレンとコウキは二人とも泉坂高校に入学予定だ。そして今日はクラス発表がありエレンと淳平は学校に向かっていた。
「エレンさぁ、部活とか入るん?」
「バスケ部入ろっかなぁみたいなぁ〜」
「ええんちゃう?センスあるし…」
そんなこんなで学校に着き…
「オス!!真中、エレンちゃん」
「ウィース。大草。ん〜とあっクラス分かれちまったなぁ。エレンは友達と一緒やったか?」
「うん!!あっ西野さんとは?」
「忘れてた。えぇ〜っと…」
「淳平く〜ん。違うクラスなんてやだよぉ〜。」
「しゃあないし学校で会えるからええやん。ほら元気だして。トモコちゃんと一緒だったからまだええよな。」
「う〜ん。しょうがないよね…」
「だろっ!!せやエレン、帰りご飯食べてくか?奢るで。」
「うん!!行こっ。」
「おう!じゃまた学校でな」
こうして皆は学校を後にした


[No.830] 2008/02/19(Tue) 16:43:42
Fantasista 〜34th〜 (No.830への返信 / 34階層) - コウ

クラスが変わり1年のときのメンバーは殆ど分かれた。それでも得意のトークで既にクラスの中心にいた。それと同時に修学旅行にむけて先生たちは動き始めていた。
ある日先生が
「今年の修学旅行は大阪に決まった。これから3日目の男女2人での行動プランを作成してもらう。」
すると淳平が
「グループはどう決めはるんですか?」
先生は
「コンピュータで決めてある。ハラハラドキドキするよな。今から言うぞ。………真中は3組の西野と。」
それを聞いた瞬間何故かすぐにプランができてしまった。カレカノだからこそのプランが。
また同じ頃3組でも…
「西野は1組の真中と。」
それを聞いたつかさは思わず
「トモコ〜。良かったよぉ〜!!思い出無いかと思ってたから〜!!!!」
「良かったね。つかさ。アタシも大草くんとだからラッキー!!一緒に回れるよね。これで。」
こうして修学旅行にむけて動き始めた。


[No.833] 2008/02/20(Wed) 23:17:42
Fantasista 〜35th〜 (No.833への返信 / 35階層) - コウ

今はゴールデンウィーク。淳平は部活を休んでロンドンに来ていた。しかも隣りにはつかさが。話はさかのぼる。淳平は電話で話していた。相手はロンドンのときのサッカーのチームメートのマイクだった。
「ジュンペー。今年はロンドンに来るだろ〜。ってか来いよ〜。」
「そんなに来て欲しいんか?サッカーしにどっか行く気ではいたけどやなぁ…」
「なら来いよ。皆会いたがってるんだぜ。」
「ん〜わかったよ。行ってやるから。」
「マジ?楽しみ〜!!そんじゃあ」………ガチャ
また時が経ってつかさとのデート中に
「ねぇ、淳平くん、ゴールデンウィーク開いてない?またデートしたいなぁなんて思ってさぁ〜」
「ゴメン。俺ロンドン行くねん。ホンマにスマン。」
「…………一緒に行っていい?」
「えっ?西野がええならかまへんけど…」
「やったぁ〜。淳平くんと旅行だよ?すっごく幸せ!!!」
こんな成り行きがあって今ロンドンに降り立った。


[No.837] 2008/02/21(Thu) 23:20:48
Fantasista 〜36th〜 (No.837への返信 / 36階層) - コウ

「淳平くんまだ来ないの?」
「スマンな。もうちょいやからさ。」すると…
「ジュンペー!!ゴメンな。遅れちまって…。あれっ?その娘誰?」
「あぁ〜彼女は西野つかさって言うんや。可愛いやろ?」
「もうっ!淳平くんったら〜!!あっ、ヨロシクね。マイクくん。」
「あっ…うん。ヨロシク。ちょっとジュンペー…まさか彼女?」
「せやけど…釣り合わんやろ?」
「ん〜確かに。」
「否定しといてよ。そこは。」
「ゴメンゴメン。じゃ行こうか。ついて来て。」
その後は軽くロンドンの街を歩いた。そして今はホテルにいる。
「今日は楽しかったなぁ。初めてだったからさぁ」
「良かったぁ。喜んでもらえて。」
「明日はどうする?」
「チームに顔出しに行くけど…来る?」
「うん!!」
「さよか。今日は遅いから寝よか?まだ日にちあるしね。」
「そうだね。じゃおやすみのチューして。」
つかさの顔は赤くなっていき…………チュッ
「ありがとっ!!じゃおやすみ〜。」
「おやすみ〜」


[No.843] 2008/02/22(Fri) 23:39:20
Fantasista 〜37th〜 (No.843への返信 / 37階層) - コウ

窓から日の光が差し込んでいる。今日のロンドンは快晴だ。その光でつかさは目を覚ました。だが隣りにいるはずの淳平がいない。つかさは直ぐに淳平の携帯に電話した。
トゥルルルル…ガチャ
「おはよぉ〜。良く寝れたぁ?」
「淳平くん!!!!今何処?」
「下見て」
そこにはジャージ姿の淳平がいた。
「何やってるの!!!もう心配したんだから〜」
つかさは若干泣きそうだ。
「スマンな。今、戻るさかい。」
………ガチャ
「淳平くん!!!!心配したんだから〜」
「スマン。走りたくなってしもてつい…これからは絶対離れないから。」
「じゃあ明日は付き合ってもらうからね。」
「任せとき。ええとこ連れてったる。」
「そういえば今日はサッカーしに行くんでしょ?」
「せや!!はよ用意せな!!」
二人は急いでホテルを後にした。


[No.848] 2008/02/24(Sun) 09:38:32
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