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キーンコーンカーンコーン 「はぁーい、彼氏とラブラブなつかさちゃ~んこれからデート?」 「もう、なにいってんのよトモコ!!」 ここは桜海学園、親友戌井トモコにからかわれているのは誰がみても美人に見えるほどの美少女西野つかさ 「隠さなくてもよいよい、ラブラブなのはいいことじゃないデート大賛成!!」 「そんなんじゃないんだってばぁ…」 つかさは淳平のことを持ち出されるのは少し恥ずかしいのか顔が真っ赤になっている 「ふ~ん、デートじゃないなら…じゃあ、あつ~いことでもするのかな?」 「!!!!」 トモコの一言でさらに顔が赤くなるつかさ、それをトモコが見逃すはずがない 「お、もしかしてホントだったりして」 「もーっばか!ホントに怒るよ、そんなんじゃないんだからね」 さすがに恥ずかしさに耐えられなくなったつかさは反論しようとしたが、 「ふっふっふ、隠してもトモコさんにはわかるのだよ…それに最近のあんた元々かわいかったけどさらに色気がでてんのよねぇ… それに…」 ふにゅ 「ひやぁ!?なにしてんのよトモコ!!」 突然トモコはつかさの胸を触った 「う~んなかなかの反応…おぬしやはり彼氏にさわられてなかなか開発されたな」 「だって…」 「だって?」 「淳平くん…すっごく気持ちいいんだもん…」 「な……」 今度はトモコが顔を赤くした 「淳平くん…しらないうちにすっごく気持ちよくしてくれて…あたしのそこなめられるだけで…すぐにいっちゃうんだもん…」 「!!!」 さらに赤くするトモコ 「それに初めてのときだって…あたしのこと…すっごく気を使ってくれてホントに気持ちよくて…初めてなのにそんなにいたくなかったんだ…」 「ちょっとあんた…今、すっごいこといってるよ」 「は!やだ…はずかしい…」 「恥ずかしいのこっちだよ…」 「う…ごめん、トモコ…」 よくつかさをからかうトモコだが、たまにつかさの天然な発言で逆に一泡ふかされることがある。 だが、たいていその後はつかさも顔を真っ赤にするので意味がないのだが 「あっもうこんな時間だ…あたし淳平くんと約束あるからそろそろ行くね」 「そっかぁ…じゃあまた明日ね、バイバイ」 「ばいばい」 そして、しばらくして 「ふーっちょっと早く来すぎたかな…」 待ち合わせの公園、あたりの木々はすっかり紅葉してあつかった残暑もすっかり涼しくなりあたりはきれいな色の落ち葉が落ちてきれいである。 そこで待つのは映画監督を夢見るごく普通の少年、真中淳平である 淳平はごく普通の少年だが性格のよいせいか周りにはハイレベルな女の子ばかりが集まってくる 少し前まではどの娘が本当に好きが自分でもわからなくなるくらい悩んでいたが、最近つかさの優しさにふれ自分の本当に気持ちに気づき今は、つかさとつきあっている 「う~ん、まっだかなぁ…はやくつかさにあいたいな」 ぎゅっ… 「偉い、10分前行動!!」 「うふぁ!!びっくりした」 つかさが急に後から抱きついてきた 「そんなに驚かなくてもいいじゃん」 「ごめん、西野…」 「やだよ…名前でよばなきゃ…」 つかさは名前で呼んでくれなかったため少し寂しい顔をした 「ごめん…つかさ…」 「もう一回読んで…」 「つかさ…大好きだよ…」 淳平はつかさを抱き寄せた 「淳平くん…あたしも大好き…」 今は土曜日の午後、本当は朝からあいたかったが、二人は学校がひるまであったため、今あっている まだ、昼なので人の目が結構あるのだが二人はもう二人だけの世界に入っている 「…つかさ…」「…淳平くん…」 ……ちゅっ…… 二人は公園のど真ん中であついキスを交わしていた …れろ…………ぴちゃ……ちゅっ…………………ちゅっ…ちゅっ…… 「ん……はぁ……………ふぅ……」 「……ん……んっ…」 お互いディープキスの虜になり夢中で舌を絡ませあっている 「…はぁ…はぁ…はぁ…」 1分くらい求め合ってやっと唇を離した 「つかさ…大丈夫?」 「へへ、だって久しぶりキスしたんだもん…息をするのもわすれっちゃった…」 つかさは顔を赤くしながら答えた 「つかさ、久しぶりって一日してなかっただけだろ?」 「だって、あたしにとっては久しぶりなんだもん!」 つかさはそういって思いっきり淳平を抱きしめた ここのところ二人は毎日欠かさず会っていた、そのたびに何度も抱擁とキスをつかさはおねだりしているので一日あえなかっただけでも淳平に会いたい気持ちが強くなっていた 「つかさぁ…」 淳平も同じく一日あえなかっただけで寂しさを感じ…とても胸が苦しくなっていた お互いもう切っても切り離すことができないほど愛し合っていた 「じゃあ…そろそろいこっか…」 「うん!」 つかさは淳平に腕にべったりくっついてきた 「おいおい、それじゃあ歩きにくいだろ?」 「だって、こうしたいんだもん…それともやっぱりだめ?」 (うっ…つかさの上目使いかわいい…こんなのみたらことわれないや…) 「ううん…全然いいよ」 「ありがと…淳・平・くん!!」 ぎゅう…… つかさはさらにしがみついた 最近、淳平はまたつかさとつきあい初めて前つきあっていたときとは比べものにならないほどのつかさの甘えに驚いていた だが、同時に自分にしか見せないつかさの笑顔にかなりの幸福感に包まれていた それに、つかさの支えになれることが何よりもうれしかった こうしてつかさの笑顔をみるたびに (ずっと俺がつかさを守ってあげたい…) と、おもい愛しさがあふれてくるのである だから、これからはどんなことがあってもつかさにつらい思いはさせたくないと心にいつも誓うようになった (もし、つかさにつらい思いをさせてしまったら…それの倍…いや…それ以上、つかさのことを愛さないといけない…) と、それだけつかさを想うようになっていた もう二度とつかさのことを離さないと決めていた淳平であった 「ん…どうしたの、淳平くん?」 思いっきり腕にしがみついているつかさが聞いてきた 「何でもないよ…ただ、つかさのことをみてただけだから…」 「そっか…それじゃあ、予約とってるし早くいこっか」 「うん…そうだな」 二人は手を強く握り歩いていった… [No.1463] 2008/07/16(Wed) 21:35:13 p5180-ipad303kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp |