![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
「ここ、今日は誰も止まる予定たぶんなかったと思うから好きに使っていいよ」 「ありがとうございます」 「こっちこそありがとね、いろいろ手伝わせて」 ここは都内のホテルのワンルーム そこで話していたのはセミロングの美しい黒髪の持ち主の美少女【東城 綾】であった 彼女は知り合いが経営するこのホテルのお手伝いで来ているのだが誰にも邪魔されずに小説がかける場所がほしいという頼みからこの部屋を少しの間借りたいとたのんだのだ 彼女は時間のあるときはこのホテルの手伝いをしているのでオーナーは快くこのワンルームをかした 「はぁ」 綾はベッドに横たわり少しため息をついた 彼女は別に疲れたのでため息をついたのではなく、彼女は彼女が通っている高校の文化祭が終わってからあることが頭から離れない (真中くん…今、なにしているのかな。また、真中くんのこと考えている 真中くんは今は西野さんとつきあってて…) 綾は一人きりになるとすぐに淳平のことを考えてる (けど…あたしたちどこかでつながっているよね 真中くん…) そうして、淳平のことを考え続けているうちに (はっひらめいた!!主人公の人物像) 綾は急に起き上がった (やっぱり真中くんが言動力なんだなぁ…) 綾はつくづくそうおもっていた (ちょっと、おトイレいこうかな…) 綾はそう思ってお手洗いにいっていった 用を済ませ手を洗い終わって小説の続きを書こうと戻ろうとしたとき、だれたが部屋にはいってきた (誰か入ってきた) 綾は古いせいか扉の隙間がかなり広くなっており部屋全体を見渡すことができた隙間から入り口の方をみた すると、白いワンピースを着た少女とTシャツにチェック柄の服を羽織っている二人の男女がはいってきた 彼女は驚いて目を丸くした (西野さんと真中くんがなんでここに!?) 綾は予約が入っていた部屋を貸し出された驚きよりもよく知っている人、なによりも好きな人がこんな場所に来たことに驚いた (今、出られないよね…二人がどっかいったときにここから出よう) 綾はそう思い身を潜めることにした そして、この部屋に一人の少女が身を潜めているとは知らない二人は… 「これで失礼します」 二人の案内をしたボーイは礼儀正しく一礼して扉をしめた 「へへ、静かだね」 つかさは寄り添いながらいった 「まぁ二人だけだからな、それより半日部屋借りれてよかったな」 「そうだね、これで二人でゆっくりできるね」 つかさは急に抱きついて淳平の胸に顔を埋めた 「今日はいつになく甘えんぼうだな」 淳平はそういいながら頭をなでている 「だって大好きなんだもん、しょうがないよ…」 つかさはなおも淳平に強くしがみついている 「そうだな…じゃあそろそろ中はいろっか」 つかさは満面の笑みで 「うん!」 と答えた そして、二人はお互いベッドに横たわり二人は抱きしめあった… [No.1466] 2008/07/22(Tue) 12:53:05 p5180-ipad303kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp |