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深〜い深〜い森の中。 薄気味悪い夜の森を、愁檎と沙耶は足場を確認しながら進んでいた。 「愁檎〜早い〜〜〜〜〜〜」 「早かねーよ!!お前が遅いんだろ!」 「うるさいなぁ〜。もうチョットゆっくり歩いてくれてもいいでしょ!!!!」 「寒いから早く帰りたいんだろうが!」 「本当は怖いからなんじゃないの?」 (ブチッ) 愁檎の頭の中で何か切れる不吉な音がした…… 「お前なぁ………オレがお化けごときに怖がると思うか……」 「うん!!!!!!!!」 「『うん!!!!!!!!』っじゃネェ〜〜〜〜!!!!」 「じゃなんて言えばいいのよ!」 「『やっぱり!』とか他にイロイロあるだろうガ!!」 「アンタには怖がってるのが一番似合うの!」 「どういう意味だよ!!!!ゴルァ!!」 二人とも暗い森の中で止まっている ふと沙耶が木に目をやった………その時……… 「……………ギャぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 何かを見つけて猛ダッシュで逃げる沙耶 ふと、愁檎も木に目をやってみる 『セミの抜け殻ぁ??』そういやアイツセミ駄目だったな……ックックックックハハハハアハハハハハハアハハハハ。スッゲースピードで逃げてやんの。面白しれぇ〜〜〜」 その時 「くらぁ〜〜〜〜い↓↓↓↓何であたしがこんなところに居るんだろう……沙耶ちょ〜〜〜ん」 「この声は……恵梨唆じゃねぇーよな……」 「何でこんなとこはいッちゃんたんだろぉ〜〜暗ーーーーーい↓↓↓↓↓↓↓↓あっ愁檎…………」 「・・・・・・・・ウワぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 「ハァハァセミほんと駄目……あっ愁檎チョッ」 「ウワぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 「何なの……アイツ??」 1時間後・・・・・・家に戻った沙耶達は。 「まさか恵梨唆がこの森の中にいるとは……」 沙耶はしみじみ言っている。 「そんなしみじみ言うなよ!!!オレにとっては大問題だ!!!」 「っで、恵梨唆ちょんは何でここにいるの?」 「家族で山登りやってたら親とはぐれた!」 「そういうことを堂々と言うな!」 「(ゴツッ)いったぁ〜〜〜〜い。沙耶ちゃんヒドぉ〜〜い!」 怒りのこもった拳が恵梨唆の頭の上から降ってきた。 「まぁまぁ、しかも最悪なことに雨降ってきたから肝試し出来ないし……メチャクチャつまんねーよ!!!!」 「まっいいじゃんいいじゃん!月飛!いつでも出来るんだから!」 「まっそうだけどよぉ〜。今日やること他にあんま無いぞ。」 「アレ?月飛他にイロイロあるとか言ってなかったっけ?」 「今日はもう遅いから、これぐらいにしとこうZE!」 「何で語尾が英語なんだよ……」 「あんまり気にするなYO!」 すると、沙耶が思い出したように言い出した! 「月飛……部屋は男女別々だよね……」 「そりゃそうでしょう!何で男女一緒にする理由がある!」 「いやもし男女一緒の場合、月飛たちは別にいいけど私は『必然的』にコイツになるわけジャン!そんなのはイヤだったから一応聞いてみただけ」 「何でオレらは別にいいんだよ……」 「だって、都水は月飛と付き合ってるし。別にいいかなぁ〜と想って(笑)」 「イヤイヤ、何でやねん!言いわけないやろ!アホか……あっそうそう。愁檎あとで話しあるから外出てやぁ〜」 「あいよぉ〜〜〜」 「恵梨唆ちょんは泊まって行くの?」 「そりゃぁーね!止まる場所ないし。それに、なんだか面白そうだし(笑)」 なんだかんだあって深夜。 「外は涼しいなぁ〜」 「そうだな。っで話って何だよ?」 「あぁ〜せやせや。イベント変えようかなぁ〜想うて。」 「イベントを変える?」 「せや。ホンマは今日、今この時間にする予定やったんやけど。」 「何する気やッたん?」 「淳平さんと西野さんを部屋に孤立させるッちゅー。」 「あぁ〜〜〜な。でも………ムリやろ(汗)」 「そうやねん。西野さんは大丈夫かもしれんけど、淳平さんメチャクチャ寝相わるくてなぁ〜……運び出せへんのや……」 「しゃーないな。っで、イベント変えるって何に?」 「それを考えるのを手伝ってほしいんや!」 「んなムチャクチャな!!!眠たいときに何で頭フル活用しなきゃいけねぇーんだよ!!!」 「大丈夫や!お前はフル活用してもいつもと変わらん。」 「どういう意味だそりゃ……」 「そのままの意味や(笑)」 「とりあえず、何か考えればいいんだろ……」 「そうや。この別荘広いから何でもあるでぇ〜」 「何でも……お前の好きなあれも?」 「何や?ドラムか?ドラムはあれへんぞ。」 「違う違う!!お前が見ただけでテンション上がるやつ!っつーても都水じゃねぇーぞ?(笑)」 「分かってるわ!!!!なんでそんなこというねん!!」 「だって、お前都水しか見てないんじゃない?」 「五月蝿いわ!」 「おっもしかして図星?!!!!(笑)」 「チャウ言うてるやろ!!」 「ワリィーわりぃー。お前が見ただけでテンション上がるやつだよ(笑)」 「もしかしてコレか?」 そういって見取り図をさす月飛 「そう。それそれ」 「ええやんかぁ〜。テンション上がってきたでぇ〜〜!!!」 「それじゃ、明日はこれでいいじゃん!」 「ヤりたいほうだいやん(笑)」 「「これで決まりや!」」 明日、何をするのか?? [No.1208] 2005/11/07(Mon) 19:49:54 cdu08b50.cncm.ne.jp |