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No.1228へ返信

all after that・・・ 〜あれから・・・〜 - akane - 2006/01/04(Wed) 16:08:54 [No.1223]
after that・・・ 〜あれから・・・〜 - akane - 2006/01/04(Wed) 16:41:59 [No.1226]
after that・・・ 〜あれから・・・〜 - akane - 2006/01/06(Fri) 17:03:25 [No.1228]
ここに直接感想書いちゃってもいいのかな? - アル - 2006/01/06(Fri) 12:29:23 [No.1227]
楽屋裏 - akane - 2006/02/04(Sat) 01:28:17 [No.1238]
after that・・・ 〜あれから・・・〜 - akane - 2006/02/12(Sun) 22:24:23 [No.1245]
after that・・・ 〜あれから・・・〜 - akane - 2006/02/15(Wed) 01:48:03 [No.1255]
楽屋裏2 - akane - 2006/03/19(Sun) 00:53:55 [No.1282]
after that・・・ 〜あれから・・・〜 - akane - 2006/03/25(Sat) 10:56:38 [No.1284]
Re: after that・・・ 〜あれから・・・〜 - ほっ - 2007/08/07(Tue) 00:53:06 [No.1368]


after that・・・ 〜あれから・・・〜 (No.1226 への返信) - akane

第二話meet again・・・

…すごい!淳平くん,夢が叶ったんだ…!



…そうだ…言わなきゃ…淳平くんに「おめでとう」って…!!














―ピンポーン―
チャイムが鳴った。
淳平は『誰だよこんなときに』という表情で玄関へ向かった





「はい,どちらさ……とっ東城!?何でここに?」
久しぶりに見る顔だったので淳平は驚きを隠せずに居た。
「ううん,たいした事じゃないの。ただ…真中くんの映画観たから,その感想を言おうと思って…」
綾は顔を赤らめながら言った。それにつられて淳平も赤面していた。
その後,綾は感想を含め淳平と話していた。














「じゃあ,真中くん,あたしはこれで…」
綾が玄関から出ようとした,そのとき
「ちょ,ちょっと待って東城」
淳平は彼女を呼び止めた。
その言葉に驚き綾は振り返る。
「な,何?真中くん?」
綾がたずねると
「えっ…と,その…あ…上がってく?」
「・・・!?い,いいの?」
その質問に淳平はコクンと頷く。
「・・・・・・じゃ,じゃあおじゃまします」
―バタン―
綾はドアを閉め淳平の家に上がった。

「あっ,お茶入れてくるから東城はテキトーに座ってて。」
そう言って淳平は台所に向かった。


―ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ―
綾の鼓動が速くなる。
―どっ,どうしよう。上がっちゃたはいいけど・・・考えてみれば,真中くんと2人っきりなんだ・・・。―
―コトッ―
ビクッ!!
綾はお茶が置かれた音に驚き,背筋を伸ばした。
「!?どっ…どうしたの?」
その反応に驚いた淳平は綾に尋ねた。
「あ,ううん。なんでもないの。ごめんなさい,驚かしちゃって」
「ならいいけど」
そういえば,真中くんの映画最近新しいの以外観てないな。
「あの,真中くん。何か真中くんの映画観たいんだけど,だめ?」
「あぁ、いいけど。どれがいい?」
そう言って淳平は棚からDVDの入った箱をを取り出した。
その中には,綾の脚本で創ったものから淳平1人で作ったものまで全てが綺麗に保管されている。
「じゃあ,これなんてどうかな。あたしのデビュー作品でもある『夏に歌うもの』」
―えっ?―
内心驚いた。
だってあれは,俺が主人公。そして,ヒロインが西野なんだから・・・・・・。
でも,東城は俺のこと諦めたし・・・,じゃあこれは2度目の決別・・・?
「い,いいけど。」
そう言って淳平はDVDをケースから取り出し,プレイヤーに入れた。



















「あれ?そういえば淳平くんのウチ,どこだっけ。・・・・・・あっ,そうだ,この前教えてもらったときに書いたメモがたしかカバンの中に・・・」
そう言ってつかさはカバンの中を探し始めた。
「あっ!あった!これだ!!」
ふぅん,意外と近いんだ。歩いて5分くらいかな。
つかさは淳平の家へ歩き始めた。

















「西野さん・・・」
映画を観てる途中,東城がふと口を開いた。
「初めて演技するって言ってたのに,とても上手だったよね」
「うん,ノート見たらちゃんと予習してきてくれてたんだ。俺,すごい嬉しかったよ」
「あっ,あと肝試しもあったよね」
「あぁ,あったあった!外村が言い出したんだよな。あの時猫に後を付けられて,俺もつかさも幽霊だと勘違いしてさ」
「ふふっ,そうだったんだ。そうだ,真中くんはホタル見た?」
「うん。すごく綺麗だった。・・・なぁ東城,今度また脚本書いてくれよ。ホタルが出てくるシーンも入れて・・・!」
「それいいかも。」

淳平と綾は映画を見ながら話を続けていた。
その頃つかさは淳平の家へ向かっていた・・・・・・















『僕達が 再び出会うことはないだろう』
『だからこそ忘れない 君の声 君の瞳 君と見た全ての風景』
『そして 君と過ごしたあのまぶしい夏を―』



「いつ観ても感動するよね」
「あぁ」



そのとき
―ピンポーン―
「誰だろう」
「出てくるから東城はちょっと待ってて」
そう言って淳平は玄関へ向かった。
ガチャ
「はい,どちら様です・・・」
―えっ!?―
「こんにちは,淳平くん」



第二話完





アルさん,感想ありがとうございます。すごく嬉しいです。アルさんの言葉で元気が出ました。これからもがんばるので,楽しみにしてて下さい。


[No.1228] 2006/01/06(Fri) 17:03:25
p3110-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp

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