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どの学部に所属する生徒でも学ばねばならない、楽器演奏と音楽理論の初級者(を中級者にするため)向けのカリキュラム、という体で制作しました。これならばどんな生徒に組み込んでも設定的には無理が無いはずです。 詩歌藩国立イリューシア音楽院、楽器演奏/音楽理論に関する初級者〜中級者向けのカリキュラム RD36 評価値8 主な方針 詩歌藩国立イリューシア音楽院が生徒たちに施す教育の目標は音楽の制作から演奏やビジネス、教育や医療など様々な分野で活躍する音楽に携わるプロフェッショナルを育て上げることである。そのため音楽に関する実技と知識の教育を重視している。音楽という境が曖昧なものを扱っているため、生徒は所属している学部以外の授業にも同時に通うこともできる。また詩歌藩国の音楽は概ね魔法でもあるので、これを悪用せぬように、音楽家の倫理観や道徳観を育てることも重視している。 第2の目的 詩歌藩国立イリューシア音楽院には種族や年齢や性別や国籍を問わず音楽を学ぼうとし、合格基準を満たした人間であれば入学をすることができる故に、様々な生徒が在籍している。また学費が安いこと、そして詩歌藩国の教育機関の設置が現在では整っていないことから、音楽教育のみではない、教育や学問を求めて入学を希望する者が現れることを想定している。そうした生徒のために、数学や国語から一般生活に関する知識までを教える一般教養課程学部を設置しこれにも力を入れている。これらは音楽家として1人立ちする以前の、知類として1人で生きていくための知恵を授けることを目的としている。これが詩歌藩国立イリューシア音楽院の第2の目的である。 自習と教科学習、それぞれの重視 音楽に関連する幅広い学部を設置しているので、それぞれの学部にあった学習の方針を設定している。実技が重視される学部では講師や職員のサポート、そして施設の利用による自習の時間を多く設け、多くの知識が必要となる学部では座学などにより知識を学び覚える時間を多く設けている。具体的には以下の通り。 実技重視{吟遊詩人学部/演奏学部/ミュージカルバレエ学部/声楽学部/楽器製作学部} 座学重視{音楽理論学部/音楽物理、音響、聴覚研究学部/音響デザイン学部/音楽放送ビジネス学部/音楽教育学部/音楽療法学部/一般教養学部} 尚、どちらの場合でも自習の時間も座学の時間も設けており、また実際の現場での経験的/体験的学習を重視している。 共通の学習科目 すべての学部に共通するのは(その実践の仕方は違えど)音楽を学ぶということである。故に学生が所属する学部にほぼ関係なく、音楽家教育の基本的なものである、楽器演奏と音楽理論(楽理とも呼ぶ)を学ぶ(演奏や楽理の道を究めんとする者は専門の学部で更に上級のものを学ぶ)。この科目は演奏学部や音楽理論学部が担当している。以下にはその楽器演奏と音楽理論における初級から中級の技術/理論習得を目指すためのカリキュラムを並べる。また音楽院は一般教養学部への通学も推奨しており、そのなかで特に音楽家に必要としている知識や技術を習得するカリキュラムも並べる。 大部品 演奏と楽理のカリキュラム 演奏と楽理のカリキュラムの概要 詩歌藩国の国民は概ね普段から歌や楽器演奏に親しんでいるが、かならずしもそうでない者もあり、また多くの場合でその学習方法は独学や親兄弟や親族からの教育によるものと想定される。その場合は楽器演奏の基礎的な知識が抜けている場合もある。また音楽院に入学する者はその時点で兼ねがね楽器演奏の中級〜上級者だが、音楽物理、音響、聴覚研究学部や音楽放送ビジネス学部などへ入学した者は必ずしもそうだとは限らない。故にこれらの生徒に楽器演奏や楽理を教えるために初級者を中級者にすることを目指したカリキュラムも存在する。それ以上のものは専門的な学習を必要とするので、必要ならば各々の生徒が所属する学部で学ぶ。 単位制と期間 このカリキュラムは段階事に単位制になっており、音楽院が決めた単位数を取得することでカリキュラムの完了を認める。各単位の取得にはテストに合格する必要がある。単位の取得期間は最短で1年、最長で2年である。2年を過ぎても規程の単位数を獲得していない場合は、取得済みの単位を失効する。各々が通う学部の学習状況に合わせて受ける授業の日程を組むことが出来る。 授業時間 1単位に必要な学習時間の絶対的な数値と期間と授業数は定めていない。習得を目的とする技術や知識によって授業時間と数はことなる。