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No.44に関するツリー

   魔力資源生産施設作製枝 - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2017/09/16(Sat) 00:31:15 [No.44]
完成 - 鈴藤 瑞樹 - 2017/10/02(Mon) 23:32:31 [No.80]
龍脈と龍穴からの魔力の利用 - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2017/09/29(Fri) 19:16:46 [No.66]
ドメーヌ:ジィヴルクシェ(魔力アイスワイン製造地域... - 寅山 日時期 - 2017/09/29(Fri) 09:10:02 [No.65]
JSON書式 - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2017/10/02(Mon) 18:34:46 [No.75]
JSON書式その2 - 寅山 日時期 - 2017/10/02(Mon) 20:03:00 [No.77]
[削除] - - 2017/10/02(Mon) 20:54:53 [No.78]
JSON書式 正式 - 寅山 日時期 - 2017/10/02(Mon) 21:03:12 [No.79]
物資集積所部門 - 鈴藤 瑞樹 - 2017/09/27(Wed) 23:11:45 [No.61]
魔力鉱石部門(仮) - 冬樹 蒼 - 2017/09/22(Fri) 22:15:58 [No.56]
魔力鉱石部門(仮) JSONデータ - 冬樹 蒼 - 2017/09/22(Fri) 23:41:35 [No.57]
JSONデータ修正1 - 鈴藤 瑞樹 - 2017/09/22(Fri) 23:45:39 [No.58]
魔力鉱石部門 修正版 - 冬樹 蒼 - 2017/09/30(Sat) 13:45:26 [No.69]
マジックウォーター部門 - 鈴藤 瑞樹 - 2017/09/18(Mon) 21:18:16 [No.52]
書きました RD15 - 鈴藤 瑞樹 - 2017/09/19(Tue) 00:15:48 [No.55]
注意点や参考?など - 竜宮・司@詩歌藩国 - 2017/09/16(Sat) 21:40:40 [No.47]
【必読】魔力資源生産施設作成のガイドライン - 寅山 日時期 - 2017/09/16(Sat) 20:06:29 [No.45]
魔力りんご - 岩崎経 - 2017/09/16(Sat) 21:27:27 [No.46]
魔力りんごJSON - 岩崎経@詩歌藩国 - 2017/09/29(Fri) 23:04:04 [No.68]
魔力りんご部品 - 岩崎経 - 2017/09/24(Sun) 18:50:20 [No.60]
精霊の森について - 鈴藤 瑞樹 - 2017/09/16(Sat) 21:55:19 [No.49]
Re: 精霊の森について - 岩崎経 - 2017/09/18(Mon) 22:02:24 [No.53]
お願いします - 寅山 日時期 - 2017/09/16(Sat) 21:40:43 [No.48]



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魔力資源生産施設作製枝 (親記事) - 竜宮・司@詩歌藩国

威信点1500到達するので新しい生産施設が作れます。
詩歌藩国では大体魔力で動かせるので魔力資源生産施設を作ります。

この枝にぶら下げていく形で作業していきます


[No.44] 2017/09/16(Sat) 00:31:15
【必読】魔力資源生産施設作成のガイドライン (No.44への返信 / 1階層) - 寅山 日時期

【魔力資源生産地のガイドライン】

☆ガイドラインの概要
詩歌藩国の威信点が1500点を超える見込みが立ったので、生産施設をもう1つ作れることになりました。そこでこの生産施設は藩国のみんなで手分けして作りましょう。そのほうが様々なアイデアがでて、部品数も多くなり、より強い生産施設が作れるからです。

そこでこのガイドラインの登場です。このガイドラインを読んでみんなでこれから作る生産施設のイメージの共有化をし、イメージの具体化を図ることで部品を作り易くして設定の衝突や矛盾を防ぎましょう。


☆生産施設の概要
・生産施設ではなにを作るのか?
生産施設は《魔力資源生産施設》です。魔力は低物理域の藩国にとっての生命線であり詩歌藩国においてもそうです。しかし自国ではこれを作れておらず、また他の藩国を見ても作っているのが1国だけなので、魔力を自給自足できるようにすることが急務です。また将来的に魔力の輸出も狙っています。

・どういったかたちの生産施設になるのか?
今回作る魔力資源生産施設は詩歌藩国の各地で、魔力がこもった食物や鉱物などを作り、それを1つの集積所に集めるというかたちです。アイドレスには既にアンチマジックベリー(ヘビイチゴ)があるのだから魔力がこもった食べ物がほかにあってもおかしくないだろう、という考えです。藩国の各地でこれを作るのは、ブドウを作る場所と鉱物を掘る場所が一カ所にあっては普通に考えるとおかしなことだからです。ですので各地で魔力がこもったものをつくり、それを一カ所の集積所に集めるという方式にしました。

この各地で作る魔力がこもったものを生産する場所を、これ以降は《部門》と称します。この部門は現在では魔力ブドウ部門、魔力水部門、魔力野菜、魔力鉱物(魔力宝石)部門を作ることが決まっています。重要なのは《現在でも部門は募集中》ということです、なにかアイデアがあったらどんなことでもいいのでチャットワークにあげてください。

・我々はどんな部品を作ればいいのか?
我々が作るのはこの部門です。魔力ブドウ部門は寅山が、魔力鉱物(魔力宝石)部門は冬樹さんが担当します。作りたい部門があれば是非担当してください、新しい部門を思い付いたら是非教えて下さい。
みんなで作ろうアイドレス!なお製作期間はまず一週間ほどを見込んでいます。


☆具体的な魔力生産施設&部門の設定
以下に現在出ている具体的な設定を箇条書きにします。
これを読んで部門を作る際の参考にして、また部品や設定文同士に矛盾が起らないようにして下さい。分らないことがあれば聞いて下さい、またここはこうしたほうが良いとか、こういう設定があったほうがいいなどがあったら是非教えて下さい。最終的にはみんなで各部門を参照しあって調整するので、失敗などを恐れずにまずは作ってみましょう!

・作るのは魔力資源生産施設
・現在作るのはその下位にある各部門
・詩歌藩国の各地に各部門があり、そこで魔力がこもった食物や鉱物や(その他諸々)をつくり、一カ所の集積所に集める。
・各部門は詩歌藩国の各地にある。
・集積地は詩歌藩国の大型港の近くにある。港の近くあるのは他藩などへの魔力輸送をしやすくするためである(まだ具体的に集積地の部品は作っていないのですが)。
詩歌藩国の大型港
http://maki.wanwan-empire.net/group_viewer?id=76710

・各部門の具体的な所在地を設定すること、詩歌藩国の地理はこれを見よう。
http://www009.upp.so-net.ne.jp/raiilu/#map
所在地が思い付かない場合はチャットワークでそのように言ってみんなで考えましょう。

・各部門から集積所への魔力がこもった物の輸送方法も部品として設定すること。国内での輸送はルールにはないので、各部門の設定に合った輸送方法で良い。思い付かない場合は馬車でオーケー。

・各部門の規模は会社1つぶんくらい。

・魔力生産施設全体の評価値はいくらでもいいけれど、12か13あれば最高!
・各部門のRDはばらばらでかまわない、ある部門のRD数が多くて、ある部門のRD数が少なくても構わない。それで問題はおきないと予想している。
・なので気軽に製作して下さい!

・魔力がこもった物は一回限りの消耗品。
・食べ物は食べたら無くなるし、鉱物はそこから魔力をとったら鉱物から魔力が無くなる。
・魔力がこもったものを人が摂取するなりして身体に魔力を取入れる、なので魔力がこもったものとは、具体的な物であり(人が取得する技術であってはいけない)、それをなんらかの方法で身体に取入れることのできるものなければいけない。あるいは魔力鉱物(魔力宝石)のように身体に身に着けるとか。
・とはいえ、容器にあたるものは再利用できる設定も可能かもしれません。たとえば魔力ワインならばボトルの再利用や、魔力アクセサリーならば、鉱物への魔力への再注入などです。
・アイデア大募集中です!


・魔力がこもった物は、普通の物と見た目が違う設定にしたり、注意書きなどがある専用のラベルを張ったりして、誤食や誤飲を防ぐようにすること。
・例えば魔力キャベツは禍々しく発光しているとか、魔力ワインはそのラベルに専用のおそろしい絵や注意書きがあるなどです。

・竜宮さんがお書きになったこちらもチェックして下さい。
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=siika3&mode=res&no=47


[No.45] 2017/09/16(Sat) 20:06:29
魔力りんご (No.45への返信 / 2階層) - 岩崎経

魔力りんごをつくろうとおもいます。
イメージ的には精霊の森に落ちているという設定です。落ちていないりんごには魔力が宿っておらず、普通に食べることができる感じです。
見た目は基本黄色で自然に落ちたものは金色に輝いているといったところです。
よろしくお願いします。


[No.46] 2017/09/16(Sat) 21:27:27
注意点や参考?など (No.44への返信 / 1階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

この記事をご覧になってありがとうございます。

全体の注意点としては部品の名前被りに気をつけること。複数施設だと起こりやすく、特に概要や器材とかの便利な単語系は危ないです。
部品名を無理に単語にする必要は無く、文章でも大丈夫です

-----

あと全体の作業員系のは部門それぞれにつけると被るので、その部門の特徴的な技術や方式、特に注意されていることなどを書くと良いかもしれません。
作業員などの全体系なものは部門とは別に投稿したほうがいいかも。

------

芝村さんが作ったアイドレスの一部です。参考になるかは微妙ですが読んでみると良いかも。
https://www65.atwiki.jp/saisyouhu_hankoku/pages/12.html
http://maki.wanwan-empire.net/group_viewer?id=80292
特にこっちはストーリー仕立てにもなっておりこういう書き方もあるのかと
https://www65.atwiki.jp/saisyouhu_hankoku/pages/14.html


[No.47] 2017/09/16(Sat) 21:40:40
お願いします (No.46への返信 / 3階層) - 寅山 日時期

はいーお願いします!

[No.48] 2017/09/16(Sat) 21:40:43
精霊の森について (No.46への返信 / 3階層) - 鈴藤 瑞樹

> 魔力りんごをつくろうとおもいます。
> イメージ的には精霊の森に落ちているという設定です。落ちていないりんごには魔力が宿っておらず、普通に食べることができる感じです。
> 見た目は基本黄色で自然に落ちたものは金色に輝いているといったところです。
> よろしくお願いします。



精霊の森は一般の立ち入りが禁止されている設定なので、精霊の森の近く、くらいのほうが良いと思います。


[No.49] 2017/09/16(Sat) 21:55:19
マジックウォーター部門 (No.44への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

魔力水部門書きます

[No.52] 2017/09/18(Mon) 21:18:16
Re: 精霊の森について (No.49への返信 / 4階層) - 岩崎経

了解です。精霊の森の近くのりんごの木ならどれでも稀に手に入るみたいな感じにします。稀にといっても小さくとも他のりんごと違って輝いているし、大きさに魔力の差がないので、間引きのときにわかる感じに変更します。落ちているネタはやめの方向で。ただし小さいものはもちろんまずい。

[No.53] 2017/09/18(Mon) 22:02:24
書きました RD15 (No.52への返信 / 2階層) - 鈴藤 瑞樹

部品のアイデアが出なくなったのでここまで。
なんか足せる案があったら教えてください。


大部品: 魔力水部門 RD:15 評価値:6
-部品: 立地
-部品: ラズール湖
-部品: 豊富な水資源
-部品: 月明りによる魔力
-部品: 一般の立ち入り禁止
-部品: マジックウォーター
-大部品: 地竜の守護 RD:6 評価値:4
--部品: 地竜による周辺警戒
--部品: 地竜へのお礼
--部品: 音響センサ
--部品: 光学センサ
--部品: 赤外線センサ
--部品: 大気中の分子検出センサ
-部品: 魔力の再充填
-部品: 保存容器
-部品: 上質な魔力水


部品: 立地
藩国南部、雪原の真ん中に位置している湖が魔力水の生産地である。簡素な柵があるだけで特別に厳重な防御はされていないが、周囲が平らなため敵がくれがすぐに察知することができる。

部品: ラズール湖
藩国南部にある魔力の宿った水資源を生産する湖、それがラズール湖である。
魔力によりほのかに光り輝いており、夜には美しい幻想的な景色を見ることができる。

部品: 豊富な水資源
詩歌藩国は山脈に降った雨や雪からできる地下水脈が豊富である。さらにそこに地下の魔力溜まりが合わさることにより魔力水を産み出す土壌となっている。

部品: 月明りによる魔力
ラズール湖の水源は地下の魔力溜まりを通ることで魔力を帯びるが、それだけでは必要十分の魔力を備えているとは言えない。
ここに月光が降り注ぐことによってようやくマジックウォーターとして成立するのである。

部品: 一般の立ち入り禁止
現在、詩歌藩国内でマジックウォーターとして運用しうるものはラズール湖の水源以外にないため、水源を守る意味もあり一般人の立ち入りは禁止されている。

部品: マジックウォーター
マジックウォーターとは、魔力水とも呼ばれる魔力資源のひとつである。詩歌藩国ではとある湖にて採取されるものであり、経口摂取により魔力を補給することができる。

部品: 地竜による周辺警戒
地竜『テナードラゴン』の協力により各魔力生成施設は許可された人員以外が近づくことは非常に難しくなっている。おもにセンサーによる警戒が主となるため、地竜は見た目には休んでいるようにしか見えない。

部品: 地竜へのお礼
テナードラゴンが協力してくれる際、お礼としてマジックウォーターがふるまわれる。良質な魔力は地竜にも喜ばれ、それなりに人気のお仕事として知られている。

部品: 音響センサ
音を感知するセンサー。光学迷彩などの高度な技術を使用されても見破ることができる。ラズール湖周辺は静かな雪原であることもあり、音の感知はとても有効に働く。

部品: 光学センサ
テナードラゴンにとっての視覚。見晴らしの良いラズール湖周辺ではこれもまた有効な索敵方法となる。夜間であっても月明りがあれば十分に使用可能。

部品: 赤外線センサ
視界が効かないような状態でも温度を感知できる赤外線センサーは有効に働く。音響、光学のみではわからない場合でもわずかな熱量の違いで感知することができる。

部品: 大気中の分子検出センサ
テナードラゴンにとっての嗅覚に相当するセンサー。大気成分の調査が可能なため毒ガス攻撃などを事前に察知することができる。受動的だが他センサとは異なる情報を取得できる。

部品: 魔力の再充填
鉱石部門の宝石類などは、魔力を使い切った後でも再度補充をすることで再使用が可能になる。
川でスイカを冷やすように、網かごの中に宝石を詰めて一晩ラズール湖に沈めておけば再充填できる。

部品: 保存容器
マジックウォーターを詰めるための容器は、小さいものは革袋による水筒から大きいものは水樽まで様々なものが用いられる。

部品: 上質な魔力水
マジックウォーターの中でも特に上質なものは黄金色に輝く。それが採取できるのはラズール湖の近くにある小さな洞窟で、岩間から少量だけ染み出すように湧いている魔力水があり、ハイマジックウォーターと呼ばれ珍重される。





[
{
"title": "魔力水部門",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "立地",
"description": "藩国南部、雪原の真ん中に位置している湖が魔力水の生産地である。簡素な柵があるだけで特別に厳重な防御はされていないが、周囲が平らなため敵がくれがすぐに察知することができる。",
"part_type": "part",
"localID": 1
},
{
"title": "ラズール湖",
"description": "藩国南部にある魔力の宿った水資源を生産する湖、それがラズール湖である。\n魔力によりほのかに光り輝いており、夜には美しい幻想的な景色を見ることができる。",
"part_type": "part",
"localID": 2
},
{
"title": "豊富な水資源",
"description": "詩歌藩国は山脈に降った雨や雪からできる地下水脈が豊富である。さらにそこに地下の魔力溜まりが合わさることにより魔力水を産み出す土壌となっている。",
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},
{
"title": "月明りによる魔力",
"description": "ラズール湖の水源は地下の魔力溜まりを通ることで魔力を帯びるが、それだけでは必要十分の魔力を備えているとは言えない。\nここに月光が降り注ぐことによってようやくマジックウォーターとして成立するのである。",
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{
"title": "一般の立ち入り禁止",
"description": "現在、詩歌藩国内でマジックウォーターとして運用しうるものはラズール湖の水源以外にないため、水源を守る意味もあり一般人の立ち入りは禁止されている。",
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"localID": 5
},
{
"title": "マジックウォーター",
"description": "マジックウォーターとは、魔力水とも呼ばれる魔力資源のひとつである。詩歌藩国ではとある湖にて採取されるものであり、経口摂取により魔力を補給することができる。",
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"title": "地竜の守護",
"part_type": "group",
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{
"title": "地竜による周辺警戒",
"description": "地竜『テナードラゴン』の協力により各魔力生成施設は許可された人員以外が近づくことは非常に難しくなっている。おもにセンサーによる警戒が主となるため、地竜は見た目には休んでいるようにしか見えない。",
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},
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"title": "地竜へのお礼",
"description": "テナードラゴンが協力してくれる際、お礼としてマジックウォーターがふるまわれる。良質な魔力は地竜にも喜ばれ、それなりに人気のお仕事として知られている。",
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"title": "音響センサ",
"description": "音を感知するセンサー。光学迷彩などの高度な技術を使用されても見破ることができる。ラズール湖周辺は静かな雪原であることもあり、音の感知はとても有効に働く。",
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"title": "光学センサ",
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"title": "大気中の分子検出センサ",
"description": "テナードラゴンにとっての嗅覚に相当するセンサー。大気成分の調査が可能なため毒ガス攻撃などを事前に察知することができる。受動的だが他センサとは異なる情報を取得できる。",
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[No.55] 2017/09/19(Tue) 00:15:48
魔力鉱石部門(仮) (No.44への返信 / 1階層) - 冬樹 蒼

部品の軍関係で使用している陸軍と海軍という呼称は仮でつけています

大部品: 魔力鉱石 RD:25 評価値:7
-部品: 魔力鉱石の概要
-大部品: 魔硬石 RD:10 評価値:5
--部品: 魔硬石の概要
--大部品: 魔硬石の利用先 RD:4 評価値:3
---部品: アクセサリー
---部品: 粉末魔石
---部品: 地竜たちへの提供
---部品: 魔力施設の燃料
--部品: 魔硬石の輸送方法
--部品: 魔硬石の使用方法
--大部品: 魔硬石関連の商品 RD:2 評価値:1
---部品: 毒々しい紫色のビン
---部品: 小さな布製の袋
--部品: 魔硬石の販売
-大部品: 魔力結晶 RD:4 評価値:3
--部品: 魔力結晶の概要
--部品: 魔力結晶の使用方法
--部品: 魔力の再充填
--部品: 魔力結晶の輸送
-部品: 詩歌藩国の魔力鉱石加工地
-大部品: 詩歌藩国の魔力鉱石産出地 RD:9 評価値:5
--部品: 詩歌藩国の魔力炭鉱の所在地
--大部品: 魔力炭鉱の警備体制 RD:2 評価値:1
---部品: 軍による周辺警戒
---部品: 地竜の協力による山岳地帯の警戒体制
--大部品: 魔力炭鉱の作業員 RD:6 評価値:4
---部品: 作業員の扱い
---大部品: 作業道具 RD:4 評価値:3
----部品: 鋼鉄製のツルハシ
----部品: 鋼鉄製のスコップ
----部品: 鉄製のトロッコとレール
----部品: 作業服一式
---部品: 作業員の調査


部品: 魔力鉱石の概要
魔力を含んだ鉱石・宝石の総称であり、種類によって色がついている。
内部に魔力が残っている状態ではほんのりと光っている。
残存魔力の量に比例して色が濃くなっていき、残り魔力が少ないと色が薄く光が小さくなってゆく。
一般的に色の濃いものほど高額で扱われる。

部品: 魔硬石の概要
魔力鉱石の中で最も産出量が多く、比較的安価。
優しげな橙色をしており、見た目での需要もそれなりにある。
小さく硬いため、宝石と同じように削り出しでの整形となる。
内部にある魔力が枯渇すると、通常の石になり魔力鉱石としての再利用はできない。

部品: アクセサリー
魔硬石の中でも市井に流されるものの一般的な加工方法は、アクセサリーにすることである。
アクセサリーとしての売れ行きは通常の宝石と比較しても中々のものであり、種類も指輪・ネックレス・耳飾り・額あてと需要に合わせて様々なものがある。
使い捨てとはいえ魔力を補充できるという性能と、綺麗な橙色が人気の理由である。

部品: 粉末魔石
魔硬石を粉末状になるまで砕き、小さなビンに詰めたもの。
通常の石から魔力を取り出すよりも効率を上げるために作成された。
軍では魔法を使用できる者にこれを配布している。
誤飲防止のために毒々しい紫色のビンに詰まっている。


部品: 地竜たちへの提供
産出した魔硬石の一部は、友好の品や協力の報酬として地竜たちへと提供される。
地竜たちにとっては魔力補給源でもありちょっとした贅沢なおやつでもあるようだ。

部品: 魔力施設の燃料
国が管理している魔硬石の多くは、魔力を使用して稼働する施設の燃料として消費される。
魔力に変換するための熱は主に石炭で生成する。
魔硬石はエネルギーの生成効率が高いため重宝される。

部品: 魔硬石の輸送方法
魔硬石は産出量も多く衝撃にも強いため、大きな木製の箱に詰められて輸送される。
量が多く重さもあるため、輸送手段には鉄道が選ばれることが多い。

部品: 魔硬石の使用方法
魔硬石は軽く持っているだけでは特に何も起こらない。
砕いても削っても特に魔力的な反応は起こさない。
人間の内部にある魔力、もしくは数百度の熱に反応し、魔力を放出する。
人間の内部魔力との反応の場合、布一枚でも間に挟まると反応は起こさない。
魔力の放出量は時間経過で比例的に増加していく。

部品: 毒々しい紫色のビン
見た目からして明らかに有害そうなものが中身だと思わせるビン。
実際には紫色と赤色と黒色を混ぜて作成された着色料を使用しているだけのため、害はない。
中身の誤飲誤食を防ぐ目的で製作・利用されている。

部品: 小さな布製の袋
世の中には様々な人が存在し、上半身裸を信条とするような人間もいる、かもしれない。
そんな人でも安心して魔硬石を身に着けることができるように製作されているもの。
この中に魔力鉱石を入れることでペンダントのようにぶら下げていても勝手に反応を起こすことはなくなる。

部品: 魔硬石の販売
産出された魔硬石の一部は国の財源にするために市場に流される。
その際の取引方法は競り方式を採用しており、量や質によって毎回値段と買う相手が変わってくる。

部品: 魔力結晶の概要
高純度な魔力が宝石のように結晶化したもの。
青色か赤色の透き通った宝石のような見た目をしており、赤色は赤魔晶、青色は青魔晶と呼ばれる。
他の魔力鉱石よりも魔力の供給効率が高く、内蔵量が多い。
魔力の内蔵量は色の濃さと結晶の大きさに比例する。
内蔵魔力を使い切ると赤魔晶は白色に、青魔晶は黒色に変化する。
宝石としての価値も高いが、産出したもののほとんどが国の管理下に置かれるため、市場で見かけることは非常に稀である。

部品: 魔力結晶の使用方法
魔力結晶の使用方法は二種類存在する。
一つ目は赤魔晶と青魔晶を接触させる方法である。
接触させて反応を起こした場合、2つの内蔵量の多い魔力結晶から先に放出を開始し、2つとも同量となってからは同時に放出し始める。
2つの魔力結晶を離すと反応は停止する。
2つ目は特定の呪文によって励起させる方法である。
身体に触れた状態で特定の呪文を紡ぐと反応を開始し、魔力を放出し始める。


部品: 魔力の再充填
内蔵魔力を使い切った状態の魔力結晶は、ラズール湖の魔力水に長時間浸すことによって魔力を再充填することができる。
再充填の最大量は初期の内蔵量までである。

部品: 魔力結晶の輸送
魔力結晶はその特性上、無作為に集めて輸送するということはしてはならない。
赤魔晶と青魔晶をそれぞれ別の箱や袋に入れ、多くの場合は念のために輸送車両も分けられる。

部品: 詩歌藩国の魔力鉱石加工地
炭鉱で産出された魔力鉱石のうちの大部分は王都に存在する国営加工工場へと送られる。
ここで加工された製品の全ては一旦国の管理している集積所へと鉄道を利用して輸送される。
残りの少数は藩国の財源確保のために王都にて市場で売られている。

部品: 詩歌藩国の魔力炭鉱の所在地
詩歌藩国王都の北東にある山岳内部にて産出される。
山岳表面には存在せず深度50mを超えたあたりから分布している。


部品: 軍による周辺警戒
魔力炭鉱がある山岳周辺には、王都側は陸軍が、海側は海軍が警戒網を構築している。
あくまで周辺から山岳に入ろうとする不審者への警戒部隊であり、山岳内部に入る部隊は極一部となっている。

部品: 地竜の協力による山岳地帯の警戒体制
魔力炭鉱のある山岳では、地竜の協力で警戒を行っている。
地竜は月明かりでも見渡すことのできる視力と優れた嗅覚と聴覚を持つため、警戒網を掻い潜っての侵入は不可能と言っていい。
協力してくれた地竜には国からの御礼として魔硬石がふるまわれるため、地竜にとってもこの仕事は高評価のようだ。

部品: 作業員の扱い
作業員は公務員として扱われる。
肉体的に重労働である代わりに給料と待遇が良いため、人気の職業の一つである。

部品: 鋼鉄製のツルハシ
鋼鉄から作られたツルハシ。
かなりの重量であるものの強固であり量産性にも優れているため、炭鉱での作業用として向いている。
魔力炭鉱に従事する作業員には作業用に無料で貸し出されている。

部品: 鋼鉄製のスコップ
鋼鉄で作られたスコップ。
炭鉱の土は硬いことも多く、消耗速度が速いため量産性の高い鋼鉄製が採用されている。
魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。

部品: 鉄製のトロッコとレール
作業中に邪魔となる石や砂、もしくは採掘した魔力鉱石を運搬するためのもの。
トロッコを動かすにはかなりの力とコツが必要。

部品: 作業服一式
作業服、作業用ゴーグル、頭部装着型のライト、防塵用のマスク。
全て破損しないように素材には良いものを使用しており、自費でそろえると中々の値段になる。
魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。

部品: 作業員の調査
作業員は採用される際に、身辺調査を受けることとなる。
軽度の犯罪歴は無視されるが、犯罪組織への関与に関しては重点的に捜査される。


[No.56] 2017/09/22(Fri) 22:15:58
魔力鉱石部門(仮) JSONデータ (No.56への返信 / 2階層) - 冬樹 蒼

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"title": "魔力鉱石の概要",
"description": "魔力を含んだ鉱石・宝石の総称であり、種類によって色がついている。\n内部に魔力が残っている状態ではほんのりと光っている。\n残存魔力の量に比例して色が濃くなっていき、残り魔力が少ないと色が薄く光が小さくなってゆく。\n一般的に色の濃いものほど高額で扱われる。",
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"description": "魔硬石の中でも市井に流されるものの一般的な加工方法は、アクセサリーにすることである。\nアクセサリーとしての売れ行きは通常の宝石と比較しても中々のものであり、種類も指輪・ネックレス・耳飾り・額あてと需要に合わせて様々なものがある。\n使い捨てとはいえ魔力を補充できるという性能と、綺麗な橙色が人気の理由である。",
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"description": "魔硬石を粉末状になるまで砕き、小さなビンに詰めたもの。\n通常の石から魔力を取り出すよりも効率を上げるために作成された。\n軍では魔法を使用できる者にこれを配布している。\n誤飲防止のために毒々しい紫色のビンに詰まっている。\n",
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"description": "国が管理している魔硬石の多くは、魔力を使用して稼働する施設の燃料として消費される。\n魔力に変換するための熱は主に石炭で生成する。\n魔硬石はエネルギーの生成効率が高いため重宝される。",
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"description": "魔硬石は産出量も多く衝撃にも強いため、大きな木製の箱に詰められて輸送される。\n量が多く重さもあるため、輸送手段には鉄道が選ばれることが多い。",
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"title": "魔硬石の使用方法",
"description": "魔硬石は軽く持っているだけでは特に何も起こらない。\n砕いても削っても特に魔力的な反応は起こさない。\n人間の内部にある魔力、もしくは数百度の熱に反応し、魔力を放出する。\n人間の内部魔力との反応の場合、布一枚でも間に挟まると反応は起こさない。\n魔力の放出量は時間経過で比例的に増加していく。",
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"title": "魔硬石関連の商品",
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"title": "毒々しい紫色のビン",
"description": "見た目からして明らかに有害そうなものが中身だと思わせるビン。\n実際には紫色と赤色と黒色を混ぜて作成された着色料を使用しているだけのため、害はない。\n中身の誤飲誤食を防ぐ目的で製作・利用されている。",
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"title": "小さな布製の袋",
"description": "世の中には様々な人が存在し、上半身裸を信条とするような人間もいる、かもしれない。\nそんな人でも安心して魔硬石を身に着けることができるように製作されているもの。\nこの中に魔力鉱石を入れることでペンダントのようにぶら下げていても勝手に反応を起こすことはなくなる。",
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"title": "魔硬石の販売",
"description": "産出された魔硬石の一部は国の財源にするために市場に流される。\nその際の取引方法は競り方式を採用しており、量や質によって毎回値段と買う相手が変わってくる。",
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"title": "魔力結晶の概要",
"description": "高純度な魔力が宝石のように結晶化したもの。\n青色か赤色の透き通った宝石のような見た目をしており、赤色は赤魔晶、青色は青魔晶と呼ばれる。\n他の魔力鉱石よりも魔力の供給効率が高く、内蔵量が多い。\n魔力の内蔵量は色の濃さと結晶の大きさに比例する。\n内蔵魔力を使い切ると赤魔晶は白色に、青魔晶は黒色に変化する。\n宝石としての価値も高いが、産出したもののほとんどが国の管理下に置かれるため、市場で見かけることは非常に稀である。",
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"description": "魔力結晶の使用方法は二種類存在する。\n一つ目は赤魔晶と青魔晶を接触させる方法である。\n接触させて反応を起こした場合、2つの内蔵量の多い魔力結晶から先に放出を開始し、2つとも同量となってからは同時に放出し始める。\n2つの魔力結晶を離すと反応は停止する。\n2つ目は特定の呪文によって励起させる方法である。\n身体に触れた状態で特定の呪文を紡ぐと反応を開始し、魔力を放出し始める。\n",
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"title": "魔力の再充填",
"description": "内蔵魔力を使い切った状態の魔力結晶は、ラズール湖の魔力水に長時間浸すことによって魔力を再充填することができる。\n再充填の最大量は初期の内蔵量までである。",
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"title": "魔力結晶の輸送",
"description": "魔力結晶はその特性上、無作為に集めて輸送するということはしてはならない。\n赤魔晶と青魔晶をそれぞれ別の箱や袋に入れ、多くの場合は念のために輸送車両も分けられる。",
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"title": "詩歌藩国の魔力鉱石加工地",
"description": "炭鉱で産出された魔力鉱石のうちの大部分は王都に存在する国営加工工場へと送られる。\nここで加工された製品の全ては一旦国の管理している集積所へと鉄道を利用して輸送される。\n残りの少数は藩国の財源確保のために王都にて市場で売られている。",
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"title": "詩歌藩国の魔力鉱石産出地",
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"title": "詩歌藩国の魔力炭鉱の所在地",
"description": "詩歌藩国王都の北東にある山岳内部にて産出される。\n山岳表面には存在せず深度50mを超えたあたりから分布している。\n",
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"title": "魔力炭鉱の警備体制",
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"title": "軍による周辺警戒",
"description": "魔力炭鉱がある山岳周辺には、王都側は陸軍が、海側は海軍が警戒網を構築している。\nあくまで周辺から山岳に入ろうとする不審者への警戒部隊であり、山岳内部に入る部隊は極一部となっている。",
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"title": "地竜の協力による山岳地帯の警戒体制",
"description": "魔力炭鉱のある山岳では、地竜の協力で警戒を行っている。\n地竜は月明かりでも見渡すことのできる視力と優れた嗅覚と聴覚を持つため、警戒網を掻い潜っての侵入は不可能と言っていい。\n協力してくれた地竜には国からの御礼として魔硬石がふるまわれるため、地竜にとってもこの仕事は高評価のようだ。",
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"title": "作業員の扱い",
"description": "作業員は公務員として扱われる。\n肉体的に重労働である代わりに給料と待遇が良いため、人気の職業の一つである。",
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"title": "作業道具",
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"title": "鋼鉄製のツルハシ",
"description": "鋼鉄から作られたツルハシ。\nかなりの重量であるものの強固であり量産性にも優れているため、炭鉱での作業用として向いている。\n魔力炭鉱に従事する作業員には作業用に無料で貸し出されている。",
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"title": "鋼鉄製のスコップ",
"description": "鋼鉄で作られたスコップ。\n炭鉱の土は硬いことも多く、消耗速度が速いため量産性の高い鋼鉄製が採用されている。\n魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。",
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"title": "鉄製のトロッコとレール",
"description": "作業中に邪魔となる石や砂、もしくは採掘した魔力鉱石を運搬するためのもの。\nトロッコを動かすにはかなりの力とコツが必要。",
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"title": "作業服一式",
"description": "作業服、作業用ゴーグル、頭部装着型のライト、防塵用のマスク。\n全て破損しないように素材には良いものを使用しており、自費でそろえると中々の値段になる。\n魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。",
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[No.57] 2017/09/22(Fri) 23:41:35
JSONデータ修正1 (No.57への返信 / 3階層) - 鈴藤 瑞樹

