蒸し暑い中をグッタリしながら帰宅したら…1日早く届いていました、180号♪ ゲンキンなもんでいきなり元気になりました。ありがとう、アシェット婦人画報社さん♪ 目次を見る前に、パラパラっとめくっていたら目に飛び込んできた鮮やかなグリーン! 思わず手が止まり…そこのページがINFILL!
今回の写真。先日のラジオオンエアで 「本当にきれいだから見てもらいたいです。グリーンの。 家具に映り込んだ柄なんですよ。俺はそれが家具だってわからなかった… 俺の家具なのにっ!」 とイグアナボイスのキムさんが熱くおっしゃっていた、矢野さんの撮った写真。ほんとに綺麗! 空が、雲が、木々が映り込んでいて、実は「その表面」には別な世界があって、それを 外から眺めてるんじゃないかと思うような、不思議な感じ。 そして反対側に映りこんだタイルの質感が、その不思議な世界と現実とを微妙に結び付けてるみたいで…。 そこにそういう世界を見つけ出して、写真の中に捉えてしまう矢野さんの感覚や鋭さって ホントにすごいと思います。 (部屋内から、外に視線をむけた最初のページの写真も色合いが淡くて素敵)
そして前田さんの文章。 お庭を、家から切り離した単独の「庭」と認識するのではなくて、 室内から連続した生活空間としてとらえて、イキイキと作業をして いらっしゃる様子がとても楽しげで。なんだか、とってもイイ感じ! …思いのほか、作業はハードなようですが(^^; でも、さぞかし楽しげに作業されてるんだろうなあ…(笑) 読んで、なぜかものすごく元気になりました! あぁ、でも大切な手とお身体には気をつけていただきたいと、しみじみ思う記述も。
ということで、書店で手に取られるご予定の方はお楽しみに〜♪
以下は、ちょいとマニアックな話。 連載初回から感じていたのですが、前田さんの書かれる「家」にまつわる文章は 私に「住まい方」という言葉を思い出させます。
※ 住まい方 = その人がどういう生活を望ましいと考えるか、ということ。
建築家・渡辺武信氏が著書「住まい方の思想」(中公新書)で述べている言葉なのですが どういう風に暮らすのが自分にとって心地良いのか、という「個」の基準を 前田さんはしっかり持っておられるんだなあ…ってことを毎回、それも回を追うごとに 強く感じます。 ん〜、次号はどんなお話になるんだろう!
[No.3859] 2008/08/07(Thu) 00:17:55 |