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素粒子物理スペシャルトークショーその2 - riri@管理人 - 2009/04/24(Fri) 02:33:26 [No.4169]
素粒子物理スペシャルトークショーその3 - riri@管理人 - 2009/04/26(Sun) 03:04:01 [No.4170]
Re: 素粒子物理スペシャルトークショーその3 - ざるさん - 2009/05/06(Wed) 01:01:13 [No.4172]
Re: ざるさん - riri@管理人 - 2009/05/10(Sun) 03:23:10 [No.4173]


INFILL by Modern Living トークショー その3 (No.4163 への返信) - riri@管理人

(その2からつづき)

お話はどんどんと広がっていき、鎌倉に木が多い…という話から
木の香りの話へ続きます。
自分でも公称されている「晴れ男」矢野さんが取材に行った先で
唯一土砂降りに見舞われて撮影を翌日に延期せざるをえなくなったことがあるそうです。
悔しいなぁって思っていたら、実はその翌日雨に濡れた取材先のお家から
とてもいい木の香りが漂っていて、雨に濡れると芳香するという木の特質の所以だった…
ので、前日に雨で撮影が延期になったのも、その香りにめぐり合うための
いい機会だった、というとてもポジティブな(笑)お話を聞かせていただきました。

このお話を聞かせていただいたときにとても印象が強くて、パッと鮮明に
頭の中にイメージが広がったんですよね。
これもたぶん会場内に満ちていた、木の香りの効果かなぁ。

建築や、生活の中にも取り入れられている木と人との関わりについてのお話もたくさん
聞かせていただきました。
そんな中のひとつに、前からとっても興味のあったことがありました。
イグアナボイスさんのサイトで写真の載せられている、キムさんが提案された
施工物件って、壁にクロス材(壁紙のこと)を使われてるのってあまり見たことない気が
してたんですよね。
写真を見てる限りでは圧倒的に「しっくい」なんかの「塗り物」が多いなあ…って。
なんでかな?お施主さんの意向なのかな?って思ってたんですが、
(しっくい(漆喰):よく土蔵などの壁に使われてる白い壁材…といえばイメージ沸くかしら。
 若干視点がマニアックなのは、私が壁に関わる会社で長く仕事をしてたことがあるからです・笑。)
キムさんいわく
「(キムさんが今提案されてるのが)木造ではなくて鉄を使った『軽量鉄骨』の家なんですが
 別に木が嫌いとかじゃなくて、家の構造(柱とか梁のこと)に鉄を使っているからこそ
 床にいい木を使ったり、壁に漆喰を使ったりして、鉄を使っていることをごまかすのではなくて
 鉄のよいところに天然素材をどうミックスしていくか、これが腕の見せ所」とのこと。
「おおおっ!なるほどっ!」と思わず心の中で手をポンと打ちました。

そんなお話の流れの中(床材の話だったと思うんですが)
「木とともに年をとるのが素敵かな、と」とおっしゃった前田さん。
後で木は時間とともに変わる(割れたり反ったり)ってお話も出てくるのですが
これをおっしゃってた時の前田さんはワンフロア上からでもはっきりわかるほど
とてもとても優しげな、柔らかな表情をしてらっしゃいました。
きっと、自分が心地よく住めるようにいろいろ考えて、手を入れられてるんだろうなあ…
前田さんのおウチはきっと幸せだろうなって思えました。

下田編集長が取材に行った先に自分で家具を作る方の家というのがあったそうで
そこのお家の台所にハード・メイプルが使われていて、メープルって
最初は淡い色の木なんだけど、使い込むにつれてとてもいい色、それこそ20年くらい経つと
「メープルシロップ色」になるらしい、という話をしたら、ここにかなりのイキオイで食いついた人が!
その人はモチロン…(笑)
キムさん、よくフレンチトーストを召し上がられるらしいのですが
毎回、メープルシロップをかける度に「コレって本当に木からできたもの?」って
思われるそうです。そういわれてみれば確かに…(笑)
ここで前田さんからの説明が入り、再度「本物(の樹液)なの?」と問うキムさんに
「本物ですよ!(笑)」と前田さん断定。
「…そう、砂糖楓(かえで)っていいますよね…」とさらに説明してくれる前田さんに
かぶせて、最初からモチロン知ってたかのように、会場のみなさんに
「砂糖楓って言いますよね♪」…キムさん、面白すぎです。

そんなメープルシロップ話に食いついたのは…下田編集長(笑)
今回の会場の中にある「パークハイアット東京」のレストランで
朝食メニューに出される「フレンチトースト」が絶品なんですって。
「…召し上がったことあります?」と聞く編集長に
「…連れて行ってください(^^)」とキムさん(笑)
下田編集長は、続けてその作り方と味を熱く教えて下さったんですが
「機会があったらぜひ行ってみてください♪」という言葉に
さらにかぶせてキムさんが
「…ぜひ。(ニッコリ)」2回目、念押し。
「…判りました、連れて行きますから(^^;」下田編集長、根負け(笑)

このメープルシロップ話の直後の前田さん
「強引に(話を)戻しますが…」
あはは、確かにあのあとずっと「食の話」で進みそうでしたもんね!
個人的に、ココものすごくツボでした。

