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大部品:マグロ 大部品:主な特徴 部品:外見 全長は60 cm程〜最大4.5mに達するものまで、マグロの種類によって異なる。表面は背部が黒みがかった青色、腹部は銀白で、種類により体側面に黄みを帯びたり、ヒレが鮮やかな黄色を示すものがある。高速遊泳に適した紡錘形の体型を持ち、体の横断面はほぼ楕円形である。 部品:生態 外洋性、回遊性の大型の肉食魚で、暖流を好む。泳いでいる時は口やえらを開けており、口やえらへ入る海水から酸素を取り込み呼吸をしているため、睡眠時でも泳ぎ続けなければ窒息死してしまう。遊泳速度は時速20〜30kmで、餌を獲る時はその2〜3倍で泳ぐ。 夏の水温上昇期には高緯度側へ、秋から冬にかけて水温が低下するとともに低緯度側への広範囲な南北回遊を行う。東西方向の回遊もあり、種類によっては夏には北東、秋冬には南西方向に渡洋回遊する。 オキアミ等のプランクトンの他、自分より小さな魚やイカ、タコ、エビ、カニ等を餌とする。 大部品:食材としての特徴 部品:高い栄養価 筋肉・臓器・皮膚・毛髪・血液等、身体の重要な部分を生成する他、エネルギー源として働いたり、ホルモンや酵素等の生理機能を整える役割をするタンパク質が多く含まれている。 また、赤身や血合(背身と腹身の間にある赤黒く固まった部分)には、血液の流動性を高めて脳の働きを助ける栄養素や、血圧を正常に保たせ心臓の働きや肝臓の解毒作用を強化する栄養素、心臓から出て行く血液の量を増やして心筋の収縮力を高める栄養素が多く含まれている。 部品:食べられる部位 食べられる部位としては、頭側の頬、カマ、脳天、背中、腹、尻尾となっており、食べられない部分はほぼ無い。部位によって赤身、中トロ、大トロ、尾(テール)、カマ、カマトロ、脳天、頬肉と呼び方が分かれており、肉色の赤い赤身よりも脂肪の多い脂身の部分であるトロの方が高級とされる。 部品:旬と味 マグロの旬は種類や生息する地域によって異なり、種類を問わなければ年間を通して旬のものが食べられる。種類によって体内に蓄える脂の量が異なり、脂がのっていて濃い味のものや、さっぱりとした味のもの、淡白な味のもの等がある。 マグロの脂は、舌に付くと魚臭さや赤身の持つ鉄分の酸味等を和らげ、滑らかな舌触りや柔らかな味わいを強調する。また、マグロの脂は融点が低いため、舌の上で溶け、脳に快感物質の放出を促す。更に身を3〜4日寝かせて酸化させる事で身がピンク色になり、旨味成分がより強く引き出される。 [No.93] 2020/01/27(Mon) 21:29:59 |