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[No.58] 2017/09/22(Fri) 23:45:39
魔力りんご部品 (No.46への返信 / 3階層) - 岩崎経

魔力りんご

ー魔力りんごとは
ーー精霊の森の近くで収穫
精霊の森近くで稀に収穫できるりんご。精霊の森は一般には立ち入り禁止なので近隣にりんご畑を広げることとなった。
ーー魔力の受け皿
精霊の森から零れ出た魔力の受け皿になっているようで、魔力りんごを土に返すと魔力は薄くなって消えてしまう。精霊の森に還ったのだと言われている。
ーー金色に輝く
魔力の宿ったものを誤って口にすると危険なこともある。しかし魔力りんごは金色に輝いているため、普通のりんごと区別が付きやすく誤食の心配は少ない。
ーー小さめの果実
魔力りんごは完熟を迎えると魔力が徐々に薄くなっていく。なので完熟を迎えるずっと前に収穫をする。身が小さくとも最初から金色に輝いているので区別がつきやすい。
ーーおみやげとして人気
魔力りんごは加工してもほのかに輝いているため見栄えがよく、おみやげのお菓子やソース、ジュースは人気である。魔力が宿っているため食べ過ぎには注意が必要。また賞味期限は輝きを失うまでである。

ーりんご畑
ーーもともと寒さに強い
もともと寒さに強い品種のりんごの木が精霊の森の近くにあり、魔力りんごが発見された。その最初のりんごの木から交配したり接ぎ木したものを畑として広げた。
ーー植え付けの前の土づくり
秋の落葉後から春の発芽前に行われる。植え穴を作り、その中に堆肥などの有機物と石灰、溶リンを混ぜて盛り上げるように埋め直す。植えるときには苗木の根を乾燥させないようにし、植え終えたら水を与え、乾燥防止の藁を敷いて支柱を立てる。
ーー整枝
二年目以降で発芽する前に行われる。元から切除したり基部から数センチ残して切るなど、熟練の技を必要とする。
ーー施肥
腐葉土や堆肥などと一緒に油かすと骨粉の混ざったぼかし肥を与える。魔力りんご以外に実をつける普通のりんごを美味しくするためである。
ーー魔力を持ったものの選定
りんごが幼果のうちに輝きのあるものを摘み取る。夜のうちにほのかに光るものの場所を見当つけ、安全のため明るくなってから改めて魔力りんごだけ収穫する。
ーー間引き
魔力りんごは魔力の宿ったりんごである。そのため完熟させると普通においしい。それを早めに摘むことで間引きとなり、他の普通のりんごを美味しく、大粒にさせる。

ー食べ方を工夫する
ーーそのままではおいしくない
早めに収穫するため、そのままでは硬いし酸っぱすぎる。風味はそれなりなので加工して食べることで美味しく魔力を摂取できる。加工所の他、家庭でも加工する。
ーー魔力りんご加工所
魔力りんごが収穫できる範囲は限られているため、りんご畑から少し離れたところに建てられている。加工所によりおみやげ向きかおいしさ追求かウリが違うようだ。
ーージャムに加工
実を細かく切り刻み、砂糖を多めに少しの輪切りレモンと鍋で中火で煮込む。灰汁を取り、水分が出てきたら裏ごしして冷ます。瓶詰めにして保存できる。毎日魔力を摂取する方に人気。
ーー砂糖漬けに加工
実を八等分した後、薄切りにする。その後砂糖に漬けて冷暗所に置き、水分が出てきたところで弱火で煮詰める。ほんのり苦みが残った甘さが好評。
ーーゼリーに加工
皮ごと実をすり下ろしたものと細かく刻んだものを用意し砂糖と水、ゼラチンと混ぜ、弱火で加熱する。その後冷やして固める。さっぱりとした酸っぱさが魅力。
ーー飴に加工
沸騰したお湯で砂糖を溶かし、すりおろした魔力りんごも加える。とろみが出てきたらヘラで混ぜながら冷まし、触れるくらいになったら艶がでるまで手で良くのばす。柔らかいうちに形を整える。甘くておいしい。星や動物の形などおみやげ用はかわいいものが多い。
ーーソースに加工
様々な種類のソースにすりおろしの状態で混ぜ合わせるため、多様な味がある。ほんのりと輝いているので夜や野外で使うバーベキューソースが人気。
ーージュースに加工
酸っぱくて目が覚めるジュース。裏ごしした果肉はソースにリサイクルされる。砂糖や普通のりんごなどで味は調えられているがやっぱり酸っぱい。

よろしくお願いします。


[No.60] 2017/09/24(Sun) 18:50:20
物資集積所部門 (No.44への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

大部品: 物資集積所部門 RD:9 評価値:5
-部品: 最初の一歩
-部品: 集積所の様式
-部品: 簡易道路の造成
-部品: 泥濘化した道路
-部品: 泥濘化を防ぐための初期工事
-部品: 排水の重要性
-部品: 物資の仕分け
-部品: 在庫管理
-部品: 賞味期限に気をつけて


部品: 最初の一歩
魔力補給のための物品を管理し、必要な時に必要な場所へ供給できるよう物資集積所を建設することになった。
最初に必要なのは集積所を建設するためのひらけた土地である。

部品: 集積所の様式
建設された集積所は半地下式の平らな建物になる。万が一に備えて、爆風が上部に抜けるように工夫を凝らしている。
これを部門毎に分けて複数建設することとした。

部品: 簡易道路の造成
各部門へ移動するための道路にはしっかりと砂利を使用し、初期工事の時点で輸送を容易にすることとする。輸送に支障が出ないようこの作業は重点的に行うこと。

部品: 泥濘化した道路
集積所への道路は、その性質上どうしても馬車などの運送車両の連続運行が予想される。
車両が走り回れば、締固めのすんでいない路面はたちまち轍により掘り返され泥濘化する。
泥濘化した道路はもはや道路ではない。 
ただの果てしなく骨材を飲み込む泥沼と化すのだ。

部品: 泥濘化を防ぐための初期工事
泥濘化してしまえば、いくら砂利を投入しても焼け石に水だ。
本格的な工事をしなければ、二度と道路として活用できなくなる。
だからこそ、初期の工事こそが非常に重要となる。

部品: 排水の重要性
しっかりとクラウンを付けて、表面排水と側溝による排水設備を構築して、道路には骨材を適切に使用して締固めてやれば最低限の保守作業だけで、連続使用が可能になる。

部品: 物資の仕分け
集積所の物資は各部門ごとに置く場所を決め、どこに何があるのかわかるよう看板などを取り付けること。また集積物を収める木箱なども色を塗って見分けがしやすいように工夫する。

部品: 在庫管理
どの物資がどの程度集積されているのか、また出庫や入庫についても書類として残すことで在庫の管理を行うこと。これにより必要な時に不足するなどの事態を防ぐ。

部品: 賞味期限に気をつけて
物資を運用する際は、食料品など腐りやすい物品の場合は賞味期限の管理に気をつけること。
期限が切れそうなものを手前側に配置するなどの処置が有効。



[
{
"title": "物資集積所部門",
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"children": [
{
"title": "最初の一歩",
"description": "魔力補給のための物品を管理し、必要な時に必要な場所へ供給できるよう物資集積所を建設することになった。\n最初に必要なのは集積所を建設するためのひらけた土地である。",
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},
{
"title": "集積所の様式",
"description": "建設された集積所は半地下式の平らな建物になる。万が一に備えて、爆風が上部に抜けるように工夫を凝らしている。\nこれを部門毎に分けて複数建設することとした。",
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},
{
"title": "簡易道路の造成",
"description": "各部門へ移動するための道路にはしっかりと砂利を使用し、初期工事の時点で輸送を容易にすることとする。輸送に支障が出ないようこの作業は重点的に行うこと。",
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},
{
"title": "泥濘化した道路",
"description": "集積所への道路は、その性質上どうしても馬車などの運送車両の連続運行が予想される。\n車両が走り回れば、締固めのすんでいない路面はたちまち轍により掘り返され泥濘化する。\n泥濘化した道路はもはや道路ではない。 \nただの果てしなく骨材を飲み込む泥沼と化すのだ。",
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{
"title": "泥濘化を防ぐための初期工事",
"description": "泥濘化してしまえば、いくら砂利を投入しても焼け石に水だ。\n本格的な工事をしなければ、二度と道路として活用できなくなる。\nだからこそ、初期の工事こそが非常に重要となる。",
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},
{
"title": "排水の重要性",
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[No.61] 2017/09/27(Wed) 23:11:45
ドメーヌ:ジィヴルクシェ(魔力アイスワイン製造地域) (No.44への返信 / 1階層) - 寅山 日時期

大部品: ドメーヌ:ジィヴルクシェ(魔力アイスワイン製造地域) RD:87 評価値:11
-大部品: ドメーヌ:ジィヴルクシェ RD:8 評価値:5
--部品: ドメーヌ:ジィヴルクシェの概説
--部品: ドメーヌの経営体制
--部品: 藩国の南部にあるドメーヌ
--部品: 名前の意味
--部品: 自然の警備、そして人的警備体制
--部品: 警備員は藩国の審査を受けている
--部品: 従業員の傾向
--部品: ブドウ畑
-大部品: ワイナリー RD:9 評価値:5
--部品: ワイナリーの概説
--部品: 製造施設
--部品: 貯蔵&熟成施設
--部品: 小さな蒸留所
--部品: 施設横の別棟
--部品: 建物のデザイン
--部品: 清掃が行き届いている
--部品: ワイン製造の設備
--部品: 適切な温度管理
-大部品: ブドウ畑の蛇神の寺院 RD:6 評価値:4
--部品: ブドウ畑の蛇神の寺院の概説
--部品: 朽ち果てた寺院と住居
--部品: 栽培の再開と寺院の発見
--部品: 寺院の復元と修復
--部品: 石が祈りの対象
--部品: 祈り、奉納祭
-大部品: ネジュネジュ村 RD:11 評価値:5
--部品: ネジュネジュ村の概説
--部品: 石造りの民家が並ぶ
--部品: 村の中央にある蛇神の寺院
--部品: この村は小さな自治体だった
--部品: ワイン製造方法と生産地の再発見
--部品: ワインの製造再開で発展する
--部品: 繋がった歴史
--部品: 現在、ワイナリーで働く村人
--部品: 村のこれからの課題
--部品: 民謡『氷花摘み』
--部品: 畑との水源の違い
-大部品: 詩歌の魔力ワイン『ジィヴルクシェ』 RD:53 評価値:9
--部品: 魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の概説
--部品: 味は甘い
--部品: 美しい色
--部品: 凍りにくい液体
--部品: ボトルとエチケットと注意書き
--部品: 氷花が寝るという名前
--大部品: ワインの製造史 RD:8 評価値:5
---部品: 魔力アイスワインの伝承
---部品: 宗教的コミュニティのワイン製造
---部品: ワイン製造を開始した理由とは?
---部品: 途絶えたワイン作り
---部品: 文献の発見
---部品: ブドウ畑の復元、整地、土壌の復活
---部品: 苗木を植える
---部品: そして製造へ……
--大部品: ドゥーセルクル RD:10 評価値:5
---部品: ドゥーセルクルの概説
---部品: 甘い、丸いという名前
---部品: 成長速度の速い品種
---部品: 丈夫な樹木
---部品: 水分を溜め込む実
---部品: 甘い時期は僅かだけ
---部品: 甘い美味しい皮薄い
---部品: 成長、巨大化と落下
---部品: 雪の降り積もる地域での栽培
---部品: 実の氷結
--大部品: テロワール RD:8 評価値:5
---部品: テロワールの概説
---部品: 魔力アイスワインの製造に適した水源 
---部品: 開けた緩やかな丘
---部品: 雪による大地への保温効果
---部品: 日照、短い夏
---部品: 雪、長い冬
---部品: 北の山岳地帯から吹き付ける風
---部品: 夜の晴れ、月光浴
--大部品: 製造方法や輸送方法について RD:17 評価値:6
---部品: 魔力アイスワイン作りの概説
---部品: 土壌の調整、肥料を与える
---部品: ブドウの接ぎ木
---部品: 夏期の畑の温度調整
---部品: 夏期の虫害、獣害対策
---部品: 雪が降り積もる前の手入れ
---部品: 場合によっては樹木に積る雪を払う
---部品: 手作業での収穫
---部品: 除梗
---部品: 実を粉砕し絞る
---部品: 発酵槽に移し発酵させる
---部品: 樽で熟成させる
---部品: ボトル入れ
---部品: 集積所への輸送方法
---部品: 馬車隊の警備体制
---部品: ボトルの回収
---部品: ボトルの再利用方法
--大部品: ワインの種類 RD:4 評価値:3
---部品: ワインの種類の概説
---部品: 魔力ブドウジュース『スィロ』
---部品: 新年のジュース『ヌーボー』
---部品: 魔力グラッパ『デジェル』


部品: ドメーヌ:ジィヴルクシェの概説
ドメーヌとはブドウを栽培してワインを作る場所のことであり、またこれがある場所の地名でもある。ジィヴルクシェは詩歌藩国が誇る魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作るのに適したブドウである『ドゥーセルクル』を栽培するブドウ畑や、これを使ったワインのジィヴルクシェを作るワイナリーなどがある場所の名前である。


部品: ドメーヌの経営体制
魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を始めとしてここで作ったものの大半が詩歌藩国の魔力生産資源集積所に販売し輸送される。その収益で経営を行っている実質的には国営の企業であり、個人や一般企業の企業買収などは受けない。


部品: 藩国の南部にあるドメーヌ
ドメーヌ:ジィヴルクシェは詩歌藩国の南部にある、広大で緩やかな丘陵地帯が広がる特定の地域の名称である。同じ南部にはマジックウォーターを生産するラズール湖があるが、人の足では移動するのは難しいほどには離れている。北には山岳地帯があり、南にラズール湖、その中間にドメーヌ:ジィヴルクシェという立地である。

部品: 名前の意味
ジィヴルクシェとは氷花が眠るという意味である。一年の大半が雪に覆われているこの地方ではブドウの木につく氷花が眠っているようにずっと枝についているためそう呼ばれるようになったとも、氷花がついたブドウを収穫してその果汁を寝かしてワインを作ることからそう呼ばれるようになったとも言われている。地域がこの名前で呼ばれるようになったのは、近代になりこの地でワインの再製造が行われるようになってからである。


部品: 自然の警備、そして人的警備体制
ドメーヌ:ジィヴルクシェの広大な地区にある施設はブドウ畑とワイナリーだけであり、この畑/ワイナリーの近々にあるのは、この施設に勤めるほぼ全ての人々が暮らすネジュネジュ村だけである。一年の大半が冬期であり雪が降り積もる地形は天然の要塞……とまでは言わないまでも盗みを働こうとする部外者や野生動物の侵入を制限しており、村や施設に不信な人物がくればすぐに分る。しかし夏期は短いながらもあり、またこの施設は国にとって重要な施設であるので、なんらかの危険な事態に供えて警備員を駐在させ畑とワイナリーの警備にあたらせている。

部品: 警備員は藩国の審査を受けている
畑とワイナリーを警備する警備員になる者は詩歌藩国により能力や経歴などの審査を受けている。こうして能力に不安がある者や、思想的に危険な人物、また犯罪を起こしそうな人物が警備員になることを極力避けている。

部品: 従業員の傾向
魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造する畑&ワイナリーで働く人間のほぼすべてがネジュネジュ村の村人である。国にとって重要な施設であるので給与は高く生活は安定している。また過去に存在した宗教的コミュニティとネジュネジュ村の歴史的な繋がりにより、魔力アイスワイン作りは精神的にも重要な行為となっているので従業員は誇り持ちこの職務に取り組み、精神的にも満足をしている傾向にある。

部品: ブドウ畑
『ジィヴルクシェ』を作るブドウの『ドゥーセルクル』を栽培する畑。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作るワインであり、このブドウの栽培に適したテロワールを持っている。


部品: ワイナリーの概説
ドメーヌ:ジィヴルクシェにあるドゥーセルクル畑がある丘の麓付近に建造したワイナリー。畑で収穫したドゥーセルクルを使い魔力アイスワインの『ジィヴルクシェ』をここで生産する。石と木材で出来た強固な建物で、冬期に降り積もる雪に押しつぶされることはない。丘の麓にある村から徒歩で15分ほどの場所にある。大きく分けて地上の製造施設と地下の貯蔵施設に分れる。また別棟でグラッパを作る小型の蒸留所があり、その他には事務や備品倉庫や従業員の休憩所と警備室を置く建物がある。

部品: 製造施設
ワイナリーの地上部分を占めるワイン製造施設。収穫したドゥーセルクルをワインにする施設。その後ワインを貯蔵/熟成施設に運び熟成し、再びこの施設にワインを運び瓶詰めをすることで魔力アイスワインは完成品になる。

部品: 貯蔵&熟成施設
ワイナリーの地下部分を占めるワイン貯蔵と熟成の施設。製造施設で搾った果汁を樽詰めしてここで熟成/貯蔵させる他、澱を取り除く作業も行う施設である。

部品: 小さな蒸留所
製造施設の横に建設した建物。ここは魔力アイスワインで余ったブドウの皮と種と果汁を発酵/蒸留して魔力グラッパを作る施設である。この施設には小型ながらもちゃんとした蒸留器が設置されている。

部品: 施設横の別棟
製造施設とは別棟で立てられた建物、ここには事務や備品倉庫などのワイン作りに必要な施設や従業員の休憩所や、警備室が供えられている。またここにはネジュネジュ村から生活用水を敷いてあり、そのため従業員は魔力を含んだ水を不必要に飲まなくてもよくなっている。


部品: 建物のデザイン
建物は石造りの丈夫な設計になっている。その為防寒性にすぐれており、ワインの製造に適した温度が保たれている。また出入り口である大きな扉の他に開閉可能な小窓も多くあるので、これを開閉することで夏期などには室温の調整も出来る。

部品: 清掃が行き届いている
従業員が行う業務にはワインを製造するだけ無く、施設や設備の清掃も含まれている。これは食品を製造する施設として衛生を保つことは極めて重要だからである。もちろんワイン製造に関わる時間帯と施設/設備清掃の日程や時間は分けており、ワインを清掃している横で埃が舞うようなことはない。

部品: ワイン製造の設備
魔力アイスワインのジィヴルクシェは主に手作業で製造されるので設備も近代的なものではない。のだがワイン作りの伝統的な道具を使用しており、古風なものながらも信頼と伝統があるものなので久しく製造効率が落ちたり、衛生が悪いわけではない。


部品: 適切な温度管理
地下にある貯蔵&熟成施設の室温はワイン熟成に適したものから変動し難い、その理由はもちろん地中の温度が一定だからである。また地上部分の製造施設には開閉可能な小窓が多く付いているため、これを使って室温の調整が出来る。また冬期では建物の元来の丈夫さと、そこに降り積もる雪の保温効果の影響で室温が著しく下がることもない。場合によっては暖房も入れる。

部品: ブドウ畑の蛇神の寺院の概説
ブドウ畑を一面見下ろすように丘の上にに建っている寺院。ここにはそもそも大昔の蛇神の寺院が建っており、それを発見し修復したもの。質素な石造りの建物で、内壁は白く塗られている。礼拝用の椅子と、ご神体(と思われる)岩だけが置かれている。その質素さから白の寺院とも呼ばれている。この寺院の存在がブドウが魔力を帯びることに影響していると言う者もいる。

部品: 朽ち果てた寺院と住居
昔、ドメーヌ:ジィヴルクシェがまだそう呼ばれる前、この周辺には蛇神を信仰する者たち集まり宗教的なコミュニティを形成し、寺院と住居を建て暮らし始めた。そしてここを信仰と生活の場にしてきた。そのコミュニティもとうの昔になくなりいまには朽ち果てた寺院と住居だけが残された。このコミュニティに属する人々が魔力アイスワインであるジィヴルクシェの始めの生産者である。


部品: 栽培の再開と寺院の発見
ドゥーセルクルを使ったワインであるジィヴルクシェの生産を再開するにあたり、様々な文献をあたることでこの朽ち果てた寺院と住居の存在が判明し、この地で発見した。それと共にこの地域が魔力アイスワイン向けのブドウ栽培に適した環境であることが判明する。

部品: 寺院の復元と修復
畑やワイナリーの建設に伴い、この寺院も修復されることになった。文献をあたり出来る限り当時の雰囲気を再現している。質素な石作りの建物で、なかには椅子とご神体しか置いていない。

部品: 石が祈りの対象
朽ち果てた寺院に残されていた岩。岩の形は巨大な三角形。文献から得た断片的な知識によれば、これが当時のこの寺院のご神体だったようである。このコミュニティが存在した時代の技術では、また貧しかったコミュニティでは岩を細かく加工する技術を持たなかったからこのような岩をご神体としていたという説と、この岩自体がとぐろを巻く巨大な蛇を表したものであるという説がある。どちらにせよ、当時の信仰観を大切にして、現在でもこの寺院のご神体として祀っている。

部品: 祈り、奉納祭
ブドウを作り始める時期になると毎年従業員一同で豊作と従業員の健康と安全を願う祈祷を行う。またワインが完成した時期にはその新酒をこの寺院/蛇神に納める奉納祭を催す。普段は静かなドメーヌ:ジィヴルクシェもこの時は賑やかになり、地元の音楽家やプロの楽団、国立音楽院の学生が招かれて、蛇神への感謝とワイン仕込の終了を祝って歌えや踊れやの騒ぎになる。

部品: ネジュネジュ村の概説
ネジュネジュ村はドメーヌ:ジィヴルクシェにある村。ワイナリーから徒歩で15分ほどのところにある。この村は元々は小さく、位置もワイナリーからもう少し離れた所にあったのだが、ワイン製造の再開が与えた経済的な影響により人口が増加し規模が大きくなり、そのことで村の範囲も広くなった。

部品: 石造りの民家が並ぶ
ネジュネジュ村の建物は降り積もる雪にも負けない頑丈な石造りのものが大半であり、この様式はワイナリーの設計にも大きな影響を与えた。

部品: 村の中央にある蛇神の寺院
村の中央にある寺院。この村が作られた最初期からあるとみられる建物。民家よりも少しだけ大きい。信奉しているのは蛇神であり、伝統的に村人のほぼ全てがこの神を信仰している。長年、村人の祈りや憩いの場であったのが、ある夜のこと、轟音と共に寺院の床の一部が崩れさり地下にある書物庫が発見された。この発見が村の状態を変えることになる。

部品: この村は小さな自治体だった
ネジュネジュ村はもとは村人が主に狩猟や夏期の間に僅かに行う農業をして暮らす小さな自治体だった。いわゆる田舎であり自然豊かな詩歌藩国のなかでも一際はそれが際立つ場所だった。外からやってくる者といえば、狩猟で採れたジビエを求める料理人や、都会から本物の自然を求めてやってくる僅かな観光客だけだった。

部品: ワイン製造方法と生産地の再発見
魔力アイスワインが過去に詩歌藩国のどこかで作られていたことは既存の事実であったが、長年その製造方法も製造する場所も不明であった。しかしネジュネジュ村の中央にある蛇神の寺院の床が崩れた際に発見された書物庫にあった古い文献から、ワインの製造方法とそれに適した場所が判明する。奇しくもこの数年間はネジュネジュ村の村人が行う狩猟の収穫量がめっきり減っていた時であり、村は貧困な時代であった。そのためなのか村の長老は後にこう語っている。この出来事は困った村人を助けるために蛇神が施した奇蹟である。と。

部品: ワインの製造再開で発展する
見つかった文献から、過去、魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造していたのがこの村の付近にある丘であったことが判明し、それと共に丘の上にある蛇神を祀る古い寺院も発見した。そこでは古来、蛇神を信仰する宗教的コミュニティが暮らしており、この人々が食料のためにまた宗教的な理由によりジィヴルクシェを製造してい最初の人々であることが分った。またそもそも当時において同地がジィヴルクシェという名で呼ばれていたことが分かった。これらと同時に判明した魔力アイスワインジィヴルクシェの製造方法をもとに国の多大な援助もありワイン製造を再開した。魔力資源は詩歌藩国にとって生命線である。このことが村を大きく発展させた。


部品: 繋がった歴史
文献の調査から、ネジュネジュ村で暮らす人々は、丘の上の古びた寺院を中心に生活していた信仰的なコミィニティの子孫であることがわかった。隠された書物庫に関しても様々な学者が色々な説を掲げている。ワイン製造方法は重要な秘密でありそれを隠したというものや、なんらかの理由によりワインを製造出来なくなりその理由が解決するのを後世に託しそのために文献を保存していた、というものまで様々である。ともかく丘の上で暮らしていた人々はもう居ないが、丘の麓で暮す人々に血と文化が引き継がれていたことが判明した。

部品: 現在、ワイナリーで働く村人
そして現在、ワイナリーの存在が村を経済的/人口的に発展させた。ワイナリーで働く人々の大半がネジュネジュ村の村民である。生活の糧のためであるのはもちろんなのだが、古来、丘の上の寺院を中心にワインを作りながら生活していた宗教的コミュニティと、現在、村で暮す人々のミッシングリングが繋がったことでワインを作ることは信仰的あるいは伝統的/精神的にも非常に意味のある行為になった。その為、村人はこの仕事に精を出し、精神的に満足した生活を送っている。また重労働であることに加えて魔力アイスワインの製造は国を挙げての事業であるので、給与も高い。

部品: 村のこれからの課題
もとは小さな村だったここも発展し現代的になってきており、ワイナリーでの職を求めて移住する者もやってきた。伝統と革新、村の内と外の融和はそうそう簡単なものではなく今後の課題だが、現在は蛇神への信仰とブドウ畑/ワイナリーの存在がさまざまな村人を結びつけ、村は穏やかな日常を送っている。

部品: 民謡『氷花摘み』
村に伝わる民謡、数え唄。ネジュネジュ村に代々伝わる歌でこの村に産まれた者ならば父母に教えられ幼少のころには歌えるようになっている。内容は「氷の花を1つ積み、冠にして送りましょう……」というもの。ワインに関する文献の発見と調査によりこの歌は、丘の上の寺院とその周辺で暮らしていた宗教的コミュニティに属する人々がブドウの実を収穫する際に歌っていた労働歌のようなものであることが判明した。再び現代ではブドウの実を手づかみで収穫する際に歌われている。詩歌藩国の歌が魔法であることはよくあることだが、ある研究者によると、この一見何の効力がなさそうな歌も、ブドウが魔力を帯びること、またはブドウが魔力を保つことに対してのみの効力があるかもしれない、とのこと。

部品: 畑との水源の違い
ドメーヌ:ジィヴルクシェの畑の水源はラズール湖を同じくしており魔力を含んだものだが、そこからわずかに離れたネジュネジュ村の生活用水などの水源は違うものであることが判明している。この水には魔力が含まれてはいないのだ。ある研究者は、このことが丘の上の宗教的コミュニティが消えネジュネジュ村が出来た理由だという説を掲げている。

部品: 魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の概説
魔力を内包したアイスワイン。これを飲んだり注ぐことで人や機会に魔力を補充できる。また専用の設備を使えばワインから魔力を抽出することもできる。

部品: 味は甘い
濃厚で甘い味をしている。一般的に魔力入りの飲食料は不味いことで知られているが、果実の中で糖分と水分と魔力が奇蹟のバランスで合わさった魔力アイスワインのジィヴルクシェは甘くとても美味なワインになっている。


部品: 美しい色
皮と種を使わない魔力アイスワインのジィヴルクシェは白ワインの範疇にはいるワインであり、透き通った美しいベージュ色をしている。それも魔力の影響で彩度や明度などが揺れ動き移ろう、光にかざすとそれを良く確認できる。


部品: 凍りにくい液体
ワインはアルコール飲料であるため氷点下でも凍り難い。更に糖度がとても高いドゥーセルクルの果汁を使用して作る魔力アイスワインのジィヴルクシェは概ね一般的なワインの1.5倍ほどのアルコール度数を持っているため、よりいっそう凍りにくい。故に寒冷地でも魔力を補給出来る飲料として重宝されている。

部品: ボトルとエチケットと注意書き
ボトルは一般的ななで肩のものを使用している。エチケットには黒を基調とした禍々しい抽象的な絵が描かれている。これはこのボトルの中身が魔力入りのワインであることを如実に表すためであるのだが、ある種の者の心をくすぐるのか意匠とは別に受け入れられている。そのためエチケットを始めとして大きな文字でこれが魔力入りのワインであることがボトルの至る所に書いてあり、普通のワインと間違えてこの魔力入りアイスワインを飲むことを防いでいる。


部品: 氷花が寝るという名前
このワインの命名はブドウ畑のある地域の名前からとっている。ジィヴルは氷花の意味であり、クシェは眠るという意味である。その由来に関しては文献により異なる記述がある。宗教的なコミュニディでこのワインを作っていた時代に、ブドウの樹に氷花が掛かかりそれが一向に溶けない風景を見てそう呼ばれるようになったとも、氷花が掛かるブドウを収穫してそれを寝かして(熟成させて)ワインを作るからこう呼ばれるになったとも書かれている。ともかく文献が見つかるまでこの地域は特に名前の無い場所であった。ワイン製造を再開するにあたり、丘の周囲を改めて命名して、ワインにも同地の名前が付けられたのであった。ドメーヌ:ジィヴルクシェである

部品: 魔力アイスワインの伝承
詩歌藩国には近年まで魔力アイスワインは製造されていなかった。しかし過去にはそういったものがあったという伝承は確かに残されており、その再現を試みる者も居たのだが、上手く行った事例は一つもなかった。そのような中でついに復活した魔力アイスワインがドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にある畑で採れたブドウを使う『ジィヴルクシェ』である。

部品: 宗教的コミュニティのワイン製造
ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にいつ頃から蛇神を信仰する宗教的なコミュニティが住み始めたのかは定かではない。わかっているのはこの人々が大昔に丘の上に寺院を建てその周辺に住み始めて、この丘で魔力アイスワインを製造し始めたことである。


部品: ワイン製造を開始した理由とは?
ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘の上で暮らす宗教的なコミュニティがワインを作り出した理由についても研究者によりさまざまな見解があり、この人々は閉鎖的な宗教コミュニティに属する人々であり故に世俗からは馴れたこの地を住居と決めた、その暮らしの中で食料の確保のために苦労の末ワインを製造するに至ったという者もいれば、この集団はそもそも(魔力)酒造者のコミュニティでありなんらかの理由でワインを製造する地を求めて旅をしてそのなかでドメーヌ:ジィヴルクシェに居を構えたのではないか、蛇神への信仰は信仰そのものというよりも、ワイン作りの無事と成功を祈るために付随しているものではないのか、という説もある。前者の説はネジュネジュ村で見つかった文献に拠っており、後者の説はこの魔力アイスワインをコミュニティ外部の人間が飲んだ記録が残っており(これにより、現在まで魔力アイスワインの伝説が詩歌藩国に残っていた)そこからこのコミュニティは魔力アイスワインを外部に販売していたと推測されていることに拠っている。のだがどちらの説もこれを明確に裏付けるものではない。

部品: 途絶えたワイン作り
しかしこのコミュニティは歴史から姿を消し、今では魔力アイスワインが過去にはあったという伝承が残るだけであった。この人々がいつどのような理由により消えたのかは分っていない。しかしネジュネジュ村の寺院から見つかった文献を調査したことで、この村はあのコミュニティの人々を先祖に持つ人々であることが判明した。しかし魔力アイスワイン作りに関する諸々のこと、とくにその畑の場所さえも村の人々から忘れ去れるほどに断絶している理由など、謎な点はまだまだ多い。


部品: 文献の発見
この伝承をもとに魔力アイスワインの再現を試みる者もいたが上手く行ったことは1つもなかった。嗜好品的な興味の他に、魔力は詩歌藩国の生命線であり、冷寒地でも凍らず、保存も効き、魔力を濃縮出来る魔力アイスワインの製造は実用的な意味でも期待が大きかった。そんななかで丘の麓から少しのところにあるネジュネジュ村の寺院から発見された書物により、その製造方法や製造に適した場所が判明する。それこそがネジュネジュ村の先にある緩やかな広大な丘陵地帯であり、丘の上には過去に魔力アイスワインを作り始めた人々が作った寺院と暮らしてた住居のあとを、幾重にも積み重なった蔦と降り積もった雪の下から発見した。