切られた後も木は「生きている」というお話もありました。
「木って、どうしても時間が経つにつれて割れてきたり暴れたり(←反ったりゆがんだりする、の意)して
 時には家具や床だけではなくて、壁の中の木(柱や壁の下材に使われたりしてる木)も
 同じように暴れてしまうので、上に塗った壁材もヒビが入ってきてしまうこともあるけれど
 木は生きているんだっていう意識をしながら住んでいくといいんじゃないかな」とは
キムさんの言葉。
「どうしても割れることを嫌がりがちだけど、(その木が)どういう特性があるのかを理解すれば
 それを楽しんだりもできる」
とは前田さんの言葉。
これって、実際に木の素敵な部分を理解して上手く暮らしに取り入れられているからこそ
出てくる言葉ですよね。

矢野さんの撮影秘話、というのも伺いました。
ヒミツ君撮影の巻、というのは本当にタイヘンだったみたいで
「無事にヒミツ君を撮影できて、いまだにホッとしています」ですって(笑)
矢野さん、素敵。
あ、そうだ!会場に流れていた矢野さんの写真のスライドショーのことを
触れていなかったですね。
前田さんお宅のお庭だったり、インテリアを印象的に切り取ったような
とてもやわらかい雰囲気の、素敵な写真をたくさん見せていただきました。
そんな中、矢野さんの前を横切ったヒミツ君の一瞬をかろうじて捕らえた写真が。
(矢野さんはそうおっしゃっていましたが、写真ではそんな風には見えなかったんですよね
 ヒミツ君、悠々と横切っているように見えたんですが…)
あと、前田さんに肩の高さまで抱き上げられて前足を必死に伸ばして「やだーっ!」って
抵抗している風のヒミツ君…シークレット・ショットがありました(笑)
可愛かった(*^^*)
矢野さんの写真は、なんであんな素敵な空気が流れているでしょうね。
ひとつひとつのどの写真の中にも物語が隠れているような気がします。
これからもどんな写真を撮ってくださるのか、楽しみですね♪

トークの最後に皆さんからひと言ずつあったのですが
前田さんのおっしゃった言葉がとても印象的でした。
マジックの神様、と称されているダイ・バーノン氏の「Be natural」という言葉が
『あなたらしくあれ、自然であれ』という意味を持っていて…という話から
「(中略)自分に合う木材を見つけて(人も木も)お互いに自分らしく暮らしていくということは、
 背伸びをしたり型にはまろうとすることをしないで済むと思うので、
 そういうものと暮らしていけたらいいと思います」と。
…いい言葉ですね。

話題は尽きず、まだまだたくさんの楽しいお話を聞かせていただけそうな
イキオイでしたがそれは次回のお楽しみ、ということで
INFILL トーク部隊は会場の皆さんの暖かい拍手の中、ステージから退場されて
再度、川岸さんがご登場されました。
木にまつわるイベントなので…ということで、木でできた楽器を
コラとともに持ってこられてました。
ひとつは「カリンバ」という、木の箱に指で弾く金属製のバーをつけた楽器。
(なんで判ったかというと、私もカリンバ、持っていたことがあったから♪)
もうひとつは「レイン・スティック」という長い筒の中に
植物の種を詰めてあって、その種が筒の中を流れる音が雨のような音を
奏でる…という珍しい楽器。
コラに使われている木の種類や材質、使う気によって音が変わる…などというお話を
聞かせて下さり、「会場の雰囲気と木の香りと、そしてトーク隊のお話に触発されて
予定していた曲を変えて」と、とても素敵なアイルランド民謡を聞かせていただきました。
曲が奏でられ始めた瞬間から、周りの雑音がすべて不思議な空間に引き込まれるような
穏やかで気持ちのいい空気が満ちていました。

トークイベント終了後。
しばらく会場が混みあっていたので少し時間をおいてから、じっくり展示を見せていただいたんですが
ワンフロア上の吹き抜けまで漂っていた、とてもいい香りの木を探すべく
あちこちの木をかぎまわっていた私(と、もう1名。若干怪しい状態)
Nature Designのお姉さんに、「何の香りですかね?」と伺ってたりしたのですが
さんざん嗅ぎまわって「ウォールナット」の香りと判明。
屋久杉の香りも針葉樹特有の香り(ヒノキとかああいう種類の)で気持ちよかったり
テーブルの天板に使われていた板の年輪の模様や、木特有の触感を楽しんできました。
屋久杉、思っていた以上に年輪が詰まっていてビックリ!
このテーブルの天板は、1000年の時を見つめてきたんだ…と思うと
かなり感慨深いものがありましたよ〜。

今回のイベントでは、人の暮らしって本当にたくさんの要素に囲まれているんだなあ…と
強く実感しました。
色、形、素材、香り、光…そして音楽。
五感のそれぞれに気持がいいものを、上手く取り入れるって
豊かに暮らすことにとても大切だなと思います。
(あ、「味覚」はフレンチトースト話からの触発されたってことで・笑)
前田さんのお話にもありましたが
「自分にとって『自然に』『あうもの』」を見つけてステキに暮らしたいですね。

最後になりましたが、今回のイベントに関わられた
INFILL隊、モダンリビング編集部、Nature Designの皆さま
とても楽しく、心地のよい時間と空間を過ごさせていただきました。
どうもありがとうございました(^^)
また、楽しいお話を聞かせていただける機会があることを楽しみにしています。

********************************
やああああああっと書けたぞーっ!間に合った!

そしてもう素粒子物理トークショー、の当日朝なんですが…(^^;
(あ、睡眠はとってますのでご安心を。)
さーてっ、いざ「つくば」!行って参ります♪


[No.4165] 2009/04/18(Sat) 05:06:50

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