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「おねがい淳平くん...このままにしておいて...そしてそのままこっちまで来て...」 俺はつかさの言われてとおり部屋の明かりを点けず、つかさの寝室へと向かった 「つかさ...開けるよ...」 「うん...」 ギィィ... ドアの金具が擦れ合う音が部屋中に響いた まだ薄らとしか見えないが、ベッドの上には確かにつかさがいた... 俺はゆっくりとベッドに近づいていった ギシ...ギシ...ギシ... 歩くたびに床が鳴る そして俺はつかさのかけている布団に手を伸ばした ファサ... そしてゆっくりとつかさの布団の中に潜り込んだ... 漂ってくる石鹸のにおい... つかさの部屋のにおい... そして何よりも大好きなつかさのにおい... 俺は隣にいるつかさの身体に手を回した 「あっ...」 つかさの身体が一瞬ピクンと動いた 想いが溢れ出してもうどうしようもない... 俺はつかさをさらに強く抱き寄せた どんどんと強くなっていくつかさのにおい... 頭の中が真っ白になった... [No.1051] 2005/04/15(Fri) 16:16:06 c-67-168-241-38.hsd1.or.comcast.net |