部品: ブドウ畑の復元、整地、土壌の復活
文献に残されていた記録からこの丘陵地帯をドメーヌ:ジィヴルクシェと名付けて、国の資金的/人的な援助により魔力アイスワインの再開プロジェクトを開始した。まず始めにしたことは畑を作るべく荒れ放題である丘の一部を整地することでありその土壌を整えることだった。これにはネジュネジュ村の人が大いに協力した。魔力アイスワインの製造を開始したら、村の人々を多く雇うことを約束していたのだった。またこれらと共に魔力アイスワイン製造施設を建造した。

部品: 苗木を植える
整地を終えた丘にブドウの苗木を植える。文献には魔力アイスワイン製造に使うブドウのことも書かれてはいたがそこには具体的な品種名などはなかった。そこで現在採取可能で文献に書かれていたブドウの特徴の近いもの集め畑に植え育ててどれが適切な品種なのかを見極めることとなった。そしてもっと適した品種は意外なことにドゥーセルクルという品種であることは判明する。これは詩歌藩国によく見られる品種だが、ワイン製造には向かないと言われているものである。これを植えることに半信半疑の者もいたが、苗木を植えてから4年目になるとその枝に実る実が魔力アイスワインを作れる状態になり、これには村人も大喜びした。そしてこの品種一本で魔力アイスワインを製造することに決まった。


部品: そして製造へ……
文献に書かれている製造方法をもとに魔力アイスワインの製造を開始した。製造開始1年目の時点で品質的に問題の無いものが出来これは大騒動になった。その後は現代的なワインの製造技術も取入れ品質を上げていき、増産体制を整えて行き今に至る。

部品: ドゥーセルクルの概説
ドゥーセルクルは魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の原材料のブドウの品種である。皮の色は綺麗なものでは純白になる。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作られている。詩歌藩国ではありふれた品種だが、その特徴からワイン作りや食用には不向きとされていた。その特徴こそが魔力アイスワインを製造する場合は利点となる。


部品: 甘い、丸いという名前
ドゥーセルクルのドゥーは甘い、セルクルは円という意味である。その名の通り糖度が非常に高く甘い品種なのだが、その時期もわずかな期間だけである。円という意味が名前に付いているのは成長しきると通常のブドウよりも巨大(5cmほど)になるその実が印象的だからである。

部品: 成長速度の速い品種
ドゥーセルクルは非常に成長の早い品種で、一,二ヶ月ほどの詩歌藩国の夏期の日光で一般的なブドウの実と同じ大きさになる、それどころか冬期の僅かの晴れの日にも成長を続ける。


部品: 丈夫な樹木
成長の早い実を支えるためなのか、この品種の樹木は非常に丈夫で暑さ寒さにとても強く丈夫で太い。それゆえなのか岩山などでも自生しているものを見かけることがある。


部品: 水分を溜め込む実
ドゥーセルクルの実は水分を溜め込み易い。このブドウが一番おいしいとされている時期である夏期にもこの実は他のブドウと比べて瑞々しさを持つのだが、成長するごとに更に水分を貯めこむ。

部品: 甘い時期は僅かだけ
夏期を迎え成長する実はとても甘くあり、この品種の名前の由来ともなっている。のだが夏期を越すと実が巨大化し最終的には一つの実が5cmほどにもなる。成長に従い徐々に甘みは無くなり渋みが増していく。成長しきる頃には渋過ぎてとても食べ難くなり皮も硬くなり食用には適さなくなる。皮の中の実はまるで色付きの渋い水のようになっている。これは成長に際して自らの糖分を使用しているためと考えられている。

部品: 甘い美味しい皮薄い
夏期を終えるころのドゥーセルクルの実はとても甘く絶品なのだが、反面皮がとても薄く扱いには苦労する。故にこれを摘んで商売にしようとする場合は、収穫作業も慎重を要する手作業が必要であり、輸送にもコストが掛かるため商売としては成り立たない。故に夏期の実を食べることが出来るのはこれを栽培する者のみであり、わざわざ自分が食べるためだけにこれを育てる者は、ごく一部の好事家を除いていない。


部品: 成長、巨大化と落下
成長するごとに巨大化し最終的には一粒5cmにもなるドゥーセルクルの実は、その途中で一部の房がそのごと地面に落下していく。自らの重みに耐えれらなくなったのだ。研究者はこの現象を、実を大きく成長させるために必要な栄養を一本の木ですべてに房の分を補うのは不可能なので間引きを起こしているとみたり、自然の状態では山に生育していることの多いドゥーセルクルはこうすることで実を山の麓まで転がし生育地を広めているのだろうとみている。

部品: 雪の降り積もる地域での栽培
ドゥーセルクルの特徴は、日光が毎日の様にあたる夏期が一、二ヶ月しかなくあとは雪は降り積もる天候の地域で栽培することで発露しなくなる。というのも夏期の終わりで糖分を大量に含んだ実は、続く陽射しの差さない雪の降り積もる冬期で成長をやめて巨大化をしなくなる。そうすることで通常ならば自らの成長に使用する糖分を実に大量に含んだままで、水分を内蔵し続ける。ドメーヌ:ジィヴルクシェの地下から土壌に染込む水分には魔力が含めれておりそれを実が溜め込むのだ。また巨大化を防ぐことで地面に房ごと落下することもなくなるので実の数も多く収穫出来る。


部品: 実の氷結
実が含む大量の糖分が水分を大量に含む実の凍結を阻止する。非常に糖分の高い実は雪が降り積もるドメーヌ:ジィヴルクシェの冬にも負けないのだ。だが完璧に凍らないというわけではなく、冬が深まるごとに実の一部は凍結していく。その際に糖分と共に魔力と果汁が凍結していない部分に移動し濃縮されていく。そして多くの魔力と糖分と果汁を含んだ実が誕生し、これを収穫して魔力アイスワインのジィヴルクシェを作るのである。これは自然と先駆者の知恵が産んだ奇蹟のバランスとしか言いようが無い。


部品: テロワールの概説
テロワールとは環境のことであり農作物の品質や大きな影響を与える。『ドゥーセルクル』を栽培するワイン畑、『ジィヴルクシェ』を製造するドメーヌ:ジィヴルクシェはこれらを作るに適した環境=テロワールを持っている。


部品: 魔力アイスワインの製造に適した水源 
マジックウォーターを生産するラズール湖と水源を同じくしており、地下の魔力溜まりを通ったこの水はドゥーセルクルを栽培する畑の土に染込んでいるため、このブドウが魔力を溜め込むことが出来る。

部品: 開けた緩やかな丘
開けた緩やかな丘にブドウ畑がならんでいる。栽培しているブドウがドゥーセルクルなので陽射しはあまり必要とせず、丘の標高はあまり高くなく、風通しを良くしている。

部品: 雪による大地への保温効果
水が染込む土は氷結し易いのだが、1年の大半が地上を雪で覆われている畑はそのことによりむしろ土の氷結や土壌の隆起を免れている。積った雪の保温効果により土が凍らないからである。故にブドウ樹の根も凍らず傷つかず、健康状態が保たれている。

部品: 日照、短い夏
詩歌藩国の夏は短く、ドメーヌ:ジィヴルクシェのブドウ畑の雪が解け大地が露出し、陽射しが当るのも1〜2ヶ月のあいだだけであり、それは一般的なブドウ栽培にとってはあまりにも不適切な日照時間だが、成長が極めて早く巨大化しやすいドゥーセルクルを魔力アイスワインにする場合の栽培にはとても適している

部品: 雪、長い冬
冬が長い詩歌藩国の中でも、ドメーヌ:ジィヴルクシェの冬期は長く、冬期には晴れの日が一日も無い年も多い。長い長い冬はブドウを凍らし、ドゥーセルクルという品種を魔力ワイスワインに適したブドウに成長させる。また地上に積り溶けない雪は土の温度を一定に保ち、根の健康を保つ。そしてこの寒さが菌や虫の繁殖を防ぎ病気や虫害を防ぐとともに、動物がブドウを食い荒らすことも防いでいる。

部品: 北の山岳地帯から吹き付ける風
北の山岳地帯から吹き付ける風の影響で、冬期はこの地域を冷やしブドウを凍らし土壌に積る雪を維持する。夏期はこの風が丘を涼やかにするのでブドウを成長させるに適した気候を形成する。またこの風は緩やかな丘を超え開けたラズール湖方面に抜けるので湿気なども吹きとばしてくれる。


部品: 夜の晴れ、月光浴
日中は雪が降るドメーヌ:ジィヴルクシェだが夜間は晴れていることが多く月光がブドウに降り注ぐ。月光の影響によりブドウの実は魔力をより貯めこんでくれる。


部品: 魔力アイスワイン作りの概説
魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は基本的には一般的なアイスワインと同じ方法で作る。魔力アイスワインを作ることの困難は、原材料のブドウの品種を選ぶことと、それを栽培する場所を選ぶことにあったのだ。そしてそれはつまり、それを実際に栽培し収穫するのにも手間がかかることを意味している。

部品: 土壌の調整、肥料を与える
ブドウを収穫し雪が溶けたあとにする、その年度の最初の魔力アイスワイン作りの工程は土壌の調査である。その結果を見て必要な肥料を畑に与えたり水はけの具合を調整する。通常のブドウの栽培ではその育成中にも肥料を与えることができるが、冬期が長く雪が降り積もる畑にはこれを出来ないため、雪解けから雪が降り積もる間までにおこなう肥料の投与は非常に重要な作業であり、知識と経験を有する。


部品: ブドウの接ぎ木
ドゥーセルクルの木は寿命が長く何年もの間繰り返し実を着けるが、なかには弱く実を成さない木もある。その場合はその枝や蔦を刈り取り、台木に同種の接ぎ木をすることで改良する。

部品: 夏期の畑の温度調整
夏期の陽射しで成長する品種だが、その期間が伸びたり、陽射しがあまりに強い日が続くと魔力アイスワインに適さない成長の仕方をする場合がある。それを防ぐために、その折々の状況を観て畑全体に網をはる。これは細かな目で風通しが良く日除けための黒い色をしている。またはこれを取り除く。場合によっては1日の間でこれを繰り返すこともあるので大変な作業である。


部品: 夏期の虫害、獣害対策
冬期が長いドメーヌ:ジィヴルクシェは虫害や獣害の対策はほとんど必要としないが、夏期は異なる。夏期でも吹き抜ける風の影響で涼やかな丘だがブドウに害をなす害虫もおり、その対策としてその虫が苦手とする臭いを放つ植物を畑の周りに植えている。また害虫や害獣が多く沸く年には、ブドウ畑を囲うように網を張り、その侵入を防ぐ。また警備員も対動物対策の装備を付けて畑を見張る。

部品: 雪が降り積もる前の手入れ
積雪にも負けないドゥーセルクルだが、房が多くなる枝や蔦が絡み合いすぎる箇所はその上に降り積もった雪の重さで折れてしまう場合がある。そういった事態を見越して房を間引いたり蔦を切り取るなどする。この際にとった実はブドウジュースを作るのに使用する。こうして出来たのがその年の最初の製造物である『ヌーボー』である。その年のブドウの出来を計るものになり、また蛇神の寺院へも奉納される。

部品: 場合によっては樹木に積る雪を払う
冬期に降り積もる雪による影響、つまり実の一部の氷結を利用した糖分と水分と魔力の濃縮や、地面に積る雪の保温効果を利用する栽培方法をとっているが、それでも雪が積もり過ぎると氷結の度合が進み過ぎたり、積雪の重さで樹木を折るなどの害をもたらす。そのため、降雪の具合によってはブドウの樹木や畑に積もる雪を払ったり掻く作業を行う。こちらも大変な作業である。


部品: 手作業での収穫
ブドウの実は毎日、畑の色々な箇所から数粒をもぎ取り皮をむきなかの状態を確認する。実が魔力アイスワイン作りに最適な状態になったと判断した時点でその日のうちに畑のブドウを収穫する。畑の場所によって出来の偏りがある場合は収穫の日程をずらしつつ順次収穫していく。収穫したブドウは製造施設に移される。収穫は手作業で行うのでこれも大変な作業である。


部品: 除梗
収穫したブドウは房の状態なため梗と呼ばれる細かな枝が付いている。これがある状態で実を粉砕すると果汁に余計な成分が入ってしまうため、この梗を取り除く。


部品: 実を粉砕し絞る
実の状態になったブドウを専用の器具で粉砕し、粉砕した実を絞ることで果汁を取り出す。そしてこの果汁のみを使うことで甘く魔力の濃いアイスワインを製造することが出来る。


部品: 発酵槽に移し発酵させる
搾った果汁のみを槽のなかに入れる。この果汁に酵母を入れることでアルコール発酵させる。このときの温度調整はとても大切でときには暖房をつかい室温を最適に維持する。


部品: 樽で熟成させる
アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。


部品: ボトル入れ
アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。

部品: 集積所への輸送方法
完成した魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は集積所に運ばれる。輸送方法は隊列を組んだ馬車である。瓶が割れないように緩衝材なども利用して詰め込み、輸送中も瓶が割れないように注意して運ぶ。

部品: 馬車隊の警備体制
この隊列には警備がつき強奪などを警戒する。国の治安状態や戦争や紛争などの危機状況の場合には詩歌藩国軍がこの警備に協力する。

部品: ボトルの回収
使い終わった魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の瓶は集積所などから回収し、集積所への輸送を終えた馬車がドメーヌ:ジィヴルクシェの魔力アイスワイン製造工場に持ち帰る。


部品: ボトルの再利用方法
製造工場に持ち帰った使用済みのボトルは、瓶の状態を検査してひびや大きな汚れなどがない問題のない状態かどうかを確認する。問題のない瓶は清潔に洗浄して再びワインを入れる容器として使用する。こうして瓶を再使用することで資源を無駄にしない。

部品: ワインの種類の概説
魔力ワイン『ジィヴルクシェ』はいくつかの種類……というかこれを作る際に出たものを利用した飲料も作っている。それは主にジュースとグラッパである。


部品: 魔力ブドウジュース『スィロ』
ノンアルコールの魔力入りブドウジュース。絞ったばかりの果汁を瓶詰めしたもの。故にとても甘くそれが名前の由来となっている(スィロ=シロップ)。反面、濃縮も熟成もされていないので貯えている魔力はワインに比べると低い。またアルコールが入っていないのでワインと比べると凍り易いのだが(とはいえ大量の糖分が入っている果汁のため、水と比べると凍りにくいが)、酒ではないないゆえにこれを使って魔力を補給する場合もある。

部品: 新年のジュース『ヌーボー』
ノンアルコールの魔力入りブドウジュースなのだが、こちらは『スィロ』とは違い冬期に入る前にブドウの樹の手入れする際に間引いた実の果汁を使ったジュースである。スィロと比べて更に魔力を溜め込んではいない。のだがこちらはその年のブドウの出来を観るという意味合いも兼ねておりその為にも作られている。その年の始めての製造物でもあるので、報告の意味も兼ねて蛇神の寺院へも奉納される。

部品: 魔力グラッパ『デジェル』
魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作る際に使用しないドゥーセルクルの皮と種と、そこに残った果汁を発酵&蒸留して作るグラッパ。ワイン製造施設の横にある別棟の小型の蒸留所で作られている。アルコール度数は高く魔力ワイスワインと比べると凍りにくいのだが、原材料が皮と種とそこに残った果汁であるため、内包する魔力は多くはない。しかし発酵&蒸留という液体を濃縮する工程を得ているので魔力ブドウジュース『スィロ』に比べると溜め込んでいる魔力は高い。また魔力アイスワインでさえも凍り付くような場所でも液体として扱えることに利点がある。









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"title": "ドメーヌ:ジィヴルクシェ(魔力アイスワイン製造地域)",
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"title": "ドメーヌ:ジィヴルクシェ",
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"title": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの概説",
"description": "ドメーヌとはブドウを栽培してワインを作る場所のことであり、またこれがある場所の地名でもある。ジィヴルクシェは詩歌藩国が誇る魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作るのに適したブドウである『ドゥーセルクル』を栽培するブドウ畑や、これを使ったワインのジィヴルクシェを作るワイナリーなどがある場所の名前である。
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"title": "ドメーヌの経営体制",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を始めとしてここで作ったものの大半が詩歌藩国の魔力生産資源集積所に販売し輸送される。その収益で経営を行っている実質的には国営の企業であり、個人や一般企業の企業買収などは受けない。
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"title": "藩国の南部にあるドメーヌ",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェは詩歌藩国の南部にある、広大で緩やかな丘陵地帯が広がる特定の地域の名称である。同じ南部にはマジックウォーターを生産するラズール湖があるが、人の足では移動するのは難しいほどには離れている。北には山岳地帯があり、南にラズール湖、その中間にドメーヌ:ジィヴルクシェという立地である。",
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"title": "名前の意味",
"description": "ジィヴルクシェとは氷花が眠るという意味である。一年の大半が雪に覆われているこの地方ではブドウの木につく氷花が眠っているようにずっと枝についているためそう呼ばれるようになったとも、氷花がついたブドウを収穫してその果汁を寝かしてワインを作ることからそう呼ばれるようになったとも言われている。地域がこの名前で呼ばれるようになったのは、近代になりこの地でワインの再製造が行われるようになってからである。
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{
"title": " 自然の警備、そして人的警備体制",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの広大な地区にある施設はブドウ畑とワイナリーだけであり、この畑/ワイナリーの近々にあるのは、この施設に勤めるほぼ全ての人々が暮らすネジュネジュ村だけである。一年の大半が冬期であり雪が降り積もる地形は天然の要塞……とまでは言わないまでも盗みを働こうとする部外者や野生動物の侵入を制限しており、村や施設に不信な人物がくればすぐに分る。しかし夏期は短いながらもあり、またこの施設は国にとって重要な施設であるので、なんらかの危険な事態に供えて警備員を駐在させ畑とワイナリーの警備にあたらせている。",
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"title": " 警備員は藩国の審査を受けている",
"description": "畑とワイナリーを警備する警備員になる者は詩歌藩国により能力や経歴などの審査を受けている。こうして能力に不安がある者や、思想的に危険な人物、また犯罪を起こしそうな人物が警備員になることを極力避けている。",
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{
"title": "従業員の傾向",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造する畑&ワイナリーで働く人間のほぼすべてがネジュネジュ村の村人である。国にとって重要な施設であるので給与は高く生活は安定している。また過去に存在した宗教的コミュニティとネジュネジュ村の歴史的な繋がりにより、魔力アイスワイン作りは精神的にも重要な行為となっているので従業員は誇り持ちこの職務に取り組み、精神的にも満足をしている傾向にある。",
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"title": "ブドウ畑",
"description": "『ジィヴルクシェ』を作るブドウの『ドゥーセルクル』を栽培する畑。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作るワインであり、このブドウの栽培に適したテロワールを持っている。
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"title": "ワイナリー",
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"title": "ワイナリーの概説",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェにあるドゥーセルクル畑がある丘の麓付近に建造したワイナリー。畑で収穫したドゥーセルクルを使い魔力アイスワインの『ジィヴルクシェ』をここで生産する。石と木材で出来た強固な建物で、冬期に降り積もる雪に押しつぶされることはない。丘の麓にある村から徒歩で15分ほどの場所にある。大きく分けて地上の製造施設と地下の貯蔵施設に分れる。また別棟でグラッパを作る小型の蒸留所があり、その他には事務や備品倉庫や従業員の休憩所と警備室を置く建物がある。",
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"title": "製造施設",
"description": "ワイナリーの地上部分を占めるワイン製造施設。収穫したドゥーセルクルをワインにする施設。その後ワインを貯蔵/熟成施設に運び熟成し、再びこの施設にワインを運び瓶詰めをすることで魔力アイスワインは完成品になる。",
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"title": " 貯蔵&熟成施設",
"description": "ワイナリーの地下部分を占めるワイン貯蔵と熟成の施設。製造施設で搾った果汁を樽詰めしてここで熟成/貯蔵させる他、澱を取り除く作業も行う施設である。",
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"title": "小さな蒸留所",
"description": "製造施設の横に建設した建物。ここは魔力アイスワインで余ったブドウの皮と種と果汁を発酵/蒸留して魔力グラッパを作る施設である。この施設には小型ながらもちゃんとした蒸留器が設置されている。",
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"title": "施設横の別棟",
"description": "製造施設とは別棟で立てられた建物、ここには事務や備品倉庫などのワイン作りに必要な施設や従業員の休憩所や、警備室が供えられている。またここにはネジュネジュ村から生活用水を敷いてあり、そのため従業員は魔力を含んだ水を不必要に飲まなくてもよくなっている。
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"title": "建物のデザイン",
"description": "建物は石造りの丈夫な設計になっている。その為防寒性にすぐれており、ワインの製造に適した温度が保たれている。また出入り口である大きな扉の他に開閉可能な小窓も多くあるので、これを開閉することで夏期などには室温の調整も出来る。",
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"title": "清掃が行き届いている",
"description": "従業員が行う業務にはワインを製造するだけ無く、施設や設備の清掃も含まれている。これは食品を製造する施設として衛生を保つことは極めて重要だからである。もちろんワイン製造に関わる時間帯と施設/設備清掃の日程や時間は分けており、ワインを清掃している横で埃が舞うようなことはない。",
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"title": "ワイン製造の設備",
"description": "魔力アイスワインのジィヴルクシェは主に手作業で製造されるので設備も近代的なものではない。のだがワイン作りの伝統的な道具を使用しており、古風なものながらも信頼と伝統があるものなので久しく製造効率が落ちたり、衛生が悪いわけではない。
",
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"title": "適切な温度管理",
"description": "地下にある貯蔵&熟成施設の室温はワイン熟成に適したものから変動し難い、その理由はもちろん地中の温度が一定だからである。また地上部分の製造施設には開閉可能な小窓が多く付いているため、これを使って室温の調整が出来る。また冬期では建物の元来の丈夫さと、そこに降り積もる雪の保温効果の影響で室温が著しく下がることもない。場合によっては暖房も入れる。",
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"title": "ブドウ畑の蛇神の寺院",
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"title": "ブドウ畑の蛇神の寺院の概説",
"description": "ブドウ畑を一面見下ろすように丘の上にに建っている寺院。ここにはそもそも大昔の蛇神の寺院が建っており、それを発見し修復したもの。質素な石造りの建物で、内壁は白く塗られている。礼拝用の椅子と、ご神体(と思われる)岩だけが置かれている。その質素さから白の寺院とも呼ばれている。この寺院の存在がブドウが魔力を帯びることに影響していると言う者もいる。",
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"title": "朽ち果てた寺院と住居",
"description": "昔、ドメーヌ:ジィヴルクシェがまだそう呼ばれる前、この周辺には蛇神を信仰する者たち集まり宗教的なコミュニティを形成し、寺院と住居を建て暮らし始めた。そしてここを信仰と生活の場にしてきた。そのコミュニティもとうの昔になくなりいまには朽ち果てた寺院と住居だけが残された。このコミュニティに属する人々が魔力アイスワインであるジィヴルクシェの始めの生産者である。
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{
"title": "栽培の再開と寺院の発見",
"description": "ドゥーセルクルを使ったワインであるジィヴルクシェの生産を再開するにあたり、様々な文献をあたることでこの朽ち果てた寺院と住居の存在が判明し、この地で発見した。それと共にこの地域が魔力アイスワイン向けのブドウ栽培に適した環境であることが判明する。",
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{
"title": " 寺院の復元と修復",
"description": "畑やワイナリーの建設に伴い、この寺院も修復されることになった。文献をあたり出来る限り当時の雰囲気を再現している。質素な石作りの建物で、なかには椅子とご神体しか置いていない。",
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{
"title": "石が祈りの対象",
"description": "朽ち果てた寺院に残されていた岩。岩の形は巨大な三角形。文献から得た断片的な知識によれば、これが当時のこの寺院のご神体だったようである。このコミュニティが存在した時代の技術では、また貧しかったコミュニティでは岩を細かく加工する技術を持たなかったからこのような岩をご神体としていたという説と、この岩自体がとぐろを巻く巨大な蛇を表したものであるという説がある。どちらにせよ、当時の信仰観を大切にして、現在でもこの寺院のご神体として祀っている。",
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"title": "祈り、奉納祭",
"description": "ブドウを作り始める時期になると毎年従業員一同で豊作と従業員の健康と安全を願う祈祷を行う。またワインが完成した時期にはその新酒をこの寺院/蛇神に納める奉納祭を催す。普段は静かなドメーヌ:ジィヴルクシェもこの時は賑やかになり、地元の音楽家やプロの楽団、国立音楽院の学生が招かれて、蛇神への感謝とワイン仕込の終了を祝って歌えや踊れやの騒ぎになる。",
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"title": "ネジュネジュ村",
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{
"title": "ネジュネジュ村の概説",
"description": "ネジュネジュ村はドメーヌ:ジィヴルクシェにある村。ワイナリーから徒歩で15分ほどのところにある。この村は元々は小さく、位置もワイナリーからもう少し離れた所にあったのだが、ワイン製造の再開が与えた経済的な影響により人口が増加し規模が大きくなり、そのことで村の範囲も広くなった。",
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"title": "石造りの民家が並ぶ",
"description": "ネジュネジュ村の建物は降り積もる雪にも負けない頑丈な石造りのものが大半であり、この様式はワイナリーの設計にも大きな影響を与えた。",
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"title": "村の中央にある蛇神の寺院",
"description": "村の中央にある寺院。この村が作られた最初期からあるとみられる建物。民家よりも少しだけ大きい。信奉しているのは蛇神であり、伝統的に村人のほぼ全てがこの神を信仰している。長年、村人の祈りや憩いの場であったのが、ある夜のこと、轟音と共に寺院の床の一部が崩れさり地下にある書物庫が発見された。この発見が村の状態を変えることになる。",
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"title": "この村は小さな自治体だった",
"description": "ネジュネジュ村はもとは村人が主に狩猟や夏期の間に僅かに行う農業をして暮らす小さな自治体だった。いわゆる田舎であり自然豊かな詩歌藩国のなかでも一際はそれが際立つ場所だった。外からやってくる者といえば、狩猟で採れたジビエを求める料理人や、都会から本物の自然を求めてやってくる僅かな観光客だけだった。",
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"title": " ワイン製造方法と生産地の再発見",
"description": "魔力アイスワインが過去に詩歌藩国のどこかで作られていたことは既存の事実であったが、長年その製造方法も製造する場所も不明であった。しかしネジュネジュ村の中央にある蛇神の寺院の床が崩れた際に発見された書物庫にあった古い文献から、ワインの製造方法とそれに適した場所が判明する。奇しくもこの数年間はネジュネジュ村の村人が行う狩猟の収穫量がめっきり減っていた時であり、村は貧困な時代であった。そのためなのか村の長老は後にこう語っている。この出来事は困った村人を助けるために蛇神が施した奇蹟である。と。",
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{
"title": "ワインの製造再開で発展する",
"description": "見つかった文献から、過去、魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造していたのがこの村の付近にある丘であったことが判明し、それと共に丘の上にある蛇神を祀る古い寺院も発見した。そこでは古来、蛇神を信仰する宗教的コミュニティが暮らしており、この人々が食料のためにまた宗教的な理由によりジィヴルクシェを製造してい最初の人々であることが分った。またそもそも当時において同地がジィヴルクシェという名で呼ばれていたことが分かった。これらと同時に判明した魔力アイスワインジィヴルクシェの製造方法をもとに国の多大な援助もありワイン製造を再開した。魔力資源は詩歌藩国にとって生命線である。このことが村を大きく発展させた。
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"localID": 33
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"title": "繋がった歴史",
"description": "文献の調査から、ネジュネジュ村で暮らす人々は、丘の上の古びた寺院を中心に生活していた信仰的なコミィニティの子孫であることがわかった。隠された書物庫に関しても様々な学者が色々な説を掲げている。ワイン製造方法は重要な秘密でありそれを隠したというものや、なんらかの理由によりワインを製造出来なくなりその理由が解決するのを後世に託しそのために文献を保存していた、というものまで様々である。ともかく丘の上で暮らしていた人々はもう居ないが、丘の麓で暮す人々に血と文化が引き継がれていたことが判明した。",
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"title": "現在、ワイナリーで働く村人",
"description": "そして現在、ワイナリーの存在が村を経済的/人口的に発展させた。ワイナリーで働く人々の大半がネジュネジュ村の村民である。生活の糧のためであるのはもちろんなのだが、古来、丘の上の寺院を中心にワインを作りながら生活していた宗教的コミュニティと、現在、村で暮す人々のミッシングリングが繋がったことでワインを作ることは信仰的あるいは伝統的/精神的にも非常に意味のある行為になった。その為、村人はこの仕事に精を出し、精神的に満足した生活を送っている。また重労働であることに加えて魔力アイスワインの製造は国を挙げての事業であるので、給与も高い。",
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"title": "村のこれからの課題",
"description": "もとは小さな村だったここも発展し現代的になってきており、ワイナリーでの職を求めて移住する者もやってきた。伝統と革新、村の内と外の融和はそうそう簡単なものではなく今後の課題だが、現在は蛇神への信仰とブドウ畑/ワイナリーの存在がさまざまな村人を結びつけ、村は穏やかな日常を送っている。",
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"localID": 36
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{
"title": "民謡『氷花摘み』",
"description": "村に伝わる民謡、数え唄。ネジュネジュ村に代々伝わる歌でこの村に産まれた者ならば父母に教えられ幼少のころには歌えるようになっている。内容は「氷の花を1つ積み、冠にして送りましょう……」というもの。ワインに関する文献の発見と調査によりこの歌は、丘の上の寺院とその周辺で暮らしていた宗教的コミュニティに属する人々がブドウの実を収穫する際に歌っていた労働歌のようなものであることが判明した。再び現代ではブドウの実を手づかみで収穫する際に歌われている。詩歌藩国の歌が魔法であることはよくあることだが、ある研究者によると、この一見何の効力がなさそうな歌も、ブドウが魔力を帯びること、またはブドウが魔力を保つことに対してのみの効力があるかもしれない、とのこと。",
"part_type": "part",
"localID": 37
},
{
"title": "畑との水源の違い",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの畑の水源はラズール湖を同じくしており魔力を含んだものだが、そこからわずかに離れたネジュネジュ村の生活用水などの水源は違うものであることが判明している。この水には魔力が含まれてはいないのだ。ある研究者は、このことが丘の上の宗教的コミュニティが消えネジュネジュ村が出来た理由だという説を掲げている。",
"part_type": "part",
"localID": 38
}
],
"localID": 27,
"expanded": true
},
{
"title": "詩歌の魔力ワイン『ジィヴルクシェ』",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の概説",
"description": "魔力を内包したアイスワイン。これを飲んだり注ぐことで人や機会に魔力を補充できる。また専用の設備を使えばワインから魔力を抽出することもできる。",
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"localID": 40
},
{
"title": "味は甘い",
"description": "濃厚で甘い味をしている。一般的に魔力入りの飲食料は不味いことで知られているが、果実の中で糖分と水分と魔力が奇蹟のバランスで合わさった魔力アイスワインのジィヴルクシェは甘くとても美味なワインになっている。
",
"part_type": "part",
"localID": 41
},
{
"title": "美しい色",
"description": "皮と種を使わない魔力アイスワインのジィヴルクシェは白ワインの範疇にはいるワインであり、透き通った美しいベージュ色をしている。それも魔力の影響で彩度や明度などが揺れ動き移ろう、光にかざすとそれを良く確認できる。
",
"part_type": "part",
"localID": 42
},
{
"title": "凍りにくい液体",
"description": "ワインはアルコール飲料であるため氷点下でも凍り難い。更に糖度がとても高いドゥーセルクルの果汁を使用して作る魔力アイスワインのジィヴルクシェは概ね一般的なワインの1.5倍ほどのアルコール度数を持っているため、よりいっそう凍りにくい。故に寒冷地でも魔力を補給出来る飲料として重宝されている。",
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"localID": 43
},
{
"title": "ボトルとエチケットと注意書き",
"description": "ボトルは一般的ななで肩のものを使用している。エチケットには黒を基調とした禍々しい抽象的な絵が描かれている。これはこのボトルの中身が魔力入りのワインであることを如実に表すためであるのだが、ある種の者の心をくすぐるのか意匠とは別に受け入れられている。そのためエチケットを始めとして大きな文字でこれが魔力入りのワインであることがボトルの至る所に書いてあり、普通のワインと間違えてこの魔力入りアイスワインを飲むことを防いでいる。
",
"part_type": "part",
"localID": 44
},
{
"title": "氷花が寝るという名前",
"description": "このワインの命名はブドウ畑のある地域の名前からとっている。ジィヴルは氷花の意味であり、クシェは眠るという意味である。その由来に関しては文献により異なる記述がある。宗教的なコミュニディでこのワインを作っていた時代に、ブドウの樹に氷花が掛かかりそれが一向に溶けない風景を見てそう呼ばれるようになったとも、氷花が掛かるブドウを収穫してそれを寝かして(熟成させて)ワインを作るからこう呼ばれるになったとも書かれている。ともかく文献が見つかるまでこの地域は特に名前の無い場所であった。ワイン製造を再開するにあたり、丘の周囲を改めて命名して、ワインにも同地の名前が付けられたのであった。ドメーヌ:ジィヴルクシェである",
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"localID": 45
},
{
"title": "ワインの製造史",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "魔力アイスワインの伝承",
"description": "詩歌藩国には近年まで魔力アイスワインは製造されていなかった。しかし過去にはそういったものがあったという伝承は確かに残されており、その再現を試みる者も居たのだが、上手く行った事例は一つもなかった。そのような中でついに復活した魔力アイスワインがドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にある畑で採れたブドウを使う『ジィヴルクシェ』である。",
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"localID": 47
},
{
"title": " 宗教的コミュニティのワイン製造",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にいつ頃から蛇神を信仰する宗教的なコミュニティが住み始めたのかは定かではない。わかっているのはこの人々が大昔に丘の上に寺院を建てその周辺に住み始めて、この丘で魔力アイスワインを製造し始めたことである。
",
"part_type": "part",
"localID": 48
},
{
"title": " ワイン製造を開始した理由とは?",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘の上で暮らす宗教的なコミュニティがワインを作り出した理由についても研究者によりさまざまな見解があり、この人々は閉鎖的な宗教コミュニティに属する人々であり故に世俗からは馴れたこの地を住居と決めた、その暮らしの中で食料の確保のために苦労の末ワインを製造するに至ったという者もいれば、この集団はそもそも(魔力)酒造者のコミュニティでありなんらかの理由でワインを製造する地を求めて旅をしてそのなかでドメーヌ:ジィヴルクシェに居を構えたのではないか、蛇神への信仰は信仰そのものというよりも、ワイン作りの無事と成功を祈るために付随しているものではないのか、という説もある。前者の説はネジュネジュ村で見つかった文献に拠っており、後者の説はこの魔力アイスワインをコミュニティ外部の人間が飲んだ記録が残っており(これにより、現在まで魔力アイスワインの伝説が詩歌藩国に残っていた)そこからこのコミュニティは魔力アイスワインを外部に販売していたと推測されていることに拠っている。のだがどちらの説もこれを明確に裏付けるものではない。",
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"localID": 49
},
{
"title": "途絶えたワイン作り",
"description": "しかしこのコミュニティは歴史から姿を消し、今では魔力アイスワインが過去にはあったという伝承が残るだけであった。この人々がいつどのような理由により消えたのかは分っていない。しかしネジュネジュ村の寺院から見つかった文献を調査したことで、この村はあのコミュニティの人々を先祖に持つ人々であることが判明した。しかし魔力アイスワイン作りに関する諸々のこと、とくにその畑の場所さえも村の人々から忘れ去れるほどに断絶している理由など、謎な点はまだまだ多い。
",
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"localID": 50
},
{
"title": "文献の発見",
"description": "この伝承をもとに魔力アイスワインの再現を試みる者もいたが上手く行ったことは1つもなかった。嗜好品的な興味の他に、魔力は詩歌藩国の生命線であり、冷寒地でも凍らず、保存も効き、魔力を濃縮出来る魔力アイスワインの製造は実用的な意味でも期待が大きかった。そんななかで丘の麓から少しのところにあるネジュネジュ村の寺院から発見された書物により、その製造方法や製造に適した場所が判明する。それこそがネジュネジュ村の先にある緩やかな広大な丘陵地帯であり、丘の上には過去に魔力アイスワインを作り始めた人々が作った寺院と暮らしてた住居のあとを、幾重にも積み重なった蔦と降り積もった雪の下から発見した。
",
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"localID": 51
},
{
"title": "ブドウ畑の復元、整地、土壌の復活",
"description": "文献に残されていた記録からこの丘陵地帯をドメーヌ:ジィヴルクシェと名付けて、国の資金的/人的な援助により魔力アイスワインの再開プロジェクトを開始した。まず始めにしたことは畑を作るべく荒れ放題である丘の一部を整地することでありその土壌を整えることだった。これにはネジュネジュ村の人が大いに協力した。魔力アイスワインの製造を開始したら、村の人々を多く雇うことを約束していたのだった。またこれらと共に魔力アイスワイン製造施設を建造した。",
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"localID": 52
},
{
"title": "苗木を植える",
"description": "整地を終えた丘にブドウの苗木を植える。文献には魔力アイスワイン製造に使うブドウのことも書かれてはいたがそこには具体的な品種名などはなかった。そこで現在採取可能で文献に書かれていたブドウの特徴の近いもの集め畑に植え育ててどれが適切な品種なのかを見極めることとなった。そしてもっと適した品種は意外なことにドゥーセルクルという品種であることは判明する。これは詩歌藩国によく見られる品種だが、ワイン製造には向かないと言われているものである。これを植えることに半信半疑の者もいたが、苗木を植えてから4年目になるとその枝に実る実が魔力アイスワインを作れる状態になり、これには村人も大喜びした。そしてこの品種一本で魔力アイスワインを製造することに決まった。
",
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"localID": 53
},
{
"title": "そして製造へ……",
"description": "文献に書かれている製造方法をもとに魔力アイスワインの製造を開始した。製造開始1年目の時点で品質的に問題の無いものが出来これは大騒動になった。その後は現代的なワインの製造技術も取入れ品質を上げていき、増産体制を整えて行き今に至る。",
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],
"localID": 46,
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},
{
"title": "ドゥーセルクル",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "ドゥーセルクルの概説",
"description": "ドゥーセルクルは魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の原材料のブドウの品種である。皮の色は綺麗なものでは純白になる。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作られている。詩歌藩国ではありふれた品種だが、その特徴からワイン作りや食用には不向きとされていた。その特徴こそが魔力アイスワインを製造する場合は利点となる。
",
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"localID": 56
},
{
"title": "甘い、丸いという名前",
"description": "ドゥーセルクルのドゥーは甘い、セルクルは円という意味である。その名の通り糖度が非常に高く甘い品種なのだが、その時期もわずかな期間だけである。円という意味が名前に付いているのは成長しきると通常のブドウよりも巨大(5cmほど)になるその実が印象的だからである。",
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"localID": 57
},
{
"title": "成長速度の速い品種",
"description": "ドゥーセルクルは非常に成長の早い品種で、一,二ヶ月ほどの詩歌藩国の夏期の日光で一般的なブドウの実と同じ大きさになる、それどころか冬期の僅かの晴れの日にも成長を続ける。
",
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},
{
"title": "丈夫な樹木",
"description": "成長の早い実を支えるためなのか、この品種の樹木は非常に丈夫で暑さ寒さにとても強く丈夫で太い。それゆえなのか岩山などでも自生しているものを見かけることがある。
",
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},
{
"title": "水分を溜め込む実",
"description": "ドゥーセルクルの実は水分を溜め込み易い。このブドウが一番おいしいとされている時期である夏期にもこの実は他のブドウと比べて瑞々しさを持つのだが、成長するごとに更に水分を貯めこむ。",
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},
{
"title": "甘い時期は僅かだけ",
"description": "夏期を迎え成長する実はとても甘くあり、この品種の名前の由来ともなっている。のだが夏期を越すと実が巨大化し最終的には一つの実が5cmほどにもなる。成長に従い徐々に甘みは無くなり渋みが増していく。成長しきる頃には渋過ぎてとても食べ難くなり皮も硬くなり食用には適さなくなる。皮の中の実はまるで色付きの渋い水のようになっている。これは成長に際して自らの糖分を使用しているためと考えられている。",
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},
{
"title": "甘い美味しい皮薄い",
"description": "夏期を終えるころのドゥーセルクルの実はとても甘く絶品なのだが、反面皮がとても薄く扱いには苦労する。故にこれを摘んで商売にしようとする場合は、収穫作業も慎重を要する手作業が必要であり、輸送にもコストが掛かるため商売としては成り立たない。故に夏期の実を食べることが出来るのはこれを栽培する者のみであり、わざわざ自分が食べるためだけにこれを育てる者は、ごく一部の好事家を除いていない。
",
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},
{
"title": "成長、巨大化と落下",
"description": "成長するごとに巨大化し最終的には一粒5cmにもなるドゥーセルクルの実は、その途中で一部の房がそのごと地面に落下していく。自らの重みに耐えれらなくなったのだ。研究者はこの現象を、実を大きく成長させるために必要な栄養を一本の木ですべてに房の分を補うのは不可能なので間引きを起こしているとみたり、自然の状態では山に生育していることの多いドゥーセルクルはこうすることで実を山の麓まで転がし生育地を広めているのだろうとみている。",
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},
{
"title": " 雪の降り積もる地域での栽培",
"description": "ドゥーセルクルの特徴は、日光が毎日の様にあたる夏期が一、二ヶ月しかなくあとは雪は降り積もる天候の地域で栽培することで発露しなくなる。というのも夏期の終わりで糖分を大量に含んだ実は、続く陽射しの差さない雪の降り積もる冬期で成長をやめて巨大化をしなくなる。そうすることで通常ならば自らの成長に使用する糖分を実に大量に含んだままで、水分を内蔵し続ける。ドメーヌ:ジィヴルクシェの地下から土壌に染込む水分には魔力が含めれておりそれを実が溜め込むのだ。また巨大化を防ぐことで地面に房ごと落下することもなくなるので実の数も多く収穫出来る。
",
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"localID": 64
},
{
"title": "実の氷結",
"description": "実が含む大量の糖分が水分を大量に含む実の凍結を阻止する。非常に糖分の高い実は雪が降り積もるドメーヌ:ジィヴルクシェの冬にも負けないのだ。だが完璧に凍らないというわけではなく、冬が深まるごとに実の一部は凍結していく。その際に糖分と共に魔力と果汁が凍結していない部分に移動し濃縮されていく。そして多くの魔力と糖分と果汁を含んだ実が誕生し、これを収穫して魔力アイスワインのジィヴルクシェを作るのである。これは自然と先駆者の知恵が産んだ奇蹟のバランスとしか言いようが無い。
",
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"localID": 65
}
],
"localID": 55,
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},
{
"title": "テロワール",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "テロワールの概説",
"description": "テロワールとは環境のことであり農作物の品質や大きな影響を与える。『ドゥーセルクル』を栽培するワイン畑、『ジィヴルクシェ』を製造するドメーヌ:ジィヴルクシェはこれらを作るに適した環境=テロワールを持っている。
",
"part_type": "part",
"localID": 67
},
{
"title": "魔力アイスワインの製造に適した水源 ",
"description": "マジックウォーターを生産するラズール湖と水源を同じくしており、地下の魔力溜まりを通ったこの水はドゥーセルクルを栽培する畑の土に染込んでいるため、このブドウが魔力を溜め込むことが出来る。",
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"localID": 68
},
{
"title": " 開けた緩やかな丘",
"description": "開けた緩やかな丘にブドウ畑がならんでいる。栽培しているブドウがドゥーセルクルなので陽射しはあまり必要とせず、丘の標高はあまり高くなく、風通しを良くしている。",
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"localID": 69
},
{
"title": " 雪による大地への保温効果",
"description": "水が染込む土は氷結し易いのだが、1年の大半が地上を雪で覆われている畑はそのことによりむしろ土の氷結や土壌の隆起を免れている。積った雪の保温効果により土が凍らないからである。故にブドウ樹の根も凍らず傷つかず、健康状態が保たれている。",
"part_type": "part",
"localID": 70
},
{
"title": "日照、短い夏",
"description": "詩歌藩国の夏は短く、ドメーヌ:ジィヴルクシェのブドウ畑の雪が解け大地が露出し、陽射しが当るのも1〜2ヶ月のあいだだけであり、それは一般的なブドウ栽培にとってはあまりにも不適切な日照時間だが、成長が極めて早く巨大化しやすいドゥーセルクルを魔力アイスワインにする場合の栽培にはとても適している",
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"localID": 71
},
{
"title": "雪、長い冬",
"description": "冬が長い詩歌藩国の中でも、ドメーヌ:ジィヴルクシェの冬期は長く、冬期には晴れの日が一日も無い年も多い。長い長い冬はブドウを凍らし、ドゥーセルクルという品種を魔力ワイスワインに適したブドウに成長させる。また地上に積り溶けない雪は土の温度を一定に保ち、根の健康を保つ。そしてこの寒さが菌や虫の繁殖を防ぎ病気や虫害を防ぐとともに、動物がブドウを食い荒らすことも防いでいる。",
"part_type": "part",
"localID": 72
},
{
"title": "北の山岳地帯から吹き付ける風",
"description": "北の山岳地帯から吹き付ける風の影響で、冬期はこの地域を冷やしブドウを凍らし土壌に積る雪を維持する。夏期はこの風が丘を涼やかにするのでブドウを成長させるに適した気候を形成する。またこの風は緩やかな丘を超え開けたラズール湖方面に抜けるので湿気なども吹きとばしてくれる。
",
"part_type": "part",
"localID": 73
},
{
"title": "夜の晴れ、月光浴",
"description": "日中は雪が降るドメーヌ:ジィヴルクシェだが夜間は晴れていることが多く月光がブドウに降り注ぐ。月光の影響によりブドウの実は魔力をより貯めこんでくれる。
",
"part_type": "part",
"localID": 74
}
],
"localID": 66,
"expanded": true
},
{
"title": "製造方法や輸送方法について",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "魔力アイスワイン作りの概説",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は基本的には一般的なアイスワインと同じ方法で作る。魔力アイスワインを作ることの困難は、原材料のブドウの品種を選ぶことと、それを栽培する場所を選ぶことにあったのだ。そしてそれはつまり、それを実際に栽培し収穫するのにも手間がかかることを意味している。",
"part_type": "part",
"localID": 76
},
{
"title": "土壌の調整、肥料を与える",
"description": "ブドウを収穫し雪が溶けたあとにする、その年度の最初の魔力アイスワイン作りの工程は土壌の調査である。その結果を見て必要な肥料を畑に与えたり水はけの具合を調整する。通常のブドウの栽培ではその育成中にも肥料を与えることができるが、冬期が長く雪が降り積もる畑にはこれを出来ないため、雪解けから雪が降り積もる間までにおこなう肥料の投与は非常に重要な作業であり、知識と経験を有する。
",
"part_type": "part",
"localID": 77
},
{
"title": " ブドウの接ぎ木",
"description": "ドゥーセルクルの木は寿命が長く何年もの間繰り返し実を着けるが、なかには弱く実を成さない木もある。その場合はその枝や蔦を刈り取り、台木に同種の接ぎ木をすることで改良する。",
"part_type": "part",
"localID": 78
},
{
"title": "夏期の畑の温度調整",
"description": "夏期の陽射しで成長する品種だが、その期間が伸びたり、陽射しがあまりに強い日が続くと魔力アイスワインに適さない成長の仕方をする場合がある。それを防ぐために、その折々の状況を観て畑全体に網をはる。これは細かな目で風通しが良く日除けための黒い色をしている。またはこれを取り除く。場合によっては1日の間でこれを繰り返すこともあるので大変な作業である。
",
"part_type": "part",
"localID": 79
},
{
"title": "夏期の虫害、獣害対策",
"description": "冬期が長いドメーヌ:ジィヴルクシェは虫害や獣害の対策はほとんど必要としないが、夏期は異なる。夏期でも吹き抜ける風の影響で涼やかな丘だがブドウに害をなす害虫もおり、その対策としてその虫が苦手とする臭いを放つ植物を畑の周りに植えている。また害虫や害獣が多く沸く年には、ブドウ畑を囲うように網を張り、その侵入を防ぐ。また警備員も対動物対策の装備を付けて畑を見張る。",
"part_type": "part",
"localID": 80
},
{
"title": "雪が降り積もる前の手入れ",
"description": "積雪にも負けないドゥーセルクルだが、房が多くなる枝や蔦が絡み合いすぎる箇所はその上に降り積もった雪の重さで折れてしまう場合がある。そういった事態を見越して房を間引いたり蔦を切り取るなどする。この際にとった実はブドウジュースを作るのに使用する。こうして出来たのがその年の最初の製造物である『ヌーボー』である。その年のブドウの出来を計るものになり、また蛇神の寺院へも奉納される。",
"part_type": "part",
"localID": 81
},
{
"title": "場合によっては樹木に積る雪を払う",
"description": "冬期に降り積もる雪による影響、つまり実の一部の氷結を利用した糖分と水分と魔力の濃縮や、地面に積る雪の保温効果を利用する栽培方法をとっているが、それでも雪が積もり過ぎると氷結の度合が進み過ぎたり、積雪の重さで樹木を折るなどの害をもたらす。そのため、降雪の具合によってはブドウの樹木や畑に積もる雪を払ったり掻く作業を行う。こちらも大変な作業である。
",
"part_type": "part",
"localID": 82
},
{
"title": " 手作業での収穫",
"description": "ブドウの実は毎日、畑の色々な箇所から数粒をもぎ取り皮をむきなかの状態を確認する。実が魔力アイスワイン作りに最適な状態になったと判断した時点でその日のうちに畑のブドウを収穫する。畑の場所によって出来の偏りがある場合は収穫の日程をずらしつつ順次収穫していく。収穫したブドウは製造施設に移される。収穫は手作業で行うのでこれも大変な作業である。
",
"part_type": "part",
"localID": 83
},
{
"title": "除梗",
"description": "収穫したブドウは房の状態なため梗と呼ばれる細かな枝が付いている。これがある状態で実を粉砕すると果汁に余計な成分が入ってしまうため、この梗を取り除く。
",
"part_type": "part",
"localID": 84
},
{
"title": "実を粉砕し絞る",
"description": "実の状態になったブドウを専用の器具で粉砕し、粉砕した実を絞ることで果汁を取り出す。そしてこの果汁のみを使うことで甘く魔力の濃いアイスワインを製造することが出来る。
",
"part_type": "part",
"localID": 85
},
{
"title": "発酵槽に移し発酵させる",
"description": "搾った果汁のみを槽のなかに入れる。この果汁に酵母を入れることでアルコール発酵させる。このときの温度調整はとても大切でときには暖房をつかい室温を最適に維持する。
",
"part_type": "part",
"localID": 86
},
{
"title": "樽で熟成させる",
"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。
",
"part_type": "part",
"localID": 87
},
{
"title": "ボトル入れ",
"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。",
"part_type": "part",
"localID": 88
},
{
"title": " 集積所への輸送方法",
"description": "完成した魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は集積所に運ばれる。輸送方法は隊列を組んだ馬車である。瓶が割れないように緩衝材なども利用して詰め込み、輸送中も瓶が割れないように注意して運ぶ。",
"part_type": "part",
"localID": 89
},
{
"title": "馬車隊の警備体制",
"description": "この隊列には警備がつき強奪などを警戒する。国の治安状態や戦争や紛争などの危機状況の場合には詩歌藩国軍がこの警備に協力する。",
"part_type": "part",
"localID": 90
},
{
"title": "ボトルの回収",
"description": "使い終わった魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の瓶は集積所などから回収し、集積所への輸送を終えた馬車がドメーヌ:ジィヴルクシェの魔力アイスワイン製造工場に持ち帰る。
",
"part_type": "part",
"localID": 91
},
{
"title": "ボトルの再利用方法",
"description": "製造工場に持ち帰った使用済みのボトルは、瓶の状態を検査してひびや大きな汚れなどがない問題のない状態かどうかを確認する。問題のない瓶は清潔に洗浄して再びワインを入れる容器として使用する。こうして瓶を再使用することで資源を無駄にしない。",
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"localID": 92
}
],
"localID": 75,
"expanded": true
},
{
"title": "ワインの種類",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ワインの種類の概説",
"description": "魔力ワイン『ジィヴルクシェ』はいくつかの種類……というかこれを作る際に出たものを利用した飲料も作っている。それは主にジュースとグラッパである。
",
"part_type": "part",
"localID": 94
},
{
"title": "魔力ブドウジュース『スィロ』",
"description": "ノンアルコールの魔力入りブドウジュース。絞ったばかりの果汁を瓶詰めしたもの。故にとても甘くそれが名前の由来となっている(スィロ=シロップ)。反面、濃縮も熟成もされていないので貯えている魔力はワインに比べると低い。またアルコールが入っていないのでワインと比べると凍り易いのだが(とはいえ大量の糖分が入っている果汁のため、水と比べると凍りにくいが)、酒ではないないゆえにこれを使って魔力を補給する場合もある。",
"part_type": "part",
"localID": 95
},
{
"title": "新年のジュース『ヌーボー』",
"description": "ノンアルコールの魔力入りブドウジュースなのだが、こちらは『スィロ』とは違い冬期に入る前にブドウの樹の手入れする際に間引いた実の果汁を使ったジュースである。スィロと比べて更に魔力を溜め込んではいない。のだがこちらはその年のブドウの出来を観るという意味合いも兼ねておりその為にも作られている。その年の始めての製造物でもあるので、報告の意味も兼ねて蛇神の寺院へも奉納される。",
"part_type": "part",
"localID": 96
},
{
"title": "魔力グラッパ『デジェル』",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作る際に使用しないドゥーセルクルの皮と種と、そこに残った果汁を発酵&蒸留して作るグラッパ。ワイン製造施設の横にある別棟の小型の蒸留所で作られている。アルコール度数は高く魔力ワイスワインと比べると凍りにくいのだが、原材料が皮と種とそこに残った果汁であるため、内包する魔力は多くはない。しかし発酵&蒸留という液体を濃縮する工程を得ているので魔力ブドウジュース『スィロ』に比べると溜め込んでいる魔力は高い。また魔力アイスワインでさえも凍り付くような場所でも液体として扱えることに利点がある。
",
"part_type": "part",
"localID": 97
}
],
"localID": 93,
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}
],
"localID": 39,
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}
],
"expanded": true,
"localID": 0,
"description": ""
}
]


[No.65] 2017/09/29(Fri) 09:10:02
龍脈と龍穴からの魔力の利用 (No.44への返信 / 1階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

レイライン・ネットワーク構想に提出予定のものを魔力生産施設にも利用できると思うので出します。

----------
*部品構造

-大部品: 龍脈と龍穴からの魔力の利用 RD:12 評価値:6
--部品: 龍脈の起点:霊峰シュティオン
--部品: 霊峰シュティオンは活火山
--部品: 霊峰からの恵み
--部品: ユバナ神殿
--部品: 龍脈の魔力篭りし温泉が湧いている
--部品: 毒気払いと換気
--部品: 温泉の魔力の利用方法
--部品: 鉱石を温泉に漬ける
--部品: 湯の花
--部品: 湯の花作り
--部品: 飲泉での利用
--部品: 勤める人物と過剰魔力への対策



*部品定義

**部品: 龍脈の起点:霊峰シュティオン
詩歌藩国の龍脈の起点、最も高い山、それは霊峰シュティオン。藩国中心近くに位置する。霊峰シュティオンは藩国の南北に渡る山脈を指す場合と、山脈内の最も高い山の個別名を指す場合の二種類の意味合いがある。ここでの意味合いは山脈内の最も高い山の個別名を指す。

**部品: 霊峰シュティオンは活火山
過去に大きな噴火をしたのは数千年前であり、小規模噴火は数百年ごとに観測されている。噴火の兆候を捉えるため火山活動の継続的な観測がなされている。

**部品: 霊峰からの恵み
大噴火が起これば被害をもたらす霊峰ですが恵みもそれ以上に与えてくれています。厳しい寒さでも草木や人々を温める地熱、雨水や雪溶け水が火山を通る際に濾過され、栄養に富んだきれいな水となり川や海を豊かにする。地中深くのマグマに熱せられた水が地表へ湧き出し温泉となる。

**部品: ユバナ神殿
霊峰シュティオンの尾根伝いの標高が下がった場所にユバナ神殿が存在している。魔力生産施設としての面を持ち、一般には開放されていない。霊峰シュティオンを祀っている。国営の神殿であり重要度から霊的防御、物的防御の備えがされている。神官が住み込みで勤めており生活施設もあるため大きな神殿となっている。ユバナの名称は湯の花から。

**部品: 龍脈の魔力篭りし温泉が湧いている
ユバナ神殿の在る位置は龍穴である。この場所では活火山でもある霊峰シュティオンの影響もあり温泉が湧いている。龍脈の魔力を蓄えたこの温泉を活用するのがユバナ神殿の勤めである。

**部品: 毒気払いと換気
温泉に含まれる毒気が神殿内に充満しないように毒気払いがなされている。毒を食らう動物や植物の護符や像が設置され、定期的に交換、浄化されている。換気がし易い神殿構造になっている。

**部品: 温泉の魔力の利用方法
温泉への入浴最も分かりやすい利用方法だがユバナ神殿では他の方法が取られることが多い。龍穴であり重要な施設でも在るため、人の往来は少なくしたいことと、魔力を他所で使えるようにする利用方法が主のためである。入浴を行えるのは事情がある信用できる人物や勤める神官などに留まる。

**部品: 鉱石を温泉に漬ける
熱に強い鉱石を丈夫な網やザルに入れて源泉近くに安置することで魔力を鉱石へ貯める。方法上大きな鉱石や熱に弱い鉱石を扱うことは出来ない。神官たちでは漬物と冗談交じりで呼ばれている。

**部品: 湯の花
温泉成分の沈着したものや結晶化したもの。入浴による魔力補給を他所で行えるため重要と考えられている。そのためユバナ神殿では湯の花作りが盛んである。湯の花は風呂釜やボイラーを痛めることも在るので注意が必要。

**部品: 湯の花作り
地表に地下からの温泉の噴気が多い場所を選び、下から順に祈りを捧げられた栗石、藁、白粘土、青粘土の層を敷き詰める。時が経つごとに青粘土の表面に湯の花が育ち始めるので一ヶ月強ごとに霊峰に感謝を捧げ、湯の花を採取する。表面の青粘土が湯の花の生成時に力を失い白くなっていくので定期的に掘り返し、新しい青粘土を敷き詰めていく。湿気を逃しつつ熱を留め、雨雪を防ぐため藁葺き小屋を用いることが多い。

**部品: 飲泉での利用
入浴に比べて輸送量が小さく纏まり、湯の花のように採取に手間が必要ないためよく利用される。硬水のためそのまま飲むと美味しくないが、他の飲料と混ぜたりお茶にすることで緩和される。

**部品: 勤める人物と過剰魔力への対策
施設の重要性からこの神殿に仕える人物は信用のおける人物のみとなっている。人が入れ替わる際には事前に経歴や周辺調査が行われる。魔力の過剰を避けるため、この神殿にはヘビイチゴ(アンチマジックベリー)が充分量常備されている。



*提出書式

大部品: 龍脈と龍穴からの魔力の利用 RD:12 評価値:6
-部品: 龍脈の起点:霊峰シュティオン
-部品: 霊峰シュティオンは活火山
-部品: 霊峰からの恵み
-部品: ユバナ神殿
-部品: 龍脈の魔力篭りし温泉が湧いている
-部品: 毒気払いと換気
-部品: 温泉の魔力の利用方法
-部品: 鉱石を温泉に漬ける
-部品: 湯の花
-部品: 湯の花作り
-部品: 飲泉での利用
-部品: 勤める人物と過剰魔力への対策


部品: 龍脈の起点:霊峰シュティオン
詩歌藩国の龍脈の起点、最も高い山、それは霊峰シュティオン。藩国中心近くに位置する。霊峰シュティオンは藩国の南北に渡る山脈を指す場合と、山脈内の最も高い山の個別名を指す場合の二種類の意味合いがある。ここでの意味合いは山脈内の最も高い山の個別名を指す。

部品: 霊峰シュティオンは活火山
過去に大きな噴火をしたのは数千年前であり、小規模噴火は数百年ごとに観測されている。噴火の兆候を捉えるため火山活動の継続的な観測がなされている。

部品: 霊峰からの恵み
大噴火が起これば被害をもたらす霊峰ですが恵みもそれ以上に与えてくれています。厳しい寒さでも草木や人々を温める地熱、雨水や雪溶け水が火山を通る際に濾過され、栄養に富んだきれいな水となり川や海を豊かにする。地中深くのマグマに熱せられた水が地表へ湧き出し温泉となる。

部品: ユバナ神殿
霊峰シュティオンの尾根伝いの標高が下がった場所にユバナ神殿が存在している。魔力生産施設としての面を持ち、一般には開放されていない。霊峰シュティオンを祀っている。国営の神殿であり重要度から霊的防御、物的防御の備えがされている。神官が住み込みで勤めており生活施設もあるため大きな神殿となっている。ユバナの名称は湯の花から。

部品: 龍脈の魔力篭りし温泉が湧いている
ユバナ神殿の在る位置は龍穴である。この場所では活火山でもある霊峰シュティオンの影響もあり温泉が湧いている。龍脈の魔力を蓄えたこの温泉を活用するのがユバナ神殿の勤めである。

部品: 毒気払いと換気
温泉に含まれる毒気が神殿内に充満しないように毒気払いがなされている。毒を食らう動物や植物の護符や像が設置され、定期的に交換、浄化されている。換気がし易い神殿構造になっている。

部品: 温泉の魔力の利用方法
温泉への入浴最も分かりやすい利用方法だがユバナ神殿では他の方法が取られることが多い。龍穴であり重要な施設でも在るため、人の往来は少なくしたいことと、魔力を他所で使えるようにする利用方法が主のためである。入浴を行えるのは事情がある信用できる人物や勤める神官などに留まる。

部品: 鉱石を温泉に漬ける
熱に強い鉱石を丈夫な網やザルに入れて源泉近くに安置することで魔力を鉱石へ貯める。方法上大きな鉱石や熱に弱い鉱石を扱うことは出来ない。神官たちでは漬物と冗談交じりで呼ばれている。

部品: 湯の花
温泉成分の沈着したものや結晶化したもの。入浴による魔力補給を他所で行えるため重要と考えられている。そのためユバナ神殿では湯の花作りが盛んである。湯の花は風呂釜やボイラーを痛めることも在るので注意が必要。

部品: 湯の花作り
地表に地下からの温泉の噴気が多い場所を選び、下から順に祈りを捧げられた栗石、藁、白粘土、青粘土の層を敷き詰める。時が経つごとに青粘土の表面に湯の花が育ち始めるので一ヶ月強ごとに霊峰に感謝を捧げ、湯の花を採取する。表面の青粘土が湯の花の生成時に力を失い白くなっていくので定期的に掘り返し、新しい青粘土を敷き詰めていく。湿気を逃しつつ熱を留め、雨雪を防ぐため藁葺き小屋を用いることが多い。

部品: 飲泉での利用
入浴に比べて輸送量が小さく纏まり、湯の花のように採取に手間が必要ないためよく利用される。硬水のためそのまま飲むと美味しくないが、他の飲料と混ぜたりお茶にすることで緩和される。

部品: 勤める人物と過剰魔力への対策
施設の重要性からこの神殿に仕える人物は信用のおける人物のみとなっている。人が入れ替わる際には事前に経歴や周辺調査が行われる。魔力の過剰を避けるため、この神殿にはヘビイチゴ(アンチマジックベリー)が充分量常備されている。




*インポート用定義データ

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"title": "龍脈の起点:霊峰シュティオン",
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[No.66] 2017/09/29(Fri) 19:16:46
魔力りんごJSON (No.46への返信 / 3階層) - 岩崎経@詩歌藩国

大部品: 魔力りんご RD:20 評価値:7
-大部品: 魔力りんごとは RD:6 評価値:4
--部品: 魔力を宿す森の近くで収穫
--部品: 魔の封印
--部品: 魔力の受け皿
--部品: 金色に輝く
--部品: 小さめの果実
--部品: おみやげとして人気
-大部品: りんご畑 RD:6 評価値:4
--部品: もともと寒さに強い
--部品: 植え付けの前の土づくり
--部品: 整枝
--部品: 施肥
--部品: 魔力を持ったものの選定
--部品: 間引き
-大部品: 食べ方を工夫する RD:8 評価値:5
--部品: そのままではおいしくない
--部品: 魔力りんご加工所
--部品: ジャムに加工
--部品: 砂糖漬けに加工
--部品: ゼリーに加工
--部品: 飴に加工
--部品: ソースに加工
--部品: ジュースに加工


部品: 魔力を宿す森の近くで収穫
強い魔力を正常な流れに戻すような深い森の近くで稀に収穫できるりんご。おそらく森の中にも自生していると思われるが、周辺のりんご畑と森は同じように歩兵によって警護されている。

部品: 魔の封印
強い魔力は放置しておくと魔を呼び寄せる事になる。それを防ぐための深い森であり、万が一の為の歩兵による警護である。強い魔力に触れ続けないようにりんご畑は深い森の周辺に広がっており、内部まで開拓はしていない。

部品: 魔力の受け皿
深い森から零れ出た魔力の受け皿になっているようで、魔力りんごを土に返すと魔力は薄くなって消えてしまう。理の輪に還ったのだと言われている。

部品: 金色に輝く
魔力の宿ったものを誤って口にすると危険なこともある。しかし魔力りんごは金色に輝いているため、普通のりんごと区別が付きやすく誤食の心配は少ない。

部品: 小さめの果実
魔力りんごは完熟を迎えると魔力が徐々に薄くなっていく。なので完熟を迎えるずっと前に収穫をする。身が小さくとも最初から金色に輝いているので区別がつきやすい。

部品: おみやげとして人気
魔力りんごは加工してもほのかに輝いているため見栄えがよく、おみやげのお菓子やソース、ジュースは人気である。魔力が宿っているため食べ過ぎには注意が必要。また賞味期限は輝きを失うまでである。

部品: もともと寒さに強い
もともと寒さに強い品種のりんごの木がたまたま深い森の近くにあり、魔力りんごが発見された。その最初のりんごの木から交配したり接ぎ木したものを畑として広げた。

部品: 植え付けの前の土づくり
秋の落葉後から春の発芽前に行われる。植え穴を作り、その中に堆肥などの有機物と石灰、溶リンを混ぜて盛り上げるように埋め直す。植えるときには苗木の根を乾燥させないようにし、植え終えたら水を与え、乾燥防止の藁を敷いて支柱を立てる。

部品: 整枝
二年目以降で発芽する前に行われる。元から切除したり基部から数センチ残して切るなど、熟練の技を必要とする。

部品: 施肥
腐葉土や堆肥などと一緒に油かすと骨粉の混ざったぼかし肥を与える。魔力りんご以外に実をつける普通のりんごを美味しくするためである。

部品: 魔力を持ったものの選定
りんごが幼果のうちに輝きのあるものを摘み取る。夜のうちにほのかに光るものの場所を見当つけ、安全のため明るくなってから改めて魔力りんごだけ収穫する。

部品: 間引き
魔力りんごは魔力が宿ってはいるが、りんごである。そのため完熟させると普通においしい。それを早めに摘むことで間引きとなり、他の普通のりんごを美味しく、大粒にさせる。

部品: そのままではおいしくない
早めに収穫するため、そのままでは硬いし酸っぱすぎる。風味はそれなりなので加工して食べることで美味しく魔力を摂取できる。加工所の他、家庭でも加工する。

部品: 魔力りんご加工所
魔力りんごが収穫できる範囲は限られているため、りんご畑から少し離れたところに建てられている。加工所によりおみやげ向きかおいしさ追求かウリが違うようだ。

部品: ジャムに加工
実を細かく切り刻み、砂糖を多めに少しの輪切りレモンと鍋で中火で煮込む。灰汁を取り、水分が出てきたら裏ごしして冷ます。瓶詰めにして保存できる。毎日魔力を摂取する方に人気。

部品: 砂糖漬けに加工
実を八等分した後、薄切りにする。その後砂糖に漬けて冷暗所に置き、水分が出てきたところで弱火で煮詰める。ほんのり苦みが残った甘さが好評。

部品: ゼリーに加工
皮ごと実をすり下ろしたものと細かく刻んだものを用意し砂糖と水、ゼラチンと混ぜ、弱火で加熱する。その後冷やして固める。さっぱりとした酸っぱさが魅力。

部品: 飴に加工
沸騰したお湯で砂糖を溶かし、すりおろした魔力りんごも加える。とろみが出てきたらヘラで混ぜながら冷まし、触れるくらいになったら艶がでるまで手で良くのばす。柔らかいうちに形を整える。甘くておいしい。

部品: ソースに加工
様々な種類のソースにすりおろしの状態で混ぜ合わせるため、多様な味がある。ほんのりと輝いているので夜や野外で使うバーベキューソースが人気。

部品: ジュースに加工
酸っぱくて目が覚めるジュース。裏ごしした果肉はソースにリサイクルされる。砂糖や普通のりんごなどで味は調えられているがやっぱり酸っぱい。



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よろしくおねがいします!