楽器の自主練習や暗記が必要なものは1授業時間が短く、講師により講義や支援が必要なものに関しては1授業時間が長い。学習時間の量ではなく、単位の取得を認めるテストに生徒が合格出来ることを重視している。 教材 講師による講義や支援の他に、学習にはテキストや教科書、そして録音物の再生による聴講や動画の観賞による学習も行う。テキストや教科書には図説や図解が多く掲載しており、言葉だけでは伝わりにくいものの学習をサポートする。講義の際にはノートを取ることを進めている。また単位を取得したあとでも、テキストや教科書そしてノートを度々読み直すことを強く推奨している。 初級者とは? 初級者とは楽器に触ったことのない者を想定している。また楽理に関しては譜面を読めない者を想定している。音楽院に入学出来る時点でそのような者はほぼいないのだが、基礎の重要さの認識や知識に欠けがないかの確認、おさらいのために、また演奏に関しては上級者でも楽理をあまり知らない生徒なども入学するので、これを想定してカリキュラムを制作した。 学習目的の中級者とはなにか? 楽器演奏者の場合は、各々が演奏の習得を目指す1つの楽器を使い、譜面を独力で読み簡単な旋律ならばその場で演奏でき、複雑な譜面でも時間をかければ指示どおりに演奏出来る者であり、合同で演奏する場合では、他の奏者が演奏する、音楽演奏で一般的に使用される楽器と合奏できる知識と技術がある者を指す(ただし演奏の質に関しては特別なものを求めない)。楽理の場合は和音を使ってのホモフォニー音楽の作曲技術の習得はもちろん、対位法によるポリフォニー音楽の作曲技術の習得(2声の対位法(フーガで良い)が作曲出来れば良く、理論を習得していることが分るならば楽曲の質は問わない)も目指す。また純正律と12音平均律や調整の理解という楽理の基礎から、実験的な音楽である12音音楽や無調そしてミュシクコンクレートなどの理論も把握することを目指す(実験的な音楽に関しては専門的なものであるので、その理論内容だけを知っていれば良く、作曲する技術を習得する必用は無い) 楽器に触れて選択する 生徒は自分が使用する楽器を選択する。教科書には楽器のカテゴリーとして弦楽器、鍵盤楽器、吹奏楽器、打楽器に分類して記載しており、さらにその下に細かな分類があり、各楽器の長所や短所や役目を書いている。生徒はそれを読みまた実際の楽器に触れることで自分が演奏技術を習得する楽器を選択する。楽器の持ち替えは可能だが、これによるカリキュラムの延長などは基本的に認めていない。 音の鳴らしかた 各楽器の音の鳴らしかたを学ぶと共に演奏に適したフォームや体の使い方を図解と実践で学ぶ。特殊奏法を除いた、その楽器で出すことの出来る音を鳴らすことを目的とする。 担当楽器の構造を理解する 教科書に掲載している図解と実際の楽器を触ることで楽器の各パーツの呼び名や役割を理解するなどして、各々が担当する楽器の構造を把握する。 音響物理 音が発生するメカニズムや音の各種パロメーター、聴覚に関する機能など、音響物理に関する初歩的なものを学ぶことで音楽への深い理解を得ることを目指す。 音楽記号の読み取り 譜面に書かれた記号を読み実際に楽器で音を出す技術を学ぶ。基礎的な音符やリズム記号や調号、演奏記号と指示記号などなどの音楽記号の読み方と意味を覚え、譜面の書き方、そして簡単な譜面ならば初見で演奏出来るようになることを目指す。こちらも段階的に単位を取得する。 聴音 流れている音楽を耳で聴き取り同じ音を鳴らしたり譜面に書いたりする。相対音感の精度を上げ、簡単な旋律を聴き取り譜面に書くことや、4和音の聴音を目指す。こちらも段階的に単位を取得する。 リズムの知識と実践 世界の音楽で使用されるさまざまなリズムを知り、実際に小さな打楽器を使い奏でる。こうすることで様々なリズムの知識の習得を目指す。 独奏曲の演奏 楽器単体で演奏出来るエチュードの演奏を行う。難易度事に段階を設けておりそれぞれ単位が異なる。まず初級の単位を取得することが目標となり、このあとでより難しい独奏曲のエチュード、そして合奏技術の習得を目指す。 他の楽器への理解 自分が担当していない、一般的な楽団やバンドで使用される楽器への理解を深める。教科書による説明や実際に音を聴き、構造や役割、発音可能な音などを理解する。 合同演奏 独奏曲のエチュードの初級単位を取得してから受講可能となる。合奏に関しても難易度事に段階を設けており単位が異なる。初級ではまず同じ楽器を演奏する2人の奏者による曲の演奏を目指す。その後は異なる楽器の奏者とのデュオ、カルテット……と人数が増えていき、最終的には10名以上の楽団による合奏技術の習得を目指す。 和音の知識の把握 和音の構造や、譜面への記載の仕方や読み取りかた学ぶ。そしてダイアトニックコードなどの和音の連なりに関する効果を覚えて作曲技法を学ぶ、またテンションコードや代理コードや分数コードや展開系などなど色々な和音に関する知識を学ぶことでより様々な雰囲気の曲を制作出来るようになることを目指す。こちらも段階的に単位を取得する。 調整と転調 音楽の各調の特徴や他の調との関係を学び、その後で転調を覚える。様々な調の音楽の作曲や、曲中で転調をする音楽を制作する。こちらも段階的に単位を取得する。 音階を覚える さまざまな音階とその使い所を覚え、作曲や楽器演奏に役立てることを目指す。覚える音階には和音から導かれる音階も、世界各国の民族的な音楽で使われる音階も含む。 対位法の習得 対位法とは、複数の異なる旋律がそれぞれ独立しそれぞれを主声部として扱いながらも調和して1つの楽曲となるポリフォニー音楽の代表的な作曲技術である。ここではこの対位法を習得し、2声のフーガを作曲することを目指す。 実験的な音楽の把握 無調でありどの調も中心とせずすべての音程を平等にあつかう12音音楽や、録音物をミックスして1つの曲として完成させるミュジクコンクレートを実際に聞くなどしてその内容や意味の把握に努める。この授業では作曲の必用は無い。 アドリブ 譜面に書かれた曲を演奏するものや、自分で曲を作るものではなく、即興で音楽を演奏する知識と技術を学ぶ。決められた和音のうえでアドリブを行うものと、完全に自由に即興演奏するものに分かれる。実技では4、5人組のバンドに分かれて授業を受ける。こちらも段階的に単位を取得する。 初歩的な歌唱技術と知識 歌を歌うことの初歩的な技術と知識を覚える。演奏家や作曲家を目指す生徒のなかには歌唱を専門としない者も多いが、音楽の基礎的な技術として、音楽への理解を深めるためにこの授業を行う。 作詩 音楽に歌詞を付ける作業の初歩的な知識の習得を目指す。既存の曲に歌詞を付けることを目指す前期と、自分で作詞作曲をする後期の2単位に分かれている。 ダンスの知識 音楽と舞踊は切っても切れない関係にある。動画などを観ることで世界各国の様々なダンスを知り、その特徴を学ぶ。また希望する生徒には実際に初歩的なダンスのレッスンを行う。 学習のまとめ すべての単位を取得したあとに、生徒は学習成果を示すものとして曲を1つ制作して提出する。曲の形式は問わない。提出した曲が学習成果を示すものであれば質は評価しない。これをもって生徒はこのカリキュラム完了とする。 大部品一般教養学部内の音楽家に特に関連するカリキュラム 一般教養学部内の音楽家に特に関連するカリキュラムの概要 音楽院には様々な生徒が所属しているので音楽以外のことに対する知識や学力は一定ではない。故に音楽以外の知識も身に付け自立した生活を行う者になるために、一般教養学部を設置しており、音楽院はこの授業への参加を推奨している。一般教養学部では様々な授業を行っているが、ここではそのなかで特に音楽に関わる者にも必要となる技術や知識の習得を目指す教育内容を説明する。これらはテキストと講師により講義のセットで学習を行う。故に生徒はいつでも学習内容を振り返ることができるし、音楽院はそれを推奨している。 帝国共通語の習得 帝国にはさまざまな藩国があり各々環境も違い独自の文化が花開いている。そのため言葉に訛の強い国も多い、また詩歌藩国民もこれが無いとは言えない。ゆえに様々な藩国で問題なく意思疎通が出来る帝国共通語を覚えることを目的とする。さまざま藩国に赴く可能性が高い音楽家にとってこれは重要な学習である。 詩歌藩国の歴史 詩歌藩国の歴史を学ぶ。詩歌藩国の歴史は歌や神々と共にある、これを学ぶことは音楽に関わる者にとって重要なことである。 各藩国の知識 帝国には様々な藩国がある、そんな外国の文化やそこに住む人々のことを学ぶ。さまざまな国を旅することもある音楽家にとって外国のことを前もって知っておくのは非常に重要なことである。 一般礼儀作法 礼儀は知類同士の意思疎通において重要なことである。一般的な礼儀作法を習得することで円滑なコミュニケーションを実現することを目指す、また外国の主立った礼儀作法も学ぶことで外国の人や、外国に赴いた際に無礼を働いてしまうことを未然に防ぐ。両方共に音楽家にとって重要なことである。 旅の仕方 外国に赴くなどの旅をする際に必要な装備や一般的な知識を教える。吟遊詩人学部ではより専門的なことを学習するが、こちらでは初級の知識を教える。 [No.179] 2017/11/14(Tue) 02:06:12 |