[No.68] 2017/09/29(Fri) 23:04:04
魔力鉱石部門 修正版 (No.58への返信 / 4階層) - 冬樹 蒼

大部品: 魔力鉱石 RD:29 評価値:8
-部品: 魔力鉱石とは何か
-大部品: 魔硬石 RD:11 評価値:5
--部品: 魔硬石の概要
--大部品: 魔硬石の利用先 RD:4 評価値:3
---部品: アクセサリー
---部品: 粉末魔石
---部品: 地竜たちへの提供
---部品: 魔力施設の燃料
--部品: 魔硬石の輸送について
--部品: 魔硬石の使用方法
--大部品: 魔硬石関連の商品 RD:3 評価値:2
---部品: 毒々しい紫色のビン
---部品: 小さな布製の袋
---部品: 耐久性の高い色紐
--部品: 魔硬石の販売
-大部品: 魔力結晶 RD:5 評価値:3
--部品: 魔力結晶の特徴
--部品: 魔力結晶の使用方法
--部品: 魔力の再充填
--部品: 魔力結晶の輸送の仕方
--部品: 継続的使用による劣化
-部品: 詩歌藩国の魔力鉱石の加工地と管理について
-大部品: 詩歌藩国の魔力鉱石産出地 RD:11 評価値:5
--部品: 詩歌藩国の魔力炭鉱の所在地
--大部品: 詩歌藩国の魔力炭鉱の警備体制 RD:2 評価値:1
---部品: 詩歌藩国軍による周辺警戒
---部品: 地竜の協力による山岳地帯の警戒体制
--部品: 作業員の扱い
--大部品: 作業道具 RD:5 評価値:3
---部品: 鋼鉄製のツルハシ
---部品: 鋼鉄製のスコップ
---部品: 鉄製のトロッコとレール
---部品: 作業服一式
---部品: 坑道整備のための木材
--部品: 作業員の調査
--部品: 魔力炭鉱での採掘方法


部品: 魔力鉱石とは何か
魔力を含んだ鉱石・宝石の総称であり、種類によって色がついている。
内部に魔力が残っている状態ではほんのりと光っている。
残存魔力の量に比例して色が濃くなっていき、残り魔力が少ないと色が薄く光が小さくなってゆく。
一般的に色の濃いものほど高額で扱われる。

部品: 魔硬石の概要
魔力鉱石の中で最も産出量が多く、比較的安価。
優しげな橙色をしており、見た目での需要もそれなりにある。
小さく硬いため、宝石と同じように削り出しでの整形となる。
内部にある魔力が枯渇すると、通常の石になり魔力鉱石としての再利用はできない。

部品: アクセサリー
魔硬石の中でも市井に流されるものの一般的な加工方法は、アクセサリーにすることである。
アクセサリーとしての売れ行きは通常の宝石と比較しても中々のものであり、種類も指輪・ネックレス・耳飾り・額あてと需要に合わせて様々なものがある。
使い捨てとはいえ魔力を補充できるという性能と、綺麗な橙色が人気の理由である。

部品: 粉末魔石
魔硬石を粉末状になるまで砕き、小さなビンに詰めたもの。
通常の石から魔力を取り出すよりも効率を上げるために作成された。
軍では魔法を使用できる者にこれを配布している。
誤飲防止のために毒々しい紫色のビンに詰まっている。


部品: 地竜たちへの提供
産出した魔硬石の一部は、友好の品や協力の報酬として地竜たちへと提供される。
地竜たちにとっては魔力補給源でもありちょっとした贅沢なおやつでもあるようだ。

部品: 魔力施設の燃料
国が管理している魔硬石の多くは、魔力を使用して稼働する施設の燃料として消費される。
魔力に変換するための熱は主に石炭で生成する。
魔硬石はエネルギーの生成効率が高いため重宝される。

部品: 魔硬石の輸送について
魔硬石は産出量も多く衝撃にも強いため、大きな木製の箱に詰められて輸送される。
量が多く重さもあるため、輸送手段には馬車が選ばれることが多い。

部品: 魔硬石の使用方法
魔硬石は軽く持っているだけでは特に何も起こらない。
砕いても削っても特に魔力的な反応は起こさない。
人間の内部にある魔力、もしくは数百度の熱に反応し、魔力を放出する。
人間の内部魔力との反応の場合、布一枚でも間に挟まると反応は起こさない。
魔力の放出量は時間経過で比例的に増加していく。

部品: 毒々しい紫色のビン
見た目からして明らかに有害そうなものが中身だと思わせるビン。
実際には紫色と赤色と黒色を混ぜて作成された着色料を使用しているだけのため、害はない。
中身の誤飲誤食を防ぐ目的で製作・利用されている。

部品: 小さな布製の袋
世の中には様々な人が存在し、上半身裸を信条とするような人間もいる、かもしれない。
そんな人でも安心して魔硬石を身に着けることができるように製作されているもの。
この中に魔力鉱石を入れることでペンダントのようにぶら下げていても勝手に反応を起こすことはなくなる。

部品: 耐久性の高い色紐
アクセサリーをぶら下げるためや、袋の口紐などに使われる装飾用に色が付いた紐。
耐久性が高く日常的行動ではちぎれる心配がない。
濃い色の染色は簡単であるが、薄く綺麗な色に染色するのは職人の技が必要となるため、薄い色のものは人気が高い。

部品: 魔硬石の販売
産出された魔硬石の一部は国の財源にするために市場に流される。
その際の取引方法は競り方式を採用しており、量や質によって毎回値段と買う相手が変わってくる。

部品: 魔力結晶の特徴
高純度な魔力が宝石のように結晶化したもの。
青色か赤色の透き通った宝石のような見た目をしており、赤色は赤魔晶、青色は青魔晶と呼ばれる。
他の魔力鉱石よりも魔力の供給効率が高く、内蔵量が多い。
魔力の内蔵量は色の濃さと結晶の大きさに比例する。
内蔵魔力を使い切ると赤魔晶は白色に、青魔晶は黒色に変化する。
宝石としての価値も高いが、産出したもののほとんどが国の管理下に置かれるため、市場で見かけることは非常に稀である。

部品: 魔力結晶の使用方法
魔力結晶の使用方法は二種類存在する。
一つ目は赤魔晶と青魔晶を接触させる方法である。
接触させて反応を起こした場合、2つの内蔵量の多い魔力結晶から先に放出を開始し、2つとも同量となってからは同時に放出し始める。
2つの魔力結晶を離すと反応は停止する。
2つ目は特定の呪文によって励起させる方法である。
身体に触れた状態で特定の呪文を紡ぐと反応を開始し、魔力を放出し始める。


部品: 魔力の再充填
内蔵魔力を使い切った状態の魔力結晶は、ラズール湖の魔力水に長時間浸すことによって魔力を再充填することができる。


部品: 魔力結晶の輸送の仕方
魔力結晶はその特性上、無作為に集めて輸送するということはしてはならない。
赤魔晶と青魔晶をそれぞれ別の箱や袋に入れ、多くの場合は念のために輸送車両も分けられる。

部品: 継続的使用による劣化
魔力結晶は魔力を再充填することが可能であるが、再充填をするたびに最大充填量が微減少していく。
長らく使えるものではあるが、平時より使う場合の寿命はおよそ10年ほどと言われている。

部品: 詩歌藩国の魔力鉱石の加工地と管理について
炭鉱で産出された魔力鉱石のうちの大部分は王都に存在する国営加工工場へと送られる。
ここで加工された製品の全ては一旦国の管理している集積所へと馬車を利用して輸送される。
残りの少数は藩国の財源確保のために王都にて市場で売られている。

部品: 詩歌藩国の魔力炭鉱の所在地
詩歌藩国王都の北東にある山岳内部にて産出される。
山岳表面には存在せず深度50mを超えたあたりから分布している。


部品: 詩歌藩国軍による周辺警戒
魔力炭鉱がある山岳周辺には、王都側は陸軍が、海側は海軍が巡回することにより警戒網を構築している。
あくまで周辺から山岳に入ろうとする不審者への警戒部隊であり、山岳内部に入る部隊は極一部となっている。

部品: 地竜の協力による山岳地帯の警戒体制
魔力炭鉱のある山岳では、地竜の協力で警戒を行っている。
地竜は月明かりでも見渡すことのできる視力と優れた嗅覚と聴覚を持つため、警戒網を掻い潜っての侵入は不可能と言っていい。
協力してくれた地竜には国からの御礼として魔硬石がふるまわれるため、地竜にとってもこの仕事は高評価のようだ。

部品: 作業員の扱い
作業員は公務員として扱われる。
肉体的に重労働である代わりに給料と待遇が良いため、人気の職業の一つである。

部品: 鋼鉄製のツルハシ
鋼鉄から作られたツルハシ。
かなりの重量であるものの強固であり量産性にも優れているため、炭鉱での作業用として向いている。
魔力炭鉱に従事する作業員には作業用に無料で貸し出されている。

部品: 鋼鉄製のスコップ
鋼鉄で作られたスコップ。
炭鉱の土は硬いことも多く、消耗速度が速いため量産性の高い鋼鉄製が採用されている。
魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。

部品: 鉄製のトロッコとレール
作業中に邪魔となる石や砂、もしくは採掘した魔力鉱石を運搬するためのもの。
トロッコを動かすにはかなりの力とコツが必要。

部品: 作業服一式
作業服、作業用ゴーグル、頭部装着型のライト、防塵用のマスク、作業用グローブ。
全て破損しないように素材には良いものを使用しており、自費でそろえると中々の値段になる。
魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。

部品: 坑道整備のための木材
坑道が崩れるのを防止するために、坑道の補強材として使用される木材。
柔軟性が高く安価な木材が使用されており、坑道の途中ではこれを利用した休憩小屋なども作られている。

部品: 作業員の調査
作業員は採用される際に、身辺調査を受けることとなる。
軽度の犯罪歴は無視されるが、犯罪組織への関与に関しては重点的に捜査される。

部品: 魔力炭鉱での採掘方法
詩歌藩国の魔力炭鉱では、長壁式採掘法が採用されている。
20〜200m程度の間隔で飛行する2本の坑道を設け、その間の長い炭壁を切羽として一気に採掘する方法である。
地圧の軽減にはズリ等を詰めて対応している。
実収率が高いため、希少資源である魔力鉱石用の炭鉱に適していた。



[
{
"title": "魔力鉱石",
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"children": [
{
"title": "魔力鉱石とは何か",
"description": "魔力を含んだ鉱石・宝石の総称であり、種類によって色がついている。\n内部に魔力が残っている状態ではほんのりと光っている。\n残存魔力の量に比例して色が濃くなっていき、残り魔力が少ないと色が薄く光が小さくなってゆく。\n一般的に色の濃いものほど高額で扱われる。",
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},
{
"title": "魔硬石",
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"children": [
{
"title": "魔硬石の概要",
"description": "魔力鉱石の中で最も産出量が多く、比較的安価。\n優しげな橙色をしており、見た目での需要もそれなりにある。\n小さく硬いため、宝石と同じように削り出しでの整形となる。\n内部にある魔力が枯渇すると、通常の石になり魔力鉱石としての再利用はできない。",
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"localID": 3,
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},
{
"title": "魔硬石の利用先",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "アクセサリー",
"description": "魔硬石の中でも市井に流されるものの一般的な加工方法は、アクセサリーにすることである。\nアクセサリーとしての売れ行きは通常の宝石と比較しても中々のものであり、種類も指輪・ネックレス・耳飾り・額あてと需要に合わせて様々なものがある。\n使い捨てとはいえ魔力を補充できるという性能と、綺麗な橙色が人気の理由である。",
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},
{
"title": "粉末魔石",
"description": "魔硬石を粉末状になるまで砕き、小さなビンに詰めたもの。\n通常の石から魔力を取り出すよりも効率を上げるために作成された。\n軍では魔法を使用できる者にこれを配布している。\n誤飲防止のために毒々しい紫色のビンに詰まっている。\n",
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"localID": 6,
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},
{
"title": "地竜たちへの提供",
"description": "産出した魔硬石の一部は、友好の品や協力の報酬として地竜たちへと提供される。\n地竜たちにとっては魔力補給源でもありちょっとした贅沢なおやつでもあるようだ。",
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},
{
"title": "魔力施設の燃料",
"description": "国が管理している魔硬石の多くは、魔力を使用して稼働する施設の燃料として消費される。\n魔力に変換するための熱は主に石炭で生成する。\n魔硬石はエネルギーの生成効率が高いため重宝される。",
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"localID": 8
}
],
"localID": 4,
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},
{
"title": "魔硬石の輸送について",
"description": "魔硬石は産出量も多く衝撃にも強いため、大きな木製の箱に詰められて輸送される。\n量が多く重さもあるため、輸送手段には馬車が選ばれることが多い。",
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"localID": 9
},
{
"title": "魔硬石の使用方法",
"description": "魔硬石は軽く持っているだけでは特に何も起こらない。\n砕いても削っても特に魔力的な反応は起こさない。\n人間の内部にある魔力、もしくは数百度の熱に反応し、魔力を放出する。\n人間の内部魔力との反応の場合、布一枚でも間に挟まると反応は起こさない。\n魔力の放出量は時間経過で比例的に増加していく。",
"part_type": "part",
"localID": 10,
"expanded": true
},
{
"title": "魔硬石関連の商品",
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"children": [
{
"title": "毒々しい紫色のビン",
"description": "見た目からして明らかに有害そうなものが中身だと思わせるビン。\n実際には紫色と赤色と黒色を混ぜて作成された着色料を使用しているだけのため、害はない。\n中身の誤飲誤食を防ぐ目的で製作・利用されている。",
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"localID": 12
},
{
"title": "小さな布製の袋",
"description": "世の中には様々な人が存在し、上半身裸を信条とするような人間もいる、かもしれない。\nそんな人でも安心して魔硬石を身に着けることができるように製作されているもの。\nこの中に魔力鉱石を入れることでペンダントのようにぶら下げていても勝手に反応を起こすことはなくなる。",
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"localID": 13
},
{
"title": "耐久性の高い色紐",
"description": "アクセサリーをぶら下げるためや、袋の口紐などに使われる装飾用に色が付いた紐。\n耐久性が高く日常的行動ではちぎれる心配がない。\n濃い色の染色は簡単であるが、薄く綺麗な色に染色するのは職人の技が必要となるため、薄い色のものは人気が高い。",
"part_type": "part",
"localID": 14
}
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"localID": 11,
"expanded": true
},
{
"title": "魔硬石の販売",
"description": "産出された魔硬石の一部は国の財源にするために市場に流される。\nその際の取引方法は競り方式を採用しており、量や質によって毎回値段と買う相手が変わってくる。",
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"localID": 15
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"localID": 2,
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{
"title": "魔力結晶",
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"children": [
{
"title": "魔力結晶の特徴",
"description": "高純度な魔力が宝石のように結晶化したもの。\n青色か赤色の透き通った宝石のような見た目をしており、赤色は赤魔晶、青色は青魔晶と呼ばれる。\n他の魔力鉱石よりも魔力の供給効率が高く、内蔵量が多い。\n魔力の内蔵量は色の濃さと結晶の大きさに比例する。\n内蔵魔力を使い切ると赤魔晶は白色に、青魔晶は黒色に変化する。\n宝石としての価値も高いが、産出したもののほとんどが国の管理下に置かれるため、市場で見かけることは非常に稀である。",
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"localID": 17,
"expanded": true
},
{
"title": "魔力結晶の使用方法",
"description": "魔力結晶の使用方法は二種類存在する。\n一つ目は赤魔晶と青魔晶を接触させる方法である。\n接触させて反応を起こした場合、2つの内蔵量の多い魔力結晶から先に放出を開始し、2つとも同量となってからは同時に放出し始める。\n2つの魔力結晶を離すと反応は停止する。\n2つ目は特定の呪文によって励起させる方法である。\n身体に触れた状態で特定の呪文を紡ぐと反応を開始し、魔力を放出し始める。\n",
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"localID": 18,
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},
{
"title": "魔力の再充填",
"description": "内蔵魔力を使い切った状態の魔力結晶は、ラズール湖の魔力水に長時間浸すことによって魔力を再充填することができる。\n",
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"localID": 19,
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},
{
"title": "魔力結晶の輸送の仕方",
"description": "魔力結晶はその特性上、無作為に集めて輸送するということはしてはならない。\n赤魔晶と青魔晶をそれぞれ別の箱や袋に入れ、多くの場合は念のために輸送車両も分けられる。",
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{
"title": "継続的使用による劣化",
"description": "魔力結晶は魔力を再充填することが可能であるが、再充填をするたびに最大充填量が微減少していく。\n長らく使えるものではあるが、平時より使う場合の寿命はおよそ10年ほどと言われている。",
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}
],
"localID": 16,
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},
{
"title": "詩歌藩国の魔力鉱石の加工地と管理について",
"description": "炭鉱で産出された魔力鉱石のうちの大部分は王都に存在する国営加工工場へと送られる。\nここで加工された製品の全ては一旦国の管理している集積所へと馬車を利用して輸送される。\n残りの少数は藩国の財源確保のために王都にて市場で売られている。",
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"localID": 22,
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{
"title": "詩歌藩国の魔力鉱石産出地",
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{
"title": "詩歌藩国の魔力炭鉱の所在地",
"description": "詩歌藩国王都の北東にある山岳内部にて産出される。\n山岳表面には存在せず深度50mを超えたあたりから分布している。\n",
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"localID": 24,
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{
"title": "詩歌藩国の魔力炭鉱の警備体制",
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"title": "詩歌藩国軍による周辺警戒",
"description": "魔力炭鉱がある山岳周辺には、王都側は陸軍が、海側は海軍が巡回することにより警戒網を構築している。\nあくまで周辺から山岳に入ろうとする不審者への警戒部隊であり、山岳内部に入る部隊は極一部となっている。",
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"localID": 26
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{
"title": "地竜の協力による山岳地帯の警戒体制",
"description": "魔力炭鉱のある山岳では、地竜の協力で警戒を行っている。\n地竜は月明かりでも見渡すことのできる視力と優れた嗅覚と聴覚を持つため、警戒網を掻い潜っての侵入は不可能と言っていい。\n協力してくれた地竜には国からの御礼として魔硬石がふるまわれるため、地竜にとってもこの仕事は高評価のようだ。",
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"localID": 25,
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},
{
"title": "作業員の扱い",
"description": "作業員は公務員として扱われる。\n肉体的に重労働である代わりに給料と待遇が良いため、人気の職業の一つである。",
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},
{
"title": "作業道具",
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"children": [
{
"title": "鋼鉄製のツルハシ",
"description": "鋼鉄から作られたツルハシ。\nかなりの重量であるものの強固であり量産性にも優れているため、炭鉱での作業用として向いている。\n魔力炭鉱に従事する作業員には作業用に無料で貸し出されている。",
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"description": "鋼鉄で作られたスコップ。\n炭鉱の土は硬いことも多く、消耗速度が速いため量産性の高い鋼鉄製が採用されている。\n魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。",
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{
"title": "鉄製のトロッコとレール",
"description": "作業中に邪魔となる石や砂、もしくは採掘した魔力鉱石を運搬するためのもの。\nトロッコを動かすにはかなりの力とコツが必要。",
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"localID": 32
},
{
"title": "作業服一式",
"description": "作業服、作業用ゴーグル、頭部装着型のライト、防塵用のマスク、作業用グローブ。\n全て破損しないように素材には良いものを使用しており、自費でそろえると中々の値段になる。\n魔力炭鉱の作業員には無料で貸し出される。",
"part_type": "part",
"localID": 33
},
{
"title": "坑道整備のための木材",
"description": "坑道が崩れるのを防止するために、坑道の補強材として使用される木材。\n柔軟性が高く安価な木材が使用されており、坑道の途中ではこれを利用した休憩小屋なども作られている。",
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"localID": 34
}
],
"localID": 29,
"expanded": true
},
{
"title": "作業員の調査",
"description": "作業員は採用される際に、身辺調査を受けることとなる。\n軽度の犯罪歴は無視されるが、犯罪組織への関与に関しては重点的に捜査される。",
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"localID": 35
},
{
"title": "魔力炭鉱での採掘方法",
"description": "詩歌藩国の魔力炭鉱では、長壁式採掘法が採用されている。\n20〜200m程度の間隔で飛行する2本の坑道を設け、その間の長い炭壁を切羽として一気に採掘する方法である。\n地圧の軽減にはズリ等を詰めて対応している。\n実収率が高いため、希少資源である魔力鉱石用の炭鉱に適していた。",
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"localID": 36
}
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"localID": 23,
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}
],
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"localID": 0
}
]


[No.69] 2017/09/30(Sat) 13:45:26
JSON書式 (No.65への返信 / 2階層) - 竜宮・司@詩歌藩国

[
{
"title": "ドメーヌ:ジィヴルクシェ(魔力アイスワイン製造地域)",
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"children": [
{
"title": "ドメーヌ:ジィヴルクシェ",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの概説",
"part_type": "part",
"description": "ドメーヌとはブドウを栽培してワインを作る場所のことであり、またこれがある場所の地名でもある。ジィヴルクシェは詩歌藩国が誇る魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作るのに適したブドウである『ドゥーセルクル』を栽培するブドウ畑や、これを使ったワインのジィヴルクシェを作るワイナリーなどがある場所の名前である。",
"localID": 2
},
{
"title": "ドメーヌの経営体制",
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"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を始めとしてここで作ったものの大半が詩歌藩国の魔力生産資源集積所に販売し輸送される。その収益で経営を行っている実質的には国営の企業であり、個人や一般企業の企業買収などは受けない。",
"localID": 3
},
{
"title": "藩国の南部にあるドメーヌ",
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"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェは詩歌藩国の南部にある、広大で緩やかな丘陵地帯が広がる特定の地域の名称である。同じ南部にはマジックウォーターを生産するラズール湖があるが、人の足では移動するのは難しいほどには離れている。北には山岳地帯があり、南にラズール湖、その中間にドメーヌ:ジィヴルクシェという立地である。",
"localID": 4
},
{
"title": "名前の意味",
"part_type": "part",
"description": "ジィヴルクシェとは氷花が眠るという意味である。一年の大半が雪に覆われているこの地方ではブドウの木につく氷花が眠っているようにずっと枝についているためそう呼ばれるようになったとも、氷花がついたブドウを収穫してその果汁を寝かしてワインを作ることからそう呼ばれるようになったとも言われている。地域がこの名前で呼ばれるようになったのは、近代になりこの地でワインの再製造が行われるようになってからである。",
"localID": 5
},
{
"title": "自然の警備、そして人的警備体制",
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"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの広大な地区にある施設はブドウ畑とワイナリーだけであり、この畑/ワイナリーの近々にあるのは、この施設に勤めるほぼ全ての人々が暮らすネジュネジュ村だけである。一年の大半が冬期であり雪が降り積もる地形は天然の要塞……とまでは言わないまでも盗みを働こうとする部外者や野生動物の侵入を制限しており、村や施設に不信な人物がくればすぐに分る。しかし夏期は短いながらもあり、またこの施設は国にとって重要な施設であるので、なんらかの危険な事態に供えて警備員を駐在させ畑とワイナリーの警備にあたらせている。",
"localID": 6
},
{
"title": "警備員は藩国の審査を受けている",
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"description": "畑とワイナリーを警備する警備員になる者は詩歌藩国により能力や経歴などの審査を受けている。こうして能力に不安がある者や、思想的に危険な人物、また犯罪を起こしそうな人物が警備員になることを極力避けている。",
"localID": 7
},
{
"title": "従業員の傾向",
"part_type": "part",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造する畑&ワイナリーで働く人間のほぼすべてがネジュネジュ村の村人である。国にとって重要な施設であるので給与は高く生活は安定している。また過去に存在した宗教的コミュニティとネジュネジュ村の歴史的な繋がりにより、魔力アイスワイン作りは精神的にも重要な行為となっているので従業員は誇り持ちこの職務に取り組み、精神的にも満足をしている傾向にある。",
"localID": 8
},
{
"title": "ブドウ畑",
"part_type": "part",
"description": "『ジィヴルクシェ』を作るブドウの『ドゥーセルクル』を栽培する畑。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作るワインであり、このブドウの栽培に適したテロワールを持っている。",
"localID": 9
}
],
"expanded": true,
"localID": 1
},
{
"title": "ワイナリー",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ワイナリーの概説",
"part_type": "part",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェにあるドゥーセルクル畑がある丘の麓付近に建造したワイナリー。畑で収穫したドゥーセルクルを使い魔力アイスワインの『ジィヴルクシェ』をここで生産する。石と木材で出来た強固な建物で、冬期に降り積もる雪に押しつぶされることはない。丘の麓にある村から徒歩で15分ほどの場所にある。大きく分けて地上の製造施設と地下の貯蔵施設に分れる。また別棟でグラッパを作る小型の蒸留所があり、その他には事務や備品倉庫や従業員の休憩所と警備室を置く建物がある。",
"localID": 11
},
{
"title": "製造施設",
"part_type": "part",
"description": "ワイナリーの地上部分を占めるワイン製造施設。収穫したドゥーセルクルをワインにする施設。その後ワインを貯蔵/熟成施設に運び熟成し、再びこの施設にワインを運び瓶詰めをすることで魔力アイスワインは完成品になる。",
"localID": 12
},
{
"title": "貯蔵&熟成施設",
"part_type": "part",
"description": "ワイナリーの地下部分を占めるワイン貯蔵と熟成の施設。製造施設で搾った果汁を樽詰めしてここで熟成/貯蔵させる他、澱を取り除く作業も行う施設である。",
"localID": 13
},
{
"title": "小さな蒸留所",
"part_type": "part",
"description": "製造施設の横に建設した建物。ここは魔力アイスワインで余ったブドウの皮と種と果汁を発酵/蒸留して魔力グラッパを作る施設である。この施設には小型ながらもちゃんとした蒸留器が設置されている。",
"localID": 14
},
{
"title": "施設横の別棟",
"part_type": "part",
"description": "製造施設とは別棟で立てられた建物、ここには事務や備品倉庫などのワイン作りに必要な施設や従業員の休憩所や、警備室が供えられている。またここにはネジュネジュ村から生活用水を敷いてあり、そのため従業員は魔力を含んだ水を不必要に飲まなくてもよくなっている。",
"localID": 15
},
{
"title": "建物のデザイン",
"part_type": "part",
"description": "建物は石造りの丈夫な設計になっている。その為防寒性にすぐれており、ワインの製造に適した温度が保たれている。また出入り口である大きな扉の他に開閉可能な小窓も多くあるので、これを開閉することで夏期などには室温の調整も出来る。",
"localID": 16
},
{
"title": "清掃が行き届いている",
"part_type": "part",
"description": "従業員が行う業務にはワインを製造するだけ無く、施設や設備の清掃も含まれている。これは食品を製造する施設として衛生を保つことは極めて重要だからである。もちろんワイン製造に関わる時間帯と施設/設備清掃の日程や時間は分けており、ワインを清掃している横で埃が舞うようなことはない。",
"localID": 17
},
{
"title": "ワイン製造の設備",
"part_type": "part",
"description": "魔力アイスワインのジィヴルクシェは主に手作業で製造されるので設備も近代的なものではない。のだがワイン作りの伝統的な道具を使用しており、古風なものながらも信頼と伝統があるものなので久しく製造効率が落ちたり、衛生が悪いわけではない。",
"localID": 18
},
{
"title": "適切な温度管理",
"part_type": "part",
"description": "地下にある貯蔵&熟成施設の室温はワイン熟成に適したものから変動し難い、その理由はもちろん地中の温度が一定だからである。また地上部分の製造施設には開閉可能な小窓が多く付いているため、これを使って室温の調整が出来る。また冬期では建物の元来の丈夫さと、そこに降り積もる雪の保温効果の影響で室温が著しく下がることもない。場合によっては暖房も入れる。",
"localID": 19
}
],
"expanded": true,
"localID": 10
},
{
"title": "ブドウ畑の蛇神の寺院",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ブドウ畑の蛇神の寺院の概説",
"part_type": "part",
"description": "ブドウ畑を一面見下ろすように丘の上にに建っている寺院。ここにはそもそも大昔の蛇神の寺院が建っており、それを発見し修復したもの。質素な石造りの建物で、内壁は白く塗られている。礼拝用の椅子と、ご神体(と思われる)岩だけが置かれている。その質素さから白の寺院とも呼ばれている。この寺院の存在がブドウが魔力を帯びることに影響していると言う者もいる。",
"localID": 21
},
{
"title": "朽ち果てた寺院と住居",
"part_type": "part",
"description": "昔、ドメーヌ:ジィヴルクシェがまだそう呼ばれる前、この周辺には蛇神を信仰する者たち集まり宗教的なコミュニティを形成し、寺院と住居を建て暮らし始めた。そしてここを信仰と生活の場にしてきた。そのコミュニティもとうの昔になくなりいまには朽ち果てた寺院と住居だけが残された。このコミュニティに属する人々が魔力アイスワインであるジィヴルクシェの始めの生産者である。",
"localID": 22
},
{
"title": "栽培の再開と寺院の発見",
"part_type": "part",
"description": "ドゥーセルクルを使ったワインであるジィヴルクシェの生産を再開するにあたり、様々な文献をあたることでこの朽ち果てた寺院と住居の存在が判明し、この地で発見した。それと共にこの地域が魔力アイスワイン向けのブドウ栽培に適した環境であることが判明する。",
"localID": 23
},
{
"title": "寺院の復元と修復",
"part_type": "part",
"description": "畑やワイナリーの建設に伴い、この寺院も修復されることになった。文献をあたり出来る限り当時の雰囲気を再現している。質素な石作りの建物で、なかには椅子とご神体しか置いていない。",
"localID": 24
},
{
"title": "石が祈りの対象",
"part_type": "part",
"description": "朽ち果てた寺院に残されていた岩。岩の形は巨大な三角形。文献から得た断片的な知識によれば、これが当時のこの寺院のご神体だったようである。このコミュニティが存在した時代の技術では、また貧しかったコミュニティでは岩を細かく加工する技術を持たなかったからこのような岩をご神体としていたという説と、この岩自体がとぐろを巻く巨大な蛇を表したものであるという説がある。どちらにせよ、当時の信仰観を大切にして、現在でもこの寺院のご神体として祀っている。",
"localID": 25
},
{
"title": "祈り、奉納祭",
"part_type": "part",
"description": "ブドウを作り始める時期になると毎年従業員一同で豊作と従業員の健康と安全を願う祈祷を行う。またワインが完成した時期にはその新酒をこの寺院/蛇神に納める奉納祭を催す。普段は静かなドメーヌ:ジィヴルクシェもこの時は賑やかになり、地元の音楽家やプロの楽団、国立音楽院の学生が招かれて、蛇神への感謝とワイン仕込の終了を祝って歌えや踊れやの騒ぎになる。",
"localID": 26
}
],
"expanded": true,
"localID": 20
},
{
"title": "ネジュネジュ村",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ネジュネジュ村の概説",
"part_type": "part",
"description": "ネジュネジュ村はドメーヌ:ジィヴルクシェにある村。ワイナリーから徒歩で15分ほどのところにある。この村は元々は小さく、位置もワイナリーからもう少し離れた所にあったのだが、ワイン製造の再開が与えた経済的な影響により人口が増加し規模が大きくなり、そのことで村の範囲も広くなった。",
"localID": 28
},
{
"title": "石造りの民家が並ぶ",
"part_type": "part",
"description": "ネジュネジュ村の建物は降り積もる雪にも負けない頑丈な石造りのものが大半であり、この様式はワイナリーの設計にも大きな影響を与えた。",
"localID": 29
},
{
"title": "村の中央にある蛇神の寺院",
"part_type": "part",
"description": "村の中央にある寺院。この村が作られた最初期からあるとみられる建物。民家よりも少しだけ大きい。信奉しているのは蛇神であり、伝統的に村人のほぼ全てがこの神を信仰している。長年、村人の祈りや憩いの場であったのが、ある夜のこと、轟音と共に寺院の床の一部が崩れさり地下にある書物庫が発見された。この発見が村の状態を変えることになる。",
"localID": 30
},
{
"title": "この村は小さな自治体だった",
"part_type": "part",
"description": "ネジュネジュ村はもとは村人が主に狩猟や夏期の間に僅かに行う農業をして暮らす小さな自治体だった。いわゆる田舎であり自然豊かな詩歌藩国のなかでも一際はそれが際立つ場所だった。外からやってくる者といえば、狩猟で採れたジビエを求める料理人や、都会から本物の自然を求めてやってくる僅かな観光客だけだった。",
"localID": 31
},
{
"title": "ワイン製造方法と生産地の再発見",
"part_type": "part",
"description": "魔力アイスワインが過去に詩歌藩国のどこかで作られていたことは既存の事実であったが、長年その製造方法も製造する場所も不明であった。しかしネジュネジュ村の中央にある蛇神の寺院の床が崩れた際に発見された書物庫にあった古い文献から、ワインの製造方法とそれに適した場所が判明する。奇しくもこの数年間はネジュネジュ村の村人が行う狩猟の収穫量がめっきり減っていた時であり、村は貧困な時代であった。そのためなのか村の長老は後にこう語っている。この出来事は困った村人を助けるために蛇神が施した奇蹟である。と。",
"localID": 32
},
{
"title": "ワインの製造再開で発展する",
"part_type": "part",
"description": "見つかった文献から、過去、魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造していたのがこの村の付近にある丘であったことが判明し、それと共に丘の上にある蛇神を祀る古い寺院も発見した。そこでは古来、蛇神を信仰する宗教的コミュニティが暮らしており、この人々が食料のためにまた宗教的な理由によりジィヴルクシェを製造してい最初の人々であることが分った。またそもそも当時において同地がジィヴルクシェという名で呼ばれていたことが分かった。これらと同時に判明した魔力アイスワインジィヴルクシェの製造方法をもとに国の多大な援助もありワイン製造を再開した。魔力資源は詩歌藩国にとって生命線である。このことが村を大きく発展させた。",
"localID": 33
},
{
"title": "繋がった歴史",
"part_type": "part",
"description": "文献の調査から、ネジュネジュ村で暮らす人々は、丘の上の古びた寺院を中心に生活していた信仰的なコミィニティの子孫であることがわかった。隠された書物庫に関しても様々な学者が色々な説を掲げている。ワイン製造方法は重要な秘密でありそれを隠したというものや、なんらかの理由によりワインを製造出来なくなりその理由が解決するのを後世に託しそのために文献を保存していた、というものまで様々である。ともかく丘の上で暮らしていた人々はもう居ないが、丘の麓で暮す人々に血と文化が引き継がれていたことが判明した。",
"localID": 34
},
{
"title": "現在、ワイナリーで働く村人",
"part_type": "part",
"description": "そして現在、ワイナリーの存在が村を経済的/人口的に発展させた。ワイナリーで働く人々の大半がネジュネジュ村の村民である。生活の糧のためであるのはもちろんなのだが、古来、丘の上の寺院を中心にワインを作りながら生活していた宗教的コミュニティと、現在、村で暮す人々のミッシングリングが繋がったことでワインを作ることは信仰的あるいは伝統的/精神的にも非常に意味のある行為になった。その為、村人はこの仕事に精を出し、精神的に満足した生活を送っている。また重労働であることに加えて魔力アイスワインの製造は国を挙げての事業であるので、給与も高い。",
"localID": 35
},
{
"title": "村のこれからの課題",
"part_type": "part",
"description": "もとは小さな村だったここも発展し現代的になってきており、ワイナリーでの職を求めて移住する者もやってきた。伝統と革新、村の内と外の融和はそうそう簡単なものではなく今後の課題だが、現在は蛇神への信仰とブドウ畑/ワイナリーの存在がさまざまな村人を結びつけ、村は穏やかな日常を送っている。",
"localID": 36
},
{
"title": "民謡『氷花摘み』",
"part_type": "part",
"description": "村に伝わる民謡、数え唄。ネジュネジュ村に代々伝わる歌でこの村に産まれた者ならば父母に教えられ幼少のころには歌えるようになっている。内容は「氷の花を1つ積み、冠にして送りましょう……」というもの。ワインに関する文献の発見と調査によりこの歌は、丘の上の寺院とその周辺で暮らしていた宗教的コミュニティに属する人々がブドウの実を収穫する際に歌っていた労働歌のようなものであることが判明した。再び現代ではブドウの実を手づかみで収穫する際に歌われている。詩歌藩国の歌が魔法であることはよくあることだが、ある研究者によると、この一見何の効力がなさそうな歌も、ブドウが魔力を帯びること、またはブドウが魔力を保つことに対してのみの効力があるかもしれない、とのこと。",
"localID": 37
},
{
"title": "畑との水源の違い",
"part_type": "part",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの畑の水源はラズール湖を同じくしており魔力を含んだものだが、そこからわずかに離れたネジュネジュ村の生活用水などの水源は違うものであることが判明している。この水には魔力が含まれてはいないのだ。ある研究者は、このことが丘の上の宗教的コミュニティが消えネジュネジュ村が出来た理由だという説を掲げている。",
"localID": 38
}
],
"expanded": true,
"localID": 27
},
{
"title": "詩歌の魔力ワイン『ジィヴルクシェ』",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の概説",
"part_type": "part",
"description": "魔力を内包したアイスワイン。これを飲んだり注ぐことで人や機会に魔力を補充できる。また専用の設備を使えばワインから魔力を抽出することもできる。",
"localID": 40
},
{
"title": "味は甘い",
"part_type": "part",
"description": "濃厚で甘い味をしている。一般的に魔力入りの飲食料は不味いことで知られているが、果実の中で糖分と水分と魔力が奇蹟のバランスで合わさった魔力アイスワインのジィヴルクシェは甘くとても美味なワインになっている。",
"localID": 41
},
{
"title": "美しい色",
"part_type": "part",
"description": "皮と種を使わない魔力アイスワインのジィヴルクシェは白ワインの範疇にはいるワインであり、透き通った美しいベージュ色をしている。それも魔力の影響で彩度や明度などが揺れ動き移ろう、光にかざすとそれを良く確認できる。",
"localID": 42
},
{
"title": "凍りにくい液体",
"part_type": "part",
"description": "ワインはアルコール飲料であるため氷点下でも凍り難い。更に糖度がとても高いドゥーセルクルの果汁を使用して作る魔力アイスワインのジィヴルクシェは概ね一般的なワインの1.5倍ほどのアルコール度数を持っているため、よりいっそう凍りにくい。故に寒冷地でも魔力を補給出来る飲料として重宝されている。",
"localID": 43
},
{
"title": "ボトルとエチケットと注意書き",
"part_type": "part",
"description": "ボトルは一般的ななで肩のものを使用している。エチケットには黒を基調とした禍々しい抽象的な絵が描かれている。これはこのボトルの中身が魔力入りのワインであることを如実に表すためであるのだが、ある種の者の心をくすぐるのか意匠とは別に受け入れられている。そのためエチケットを始めとして大きな文字でこれが魔力入りのワインであることがボトルの至る所に書いてあり、普通のワインと間違えてこの魔力入りアイスワインを飲むことを防いでいる。",
"localID": 44
},
{
"title": "氷花が寝るという名前",
"part_type": "part",
"description": "このワインの命名はブドウ畑のある地域の名前からとっている。ジィヴルは氷花の意味であり、クシェは眠るという意味である。その由来に関しては文献により異なる記述がある。宗教的なコミュニディでこのワインを作っていた時代に、ブドウの樹に氷花が掛かかりそれが一向に溶けない風景を見てそう呼ばれるようになったとも、氷花が掛かるブドウを収穫してそれを寝かして(熟成させて)ワインを作るからこう呼ばれるになったとも書かれている。ともかく文献が見つかるまでこの地域は特に名前の無い場所であった。ワイン製造を再開するにあたり、丘の周囲を改めて命名して、ワインにも同地の名前が付けられたのであった。ドメーヌ:ジィヴルクシェである",
"localID": 45
},
{
"title": " ワインの製造史",
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"children": [
{
"title": "魔力アイスワインの伝承",
"part_type": "part",
"description": "詩歌藩国には近年まで魔力アイスワインは製造されていなかった。しかし過去にはそういったものがあったという伝承は確かに残されており、その再現を試みる者も居たのだが、上手く行った事例は一つもなかった。そのような中でついに復活した魔力アイスワインがドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にある畑で採れたブドウを使う『ジィヴルクシェ』である。",
"localID": 47
},
{
"title": "宗教的コミュニティのワイン製造",
"part_type": "part",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にいつ頃から蛇神を信仰する宗教的なコミュニティが住み始めたのかは定かではない。わかっているのはこの人々が大昔に丘の上に寺院を建てその周辺に住み始めて、この丘で魔力アイスワインを製造し始めたことである。",
"localID": 48
},
{
"title": "ワイン製造を開始した理由とは?",
"part_type": "part",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘の上で暮らす宗教的なコミュニティがワインを作り出した理由についても研究者によりさまざまな見解があり、この人々は閉鎖的な宗教コミュニティに属する人々であり故に世俗からは馴れたこの地を住居と決めた、その暮らしの中で食料の確保のために苦労の末ワインを製造するに至ったという者もいれば、この集団はそもそも(魔力)酒造者のコミュニティでありなんらかの理由でワインを製造する地を求めて旅をしてそのなかでドメーヌ:ジィヴルクシェに居を構えたのではないか、蛇神への信仰は信仰そのものというよりも、ワイン作りの無事と成功を祈るために付随しているものではないのか、という説もある。前者の説はネジュネジュ村で見つかった文献に拠っており、後者の説はこの魔力アイスワインをコミュニティ外部の人間が飲んだ記録が残っており(これにより、現在まで魔力アイスワインの伝説が詩歌藩国に残っていた)そこからこのコミュニティは魔力アイスワインを外部に販売していたと推測されていることに拠っている。のだがどちらの説もこれを明確に裏付けるものではない。",
"localID": 49
},
{
"title": "途絶えたワイン作り",
"part_type": "part",
"description": "しかしこのコミュニティは歴史から姿を消し、今では魔力アイスワインが過去にはあったという伝承が残るだけであった。この人々がいつどのような理由により消えたのかは分っていない。しかしネジュネジュ村の寺院から見つかった文献を調査したことで、この村はあのコミュニティの人々を先祖に持つ人々であることが判明した。しかし魔力アイスワイン作りに関する諸々のこと、とくにその畑の場所さえも村の人々から忘れ去れるほどに断絶している理由など、謎な点はまだまだ多い。",
"localID": 50
},
{
"title": "文献の発見",
"part_type": "part",
"description": "この伝承をもとに魔力アイスワインの再現を試みる者もいたが上手く行ったことは1つもなかった。嗜好品的な興味の他に、魔力は詩歌藩国の生命線であり、冷寒地でも凍らず、保存も効き、魔力を濃縮出来る魔力アイスワインの製造は実用的な意味でも期待が大きかった。そんななかで丘の麓から少しのところにあるネジュネジュ村の寺院から発見された書物により、その製造方法や製造に適した場所が判明する。それこそがネジュネジュ村の先にある緩やかな広大な丘陵地帯であり、丘の上には過去に魔力アイスワインを作り始めた人々が作った寺院と暮らしてた住居のあとを、幾重にも積み重なった蔦と降り積もった雪の下から発見した。",
"localID": 51
},
{
"title": "ブドウ畑の復元、整地、土壌の復活",
"part_type": "part",
"description": "文献に残されていた記録からこの丘陵地帯をドメーヌ:ジィヴルクシェと名付けて、国の資金的/人的な援助により魔力アイスワインの再開プロジェクトを開始した。まず始めにしたことは畑を作るべく荒れ放題である丘の一部を整地することでありその土壌を整えることだった。これにはネジュネジュ村の人が大いに協力した。魔力アイスワインの製造を開始したら、村の人々を多く雇うことを約束していたのだった。またこれらと共に魔力アイスワイン製造施設を建造した。",
"localID": 52
},
{
"title": "苗木を植える",
"part_type": "part",
"description": "整地を終えた丘にブドウの苗木を植える。文献には魔力アイスワイン製造に使うブドウのことも書かれてはいたがそこには具体的な品種名などはなかった。そこで現在採取可能で文献に書かれていたブドウの特徴の近いもの集め畑に植え育ててどれが適切な品種なのかを見極めることとなった。そしてもっと適した品種は意外なことにドゥーセルクルという品種であることは判明する。これは詩歌藩国によく見られる品種だが、ワイン製造には向かないと言われているものである。これを植えることに半信半疑の者もいたが、苗木を植えてから4年目になるとその枝に実る実が魔力アイスワインを作れる状態になり、これには村人も大喜びした。そしてこの品種一本で魔力アイスワインを製造することに決まった。",
"localID": 53
},
{
"title": "そして製造へ……",
"part_type": "part",
"description": "文献に書かれている製造方法をもとに魔力アイスワインの製造を開始した。製造開始1年目の時点で品質的に問題の無いものが出来これは大騒動になった。その後は現代的なワインの製造技術も取入れ品質を上げていき、増産体制を整えて行き今に至る。",
"localID": 54
}
],
"expanded": true,
"localID": 46
},
{
"title": "ドゥーセルクル",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ドゥーセルクルの概説",
"part_type": "part",
"description": "ドゥーセルクルは魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の原材料のブドウの品種である。皮の色は綺麗なものでは純白になる。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作られている。詩歌藩国ではありふれた品種だが、その特徴からワイン作りや食用には不向きとされていた。その特徴こそが魔力アイスワインを製造する場合は利点となる。",
"localID": 56
},
{
"title": "甘い、丸いという名前",
"part_type": "part",
"description": "ドゥーセルクルのドゥーは甘い、セルクルは円という意味である。その名の通り糖度が非常に高く甘い品種なのだが、その時期もわずかな期間だけである。円という意味が名前に付いているのは成長しきると通常のブドウよりも巨大(5cmほど)になるその実が印象的だからである。",
"localID": 57
},
{
"title": "成長速度の速い品種",
"part_type": "part",
"description": "ドゥーセルクルは非常に成長の早い品種で、一,二ヶ月ほどの詩歌藩国の夏期の日光で一般的なブドウの実と同じ大きさになる、それどころか冬期の僅かの晴れの日にも成長を続ける。",
"localID": 58
},
{
"title": "丈夫な樹木",
"part_type": "part",
"description": "成長の早い実を支えるためなのか、この品種の樹木は非常に丈夫で暑さ寒さにとても強く丈夫で太い。それゆえなのか岩山などでも自生しているものを見かけることがある。",
"localID": 59
},
{
"title": "水分を溜め込む実",
"part_type": "part",
"description": "ドゥーセルクルの実は水分を溜め込み易い。このブドウが一番おいしいとされている時期である夏期にもこの実は他のブドウと比べて瑞々しさを持つのだが、成長するごとに更に水分を貯めこむ。",
"localID": 60
},
{
"title": "甘い時期は僅かだけ",
"part_type": "part",
"description": "夏期を迎え成長する実はとても甘くあり、この品種の名前の由来ともなっている。のだが夏期を越すと実が巨大化し最終的には一つの実が5cmほどにもなる。成長に従い徐々に甘みは無くなり渋みが増していく。成長しきる頃には渋過ぎてとても食べ難くなり皮も硬くなり食用には適さなくなる。皮の中の実はまるで色付きの渋い水のようになっている。これは成長に際して自らの糖分を使用しているためと考えられている。",
"localID": 61
},
{
"title": "甘い美味しい皮薄い",
"part_type": "part",
"description": "夏期を終えるころのドゥーセルクルの実はとても甘く絶品なのだが、反面皮がとても薄く扱いには苦労する。故にこれを摘んで商売にしようとする場合は、収穫作業も慎重を要する手作業が必要であり、輸送にもコストが掛かるため商売としては成り立たない。故に夏期の実を食べることが出来るのはこれを栽培する者のみであり、わざわざ自分が食べるためだけにこれを育てる者は、ごく一部の好事家を除いていない。",
"localID": 62
},
{
"title": "成長、巨大化と落下",
"part_type": "part",
"description": "成長するごとに巨大化し最終的には一粒5cmにもなるドゥーセルクルの実は、その途中で一部の房がそのごと地面に落下していく。自らの重みに耐えれらなくなったのだ。研究者はこの現象を、実を大きく成長させるために必要な栄養を一本の木ですべてに房の分を補うのは不可能なので間引きを起こしているとみたり、自然の状態では山に生育していることの多いドゥーセルクルはこうすることで実を山の麓まで転がし生育地を広めているのだろうとみている。",
"localID": 63
},
{
"title": "雪の降り積もる地域での栽培",
"part_type": "part",
"description": "ドゥーセルクルの特徴は、日光が毎日の様にあたる夏期が一、二ヶ月しかなくあとは雪は降り積もる天候の地域で栽培することで発露しなくなる。というのも夏期の終わりで糖分を大量に含んだ実は、続く陽射しの差さない雪の降り積もる冬期で成長をやめて巨大化をしなくなる。そうすることで通常ならば自らの成長に使用する糖分を実に大量に含んだままで、水分を内蔵し続ける。ドメーヌ:ジィヴルクシェの地下から土壌に染込む水分には魔力が含めれておりそれを実が溜め込むのだ。また巨大化を防ぐことで地面に房ごと落下することもなくなるので実の数も多く収穫出来る。",
"localID": 64
},
{
"title": "実の氷結",
"part_type": "part",
"description": "実が含む大量の糖分が水分を大量に含む実の凍結を阻止する。非常に糖分の高い実は雪が降り積もるドメーヌ:ジィヴルクシェの冬にも負けないのだ。だが完璧に凍らないというわけではなく、冬が深まるごとに実の一部は凍結していく。その際に糖分と共に魔力と果汁が凍結していない部分に移動し濃縮されていく。そして多くの魔力と糖分と果汁を含んだ実が誕生し、これを収穫して魔力アイスワインのジィヴルクシェを作るのである。これは自然と先駆者の知恵が産んだ奇蹟のバランスとしか言いようが無い。",
"localID": 65
}
],
"expanded": true,
"localID": 55
},
{
"title": "テロワール",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "テロワールの概説",
"part_type": "part",
"description": "テロワールとは環境のことであり農作物の品質や大きな影響を与える。『ドゥーセルクル』を栽培するワイン畑、『ジィヴルクシェ』を製造するドメーヌ:ジィヴルクシェはこれらを作るに適した環境=テロワールを持っている。",
"localID": 67
},
{
"title": "魔力アイスワインの製造に適した水源 ",
"part_type": "part",
"description": "マジックウォーターを生産するラズール湖と水源を同じくしており、地下の魔力溜まりを通ったこの水はドゥーセルクルを栽培する畑の土に染込んでいるため、このブドウが魔力を溜め込むことが出来る。",
"localID": 68
},
{
"title": "開けた緩やかな丘",
"part_type": "part",
"description": "開けた緩やかな丘にブドウ畑がならんでいる。栽培しているブドウがドゥーセルクルなので陽射しはあまり必要とせず、丘の標高はあまり高くなく、風通しを良くしている。",
"localID": 69
},
{
"title": "雪による大地への保温効果",
"part_type": "part",
"description": "水が染込む土は氷結し易いのだが、1年の大半が地上を雪で覆われている畑はそのことによりむしろ土の氷結や土壌の隆起を免れている。積った雪の保温効果により土が凍らないからである。故にブドウ樹の根も凍らず傷つかず、健康状態が保たれている。",
"localID": 70
},
{
"title": "日照、短い夏",
"part_type": "part",
"description": "詩歌藩国の夏は短く、ドメーヌ:ジィヴルクシェのブドウ畑の雪が解け大地が露出し、陽射しが当るのも1〜2ヶ月のあいだだけであり、それは一般的なブドウ栽培にとってはあまりにも不適切な日照時間だが、成長が極めて早く巨大化しやすいドゥーセルクルを魔力アイスワインにする場合の栽培にはとても適している",
"localID": 71
},
{
"title": "雪、長い冬",
"part_type": "part",
"description": "冬が長い詩歌藩国の中でも、ドメーヌ:ジィヴルクシェの冬期は長く、冬期には晴れの日が一日も無い年も多い。長い長い冬はブドウを凍らし、ドゥーセルクルという品種を魔力ワイスワインに適したブドウに成長させる。また地上に積り溶けない雪は土の温度を一定に保ち、根の健康を保つ。そしてこの寒さが菌や虫の繁殖を防ぎ病気や虫害を防ぐとともに、動物がブドウを食い荒らすことも防いでいる。",
"localID": 72
},
{
"title": "北の山岳地帯から吹き付ける風",
"part_type": "part",
"description": "北の山岳地帯から吹き付ける風の影響で、冬期はこの地域を冷やしブドウを凍らし土壌に積る雪を維持する。夏期はこの風が丘を涼やかにするのでブドウを成長させるに適した気候を形成する。またこの風は緩やかな丘を超え開けたラズール湖方面に抜けるので湿気なども吹きとばしてくれる。",
"localID": 73
},
{
"title": "夜の晴れ、月光浴",
"part_type": "part",
"description": "日中は雪が降るドメーヌ:ジィヴルクシェだが夜間は晴れていることが多く月光がブドウに降り注ぐ。月光の影響によりブドウの実は魔力をより貯めこんでくれる。",
"localID": 74
}
],
"expanded": true,
"localID": 66
},
{
"title": "製造方法や輸送方法について",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "魔力アイスワイン作りの概説",
"part_type": "part",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は基本的には一般的なアイスワインと同じ方法で作る。魔力アイスワインを作ることの困難は、原材料のブドウの品種を選ぶことと、それを栽培する場所を選ぶことにあったのだ。そしてそれはつまり、それを実際に栽培し収穫するのにも手間がかかることを意味している。",
"localID": 76
},
{
"title": "土壌の調整、肥料を与える",
"part_type": "part",
"description": "ブドウを収穫し雪が溶けたあとにする、その年度の最初の魔力アイスワイン作りの工程は土壌の調査である。その結果を見て必要な肥料を畑に与えたり水はけの具合を調整する。通常のブドウの栽培ではその育成中にも肥料を与えることができるが、冬期が長く雪が降り積もる畑にはこれを出来ないため、雪解けから雪が降り積もる間までにおこなう肥料の投与は非常に重要な作業であり、知識と経験を有する。",
"localID": 77
},
{
"title": "ブドウの接ぎ木",
"part_type": "part",
"description": "ドゥーセルクルの木は寿命が長く何年もの間繰り返し実を着けるが、なかには弱く実を成さない木もある。その場合はその枝や蔦を刈り取り、台木に同種の接ぎ木をすることで改良する。",
"localID": 78
},
{
"title": "夏期の畑の温度調整",
"part_type": "part",
"description": "夏期の陽射しで成長する品種だが、その期間が伸びたり、陽射しがあまりに強い日が続くと魔力アイスワインに適さない成長の仕方をする場合がある。それを防ぐために、その折々の状況を観て畑全体に網をはる。これは細かな目で風通しが良く日除けための黒い色をしている。またはこれを取り除く。場合によっては1日の間でこれを繰り返すこともあるので大変な作業である。",
"localID": 79
},
{
"title": "夏期の虫害、獣害対策",
"part_type": "part",
"description": "冬期が長いドメーヌ:ジィヴルクシェは虫害や獣害の対策はほとんど必要としないが、夏期は異なる。夏期でも吹き抜ける風の影響で涼やかな丘だがブドウに害をなす害虫もおり、その対策としてその虫が苦手とする臭いを放つ植物を畑の周りに植えている。また害虫や害獣が多く沸く年には、ブドウ畑を囲うように網を張り、その侵入を防ぐ。また警備員も対動物対策の装備を付けて畑を見張る。",
"localID": 80
},
{
"title": "雪が降り積もる前の手入れ",
"part_type": "part",
"description": "積雪にも負けないドゥーセルクルだが、房が多くなる枝や蔦が絡み合いすぎる箇所はその上に降り積もった雪の重さで折れてしまう場合がある。そういった事態を見越して房を間引いたり蔦を切り取るなどする。この際にとった実はブドウジュースを作るのに使用する。こうして出来たのがその年の最初の製造物である『ヌーボー』である。その年のブドウの出来を計るものになり、また蛇神の寺院へも奉納される。",
"localID": 81
},
{
"title": "場合によっては樹木に積る雪を払う",
"part_type": "part",
"description": "冬期に降り積もる雪による影響、つまり実の一部の氷結を利用した糖分と水分と魔力の濃縮や、地面に積る雪の保温効果を利用する栽培方法をとっているが、それでも雪が積もり過ぎると氷結の度合が進み過ぎたり、積雪の重さで樹木を折るなどの害をもたらす。そのため、降雪の具合によってはブドウの樹木や畑に積もる雪を払ったり掻く作業を行う。こちらも大変な作業である。",
"localID": 82
},
{
"title": "手作業での収穫",
"part_type": "part",
"description": "ブドウの実は毎日、畑の色々な箇所から数粒をもぎ取り皮をむきなかの状態を確認する。実が魔力アイスワイン作りに最適な状態になったと判断した時点でその日のうちに畑のブドウを収穫する。畑の場所によって出来の偏りがある場合は収穫の日程をずらしつつ順次収穫していく。収穫したブドウは製造施設に移される。収穫は手作業で行うのでこれも大変な作業である。",
"localID": 83
},
{
"title": "除梗",
"part_type": "part",
"description": "収穫したブドウは房の状態なため梗と呼ばれる細かな枝が付いている。これがある状態で実を粉砕すると果汁に余計な成分が入ってしまうため、この梗を取り除く。",
"localID": 84
},
{
"title": "実を粉砕し絞る",
"part_type": "part",
"description": "実の状態になったブドウを専用の器具で粉砕し、粉砕した実を絞ることで果汁を取り出す。そしてこの果汁のみを使うことで甘く魔力の濃いアイスワインを製造することが出来る。",
"localID": 85
},
{
"title": "発酵槽に移し発酵させる",
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"description": "搾った果汁のみを槽のなかに入れる。この果汁に酵母を入れることでアルコール発酵させる。このときの温度調整はとても大切でときには暖房をつかい室温を最適に維持する。",
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"title": "樽で熟成させる",
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"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。",
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"title": "ボトル入れ",
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"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。",
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"title": "集積所への輸送方法",
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"description": "完成した魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は集積所に運ばれる。輸送方法は隊列を組んだ馬車である。瓶が割れないように緩衝材なども利用して詰め込み、輸送中も瓶が割れないように注意して運ぶ。",
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"title": "馬車隊の警備体制",
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"description": "この隊列には警備がつき強奪などを警戒する。国の治安状態や戦争や紛争などの危機状況の場合には詩歌藩国軍がこの警備に協力する。",
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"title": "ボトルの回収",
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"description": "使い終わった魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の瓶は集積所などから回収し、集積所への輸送を終えた馬車がドメーヌ:ジィヴルクシェの魔力アイスワイン製造工場に持ち帰る。",
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"title": "ボトルの再利用方法",
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"description": "製造工場に持ち帰った使用済みのボトルは、瓶の状態を検査してひびや大きな汚れなどがない問題のない状態かどうかを確認する。問題のない瓶は清潔に洗浄して再びワインを入れる容器として使用する。こうして瓶を再使用することで資源を無駄にしない。",
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"title": "ワインの種類",
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"title": "ワインの種類の概説",
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"description": "魔力ワイン『ジィヴルクシェ』はいくつかの種類……というかこれを作る際に出たものを利用した飲料も作っている。それは主にジュースとグラッパである。",
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"title": "魔力ブドウジュース『スィロ』",
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"description": "ノンアルコールの魔力入りブドウジュース。絞ったばかりの果汁を瓶詰めしたもの。故にとても甘くそれが名前の由来となっている(スィロ=シロップ)。反面、濃縮も熟成もされていないので貯えている魔力はワインに比べると低い。またアルコールが入っていないのでワインと比べると凍り易いのだが(とはいえ大量の糖分が入っている果汁のため、水と比べると凍りにくいが)、酒ではないないゆえにこれを使って魔力を補給する場合もある。",
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"title": "新年のジュース『ヌーボー』",
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"description": "ノンアルコールの魔力入りブドウジュースなのだが、こちらは『スィロ』とは違い冬期に入る前にブドウの樹の手入れする際に間引いた実の果汁を使ったジュースである。スィロと比べて更に魔力を溜め込んではいない。のだがこちらはその年のブドウの出来を観るという意味合いも兼ねておりその為にも作られている。その年の始めての製造物でもあるので、報告の意味も兼ねて蛇神の寺院へも奉納される。",
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"title": "魔力グラッパ『デジェル』",
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"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作る際に使用しないドゥーセルクルの皮と種と、そこに残った果汁を発酵&蒸留して作るグラッパ。ワイン製造施設の横にある別棟の小型の蒸留所で作られている。アルコール度数は高く魔力ワイスワインと比べると凍りにくいのだが、原材料が皮と種とそこに残った果汁であるため、内包する魔力は多くはない。しかし発酵&蒸留という液体を濃縮する工程を得ているので魔力ブドウジュース『スィロ』に比べると溜め込んでいる魔力は高い。また魔力アイスワインでさえも凍り付くような場所でも液体として扱えることに利点がある。",
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[No.75] 2017/10/02(Mon) 18:34:46
JSON書式その2 (No.75への返信 / 3階層) - 寅山 日時期

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"title": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの概説",
"description": "ドメーヌとはブドウを栽培してワインを作る場所のことであり、またこれがある場所の地名でもある。ジィヴルクシェは詩歌藩国が誇る魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作るのに適したブドウである『ドゥーセルクル』を栽培するブドウ畑や、これを使ったワインのジィヴルクシェを作るワイナリーなどがある場所の名前である。",
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"title": "藩国の南部にあるドメーヌ",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェは詩歌藩国の南部にある、広大で緩やかな丘陵地帯が広がる特定の地域の名称である。同じ南部にはマジックウォーターを生産するラズール湖があるが、人の足では移動するのは難しいほどには離れている。北には山岳地帯があり、南にラズール湖、その中間にドメーヌ:ジィヴルクシェという立地である。",
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"title": "自然の警備、そして人的警備体制",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの広大な地区にある施設はブドウ畑とワイナリーだけであり、この畑/ワイナリーの近々にあるのは、この施設に勤めるほぼ全ての人々が暮らすネジュネジュ村だけである。一年の大半が冬期であり雪が降り積もる地形は天然の要塞……とまでは言わないまでも盗みを働こうとする部外者や野生動物の侵入を制限しており、村や施設に不信な人物がくればすぐに分る。しかし夏期は短いながらもあり、またこの施設は国にとって重要な施設であるので、なんらかの危険な事態に供えて警備員を駐在させ畑とワイナリーの警備にあたらせている。",
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"title": "警備員は藩国の審査を受けている",
"description": "畑とワイナリーを警備する警備員になる者は詩歌藩国により能力や経歴などの審査を受けている。こうして能力に不安がある者や、思想的に危険な人物、また犯罪を起こしそうな人物が警備員になることを極力避けている。",
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"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造する畑&ワイナリーで働く人間のほぼすべてがネジュネジュ村の村人である。国にとって重要な施設であるので給与は高く生活は安定している。また過去に存在した宗教的コミュニティとネジュネジュ村の歴史的な繋がりにより、魔力アイスワイン作りは精神的にも重要な行為となっているので従業員は誇り持ちこの職務に取り組み、精神的にも満足をしている傾向にある。",
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"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェにあるドゥーセルクル畑がある丘の麓付近に建造したワイナリー。畑で収穫したドゥーセルクルを使い魔力アイスワインの『ジィヴルクシェ』をここで生産する。石と木材で出来た強固な建物で、冬期に降り積もる雪に押しつぶされることはない。丘の麓にある村から徒歩で15分ほどの場所にある。大きく分けて地上の製造施設と地下の貯蔵施設に分れる。また別棟でグラッパを作る小型の蒸留所があり、その他には事務や備品倉庫や従業員の休憩所と警備室を置く建物がある。",
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"description": "ワイナリーの地上部分を占めるワイン製造施設。収穫したドゥーセルクルをワインにする施設。その後ワインを貯蔵/熟成施設に運び熟成し、再びこの施設にワインを運び瓶詰めをすることで魔力アイスワインは完成品になる。",
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"description": "製造施設の横に建設した建物。ここは魔力アイスワインで余ったブドウの皮と種と果汁を発酵/蒸留して魔力グラッパを作る施設である。この施設には小型ながらもちゃんとした蒸留器が設置されている。",
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"description": "製造施設とは別棟で立てられた建物、ここには事務や備品倉庫などのワイン作りに必要な施設や従業員の休憩所や、警備室が供えられている。またここにはネジュネジュ村から生活用水を敷いてあり、そのため従業員は魔力を含んだ水を不必要に飲まなくてもよくなっている。",
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"description": "建物は石造りの丈夫な設計になっている。その為防寒性にすぐれており、ワインの製造に適した温度が保たれている。また出入り口である大きな扉の他に開閉可能な小窓も多くあるので、これを開閉することで夏期などには室温の調整も出来る。",
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"description": "従業員が行う業務にはワインを製造するだけ無く、施設や設備の清掃も含まれている。これは食品を製造する施設として衛生を保つことは極めて重要だからである。もちろんワイン製造に関わる時間帯と施設/設備清掃の日程や時間は分けており、ワインを清掃している横で埃が舞うようなことはない。",
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"description": "魔力アイスワインのジィヴルクシェは主に手作業で製造されるので設備も近代的なものではない。のだがワイン作りの伝統的な道具を使用しており、古風なものながらも信頼と伝統があるものなので久しく製造効率が落ちたり、衛生が悪いわけではない。",
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"description": "地下にある貯蔵&熟成施設の室温はワイン熟成に適したものから変動し難い、その理由はもちろん地中の温度が一定だからである。また地上部分の製造施設には開閉可能な小窓が多く付いているため、これを使って室温の調整が出来る。また冬期では建物の元来の丈夫さと、そこに降り積もる雪の保温効果の影響で室温が著しく下がることもない。場合によっては暖房も入れる。",
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"title": "ブドウ畑の蛇神の寺院の概説",
"description": "ブドウ畑を一面見下ろすように丘の上にに建っている寺院。ここにはそもそも大昔の蛇神の寺院が建っており、それを発見し修復したもの。質素な石造りの建物で、内壁は白く塗られている。礼拝用の椅子と、ご神体(と思われる)岩だけが置かれている。その質素さから白の寺院とも呼ばれている。この寺院の存在がブドウが魔力を帯びることに影響していると言う者もいる。",
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"title": "朽ち果てた寺院と住居",
"description": "昔、ドメーヌ:ジィヴルクシェがまだそう呼ばれる前、この周辺には蛇神を信仰する者たち集まり宗教的なコミュニティを形成し、寺院と住居を建て暮らし始めた。そしてここを信仰と生活の場にしてきた。そのコミュニティもとうの昔になくなりいまには朽ち果てた寺院と住居だけが残された。このコミュニティに属する人々が魔力アイスワインであるジィヴルクシェの始めの生産者である。",
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"title": "栽培の再開と寺院の発見",
"description": "ドゥーセルクルを使ったワインであるジィヴルクシェの生産を再開するにあたり、様々な文献をあたることでこの朽ち果てた寺院と住居の存在が判明し、この地で発見した。それと共にこの地域が魔力アイスワイン向けのブドウ栽培に適した環境であることが判明する。",
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"title": "寺院の復元と修復",
"description": "畑やワイナリーの建設に伴い、この寺院も修復されることになった。文献をあたり出来る限り当時の雰囲気を再現している。質素な石作りの建物で、なかには椅子とご神体しか置いていない。",
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"title": "石が祈りの対象",
"description": "朽ち果てた寺院に残されていた岩。岩の形は巨大な三角形。文献から得た断片的な知識によれば、これが当時のこの寺院のご神体だったようである。このコミュニティが存在した時代の技術では、また貧しかったコミュニティでは岩を細かく加工する技術を持たなかったからこのような岩をご神体としていたという説と、この岩自体がとぐろを巻く巨大な蛇を表したものであるという説がある。どちらにせよ、当時の信仰観を大切にして、現在でもこの寺院のご神体として祀っている。",
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"title": "祈り、奉納祭",
"description": "ブドウを作り始める時期になると毎年従業員一同で豊作と従業員の健康と安全を願う祈祷を行う。またワインが完成した時期にはその新酒をこの寺院/蛇神に納める奉納祭を催す。普段は静かなドメーヌ:ジィヴルクシェもこの時は賑やかになり、地元の音楽家やプロの楽団、国立音楽院の学生が招かれて、蛇神への感謝とワイン仕込の終了を祝って歌えや踊れやの騒ぎになる。",
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"title": "ネジュネジュ村の概説",
"description": "ネジュネジュ村はドメーヌ:ジィヴルクシェにある村。ワイナリーから徒歩で15分ほどのところにある。この村は元々は小さく、位置もワイナリーからもう少し離れた所にあったのだが、ワイン製造の再開が与えた経済的な影響により人口が増加し規模が大きくなり、そのことで村の範囲も広くなった。",
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"title": "石造りの民家が並ぶ",
"description": "ネジュネジュ村の建物は降り積もる雪にも負けない頑丈な石造りのものが大半であり、この様式はワイナリーの設計にも大きな影響を与えた。",
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"title": "村の中央にある蛇神の寺院",
"description": "村の中央にある寺院。この村が作られた最初期からあるとみられる建物。民家よりも少しだけ大きい。信奉しているのは蛇神であり、伝統的に村人のほぼ全てがこの神を信仰している。長年、村人の祈りや憩いの場であったのが、ある夜のこと、轟音と共に寺院の床の一部が崩れさり地下にある書物庫が発見された。この発見が村の状態を変えることになる。",
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"title": "この村は小さな自治体だった",
"description": "ネジュネジュ村はもとは村人が主に狩猟や夏期の間に僅かに行う農業をして暮らす小さな自治体だった。いわゆる田舎であり自然豊かな詩歌藩国のなかでも一際はそれが際立つ場所だった。外からやってくる者といえば、狩猟で採れたジビエを求める料理人や、都会から本物の自然を求めてやってくる僅かな観光客だけだった。",
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"title": "ワイン製造方法と生産地の再発見",
"description": "魔力アイスワインが過去に詩歌藩国のどこかで作られていたことは既存の事実であったが、長年その製造方法も製造する場所も不明であった。しかしネジュネジュ村の中央にある蛇神の寺院の床が崩れた際に発見された書物庫にあった古い文献から、ワインの製造方法とそれに適した場所が判明する。奇しくもこの数年間はネジュネジュ村の村人が行う狩猟の収穫量がめっきり減っていた時であり、村は貧困な時代であった。そのためなのか村の長老は後にこう語っている。この出来事は困った村人を助けるために蛇神が施した奇蹟である。と。",
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"title": "ワインの製造再開で発展する",
"description": "見つかった文献から、過去、魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造していたのがこの村の付近にある丘であったことが判明し、それと共に丘の上にある蛇神を祀る古い寺院も発見した。そこでは古来、蛇神を信仰する宗教的コミュニティが暮らしており、この人々が食料のためにまた宗教的な理由によりジィヴルクシェを製造してい最初の人々であることが分った。またそもそも当時において同地がジィヴルクシェという名で呼ばれていたことが分かった。これらと同時に判明した魔力アイスワインジィヴルクシェの製造方法をもとに国の多大な援助もありワイン製造を再開した。魔力資源は詩歌藩国にとって生命線である。このことが村を大きく発展させた。",
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"title": "繋がった歴史",
"description": "文献の調査から、ネジュネジュ村で暮らす人々は、丘の上の古びた寺院を中心に生活していた信仰的なコミィニティの子孫であることがわかった。隠された書物庫に関しても様々な学者が色々な説を掲げている。ワイン製造方法は重要な秘密でありそれを隠したというものや、なんらかの理由によりワインを製造出来なくなりその理由が解決するのを後世に託しそのために文献を保存していた、というものまで様々である。ともかく丘の上で暮らしていた人々はもう居ないが、丘の麓で暮す人々に血と文化が引き継がれていたことが判明した。",
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"title": "現在、ワイナリーで働く村人",
"description": "そして現在、ワイナリーの存在が村を経済的/人口的に発展させた。ワイナリーで働く人々の大半がネジュネジュ村の村民である。生活の糧のためであるのはもちろんなのだが、古来、丘の上の寺院を中心にワインを作りながら生活していた宗教的コミュニティと、現在、村で暮す人々のミッシングリングが繋がったことでワインを作ることは信仰的あるいは伝統的/精神的にも非常に意味のある行為になった。その為、村人はこの仕事に精を出し、精神的に満足した生活を送っている。また重労働であることに加えて魔力アイスワインの製造は国を挙げての事業であるので、給与も高い。",
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"title": "村のこれからの課題",
"description": "もとは小さな村だったここも発展し現代的になってきており、ワイナリーでの職を求めて移住する者もやってきた。伝統と革新、村の内と外の融和はそうそう簡単なものではなく今後の課題だが、現在は蛇神への信仰とブドウ畑/ワイナリーの存在がさまざまな村人を結びつけ、村は穏やかな日常を送っている。",
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"title": "民謡『氷花摘み』",
"description": "村に伝わる民謡、数え唄。ネジュネジュ村に代々伝わる歌でこの村に産まれた者ならば父母に教えられ幼少のころには歌えるようになっている。内容は「氷の花を1つ積み、冠にして送りましょう……」というもの。ワインに関する文献の発見と調査によりこの歌は、丘の上の寺院とその周辺で暮らしていた宗教的コミュニティに属する人々がブドウの実を収穫する際に歌っていた労働歌のようなものであることが判明した。再び現代ではブドウの実を手づかみで収穫する際に歌われている。詩歌藩国の歌が魔法であることはよくあることだが、ある研究者によると、この一見何の効力がなさそうな歌も、ブドウが魔力を帯びること、またはブドウが魔力を保つことに対してのみの効力があるかもしれない、とのこと。",
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"title": "畑との水源の違い",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの畑の水源はラズール湖を同じくしており魔力を含んだものだが、そこからわずかに離れたネジュネジュ村の生活用水などの水源は違うものであることが判明している。この水には魔力が含まれてはいないのだ。ある研究者は、このことが丘の上の宗教的コミュニティが消えネジュネジュ村が出来た理由だという説を掲げている。",
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"title": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の概説",
"description": "魔力を内包したアイスワイン。これを飲んだり注ぐことで人や機会に魔力を補充できる。また専用の設備を使えばワインから魔力を抽出することもできる。",
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"title": "味は甘い",
"description": "濃厚で甘い味をしている。一般的に魔力入りの飲食料は不味いことで知られているが、果実の中で糖分と水分と魔力が奇蹟のバランスで合わさった魔力アイスワインのジィヴルクシェは甘くとても美味なワインになっている。",
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"title": "美しい色",
"description": "皮と種を使わない魔力アイスワインのジィヴルクシェは白ワインの範疇にはいるワインであり、透き通った美しいベージュ色をしている。それも魔力の影響で彩度や明度などが揺れ動き移ろう、光にかざすとそれを良く確認できる。",
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"title": "凍りにくい液体",
"description": "ワインはアルコール飲料であるため氷点下でも凍り難い。更に糖度がとても高いドゥーセルクルの果汁を使用して作る魔力アイスワインのジィヴルクシェは概ね一般的なワインの1.5倍ほどのアルコール度数を持っているため、よりいっそう凍りにくい。故に寒冷地でも魔力を補給出来る飲料として重宝されている。",
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"title": "ボトルとエチケットと注意書き",
"description": "ボトルは一般的ななで肩のものを使用している。エチケットには黒を基調とした禍々しい抽象的な絵が描かれている。これはこのボトルの中身が魔力入りのワインであることを如実に表すためであるのだが、ある種の者の心をくすぐるのか意匠とは別に受け入れられている。そのためエチケットを始めとして大きな文字でこれが魔力入りのワインであることがボトルの至る所に書いてあり、普通のワインと間違えてこの魔力入りアイスワインを飲むことを防いでいる。",
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"title": "氷花が寝るという名前",
"description": "このワインの命名はブドウ畑のある地域の名前からとっている。ジィヴルは氷花の意味であり、クシェは眠るという意味である。その由来に関しては文献により異なる記述がある。宗教的なコミュニディでこのワインを作っていた時代に、ブドウの樹に氷花が掛かかりそれが一向に溶けない風景を見てそう呼ばれるようになったとも、氷花が掛かるブドウを収穫してそれを寝かして(熟成させて)ワインを作るからこう呼ばれるになったとも書かれている。ともかく文献が見つかるまでこの地域は特に名前の無い場所であった。ワイン製造を再開するにあたり、丘の周囲を改めて命名して、ワインにも同地の名前が付けられたのであった。ドメーヌ:ジィヴルクシェである",
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"title": " ワインの製造史",
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"title": "魔力アイスワインの伝承",
"description": "詩歌藩国には近年まで魔力アイスワインは製造されていなかった。しかし過去にはそういったものがあったという伝承は確かに残されており、その再現を試みる者も居たのだが、上手く行った事例は一つもなかった。そのような中でついに復活した魔力アイスワインがドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にある畑で採れたブドウを使う『ジィヴルクシェ』である。",
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"title": "宗教的コミュニティのワイン製造",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にいつ頃から蛇神を信仰する宗教的なコミュニティが住み始めたのかは定かではない。わかっているのはこの人々が大昔に丘の上に寺院を建てその周辺に住み始めて、この丘で魔力アイスワインを製造し始めたことである。",
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"title": "ワイン製造を開始した理由とは?",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘の上で暮らす宗教的なコミュニティがワインを作り出した理由についても研究者によりさまざまな見解があり、この人々は閉鎖的な宗教コミュニティに属する人々であり故に世俗からは馴れたこの地を住居と決めた、その暮らしの中で食料の確保のために苦労の末ワインを製造するに至ったという者もいれば、この集団はそもそも(魔力)酒造者のコミュニティでありなんらかの理由でワインを製造する地を求めて旅をしてそのなかでドメーヌ:ジィヴルクシェに居を構えたのではないか、蛇神への信仰は信仰そのものというよりも、ワイン作りの無事と成功を祈るために付随しているものではないのか、という説もある。前者の説はネジュネジュ村で見つかった文献に拠っており、後者の説はこの魔力アイスワインをコミュニティ外部の人間が飲んだ記録が残っており(これにより、現在まで魔力アイスワインの伝説が詩歌藩国に残っていた)そこからこのコミュニティは魔力アイスワインを外部に販売していたと推測されていることに拠っている。のだがどちらの説もこれを明確に裏付けるものではない。",
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"title": "途絶えたワイン作り",
"description": "しかしこのコミュニティは歴史から姿を消し、今では魔力アイスワインが過去にはあったという伝承が残るだけであった。この人々がいつどのような理由により消えたのかは分っていない。しかしネジュネジュ村の寺院から見つかった文献を調査したことで、この村はあのコミュニティの人々を先祖に持つ人々であることが判明した。しかし魔力アイスワイン作りに関する諸々のこと、とくにその畑の場所さえも村の人々から忘れ去れるほどに断絶している理由など、謎な点はまだまだ多い。",
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"title": "文献の発見",
"description": "この伝承をもとに魔力アイスワインの再現を試みる者もいたが上手く行ったことは1つもなかった。嗜好品的な興味の他に、魔力は詩歌藩国の生命線であり、冷寒地でも凍らず、保存も効き、魔力を濃縮出来る魔力アイスワインの製造は実用的な意味でも期待が大きかった。そんななかで丘の麓から少しのところにあるネジュネジュ村の寺院から発見された書物により、その製造方法や製造に適した場所が判明する。それこそがネジュネジュ村の先にある緩やかな広大な丘陵地帯であり、丘の上には過去に魔力アイスワインを作り始めた人々が作った寺院と暮らしてた住居のあとを、幾重にも積み重なった蔦と降り積もった雪の下から発見した。",
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"title": "ブドウ畑の復元、整地、土壌の復活",
"description": "文献に残されていた記録からこの丘陵地帯をドメーヌ:ジィヴルクシェと名付けて、国の資金的/人的な援助により魔力アイスワインの再開プロジェクトを開始した。まず始めにしたことは畑を作るべく荒れ放題である丘の一部を整地することでありその土壌を整えることだった。これにはネジュネジュ村の人が大いに協力した。魔力アイスワインの製造を開始したら、村の人々を多く雇うことを約束していたのだった。またこれらと共に魔力アイスワイン製造施設を建造した。",
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"title": "苗木を植える",
"description": "整地を終えた丘にブドウの苗木を植える。文献には魔力アイスワイン製造に使うブドウのことも書かれてはいたがそこには具体的な品種名などはなかった。そこで現在採取可能で文献に書かれていたブドウの特徴の近いもの集め畑に植え育ててどれが適切な品種なのかを見極めることとなった。そしてもっと適した品種は意外なことにドゥーセルクルという品種であることは判明する。これは詩歌藩国によく見られる品種だが、ワイン製造には向かないと言われているものである。これを植えることに半信半疑の者もいたが、苗木を植えてから4年目になるとその枝に実る実が魔力アイスワインを作れる状態になり、これには村人も大喜びした。そしてこの品種一本で魔力アイスワインを製造することに決まった。",
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"title": "そして製造へ……",
"description": "文献に書かれている製造方法をもとに魔力アイスワインの製造を開始した。製造開始1年目の時点で品質的に問題の無いものが出来これは大騒動になった。その後は現代的なワインの製造技術も取入れ品質を上げていき、増産体制を整えて行き今に至る。",
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"title": "ドゥーセルクル",
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"title": "ドゥーセルクルの概説",
"description": "ドゥーセルクルは魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の原材料のブドウの品種である。皮の色は綺麗なものでは純白になる。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作られている。詩歌藩国ではありふれた品種だが、その特徴からワイン作りや食用には不向きとされていた。その特徴こそが魔力アイスワインを製造する場合は利点となる。",
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"title": "甘い、丸いという名前",
"description": "ドゥーセルクルのドゥーは甘い、セルクルは円という意味である。その名の通り糖度が非常に高く甘い品種なのだが、その時期もわずかな期間だけである。円という意味が名前に付いているのは成長しきると通常のブドウよりも巨大(5cmほど)になるその実が印象的だからである。",
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"title": "成長速度の速い品種",
"description": "ドゥーセルクルは非常に成長の早い品種で、一,二ヶ月ほどの詩歌藩国の夏期の日光で一般的なブドウの実と同じ大きさになる、それどころか冬期の僅かの晴れの日にも成長を続ける。",
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"description": "成長の早い実を支えるためなのか、この品種の樹木は非常に丈夫で暑さ寒さにとても強く丈夫で太い。それゆえなのか岩山などでも自生しているものを見かけることがある。",
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"description": "ドゥーセルクルの実は水分を溜め込み易い。このブドウが一番おいしいとされている時期である夏期にもこの実は他のブドウと比べて瑞々しさを持つのだが、成長するごとに更に水分を貯めこむ。",
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"title": "甘い時期は僅かだけ",
"description": "夏期を迎え成長する実はとても甘くあり、この品種の名前の由来ともなっている。のだが夏期を越すと実が巨大化し最終的には一つの実が5cmほどにもなる。成長に従い徐々に甘みは無くなり渋みが増していく。成長しきる頃には渋過ぎてとても食べ難くなり皮も硬くなり食用には適さなくなる。皮の中の実はまるで色付きの渋い水のようになっている。これは成長に際して自らの糖分を使用しているためと考えられている。",
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"title": "甘い美味しい皮薄い",
"description": "夏期を終えるころのドゥーセルクルの実はとても甘く絶品なのだが、反面皮がとても薄く扱いには苦労する。故にこれを摘んで商売にしようとする場合は、収穫作業も慎重を要する手作業が必要であり、輸送にもコストが掛かるため商売としては成り立たない。故に夏期の実を食べることが出来るのはこれを栽培する者のみであり、わざわざ自分が食べるためだけにこれを育てる者は、ごく一部の好事家を除いていない。",
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"title": "成長、巨大化と落下",
"description": "成長するごとに巨大化し最終的には一粒5cmにもなるドゥーセルクルの実は、その途中で一部の房がそのごと地面に落下していく。自らの重みに耐えれらなくなったのだ。研究者はこの現象を、実を大きく成長させるために必要な栄養を一本の木ですべてに房の分を補うのは不可能なので間引きを起こしているとみたり、自然の状態では山に生育していることの多いドゥーセルクルはこうすることで実を山の麓まで転がし生育地を広めているのだろうとみている。",
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"title": "雪の降り積もる地域での栽培",
"description": "ドゥーセルクルの特徴は、日光が毎日の様にあたる夏期が一、二ヶ月しかなくあとは雪は降り積もる天候の地域で栽培することで発露しなくなる。というのも夏期の終わりで糖分を大量に含んだ実は、続く陽射しの差さない雪の降り積もる冬期で成長をやめて巨大化をしなくなる。そうすることで通常ならば自らの成長に使用する糖分を実に大量に含んだままで、水分を内蔵し続ける。ドメーヌ:ジィヴルクシェの地下から土壌に染込む水分には魔力が含めれておりそれを実が溜め込むのだ。また巨大化を防ぐことで地面に房ごと落下することもなくなるので実の数も多く収穫出来る。",
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"description": "実が含む大量の糖分が水分を大量に含む実の凍結を阻止する。非常に糖分の高い実は雪が降り積もるドメーヌ:ジィヴルクシェの冬にも負けないのだ。だが完璧に凍らないというわけではなく、冬が深まるごとに実の一部は凍結していく。その際に糖分と共に魔力と果汁が凍結していない部分に移動し濃縮されていく。そして多くの魔力と糖分と果汁を含んだ実が誕生し、これを収穫して魔力アイスワインのジィヴルクシェを作るのである。これは自然と先駆者の知恵が産んだ奇蹟のバランスとしか言いようが無い。",
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"title": "テロワールの概説",
"description": "テロワールとは環境のことであり農作物の品質や大きな影響を与える。『ドゥーセルクル』を栽培するワイン畑、『ジィヴルクシェ』を製造するドメーヌ:ジィヴルクシェはこれらを作るに適した環境=テロワールを持っている。",
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"title": "魔力アイスワインの製造に適した水源 ",
"description": "マジックウォーターを生産するラズール湖と水源を同じくしており、地下の魔力溜まりを通ったこの水はドゥーセルクルを栽培する畑の土に染込んでいるため、このブドウが魔力を溜め込むことが出来る。",
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"description": "開けた緩やかな丘にブドウ畑がならんでいる。栽培しているブドウがドゥーセルクルなので陽射しはあまり必要とせず、丘の標高はあまり高くなく、風通しを良くしている。",
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"title": "雪による大地への保温効果",
"description": "水が染込む土は氷結し易いのだが、1年の大半が地上を雪で覆われている畑はそのことによりむしろ土の氷結や土壌の隆起を免れている。積った雪の保温効果により土が凍らないからである。故にブドウ樹の根も凍らず傷つかず、健康状態が保たれている。",
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"title": "日照、短い夏",
"description": "詩歌藩国の夏は短く、ドメーヌ:ジィヴルクシェのブドウ畑の雪が解け大地が露出し、陽射しが当るのも1〜2ヶ月のあいだだけであり、それは一般的なブドウ栽培にとってはあまりにも不適切な日照時間だが、成長が極めて早く巨大化しやすいドゥーセルクルを魔力アイスワインにする場合の栽培にはとても適している",
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"title": "雪、長い冬",
"description": "冬が長い詩歌藩国の中でも、ドメーヌ:ジィヴルクシェの冬期は長く、冬期には晴れの日が一日も無い年も多い。長い長い冬はブドウを凍らし、ドゥーセルクルという品種を魔力ワイスワインに適したブドウに成長させる。また地上に積り溶けない雪は土の温度を一定に保ち、根の健康を保つ。そしてこの寒さが菌や虫の繁殖を防ぎ病気や虫害を防ぐとともに、動物がブドウを食い荒らすことも防いでいる。",
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"title": "北の山岳地帯から吹き付ける風",
"description": "北の山岳地帯から吹き付ける風の影響で、冬期はこの地域を冷やしブドウを凍らし土壌に積る雪を維持する。夏期はこの風が丘を涼やかにするのでブドウを成長させるに適した気候を形成する。またこの風は緩やかな丘を超え開けたラズール湖方面に抜けるので湿気なども吹きとばしてくれる。",
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"title": "夜の晴れ、月光浴",
"description": "日中は雪が降るドメーヌ:ジィヴルクシェだが夜間は晴れていることが多く月光がブドウに降り注ぐ。月光の影響によりブドウの実は魔力をより貯めこんでくれる。",
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"title": "製造方法や輸送方法について",
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"title": "魔力アイスワイン作りの概説",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は基本的には一般的なアイスワインと同じ方法で作る。魔力アイスワインを作ることの困難は、原材料のブドウの品種を選ぶことと、それを栽培する場所を選ぶことにあったのだ。そしてそれはつまり、それを実際に栽培し収穫するのにも手間がかかることを意味している。",
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"description": "ブドウを収穫し雪が溶けたあとにする、その年度の最初の魔力アイスワイン作りの工程は土壌の調査である。その結果を見て必要な肥料を畑に与えたり水はけの具合を調整する。通常のブドウの栽培ではその育成中にも肥料を与えることができるが、冬期が長く雪が降り積もる畑にはこれを出来ないため、雪解けから雪が降り積もる間までにおこなう肥料の投与は非常に重要な作業であり、知識と経験を有する。",
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"description": "ドゥーセルクルの木は寿命が長く何年もの間繰り返し実を着けるが、なかには弱く実を成さない木もある。その場合はその枝や蔦を刈り取り、台木に同種の接ぎ木をすることで改良する。",
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"title": "夏期の畑の温度調整",
"description": "夏期の陽射しで成長する品種だが、その期間が伸びたり、陽射しがあまりに強い日が続くと魔力アイスワインに適さない成長の仕方をする場合がある。それを防ぐために、その折々の状況を観て畑全体に網をはる。これは細かな目で風通しが良く日除けための黒い色をしている。またはこれを取り除く。場合によっては1日の間でこれを繰り返すこともあるので大変な作業である。",
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"title": "夏期の虫害、獣害対策",
"description": "冬期が長いドメーヌ:ジィヴルクシェは虫害や獣害の対策はほとんど必要としないが、夏期は異なる。夏期でも吹き抜ける風の影響で涼やかな丘だがブドウに害をなす害虫もおり、その対策としてその虫が苦手とする臭いを放つ植物を畑の周りに植えている。また害虫や害獣が多く沸く年には、ブドウ畑を囲うように網を張り、その侵入を防ぐ。また警備員も対動物対策の装備を付けて畑を見張る。",
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"title": "雪が降り積もる前の手入れ",
"description": "積雪にも負けないドゥーセルクルだが、房が多くなる枝や蔦が絡み合いすぎる箇所はその上に降り積もった雪の重さで折れてしまう場合がある。そういった事態を見越して房を間引いたり蔦を切り取るなどする。この際にとった実はブドウジュースを作るのに使用する。こうして出来たのがその年の最初の製造物である『ヌーボー』である。その年のブドウの出来を計るものになり、また蛇神の寺院へも奉納される。",
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"title": "場合によっては樹木に積る雪を払う",
"description": "冬期に降り積もる雪による影響、つまり実の一部の氷結を利用した糖分と水分と魔力の濃縮や、地面に積る雪の保温効果を利用する栽培方法をとっているが、それでも雪が積もり過ぎると氷結の度合が進み過ぎたり、積雪の重さで樹木を折るなどの害をもたらす。そのため、降雪の具合によってはブドウの樹木や畑に積もる雪を払ったり掻く作業を行う。こちらも大変な作業である。",
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"title": "手作業での収穫",
"description": "ブドウの実は毎日、畑の色々な箇所から数粒をもぎ取り皮をむきなかの状態を確認する。実が魔力アイスワイン作りに最適な状態になったと判断した時点でその日のうちに畑のブドウを収穫する。畑の場所によって出来の偏りがある場合は収穫の日程をずらしつつ順次収穫していく。収穫したブドウは製造施設に移される。収穫は手作業で行うのでこれも大変な作業である。",
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"title": "除梗",
"description": "収穫したブドウは房の状態なため梗と呼ばれる細かな枝が付いている。これがある状態で実を粉砕すると果汁に余計な成分が入ってしまうため、この梗を取り除く。",
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"title": "実を粉砕し絞る",
"description": "実の状態になったブドウを専用の器具で粉砕し、粉砕した実を絞ることで果汁を取り出す。そしてこの果汁のみを使うことで甘く魔力の濃いアイスワインを製造することが出来る。",
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"title": "発酵槽に移し発酵させる",
"description": "搾った果汁のみを槽のなかに入れる。この果汁に酵母を入れることでアルコール発酵させる。このときの温度調整はとても大切でときには暖房をつかい室温を最適に維持する。",
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"title": "樽で熟成させる",
"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。",
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"title": "ボトル入れ",
"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。",
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"title": "集積所への輸送方法",
"description": "完成した魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は集積所に運ばれる。輸送方法は隊列を組んだ馬車である。瓶が割れないように緩衝材なども利用して詰め込み、輸送中も瓶が割れないように注意して運ぶ。",
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"title": "馬車隊の警備体制",
"description": "この隊列には警備がつき強奪などを警戒する。国の治安状態や戦争や紛争などの危機状況の場合には詩歌藩国軍がこの警備に協力する。",
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"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作る際に使用しないドゥーセルクルの皮と種と、そこに残った果汁を発酵&蒸留して作るグラッパ。ワイン製造施設の横にある別棟の小型の蒸留所で作られている。アルコール度数は高く魔力ワイスワインと比べると凍りにくいのだが、原材料が皮と種とそこに残った果汁であるため、内包する魔力は多くはない。しかし発酵&蒸留という液体を濃縮する工程を得ているので魔力ブドウジュース『スィロ』に比べると溜め込んでいる魔力は高い。また魔力アイスワインでさえも凍り付くような場所でも液体として扱えることに利点がある。",
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[No.77] 2017/10/02(Mon) 20:03:00
[削除] (No.77への返信 / 4階層) -

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[No.78] 2017/10/02(Mon) 20:54:53
JSON書式 正式 (No.78への返信 / 5階層) - 寅山 日時期

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"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェは詩歌藩国の南部にある、広大で緩やかな丘陵地帯が広がる特定の地域の名称である。同じ南部にはマジックウォーターを生産するラズール湖があるが、人の足では移動するのは難しいほどには離れている。北には山岳地帯があり、南にラズール湖、その中間にドメーヌ:ジィヴルクシェという立地である。",
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"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの広大な地区にある施設はブドウ畑とワイナリーだけであり、この畑/ワイナリーの近々にあるのは、この施設に勤めるほぼ全ての人々が暮らすネジュネジュ村だけである。一年の大半が冬期であり雪が降り積もる地形は天然の要塞……とまでは言わないまでも盗みを働こうとする部外者や野生動物の侵入を制限しており、村や施設に不信な人物がくればすぐに分る。しかし夏期は短いながらもあり、またこの施設は国にとって重要な施設であるので、なんらかの危険な事態に供えて警備員を駐在させ畑とワイナリーの警備にあたらせている。",
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"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェにあるドゥーセルクル畑がある丘の麓付近に建造したワイナリー。畑で収穫したドゥーセルクルを使い魔力アイスワインの『ジィヴルクシェ』をここで生産する。石と木材で出来た強固な建物で、冬期に降り積もる雪に押しつぶされることはない。丘の麓にある村から徒歩で15分ほどの場所にある。大きく分けて地上の製造施設と地下の貯蔵施設に分れる。また別棟でグラッパを作る小型の蒸留所があり、その他には事務や備品倉庫や従業員の休憩所と警備室を置く建物がある。",
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"description": "製造施設の横に建設した建物。ここは魔力アイスワインで余ったブドウの皮と種と果汁を発酵/蒸留して魔力グラッパを作る施設である。この施設には小型ながらもちゃんとした蒸留器が設置されている。",
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"description": "製造施設とは別棟で立てられた建物、ここには事務や備品倉庫などのワイン作りに必要な施設や従業員の休憩所や、警備室が供えられている。またここにはネジュネジュ村から生活用水を敷いてあり、そのため従業員は魔力を含んだ水を不必要に飲まなくてもよくなっている。",
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"description": "建物は石造りの丈夫な設計になっている。その為防寒性にすぐれており、ワインの製造に適した温度が保たれている。また出入り口である大きな扉の他に開閉可能な小窓も多くあるので、これを開閉することで夏期などには室温の調整も出来る。",
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"description": "従業員が行う業務にはワインを製造するだけ無く、施設や設備の清掃も含まれている。これは食品を製造する施設として衛生を保つことは極めて重要だからである。もちろんワイン製造に関わる時間帯と施設/設備清掃の日程や時間は分けており、ワインを清掃している横で埃が舞うようなことはない。",
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"title": "ワイン製造の設備",
"description": "魔力アイスワインのジィヴルクシェは主に手作業で製造されるので設備も近代的なものではない。のだがワイン作りの伝統的な道具を使用しており、古風なものながらも信頼と伝統があるものなので久しく製造効率が落ちたり、衛生が悪いわけではない。",
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"title": "適切な温度管理",
"description": "地下にある貯蔵&熟成施設の室温はワイン熟成に適したものから変動し難い、その理由はもちろん地中の温度が一定だからである。また地上部分の製造施設には開閉可能な小窓が多く付いているため、これを使って室温の調整が出来る。また冬期では建物の元来の丈夫さと、そこに降り積もる雪の保温効果の影響で室温が著しく下がることもない。場合によっては暖房も入れる。",
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"title": "ブドウ畑の蛇神の寺院の概説",
"description": "ブドウ畑を一面見下ろすように丘の上にに建っている寺院。ここにはそもそも大昔の蛇神の寺院が建っており、それを発見し修復したもの。質素な石造りの建物で、内壁は白く塗られている。礼拝用の椅子と、ご神体(と思われる)岩だけが置かれている。その質素さから白の寺院とも呼ばれている。この寺院の存在がブドウが魔力を帯びることに影響していると言う者もいる。",
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"title": "朽ち果てた寺院と住居",
"description": "昔、ドメーヌ:ジィヴルクシェがまだそう呼ばれる前、この周辺には蛇神を信仰する者たち集まり宗教的なコミュニティを形成し、寺院と住居を建て暮らし始めた。そしてここを信仰と生活の場にしてきた。そのコミュニティもとうの昔になくなりいまには朽ち果てた寺院と住居だけが残された。このコミュニティに属する人々が魔力アイスワインであるジィヴルクシェの始めの生産者である。",
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"title": "栽培の再開と寺院の発見",
"description": "ドゥーセルクルを使ったワインであるジィヴルクシェの生産を再開するにあたり、様々な文献をあたることでこの朽ち果てた寺院と住居の存在が判明し、この地で発見した。それと共にこの地域が魔力アイスワイン向けのブドウ栽培に適した環境であることが判明する。",
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"title": "寺院の復元と修復",
"description": "畑やワイナリーの建設に伴い、この寺院も修復されることになった。文献をあたり出来る限り当時の雰囲気を再現している。質素な石作りの建物で、なかには椅子とご神体しか置いていない。",
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"title": "石が祈りの対象",
"description": "朽ち果てた寺院に残されていた岩。岩の形は巨大な三角形。文献から得た断片的な知識によれば、これが当時のこの寺院のご神体だったようである。このコミュニティが存在した時代の技術では、また貧しかったコミュニティでは岩を細かく加工する技術を持たなかったからこのような岩をご神体としていたという説と、この岩自体がとぐろを巻く巨大な蛇を表したものであるという説がある。どちらにせよ、当時の信仰観を大切にして、現在でもこの寺院のご神体として祀っている。",
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"title": "祈り、奉納祭",
"description": "ブドウを作り始める時期になると毎年従業員一同で豊作と従業員の健康と安全を願う祈祷を行う。またワインが完成した時期にはその新酒をこの寺院/蛇神に納める奉納祭を催す。普段は静かなドメーヌ:ジィヴルクシェもこの時は賑やかになり、地元の音楽家やプロの楽団、国立音楽院の学生が招かれて、蛇神への感謝とワイン仕込の終了を祝って歌えや踊れやの騒ぎになる。",
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"title": "ネジュネジュ村の概説",
"description": "ネジュネジュ村はドメーヌ:ジィヴルクシェにある村。ワイナリーから徒歩で15分ほどのところにある。この村は元々は小さく、位置もワイナリーからもう少し離れた所にあったのだが、ワイン製造の再開が与えた経済的な影響により人口が増加し規模が大きくなり、そのことで村の範囲も広くなった。",
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"description": "ネジュネジュ村の建物は降り積もる雪にも負けない頑丈な石造りのものが大半であり、この様式はワイナリーの設計にも大きな影響を与えた。",
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"title": "村の中央にある蛇神の寺院",
"description": "村の中央にある寺院。この村が作られた最初期からあるとみられる建物。民家よりも少しだけ大きい。信奉しているのは蛇神であり、伝統的に村人のほぼ全てがこの神を信仰している。長年、村人の祈りや憩いの場であったのが、ある夜のこと、轟音と共に寺院の床の一部が崩れさり地下にある書物庫が発見された。この発見が村の状態を変えることになる。",
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"title": "この村は小さな自治体だった",
"description": "ネジュネジュ村はもとは村人が主に狩猟や夏期の間に僅かに行う農業をして暮らす小さな自治体だった。いわゆる田舎であり自然豊かな詩歌藩国のなかでも一際はそれが際立つ場所だった。外からやってくる者といえば、狩猟で採れたジビエを求める料理人や、都会から本物の自然を求めてやってくる僅かな観光客だけだった。",
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"title": "ワイン製造方法と生産地の再発見",
"description": "魔力アイスワインが過去に詩歌藩国のどこかで作られていたことは既存の事実であったが、長年その製造方法も製造する場所も不明であった。しかしネジュネジュ村の中央にある蛇神の寺院の床が崩れた際に発見された書物庫にあった古い文献から、ワインの製造方法とそれに適した場所が判明する。奇しくもこの数年間はネジュネジュ村の村人が行う狩猟の収穫量がめっきり減っていた時であり、村は貧困な時代であった。そのためなのか村の長老は後にこう語っている。この出来事は困った村人を助けるために蛇神が施した奇蹟である。と。",
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"title": "ワインの製造再開で発展する",
"description": "見つかった文献から、過去、魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を製造していたのがこの村の付近にある丘であったことが判明し、それと共に丘の上にある蛇神を祀る古い寺院も発見した。そこでは古来、蛇神を信仰する宗教的コミュニティが暮らしており、この人々が食料のためにまた宗教的な理由によりジィヴルクシェを製造してい最初の人々であることが分った。またそもそも当時において同地がジィヴルクシェという名で呼ばれていたことが分かった。これらと同時に判明した魔力アイスワインジィヴルクシェの製造方法をもとに国の多大な援助もありワイン製造を再開した。魔力資源は詩歌藩国にとって生命線である。このことが村を大きく発展させた。",
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"title": "繋がった歴史",
"description": "文献の調査から、ネジュネジュ村で暮らす人々は、丘の上の古びた寺院を中心に生活していた信仰的なコミィニティの子孫であることがわかった。隠された書物庫に関しても様々な学者が色々な説を掲げている。ワイン製造方法は重要な秘密でありそれを隠したというものや、なんらかの理由によりワインを製造出来なくなりその理由が解決するのを後世に託しそのために文献を保存していた、というものまで様々である。ともかく丘の上で暮らしていた人々はもう居ないが、丘の麓で暮す人々に血と文化が引き継がれていたことが判明した。",
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"title": "現在、ワイナリーで働く村人",
"description": "そして現在、ワイナリーの存在が村を経済的/人口的に発展させた。ワイナリーで働く人々の大半がネジュネジュ村の村民である。生活の糧のためであるのはもちろんなのだが、古来、丘の上の寺院を中心にワインを作りながら生活していた宗教的コミュニティと、現在、村で暮す人々のミッシングリングが繋がったことでワインを作ることは信仰的あるいは伝統的/精神的にも非常に意味のある行為になった。その為、村人はこの仕事に精を出し、精神的に満足した生活を送っている。また重労働であることに加えて魔力アイスワインの製造は国を挙げての事業であるので、給与も高い。",
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"title": "村のこれからの課題",
"description": "もとは小さな村だったここも発展し現代的になってきており、ワイナリーでの職を求めて移住する者もやってきた。伝統と革新、村の内と外の融和はそうそう簡単なものではなく今後の課題だが、現在は蛇神への信仰とブドウ畑/ワイナリーの存在がさまざまな村人を結びつけ、村は穏やかな日常を送っている。",
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"title": "民謡『氷花摘み』",
"description": "村に伝わる民謡、数え唄。ネジュネジュ村に代々伝わる歌でこの村に産まれた者ならば父母に教えられ幼少のころには歌えるようになっている。内容は「氷の花を1つ積み、冠にして送りましょう……」というもの。ワインに関する文献の発見と調査によりこの歌は、丘の上の寺院とその周辺で暮らしていた宗教的コミュニティに属する人々がブドウの実を収穫する際に歌っていた労働歌のようなものであることが判明した。再び現代ではブドウの実を手づかみで収穫する際に歌われている。詩歌藩国の歌が魔法であることはよくあることだが、ある研究者によると、この一見何の効力がなさそうな歌も、ブドウが魔力を帯びること、またはブドウが魔力を保つことに対してのみの効力があるかもしれない、とのこと。",
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"title": "畑との水源の違い",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの畑の水源はラズール湖を同じくしており魔力を含んだものだが、そこからわずかに離れたネジュネジュ村の生活用水などの水源は違うものであることが判明している。この水には魔力が含まれてはいないのだ。ある研究者は、このことが丘の上の宗教的コミュニティが消えネジュネジュ村が出来た理由だという説を掲げている。",
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"title": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の概説",
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"description": "濃厚で甘い味をしている。一般的に魔力入りの飲食料は不味いことで知られているが、果実の中で糖分と水分と魔力が奇蹟のバランスで合わさった魔力アイスワインのジィヴルクシェは甘くとても美味なワインになっている。",
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"title": "美しい色",
"description": "皮と種を使わない魔力アイスワインのジィヴルクシェは白ワインの範疇にはいるワインであり、透き通った美しいベージュ色をしている。それも魔力の影響で彩度や明度などが揺れ動き移ろう、光にかざすとそれを良く確認できる。",
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"title": "凍りにくい液体",
"description": "ワインはアルコール飲料であるため氷点下でも凍り難い。更に糖度がとても高いドゥーセルクルの果汁を使用して作る魔力アイスワインのジィヴルクシェは概ね一般的なワインの1.5倍ほどのアルコール度数を持っているため、よりいっそう凍りにくい。故に寒冷地でも魔力を補給出来る飲料として重宝されている。",
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"title": "ボトルとエチケットと注意書き",
"description": "ボトルは一般的ななで肩のものを使用している。エチケットには黒を基調とした禍々しい抽象的な絵が描かれている。これはこのボトルの中身が魔力入りのワインであることを如実に表すためであるのだが、ある種の者の心をくすぐるのか意匠とは別に受け入れられている。そのためエチケットを始めとして大きな文字でこれが魔力入りのワインであることがボトルの至る所に書いてあり、普通のワインと間違えてこの魔力入りアイスワインを飲むことを防いでいる。",
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"title": "氷花が寝るという名前",
"description": "このワインの命名はブドウ畑のある地域の名前からとっている。ジィヴルは氷花の意味であり、クシェは眠るという意味である。その由来に関しては文献により異なる記述がある。宗教的なコミュニディでこのワインを作っていた時代に、ブドウの樹に氷花が掛かかりそれが一向に溶けない風景を見てそう呼ばれるようになったとも、氷花が掛かるブドウを収穫してそれを寝かして(熟成させて)ワインを作るからこう呼ばれるになったとも書かれている。ともかく文献が見つかるまでこの地域は特に名前の無い場所であった。ワイン製造を再開するにあたり、丘の周囲を改めて命名して、ワインにも同地の名前が付けられたのであった。ドメーヌ:ジィヴルクシェである",
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"title": " ワインの製造史",
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"title": "魔力アイスワインの伝承",
"description": "詩歌藩国には近年まで魔力アイスワインは製造されていなかった。しかし過去にはそういったものがあったという伝承は確かに残されており、その再現を試みる者も居たのだが、上手く行った事例は一つもなかった。そのような中でついに復活した魔力アイスワインがドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にある畑で採れたブドウを使う『ジィヴルクシェ』である。",
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"title": "宗教的コミュニティのワイン製造",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘にいつ頃から蛇神を信仰する宗教的なコミュニティが住み始めたのかは定かではない。わかっているのはこの人々が大昔に丘の上に寺院を建てその周辺に住み始めて、この丘で魔力アイスワインを製造し始めたことである。",
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"title": "ワイン製造を開始した理由とは?",
"description": "ドメーヌ:ジィヴルクシェの丘の上で暮らす宗教的なコミュニティがワインを作り出した理由についても研究者によりさまざまな見解があり、この人々は閉鎖的な宗教コミュニティに属する人々であり故に世俗からは馴れたこの地を住居と決めた、その暮らしの中で食料の確保のために苦労の末ワインを製造するに至ったという者もいれば、この集団はそもそも(魔力)酒造者のコミュニティでありなんらかの理由でワインを製造する地を求めて旅をしてそのなかでドメーヌ:ジィヴルクシェに居を構えたのではないか、蛇神への信仰は信仰そのものというよりも、ワイン作りの無事と成功を祈るために付随しているものではないのか、という説もある。前者の説はネジュネジュ村で見つかった文献に拠っており、後者の説はこの魔力アイスワインをコミュニティ外部の人間が飲んだ記録が残っており(これにより、現在まで魔力アイスワインの伝説が詩歌藩国に残っていた)そこからこのコミュニティは魔力アイスワインを外部に販売していたと推測されていることに拠っている。のだがどちらの説もこれを明確に裏付けるものではない。",
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"title": "途絶えたワイン作り",
"description": "しかしこのコミュニティは歴史から姿を消し、今では魔力アイスワインが過去にはあったという伝承が残るだけであった。この人々がいつどのような理由により消えたのかは分っていない。しかしネジュネジュ村の寺院から見つかった文献を調査したことで、この村はあのコミュニティの人々を先祖に持つ人々であることが判明した。しかし魔力アイスワイン作りに関する諸々のこと、とくにその畑の場所さえも村の人々から忘れ去れるほどに断絶している理由など、謎な点はまだまだ多い。",
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"title": "文献の発見",
"description": "この伝承をもとに魔力アイスワインの再現を試みる者もいたが上手く行ったことは1つもなかった。嗜好品的な興味の他に、魔力は詩歌藩国の生命線であり、冷寒地でも凍らず、保存も効き、魔力を濃縮出来る魔力アイスワインの製造は実用的な意味でも期待が大きかった。そんななかで丘の麓から少しのところにあるネジュネジュ村の寺院から発見された書物により、その製造方法や製造に適した場所が判明する。それこそがネジュネジュ村の先にある緩やかな広大な丘陵地帯であり、丘の上には過去に魔力アイスワインを作り始めた人々が作った寺院と暮らしてた住居のあとを、幾重にも積み重なった蔦と降り積もった雪の下から発見した。",
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"title": "ブドウ畑の復元、整地、土壌の復活",
"description": "文献に残されていた記録からこの丘陵地帯をドメーヌ:ジィヴルクシェと名付けて、国の資金的/人的な援助により魔力アイスワインの再開プロジェクトを開始した。まず始めにしたことは畑を作るべく荒れ放題である丘の一部を整地することでありその土壌を整えることだった。これにはネジュネジュ村の人が大いに協力した。魔力アイスワインの製造を開始したら、村の人々を多く雇うことを約束していたのだった。またこれらと共に魔力アイスワイン製造施設を建造した。",
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"title": "苗木を植える",
"description": "整地を終えた丘にブドウの苗木を植える。文献には魔力アイスワイン製造に使うブドウのことも書かれてはいたがそこには具体的な品種名などはなかった。そこで現在採取可能で文献に書かれていたブドウの特徴の近いもの集め畑に植え育ててどれが適切な品種なのかを見極めることとなった。そしてもっと適した品種は意外なことにドゥーセルクルという品種であることは判明する。これは詩歌藩国によく見られる品種だが、ワイン製造には向かないと言われているものである。これを植えることに半信半疑の者もいたが、苗木を植えてから4年目になるとその枝に実る実が魔力アイスワインを作れる状態になり、これには村人も大喜びした。そしてこの品種一本で魔力アイスワインを製造することに決まった。",
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"title": "そして製造へ……",
"description": "文献に書かれている製造方法をもとに魔力アイスワインの製造を開始した。製造開始1年目の時点で品質的に問題の無いものが出来これは大騒動になった。その後は現代的なワインの製造技術も取入れ品質を上げていき、増産体制を整えて行き今に至る。",
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"title": "ドゥーセルクルの概説",
"description": "ドゥーセルクルは魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の原材料のブドウの品種である。皮の色は綺麗なものでは純白になる。ジィヴルクシェは100%ドゥーセルクルで作られている。詩歌藩国ではありふれた品種だが、その特徴からワイン作りや食用には不向きとされていた。その特徴こそが魔力アイスワインを製造する場合は利点となる。",
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"title": "甘い、丸いという名前",
"description": "ドゥーセルクルのドゥーは甘い、セルクルは円という意味である。その名の通り糖度が非常に高く甘い品種なのだが、その時期もわずかな期間だけである。円という意味が名前に付いているのは成長しきると通常のブドウよりも巨大(5cmほど)になるその実が印象的だからである。",
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"title": "成長速度の速い品種",
"description": "ドゥーセルクルは非常に成長の早い品種で、一,二ヶ月ほどの詩歌藩国の夏期の日光で一般的なブドウの実と同じ大きさになる、それどころか冬期の僅かの晴れの日にも成長を続ける。",
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"title": "丈夫な樹木",
"description": "成長の早い実を支えるためなのか、この品種の樹木は非常に丈夫で暑さ寒さにとても強く丈夫で太い。それゆえなのか岩山などでも自生しているものを見かけることがある。",
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"title": "水分を溜め込む実",
"description": "ドゥーセルクルの実は水分を溜め込み易い。このブドウが一番おいしいとされている時期である夏期にもこの実は他のブドウと比べて瑞々しさを持つのだが、成長するごとに更に水分を貯めこむ。",
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"title": "甘い時期は僅かだけ",
"description": "夏期を迎え成長する実はとても甘くあり、この品種の名前の由来ともなっている。のだが夏期を越すと実が巨大化し最終的には一つの実が5cmほどにもなる。成長に従い徐々に甘みは無くなり渋みが増していく。成長しきる頃には渋過ぎてとても食べ難くなり皮も硬くなり食用には適さなくなる。皮の中の実はまるで色付きの渋い水のようになっている。これは成長に際して自らの糖分を使用しているためと考えられている。",
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"title": "甘い美味しい皮薄い",
"description": "夏期を終えるころのドゥーセルクルの実はとても甘く絶品なのだが、反面皮がとても薄く扱いには苦労する。故にこれを摘んで商売にしようとする場合は、収穫作業も慎重を要する手作業が必要であり、輸送にもコストが掛かるため商売としては成り立たない。故に夏期の実を食べることが出来るのはこれを栽培する者のみであり、わざわざ自分が食べるためだけにこれを育てる者は、ごく一部の好事家を除いていない。",
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"title": "成長、巨大化と落下",
"description": "成長するごとに巨大化し最終的には一粒5cmにもなるドゥーセルクルの実は、その途中で一部の房がそのごと地面に落下していく。自らの重みに耐えれらなくなったのだ。研究者はこの現象を、実を大きく成長させるために必要な栄養を一本の木ですべてに房の分を補うのは不可能なので間引きを起こしているとみたり、自然の状態では山に生育していることの多いドゥーセルクルはこうすることで実を山の麓まで転がし生育地を広めているのだろうとみている。",
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"title": "雪の降り積もる地域での栽培",
"description": "ドゥーセルクルの特徴は、日光が毎日の様にあたる夏期が一、二ヶ月しかなくあとは雪は降り積もる天候の地域で栽培することで発露しなくなる。というのも夏期の終わりで糖分を大量に含んだ実は、続く陽射しの差さない雪の降り積もる冬期で成長をやめて巨大化をしなくなる。そうすることで通常ならば自らの成長に使用する糖分を実に大量に含んだままで、水分を内蔵し続ける。ドメーヌ:ジィヴルクシェの地下から土壌に染込む水分には魔力が含めれておりそれを実が溜め込むのだ。また巨大化を防ぐことで地面に房ごと落下することもなくなるので実の数も多く収穫出来る。",
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"title": "実の氷結",
"description": "実が含む大量の糖分が水分を大量に含む実の凍結を阻止する。非常に糖分の高い実は雪が降り積もるドメーヌ:ジィヴルクシェの冬にも負けないのだ。だが完璧に凍らないというわけではなく、冬が深まるごとに実の一部は凍結していく。その際に糖分と共に魔力と果汁が凍結していない部分に移動し濃縮されていく。そして多くの魔力と糖分と果汁を含んだ実が誕生し、これを収穫して魔力アイスワインのジィヴルクシェを作るのである。これは自然と先駆者の知恵が産んだ奇蹟のバランスとしか言いようが無い。",
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"title": "テロワールの概説",
"description": "テロワールとは環境のことであり農作物の品質や大きな影響を与える。『ドゥーセルクル』を栽培するワイン畑、『ジィヴルクシェ』を製造するドメーヌ:ジィヴルクシェはこれらを作るに適した環境=テロワールを持っている。",
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"title": "魔力アイスワインの製造に適した水源 ",
"description": "マジックウォーターを生産するラズール湖と水源を同じくしており、地下の魔力溜まりを通ったこの水はドゥーセルクルを栽培する畑の土に染込んでいるため、このブドウが魔力を溜め込むことが出来る。",
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"title": "開けた緩やかな丘",
"description": "開けた緩やかな丘にブドウ畑がならんでいる。栽培しているブドウがドゥーセルクルなので陽射しはあまり必要とせず、丘の標高はあまり高くなく、風通しを良くしている。",
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"title": "雪による大地への保温効果",
"description": "水が染込む土は氷結し易いのだが、1年の大半が地上を雪で覆われている畑はそのことによりむしろ土の氷結や土壌の隆起を免れている。積った雪の保温効果により土が凍らないからである。故にブドウ樹の根も凍らず傷つかず、健康状態が保たれている。",
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"title": "日照、短い夏",
"description": "詩歌藩国の夏は短く、ドメーヌ:ジィヴルクシェのブドウ畑の雪が解け大地が露出し、陽射しが当るのも1〜2ヶ月のあいだだけであり、それは一般的なブドウ栽培にとってはあまりにも不適切な日照時間だが、成長が極めて早く巨大化しやすいドゥーセルクルを魔力アイスワインにする場合の栽培にはとても適している",
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"title": "雪、長い冬",
"description": "冬が長い詩歌藩国の中でも、ドメーヌ:ジィヴルクシェの冬期は長く、冬期には晴れの日が一日も無い年も多い。長い長い冬はブドウを凍らし、ドゥーセルクルという品種を魔力ワイスワインに適したブドウに成長させる。また地上に積り溶けない雪は土の温度を一定に保ち、根の健康を保つ。そしてこの寒さが菌や虫の繁殖を防ぎ病気や虫害を防ぐとともに、動物がブドウを食い荒らすことも防いでいる。",
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"title": "北の山岳地帯から吹き付ける風",
"description": "北の山岳地帯から吹き付ける風の影響で、冬期はこの地域を冷やしブドウを凍らし土壌に積る雪を維持する。夏期はこの風が丘を涼やかにするのでブドウを成長させるに適した気候を形成する。またこの風は緩やかな丘を超え開けたラズール湖方面に抜けるので湿気なども吹きとばしてくれる。",
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"title": "夜の晴れ、月光浴",
"description": "日中は雪が降るドメーヌ:ジィヴルクシェだが夜間は晴れていることが多く月光がブドウに降り注ぐ。月光の影響によりブドウの実は魔力をより貯めこんでくれる。",
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"title": "製造方法や輸送方法について",
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"title": "魔力アイスワイン作りの概説",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は基本的には一般的なアイスワインと同じ方法で作る。魔力アイスワインを作ることの困難は、原材料のブドウの品種を選ぶことと、それを栽培する場所を選ぶことにあったのだ。そしてそれはつまり、それを実際に栽培し収穫するのにも手間がかかることを意味している。",
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"title": "土壌の調整、肥料を与える",
"description": "ブドウを収穫し雪が溶けたあとにする、その年度の最初の魔力アイスワイン作りの工程は土壌の調査である。その結果を見て必要な肥料を畑に与えたり水はけの具合を調整する。通常のブドウの栽培ではその育成中にも肥料を与えることができるが、冬期が長く雪が降り積もる畑にはこれを出来ないため、雪解けから雪が降り積もる間までにおこなう肥料の投与は非常に重要な作業であり、知識と経験を有する。",
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"title": "ブドウの接ぎ木",
"description": "ドゥーセルクルの木は寿命が長く何年もの間繰り返し実を着けるが、なかには弱く実を成さない木もある。その場合はその枝や蔦を刈り取り、台木に同種の接ぎ木をすることで改良する。",
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"title": "夏期の畑の温度調整",
"description": "夏期の陽射しで成長する品種だが、その期間が伸びたり、陽射しがあまりに強い日が続くと魔力アイスワインに適さない成長の仕方をする場合がある。それを防ぐために、その折々の状況を観て畑全体に網をはる。これは細かな目で風通しが良く日除けための黒い色をしている。またはこれを取り除く。場合によっては1日の間でこれを繰り返すこともあるので大変な作業である。",
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"title": "夏期の虫害、獣害対策",
"description": "冬期が長いドメーヌ:ジィヴルクシェは虫害や獣害の対策はほとんど必要としないが、夏期は異なる。夏期でも吹き抜ける風の影響で涼やかな丘だがブドウに害をなす害虫もおり、その対策としてその虫が苦手とする臭いを放つ植物を畑の周りに植えている。また害虫や害獣が多く沸く年には、ブドウ畑を囲うように網を張り、その侵入を防ぐ。また警備員も対動物対策の装備を付けて畑を見張る。",
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"title": "雪が降り積もる前の手入れ",
"description": "積雪にも負けないドゥーセルクルだが、房が多くなる枝や蔦が絡み合いすぎる箇所はその上に降り積もった雪の重さで折れてしまう場合がある。そういった事態を見越して房を間引いたり蔦を切り取るなどする。この際にとった実はブドウジュースを作るのに使用する。こうして出来たのがその年の最初の製造物である『ヌーボー』である。その年のブドウの出来を計るものになり、また蛇神の寺院へも奉納される。",
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"title": "場合によっては樹木に積る雪を払う",
"description": "冬期に降り積もる雪による影響、つまり実の一部の氷結を利用した糖分と水分と魔力の濃縮や、地面に積る雪の保温効果を利用する栽培方法をとっているが、それでも雪が積もり過ぎると氷結の度合が進み過ぎたり、積雪の重さで樹木を折るなどの害をもたらす。そのため、降雪の具合によってはブドウの樹木や畑に積もる雪を払ったり掻く作業を行う。こちらも大変な作業である。",
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"title": "手作業での収穫",
"description": "ブドウの実は毎日、畑の色々な箇所から数粒をもぎ取り皮をむきなかの状態を確認する。実が魔力アイスワイン作りに最適な状態になったと判断した時点でその日のうちに畑のブドウを収穫する。畑の場所によって出来の偏りがある場合は収穫の日程をずらしつつ順次収穫していく。収穫したブドウは製造施設に移される。収穫は手作業で行うのでこれも大変な作業である。",
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"title": "除梗",
"description": "収穫したブドウは房の状態なため梗と呼ばれる細かな枝が付いている。これがある状態で実を粉砕すると果汁に余計な成分が入ってしまうため、この梗を取り除く。",
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"title": "実を粉砕し絞る",
"description": "実の状態になったブドウを専用の器具で粉砕し、粉砕した実を絞ることで果汁を取り出す。そしてこの果汁のみを使うことで甘く魔力の濃いアイスワインを製造することが出来る。",
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"title": "発酵槽に移し発酵させる",
"description": "搾った果汁のみを槽のなかに入れる。この果汁に酵母を入れることでアルコール発酵させる。このときの温度調整はとても大切でときには暖房をつかい室温を最適に維持する。",
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"title": "樽で熟成させる",
"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。",
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"title": "ボトル入れ",
"description": "アルコール発酵が完了した果汁を樽に移して寝かせる。こうすることで果汁のなかの魔力がより濃縮される。また途中で澱引きをして不純物を取り除き、その果汁を別の樽に移し替えて再び熟成を行う。一般的なワイン製造と比較して長期間果汁と樽を一緒に熟成させることで魔力をより濃縮させる。こうして果汁は魔力アイスワインになる。",
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"description": "完成した魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』は集積所に運ばれる。輸送方法は隊列を組んだ馬車である。瓶が割れないように緩衝材なども利用して詰め込み、輸送中も瓶が割れないように注意して運ぶ。",
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"title": "馬車隊の警備体制",
"description": "この隊列には警備がつき強奪などを警戒する。国の治安状態や戦争や紛争などの危機状況の場合には詩歌藩国軍がこの警備に協力する。",
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"description": "使い終わった魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』の瓶は集積所などから回収し、集積所への輸送を終えた馬車がドメーヌ:ジィヴルクシェの魔力アイスワイン製造工場に持ち帰る。",
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"title": "ボトルの再利用方法",
"description": "製造工場に持ち帰った使用済みのボトルは、瓶の状態を検査してひびや大きな汚れなどがない問題のない状態かどうかを確認する。問題のない瓶は清潔に洗浄して再びワインを入れる容器として使用する。こうして瓶を再使用することで資源を無駄にしない。",
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"title": "ワインの種類の概説",
"description": "魔力ワイン『ジィヴルクシェ』はいくつかの種類……というかこれを作る際に出たものを利用した飲料も作っている。それは主にジュースとグラッパである。",
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"description": "ノンアルコールの魔力入りブドウジュース。絞ったばかりの果汁を瓶詰めしたもの。故にとても甘くそれが名前の由来となっている(スィロ=シロップ)。反面、濃縮も熟成もされていないので貯えている魔力はワインに比べると低い。またアルコールが入っていないのでワインと比べると凍り易いのだが(とはいえ大量の糖分が入っている果汁のため、水と比べると凍りにくいが)、酒ではないないゆえにこれを使って魔力を補給する場合もある。",
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"description": "ノンアルコールの魔力入りブドウジュースなのだが、こちらは『スィロ』とは違い冬期に入る前にブドウの樹の手入れする際に間引いた実の果汁を使ったジュースである。スィロと比べて更に魔力を溜め込んではいない。のだがこちらはその年のブドウの出来を観るという意味合いも兼ねておりその為にも作られている。その年の始めての製造物でもあるので、報告の意味も兼ねて蛇神の寺院へも奉納される。",
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"title": "魔力グラッパ『デジェル』",
"description": "魔力アイスワイン『ジィヴルクシェ』を作る際に使用しないドゥーセルクルの皮と種と、そこに残った果汁を発酵&蒸留して作るグラッパ。ワイン製造施設の横にある別棟の小型の蒸留所で作られている。アルコール度数は高く魔力ワイスワインと比べると凍りにくいのだが、原材料が皮と種とそこに残った果汁であるため、内包する魔力は多くはない。しかし発酵&蒸留という液体を濃縮する工程を得ているので魔力ブドウジュース『スィロ』に比べると溜め込んでいる魔力は高い。また魔力アイスワインでさえも凍り付くような場所でも液体として扱えることに利点がある。",
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[No.79] 2017/10/02(Mon) 21:03:12
完成 (No.44への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹

データをまとめて文殊に登録しました
http://maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/112819


[No.80] 2017/10/02(Mon) 23:32:31
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